JP2019510454A - 複数の送信コイルを備えた無線電力器機及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】複数の送信コイルを備えた無線電力送信機が開示される。本送信機は、第1〜第Nコイル、及び第1感知信号を前記第1〜第Nコイルを介して無線電力受信機に送出し、前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子が受信されれば、受信された前記第1信号強度指示子の信号強度に基づき、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する制御部を含み、制御部は調整された送出手順で第2感知信号を第1〜第Nコイルを介して前記受信機に伝送することができる。これにより、装置効率性及び使用者便宜性が向上することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は無線電力伝送技術に関し、詳しくは複数の送信コイルを備えた無線電力器機及びその駆動方法に関する。
近年、情報通信技術が急速に発展するに伴い、情報通信技術を基にするユビキタス社会となっている。
いつでもどこでも情報通信器機が接続されるためには、社会の全ての施設に通信機能を有するコンピュータチップを内装したセンサーが取り付けられなければならない。したがって、これらの器機やセンサーへの電源供給の問題は新しい課題となっている。また、携帯電話だけでなく、ブルートゥースハンドセットとアイポットのようなミュージックプレーヤーなどの携帯器機の種類が急激に増えるに伴い、バッテリーを充電する作業が使用者に時間及び手数を要求している。このような問題を解決する方法として無線電力伝送技術が最近になって関心を受けている。
無線電力伝送技術(wireless power transmission又はwireless energy transfer)は磁場の誘導原理を用い、無線で送信機から受信機に電気エネルギーを伝送する技術であり、既に1800年代に電磁気誘導原理を用いた電気モーター又は変圧器が使われ始め、その後にはラジオ波又はレーザー、高周波、マイクロ波のような電磁波を放射して電気エネルギーを伝送する方法も試みられた。我々がよく使用する電動歯ブラシ又は一部の無線カミソリも実際には電磁気誘導原理で充電される。
現在まで無線を用いたエネルギー伝達方式は、大別して、磁気誘導方式、磁気共振(Electromagnetic Resonance)方式及び短波長無線周波数を用いたRF伝送方式などに区分できる。
磁気誘導方式は、二つのコイルを互いに隣り合わせた後、一方のコイルに電流を流せば、この時に発生した磁束(Magnetic Flux)が他方のコイルに起電力を引き起こす現象を用いる技術であり、携帯電話のような小型器機を中心に早く商用化が進んでいる。磁気誘導方式は最大で数百キロワット(kW)の電力を伝送することができ、効率も高いが、最大伝送距離が1センチメートル(cm)以下であるので、一般的に充電器又は底に近接させなければならないという欠点がある。
磁気共振方式は、電磁気波又は電流などを活用する代わりに、電場又は磁場を用いる特徴がある。磁気共振方式は電磁波問題の影響をほとんど受けないので、他の電子器機又は人体に安全であるという利点がある。一方、限定された距離と空間でだけ活用することができ、エネルギー伝達効率がちょっと低いという欠点がある。
短波長無線電力伝送方式、簡単に言えばRF伝送方式は、エネルギーをラジオ波(RadioWave)形態で直接送受信することができるという点を活用したものである。この技術はレクテナ(rectenna)を用いるRF方式の無線電力伝送方式であり、レクテナはアンテナ(antenna)と整流器(rectifier)の合成語で、RF電力を直接直流電力に変換する素子を意味する。すなわち、RF方式はACラジオ波をDCに変換して使用する技術であり、最近効率が向上するに伴って商用化に対する研究が活発に進んでいる。
無線電力伝送技術はモバイルだけでなくIT、鉄道、家電産業などの産業全般に多様に活用可能である。
最近には、充電ベッドに置かれた無線電力受信機の認識率を高めるために複数のコイルが装着された無線電力送信機が販売されている。しかし、従来の複数のコイルが装着された無線電力送信機は、無線電力受信機の存在を感知するために、それぞれの送信コイルを介して順次感知信号、例えば電磁気誘導方式に使われるピング信号、電磁気共振方式に使われるビーコン信号などを送出した。
特に、従来の複数の送信コイルが装着された無線電力送信機は無線電力受信機に対する認識エラーを減らし、どの送信コイルが充電効率の良いのかを決定するために、感知信号を順次所定回数、例えば2回繰り返してそれぞれの送信コイルを介して送出するように制御した。
しかし、前記方法を適用しても、特定の受信機の場合は充電ができない問題が発生している実情である。よって、より改善された充電方法の出現が要求される。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、本発明の一目的は、複数の送信コイルを備えた無線電力器機及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線電力受信機に対する認識率を高め、認識にかかる時間を最小化することができる複数の送信コイルを備えた無線電力送信機及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線電力受信機の機能が劣化した場合、充電効率をより高める複数の送信コイルを備えた無線電力送信機及びその駆動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線電力受信機のアラインメントによって無線充電ができない場合、無線充電ができるようにする無線電力送信機及びその駆動方法を提供することにある。
本発明で達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に制限されず、言及しなかった他の技術的課題は下記の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解可能であろう。
本発明の一実施例による複数の送信コイルを備えた無線電力送信機は、第1〜第Nコイル、及び第1感知信号を前記第1〜第Nコイルを介して無線電力受信機に送出し、前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子が受信されれば、受信された前記第1信号強度指示子の信号強度に基づき、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する制御部、を含み、前記制御部は調整された送出手順で前記第2感知信号を第1〜第Nコイルを介して前記受信機に伝送することができる。
前記本発明の態様は本発明の好適な実施例の一部に過ぎなく、本発明の技術的特徴が反映された多様な実施例が当該技術分野の通常的な知識を有する者によって以下で詳述する本発明の詳細な説明に基づいて導出されるとか理解されることができる。
本発明による方法及び装置に対する効果について説明すれば次のようである。
本発明によれば、複数の送信コイルを備えた無線電力器機及びその駆動方法を提供する利点がある。
また、無線電力受信機に対する認識率を高め、認識にかかる時間を最小化することができる複数の送信コイルを備えた無線電力送信機を提供することにより、装置の効率性、使用者便宜性が向上することができる。
また、無線電力受信機の機能が劣化した場合、充電効率をより高める複数の送信コイルを備えた無線電力送信機及びその駆動方法を提供することにより、装置の効率性及び使用者便宜性が向上することができる。
また、無線電力受信機のアラインメントによって無線充電ができない場合、無線充電ができるようにする無線電力送信機及びその駆動方法を提供することにより、装置の効率性及び使用者便宜性が向上することができる。
本発明で得られる効果は以上で言及した効果に制限されず、言及しなかった他の効果は下記の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
以下に添付する図面は本発明の理解を助けるためのもので、詳細な説明とともに本発明の実施例を提供する。ただ、本発明の技術的特徴が特定の図面に限定されるものではなく、各図で開示する特徴は互いに組み合わせられて新しい実施例として構成されることができる。
実施例によるマルチコイルを備えた無線電力送信機及び無線電力受信機間の感知信号伝送過程を説明するための概略図である。 WPC標準で定義した無線電力伝送過程を説明するための状態遷移図である。 PMA標準で定義した無線電力伝送過程を説明するための状態遷移図である。 実施例によるマルチコイル無線電力送信機の構造を説明するためのブロック図である。 実施例によるマルチコイル無線電力送信機と連動する無線電力受信機のブロック図である。 WPC標準で定義した無線電力受信過程を説明するための図である。 従来技術のピング段階から識別段階への状態遷移が発生しない場合を示す図である。 実施例によるマルチコイルの感知信号伝送の送出手順を変更して無線電力伝送システムが識別段階に進入することを示す図である。 実施例によるマルチコイルの感知信号伝送の送出手順を変更して無線電力伝送システムが識別段階に進入することを示す図である。 感知信号を伝送する無線電力送信機の動作によって無線電力受信機の電流値変化を示すグラフである。 実施例によるコイル別に感知信号の伝送手順を変更する無線電力伝送システムの駆動方法を示すフローチャートである。 実施例による信号強度指示子を複数のコイルを介して受信する場合、無線電力システムの駆動方法を説明するための図である。
本発明の一実施例による複数の送信コイルを備えた無線電力送信機は、第1〜第Nコイル、及び第1感知信号を前記第1〜第Nコイルを介して無線電力受信機に送出し、前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子が受信されれば、受信された前記第1信号強度指示子の信号強度に基づき、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する制御部、を含み、前記制御部は、調整された送出手順で前記第2感知信号を第1〜第Nコイルを介して前記受信機に伝送することができる。
発明の実施のための形態
以下、本発明の実施例が適用される装置及び多様な方法について図面に基づいてより詳細に説明する。以下の説明で使う構成要素に対する接尾辞“モジュール”及び“部”は明細書作成の容易性のみを考慮して付与するとか混用するもので、そのものとして互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
実施例の説明において、各構成要素の“上又は下”に形成されるものと記載する場合、上又は下は二つの構成要素が互いに直接接触するとか一つ以上の他の構成要素が二つの構成要素の間に配置されて形成されるものを全て含む。また、“上又は下”と表現する場合、一つの構成要素を基準に上方だけでなく下方の意味も含むことができる。
実施例の説明において、無線電力システム上で無線電力を送信する装置は、説明の便宜のために、無線パワー送信機、無線パワー送信装置、無線電力送信装置、無線電力送信機、送信端、送信機、送信装置、送信側、無線パワー伝送装置、無線パワー伝送器などを混用して使うことにする。また、無線電力送信装置から無線電力を受信する装置に対する表現として、説明の便宜のために、無線電力受信装置、無線電力受信機、無線パワー受信装置、無線パワー受信機、受信端末機、受信側、受信装置、受信機などを混用して使うこともある。
本発明による送信機は、パッド型、装着型、AP(Access Point)型、小型基地局型、スタンド型、天井埋込型、壁掛け型などに構成されることができ、一つの送信機は複数の無線電力受信装置にパワーを伝送することもできる。このために、送信機は少なくとも一つの無線パワー伝送手段を備えることもできる。ここで、無線パワー伝送手段は電力送信端コイルで磁場を発生させ、その磁場の影響によって受信端コイルで電気を誘導する電磁気誘導原理を用いて充電する電磁気誘導方式に基づく多様な無線電力伝送標準を使うことができる。ここで、無線パワー伝送手段は無線充電技術標準機構であるWPC(Wireless Power Consortium)及びPMA(Power Matters Alliance)で定義した電磁気誘導方式の無線充電技術を含むことができる。
また、本発明の一実施例による受信機は少なくとも一つの無線電力受信手段を備えることができ、2個以上の送信機から同時に無線パワーを受信することもできる。ここで、無線電力受信手段は無線充電技術標準機構であるWPC(Wireless Power Consortium)及びPMA(Power Matters Alliance)で定義した電磁気誘導方式の無線充電技術を含むことができる。
本発明による受信機は携帯電話(mobile phone)、スマートフォン(smartphone)、ノートブック型パソコン(laptop computer)、デジタル端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーション、MP3プレーヤー、電動歯ブラシ、電子タグ、照明装置、リモートコントローラー、浮き、スマートウォッチのようなウェアラブルデバイスなどの小型電子器機などに使うことができるが、これに限られず、本発明による無線電力受信手段が装着されてバッテリー充電が可能な器機であればよい。
図1は実施例によるマルチコイルを備えた無線電力送信機及び無線電力受信機間の感知信号伝送過程を説明するための概略図である。
無線電力送信機は複数の送信コイルを備えることができるが、ここでは3個の送信コイル111、112、113を備えたものを仮定して説明する。それぞれの送信コイル111、112、113は、一部領域が他の送信コイルと重畳することができ、無線電力送信機はそれぞれの送信コイルを介して無線電力受信機の存在を感知するための所定感知信号117、127(例えば、デジタルピング信号)を所定の手順で順次外部に送出することができる。
無線電力送信機は一つ以上のセットで感知信号の送出を繰り返すことができる。ここでは、無線電力送信機が第1次感知信号送出過程及び第2次感知信号送出過程を行うものと仮定するが、これは一実施例に過ぎない。
無線電力送信機は、図面符号110で示した1次感知信号送出過程によって感知信号117を順次送出し、無線電力受信機115から信号強度指示子又は信号強度指示子(Signal Strength Indicator)116を受信した送信コイル111、112を識別することができる。ついで、無線電力送信機は、図面番号120で示した2次感知信号送出過程によって感知信号 127を順次送出し、信号強度指示子126が受信した送信コイル111、112のうち電力伝送効率又は充電効率の良い送信コイルを識別し、識別された送信コイルを介して電力を送出する。
図1に示すように、無線電力送信機が2回の感知信号送出過程を行う理由は、どの送信コイルに無線電力受信機の受信コイルがよく整列されているかをより正確に識別するためである。前記回数は具現時にもっと増えるとか減ることができる。
仮に、前述した図1の図面符号110及び120で示したように、第1送信コイル111、第2送信コイル112に信号強度指示子116、126が受信された場合、無線電力送信機は、第1送信コイル111と第2送信コイル112のそれぞれに受信された信号強度指示子126に基づいて最もよく整列された送信コイルを選択し、選択された送信コイルを用いて無線充電を行う。前記信号強度指示子116、126は送信コイルと受信機コイルのアラインメントによって伝送されないこともある。
図2はWPC標準で定義した無線電力伝送過程を説明するための状態遷移図である。
図2を参照すれば、WPC標準による送信機から受信機へのパワー伝送は、大別して選択段階(Selection Phase)210、ピング段階(Ping Phase)220、識別及び構成段階(Identification and Configuration Phase)230、及びパワー伝送段階(Power Transfer Phase)240に区分することができる。
選択段階210は、パワー伝送を始めるとかパワー伝送を維持するうちに特定のエラー又は特定のイベントが感知されれば、遷移する段階であり得る。ここで、特定のエラー及び特定のイベントは以下の説明によって明らかになるであろう。また、選択段階210で、送信機はインターフェース表面に物体が存在するかをモニターすることができる。仮に、送信機がインターフェース表面に物体が置かれたことが感知されれば、ピング段階220に遷移することができる(S201)。選択段階210で、送信機は非常に短いパルスのアナログピング(Analog Ping)信号を伝送し、送信コイルの電流変化に基づいてインターフェース表面の活性領域(Active Area)に物体が存在するかを感知することができる。
ピング段階220で、送信機は物体が感知されれば、受信機を活性化させ、受信機がWPC標準の互換可能な受信機であるかを識別するためのデジタルピング(Digital Ping)を伝送する。ピング段階220で、送信機はデジタルピングに対する応答信号、例えば信号強度指示子を受信機から受信することができなければ、再び選択段階210に遷移することができる(S202)。また、ピング段階220で、送信機は受信機からパワー伝送が完了したことを指示する信号、すなわち充電完了信号を受信すれば、選択段階210に遷移することもできる(S203)。
ピング段階220が完了すれば、送信機は受信機識別及び受信機構成及び状態情報を収集するための識別及び構成段階230に遷移することができる(S204)。
識別及び構成段階230で、送信機は望まないパケットが受信されるとか(unexpected packet)、所定の時間の間に所望のパケットが受信されないとか(time out)、パケット伝送エラーがあるとか(transmission error)、パワー伝送契約が設定されなければ(no power transfer contract)、選択段階210に遷移することができる(S205)。
受信機に対する識別及び構成が完了すれば、送信機は無線電力を伝送するパワー伝送段階240に遷移することができる(S206)。
パワー伝送段階240で、送信機は望まないパケットが受信されるとか(unexpected packet)、所定の時間の間に所望のパケットが受信されないとか(time out)、既設定のパワー伝送契約に対する違反が発生するとか(power transfer contract violation)、充電が完了した場合、選択段階210に遷移することができる(S207)。
また、パワー伝送段階240で、送信機は送信機の状態変化などによってパワー伝送契約を再構成する必要がある場合、識別及び構成段階230に遷移することができる(S208)。
前述したパワー伝送契約は送信機及び受信機の状態及び特性情報に基づいて設定することができる。一例として、送信機状態情報は最大伝送可能なパワー量についての情報、最大に収容可能な受信機の個数についての情報などを含むことができ、受信機状態情報は要求電力についての情報などを含むことができる。
図3はPMA標準で定義した無線電力伝送過程を説明するための状態遷移図である。
図3を参照すれば、PMA標準による送信機から受信機へのパワー伝送は、大別して待機段階(Standby Phase)310、デジタルピング段階(Digital Ping Phase)320、識別段階(Identification Phase)330、パワー伝送段階(Power Transfer Phase)340段階及び充電完了段階(End of Charge Phase)350に区分することができる。
待機段階310は、パワー伝送のための受信機識別過程を遂行するとかパワー伝送を維持するうちに特定のエラー又は特定のイベントが感知されれば、遷移する段階であり得る。ここで、特定のエラー及び特定のイベントは以下の説明によって明らかになるであろう。また、待機段階310で、送信機は、充電表面(Charging Surface)に物体が存在するかをモニターすることができる。仮に、送信機が充電表面に物体が置かれたことを感知するとかRXID再試行が進行中の場合、デジタルピング段階320に遷移することができる(S301)。ここで、RXIDはPMA互換受信機に割り当てられる固有識別子である。待機段階310で、送信機は非常に短いパルスのアナログピング(Analog Ping)を伝送し、送信コイルの電流変化に基づいてインターフェース表面、例えば充電ベッドの活性領域(Active Area)に物体が存在するかを感知することができる。
デジタルピング段階320に遷移した送信機は、感知された物体がPMA互換受信機であるかを識別するためのデジタルピング信号を送出する。送信機が伝送したデジタルピング信号によって受信端に十分な電力が供給される場合、受信機は受信されたデジタルピング信号をPMA通信プロトコルによって変調して所定の応答信号を送信機に伝送することができる。ここで、応答信号は受信機に受信された電力の強度を指示する信号強度指示子を含むことができる。デジタルピング段階320で、受信機は有効な応答信号を受信すれば、識別段階330に遷移することができる(S302)。
仮に、デジタルピング段階320で、応答信号が受信されないとか、PMA互換受信機ではないことが確認されれば、すなわちFOD(Foreign Object Detection)の場合、送信機は待機段階310に遷移することができる(S303)。一例として、FO(Foreign Object)は小銭、キーなどを含む金属性物体であり得る。
識別段階330で、送信機は、受信機識別過程が失敗するとか受信機識別過程を再実行しなければならない場合、及び所定の時間の間に受信機識別過程を完了することができなかった場合、待機段階310に遷移することができる(S304)。
送信機は受信機識別に成功すれば、識別段階330からパワー伝送段階340に遷移して充電を開始することができる(S305)。
パワー伝送段階340で、送信機は所望の信号が所定の時間内に受信されないとか(Time out)、FOが感知されるとか、送信コイルの電圧が所定の基準値を超える場合、待機段階310に遷移することができる(S306)。
また、パワー伝送段階340で、送信機は、内部に備えられた温度センサーによって感知された温度が所定の基準値を超える場合、充電完了段階350に遷移することができる(S307)。
充電完了段階350で、送信機は、受信機が充電表面から除去されたことが確認されれば、待機状態310に遷移することができる(S309)。
また、送信機は、Over Temperature状態で、一定時間の経過後に測定された温度が基準値以下に下がった場合、充電完了段階350からデジタルピング段階320に遷移することができる(S310)。
デジタルピング段階320又はパワー伝送段階340で、送信機は、受信機からEOC(End Of Charge)要請が受信されれば、充電完了段階350に遷移することもできる(S308及びS311)。
図4は実施例によるマルチコイル無線電力送信機の構造を説明するためのブロック図である。
図4を参照すれば、無線電力送信機600は、大別して電力変換部610、電力伝送部620、変復調部630、制御部640及びセンシング部650を含んでなることができる。前記無線電力送信機600の構成は必ずしも必須の構成ではなく、それより多いとか少ない構成要素を含んでなることもできることに気を付けなければならない。
電力変換部610は、電源部650から電源が供給されれば、これを所定強度の電力に変換することができる。このために、電力変換部610は、DC/DC変換部611及び増幅器613を含むことができる。
DC/DC変換部611は、電源部650から供給されたDC電力制御部640の制御信号によって特定強度のDC電力に変換する機能をすることができる。
制御部640は、電力センサー612によって測定された電圧/電流の値に基づいて適応的に電源部650からの電源供給を遮断するとか、増幅器613への電力の供給を遮断することができる。このために、電力変換部610の一側には、電源部650から供給される電源を遮断するとか、増幅器613に供給される電力を遮断するための所定の電力遮断回路をさらに備えることもできる。
増幅器613は、DC/DC変換された電力の強度を制御部640の制御信号によって調整することができる。一例として、制御部640は、復調部631を介して無線電力受信機によって生成された所定の電力制御信号を受信することができ、受信された電力制御信号によって増幅器613の増幅率を調整することができる。
電力伝送部620は、スイッチ621、搬送波生成器622及び送信コイル623を含んでなることができる。
搬送波生成器622は、スイッチ621を介して伝達された増幅器613の出力DC電力に特定の周波数を有するAC成分が挿入されたAC電力を生成して該当送信コイルに伝送する機能をすることができる。このとき、それぞれの送信コイルに伝達されるAC電力の周波数は互いに異なってもよい。
電力伝送部620は、増幅器613の出力電力が送信コイルに伝達されることを制御するためのスイッチ621と第1〜第N送信コイル622とを含んでなることができる。
制御部640は、第1次感知信号送出過程の間に第1〜第N送信コイル622を介して同時に感知信号が送出されることができるようにスイッチ621を制御することができる。このとき、制御部640は、感知信号が伝送される時点を感知信号伝送タイマー(図示せず)によって識別することができ、感知信号伝送時点となれば、スイッチ621を制御して該当送信コイルを介して感知信号が送出されるように制御することができる。
また、制御部640は、第1次感知信号送出過程の間に復調部631からどの送信コイルを介して信号強度指示子が受信されたかを識別するための所定の送信コイル識別子及び該当送信コイルを介して受信された信号強度指示子を受信することができる。ついで、第2次感知信号送出過程で、制御部640は、第1次感知信号送出過程の間に信号強度指示子が受信された送信コイル(ら)を介してのみ感知信号が送出されるようにスイッチ621を制御することができる。他の一例として、制御部640は、第1次感知信号送出過程の間に信号強度指示子が受信された送信コイルが複数の場合、最大値を有する信号強度指示子が受信された送信コイルを第2次感知信号送出過程で感知信号を送出する送信コイルと決定し、決定結果によってスイッチ621を制御することができる。
変復調部630は、変調部631及び復調部632を含む。
変調部631は、制御部640によって生成された制御信号を変調してスイッチ621に伝達することができる。ここで、制御信号を変調するための変調方式は、FSK(Frequency Shift Keying)変調方式、マンチェスターコーディング(Manchester Coding)変調方式、PSK(Phase Shift Keying)変調方式及びパルス幅変調方式などを含むことができる。
復調部632は、送信コイルを介して受信される信号が感知されれば、感知された信号を復調して制御部640に伝送することができる。ここで、復調された信号には、信号制御指示子、無線電力伝送中の電力制御のためのエラー訂正(EC:Error Correction)指示子、充電完了(EOC:End Of Charge)指示子、過電圧/過電流/過熱指示子などを含むことができるが、これに限定されず、無線電力受信機の状態を識別するための各種の状態情報を含むことができる。
また、復調部631は、復調された信号がどの送信コイルから受信された信号であるかを識別することができ、識別された送信コイルに相応する所定の送信コイル識別子を制御部640に提供することもできる。
また、復調部631は、送信コイル623を介して受信された信号を復調して制御部640に伝達することができる。一例として、復調された信号は信号強度指示子を含むことができるが、これに限定されず、復調信号は無線電力受信機の各種の状態情報を含むことができる。
一例として、無線電力送信機600は、無線電力伝送に使われる同じ周波数を用いて無線電力受信機と通信を行うインバンド(In−Band)通信によって前記信号強度指示子を獲得することができる。
また、無線電力送信機600は、送信コイル623を用いて無線電力を送出することができるだけでなく、送信コイル623を介して無線電力受信機と各種の情報を交換することができる。他の一例として、無線電力送信機600はそれぞれの送信コイル623に対応する別途のコイルを備え、備えられた別途のコイルを用いて無線電力受信機とインバンド通信をすることもできることに気を付けなければならない。
センシング部650は、制御部640の制御によって、電力変換部610、電力伝送部620、変復調部630に流れる過電圧をチェックすることができ、無線電力受信機から受信される信号強度指示子をセンシングすることができる。
図5は実施例によるマルチコイル無線電力送信機と連動する無線電力受信機のブロック図である。
図5を参照すれば、無線電力受信機700は、受信コイル710、整流部720、DC/DCコンバーター730、負荷740、電力センシング部750、変調部762/復調部761含む変復調部760及び主制御部770を含むことができる。
受信コイル710を介して受信されたAC電力は分配スイッチ(図示せず)を介して周波数フィルター(図示せず)に伝達されることができる。このとき、周波数フィルター(図示せず)は複数の相異なる搬送周波数をフィルタリングして整流部720に伝達することができる。整流部720は、フィルタリングされたAC電力をDC電力に変換してDC/DCコンバーター730に伝送することができる。DC/DCコンバーター730は、整流器出力DC電力の強度を負荷740に要求される強度に変換して負荷740に伝達することができる。
電力センシング部750は、整流部720に含まれた出力DC電力の強度を測定し、これを主制御部770に提供することができる。ここで、整流部720は複数の整流部を含むことができる。
すなわち、主制御部770は、整流器出力DC電力の強度が所定の基準値以上の場合、感知信号が受信されたと判断することができる。主制御部770は、感知信号の受信時、該当感知信号伝送に使われたた搬送周波数を用いて感知信号に対応する信号強度指示子が伝送されるように変調部762を制御することができる。
他の一例として、復調部761は、整流部720の出力を復調して感知信号の受信有無を識別することができ、識別された感知信号がどの搬送周波数で伝送されたかについての情報を主制御部770に提供することができる。このとき、主制御部770は、識別された感知信号の伝送に使われた搬送周波数と同一の周波数を用いて、信号強度指示子が変調部762を介して伝送されるように制御することができる。
図6はWPC標準で定義した無線電力受信過程を説明するための図である。図2、図4及び図5の図面符号を一緒に参考する。
X軸は時間(T)であり、第1Y軸は無線電力受信機700の1次セル(Primary Cell)の電流振幅(Current Amplitude)となる。ここで、1次セル(Primary Cell)は単一送信コイル又はマルチコイルが活性領域(Active Area)を介して十分な磁束(magnetic flux)を提供するセル(Cell)を意味する。第2Y軸は受信機700が感知する整流電圧(Rectified Voltage(Vr))に相当する。無線電力送信機600及び無線電力受信機700は選択段階(Selection Phase)210、ピング段階(Ping Phase)220及び識別段階(Identification)230に遷移することができる。
上述したように、無線電力送信機600がパワー信号を伝送すれば、選択段階210に進入することができる。選択段階210で、無線電力受信機700は、整流電圧(Vr)が充分に高い場合(所定のVr)、ピング段階220に遷移することができる。所定のVrは器機の構成によって違って設定されることができる。
ピング段階220で、無線電力受信機700は無線電力送信機600から感知信号を受信することができる。無線電力受信機700は、信号強度指示子(Signal Strength)を無線電力送信機600にフィードバックすることができる。このとき、受信機700は信号強度指示子の待機時間(Twake)を設定することができる。待機時間(Twake)は19〜64ms程度に設定することができるが、機器によって違って構成されることができる。また、待機時間(Twake)が64msを超える場合、識別段階230に遷移しなくて無線充電が失敗することがある。
また、1次セル(Primary Cell)の安定レベル(Stable Level)は器機構成によって違って設定されることができる。
ピング段階220で、信号強度指示子(Signal Strength)が伝送され、無線電力送信機600がパワー信号を除去(remove)した後、リセットタイム(Reset Time)内に識別段階230に遷移することができる。
リセットタイム(Reset Time(Tr))はシステムが識別段階に進入するのにかかる時間が受信機の初期化のための時間に設定されることができ、コイル別にリセットタイムが設定されることもできる。Trは25msとなることができるが、機器によって違って構成されることができ、リセットタイム(Reset Time(Tr))が28msを超える場合、識別段階230に遷移しなくて無線充電が失敗することがある。
また、リセットタイム(Tr)が完了する前に1次セル(Primary Cell)の安定レベル(Stable Level)が50%以下に下降する場合、識別段階230に遷移しなくて無線充電が失敗することがある。
ここで、無線電力受信機700は、無線電力送信機600が複数のコイルを備えた場合(それぞれのコイルが感知信号を伝送した場合)、複数のコイル別に信号強度指示子を伝送することができ、複数のコイルのうち感知信号を弱く伝送したコイルは信号強度指示子を受信することができないこともある。
また、無線電力受信機700はコイル別にリセットタイムを有するとか、信号強度指示子を全て伝送してからリセットタイムを有することができる。
図7は従来技術のピング段階から識別段階への状態遷移が発生しない場合を示す図である。
図7によれば、無線電力送信機600は第1〜第3のコイルを含むものであると想定する。
無線電力送信機600は、第1コイルから第3コイルまで順次感知信号を無線電力受信機700に伝送する。
無線電力受信機700は、第3コイルが最適の感知信号(例えば、所定の基準を超えながら信号強度が大きな感知信号)を伝送したと判断し、第3コイルに信号強度(Signal Strength)パケットを伝送する。無線伝送受信機700は信号強度(Signal Strength、SS)パケットを伝送し、第1リセットタイムを許容する。
ここで、受信機700は感知信号の強度が弱いコイルに対してはSSパケットを伝送しないこともあるが、これは具現例によって違う。
無線電力送信機600は、第1リセットタイム後、再び第1コイルから第3コイルまで感知信号を伝送する。反復的に感知信号を伝送する理由は、より正確に無線充電のための認識をするためである。無線電力受信機700は、再び第3コイルが最適の感知信号を伝送したと判断し、第3コイルに信号強度(Signal Strength)パケットを伝送する。無線伝送受信機700は信号強度(SS)パケットを伝送し、第2リセットタイムを許容する。
ここで、無線電力送信機600及び無線電力受信機700は、信号強度(SS)パケットを伝送し、第2リセットタイムを有するとき、特定の時間を超えれば識別段階に進入することができない。すると、パワー伝送段階に進入することができなくて無線充電が失敗することになる。
これは、無線受信機700の性能及び構成が標準スペックを守らないとか部品の劣化によって発生することがある。受信機700は信号強度(SS)信号伝送のための待機時間(Twake)が長く設定されるとか、リセット(Reset)タイムが長く設定されるとか、リセット(Reset)タイムのうち1次セル(Primary Cell)の電流値が所定の大きさ未満に下降する場合、無線受信機700のアラインメントが誤った場合などに前記問題が発生することがある。
以下では、前記問題をより効率的に解決する多様な実施例を説明する。
図8及び図9は実施例によるマルチコイルの感知信号伝送の送出手順を変更して無線電力伝送システムが識別段階に進入することを示す図である。
図8によれば、無線電力送信機600はマルチコイルが感知信号を2回(1Cycle、2Cycle)伝送すると想定する。
1Cycleで、無線電力送信機600は、コイル1及びコイル2からは信号強度(SS)信号を受信機700から受信することができない。無線電力送信機600は信号強度(SS)信号を受信したコイル3を選択する。
その後、2Cycleで、無線電力送信機600は感知信号をコイル3から受信機700に伝送する。すると、無線電力伝送システムは識別段階に進入することができる。
これは、無線電力送信機600は、コイル3を介して感知信号を伝送すれば、受信機700の性質によって待機時間、リセットタイム(Twake、Treset)を多く有すると言ってもコイル2及びコイル1が感知信号を伝送するうちに余裕時間が生じるので、システムは識別段階に進入することができる。
もしくは、無線電力送信機600は、コイル3の感知信号によってシステムが1次セル(Primary Cell)の50%で電流値が維持されるように制御し、時間が経つにつれて受信機700の電流値が所定値だけ(Primary Cellの50%以下)落ちることがある。このとき、無線電力送信機600はコイル3を介して感知信号を受信機700に再伝送して、リセット(Reset)タイムの期間に電流値が1次セル(Primary Cell)の50%を超えるように制御することができる。
一方、無線電力受信機700は伝送効率に優れたコイル情報をSS信号ではないインバンドチャネルを介して無線電力送信機600に伝送することができる。すると、無線電力送信機600はこれに基づいて1次セル(Primary Cell)をなすコイルを介して感知信号を伝送することができる。
このように、ピング段階から識別段階への十分な信号強度(Signal Strength)伝送及びリセットタイムが確保される場合、識別段階に問題なしに遷移することができる。
図9においても、無線電力送信機600は1Cycleでコイル3、コイル2、コイル1の順に感知信号を伝送し、信号強度(SS)の大きさに基づいて2Cycleでコイル3、コイル2、コイル1の順に再び感知信号を伝送し、図8のようにシステムが識別段階に進入することができるように制御することができる。
受信機700は、信号強度(SS)信号以外にもインバンド通信(又は近距離通信)を介して受信機700の状態を無線電力送信機600に提供することができる。
図8及び図9のように、ピング段階から識別段階への十分な信号強度(Signal Strength)の伝送及びリセットタイムが確保される場合、識別段階に遷移することができる。
図10は感知信号を伝送する無線電力送信機の動作によって無線電力受信機の電流値変化を示すグラフである。図8及び図9の場合を想定する。X軸、第1Y軸及び第2Y軸は図6と同一であるので、その説明は省略する。
無線電力受信機700は第1cycleで第3コイルに信号強度(SS)信号を伝送し、リセットタイムを有する。第1cycleで電流振幅(Current Amplitude)が安定レベル(Stable Level)50%以下となって第1リセットタイムを全く満たすことができなくなる。
このとき、無線電力送信機600が信号強度(SS)信号を受信した第3コイルを制御して、第2cycleで感知信号を無線電力受信機700に伝送すれば、無線電力受信機700の電流値が上昇することになる。
すると、受信機700はSSをコイル3に再伝送し、リセットタイム区間でも電流値が既設定の値(Primary CellのStable Levelの50%)を維持してシステムは識別段階に進入することになる。
仮に、無線電力送信機600が、cycleが変更されるとき、コイル伝送手順を変えなければ、リセットタイムの間に電流振幅が安定レベル(Stable Level)の50%以下となって識別段階に遷移することができないことがある。
また、無線電力受信機700が信号強度(SS)信号を伝送するための待機時間(Twake)を過度に割り当てる場合、信号強度(SS)信号が伝送されることができずに(SSはStable Levelの50%以下で伝送できない)識別段階に進入することができないこともある。その他、受信機700のコイルアラインメントがよくない場合にも識別段階に遷移することができないことがある。
図11は実施例によるコイル別に感知信号の伝送手順を変更する無線電力伝送システムの駆動方法を示すフローチャートである。
まず、システムはピング段階が終了することを感知する(S1110)。
システムは、受信機700が信号強度(SS)信号を伝送し、リセットタイムとなった場合、ピング段階の終了を感知することができる。また、システムは職別(Identification)パケットが伝送される場合にもピング段階が終了したと判断することができる。
すると、システムは、識別段階に進入したかを判断し(S1120)、識別段階に進入したとともに無線充電中であれば(S1130)、無線充電のための駆動を行うことができる。
仮に、システムは、識別段階に進入しなかったならば、ピング段階が終了することを再びモニターする。
また、システムは、識別段階であるが充電中ではなければ、コイル別に感知信号の伝送パターンを変更し(S1140)、再びピング段階に進入することができる。
図12は実施例による信号強度指示子を複数のコイルを介して受信する場合、無線電力システムの駆動方法を説明するための図である。
図12によれば、無線電力送信機600のコイル2及びコイル3が1Cycleで受信機700から信号強度(SS)信号を受信する。
無線電力送信機600は、コイル2及びコイル3に受信された信号強度(SS)信号の強度を判断し、2Cycleでコイル2、コイル3の送出手順を変更することができる。この場合、前述したようなシステムは識別段階に進入することになる。
また、無線電力送信機600は、複数のコイル(コイル2及びコイル3)を介して同時に感知信号を伝送し、同時に受信機700のコイルを介して無線電力を伝送することができる。
特に、受信機700は、信号強度(SS)信号を無線電力送信機600に伝送しながら電流値情報を一緒に無線電力送信機600に伝送することができる。すると、無線電力送信機600は、これに基づいて感知信号を伝送することができる。また、受信機700は、リセットタイムの中間に電流値が所定の大きさだけ下降する場合、該当情報を無線電力送信機600に伝送することができる。このようにすれば、無線電力送信機600がこれに備えて感知信号を伝送することができる。
上述した実施例による方法はコンピュータで実行可能なプログラムに製作されてコンピュータ可読の記録媒体に記録されることができる。コンピュータ可読の記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)の形態に具現されるものも含む。
コンピュータ可読の記録媒体はネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読めるコードが記録されて実行されることができる。そして、上述した方法を具現するための機能的な(function)プログラム、コード及びコードセグメントは実施例が属する技術分野のプログラマーによって容易に推論可能である。
本発明は本発明の精神及び必須の特徴を逸脱しない範疇内で他の特定の形態に具体化することができるのは当業者に自明である。
したがって、前記の詳細な説明は全ての面で制限的に解釈されてはいけなく、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は添付の請求項の合理的解釈によって決定されなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
本発明は複数の送信コイルを備えた無線電力送信装置に適用可能である。

Claims (18)

  1. 複数の送信コイルを備えた無線電力送信機であって、
    第1〜第Nコイル、及び
    第1感知信号を前記第1〜第Nコイルを介して無線電力受信機に送出し、前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子が受信されれば、受信された前記第1信号強度指示子の信号強度に基づき、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する制御部、を含み、
    前記制御部は、
    調整された送出手順で前記第2感知信号を第1〜第Nコイルを介して前記受信機に伝送する、無線電力送信機。
  2. 前記制御部は、
    前記第1信号強度指示子の伝送をトリガーするウェイク(Wake)タイムが所定の時間より長く設定される場合、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  3. 前記制御部は、
    前記受信機をリセットするリセット(reset)タイムが所定の時間より長く設定される場合、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  4. 前記制御部は、
    前記受信機をリセットするリセット(reset)タイムで前記受信機の所定の電流値が所定の大きさより小さくなる場合、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  5. 前記制御部は、
    受信された前記第1信号強度指示子の信号強度に基づき、第2感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  6. 前記制御部は、
    前記第1感知信号を前記複数の送信コイルのうち一つの送信コイルを介して所定の周期で送出するように制御する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  7. 前記制御部は、
    前記第1信号強度指示子が受信された少なくとも一つのコイルを介して前記第2感知信号を送出するように制御する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  8. 前記受信機が前記複数のコイルのうち外側に配置されたコイルと所定の範囲内でアラインメント(Alignment)される、請求項1に記載の無線電力送信機。
  9. 前記制御部は、
    前記第2感知信号の送出手順が前記第1感知信号の送出手順と一致し、無線電力伝送が失敗する場合、第3感知信号の送出のための第1〜第Nコイルの送出手順を調整する、請求項1に記載の無線電力送信機。
  10. 前記第1感知信号は前記第1〜第Nコイルから所定の周期で同時に送出される、請求項1に記載の無線電力送信機。
  11. 前記第1感知信号は前記第1〜第Nコイルで所定の手順に伝送される、請求項1に記載の無線電力送信機。
  12. 前記第1次感知信号及び前記第2次感知信号はWPC標準又はPMA標準で定義したデジタルピング信号である、請求項1に記載の無線電力送信機。
  13. 前記第1感知信号と前記第2感知信号は出力電圧強度、伝送周期及び伝送時間の少なくとも一つが互いに異なる、請求項1に記載の無線電力送信機。
  14. 複数の送信コイルを備えた無線電力送信機から無線電力を受ける無線電力受信機であって、
    第1感知信号を前記複数の送信コイルの少なくとも一つから受信する受信コイル、及び
    前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子の伝送をトリガーするウェイク(Wake)タイム及び前記受信機をリセットするリセット(reset)タイムに基づく第1信号強度指示子を前記送信機に伝送するように制御する主制御部、を含む、無線電力受信機。
  15. 前記主制御部は、
    前記ウェイクタイム又はリセットタイムが所定の時間より長く設定される場合、前記送信機から第2感知信号を既設定のパターンとは違うパターンで受信する、請求項14に記載の無線電力受信機。
  16. 前記リセットタイムの間に電流振幅が所定の大きさより小さくなる場合、前記送信機から第2感知信号を既設定のパターンとは違うパターンで受信する、請求項14に記載の無線電力受信機。
  17. 複数の送信コイルを備えた無線電力伝送システムの駆動方法であって、
    前記システムが無線電力伝送のための識別段階に進入するかをモニターする段階、
    前記システムが前記識別段階に進入する場合、無線電力受信機が充電されているかを判断する段階、及び
    前記受信機が充電されない場合、前記システムがピング段階に進入するように駆動する段階、を含む、無線電力伝送システムの駆動方法。
  18. 前記システムがピング段階に進入する場合、前記複数の送信コイルを介して第1感知信号を前記無線電力受信機に伝送するように駆動する段階、
    前記無線電力受信機が前記第1感知信号に対応する第1信号強度指示子を無線電力送信機に伝送するように駆動する段階、
    前記無線電力送信機が前記第1信号強度指示子を受信すれば、第2感知信号の送出のための前記複数の送信コイルの送出手順を調整するように制御する段階、及び
    調整された送出手順で、前記第2感知信号を前記複数の送信コイルを介して前記受信機に伝送する段階、をさらに含む、請求項17に記載の無線電力伝送システムの駆動方法。
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