JP2019510315A - モバイル端末のアプリケーション更新方法及び装置 - Google Patents

Abstract

本願は、モバイル端末のアプリケーション更新方法及び装置を提供する。この方法は、サーバから１つ又は複数のタイプのファイルを含むオフライン圧縮パッケージをダウンロードし；前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別し；実行するファイルタイプに一致するコンテナにファイルを送信して更新を完了する。本アプリケーションの開発者は、ファイルタイプを区別することなく、異なる種類のファイルを同じオフライン圧縮パッケージにパックすることができ、以て開発者の開発効率が大幅に向上する。さらに、アプリケーションは、複数のオフライン圧縮パッケージを解凍する必要がないので、アプリケーションの更新速度が向上する。

Description

本願はコンピュータ技術の分野に関し、特に、モバイル端末のアプリケーション更新方法及び装置に関する。

インターネット技術の急速な発展に伴い、ユーザは、モバイル端末にインストールされたアプリケーション、例えば決済オペレーションやショッピングオペレーションを使用して、様々なサービスオペレーションを実施することができる。関連する技術として、現在のバージョンの欠陥を修正したり、現在のバージョンを改善したりするために、開発者は通常、アプリケーションがリリースされた後にアプリケーションを更新する。アプリケーション更新中の開発効率をどのように改善するかは、解決すべき課題となる。

本願は、モバイル端末のアプリケーション更新方法及び装置（デバイス）を提供する。

本願は、以下の技術的解決法を用いて実施される。

モバイル端末のアプリケーション更新方法が提供され、この方法は：オフライン圧縮パッケージをサーバからダウンロードするステップであって、前記オフライン圧縮パッケージが１つ又は複数のタイプのファイルを含む、前記ダウンロードするステップと；前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別するステップと；更新を完了するために、実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信するステップと；を含む。

オプションとして、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別する前記ステップは：前記オフライン圧縮パッケージ内の前記ファイルの拡張子に基づいて各ファイルの前記ファイルタイプを識別するステップを含む。

オプションとして、実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信する前記ステップは：前記ファイルがＨＴＭＬファイルである場合、実行するための前記ファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信するステップを含む。

オプションとして、実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信する前記ステップは：前記ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルである場合、実行するための前記ファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信するステップを含む。

モバイル端末のアプリケーション更新装置が提供され、この装置は：オフライン圧縮パッケージをサーバからダウンロードするように構成され、前記オフライン圧縮パッケージは、１つ又は複数のタイプのファイルを含む、ダウンロードユニットと；前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別するように構成された識別ユニットと；実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信して更新を完了するように構成された実行ユニットと；を含む。

オプションとして、前記識別ユニットは、前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の前記ファイルの拡張子に基づいて各ファイルの前記ファイルタイプを識別するように構成される。

オプションとして、前記実行ユニットは、前記ファイルがＨＴＭＬファイルである場合、実行するための前記ファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信するように構成される。

オプションとして、前記実行ユニットは、前記ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルである場合、実行するための前記ファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信するように構成される。

前述の説明から分かるように、本願の開発者は、ファイルタイプを区別することなく異なるタイプのファイルを同じオフライン圧縮パッケージにパックすることができ、それによって開発者の開発効率が向上する。本願においては、アプリケーションは、オフライン圧縮パッケージをダウンロードした後で、オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別し、さらに、実行するファイルタイプと一致するコンテナにファイルを送信して、複数のオフライン圧縮パッケージを解凍することなくアプリケーションを更新するため、アプリケーションの更新速度が向上する。

図１は、本願の実施の例に係る、モバイル端末のアプリケーション更新方法を示す概略フローチャートである。

図２は、本願の実施の例に係る、モバイル端末のアプリケーション更新装置を示す概略構成図である。

図３は、本願の実施の例に係る、モバイル端末のアプリケーション更新装置を示す概略構成図である。

実施の例はここで詳細に説明され且つ添付の図面に示されている。以下の説明は、添付の図面と関連しているが、異なる図面において同一の符号は、特に断らない限り、同一または類似の要素を示す。以下の実施の例で説明される実施の形態は、本願に係る実施の全てを表すものではない。代替的に、これらの実施は、添付の特許請求の範囲に詳細に記載されているように、本願のいくつかの実施の態様に一致するデバイスおよび方法の単なる一例である。

本願で使用される用語は、特定の実施を説明するためのものにすぎず、本願を限定することを意図するものではない。本願及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形の用語「１つの」、「前記」及び「その」は、文脈上特に明記しない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用される「及び／又は」という用語は、１つ又は複数の関連する列記された部材の任意の又は全ての可能な組み合わせを示し、これを含むものであることがさらに理解されるべきである。

「第１」、「第２」及び「第３」等の用語は、本願において様々なタイプの情報を説明するために使用することができるが、その情報は用語によって限定されないことを理解されたい。これらの用語は、同じタイプの情報を区別するためにのみ使用されるものである。例えば、本願の範囲から逸脱することなく、第１の情報を第２の情報と呼ぶことができ、同様に、第２の情報も第１の情報と呼ぶことができる。文脈に応じて、例えば、ここで使用される「〜のとき」という用語は、「〜の間」、「〜の場合」又は「特定に応じて」と説明することができる。

関連技術では、開発者は通常、アプリケーションを更新するときに異なるタイプのファイルを別々にパックする。例えば、特定のアプリケーションを更新するために、ＨＴＭＬ（Ｈｙｐｅｒｔｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）５ファイルとＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルの２種類のファイルを実行する必要があるとする。実際に、開発者は通常、この２種類のファイルを別々にパックする。アプリケーションは、サーバから２つのオフライン圧縮パッケージをダウンロードする。対応するコンテナは２つのオフライン圧縮パッケージを実行して、２つのオフライン圧縮パッケージを別々に解凍した後に更新を完了する。しかし、この実施では、ファイルタイプが多数ある場合やアプリケーションが頻繁に更新される場合、異なるタイプのファイルを別々にパックすることは、開発者の開発効率に重大な影響を及ぼす可能性がある。さらに、アプリケーションによってダウンロードされた複数のオフライン圧縮パッケージは、実行のために別々に解凍する必要があるため、アプリケーションの更新速度も影響を受ける。

上記の問題を解決するために、本願は、モバイル端末のアプリケーション更新方法を提供する。図１を参照すると、図１は、本願の実施の例に係る、モバイル端末のアプリケーション更新方法を示す概略フローチャートである。モバイル端末のアプリケーション更新方法は、モバイル端末にインストールされたアプリケーション（ＡＰＰ）に適用することができる。モバイル端末としては、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、またはＰＣ等のインテリジェント端末装置を含むことができる。モバイル端末のアプリケーション更新方法は、以下のステップを含むことができる。

ステップ１０１：サーバからオフライン圧縮パッケージをダウンロードする。オフライン圧縮パッケージには、１種類以上のファイルが含まれる。

この実施では、アプリケーションを更新するために必要なオフライン圧縮パッケージを準備するとき、アプリケーションの開発者は、更新に必要な関連ファイルをコンパイルし、すべてのファイルを同じオフライン圧縮パッケージにパックすることができる。

この実施では、アプリケーションを更新するには、通常、ＨＴＭＬ５ファイルやＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイル等、様々なタイプのファイルを実行する必要がある。開発者は、この様々なタイプのファイルをコンパイルし、現在のアプリケーションの更新に必要なすべてのファイルを同じオフライン圧縮パッケージにパックできる。

この実施では、アプリケーションは、サーバによってプッシュされたバージョン更新メッセージを受信した後、サーバから更新に必要なオフライン圧縮パッケージをダウンロードできる。このオフライン圧縮パッケージには、１種類以上のファイルが含まれる。

ステップ１０２：オフライン圧縮パッケージが解凍された後、オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプ（種類）を特定する。

ステップ１０１に基づいて、ダウンロードされたオフライン圧縮パッケージに含まれるすべてのファイルは、オフライン圧縮パッケージが解凍された後に取得することができる。このステップでは、各ファイルのファイルタイプを識別することができる。オプションとして、ファイルの拡張子（接尾語）に基づいてファイルのタイプを識別することができる。

例えば、ファイルの拡張子が「．ｈｔｍｌ」の場合、ファイルはＨＴＭＬファイルと特定でき、ファイルの拡張子が「．ｊｓｂｕｎｄｌｅ」の場合、ファイルはＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルと特定できる。もちろん、実際のアプリケーションでは、他のタイプのファイルが存在する可能性がある。本願では、説明を簡単にするために詳細は省略している。

ステップ１０３：更新を完了するために、実行するファイルタイプと一致するコンテナにファイルを送信する。

ステップ１０２の識別結果に基づいて、ファイルのファイルタイプが識別された後、ファイルタイプに一致するコンテナにそのファイルを送ることができる。コンテナはファイルを実行してアプリケーションを更新する。

この実施では、ファイルがＨＴＭＬファイルであり、ＷｅｂＶｉｅｗコンテナがＨＴＭＬファイルのコードを実行できる場合は、このファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信できる。ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルであり、Ｒｅａｃｔ−ＮａｔｉｖｅコンテナがＲＥＡＣＴ−Ｎａｔｉｖｅファイルのコードを実行できる場合は、このファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信できる。他のタイプのファイルにも同様の操作が適用される。本願では、説明を簡単にするために詳細は省略している。オフライン圧縮パッケージの各ファイルがファイルタイプに一致するコンテナによって実行されると、アプリケーションの更新が完了する。

前述の説明から分かるように、本発明の開発者は、ファイルタイプを区別することなく異なるタイプのファイルを同じオフライン圧縮パッケージにパックすることができ、それによって開発者の開発効率を大幅に向上させることができる。本アプリケーションでは、アプリケーションは、オフライン圧縮パッケージをダウンロードした後、オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別し、さらに、実行するファイルタイプと一致するコンテナにファイルを送信し、複数のオフライン圧縮パッケージを解凍することなくアプリケーションを更新するため、アプリケーションの更新速度が向上する。

本願は、モバイル端末のアプリケーション更新方法の実施に対応して、モバイル端末のアプリケーション更新装置の実施をさらに提供する。

本願におけるモバイル端末のアプリケーション更新装置の実施は、モバイル端末にインストールされたアプリケーションに適用することができる。装置の実施は、ソフトウェア、ハードウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現できる。ソフトウェアの実施が例として使用される。論理デバイス（装置）として、ソフトウェアは、不揮発性メモリから対応するコンピュータプログラム命令を読み出し、その命令をメモリ内のプロセッサによってモバイル端末内で実行することによって形成される。ハードウェアとしては、図２に示すようなものであり、図２は、本願に係るモバイル端末用アプリケーション更新装置を備えたモバイル端末を示すハードウェア構成図である。実施に係る装置を備えたモバイル端末は、図２に示すプロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェース及び不揮発性メモリに加えて、実際のモバイル端末の機能に基づくハードウェアをさらに含むことができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略する。

図３は、本願の実施の例に係る、モバイル端末のアプリケーション更新装置を示す概略構成図である。

図３を参照すると、モバイル端末のアプリケーション更新装置２００は、図２に示すモバイル端末に搭載されたアプリケーションに適用することができ、ダウンロードユニット２０１と、識別ユニット２０２と、実行ユニット２０３とを含む。

ダウンロードユニット２０１は、サーバからオフライン圧縮パッケージをダウンロードするように構成され、オフライン圧縮パッケージは、１つ又は複数のタイプのファイルを含む。

識別ユニット２０２は、オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別するように構成される。

実行ユニット２０３は、更新を完了するために、実行するファイルタイプに合致するコンテナにファイルを送信するように構成される。

オプションとして、識別ユニット２０２は、オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、オフライン圧縮パッケージ内のファイルの拡張子に基づいて各ファイルのファイルタイプを識別するように構成される。

オプションとして、実行ユニット２０３は、ファイルがＨＴＭＬファイルであるとき、このファイルを実行するためにファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信するように構成される。

オプションとして、実行ユニット２０３は、ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルであるとき、このファイルを実行するためにファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信するように構成される。

装置内の各ユニットの機能及び役割の実施プロセスについては、前述の方法における対応するステップの実施プロセスを参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略する。

装置の実施は、基本的に方法の実施に対応するため、関連する部品については、方法の実施における関連する記載を参照することができる。先に説明した装置の実施は単なる一例である。別個の部品として記載された各ユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示されたパーツは、物理ユニットであってもなくてもよく、１つの位置に配置することも複数のネットワークユニットに分散させて配置することもできる。モジュールの一部または全部は、本願の解決策の目的を達成するための実際のニーズに基づいて選択することができる。当業者は、創造的な努力なしに本願を理解し、実施することができる。

前述の説明は、本願の単なる実施の例であり、本願を限定するものではない。本願の精神及び原理から逸脱することなくなされた変更、均等な置換又は改良は、本願の保護範囲内に含まれるべきである。

２００ モバイル端末のアプリケーション更新装置
２０１ ダウンロードユニット
２０２ 識別ユニット
２０３ 実行ユニット

Claims (8)

1. モバイル端末のアプリケーション更新方法であって：
   オフライン圧縮パッケージをサーバからダウンロードするステップであって、前記オフライン圧縮パッケージが１つ又は複数のタイプのファイルを備える、前記ダウンロードするステップと；
   前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別するステップと；
   更新を完了するために、実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信するステップと；を備える、
   モバイル端末のアプリケーション更新方法。
2. 前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別する前記ステップは：
   前記オフライン圧縮パッケージ内の前記ファイルの拡張子に基づいて各ファイルの前記ファイルタイプを識別するステップを備える、
   請求項１に記載のアプリケーション更新方法。
3. 実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信する前記ステップは：
   前記ファイルがＨＴＭＬファイルである場合、実行するための前記ファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信するステップを備える、
   請求項１に記載のアプリケーション更新方法。
4. 実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信する前記ステップは：
   前記ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルである場合、実行するための前記ファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信するステップを備える、
   請求項１に記載のアプリケーション更新方法。
5. モバイル端末のアプリケーション更新装置であって：
   オフライン圧縮パッケージをサーバからダウンロードするように構成され、前記オフライン圧縮パッケージは、１つ又は複数のタイプのファイルを備える、ダウンロードユニットと；
   前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の各ファイルのファイルタイプを識別するように構成された識別ユニットと；
   実行する前記ファイルタイプに一致するコンテナに前記ファイルを送信して更新を完了するように構成された実行ユニットと；を備える、
   モバイル端末のアプリケーション更新装置。
6. 前記識別ユニットは、前記オフライン圧縮パッケージが解凍された後に、前記オフライン圧縮パッケージ内の前記ファイルの拡張子に基づいて各ファイルのファイルタイプを識別するように構成される、
   請求項５に記載のアプリケーション更新装置。
7. 前記実行ユニットは、前記ファイルがＨＴＭＬファイルである場合、実行するための前記ファイルをＷｅｂＶｉｅｗコンテナに送信するように構成される、
   請求項５に記載のアプリケーション更新装置。
8. 前記実行ユニットは、前記ファイルがＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅファイルである場合、実行するための前記ファイルをＲｅａｃｔ−Ｎａｔｉｖｅコンテナに送信するように構成される、
   請求項５に記載のアプリケーション更新装置。

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