JP2019515702A - ランヤード取付けループを備えたハンドツール - Google Patents

ランヤード取付けループを備えたハンドツール Download PDF

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Abstract

ランヤード取付ポイントを備えるハンドツールは、ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に沿って延伸する作用端とを有し、直線端を有する。前記ハンドツールボディ内のピン受入凹部は、前記直線端と平行でありかつ前記直線端と離間している。溝は、前記直線端を横断する作用端内に延伸し、前記ピン受入凹部と交わる。ランヤードループは、ランヤード取付ループ端と、ランヤード取付ループ端の反対側にツール取付端とを有し、細長く固いループボディを有する。前記ツール取付端は、前記ループボディを横断する貫通穴を有し、前記ツール取付端は前記第1溝に配置され、前記ツール取付端の前記貫通穴は、前記ピン受入凹部と並ぶ。前記ピン受入凹部内のアンカーピンは、前記ランヤードループの前記ツール取付端の前記開口部を通じて延伸することによって、前記ランヤードループを保持する。

Description

1.発明の分野
本発明は、該して、ハンドツール、およびより詳しくはツールに内設されたロープ取り付けループを有するハンドツールに関する。
2.従来技術の説明
大工、デザイナー、設備保守員および他の労働者は、通常、現場でハンドツールを使用する。現場の安全規則は、ハンドツールを労働者につなぐこと、または重要なエリアに不注意な落下を防ぐ構成を労働者にしばしば要求する。例えば、高い作業位置から落とされた大工の差金は、労働者に大怪我をもたらすか、あるいは下の装置に損傷をもたらす場合がある。この理由で、設備は、ハンドツールがすべて労働者につながれることを要求するかもしれない。
可動レンチおよびいくつかのペンチは、ハンドルの端に規定された穴を有する。ユーザは、開口部を通じて留めるか、あるいはそうでなければ穴を通じてロープを固定することにより、容易にロープを結びつけることができる。
機械工のレンチ、ハンマー、整列バーおよび他の細長いツールは、また、つなぐことは困難であった。しかしながら、これらのツールの固定への1のアプローチはテープあるいは収縮管材料を使用して、ツールに連結具ループを付けることを含んでいる。例えば、固定する1の方法は、ツールの直線部に連結具ストラップを付けるために熱収縮管材料を使用する。ここで、連結ストラップはDリング連結具を含んでいる。「ウェブテイル(web tail)」として任意に知られている1つの連結具ストラップはある長さのウェッビングであり、連結具を通じて第1端部が輪っかにされ、次に、ある長さのウェッビングに連結具ループを付けるためにそれ自体に固定される。ウェッビングの第1端部は、ウェッビングの端部がそれ自体で二重にされる第1留め部を提供する。ウェッビングの第2端部は、折り曲げられる、もしくは、それ自体で2回折り曲げられ、そして、互いに縫い合わせられ、もしくはそうでなければ、それ自体でウェッビングが二重にされるか三重にされる第2留め部を規定するためにこの位置で固定される。ウェブテイルは、収縮管材料とツールハンドルとの間でウェブテイルを伴うツールハンドルの周りに配置された熱収縮管材料または冷却収縮管材料を使用することによってツールハンドルに取り付けられる。収縮管材料は、第1留め部と第2留め部との間に配置される。収縮管材料を配置した後に、ツールハンドルとウェブテイルとを固定させるために、収縮管材料はサイズが小さくされ、それによって、ウェブテイルをツールハンドルへ固定する。
いくつかのハンドツールは開口部、あるいはランヤードまたはロープを取り付けるために便利な他の形状で構築されるが、他の道具は、ツールにロープをつなぐ手法を見出だすことをユーザに喚起し続ける。例えば、水準器と大工の差金は、ツールの機能のために使用されている外側縁を有するので、ツールの有用性を大幅に縮小せずに、ランヤードに付ける能力を制限するか、除去する。
図1は、従来技術の水準器10の1つの実施形態の斜視図を示す。水準器10は、それが垂直か水平かを決定するための半製品に接触する、平行に延伸される作用面12、14を有する。作用面12、14の間の水準器10のボディ16は、気泡18を収容し、お互いに直線で並列である作用面12、14を維持する構造部品である。水準器のボディ16は、開口部20、22を規定する。しかし、これらの開口部は、開口部を通じて1つがスプリングクリップを切り取るのを防ぐ物質に囲まれる。開口部20、22は、また、隣接した作用面12、14である。したがって、これらの開口部のうちの1つを通じてロープを付けることは作用面12、14の使用を阻害し得る。また、開口部20または22を通じてコードを結ぶと、水準器の使用を阻害するコードまたはロープの長さが巨大になり、不便になる。
図2は、従来技術の大工の差金または、“スピードスクウェア”30の1つの実施形態の立面図を示す。ここでは、差金30は、上述のように、テープまたは収縮管材料を備えたウェブテイルを取り付けることに向いていない三角形状の幾何学的形状を有する。それが、測定(エッジ33)、別の表面に沿って位置合わせ(エッジ32)、又は角度を定義しマークする場合(エッジ31)には、差金30の3つのエッジ31、32、33にはすべて用途がある。大工の差金30における開口部35、36、37は、通常、加工中の製品にマークしたり、留め具のサイズの測定のためのものである。開口部35、36は、また、かなりの部分を金属に囲まれる。それは、差金30にロープクリップを付けることを困難か不可能にするものである。開口部37を通じて接続されるランヤードまたはロープは、意図されるような作用端33の使用を阻害し得る。このように、大工の差金30および差金の他の実施形態は、ツールの使用に阻害せずに固定するのが特に困難である。
したがって、ツールに組み込まれ、かつツールの機能の阻害を減少させるか除去するロープ取り付けループを有するハンドツールの必要性が存在する。本発明は、統合されたロープ取り付けループを備えたハンドツール、およびそのようなハンドツールを製造する方法を提供することにより、これらおよび他の目的を達成する。ハンドツールは、水準器、大工の差金、“スピードスクウェア”、水準器およびスクライブを組合せた差金、もしくは、少なくともその一部分が直線端と1以上の溝と備えた作用端を有し、1以上の溝は、1以上の溝への横断方向における作用端に延伸する他のハンドツールであり得る。ランヤードは、ハンドツールの少なくとも1つの溝に取り付けられる。
本発明の1つの態様は、ランヤード取付ポイントを有するハンドツールに向けられている。1の実施形態では、ハンドツールは、ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に接続され前記一部分に沿って延伸する作用端とを有し、前記作用端の少なくとも一部分は直線端を有する。ピン受入凹部は前記ハンドツールボディ内に規定され、前記ピン受入凹部は、前記直線端と平行にかつ前記直線端と離間して延伸している。前記ハンドツールは、直線端を横断する作用端内に延伸する第1溝を有し、前記第1溝はピン受入凹部と交わる。
ランヤードループは、ランヤード取付ループ端と、ランヤード取付ループ端の反対側にツール取付端とを有し、細長くかつ固いループボディを有する。前記ツール取付端は、前記細長くかつ固いループボディを横断する貫通穴を有し、前記ツール取付端は前記第1溝に配置され、前記ツール取付端の前記貫通穴は、前記ピン受入凹部と並ぶ。アンカーピンは、前記ピン受入凹部に配置され、前記ランヤードループの前記ツール取付端の前記貫通穴を通じて延伸する。このように、前記ランヤードループは、前記アンカーピンによって回転可能に保持されている。
別の実施形態では、前記溝は、前記ランヤードループが前記直線端から離れて回転することを許容するように構成される。
別の実施形態では、前記ハンドツール内で規定される第2溝を有する。前記第2溝は、前記直線端と横断する前記作用端内に延伸し、前記第1溝から離間されており、かつ前記第1溝と平行であり、前記ピン受入凹部と交わる。
別の実施形態では、前記細長くかつ固いループボディは、それぞれが予め定められた距離、離間されかつ平行な1組のループボディ脚部を有し、前記予め定められた距離は、前記第1溝および前記第2溝内に前記平行な1組のループボディ脚部を配置させることを許容する。前記ランヤード取付ループ端は、前記平行な1組のループボディ脚部それぞれの第1脚端に直接的に接続される。ツール取付端は、前記平行な1組のループボディ脚部それぞれの第1脚端の反対側に設けられている。前記平行な1組のループボディ脚部それぞれのツール取付端は、それぞれが並ぶ貫通穴を有し、前記第1溝内および前記第2溝内のそれぞれに配置される。前記平行な1組のループボディ脚部のツール取付端の貫通穴のそれぞれは、前記ピン受入凹部と交わる。
別の実施形態では、前記ランヤード取付ループ端は、前記細長いループボディに対して角度が設けられる。
別の実施形態では、前記ランヤード取付ループ端は、前記細長いループボディに対して回転可能に接続される。
統合ランヤード取付ポイントを有するハンドツールの別の実施形態では、ハンドツールは、ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に接続され前記一部分に沿って延伸する作用端とを有する。前記作用端の少なくとも一部分は直線端を有する。溝は、前記直線端を通じて前記ハンドツール内に延伸し、球形状のオブジェクトを受入れるための形状のソケットを規定する。ランヤードループは、ランヤード取付ループ端と、球形状を有するツール取付端との間で細長く固いループボディを有する。前記ツール取付端は、前記ランヤードループが、前記ツール取付端の周りで回転可能であり、前記溝に沿った前記ツール取付端の周りで旋回可能となるように前記ソケットにしっかりと受入れられる。
本発明の別の態様は、ハンドツールでのランヤード取付ポイントを提供する方法に向けられたものである。ある実施形態では、前記方法は、ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に沿った作用端とを有するハンドツールを提供するステップを備えており、前記作用端の少なくとも一部は直線端であり、前記ハンドツールボディ内にピン受入凹部が規定されている。前記ピン受入凹部は、前記直線端と平行であり、かつ前記直線端とは離間して延伸している。前記直線端は、前記ハンドツールボディ内に対して延伸しておりかつ前記直線端と横断する第1溝を有し、前記第1溝は前記ピン受入凹部と交わる。前記方法は、また、ランヤード取付ループ端と、ランヤード取付ループ端の反対側にツール取付端とを有し、細長く固いループボディを有するランヤードループを提供するステップを含み、前記ツール取付端は、前記細長く固いループボディを横断する貫通穴を有する。前記方法は、また、アンカーピンを提供するステップと、前記直線端の前記第1溝内に対して、前記ランヤードループの前記ツール取付端を挿入するステップと、前記ピン受入凹部と、前記ツール取付端の前記貫通穴とを揃えるステップと、前記ハンドツールの前記直線端に対して前記ランヤードループを回転可能に保持するように前記ピン受入凹部内であり、前記ランヤードループの前記ツール取付端の前記貫通穴を通じて前記アンカーピンを挿入するステップとを備える。
別の実施形態では、前記ハンドツールを提供するステップは、前記直線端の使用を阻害しないように、前記直線端から離れて、前記ランヤードループが回転することを許容する溝を提供することを含む。
本発明の別の態様は、直線端を有する作用端と、阻害しないランヤード取付ポイントとを有するハンドツールを作成する方法に向けられたものである。1の実施形態では、前記方法は、前記直線端の一部分に第1溝を形成するステップを含み、前記第1溝は前記直線端と横断し、細長く固いループボディを有するランヤードループを、回転可能となるように前記第1溝に取付けるステップを含み、前記ランヤード取付ポイントが、前記ハンドツールの直線端の使用を阻害しないように、前記ランヤードループは、前記ランヤードループのツール取付端の周りを前記第1溝内で効率的に回転する。
別の実施形態では、前記細長く固いループボディに対して角度が設けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える。別の実施形態では、前記細長く固いループボディに対して回転可能に取付けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える。
別の実施形態では、前記方法は、(1)前記直線端の一部分に配置された第2溝を提供するステップを含み、前記第2溝は、前記直線端と横断し、かつ前記第1溝と平行であり、(2)前記細長く固いループボディを形成する平行な1組のループボディ脚部を提供するステップを含み、前記平行な1組のループボディ脚部それぞれは、前記第1溝および前記第2溝のいずれか一方に回転可能に取付けられるツール取付端を有する。
別の実施形態では、前記方法は、前記細長く固いループボディに対して角度が設けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える。別の実施形態では、前記方法は、前記細長く固いループボディに対して回転可能に取付けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える。
図1は、従来技術の水準器の1の実施形態の斜視図を示す。 図2は、従来技術の差金の1つの実施形態の立面図を示す。 図3は、第1作用端に設置されたランヤードループを備えたハンドツールの別の実施形態の斜視図である。 図4は、ハンドツールから取り外されたアンカーピンおよびランヤードループを示す図3のハンドツールの一部の拡大斜視図である。 図5は、平行のループボディ脚部を備えたランヤードループの1の実施形態の斜視図である。 図6は、ツール取付端とランヤード取付端の間に伸びる単一の直線のループボディを示す本発明のランヤードループの別の実施形態の斜視図である。 図7は、角度が設けられたループボディを有するランヤードループの実施形態を備えたハンドツールの別の実施形態の一部を示す斜視図であり、ランヤードループは、底面または作用面から離れて回転する。 図7Aは、溝のうちの1つの窪みに係合することにより、収容位置においてランヤードループを保持するためにループボディ内に調節して設置可能な突部を含むランヤードループの1の実施形態とハンドツールの一部を示す斜視図である。 図7Bは、ボールプランジャー止めネジを受ける開口部を示すハンドツールの一部の端部立面図である。 図7Cは、ランヤードループと、ハンドツールの溝との間でフィットするボール&ソケットを示すハンドツールの一部の断面斜視図である。 図8は、図5のランヤードループを装備した本発明のハンドツールの別の実施形態の斜視図である。 図8Aは、本発明のランヤードループの別の実施形態の斜視図である。 図9は、図6のランヤードループを装備した図8のハンドツールの一部の端部立面図であり、ランヤードループの様々な位置を示す。 図10Aは、U字形の取付けを使用して端部に付けられた本発明のランヤードループの1つの実施形態を示す別のハンドツールの端部の斜視図である。 図10Bは、ハンドツールの端部へ伸びる中空の溝を通じて端部に付けられた本発明のランヤードループの別の実施形態を示す別のハンドツールの端部の斜視図である。 図11は、ハンドツールの上のランヤード取付ポイントを提供する本発明の方法の1の実施形態のステップを説明するフローチャートである。 図12は、直線端および妨げないランヤード取付ポイントを有する作用端をハンドツールに供給する本発明の方法の別の実施形態のステップを説明するフローチャートである。
詳細な説明
本発明を実施するための好ましい形態は図3−図12に示されている。図3を参照して、正面の斜視図は、ランヤードループ160を有するハンドツール100の1の実施形態を図示する。図3に示されるように、ハンドツール100は、第1ツール端102から第2ツール端104までである長手方向の軸101に沿って長手方向に延伸するツールボディ106を有する水準器である。第1作用端110は、ツールボディ106の少なくとも一部に沿って延伸しており、この一部に接続されている。ハンドツール100が、示されるような水準器である場合、第2作用端112は、第1作用端110から離間されており、かつ第1作用端110に平行に延伸している。ランヤードループ160は、ランヤードまたはロープ190に接続するように構築される(図7に示される)。
第1作用端110は、第1作用面110aと、第1作用端110の全てまたは一部分に沿って延伸する直線端111とを有する。第2作用端112は、第2作用面112aと、第2作用端112の全てまたは一部分に沿って延伸する第2直線端113とを有する。第1作用端110は、幅Wおよび厚さTを有し、その各々は一定か、あるいは第1作用端110の長さLに沿って変わり得る。任意に、第1端102、および(または)第2ツール端104も、第1端部作用面102aおよび第2端部作用面104aでそれぞれ構築される。本実施形態の場合には、第1端102および第2ツール端104の1つあるいは双方は、第1作用端110に垂直に延伸する。ある実施形態では、ハンドツール100が水準器であるような場合では、第1端102および第2ツール端104は、第1作用端110と第2作用端112の間で互いに平行となるように延伸する。例えば、第1作用端110、第2作用端112、第1端102および第2ツール端104は、ツールボディ106の周辺で矩形枠を規定する。ツールボディ106は、気泡ガラス瓶116、開口部118、測定マーク(図示せず)などのようなハンドツール100の機能的要素を含んでいる。ツールボディ106は、長方形か、三角形か、他の規則的もしくは不規則な幾何学的形状を含んでいてもよい。
図4について言うと、斜視図は、図3のハンドツール100の第1ツール端102、および第1作用端110の一部を示す。図4では、ランヤードループ160の構成要素は、ハンドツール100から取り外されて示される。ピン受入凹部122は、第1作用端110内に軸方向に延伸する。ピン受入凹部122は、第1作用面110aおよび直線端111から離間され、第1作用面110aおよび直線端111に平行に延伸する。1の実施形態でのピン受入凹部122は平滑な穴である。他の実施形態では、ピン受入凹部122は、ねじ穴である。任意に、ピン受入凹部122は、留め具のヘッド(図示せず)に類するものを受入れかつ引っ込めるために窪んでいるか拡大された入口123をハンドツール100の第1端102内に有する。
ピン受入凹部122は、アンカーピン126を受けるようなサイズで構築される。アンカーピン126は、スプリングピン(また、調節ネジ、ロールピンあるいはCピンとして知られている)、ネジ山付機械ネジ、ドエルピンあるいは他のピン、または、留め具としてもよい。アンカーピン126は、第1ピン端部128から第2ピン端部130までのピン長さLPinを有する。ある実施形態では、アンカーピン126は、1/32インチ、1/16インチの径、または、それより大きい径と、約1インチの長さLPinを有するスプリングピンである。
1つ以上の溝120は、第1作用面110aを通じて、第1作用端110の内部にツールボディ106に向かって延伸する。ある実施形態では、溝120は、アンカーピン126の周りでランヤードループ160の回転運動の増加した範囲のためにツールボディ106内へ部分的に伸びる。溝120は、直線端111に指向して、横断(例えば垂直)している。1の実施形態では、溝120は第1溝120aおよび第2溝120bを含む。また、溝120は、直線端111に対して垂直に、ツールボディ106に対して垂直に、第1端部作用面102aに対して平行に指向される。ランヤードループ160は、溝120に部分的に受けられ、アンカーピン126によって回転自在に保持される。アンカーピン126は溝120を横切って延伸するのに十分なピン長さLPinを有する。
図5について言うと、斜視図は、ツール取付端164と、ランヤード取付ループ端168との間で細長く固いループボディ162を有するランヤードループ160の一形態を示す。ここで、ループボディ162は、平行で、離間された1組のループボディ脚部162a、162bを含む。一方のループボディ脚部162aが第1溝120a内に延伸し、他方のループボディ脚部162bが第2溝120b内に延伸するように、ループボディ脚部162a、162bは、互いに離間している。各々のループボディ脚部162の第1端部167は、ランヤード取付ループ端168に直接、接続する。各ループボディ脚部162a、162bは、貫通穴166を規定するツール取付端164へ接続する。また、ループボディ脚部162a、162bは直線としてもよく、角度があってもよく、湾曲しててもよい。
ツール取付端164は、貫通穴166を規定する1つ以上の円筒あるいはブロックとしてもよい。ここで、ツール取付端164は、貫通穴166aを有する第1ツール取付端164aと、貫通穴166bを有する第2ツール取付端164bとを含む。貫通穴166aは、アンカーピン126をそれを通じて受けるために貫通穴166bと軸方向に整列している。
ランヤード取付ループ端168は、部分的にあるいは完全に閉じたループ169を規定する。1の実施形態では、ランヤード取付ループ端168は、湾曲部170すなわち角度を有し、第1ループボディ脚部162aの第1端部167aと、第2ループボディ脚部162bの第1端部167bとの間で伸びており、かつ第1ループボディ脚部162aの第1端部167aと、第2ループボディ脚部162bの第1端部167bとに接続している。任意に、クロス部172は、閉ループ169を規定するために、第1および第2ループボディ脚部162a、162bの間で横断するように延伸する。ある実施形態では、ループボディ脚部162a、162bと、ランヤード取付ループ端168とは、ツール取付端164で開口しているU字形状を規定する。そのような実施形態では、ツール取付端164の貫通穴166a、166bを通じてアンカーピン126が延伸する場合に、アンカーピン126は、閉ループ169を規定するためにU字状を閉じる。ランヤード取付ループ端168は、U字形状、V字形状、湾曲形状、横断面クロス部分、円、および第1および第2ループボディ脚部162a、162bの間で接続された他の形状を含む様々な形状のうちのいずれかを有することができる。
図6は、ランヤードループ160の別の実施形態の斜視図である。上述の実施形態に似ており、ランヤードループ160は、第1端部167でランヤード取付ループ端168に接続されており、かつ、第2端163でツール取付端164に接続されている、細長く固いループボディ162を有し、ループボディ162は、直線状であってもよく、角度を有していてもよく、湾曲していてもよい。この実施形態でのツール取付端164は、リング形状、ブロック、もしくは、貫通穴166を通じてアンカーピン126を受けるための貫通穴166を規定する他の構造としてもよい。このように、第1作用端110を通じてツールボディ106に向かってまたはツールボディ106の内部に延伸する溝120を有し、ランヤードループ160は、アンカーピン126の周り、および第1作用端110aのパスから突出するように回転可能である(図3に示される)。
この実施形態では、ランヤード取付ループ端168は、環状、輪状、正方形、あるいはループボディ162に接続され、閉ループ169を規定する他の形状である。ある実施形態では、閉ループ169を通じて接続されたランヤードまたはロープ190(図7で示されている)の巻きつきを減らすために、ランヤード取付ループ端168は、ループボディ162の周り、もしくはツール取付端164に対して旋回する。
図7を参照して、斜視図は、第1作用端110の溝120に設置されたランヤードループ160の別の実施形態を有するハンドツール100の一部を示す。ここで、ループボディ162は、第1端169と第2端163との間で20度から90度までの角度Aを規定する。このように、ランヤードループ160は、アンカーピン126の周りで、第1作用端110aから離れるように回転するので、溝120の深さ、およびツールボディ106および第1作用端110の形状によって可能にされた程度までツールボディ106に隣接して上方に延伸する。ある実施形態では、ランヤード取付ループ端168がツールボディ106に接触するまで、ランヤードループ160は回転することができる。直線形状であるか、角度を有するか、湾曲しているかにかかわらず、ランヤードループ160は、ツールボディ106に対して回転可能であり、ランヤード取付ループ端168に対して取付けられているランヤード190を有する第1作用面110aの方向から回転可能である。同様に、ランヤードループ160は、ツールボディ106から、およびツールボディ106の方向から離れるように回転可能である。それゆえに、使用されるハンドツール100の部分によって、ランヤードループ160はその使用を阻害しないように回転することができる。
図7Aを参照して、斜視図は、ランヤードループ160とハンドツール100の溝120との別の実施形態を示す。ある実施形態では、ランヤードループ160上の1つ以上の突部150は、ロープまたはランヤード190と共に使用されていない場合に収容位置内でランヤードループ160を維持しかつ保持するために、ハンドツール100に摩擦嵌めを供給する。図7Aにおいて示されるように、突部150は、脚部の開口部151に設置されたボールプランジャー止めネジで、ランヤードループボディ162から突出するように伸びる。突部150がランヤードループ160に保持される場合、ランヤードループ160が溝120で回転するので、それが、収容位置においてランヤードループ160を保持するために、突部150が溝120での開口部または窪みと並び、部分的に係合する位置に到達する。収容位置において、ランヤードループ160を保持するために、十分なスナップフィットまたは干渉フィットを生成するが、収容位置からランヤードループ160を回転させるために、突部150によって作られる障害をユーザに解消させることを許容するようなときに、他の突部150は使用されるようにしてもよい。突部150がボールプランジャー止めネジである場合、突部150はバイアススプリングであり、押し込まれるボールプランジャー止めネジが、ランヤードループ160とハンドツール100との間の干渉の量を、ユーザが所望するように増加させるものである。
図7Bを参照して、端部正面図は、ランヤードループ160を有するハンドツール100の実施形態を示す。この実施形態では、ピン受入凹部122の反対側の開口部152が、ボールプランジャー止めネジを受入れる。ボールは、ループボディ162に係合してそれを収容位置で保持するために、溝120(図7参照)内に延伸している突部150である。他の留め具は、ボールプランジャー止めネジの代わりに使用することができる。他の実施形態では、突部150は、ハンドツール100の開口部152で形成されて、収容位置においてランヤードループ160を維持するために、ランヤードループボディ162に係合する。突部150がハンドツール100内で維持されるまたは収容される場合、収容位置を維持するために、突部150がランヤードループボディ162に係合する位置にランヤードループ160は回転可能である。そのようなポジションは、図7Bに示される通りである。他の実施形態では、1または双方の溝120の内面は、それぞれの溝120に延伸する突部150を含むようにしてもよい。
図7Cを参照して、部分的な斜視図は、ハンドツール100と、ボールおよびソケット接続を有するランヤードループ160の一部を示す。ランヤードループ160のツール取付端164は、ハンドツール100の溝120において対応するソケット177によって受けられる球形状を有する。ツール取付端164の周りの旋回と同様に、ループボディ162の周りの回転をランヤードループ160に許容するために、ソケット177は、ツール取付端164の片方のサイズに合わせられた球形状の一部分を規定する。ピン受入凹部122に設置されたとき、アンカーピン126は、ランヤードループ160のツール取付端164がソケット177から外されることを防ぐ。ある実施形態では、アンカーピン126は、溝120を通じて、ツール取付端164の経路を阻害するために、ソケット177の下の溝120を部分的にブロックする。他の実施形態では、アンカーピン126は、ツール取付端164と一致し、かつソケット177においてツール取付端164を保持するためのソケット177の一部分を形成する凹形状のピン端部126aを有する。
図8を参照して、第1作用端110を通じて部分的にツールボディ106内まで延伸する溝120内に設置されたループボディ162を有するランヤードループ160を有するハンドツール100の他の実施形態の斜視図が示されている。この実施形態では、ハンドツール100は、第1作用端110に垂直に接続され、第1作用端110に沿って延伸する三角形のツールボディ106を有する大工の差金あるいは「スピードスクウェア」である。図3のハンドツール100のように、第1作用端110は長手方向軸101に沿って延伸しており、直線端111を有する。ランヤードループ160を保持するように、さらに、ランヤードループ160をアンカーピン126周りで回転させることを許容するように、アンカーピン126は、ピン受入凹部122に配置される。クロス部172は、ランヤード取付ループ端168において閉ループ169を規定する。閉ループ169は、スプリングクリップ、カラビナなどのようなランヤード連結具(図示せず)を受入れる大きさとなっている。第1作用端110aの使用を阻害しない位置に取り付けられたランヤード190とともに、第1作用端110aからランヤードループ160が回転するように、第1作用端110を阻害しないようにループボディ162に沿ってクロス部172は配置される。
図8Aを参照して、ランヤードループ160の別の実施形態は示される。この実施形態では、クロス部172は、閉ループ169を規定するループボディ脚部162a、162bの間で設置される係止ピンである。1の実施形態では、クロス部172は、ランヤードループ160と共にロックするスナップリングを受けるための周辺のくぼみを有するスプリングピンまたはドエルピンである。
図9を参照して、端部正面図は、図6に示されたようなランヤードループ160の別の実施形態を装着した図8のハンドツール100の一部を示す。アンカーピン126は、ハンドツール100の第1作用端110内であり、かつランヤードループ160のツール取付端164を通じて軸方向に延伸する。アンカーピン126は、直線端111に平行に延伸し、ツールボディ106の下でありかつ第1作用端110のほぼ中央に直接的に配置される。ランヤードループ160は、破線で示される様々な位置の間でアンカーピン126の周りを回転することができる。従って、ランヤードループ160は、第1作用端110の上面110bから離れるようにツールボディ106のいずれか一面に対して、または、第1作用面110a(示されている底面)から離れるようにツールボディ106に隣接した位置に溝120を通じて回転することができる。
図10Aおよび図10Bを参照して、斜視図は、大工の差金のようなハンドツール100の別の実施形態の端部100aを示す。図10Aでは、ランヤードループ160は、端部100aの反対側を覆って延伸するループボディ脚部162a、162bを有するランヤード取付ループ端168の閉ループ169を通じてループされるU字形のループボディ162を有する。アンカーピン126は、ランヤードループ160を固定するために、ツール取付端164、およびハンドツール100の端部100aを通じて延伸する。1の実施形態では、端部100aは、ハンドツール100の隣接箇所と比較して減少された厚さを有する。その減少された厚さは、主要面100b、100cの使用を阻害しないように、ランヤードループ160の取付を許容する。例えば、ランヤード取付ループ端168は、ユーザによって必要とされるように、上、下、および水平位置の間でのU字形状のループボディ162のループボディ脚部162a、162bの間で自由に動く。
図10Bは、直線端110aを通じて、端部100a内に延伸する、中空の溝120を通って端部100aに付けられた、ランヤードループ160の実施形態を示す別のハンドツール100の端部100aの斜視図である。大工の差金は、多くの直線端110aを有するので、溝120はハンドツール100の他の直線端を通じて同様に延伸し得る。
図10Bにおいて示されるように、ツール取付端164は、溝120から水平に伸びるループボディ162を有している溝120に受けられる。1の実施形態では、ツール取付端164は、溝120に受けられ、溝120より大きなサイズを有するボールまたはT字部である。例えば、ツール取付端164は、端部100a内での中空領域125にアクセス可能とするために溝120に隣接する除去可能なカバー179を除去した後に、中空領域125に設置されるボールである。ツール取付端164(例えばボール)は、溝120よりも大きいサイズを有する。したがって、ハンドツール100に取付けられたランヤードループ160を維持する。図10Bに示されるように、溝120は、ハンドツール100の使用を妨げないようにするために、主要面100bから上方に向かって、端部110aから水平に、または、主要面100cから下方に向かって延伸するように、溝120内部で動くことと、ループボディ162周りでランヤードループ160が自由に回転することを許容する。上述に類似する実施形態では、ピン受入凹部122内に延伸するアンカーピン126によって端部100aに、ツール取付端164が交互に接続されるようにしてもよい。
図11を参照して、フローチャートは、ハンドツール100の上のランヤード取付ポイントを提供する方法300の1の実施形態のステップを示す。ステップ305で、ハンドツール100は提供される。ハンドツール100は、ハンドツールボディ106と、直線端111である作用端の少なくとも一部を有するハンドツールボディ106の一部分に沿った作用端110とを有する。ハンドツール100は、直線端111と平行であり、かつ直線端111から離間しているピン受入凹部122を規定する。直線端111は、ハンドツール100内に向かいかつ直線端111と横断するように延伸する第1溝120aを有し、第1溝120aは、ピン受入凹部122と交差する。ステップ305は、直線端111および作用端110の使用を阻害しないように、直線端111から離れてランヤードループ160が回転することを溝120が許容するように、ハンドツール100を選択することを任意に含む。
ステップ310で、ランヤードループ160が提供される。ランヤードループ160は、ランヤード取付ループ端168と、ランヤード取付ループ端168の反対側のツール取付端164とを有し、細長く固いループボディ162を有する。ツール取付端164は、細長く固いループボディ162を横断する貫通穴166を有する。
ステップ315で、アンカーピン126は供給される。
ステップ320で、ランヤードループ160のツール取付端164は第1溝120aに挿入される。
ステップ325で、ツール取付端164の貫通穴166はピン受入凹部122と並ぶ。
ステップ330で、アンカーピン126は、ランヤードループ160のツール取付端164の貫通穴166を通じて、かつピン受入凹部122内に挿入される。
図12を参照して、フローチャートは、ハンドツール100を提供する方法400のステップを説明する。ステップ405で、ハンドツール100は提供される。ハンドツール100は、1以上の直線端111と、妨げないランヤード取付ポイントを備えた作用端110を有する。1の実施形態では、ランヤードループ160は、細長く固いループボディ162に対して角度を有するランヤード取付ループ端168を有するように、選択される。他の実施形態では、ランヤードループ160は、細長く固いループボディ162に回転可能に接続されるランヤード取付ループ端168を有するように、選択される。
ステップ410で、第1溝120は直線端111の一部において形成される。第1溝120は、直線端111と横断する。
ステップ415で、細長く固いループボディ162を有するランヤードループ160は、第1溝120を通じてハンドツール100に回転可能に取り付けられる。ランヤードループ160のランヤード取付ループ端168での閉ループ169のようなランヤード取付ポイントが、直線端111もしくはハンドツール100の作用端110の使用を妨げないように、ツール取付端164の周りを第1溝120内で、ランヤードループ160が効率的に回転する。
方法400の1の実施形態では、ステップ411はステップ415より先に実行される。ステップ411では、ランヤードループ160は提供される。ランヤードループ160は、細長く固いループボディ162に対して角度を有するランヤード取付ループ端168を有する。
方法400の別の実施形態では、ステップ412はステップ411の代わりに行なわれる。ステップ412で、ランヤードループ160は提供される。ランヤードループ160は、細長く固いループボディ162に回転自在に付けられるランヤード取付ループ端168を有する。
方法400の別の実施形態では、ステップ413および414はステップ415に先立って行なわれる。ステップ413で、第2溝120は直線端111に形成される。また、第2溝120は直線端111に交わり、第1溝120と平行である。ステップ414で、ランヤードループ160は、細長く固いループボディ162を形成する平行なループボディ脚部162a、162bの組を有するように選択される。平行なループボディ脚部162a、162bの組は、それぞれ、ツール取付端164a、164bを有する。それらは、第1溝、第2溝120を通じてハンドツール100に回転可能に取付けることができる。
使用時では、ランヤードループ160を備えたハンドツール100の実施形態は、ハンドツール100の偶発的な落下を防ぐためにランヤードまたはロープ190を付けるのに役立つ。アンカーピン126の周りを回転することができることによって、ハンドツール100の選択された部分の使用を阻害しない場所に取付けられたランヤード190から、ランヤードループ160は移動させることができる。ハンドツール100、ランヤードループ160およびアンカーピン126は、共通して、鋼、アルミニウムあるいは他の金属で作られている。さらに、他の物質でもよく、プラスチック材料、炭素繊維および繊維ガラスを含んでいる。1の実施形態では、ランヤードループ160は、ハンドツール100の重さポンド当たり、200ポンドの静重量を保持するために構築される。ある実施形態では、ランヤード取付ループ端168は、1/4以上の径を備えた連結具を受入れるための大きさとされる。
発明を実施するための形態はここに記述されたが、上記の説明は単に例示である。さらに、ここに開示された発明の変形がそれぞれの分野に熟練している人々に思い浮かぶ。また、そのような変形はすべて、添付された請求項によって定義されるような発明の範囲内であると考えられる。

Claims (14)

  1. ランヤード取付ポイントを備えるハンドツールであって、前記ハンドツールは、
    ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に接続され前記一部分に沿って延伸する作用端とを有するハンドツールであって、前記作用端の少なくとも一部分は直線端を有し、前記ハンドツールボディ内にピン受入凹部を有し、前記ピン受入凹部は、前記直線端と平行でありかつ前記直線端と離間しており、前記ハンドツールは、前記直線端を横断する前記作用端内に延伸する第1溝を有し、前記第1溝は前記ピン受入凹部と交わる、ハンドツールと、
    ランヤード取付ループ端と、前記ランヤード取付ループ端の反対側にツール取付端とを有し、細長く固いループボディを有するランヤードループであって、前記ツール取付端は、前記細長く固いループボディを横断する貫通穴を有し、前記ツール取付端は前記第1溝に配置され、前記ツール取付端の前記貫通穴は前記ピン受入凹部と並ぶランヤードループと、
    前記ピン受入凹部に配置され、前記ランヤードループの前記ツール取付端の前記貫通穴を通じて延伸するアンカーピンとを備え、
    前記ランヤードループは、前記アンカーピンによって回転可能に保持されている、ハンドツール。
  2. 溝は、前記ランヤードループが前記直線端から離れて回転することを許容するように構成される、請求項1に記載のハンドツール。
  3. 前記ハンドツール内で規定される第2溝をさらに備え、
    前記第2溝は、前記直線端と横断する前記作用端内に延伸し、
    前記第2溝は、前記第1溝から離間されており、かつ前記第1溝と平行であり、
    前記第2溝は、前記ピン受入凹部と交わる、請求項1に記載のハンドツール。
  4. 前記細長く固いループボディは、それぞれが予め定められた距離、離間されかつ平行な1組のループボディ脚部を有し、
    前記予め定められた距離は、前記平行な1組のループボディ脚部のそれぞれの第1脚端と、前記平行な1組のループボディ脚部のそれぞれの第1脚端の反対側のツール取付端とに直接的に接続される前記ランヤード取付ループ端と共に前記第1溝および前記第2溝内に前記平行な1組のループボディ脚部を配置することを許容するために定められ、
    前記平行な1組のループボディ脚部のツール取付端のそれぞれは、前記第1溝および前記第2溝それぞれに配置され、かつそれぞれが並ぶ貫通穴を有し、
    前記平行な1組のループボディ脚部のツール取付端の貫通穴のそれぞれは、前記ピン受入凹部と交わる、請求項3に記載のハンドツール。
  5. 前記ランヤード取付ループ端は、前記細長いループボディに対して角度が設けられる、請求項1に記載のハンドツール。
  6. 前記ランヤード取付ループ端は、前記細長いループボディに対して回転可能に接続される、請求項1に記載のハンドツール。
  7. ハンドツールにランヤード取付ポイントを提供するための方法であって、
    前記方法は、
    ハンドツールボディと、前記ハンドツールボディの一部分に沿った作用端とを有するハンドツールを提供するステップであって、前記作用端の少なくとも一部は直線端であり、前記ハンドツールボディ内にピン受入凹部があり、前記ピン受入凹部は、前記直線端と平行であり、かつ前記直線端とは離間して延伸しており、前記直線端は、前記ハンドツールボディ内に対して延伸しておりかつ前記直線端と横断する第1溝を有し、前記第1溝は前記ピン受入凹部と交わるステップと、
    ランヤード取付ループ端と、ランヤード取付ループ端の反対側にツール取付端とを有し、細長く固いループボディを有するランヤードループを提供するステップであって、前記ツール取付端は、前記細長く固いループボディを横断する貫通穴を有するステップと、
    アンカーピンを提供するステップと、
    前記直線端の前記第1溝内に対して、前記ランヤードループの前記ツール取付端を挿入するステップと、
    前記ピン受入凹部と、前記ツール取付端の前記貫通穴とを揃えるステップと、
    前記ピン受入凹部内であり、前記ランヤードループの前記ツール取付端の前記貫通穴を通じて前記アンカーピンを挿入するステップであって、これにより、前記ハンドツールの前記直線端に対して前記ランヤードループを回転可能に保持するステップとを備える、方法。
  8. 前記ハンドツールを提供するステップは、前記直線端の使用を阻害しないように、前記直線端から離れて、前記ランヤードループが回転することを許容する溝を提供することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 阻害しないランヤード取付ポイントを備える直線端である作用端を有するハンドツールを提供する方法であって、
    前記方法は、
    前記直線端の一部分に第1溝を形成するステップであって、前記第1溝は前記直線端と横断するステップと、
    細長く固いループボディを有するランヤードループを、前記ハンドツールに回転可能に取付けるステップであって、前記ランヤード取付ポイントが、前記ハンドツールの直線端の使用を阻害しないように、前記ランヤードループは、前記ランヤードループのツール取付端の周りを前記第1溝内で回転するステップとを有する、方法。
  10. 前記細長く固いループボディに対して角度が設けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記細長く固いループボディに対して回転可能に取付けられたランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. (1) 前記直線端の一部分に配置された第2溝を提供するステップであって、前記第2溝は、前記直線端と横断し、かつ前記第1溝と平行であるステップと、
    (2) 前記細長く固いループボディを形成する平行な1組のループボディ脚部を提供するステップであって、前記平行な1組のループボディ脚部それぞれは、前記第1溝および前記第2溝のいずれか一方に回転可能に回転可能に取付けられるツール取付端を有するステップとをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記細長く固いループボディに対して角度が設けられるランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記細長く固いループボディに対して回転可能に取付けられるランヤード取付ループ端を有するランヤードループを提供するステップをさらに備える、請求項9に記載の方法。
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