JP2019509862A - パルス注入デバイス・システムおよび方法 - Google Patents

パルス注入デバイス・システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019509862A
JP2019509862A JP2018551767A JP2018551767A JP2019509862A JP 2019509862 A JP2019509862 A JP 2019509862A JP 2018551767 A JP2018551767 A JP 2018551767A JP 2018551767 A JP2018551767 A JP 2018551767A JP 2019509862 A JP2019509862 A JP 2019509862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
infusion
volume
pump
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018551767A
Other languages
English (en)
Inventor
オフェール シャイ
オフェール シャイ
Original Assignee
メディカル フロー システムズ リミテッド
メディカル フロー システムズ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US15/083,325 external-priority patent/US10279129B2/en
Application filed by メディカル フロー システムズ リミテッド, メディカル フロー システムズ リミテッド filed Critical メディカル フロー システムズ リミテッド
Publication of JP2019509862A publication Critical patent/JP2019509862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/22Valves or arrangement of valves
    • A61M39/24Check- or non-return valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/172Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body electrical or electronic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/48Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for varying, regulating, indicating or limiting injection pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/33Controlling, regulating or measuring
    • A61M2205/3331Pressure; Flow
    • A61M2205/3334Measuring or controlling the flow rate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/50General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

輸液パルスを投与するための方法およびシステムが記載される。システムは、輸液が入るようになっている外部リザーバへ接続された注入口およびカテーテルへ接続された排出口を有する配管システムを含む。配管システムは、注入口に近接したチェックバルブおよび排出口に近接したアンチサイフォン・バルブを含む。システムは、自動パルス流生成デバイスをさらに含む。自動パルス流生成デバイスは、内部リザーバ、および輸液を外部リザーバから内部リザーバへポンピングし、輸液パルスを、カテーテルによって注入されるように内部リザーバからさらにポンピングするように構成された双方向ポンプを含み、輸液パルスは、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有する。
【選択図】図16B

Description

本発明は、液剤の投与に関する。より詳しくは、疼痛管理用途において、患者を担当する医師によっておよび/または患者(彼または彼女)自身によって指示される容積、速度および頻度に適合するようにプログラム可能なパルス注入(infusion)ポンプが開示される。
90年代初期から麻酔薬を投与するための注入ポンプの使用が持続的な局部および局所麻酔を達成するための一般的なやり方となった。これらのポンプは、電気機械式ポンプまたは機械式ポンプのいずれかである。大部分のポンプは、携帯型で、患者によってポーチまたは同様のホルダにいれて運ばれるように設計される。いくつかのタイプのポンプが患者管理鎮痛法(PCA:Patient Control Analgesia)に適し、それによって、患者は、激痛に対処するために追加の薬物ボーラスを基礎流量に追加することができる。
現在、持続的な長期術後局部/局所麻酔に用いられるいずれも皮下/筋肉内の2つの主要な臨床手技がある。第1の手技は、手術部位浸潤(SSI:Surgical Site Infiltration)であり、薬物は、患者組織中に挿入された長い有窓セグメントをもつカテーテルの使用によって外科的切開部中またはその近くに導入される。第2の手技は、持続的末梢神経ブロック(CPNB:Continuous Peripheral Nerve Block)であり、薬物は、手術された肢を制御する神経に近接して導入される。CPNB投与が行われるときに、効率的な疼痛ブロックは、神経を囲む区域の薬物飽和に起因して達成される。それゆえに、持続的な疼痛阻害(pain blockage)を得るためには十分な神経ベージング(nerve bathing)を維持することが必須である。例えば、かかる十分な神経ベージングは、神経ブロックが手動注入によって行われるときに達成され、通常は手術前に行われる。本技術革新(innovation)の主要な目的の1つは、CPNBのための革新的な注入方策を実施することを通じて十分な神経ベージングを持続的に維持し、それによって、改善された術後疼痛治療を得ることである。
持続的な薬物挿入のための自動ポンプ、例えば、インスリンポンプが当技術分野ではよく知られている。かかるデバイスは、少量の薬物をヒト静脈中に、例えば、およそ1ml/時(0.017ミリリットル/分)で持続的に静脈内(IV:intravenously)注入するように構成される。静脈内注入される薬物の量は、薬物を持続的に注入する間に静脈を傷つけないように綿密に制御されなければならない。当技術分野で知られている他のIVポンプは、30ml/分までものより多量の薬物を注入できるが、しかし、かかるポンプは、0.5バールより高い圧力に耐えるようには設計されていない。かかるポンプは、手動注入をシミュレートすることが必要な局部/局所麻酔を注入するのに適さない。比較的細くて長いカテーテルを通して投与され、比較的高い圧力を必要とする、比較的多量の麻酔薬物の比較的高速での速い注入、例えば、50〜100cm長の20Gカテーテルを用いた2ml超の容積の少なくとも5ml/分の速度での速い注入は、少なくとも2.0バールの圧力を必要とした。
本発明のデバイスは、注入される薬物を定義された容積および頻度および速度の持続的なパルス流で安定かつ正確な平均流速を維持しながら提供する。本デバイスは、少ない頻度の大容積のパルスに特に有用である。
本発明の実施形態は、輸液パルスを投与するためのシステムに関係してよい。システムは、輸液が入るようになっている外部リザーバへ接続された注入口およびカテーテルへ接続された排出口を有する配管システムを含んでよい。配管システムは、注入口に近接したチェックバルブおよび排出口に近接したアンチサイフォン・チェックバルブをさらに含んでよい。システムは、自動パルス流生成デバイスをさらに含んでよい。自動パルス流生成デバイスは、内部リザーバ、および輸液を外部リザーバから内部リザーバへポンピングし、輸液パルスを、カテーテルを通して注入されるように内部リザーバからさらにポンピングするように構成された双方向ポンプを含み、輸液パルスは、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度(流速)を有する。
本発明の他の実施形態は、輸液パルスを投与する方法に関係してよい。方法は、輸液を外部リザーバからパルス注入システム中に含まれる内部リザーバへ自動的にポンピングするステップであって、外部リザーバは、輸液が入るようになっていてよいステップと、輸液の所定の容積を内部リザーバからポンピングすることによって輸液パルスを自動的に生成するステップと、所定の容積を所定の速度で注入するステップであって、所定の容積は、少なくとも2mlであり、所定の速度は、少なくとも5ml/分であるステップとを含んでよい。
発明と見做される主題は、本明細書の結論部分において特に指定され、明確に請求される。しかしながら、本発明は、その目的、特徴および利点とともに、構成および動作の方法の両方について、添付図面と合わせて読まれたときに、以下の詳細な記載を参照することによって最もよく理解されるであろう。
本発明のいくつかの実施形態によるパルス前位置における、本発明の一実施形態による電気機械式パルス注入(infusion)システムの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるパルス後位置における、本発明の一実施形態による電気機械式パルス注入システムの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による、据置型電気機械式パルス注入システムの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による、携帯型電気機械式パルス注入システムの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な機械式および電気機械式パルス注入デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による機械式パルス流生成デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による一定流をパルス流へ変換するための方法のフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による自動パルス流生成デバイスの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による図10Aの自動パルス流生成デバイスの高レベルブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態によるシリンジの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による配管システムの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による配管システムの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による自動パルス流生成デバイスを制御するための手動コントローラの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による輸液パルスを投与する方法のフローチャートである。 本発明のいくつかの実施形態による3バルブ配管システムの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による2バルブ配管システムの説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による再使用可能な部分およびディスポーザブルな部分をもつ流れ生成デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による再使用可能な部分およびディスポーザブルな部分をもつ流れ生成デバイスの概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による再使用可能な部分およびディスポーザブルな部分をもつ流れ生成デバイスの概略図である。
説明の簡潔さおよび明確さのために、図に示される要素は、必ずしも一定の縮尺では描かれていないことが認識されよう。例えば、明確さのためにいくつかの要素の寸法が他の要素と比較して誇張されることがある。そのうえ、適切と考えられるところでは、対応するまたは類似する要素を示すために複数の図の間で参照数字が繰り返されることがある。
以下の詳細な記載においては、本発明の十分な理解を提供するために多くの具体的な詳細が提示される。しかしながら、本発明がこれらの具体的な詳細を伴わずに実施されてよいことを当業者は理解するであろう。他の事例では、本発明を曖昧にしないために、よく知られている方法、手順、および構成部品は、詳細に記載されなかった。
図1Aおよび図1Bに示されるシステム100は、高容積および高速を有するパルス流を作り出すスタンドアローンの電気機械式注入システムである。本発明のいくつかの実施形態によれば、システム100によって、パルスの容積、パルスの頻度およびパルス速度をユーザがセットすることができてよい。
本発明の一実施形態によれば、システム100は、輸液が入るようになっている外部リザーバ1へ接続された注入口2およびカテーテル(示されない)へ接続された排出口6を有する配管システム120を含んでよい。外部リザーバ1は、流体薬物リザーバであってよく、固体、半固体容器またはバッグであってよい。システム100は、自動パルス化流生成デバイス110であってよい。本発明のいくつかの実施形態によれば、配管システム120は、ディスポーザブルな配管システムであってよい。配管システム120は、注入口2に近接したチェックバルブ3および排出口6に近接したアンチサイフォン・チェックバルブ5をさらに含んでよい。
自動パルス流生成デバイス110は、例えば、シリンジの管の形態の内部リザーバ7、および双方向ポンプ12を含んでよい。双方向ポンプ12は、(図1Aに示されるような)ピストンおよびパルス作動装置8を含んでよい。図1Aに示されるピストンが例として示されるに過ぎないこと、および他の双方向ポンプが本発明の範囲内にあることを当業者は理解すべきである。他のまたは追加の実施形態によれば、自動パルス化流生成デバイス110は、ユーザ、例えば、医療チームおよび/または患者によってプログラム可能であってよい。本発明のさらに別の実施形態によれば、自動パルス化流生成デバイス110は、プリセットされてよい。双方向ポンプ12は、輸液を外部リザーバ1から内部リザーバ7へポンピングし、輸液パルスを、カテーテルによって注入されるように内部リザーバ7からさらにポンピングするように構成されてよく、輸液パルスは、15分以上のパルスサイクル頻度において少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有してよい。
例示的な自動的パルス化流生成デバイス110は、シリンジなどの内部ポンプリザーバ7、ピストン12およびパルス作動装置8を備えてよい。双方向動作の間に、シリンジ7は、各サイクル中に充填されて、空にされる。
デバイス100は、双方向ポンプ12ならびに随意的にバルブ3および5も制御するように構成されたコントローラ(示されない)をさらに含んでよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、注入パルスの速度を制御するため、例えば、5〜30ml/分(ミリリットル/分)の速度を有する注入パルスを生成または提供するために、ポンプ12に含まれたパルス作動装置8を制御してよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、注入パルスの容積を制御するため、例えば、2〜20ml(ミリリットル)の容積を有する注入パルスを生成または提供するために、ポンプ12に含まれたパルス作動装置8を制御してよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、パルスが注入される頻度を制御するためにポンプ12に含まれるパルス作動装置8を制御してよく、例えば、パルスは、90分ごとに1回と10分ごとに1回との間で患者に与えられてよい。コントローラは、パルスが注入される内圧をさらに制御してよい。少なくとも5ml/分の速度のパルスを作り出すために、例えば、少なくとも1.5または2バールの比較的高い圧力が必要とされることがある。コントローラは、パルスを少なくとも5ml/分で注入するために圧力を少なくとも2バールに高めるようにポンプ12を制御してよい。
コントローラは、バルブ3を開いている間に輸液を外部リザーバ1から内部リザーバ7へポンピングするようにポンプ12を制御してよい。別の実施形態では、コントローラは、アンチサイフォン・チェックバルブ5を開いている間に輸液を内部リザーバ7から排出口6へポンピングすることによって輸液パルスを生成するようにポンプ12を制御してよい。
本発明の一実施形態によれば、内部リザーバ7は、外部リザーバ1からの流れによって提供されたエネルギーを用いて充填される。外部リザーバ1から受け取った流体を内部リザーバ7に充填するために他のメカニズムが用いられてもよいことを当業者は認識するであろう。
本発明の一実施形態によれば、パルス化流生成デバイス110は、作動装置8中の電子コントローラ(示されない)によって制御されてよい電気モータまたはソレノイド(示されない)を通じて、電気機械的に操作されてよい。電子コントローラは、流体のパルス頻度、各パルスの容積および速度ならびに他のパラメータを各患者のニーズに合わせるために、これらのパラメータを適合させることができるようにプログラム可能であるかまたはプログラムされてよい。
いくつかの実施形態において、デバイス100は、1つよりも多いコントローラを含んでよい。例えば、作動装置8は、パルス頻度を制御するためのコントローラ(示されない)を備えてよい。本発明の別の実施形態によれば、作動装置8は、パルス化流量コントローラのような別のまたは追加のコントローラを備えてよい。加えて、作動装置8は、流速コントローラを備えてよい。随意的に、他のパラメータの他のコントローラが用いられてもよいことを当業者は認識するであろう。
パルス化流生成デバイス110は、外部リザーバ1から受け取った定義された容積、例えば、10mlの流体をシリンジ7などの内部ポンプリザーバへポンピングしてよい。ポンプ12(例えば、ピストン)は、次に、その定義された容積またはより小さい容積、例えば、5mlを、完全にまたは部分的に、患者の体内に配置されたカテーテル(示されない)中に送り出してよい。これらのポンピング動作は、選択された頻度で、例えば、60分ごとに1回行われてよい。
本発明の一実施形態によれば、内部リザーバ7およびポンプ12の両方は、ディスポーザブルなシリンジ・セットの部品であってよい。デバイス動作パラメータは、製造の間にプリセット(予めプログラム)でき、またはプログラム可能なバージョンでは、治療の過程で医療チームがデバイスの動作パラメータを選択およびセットし、必要とされるときに、それらを永続的に固定する選択肢を有してよい。
いくつかの実施形態において、デバイスは、電池13によって電力を供給する携帯型であってよい。しかしながら、患者が移動されそうにない場合は据置型デバイスを用いることができる。その場合は建物の給電に接続されたコード14を通じて変圧整流器15経由でエネルギーが供給されてよい。
いくつかの実施形態では、システムは、自動的なパルス送達に加えて患者および/または医療チームによって手動で操作されてよい。いくつかの実施形態では、システムは、患者および/または医療チームによって手動でのみ操作されてよい。いくつかの実施形態では、手動で操作されるときに、システム100は、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有する輸液パルスを供給するように構成されてよい。
図1Aは、電気機械式パルス化流生成デバイス110を表す。配管システム120は、一端が標準付属品の使用によって外部リザーバ1へおよび他端がチェックバルブ3へ接続されてよい注入管2を備える。T型コネクタ4などのコネクタが前記チェックバルブとアンチサイフォン・チェックバルブ5との間に置かれてよい。排出ポート6が前記アンチサイフォン・チェックバルブの後に置かれてよい。排出ポート6は、患者の体内に配置されるNBカテーテルへまたは当技術分野で知られているその他の流体挿入装置へ接続されるための標準付属品を有してよい。Tコネクタ4の残りの分枝は、標準的なディスポーザブルシリンジ7などの可変容積容器中へ開く。デバイス110の作動装置8は、ディスポーザブルかまたは再使用可能であってよく、一方で配管システム120および外部リザーバ1は、通常、ディスポーザブルな構成部品であることを当業者は認識するであろう。
内部リザーバ7は、リザーババレル11をホルダ9上へおよびピストンロッド12をプルレバー10へ取り付けることによってプログラム可能な電気機械式作動装置8へ接続されてよい。
チェックバルブ3は、さらにコネクタ4から外部リザーバ1への流体の逆流を防止してよい。アンチサイフォン・チェックバルブ5は、さらにリザーバ1から出口ポート6への重力流を防止してよく、出口ポート6からコネクタ4への逆流を防止する。
作動装置8のプルレバー10は、プルレバー10が第1の方向に移動するときに、内部リザーバ7の内容積が増加し、プルレバー10が第2の方向に移動するときには、内部リザーバ7の容積が減少するように、ポンプ12の一軸に沿ってのみ(図1Aおよび図1Bに示される両矢印の方向に)直線的に移動してよい。
作動装置8によって駆動されたプルレバー10の第1の方向における移動は、ポンプ(例えば、ピストン)12を同じ第1の方向に牽引し、シリンジのシリンダ中に内部間欠リザーバ7として機能する真空を生み出す。結果として、流体がリザーバ1から内部リザーバ7中に牽引される。
プルレバー10の前記第2の方向における移動は、内部リザーバ7中の流体に圧力を加え、その圧力によって、薬物を前記内部リザーバ7からアンチサイフォン・チェックバルブ5を通し、排出ポート6を通して患者へ送り出す。
作動装置8の電子プログラム可能な手段は、第1の方向におけるプルレバー10の移動サイクルごとにシリンジ7中に送り込まれる容積(例えば、15ml)、および第2の方向におけるプルレバー10の移動ごとにシリンジ7から送り出される容積(例えば、5ml)を決定することを可能にしてよい。プルレバー10の移動の頻度もプリセットされ、制御されてよい。同様に、プルレバー10の移動の速度もプリセットされ、制御されてよい。
本発明のいくつかの実施形態によれば、作動装置8は、注入データを記憶し、解析するため、および受信され、記録されたデータが予め定義された限界外にあるときに警報を発するための電子手段が装備されてよい。例えば、総パルス化流量が予め定義された最大薬用量を超えるとき。
図1Bは、プルレバー10が第2の方向にその末端まで移動した状況、すなわち、シリンジ7内の流体を送り出した状況におけるシステムを提示する、電気機械式パルス注入システム100を示す。図1Bに示される実施形態によれば、デバイス110は、変圧整流器15およびケーブル14を用いて、電力を壁ソケットから受け取るように配置されてよい。
本発明のいくつかの実施形態による据置型パルス注入システム100の概略図である図1Cが参照される。プラスチックバッグの形態の外部リザーバ1が患者のベッドの近くまたは上のポール上に配置されてよい。配管システム120は、バッグをシステム100へ接続してよく、さらにカテーテルへ接続されてよい。システム100は、手動パルス流制御デバイス260をさらに含んでよく、このデバイスは、患者の要請の際に(自動パルス流生成デバイス中に決定され、プログラムされた投与頻度に係わらず)薬物の追加のパルスを与えるために患者および/または医療チームのメンバーにパルス流生成デバイス110を手動で制御することができるようにする。
いくつかの実施形態において、システム100は、手動パルス流のみを送達するように構成されてよい。
本発明のいくつかの実施形態による携帯型パルス注入システム100の概略図である図1Dが参照される。外部リザーバ1は、患者によって運び出されるシステム100の本体の内部に配置されるか、またはそれに取り付けられてよい。携帯型システム100は、上記のような配管システム120および手動パルス流制御デバイス260をさらに含んでよい。
次に、本発明の別の電気機械式の実施形態の概略図である図2が参照される。図2に見られるように、配管2が随意的な一方向バルブ3を通して注入ポート52へ接続される。T型コネクタ4などのコネクタがアンチサイフォン・チェックバルブ5および出口ポート20へつながる。
パルス流生成デバイス110がさらに「T」コネクタ4へ接続される。パルス化流生成デバイス110にはポンプ(例えば、ピストン)12、随意的なばね26、電気作動装置8およびセンサ(近接スイッチ)30が装備される。シリンジ7は、コネクタ4を通して充填され、吐出される。
流体薬剤のような流体が注入ポンプ(示されない)から注入ポート52を通し、バルブ3を通して流れてよい。バルブ3および5の間の管2に流れ込む流体は、圧力上昇を生じさせてピストン12を第1の方向に押してよく、シリンジ7に入ってよい流体の容積を増加させる。シリンジ7内の流体の容積が予め定義された容積に達したときに、作動装置8は、シリンジ7に入っている流体を送り出すために、ピストン12に第2の方向における移動を開始させる。流体がシリンジ7から菅2中へ送り出されたときには、管2中の圧力が圧力チェックバルブ5が開くまで増加して、流体のパルスが、圧力作動チェックバルブ5を通して流れてよく、排出ポート20を通して患者の体の中へ出ていってよい。
本発明の一実施形態によれば、ピストン12が近接スイッチ30の近傍に達したときに、電気信号が作動装置8を第2の方向に移動させて、圧縮ばね26に追加の力を加える。次にはばね26が液体をデバイス110から押し出し、バルブ5が開いて流体薬物のパルスを放出するように強いる。ばね26は、速い作動装置8とピストン12のより遅い移動との間のバッファとしての機能を果たす。本発明のさらに別の実施形態によれば、作動装置8は、典型的に1および3秒の間のプリセットされた遅延後にその元の位置へ後戻りする。シリンジ7中の流体圧力の低下によって新しい流体がその中に入れるようになり、結果として、新しいサイクルを開始する。
ばね26は、必要とされないかもしれず、他のバッファ機構が用いられてもよいことを当業者は認識するであろう。バッファは、まったく必要とされないかもしれないことをさらに理解するであろう。
センサまたは近接スイッチ30の位置を変化させて、結果として、パルス化流量を調製する手段が提供される。各パルスにおいて放出される流体の容積を調整するための他の手段が用いられてもよい。
代わりの実施形態では、センサ30は、ピストン12の位置を持続的にモニタして、信号をプログラマブルコントローラ(PEC:programmable controller)(示されない)へ送信する構成部品である。PECは、所望のパルス当たりの流量に容易にセットされ、加えて、いずれかの所望の時間遅延をその中にプログラムすることができる。
次に、本発明のいくつかの実施形態によるパルス流生成デバイス110の説明図である図3を参照する。図3のデバイス110は、センサ(近接スイッチ)が設けられないことを除いて図2に見られるものとほとんど同一である。PEC(示されない)が作動装置8を制御し、医療チームによってセットされた時間間隔に従って電気信号を生成する。この信号が電力を作動装置8へ接続し、流体をシリンジ7から送り出すように第2の方向に移動させて、まさしく図2を参照して記載されたようにパルスが生成される。PEC中にセットされる時間間隔は、容易に変更されてよく、結果として、同じ基本的な流速を用いながら異なるパルス化容積を排出することができる。
次に、図4を参照すると、同図は、弾性材料、例えば、シリコーンゴムから作られ、堅い容器32の内部に置かれた内部容器34を有するシリンジ7が設けられた実施形態を示す。内部容器34は、制御された容積を有し、流体のポンプ機構中へのいずれかの漏洩を防止するのに有益である。そのうえ、内部容器34は、流体とポンプ部品との間の接触面積を減少させる。他のすべての点において、本実施形態は、図2を参照して記載された実施形態と同一である。
図5については、作動装置8内に含まれるPEC(示されない)がユーザによってセットされた時間間隔に従って電気信号を生み出すことを除いて、図4に示されたのと同様の実施形態を示す。従って、図4に見られるスイッチまたはセンサ30は、必要とされないことがある。
図6Aおよび図6Bは、機械式パルスデバイスを示し、従って、先の実施形態に見られた電気式作動装置8が存在しない。
配管2が随意的な一方向バルブ3を通して注入ポート52へ接続される。T型コネクタ4などのコネクタが圧力作動チェックバルブ40および出口ポート20へつながる。
パルス化流生成デバイス110がさらに「T」コネクタ4へ接続される。パルス化流生成デバイス110は、ピストン12、ばね26、および突起38が装備されてよい。
ノーマルクローズバルブ40は、結果として、排出ポート20を通しての流体吐出を防止し、それゆえに、入ってくる流体がシリンジ7中に溜まる。
バルブ40は、突起38によって押されたときにレバー36によって作動されてよい。
流体薬剤のような流体が注入ポンプ(図示されない)から注入ポート52を通して流れてよい。コネクタ4およびシリンジ7中の圧力上昇の間に、突起38が、レバー36の一部に接触し、バルブ40を開いて液体のパルスがポート20を通過するように強いるまで、ピストン12は、シリンジ7に入っている流体の容積を増加されるように第1の方向に移動する。
シリンジ7中の流体圧力の低下によって、次に、新しい流体がシリンジ7中へ進入できるようになり、結果として、次のサイクルを開始する。
突起38の位置をパルス流生成デバイス110の寸法に対して変化させて、結果として、パルス容積を調製する手段が提供される。別の実施形態によれば、突起38の代わりに2つの突起、下側および上側が用いられてもよい。パルス容積を変えるために医療チームのメンバーによって下側突起を調整することができる。パルス化容積を調整するために他の手段が用いられてもよいことが認識されるであろう。
次に、図7Aおよび図7Bを参照すると、これらの図は、先の図6Aおよび図6Bに示されたほとんど同一の実施形態を示し、唯一の違いは、シリンジ7が弾性材料、例えば、シリコーンゴムから作られた内部容器を備えることである。この配置の利点は、図4を参照して説明された。
次に、図6Aおよび図6Bに見られるデバイスと同様の機械式パルスデバイスの配置の説明図である図8を参照する。弾性バンド42は、突起44へ接続されてよく、一方ではピストンロッド46上で張力を受ける。弾性バンド42は、結果として、先の実施形態に見られた圧縮ばね26を置き換え、外側にあるので、必要なときに容易に交換できる。
パルス化流生成デバイス110は、注入ポンプの一体部品とすることもでき、あるいは、当技術分野で知られているいずれかの注入ポンプへ接続可能であってもよい。
次に、本発明の実施形態による一定流をパルス流へ変換するための方法のフローチャートである図9が参照される。方法は、以下のステップを備える、すなわち、
注入薬剤のような流体を注入ポンプなどの外部リザーバから放出するステップ[ブロック1000]。流体は、外部リザーバへ戻るのを防止するために、次に、一方向バルブを通過してよい[ブロック1010]。
外部リザーバから流れる流体は、リザーバへ戻るのを一方向バルブによって防止され、アンチサイフォン・チェックバルブなどの別のバルブを通過することができないので、この流体がシリンジなどの内部リザーバに入ってその中に含まれる[ブロック1020]。
内部リザーバ中の流体の容積が予め定義された値、例えば、30mlに達したときには、作動装置がリザーバに入っている流体に圧力を加え、結果として、入っている流体を少なくとも1つのパルス化流で放出する[ブロック1030]。
本発明の一実施形態によれば、内部リザーバに入っている流体の容積は、各パルスがパルスの数に関連する容積を有する、いくつかの連続したパルスで放出されてよい。例えば、リザーバに30mlの流体薬物が充填されていれば、それが30mlの1つのパルスで放出されてもよく、または各10mlの3つの連続したパルスで放出されてもよい。
次に、本発明のいくつかの実施形態による自動パルス流生成デバイスの説明図である図10Aが参照される。デバイス110は、例えば、硬いポリマーから作られたデバイス本体201、スクリーン202、キーボード203、ならびに、内部リザーバと、例えば、図11に示されるシリンジ250の形態の双方向ポンプとを保持するためのハウジング204を含んでよい。ハウジング204は、シリンジを保持するためのホルダ214を含んでよい。いくつかの実施形態において、ホルダ214は、1つより多い構成部品、例えば、内部リザーバホルダ213および双方向ポンプホルダ212を含んでよい。図10の例示的な実施形態において、内部リザーバホルダ213は、シリンジバレルを保持し、双方向ポンプホルダ212は、ピストンのプランジャを保持する。ハウジング204は、ピストンの移動を支持するためのレバー211と、例えば、間違った内部リザーバの挿入に起因する過量投与または過少量投与などの誤投与を回避するために、内部リザーバがホルダ214中へ挿入されたこと、および適合する内部リザーバが用いられていることを検証するためのスイッチ215とをさらに含んでよい。
図10Bは、デバイス110の構成部品のうちのいくつかを含む高レベルブロック図である。デバイス110は、モータ220(例えば、サーボモータ)と、並進(または回転)運動をシャフト222上に置かれたレバー211へ伝達するための動力伝達装置221とをさらに含んでよい。モータ220は、電池225によって電力供給ユニット224経由で電力を供給されてよい。デバイス110は、コントローラ230をさらに含んでよい。
コントローラ230は、システム100およびデバイス110に含まれる要素のうちの少なくともいくつか、例えば、モータ220およびレバー211を制御するように構成されてよい。コントローラ230は、双方向ポンプ(例えば、ポンプ12および251)を制御するようにさらに構成されてよい。コントローラ230は、コードに従ってシステム100を制御するように構成されてよいいずれかの計算プラットフォームを含んでよく、このコードが、コントローラと関連付けられた非一時的メモリに保存されて、実行されたときにシステム100に本発明の方法を行わせる。加えてまたは代わりに、コントローラ230は、コントローラ230と関連付けられたユーザインターフェースを用いて、例えば、キーボード203および/またはスクリーン202を用いて、ユーザから受信された命令を実行してよい。スクリーン202は、タッチスクリーンまたは当技術分野で知られているその他のディスプレイであってよい。コントローラ230は、プロセッサ(例えば、CPU、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC:programmable logic controller)および同様のもの)、プロセッサによって実行されたときに本発明の実施形態による方法を行うコードを記憶するための非一時的メモリを含んでよい。コントローラ230は、ユーザがコントローラと通信できるようにするいずれかのデバイスを含んでよいユーザインターフェース(例えば、グラフィカルユーザインターフェース)と関連付けられてよい。
コントローラ230は、輸液を外部リザーバから内部リザーバへポンピングし、輸液パルスを、カテーテルによって注入されるように内部リザーバ7からさらにポンピングするためにシステム100およびデバイス110を制御してよく、輸液パルスは、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有してよい。
次に、本発明のいくつかの実施形態による図10に示されるデバイス110に取り付けるための例示的な内部リザーバおよび双方向ポンプを示す図11が参照される。シリンジ250は、例えば、バレルの形態の内部リザーバ253、および例えば、プランジャポンプの形態の双方向ポンプ251、ならびに内部リザーバ253内に位置するピストンを含んでよい。内部リザーバ253は、2〜50ml、例えば、15mlの容積を有してよい。ピストンは、双方向ポンプ251を形成するために(示されるような)プランジャポンプへ接続されてよい。双方向ポンプ251は、輸液をリザーバ1などの外部リザーバから内部リザーバ253へポンピングし、輸液パルスを、カテーテルによって注入されるように内部リザーバ253からさらにポンピングするように構成されてよく、輸液パルスは、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有してよい。コントローラ230は、ポンプ251のプランジャを押すかまたは引くために、例えば、レバー211を移動させるようにモータ220を制御することによって、双方向ポンプ251に輸液を内部リザーバ253へまたはそれからポンピングさせるように構成されてよい。シリンジ250は、例えば、シリンジが正しい容積にあるか、または正しい物質が入っていることを検証するために、シリンジを識別するためのインジケータ254をさらに含んでよい。
図11の実施形態では、内部リザーバおよび双方向ポンプが単一のデバイス、シリンジ250中に含まれる。しかしながら、本発明の他の実施形態では、内部リザーバおよび双方向ポンプは、各々が配管システムを介して一緒に接続されたスタンドアローンの構成部分であってもよい。双方向ポンプは、液体をリザーバへおよびリザーバからポンピングするように構成されたいずれかのポンプであってよい。例えば、双方向ポンプは、(示されるような)プランジャポンプ、蠕動ポンプ、ルーツ型ポンプまたは当技術分野で知られているその他のポンプを含んでよい。内部リザーバは、輸液を保持するように構成されたいずれかの容器を含んでよい。内部リザーバは、一定容積かまたはリザーバ中の輸液の量とともに変わってよい可変容積を有してよい。
本発明のいくつかの実施形態による配管システム120の説明図である図12および図13が参照される。図12および図13の両方のシステム120は、一方向チェックバルブ123、Yコネクタ124、シリンジコネクタ122、患者クランプ125、フィルタ126、アンチサイフォン一方向チェックバルブ127および排出ポート131を含んでよい。図12の配管システムは、バルブ123に近接した注入ポートに穿刺デバイス121をさらに含む。図13の配管システムは、外部リザーバ130、医療チーム・クランプ128および充填ポート129をさらに含んでよい。
図14が参照され、同図は、例えば、患者からの要請または医療専門家によって行われた決定の際に輸液パルスを注入するようにシステム100を動作させることによって、患者管理鎮痛法(PCA)および/または臨床医ボーラスを適用するようにデバイス110を制御するための手動コントローラ(例えば、コントローラ260)の説明図である。注入される輸液パルスは、少なくとも2mlの容積および少なくとも5ml/分の速度を有してよい。手動コントローラは、ハウジング261、患者によって押される押しボタン262、ワイヤ263およびプラグ264を含んでよい。手動コントローラは、患者/臨床医がボタン262を押すときには、自動デバイス110中にプログラムされた輸液パルスの頻度に係わらず、所定の速度で所定の薬物量の、例えば、5ml/分で3mlの適用をもたらすように構成されてよい。手動コントローラは、自動デバイス110中にプログラムされた自動投与に加えて操作されてもよく、または自動デバイス110に投与がプログラムされていないときに個別に操作されてもよい。過量投与を回避するために、患者には追加のパルスを開始できないロック時間周期がセットされてよいことを当業者は認識すべきである。内部リザーバ中の液体の総容積、結果として、与えられた時間間隔中に患者に与えられる薬物の総容積から、患者および/または臨床医によって放出される所定の薬物量が削減されてよいことをさらに認識すべきである。
本発明のいくつかの実施形態による輸液パルスを投与する方法のフローチャートである図15が参照される。図15の方法は、先に開示されたパルス注入システム100によって行われてよい。ボックス1510において、方法は、輸液を外部リザーバ(例えば、リザーバ1)からパルス注入システムに含まれる内部リザーバ(例えば、リザーバ7または253)へ自動的にポンピングするステップを含んでよく、外部リザーバは、輸液が入るようになっていてよい。システム100は、所定の時間ごとに、例えば、90分ごとに少なくとも1回、またはより短い時間周期ごとに輸液を外部リザーバから自動的にポンピングしてよい。輸液は、双方向ポンプを用いてポンピングされてよい。
ボックス1520において、方法は、所定の容積の輸液を内部リザーバからポンピングし、所定の容積を所定の速度で注入することによって、輸液パルスを自動的に生成するステップを含んでよく、所定の容積は、少なくとも2mlであってよく、所定の速度は、少なくとも5ml/分であってよい。輸液パルスは、双方向ポンプを用いて生成されてよい。輸液パルスは、カテーテルを介して患者へ注入されてよい。いくつかの実施形態において、所定の容積は、2ml〜20mlの間であってよい。いくつかの実施形態において、所定の速度は、5ml/分〜30ml/分の間であってよい。いくつかの実施形態において、内部リザーバ内の輸液パルスの圧力は、所定の容積を所定の速度で注入することを可能にするために、例えば、2〜4バールの範囲内に制御されてよい。
ボックス1530において、方法は、所定の容積の輸液を内部リザーバからポンピングし、所定の容積を所定の速度で注入することによって、輸液パルスを手動で生成するステップを含んでよく、所定の容積は、少なくとも2mlであってよく、所定の速度は、少なくとも5ml/分であってよい。輸液パルスは、双方向ポンプを動作させるように手動コントローラを制御することによって(例えば、ボタン262を押すことによって)生成されてよい。輸液パルスは、カテーテルを介して患者へ注入されてよい。いくつかの実施形態において、所定の容積は、2ml〜15mlの間であってよい。いくつかの実施形態において、所定の速度は、5ml/分〜30ml/分の間であってよい。いくつかの実施形態において、内部リザーバ内の輸液パルスの圧力は、所定の容積を所定の速度で注入することを可能にするために、例えば、2〜4バールの範囲内に制御されてよい。
いくつかの実施形態において、方法は、所定の時間ごとに、例えば、90分ごとに少なくとも1回、輸液パルスの自動生成を繰り返すステップを含んでよい。いくつかの実施形態において、方法は、輸液を外部リザーバから自動的にポンピングすることと、同じ所定の時間ごとの輸液パルスの自動生成とを繰り返すステップを含んでよい。
次に、本発明のいくつかの実施形態による、3バルブ配管システム620の説明図である図16Aおよび図16Bが参照される。パルス注入システムは、輸液が入るようになっていてよい(例として図13に示されるような)外部リザーバへ接続された注入口121、およびさらにカテーテルへ接続された排出口631を有する配管システム620を備えてよい。いくつかの実施形態によれば、配管システム620は、内部リザーバ653の注入口に近接した少なくとも1つのチェックバルブ623a、および内部リザーバ653の排出口に近接したアンチサイフォン・チェックバルブ627をさらに備えてよい。いくつかの実施形態において、配管システム620は、内部リザーバ653の注入口および排出口に近接した2つのチェックバルブ、第1のチェックバルブ623aおよび第2のチェックバルブ623bを、空気排出フィルタ626と出口ポート排出口631との間に置かれたアンチサイフォン・チェックバルブ627とともに備える。
いくつかの実施形態によれば、配管システム620は、内部リザーバ653、および輸液を外部リザーバから内部リザーバ653へポンピングするように構成された双方向ポンプを含んだ(例として図10に示されるような)自動パルス流生成デバイスをさらに備えてよい。双方向ポンプは、カテーテルを通して注入される1つ以上の輸液パルスを内部リザーバ653からポンピングし、投与するようにさらに構成されてよい。
いくつかの実施形態において、自動パルス流生成デバイスは、双方向ポンプを制御するように構成された(例として図1C〜図1Dに示されるような)コントローラを備えてよく、チェックバルブ623a、623bと内部リザーバ653との間の配管600の容積は、例えば、内部リザーバ653の容積の5%より小さいなど、内部リザーバ653の容積の10%より実質的に小さくてよい。いくつかの実施形態によれば、コントローラは、ユーザから、(図10Aにおける)自動パルス流生成デバイス201のグラフィカルユーザインターフェース(GUI:Graphical User Interface)などの、ユーザインターフェース経由で、注入パルスの投与されるパルス容積用量、全処置容積、パルス投与速度および投与頻度のうちの少なくとも1つの値を受信するようにさらに構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、予め定義された投与パルス容積用量の容積が内部リザーバ653の容積より大きいときには、複数の連続したパルスが提供されてよい。いくつかの実施形態によれば、コントローラは、注入パラメータ;投与されるパルス容積、全処置容積、投与速度およびパルス投与頻度のうちの少なくとも1つを制御するようにさらに構成されてよい。いくつかの実施形態において、コントローラは、一定の均一な投与速度を維持するようにさらに構成されてよい。一定の投与速度は、カテーテルの内径および/または配管の長さに係わらず、双方向ポンプの放出速度を維持することによって維持されてよい。
いくつかの実施形態によれば、コントローラは、双方向ポンプの電流消費における変化に基づいてシステムの故障を識別するようにさらに構成されてよい。いくつかの実施形態によれば、コントローラは、識別された故障に基づいて、システムの動作を制御するようにさらに構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、自動パルス流生成デバイスは、輸液パルスを90分ごとに1回と10分ごとに1回との間の頻度で生成するように構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、パルス注入システムは、追加のパルスを手動で投与するための手動コントローラをさらに備えてよい。
いくつかの実施形態によれば、パルス注入システムは、空気を輸液から排出させるように構成されたフィルタ626をさらに備えてよく、チェックバルブ(例えば、第2のチェックバルブ623b)がフィルタ626と内部リザーバ653の排出口との間に置かれて、アンチサイフォン・チェックバルブ627が前記フィルタ626と出口ポート排出口631との間に置かれる。いくつかの実施形態によれば、内部リザーバ653の容積は、2ミリリットルと20ミリリットル(ml)との間にあってよい。異なる容積をもつ他の内部リザーバが用いられてもよい。
本発明のいくつかの実施形態によるパルス流生成デバイス710の概略図である図17A〜図17Cが参照される。いくつかの実施形態によれば、パルス流生成デバイス710は、パルス流を生成するように構成されたスピンドル720に連結されたスピンドルナット721を備えてよい。スピンドル720の動作は、図10に示されるようなシャフト222の動作と同様であってよいことに留意すべきである。いくつかの実施形態によれば、双方向ポンプ751は、スピンドル720に動作可能に連結された(図17Cに示されるような)圧縮性弾性要素731、例えば、ばねまたは弾性バンドをさらに備えてよく、弾性要素は、内部リザーバ753が充填されているときに所定のエネルギー量を蓄積するように構成されてよく、パルスが投与されているときには所定のエネルギー量を徐々に放出するようにさらに構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、パルス流生成デバイス710は、再使用可能なセグメント712、対応するディスポーザブルなセグメント714およびそれらの間の係止要素716をさらに備えてよく、再使用可能なセグメント712とディスポーザブルなセグメント714との間の相対的な移動は、内部リザーバ753に充填し、それを空にしている間、係止要素716によって防止されてよい。いくつかの実施形態において、係止要素716は、ヤス状(gig shaped)パーティションおよびヤス状パーティションを受け入れてデバイス710の動作中にセグメント712に対するセグメント714の相対的な移動を防止するための対応する凹部であってよい。
いくつかの実施形態によれば、パルス流生成デバイス710は、再使用可能なセグメント712、対応するディスポーザブルなセグメント714をさらに備えてよい。いくつかの実施形態において、パルス流生成デバイス710は、移動可能なプランジャホルダ722をさらに備えてよく、このプランジャホルダ722は、スピンドルナット721上に取り付けられて、ピストンロッド723をディスポーザブルなセグメント714の一軸に沿ってのみ、図17Aに示された両矢印の方向に直線的に移動させることによって、双方向ポンピング作用を生成するように構成される。
いくつかの実施形態によれば、システム620の構成部品のうちの少なくともいくつかは、例えば、図17Bに示されるように、ディスポーザブルなセグメント714内に置かれてよい。
いくつかの実施形態によれば、双方向ポンプ751は、少なくとも2ミリリットル(ml)の投与容積、および少なくとも毎分5ミリリットル(ml/分)の投与速度をもつパルスを生成するように構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、(図17Bに示されるような)コントローラ761は、患者過量投与をなくすために時間当たりの最大許容用量を制御するように構成されてよい。
いくつかの実施形態によれば、双方向ポンプは、(図17Bに示されるような)安全管理要素763をさらに備えてよく、安全管理要素763は、双方向ポンプ751の動作モードを示すための少なくとも1つの位置センサと2次制御要素とを備え、2次制御要素は、双方向ポンプ751の実際の動作が予め定義された動作モードから逸脱するときに双方向ポンプ751の動作を防止するための(例えば、コントローラ761のような1次コントローラの動作には依存しない)独立したコントローラであってよい。いくつかの実施形態において、コントローラ761は、2次の独立した制御要素を含んでよい。例えば、安全センサは、プランジャ723の位置を示してよく、2次の独立した制御要素は、次の注入パルス間隔のための時間にまだ達していなければ、輸液の内部リザーバ753からの放出を防止してよい。
本発明のいくつかの特徴が本明細書に示され、記載されたが、多くの変更、置換、変化、および均等物を当業者は今や想起するであろう。それゆえに、添付される請求項がすべてのかかる変更および変化を本発明の真の趣旨の範囲内にあるものとしてカバーする意図をもつことを理解すべきである。

Claims (19)

  1. パルス注入システムであって、前記システムは、
    輸液が入るようになっている外部リザーバに接続される注入口およびカテーテルに接続される排出口を有する配管システムであって、
    前記配管システムは、前記注入口に近接した少なくとも1つのチェックバルブおよび前記排出口に近接したアンチサイフォン・チェックバルブをさらに備える、配管システムと、
    自動パルス流生成デバイスであって、
    内部リザーバ、および
    輸液を前記外部リザーバから前記内部リザーバへポンピングし、1つ以上の輸液パルスを、前記カテーテルを通して注入されるように前記内部リザーバからさらにポンピングして投与するように構成される双方向ポンプを備え、
    前記自動パルス流生成デバイスは、前記双方向ポンプを制御するように構成されるコントローラを備え、前記少なくとも1つのチェックバルブと前記内部リザーバとの間の配管容積は、前記内部リザーバの容積の5%よりも実質的に小さい、自動パルス流生成デバイスと、
    を備える、パルス注入システム。
  2. 前記コントローラは、前記注入パルスの投与されるパルス容積用量、全処置容積、パルス投与速度、および投与頻度のうちの少なくとも1つの値をユーザから受信するようにさらに構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  3. 予め定義された投与パルス容積用量の容積が前記内部リザーバの容積よりも大きいときには複数の連続したパルスが提供される、請求項2に記載のパルス注入システム。
  4. 前記コントローラは、注入パラメータ;投与されるパルス容積、全処置容積、投与速度およびパルス投与頻度のうちの少なくとも1つを制御するようにさらに構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  5. 前記コントローラは、一定の投与速度を維持するようにさらに構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  6. 前記コントローラは、前記双方向ポンプの電流消費の変化に基づいて前記システムの故障を識別するようにさらに構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  7. 前記コントローラは、前記識別された故障に基づいて前記システムの動作を制御するようにさらに構成される、請求項6に記載のパルス注入システム。
  8. 前記自動パルス流生成デバイスは、前記輸液パルスを90分ごとに1回と10分ごとに1回との間の頻度で生成するように構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  9. 追加のパルスを手動で投与するための手動コントローラをさらに備える、請求項1に記載のパルス注入システム。
  10. 空気を輸液から排出させるように構成されるフィルタをさらに備え、前記チェックバルブは、前記フィルタと前記内部リザーバの前記排出口との間に置かれる、請求項1に記載のパルス注入システム。
  11. 前記内部リザーバの前記容積は、2ミリリットルと20ミリリットル(ml)との間にある、請求項1に記載のパルス注入システム。
  12. 前記双方向ポンプは、パルス流を生成するように構成されるスピンドルに連結されたスピンドルナットをさらに備える、請求項1に記載のパルス注入システム。
  13. 前記スピンドルに動作可能に連結された圧縮性弾性要素をさらに備え、前記弾性要素は、前記内部リザーバが充填されているときに所定のエネルギー量を蓄積するように構成され、パルスが投与されているときには前記所定のエネルギー量を徐々に放出するようにさらに構成される、請求項12に記載のパルス注入システム。
  14. 再使用可能なセグメント、対応するディスポーザブルなセグメントおよびそれらの間の係止要素をさらに備え、前記再使用可能なセグメントと前記ディスポーザブルなセグメントとの間の相対的な移動は、前記内部リザーバに充填し、それを空にしている間、前記係止要素に起因して防止される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  15. 前記係止要素は、ヤス状パーティションである、請求項14に記載のパルス注入システム。
  16. 前記双方向ポンプは、少なくとも2ミリリットル(ml)の投与容積、および少なくとも毎分5ミリリットル(ml/分)の投与速度を有するパルスを生成するように構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  17. 前記コントローラは、患者過量投与をなくすために時間当たりの最大許容用量を制御するように構成される、請求項1に記載のパルス注入システム。
  18. 安全管理要素をさらに備え、前記安全管理要素は、前記双方向ポンプの前記動作モードを示すための少なくとも1つのセンサと、前記双方向ポンプの前記動作モードが予め定義された動作モードから逸脱するときに双方向ポンプの動作を防止するための動作防止要素とを備える、請求項1に記載のパルス注入システム。
  19. 前記動作防止要素は、前記自動パルス流生成デバイスに動作可能に接続される安全コントローラを備える、請求項18に記載のパルス注入システム。
JP2018551767A 2016-03-29 2017-03-20 パルス注入デバイス・システムおよび方法 Pending JP2019509862A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/083,325 2016-03-29
US15/083,325 US10279129B2 (en) 2010-07-22 2016-03-29 Pulse infusion device system and method
PCT/IL2017/050348 WO2017168409A1 (en) 2016-03-29 2017-03-20 Pulse infusion device system and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019509862A true JP2019509862A (ja) 2019-04-11

Family

ID=59963665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018551767A Pending JP2019509862A (ja) 2016-03-29 2017-03-20 パルス注入デバイス・システムおよび方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3436112B1 (ja)
JP (1) JP2019509862A (ja)
CN (1) CN109195651A (ja)
WO (1) WO2017168409A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020132051A1 (en) * 2018-12-19 2020-06-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Dampening element for fluid management system
CN110025852A (zh) * 2019-04-30 2019-07-19 江苏三和生物工程股份有限公司 一种防逆流镇痛泵
GB2603130B (en) * 2021-01-25 2023-02-15 Keymed Medical & Industrial Equipment Ltd Flushing pump
CN113786539A (zh) * 2021-08-19 2021-12-14 深圳市国赛生物技术有限公司 一种具有过压保护功能的注射器装置
CN115282395B (zh) * 2022-07-25 2024-03-19 诸暨市康乐机械塑胶有限公司 一种输液吊杆系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3731679A (en) * 1970-10-19 1973-05-08 Sherwood Medical Ind Inc Infusion system
US4562829A (en) * 1983-02-28 1986-01-07 E. R. Squibb & Sons, Inc. Strontium-rubidium infusion system
DE3439322A1 (de) * 1984-10-26 1986-05-07 Infors GmbH, 8000 München Infusionspumpe
US10086137B2 (en) * 2010-07-22 2018-10-02 Medical Flow Systems Ltd Pulse infusion device system and method
WO2012011115A1 (en) 2010-07-22 2012-01-26 Mfs Medical Flow Systems Ltd. Pulse infusion device system and method
US9107986B2 (en) * 2013-03-11 2015-08-18 Boston Scientific Limited Double action infusion pump

Also Published As

Publication number Publication date
EP3436112B1 (en) 2023-12-27
CN109195651A (zh) 2019-01-11
EP3436112A4 (en) 2019-10-30
EP3436112A1 (en) 2019-02-06
WO2017168409A1 (en) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130123703A1 (en) Pulse infusion device system and method
US10780221B2 (en) Pulse infusion device system and method
JP2019509862A (ja) パルス注入デバイス・システムおよび方法
RU2578540C2 (ru) Управляемое пациентом устройство для введения жидкого лекарственного средства (варианты)
US6656159B2 (en) Dispenser for patient infusion device
US8758308B2 (en) Infusion device pump
JP4398723B2 (ja) 大容量ボーラス装置
JP6724929B2 (ja) 薬液投与装置
WO2015069569A1 (en) Controlling drug delivery transitions
US10279129B2 (en) Pulse infusion device system and method
US9649434B2 (en) Large-volume bolus patient controlled drug administration device with lock-out
CN115023250B (zh) 体内植入式手动控制药物输送装置
WO2016166754A1 (en) Pulse infusion device and method
US20180280614A1 (en) Variable Fluid Flow Rate Control Device
JP3073979B1 (ja) 薬液注入装置
RU27786U1 (ru) Имплантируемая система для дозируемой инфузии

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210914