JP2019508990A - マシン型通信のサーチスペースの設計 - Google Patents

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Abstract

基地局がサーチスペースを定義し、通信装置が制御情報を探索することができるシステムが開示される。サーチスペースは、少なくとも、サーチスペースの複数の部分の開始サブフレームに関連する第1の情報と、それぞれの開始サブフレーム間の周期性に関係する第2の情報とによって特徴づけられ、各部分は、制御情報の送信の異なる候補を表す。基地局は、初期開始サブフレーム及び周期性の両方を示すパラメータを取得し、生成されたパラメータを通信装置に送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、モバイル通信装置及びモバイル通信ネットワークに関し、特に、排他的ではないが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準に従って動作するモバイル通信装置及びモバイル通信ネットワーク、又は、それらの等価物若しくは派生物に関する。本発明は、排他的ではないが、特に、UTRANのロングタームエボリューション(LTE;Long Term Evolution)(E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と呼ばれる)に関する。
移動(セルラ)通信ネットワークでは、モバイル機器(携帯電話などの、ユーザ機器(UE;User Equipment)または携帯端末とも呼ばれる)は、基地局を介してリモートサーバまたは他のモバイル機器と通信する。互いの通信において、モバイル機器および基地局は、通常は周波数帯域および/または時間ブロック(周波数帯域及び時間ブロックの少なくとも一方)に分割された、ライセンスされた無線周波数を使用する。様々な基準(例えば、送信されるデータの量、モバイル機器によってサポートされる無線技術、期待されるサービス品質、加入設定など)に応じて、各基地局は、基地局に付随する(attached to)モバイル機器によって使用される、送信タイミング、周波数、送信電力、変調方式(modulation)の制御に関与(responsible for)している。スケジューリング決定は、1msの頻度の送信時間間隔ごとに変更され得る。サービスの中断を最小限に抑え、利用可能な帯域幅の利用を最大にするために、基地局は、自身の送信電力及びモバイル機器の電力を継続的に調整する。基地局はまた、周波数帯および/またはタイムスロットをモバイル機器に割り当て、また、基地局と接続されたモバイル機器との間で使用される適切な送信技術を選択して実施する。このようにすることにより、基地局は、モバイル機器によって互いにまたは基地局に引き起こされる有害な妨害を低減または除外する。
直交周波数分割多重(OFDMA;orthogonal frequency-division multiplexing)を使用して、モバイル機器は、所定の時間、特定の数のサブキャリアを含むブロックに割り当てられる。これらは、LTE仕様の物理リソースブロック(PRB;physical resource block)と称される。したがって、PRBは、時間次元と周波数次元の両方を有する。1つのPRBは、1つのスロット(0.5ms)の継続時間における12の連続するサブキャリアから構成される。PRBは、基地局によって割り当てられたリソース割り当ての最小要素である。LTE無線フレームまたはシステムフレームは10個のサブフレームに分割され、各サブフレームは1.0msの長さである。各サブフレームは、さらに2つのスロットに分割され、各スロットの継続時間は0.5msである。スロットは、ノーマルサイクリックプレフィックスまたは拡張サイクリックプレフィックスのいずれを使用するかに応じて、6つまたは7つのODFMシンボルで構成される。
基地局のスケジューリング決定(すなわち、アップリンク通信およびダウンリンク通信のスケジューリング割り当て)は、いわゆる物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH;Physical Downlink Control Channel)または拡張PDCCH(EPDCCH;Enhanced PDCCH)上で個々のモバイル機器に伝達される。(E)PDCCH上で搬送される情報は、ダウンリンク制御情報(DCI;downlink control information)と称される。DCIのフォーマットは、制御メッセージの目的によって異なり得る。
したがって、基地局を介して通信することができるようにするためには、モバイル機器は、基地局によって操作される制御チャネルを監視し、DCIを探索する必要がある。(E)PDCCHなどの物理制御チャネルは、制御チャネル要素が9つのリソースエレメントグループ(REG;Resource Element Group)に対応する、1つまたは複数の連続した制御チャネルエレメント(CCE;Control Channel Element)の集合で送信される。各REGには4つのリソースエレメント(RE;Resource Element)があります。
モバイル機器が最初にスイッチオンされるとき、またはモバイル機器が基地局によって取り扱われる(served by)領域に到着するとき、モバイル機器は、その基地局によって使用される周波数帯域内の制御チャネルの位置を探す。例えば、モバイル機器は、(E)PDCCHの位置及びフォーマットの全ての可能な組み合わせ及びDCIフォーマットをチェックし、それらのメッセージに従って動作する(act on)必要がある。すべての可能な組み合わせの復号化は、モバイル機器が多くの(E)PDCCH復号化試行(decoding attempts)を行うことを必要とするので、3GPPは、基地局によって取り扱われる各モバイル機器について、CCE位置の限定されたセットは、EPDCCHが配置され得る場所で設定されることに従って、LTEについての代替的なアプローチを定義した。モバイル機器がそのEPDCCHを見つけ得るCCE位置のセットは、例えば、3GPP技術仕様書(TS)36.213 V13.0.1の9.1.1に記載されているように、「サーチスペース(search space)」とみなされ得る。
LTEでは、サーチスペースはEPDCCHフォーマットごとに異なるサイズを有する。さらに、別個の専用のサーチスペース及び共通のサーチスペースが定義され、専用のサーチスペースが各UEに対して個別に設定され(configured for)、全てのモバイル機器は、共通のサーチスペースの範囲を通知される。
近年の電気通信の発展により、人間の援助なしに通信し動作するように構成されたネットワークデバイスであるマシン型通信(MTC;machine-type communications)デバイスの使用が大幅に増加することが見込まれている。そのようなデバイスの例には、測定を実行し電気通信ネットワークを介してこれらの測定値を他のデバイスに中継するように構成され得るスマートメーターが含まれる。マシン型通信デバイスは、マシンツーマシン(M2M;machine-to-machine)通信デバイスとしても知られている。さらに、いわゆる物のインターネット(IoT;Internet of Things)デバイスは、MTCデバイスとも称され得る。
MTCデバイスは、遠隔の「マシン」(例えば、サーバ)またはユーザとの間で送受信されるデータを有するときはいつでも(必要に応じて、適切なランダムアクセス手順を実行した後に)ネットワークに接続する。MTCデバイスは、(上述のように)携帯電話または類似のユーザ機器について最適化された通信プロトコルおよび通信規格を使用する。しかしながら、MTCデバイスは、いったん配置されると、通常、人間の管理または相互作用(interaction)を必要とせずに動作し、内部メモリに記憶されたソフトウェア命令に従う。MTCデバイスはまた、長期間にわたって静止状態および/または非活動状態のままである可能性がある。MTCデバイスをサポートするための特定のネットワーク要件は、3GPP TS 22.368 V13.1.0で扱われており、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
3GPP標準のリリース13(Rel−13)バージョン以降、MTCデバイスは、総LTE帯域幅に比べて限られた帯域幅(通常は1.4MHz)のみをサポートすることができる。MTCデバイスはまた、より少ない/単純化されたコンポーネントを有し得る。これにより、このような「帯域幅を減少させた」MTCデバイスを、より大きな帯域幅をサポートする及び/又はより複雑なコンポーネントを有する他のUEと比較して、より経済的にすることが可能になる。
MTCデバイスの多くの機能が制限されていることと相まって、(例えば、屋内に配備されたときの)ネットワークカバレッジの欠如により、そのようなMTCデバイスのデータレートが低くなる可能性があり、そのため、一部のメッセージまたは(E)PDCCHなどチャネルがMTCデバイスによって受信されないというリスクがある。このリスクを軽減するために、そのようなMTCデバイスをサポートするためにEPDCCHのカバレッジを高めることが提案されている。これは、複数の(例えば、2つ、3つ、4つの)サブフレームにわたる同じEPDCCH情報(例えば、DCI)の繰り返しによって達成される。言い換えると、カバレッジ拡張(CE;coverage enhancement)の目的のために、基地局は、時間領域でEPDCCH情報を複製する(基地局は、そのEPDCCH情報が最初に送られたサブフレームの後の1つ又は複数のサブフレームにおいて同じEPDCCH情報を再送信する)。カバレッジ拡張型MTCデバイス(coverage enhanced MTC device)は、複数のサブフレームで受信された(同じ)EPDCCH情報の複数のコピーを結合するように構成され得、受信された情報を結合した後、カバレッジ拡張型MTCデバイスは、EPDCCH情報の単一のコピーに基づくよりも、EPDCCHを首尾よく復号することができる可能性がより高い。
LTEでは、いわゆるM−PDCCHは、狭帯域幅/カバレッジ拡張要件を満たすためにMTC UEに特に使用される(E)PDCCHの変形である。Rel−13において、各低複雑度(LC;low complexity)またはカバレッジ拡張型(CE)MTCデバイスは、以下からの1つまたは複数の狭帯域上の1つまたは複数のサーチスペースを監視する必要がある:
・送信電力制御(TPC;Transmit Power Control)コマンド、ランダムアクセス手順を開始するための「PDCCH命令(PDCCH order)」、及びユニキャスト物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH;Physical Downlink Shared Channel)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH;Physical Uplink Shared Channel)送信のためのフォールバック(fall back)に使用され得るモードA(例えば、繰り返しなしまたは繰り返し回数が少ないCE)のためのType0−M−PDCCH共通サーチスペース(CSS;common search space)、
・ページング送信をスケジューリングするために使用されるType1−M−PDCCH CSS、
・ランダムアクセス関連のメッセージ(ランダムアクセスレスポンス(RAR;random access response)、Msg3再送信、およびMsg4など)をスケジューリングするために使用されるType2−M−PDCCH CSS、及び
・ユニキャストPDSCHおよびPUSCH送信をスケジューリングするために使用される、M−PDCCH UE固有サーチスペース(「UESS」、「UE−SS」または「USS」)。
LC/CE MTCデバイスは、M−PDCCH UESS及びType1−M−PDCCH共通サーチスペースを同時に監視する必要はなく、M−PDCCH UESS及びType2−M−PDCCH共通サーチスペースを同時に監視する必要はない。
各Type1−M−PDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、ページング機会(paging opportunity)サブフレームの各位置(その位置は基地局及びモバイル機器の両方に知られている)から決定される。各Type2−M−PDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、3ビットを使用するMTC固有システムブロードキャスト(MTC固有システム情報ブロック−「MTC−SIB」)を介して明示的に示される。各M−PDCCH UESSおよび各Type0−M−PDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、3ビットを使用する上位層(RRCシグナリング)を介して設定される。
R1−157891 LS on RRC parameters for LTE eMTC Chairman’s Notes RAN1_83−final TS 36.213 V13.0.0
UESSの(連続する)サーチスペースの(連続する)開始サブフレームのそれぞれの開始点間の期間(サブフレーム数)が、最大繰り返し数(Rmax)に対して必要とされる時間(サブフレーム数)よりも長くなるように、3GPPは、M−PDCCH UESSの構造を定義した。したがって、(例えば、特定のMTCデバイス用の)UESSの2つの連続するサーチスペース間の(時間的な)ギャップ、つまり、あるサーチスペースの最後の(last)繰り返し(最後のサブフレーム)と次のサーチスペースの開始サブフレームにおける最初の送信との間のギャップが存在し得る。さらに、特定のUESSの開始サブフレームの後に(すなわち、サーチスペースが全く介在せずに)単一のサーチスペースしか存在しないことも予想される。しかしながら、(連続する)サーチスペースの(連続する)開始サブフレームの各開始点間の期間(サブフレーム数)は、最大繰り返し数(Rmax)の実際の継続時間(サブフレーム数)よりも短くてはならない。将来、Rmax=1の値(単一の送信またはそれ以上の繰り返しを伴わない「繰り返し」)もサポートされ得ることが予測される。3GPPはまた、ダウンリンク(DL;downlink)送信のためのサブフレームの有効/無効にかかわらず、M−PDCCHサーチスペースの可能な開始サブフレームが定義され得ることに同意した。
しかしながら、特定のMTCデバイスのUESSに対する開始サブフレームのシグナリングは、そのシグナリングに使用できるビット数によって制約される。具体的には、3ビットを有する別個の(UESS特有の)RRCパラメータが使用されることが期待される。さらに、特定のMTCデバイスがそのUESSの開始サブフレームを認識している場合であっても、MTCデバイスのコンテキストにおいて望ましくない追加のシグナリングなしに、MTCデバイスが後続の(すなわちギャップに続く)サーチスペースのサブフレームを認識することができる有効なメカニズムはない。
本発明は、上記問題を少なくとも部分的に解決するシステム、デバイス、および方法を提供することを目的とし、特に、M−PDCCH UESS、Type0−M−PDCCH CSSおよびType1−M−PDCCH CSSの開始サブフレームが、Rel−13 MTCデバイスのために伝送(signal)される方法を提供することを目的とする。
一態様によれば、本発明は、セルラ通信システムにおいて複数の通信装置と通信する基地局であって、プロセッサであって、前記複数の通信装置の少なくとも1つの通信装置が制御情報を探索することが可能なサーチスペースであって、少なくとも前記サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関連する第2の情報とによって特徴付けられる、サーチスペースを定義し、前記開始サブフレーム及び前記周期性の両方を前記少なくとも1つの通信装置に指示するように設定されたパラメータを取得するように構成されている、プロセッサと、前記パラメータを前記通信装置に送信するように構成されたトランシーバとを有する基地局を提供する。
別の態様によれば、本発明は、セルラ通信システムの基地局と通信する通信装置であって、サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関する第2の情報との両方を示すように設定されたパラメータを受信するように構成されたトランシーバと、前記受信されたパラメータから、前記トランシーバが制御情報を探索できる前記サーチスペースを決定するように構成されたプロセッサとを有する通信装置を提供する。
本発明の態様は、対応するシステム、方法、及び、上記の態様及び上記で意図され又は請求項に記載された可能性のあるものにおける上述したような方法を実行するようプログラム可能な、及び/又は請求項のいずれかに記載の装置を提供するために適切に適合したコンピュータをプログラム可能なプロセッサをプログラムするように動作可能な命令が格納されたコンピュータ可読記憶媒体などの、コンピュータプログラム製品に及ぶ。
本明細書(特許請求の範囲を含む)及び/又は図面に示された各特徴は、他の開示された及び/又は図示された特徴とは独立して(またはこれらと組み合わせて)本発明に組み込まれてもよい。特に、限定はされないが、特定の独立請求項に従属する請求項のいずれかの特徴は、その独立請求項に任意の組合せでまたは個別に取り込まれてもよい。
本発明の例示的な実施形態が適用され得る電気通信システムを概略的に示す図である。 図1の電気通信システムの無線フレームを示す図である。 図1の電気通信システムで使用されるリソースグリッドの簡略図を示す。 図1の電気通信システムの移動通信装置の簡略ブロック図である。 図1の電気通信システムの基地局の簡略ブロック図を示す。 本発明の実施形態を例示する例示的なシグナリング(タイミング)図である。 異なる周期性および異なる最大繰り返し数の組み合わせについての例示的な開始サブフレームを示す図である。 異なる周期性および異なる最大繰り返し数の組み合わせについての例示的な開始サブフレームを示す図である。 サーチスペースの開始サブフレームの例示的なオプションを示す図である。
<概要>
図1は、移動通信装置3のユーザが基地局5を介して他のユーザと通信することができる移動(セルラ)電気通信システム1を概略的に示す。図1に示すシステムでは、モバイル機器3は、マシン型通信(MTC)デバイス(またはMTC UE)であり、示された基地局5は、E−UTRANセル6を取り扱う(serving)Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN)基地局である。このような基地局は、一般に、eNB(Evolved NodeBs)と称される。当業者であれば分かるように、図示のために、図1には、2つの移動通信装置3、1つの基地局5、および1つのセル6が示されているが、システムは、実装されると、通常、(1つ又は複数のセルを取り扱う)他の基地局及び他の通信デバイス(例えば、MTCデバイス、携帯電話、および/または他のユーザ機器)を含む。
基地局5は、(必要に応じて)セル6のリソースを個々のMTCデバイス3にスケジューリングするために、セル6内に(適切な場合には通常のPDCCH/EPDCCHとともに)M−PDCCHを送信する。M−PDCCHは、1つまたは複数の拡張制御チャネルエレメント(eCCE;enhanced control channel element)の集合において、MTCデバイス3に対して送信される。当然のことながら、M−PDCCHは、全てのMTCデバイス3について同一のeCCEのセット上で送信されてもよいし、あるいは、M−PDCCHは、MTCデバイス固有の(またはグループ固有の)eCCEにおける特定のMTCデバイス3(またはMTCデバイス3の特定のグループ)に対して送信されてもよい。
各MTCデバイス3について、そのMTCデバイス3に適用可能な上位層パラメータ(「R」)に従って、M−PDCCHが繰り返される。繰り返し数は、Rのセット{1、2、4、8、16、32、64、128、256}から選択される値を有し得ることが理解されよう。
M−PDCCHを受信できるようにするために、各MTCデバイス3は、Type0−M−PDCCH CSS、Type1−M−PDCCH CSS、Type2−M−PDCCH CSS 、および/またはM−PDCCH UESSを含む、1つ又は複数のサーチスペースを監視するように構成される。サーチスペースは、繰り返し数に応じて複数の(連続する)サブフレームに及ぶことが理解されよう。
基地局5は、様々なシステムパラメータ及び、例えばそのMTCデバイス3に必要な繰り返し数に応じて、各MTCデバイス3(存在する場合)について適切なUESSを決定するように構成されている。UESSは、「MPDCCH候補」のセットと考えられ得る。MPDCCH候補は、繰り返しサーチスペース(または候補サーチスペース)のセットを含むものとして、あるいは、単一のサーチスペースの繰り返し(候補)部分を含むものとして、想定され得る。UESSは、開始サブフレーム(例えば、UESSの最初に識別されたサブフレーム)と、後続のサーチスペース(または単一サーチスペースの後続部分)の開始サブフレーム間の周期(T)とによって特徴付けられる。
このシステムでは、基地局5は、システムフレーム番号(SFN;system frame number)およびサブフレーム番号に関連して特定のMTCデバイス3(MTC UE)のUESSの開始サブフレームを定義するように構成されている。3ビットのパラメータは、そのMTCデバイスまたはType0共通サーチスペース(例えば、M−PDCCH−startSF−UESSまたはM−PDCCH−startSF−CSS−RA)に対するM−PDCCH UESSの開始サブフレームを指示する(indicate)ために、各MTCデバイス3に送信(signal)される。
MTCデバイスは、上位層を使用して構成されたシグナリング(the configured using higher layer signalling)のサブフレームk0(UESSの最初に識別されたサブフレーム)の位置から(各繰り返しサーチスペースの)各開始サブフレームkの位置を決定することができる。kの値は次式で与えられる。
k=k
ここで、kはk0からb番目の連続LC/CE DLサブフレームであり、
Figure 2019508990
である。ここで、M−PDCCHのUE固有サーチスペース及びType0共通サーチスペースでは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−UESS(又はM−PDCCH−startSF−CSS−RA)によりk0が与えられ、Rmaxは上位層パラメータM−PDCCH−NumRepetitionによって与えられ、r1、r2、r3、r4は表1で与えられる。
Figure 2019508990
得られる可能性のある開始サブフレーム(k〜k)および対応する繰り返し(「M」によって示される)は、周期性(periodicity)(T)および繰り返し(R1〜R4)の様々な値に対して図7および図8に示されている。
有益には、基地局5は、そのUESSに関連するそれぞれのMTCデバイス3に送信(signal)される3ビットパラメータ(例えば、M−PDCCH−startSF−UESS)に依存する各UESSの周期性を使用して、M−PDCCH UESSの開始サブフレームを指示する。したがって、MTCデバイス3は、(システムフレーム番号(SFN)に関連する)開始サブフレームおよび送信されたパラメータからの周期性の両方を導出することができる。
したがって、特定のMTCデバイスがそのUESSの開始サブフレームを認識しているとき、追加のシグナリングなしでその後続のUESS(つまりギャップに続く)のサブフレームを効率的に決定することができる。
有益なことに、第1の例では、基地局5は、特定のMTCデバイス3のM−PDCCH繰り返し(M-PDCCH repetition)を決定するために通常使用される「R」の値のセット(例えば値1、2、4、8、16、32、64、128および256を含む値Rのセット)を参照することによって、M−PDCCHサーチスペースの適用可能な周期性を定義する。
この例では、基地局5は、M−PDCCH繰り返しを決定するために通常使用されるこれらの値の8つの小さい方のサブセットを使用するように構成され、それにより開始サブフレームを示す3ビットパラメータが8つの可能な周期性の1つを示すことを可能にする。例えば、基地局5は、R値のセットからの最後の8つの値(つまり、値「1」を除く)を使用してもよい。したがって、各MTCデバイス3は、3ビットパラメータを使用して、
Figure 2019508990
のセットの1つを用いて設定され得る。
この例は特に単純で効率的であるが、カバレッジ拡張繰り返し数が最大(256)であるときに潜在的な問題が生じ得ることが理解されよう。具体的には、この場合、周期性Tは、256個のサブフレームにも設定される必要がある。さもなければ、サーチスペース間の期間は、M−PDCCH繰り返しの可能な継続時間よりも短くなるからである。しかしながら、256個のサブフレーム期間内に無効なダウンリンクサブフレームが存在する場合、これらはM−PDCCH繰り返しに使用することができないので、最大繰り返し数(256)が使用される場合、繰り返しの継続時間は、サーチスペース間の256個のサブフレーム期間Tを超え、したがってこの期間Tに重なる。
したがって、この例の変形例では、M−PDCCH繰り返しを決定するために通常使用される「R」の値のセットから最大値を使用する代わりに、可能な周期性Tのセット
Figure 2019508990
におけるより高い値(例えば512)が使用される。
したがって、この変形例では、カバレッジ拡張繰り返し数が最大(256)であるとき、基地局は、無効なダウンリンクサブフレームの存在にかかわらず、M−PDCCHの繰り返しのサブフレームにおける継続時間よりも長い周期性Tを、開始サブフレームを示す3ビットパラメータを介して通知する(signal)ことができる。したがって、これは、M−PDCCH繰り返しの継続時間が、(ダウンリンクサブフレームの少なくとも半分が有効である場合に)サーチスペース間の期間Tを超えないことを確実にするために使用することができる。
有利なことに、第2の例では、基地局5は、MTCデバイスのカバレッジ拡張繰り返し数の最大数Rmax、及び、M−PDCCH UESSの開始サブフレーム(M−PDCCH−startSF−UESS)を示す上位層の3ビットパラメータの両方を参照することによって、M−PDCCHサーチスペースの適用可能な周期性を定義する。具体的には、この例では、3ビットパラメータの可能な値のうちの1つ(例えば、セット{0,1,2,3,4,5,6,7}からのもの)が、特定のMTCデバイス3に対して設定され、M−PDCCH周期性Tは、この値及びRmaxの適切な関数として定義される(例えば、T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS +1))。
しかしながら、この第2の例は単純さの点で利点を有するが、システムフレーム番号(SFN)カウンタが(現在1024であるその最大値に達して)最低値に戻る(wrap around)とき、可能性のある周期性のいくつかは、サーチスペースの開始サブフレームが以前のサーチスペースのM−PDCCHの繰り返しと一致するという結果をもたらし得る。
したがって、この例の有益な変形例では、基地局5は、周期性Tが常に(またはほとんど常に)10240(つまりシステムフレーム内のサブフレームの総数にシステムフレーム番号カウンタの最大値(1024)を乗算した値)の約数(sub-multiple)であることを確実にするように構成されている。有益なことに、これは、繰り返しの途中でサーチスペースが始まるような結果をもたらしてしまう周期性を避けるのに役立つ。具体的には、周期性は、2および5以外の因数(factor)の数を減らすように定義される。この変形例では、8つの可能な因数(ここでは「G」で示される)のセットが定義され、M−PDCCH周期性TはRmax*Gとして定義される。Gの選択(すなわち、8つの値のうちのどれが使用されるかを識別するインデックス)は、サーチスペースの開始サブフレームを指示するための3ビットパラメータ(例えば、M−PDCCH−startSF−UESS)を用いて指示(signal)される。
1つの可能なGの値のセットは、以下の通りである。
Figure 2019508990
この値のセットは、10240の因数でない1つの周期性、つまり
Figure 2019508990
となり得る。
他の可能なGの値のセットは、以下の通りである。
Figure 2019508990
これにより、10240の因数ではないが、かなり(significantly)長い最大周期性となる全ての周期性が回避される(例えば以下のように)。
Figure 2019508990
<無線フレームおよびリソースグリッド構造>
本発明の詳細な実施形態を説明する前に、LTEシステムに現在指定されている無線フレームおよびリソースグリッド構造の概要を簡単に説明する。
図2は、図1の電気通信システム1の無線フレーム10(またはシステムフレーム)を示す。無線フレーム10のリソースは、10個のサブフレーム11に分割され、それぞれにおいて、サブフレーム11の第1の部分12は(例えばレガシーデバイス用の)PDCCHを搬送する(carry)ために使用され得る。歴史的に(Historically)、各サブフレームの残余部分13は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信するために使用されるリソースを含み、その一部は、本実施形態では、M−PDCCH(またはEPDCCH)を送信するために使用され得る。
図3は、図1の電気通信システム1で使用されるPRB対20の典型的なリソースグリッドの簡略図を示す。PRB対は、時間(つまり、図3の水平軸に沿った「シンボル」に対応する列)と周波数(つまり、図3の垂直軸に沿った各「サブキャリア」に対応する行)とで定義された多くのリソースエレメント(RE)を有する。EPDCCHと同様に、各M−PDCCHは、制御チャネルエレメント(「eCCE」)の集合から構成される。各eCCEは、予め定義された数のリソースエレメントを占有する。各eCCEは、PRB対20内の固定位置で開始する。この例では、1つのPRB対20は、3つのeCCE22−1,eCCE22−2およびeCCE22−3をサポートする。3つのシンボルの第1のリソースエレメントがレガシーPDCCHに使用されない場合、第4のeCCE(例えばEPDCCH)の最初の3つのシンボルを使用することにより、PRB対当たりの潜在eCCEの数が4つに増加され得る。図3のPRB対20の概ね左側の領域に示されているように、PDCCH21は、サブフレーム20の第1の部分に搭載されている(carried in)。
PRB対20のいくつかのリソースエレメントは、所定の間隔及びPRB対の所定の位置でセル参照信号(CRS;cell reference signal)23および復調基準信号(DM RS;demodulation reference signal)24を伝送するためにも使用され、これらの両方は、基地局5によって周期的に送信される。これらの信号は、基準信号レベルを提供し、基地局5の現在の動作についてモバイル機器3に通知するために使用される。リソースエレメントは、様々なエネルギーレベルで送信され得るが、CRS23リソースエレメントは、常に既知の(例えばデフォルトの)エネルギーレベルで送信される。したがって、モバイル機器3は、CRS23リソースエレメントを介して信号品質測定を実行することができ、これらの測定値に基づいて、基地局5に対して、基地局5によって操作される(所与のセルの)所与の周波数帯域の知覚された信号品質を示すことができる。
この例では、PRB対の第4のシンボルから開始して(図3に示すように)最後のシンボルに及び、リソースブロックペア20の残りのリソースブロックは、3つのeCCEエリア22−1〜22−3に分割される。
特定のMTCデバイスのサーチスペースは、そのMTCデバイス3の制御情報を探索(search for)するためのM−PDCCHの集合から構成されている。MTCデバイス3は、各サブフレームにおいてそのサーチスペース内のすべてのM−PDCCHを監視して、基地局5からのスケジューリング許可のような制御情報を検出する。理想的には、サーチスペースのサイズは、MTCデバイス3の処理負担を最小限に抑えるためにできるだけ小さくすべきである。
<移動通信装置(MTC UE)>
図4は、図1に示す移動通信装置3(MTCデバイス/MTC UE)の主要な構成要素を示すブロック図である。MTCデバイス3は、少なくとも1つのアンテナ33を介して、基地局5に信号を送信し基地局5から信号を受信するように動作可能な、送受信(transceiver;トランシーバ)回路31を有する。MTCデバイス3はまた、(適切な場合に)ユーザがMTCデバイス3と対話する(interact with)ことを可能にするユーザインタフェース35を含んでもよい。
送受信回路31の動作は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ37によって制御される。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、MTCモジュール45、サーチスペースモジュール47、およびRRCモジュール49を含む。
通信制御モジュール43は、基地局5との通信を管理するように動作可能である。MTCモジュール45は、マシン型通信の手順(例えば、測定やデータ収集などの自動化された動作に関するデータの送信/受信)の実行に関与している。
サーチスペースモジュール47は、MTCデバイス3のために送信されたM−PDCCHデータ(例えば、スケジューリング割り当て/DCI)のための割り当てられたサーチスペースを監視することに関与している。サーチスペースモジュール47は、基地局5からの上位層シグナリング(例えば、RRCモジュール49を介して得られたRRCシグナリング)に基づいて、このMTCデバイス3の正しいUESSの開始サブフレームおよび周期性を決定する。
RRCモジュール49は、RRCプロトコルに準拠するシグナリングメッセージを処理(生成、送信、および受信)することに関与している。そのようなRRCシグナリングメッセージは、例えば、サーチスペース(例えば、M−PDCCH UESSやM−PDCCH CSSなど)を設定することに関するメッセージを含み得る。
<基地局>
図5は、図1に示す基地局5の主要な構成要素を示すブロック図である。基地局5は、1つまたは複数のアンテナ53を介してMTCデバイス3(および/または他のユーザ機器)に信号を送信し、MTCデバイス3(および/または他のユーザ機器)から信号を受信するように動作可能な送受信回路51を有する。基地局5はまた、ネットワークインタフェース55(例えば、「S1」インタフェース)を介して、コアネットワーク7との間で信号を送受信するように動作可能である。送受信(transceiver;トランシーバ)回路51の動作は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ57によって制御される。
ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、サーチスペース制御モジュール67、およびRRCモジュール69を含む。
通信制御モジュール63は、MTCデバイス3との通信を制御するように動作可能である。通信制御モジュール63はまた、(例えば、適切にフォーマットされたDCIを使用して)この基地局5によって取り扱われるセル6のリソースをスケジューリングすることに関与している。
サーチスペース制御モジュール67は、基地局5によって取り扱われる各MTCデバイス3に適切なサーチスペースを割り当てることと、正しい開始サブフレームおよびそのMTCデバイス3によって監視される割り当てられたサーチスペースの周期性を決定するための適切な情報を基地局5によって取り扱われる各MTCデバイス3に送信することとに関与している。そのような情報は、上位層のシグナリング(例えば、RRCモジュール69を介したRRCシグナリング)を使用して送信され得る。サーチスペース制御モジュール67はまた、特定のMTCデバイス3のM−PDCCHデータ(例えば、スケジューリング割り当て/DCI)が、そのMTCデバイス3のための適切なサーチスペースを介して送信されることを確実にすることに関与している。
RRCモジュール69は、RRCプロトコルに準拠するシグナリングメッセージを処理(生成、送信、および受信)することに関与している。そのようなRRCシグナリングメッセージは、例えば、サーチスペース(例えば、M−PDCCH UESSやM−PDCCH CSSなど)を設定することに関するメッセージを含み得る。
上記の説明では、MTCデバイス3および基地局5は、多数の個別モジュールを有するものとして理解を容易にするために記載されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実施するように変更されたようなある応用について、例えば当初から本発明の特徴を考慮して設計されたシステムなどの他の応用において、この方法で提供され得るが、これらのモジュールは、全体的なオペレーティングシステムまたはコードに組み込まれてもよく、したがって、これらのモジュールは、別個のエンティティとして認識されなくてもよい。
<動作>
図6は、本発明の例示的な実施形態を例示する例示的なシグナリング(タイミング)図である。
有益なことに、第1の例では、基地局5は、(そのサーチスペース制御モジュール67を使用して)そのMTCデバイス3に必要なM−PDCCH繰り返しの数を定義する関連するパラメータRを導出する(例えば、要求されるカバレッジ拡張のレベルおよび有効/無効サブフレームの数に依存して)。基地局5はまた、特定のMTCデバイスのM−PDCCH繰り返しを決定するために通常使用される「R」の値のセット(例えば、値1,2,4,8,16,32,64,128,及び256を含む値Rのセット)を参照することによって、(そのサーチスペース制御モジュール67を使用して)M−PDCCHサーチスペースの適用可能な周期性を定義する。これは、概ねステップS601に示されている。
より詳細には、基地局5は、R値のセット(例えば、値「1」を除く最後の8つの値)から8つの所定の値を使用し、各MTCデバイス3は、値2,4,8,16,32,64,128,および256を含むTのセットから8つの可能な周期性(T)の1つで設定され得る。言い換えると、特定のMTCデバイス3の周期性Tの値は、そのMTCデバイス3のRの値(R=1以外の値)と一致する。
したがって、この例では、基地局5は、M−PDCCH繰り返しを決定するために通常使用されるこれらの値の8つの小さい方のサブセットを使用するように構成され、それにより開始サブフレームを示す3ビットパラメータが8つの可能な周期性のうちの1つを示すことを可能にする。したがって、各MTCデバイス3は、3ビットパラメータを使用して、
Figure 2019508990
のセットの1つを用いて設定され得る。
しかしながら、基地局5は、無効なダウンリンクサブフレームの存在を考慮し、Tの値がそのMTCデバイス3のRmaxの実際のサブフレーム継続時間と少なくとも等しいことを確実にするように構成されてもよい。例えば、特定のMTCデバイス3についてRmax=8であり、システムフレームにつき1つ以上の無効なサブフレーム(すなわち、M−PDCCH送信に使用することができないサブフレーム)がある場合、周期性は、少なくとも次の値(つまり、この例では「16」)に増加するはずである。
この例は特に単純で効率的であるが、カバレッジ拡張繰り返し数が最大(256)であるときに潜在的な問題が生じ得ることが理解されよう。具体的には、この場合、周期性Tは、256個のサブフレームにも設定される必要がある。さもなければ、サーチスペース間の期間は、M−PDCCH繰り返しの可能な継続時間よりも短くなるからである。しかしながら、256個のサブフレーム期間内に無効なダウンリンクサブフレームが存在する場合、これらはM−PDCCH繰り返しに使用することができないので、最大繰り返し数(256)が使用される場合、繰り返しの継続時間は、サーチスペース間の256個のサブフレーム期間Tを超え、したがってこの期間Tに重なる。
ステップS603に概略的に示されるように、基地局5は、各MTCデバイス3に対し、そのMTCデバイス3に適用可能なパラメータRおよびTを識別する情報を(そのRRCモジュール69を使用して)送信する。パラメータTを識別する情報は、RRCメッセージの適切な情報エレメントを使用して送信されてもよいことが理解されよう。例えば、パラメータTの可能な値が8つ(またはそれより少ない)である場合、パラメータTを識別する情報は3ビットを含み得る。選択されたエレメントのインデックスは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−UESSおよび/または同様のものによって示されてもよい。また、パラメータRおよびTは、別個のメッセージおよび/または別個の情報エレメントで伝送されてもよいことも理解されよう。
したがって、各MTCデバイス3は、そのMTCデバイス3に適用可能なパラメータRおよびTを識別する情報を(例えば、そのRRCモジュール49を使用して)受信し、そのサーチスペースモジュール47を使用して、そのMTCデバイス3によって監視されるべきUESSについての周期性および開始サブフレームを(受信されたパラメータに基づいて)導出し、(メモリ39に)格納する(ステップS604)。ステップS605に概略的に示されるように、MTCデバイス3は、(UESS開始およびTに基づいて)M−PDCCH送信についての適切なUESSの監視を開始する。
Rmax=256である場合、無効なサブフレームの存在の原因となる(account for)T値、つまり、(
Figure 2019508990
が使用される場合に)25より大きいT値を設定することは不可能であることが、理解されよう。したがって、第1の例の変形例では、無効なサブフレーム(Rmax=256)の存在に対応するために、値「256」が「512」に置き換ってもよい。したがって、
Figure 2019508990
となる。
したがって、この変形例では、カバレッジ拡張繰り返し数が最大(256)であるとき、基地局は、開始サブフレームを示す3ビットパラメータを介して、無効なダウンリンクサブフレームの存在にかかわらず、M−PDCCHの繰り返しのサブフレームにおける継続時間よりも長い周期性Tを(ステップS603において)伝送する。したがって、これは、M−PDCCH繰り返しの継続時間が(少なくともダウンリンクサブフレームの半分が有効である場合に)サーチスペース間の期間Tを超えないことを確実にするために使用され得る。
言い換えると、第1の例では、特定のMTCデバイス3が監視するM−PDCCHサーチスペース(UESS)の開始サブフレームは、式
Figure 2019508990
を満たすサブフレームである。ここで、
Figure 2019508990
であり、nは無線フレームインデックスであり、nは(そのフレーム内の)スロットインデックスであり、
Figure 2019508990
は、床関数(flooring function)であり(つまり、「x」を超えない最大の整数)、選択されたエレメントのインデックス(index)Tは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−UESSによって伝送される。
Rmax=1の場合、M−PDCCHの開始サブフレームの周期性を明示的に設定する必要はないことが理解されよう。なぜならば、この場合、MTCデバイス3は、そのM−PDCCHサーチスペースのすべての有効なダウンリンクサブフレームを監視する必要があると考えられ得るからである。
有益なことに、第2の例では、基地局5は、MTCデバイスのカバレッジ拡張繰り返しの最大数Rmax、及び、M−PDCCH UESSの開始サブフレーム(M−PDCCH−startSF−UESS)を示す上位層の3ビットパラメータの両方を参照することによって、M−PDCCHサーチスペースの適用可能な周期性を(サーチスペース制御モジュール67を使用して)定義する。具体的には、この例では、3ビットパラメータの可能な値のうちの1つ(例えば、0,1,2,3,4,5,6および7の値から選択された値を有するM−PDCCH−startSF−UESS)は、特定のMTCデバイス3に対して設定され、M−PDCCH周期性Tは、選択された値及びRmaxの適切な関数として定義される(例えば、T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS +1))。
したがって、この場合、基地局5は、特定のMTCデバイス3のM−PDCCH−startSF−UESSの値を識別する情報を送信するように構成されており、これは、MTCデバイス3が(そのサーチスペースモジュール47を使用して)周期性T及びそのUESSの開始サブフレームを導出することに基づいて行われる。
第2の例では、特定のMTCデバイス3がモニタするM−PDCCHサーチスペース(UESS)の開始サブフレームは、式
Figure 2019508990
を満たすサブフレームである。ここで、T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS +1)であり、
Figure 2019508990
である。
しかしながら、この第2の例は単純さの点で利点を有するが、システムフレーム番号(SFN)カウンタが(現在1024であるその最大値に達して)最低値に戻る(wrap around)とき、可能性のある周期性のいくつかは、サーチスペースの開始サブフレームが以前のサーチスペースのM−PDCCHの繰り返しと一致するという結果をもたらし得る。
したがって、第2の例の有益な変形例では、基地局5は、周期性Tが常に(またはほとんど常に)10240(つまり1024個のシステムフレーム内のサブフレームの総数)の約数(sub-multiple)であることを確実にするように構成されている。有益なことに、これは、繰り返しの途中でサーチスペースが始まるような結果をもたらしてしまう周期性を避けるのに役立つ。具体的には、基地局5は、2および5以外の因数(factor)の数を減らすように、周期性を(そのサーチスペース制御モジュール67を使用して)定義する。この変形例では、8つの可能な因数(ここでは「G」で示される)のセットが定義され、M−PDCCH周期性TはRmax*Gとして定義される。Gの選択(すなわち、8つの値のうちのどれが使用されるかを識別するインデックス)は、サーチスペースの開始サブフレームを指示するための3ビットパラメータ(例えば、M−PDCCH−startSF−UESS)を用いて、(ステップS603で)指示(signal)される。
Gの値の可能なセットは、以下に示される。
Figure 2019508990
この値のセットは、10240の因数でない1つの周期性、つまり
Figure 2019508990
となり得る。
他の可能なGの値のセットは、以下の通りである。
Figure 2019508990
これにより、10240の因数ではないが、かなり(significantly)長い最大周期性となる全ての周期性が回避される(例えば以下のように)。
Figure 2019508990
各MTCデバイス3は、MTCデバイス3が(そのサーチスペースモジュール47を使用して)周期性TおよびそのMTC装置3によって監視されるUESSの開始サブフレームを導出することに基づいて、そのMTCデバイス3に適用可能なパラメータGを識別する情報を(例えば、そのRRCモジュール49を使用して)受信する。
言い換えると、この変形例では、特定のMTCデバイス3が監視するM−PDCCHサーチスペース(UESS)の開始サブフレームは、式
Figure 2019508990
を満たすサブフレームである。ここで、T=Rmax*Gであり、
Figure 2019508990
である。
ここで、選択されたエレメントのインデックスTは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−UESSによって伝送される。そして、
Figure 2019508990
である。
ステップS607〜S610に概略的に示されるように、基地局5は、特定のMTCデバイス5のダウンリンクデータをスケジューリングする(schedule)必要があるときはいつでも、適切にフォーマットされたDCIデータを(通信制御モジュール63を用いて)生成する(ステップS607)。そして、ステップS609において、基地局5は、DCIデータの対象となる(intended for)MTCデバイス3に関連するサーチスペース(UESS)を介して、(そのRRCモジュール69を使用して)DCIデータを送信する。(ステップS605でその割り当てられたサーチスペースを監視し始めた)MTCデバイス3は、(ステップS610で概略的に示されるように)DCIデータを受信してデコードする。ステップS607〜S610は、基地局5が特定のMTCデバイス5のダウンリンクデータをスケジューリングする必要があるときはいつでも、繰り返され得る。ステップS601〜S605は、基地局5が特定のMTCデバイス5のサーチスペースを更新する必要があるときはいつでも、繰り返され得る。
<変更と代替>
以上、詳細な実施形態を説明した。当業者であれば理解できるように、上述の例示的な実施形態および変形例には多くの修正および代替がなされ得るが、これらはその中に具現化される本発明の利益を受ける。
通信システム1は、E−UTRAN基地局として動作する基地局5に関して説明されているが、同様の原理が、マクロ基地局またはピコ基地局、フェムト基地局、基地局機能の要素を提供する中継ノード、ホーム基地局(HeNB)、または他のそのような通信ノードとして動作する基地局にも適用され得ることが、理解されよう。
以上の説明では、情報エレメントM−PDCCH−startSF−UESSは、UESSの開始サブフレームに関する例示的な情報エレメントとして使用されている。しかしながら、任意の他の適切な情報エレメントが使用され得ることが理解されよう。さらに、UESSの開始サブフレームに関する情報は、暗黙的に、すなわち(追加の)情報エレメントを送信せずに提供されてもよいことも理解されよう。例えば、UESSの開始サブフレームは、MTCデバイスによって必要とされる繰り返し/カバレッジ拡張の数から導出されてもよい。
同じまたは異なる開始サブフレーム周期性を有する異なるMTCデバイス(またはUE)が、同じサーチスペースを監視するように構成されてもよいことが、理解されよう。さらに、開始サブフレーム周期性についての同様のシグナリング方法が、他のサーチスペースType0−M−PDCCH CSSおよびType1−M−PDCCH CSSに対して定義され得ることが、理解されよう。
この場合、M−PDCCH−startSF−UESSを、CSSの開始サブフレームに関する情報エレメント(例えば、「M−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13」等)に置き換えることによって、上記の例がType1−M−PDCCH CSSに適用可能であり得ることが理解されよう。Type1−M−PDCCH CSSに適用可能なr1、r2、r3、およびr4の値を表2に示す。
Figure 2019508990
図3には、3つのeCCEエリアが示されているが、1つのサブフレームで異なる数のeCCEが定義され、eCCEの数がサブフレームごとに異なる可能性があることが、理解されよう。
上記の例示的な実施形態では、移動電話ベースの電気通信システムが説明された。当業者には理解されるように、本出願に記載されているシグナリング技術は、他の通信システムで使用され得る。他の通信ノードまたは通信デバイス(通信装置)は、例えば、パーソナルデジタルアシスタント、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ、電子ブックリーダーなどのユーザデバイスを含んでもよい。当業者には理解されるように、上述の中継システムを移動通信装置に使用することは必須ではない。このシステムは、移動通信デバイスとともに又は移動通信デバイスの代わりに1つまたは複数の固定コンピューティングデバイスを有するネットワーク内の基地局のカバレッジを拡張するために使用され得る。
上述の例示的な実施形態では、基地局5およびMTCデバイス3は、それぞれ送受信回路を含む。典型的には、この回路は専用のハードウェア回路によって形成される。しかしながら、いくつかの例示的な実施形態では、送受信回路の一部は、対応するコントローラによって実行されるソフトウェアとして実現されてもよい。
上記の例示的な実施形態では、いくつかのソフトウェアモジュールが説明された。当業者には理解されるように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形態またはコンパイルされていない形態で提供されてもよく、コンピュータネットワークを介した信号または記録媒体上の信号として基地局またはMTCデバイスに供給されてもよい。さらに、このソフトウェアの一部または全部によって実行される機能は、1つまたは複数の専用ハードウェア回路を使用して実行されてもよい。
基地局および/または通信デバイスは、複数の周期性を表すデータを保持するためのメモリを有してもよく、上記のパラメータは、上記の複数の周期性のうちのどれによって上記のサーチスペースが特徴付けられるかを特定してもよい(例えば、周期性Tは、
Figure 2019508990
で定義される)。
カバレッジ拡張のレベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)は、少なくとも1つの通信デバイスに対して設定されてもよく、周期性は、上記のパラメータと上記のカバレッジ拡張のレベルの両方に関連してもよい(例えば、数式によって)。
周期性は、数式
T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS+ 1)
によって、上記のパラメータおよび上記のカバレッジ拡張のレベルに関連し得る。ここで、Rmaxは、通信デバイスに対して設定された最大繰り返し数を表し(なお、
Figure 2019508990
である)、M−PDCCH−startSF−UESSはパラメータである。
基地局および/または通信デバイスは、上記の周期性を導出する際に使用する複数の因数(factor)を表すデータを保持するためのメモリを有する。ここで、上記のパラメータは上記の複数の因数のうちの1つの因数を識別し、上記の周期性は、識別された因数に関連し得る(例えば、数式によって)。
カバレッジ拡張レベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)が通信デバイスに対して設定されてもよく、上記の周期性は、上記識別された因数及び上記カバレッジ拡張レベル(例えば、数学的表現による)の両方に関連し得る(例えば、数式によって)。
周期性は、数式
T=Rmax*G
によって、上記因数及び上記カバレッジ拡張のレベルに関連し得る。ここで、Rmaxは、通信デバイスに対して設定された最大繰り返し数を表し(なお、
Figure 2019508990
である)、Gは識別された因数を表す(なお、
Figure 2019508990
である)。
サーチスペースは、マシン型通信(MTC)デバイス固有のサーチスペース(例えば、UESS)、及び、共通サーチスペース(例えば、Type0−M−PDCCH CSSまたはType1−M−PDCCH CSS)を含んでもよい。
パラメータは、適切にフォーマットされた情報エレメント(例えば、「M−PDCCH−startSF−UESS」情報エレメントまたは「M−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13」情報エレメント)を使用して送信されてもよい。
基地局のプロセッサおよび/または通信デバイスは、式
Figure 2019508990
を使用して上記のサーチスペースの上記の開始サブフレームを決定するように構成されてもよい。ここで、Tは周期性であり、nは、上記の開始サブフレームを含む無線フレームのインデックスを表し、nは、上記の開始サブフレームのスロットインデックスを表し、
Figure 2019508990
は、床関数(つまり、「x」を超えない最大の整数)である。
通信デバイスは、マシン型通信デバイス(MTCデバイス)を含んでもよい。
様々な他の修正が当業者には明らかであるが、ここではさらに詳細には説明しない。
以下は、本発明が現在提案されている3GPP標準で実施され得る方法の詳細な説明である。様々な特徴が本質的であるとまたは必要であると説明されているが、これは、例えば規格によって課せられた他の要求のために、提案された3GPP標準の場合のみであり得る。したがって、これらの記述は、決して本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
1.導入
Rel−13において、LC/CE MTC UEは、1つまたは複数の狭帯域上の1つまたは複数のサーチスペースを監視する。
・TPCコマンド、ランダムアクセス手順を開始するための「PDCCH命令」、及びユニキャストPDSCH/PUSCHのフォールバック(fall back)に使用され得るType0−MPDCCH共通サーチスペース(ModeAについてのみ)
−ページング送信をスケジューリングするために使用されるType1−MPDCCH共通サーチスペース
RAR、Msg3再送信およびMsg4をスケジューリングするために使用されるType2−MPDCCH共通サーチスペース
・ユニキャストPDSCHおよびPUSCH送信をスケジューリングするために使用されるMPDCCH UE固有サーチスペース(USS)
LC/CE UEは、MPDCCH USSおよびType1−MPDCCH共通サーチスペース、並びに、MPDCCH USSおよびType2−MPDCCH共通サーチスペースを、同時に監視する必要はない。
Type1−MPDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、ページング機会サブフレームの位置から決定される。
Type2−MPDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、3ビットを使用するMTC−SIBにおいて明示的に示される。
MPDCCH USSおよびType0−MPDCCH共通サーチスペースの開始サブフレームは、3ビットを使用するRRCを介して設定された上位層である。
この寄稿(contribution)では、MPDCCH USS、Type0−MPDCCH CSS、およびRel−13 MTCのType1−MPDCCH CSSの開始サブフレームの詳細について説明する。
2. USSサーチスペースの開始サブフレーム
最近のRAN1ミーティングでは、図9に示すように、M−PDCCH USSの構造について3つのオプションが議論された。オプション2は、USSの開始サブフレームの周期性が繰り返し数の最大数(Rmax)よりも長くなり得る場合に合意された[2]。
合意(Agreement):
−開始サブフレームとRの最大数との関係は、
−オプション2:UE−SSの開始サブフレームの周期性は、Rの最大数よりも長くなり得る。UE−SSの開始サブフレームの後には1つのSSのみが生じる。
−注:隣接する2つの開始サブフレーム間の継続時間は、Rの最大数の実際のサブフレーム継続時間以上でなければならない
−R_max=1がサポートされているかどうかのFFS、及び、サポートされている場合はこの場合の開始サブフレーム
−有効/無効DLサブフレームに関係なく、M−PDCCHサーチスペースについて可能な開始サブフレームが定義される。
RAN1とのさらなる合意は以下の通りである。
合意:
−USSの開始サブフレームについて、
−個別のRRCパラメータ:
−RAN1は、シグナリングについてビットを有する[3]ことを推奨し、RAN2にシグナリングの詳細を指定するように誠意を持って要請する。
上記の合意から、M−PDCCH USSサーチスペースに関して各UEに指定され及び通知される必要がある周期性があることは明らかである。RAN1はシグナリングを指定するようにRAN2に推奨しましたが、RRCパラメータを除いてRAN2に送信されたLSはない。さらに、MPDCCH USSについての開始サブフレームの上位層シグナリングパラメータmpdcch−StartSF−UESS−r13は、RAN1仕様、より具体的にはTS36.213に記録(capture)されている。
しかしながら、開始サブフレームについての可能な値の詳細、並びに、それらのシステムフレーム番号(SFN)およびサブフレーム番号との関係は、いずれの仕様においても記録されていない。
以下の記述は、TS 36.213のセクション9.1.5[3]に記録された。
「開始サブフレームkの位置は、上位層で設定されたサブフレームk0から決定され、k=kによって与えられ、ここで、kは、k0からのb番目の連続LC/CE DLサブフレームであり、
Figure 2019508990
であり、ここで、
−MPDCCH UE固有サーチスペース、及びType0共通サーチスペースについて、k0は上位層パラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられ、rmaxは上位層パラメータmPDCCH−NumRepetitionによって与えられ、r1、r2、r3、r4は、表9.1.5−3で与えられる。
上記の説明を理解するために、開始サブフレームの異なる周期性T、Rmax=8およびいくつかの有効なサブフレーム(v)のが考慮される図7および図8に示すようないくつかの例を示す。
シグナリングについて合意されたビットの数は3ビット(0〜7)に制限されるので、未解決の問題(open issue)は、M−PDCCHサーチスペースについての周期性のセットを定義するためにこれらのビット数をどのように利用するかである。
3つのオプションを以下に示す。
オプション1:最初のエレメントを除いて既にM−PDCCH周期性で定義された(already defined M-PDCCH repetitions)R{1、2、4、8、16、32、64、128、256}の候補セットを再利用する。これは、UEが、8つの可能な周期性
Figure 2019508990
のうちの1つで設定され得ることを意味する。但し、TがRmaxの実際のサブフレーム継続時間以上であることを条件とする。例えば、UEについてRmax=8であり、5つの無効なサブフレームがある場合、図7に示すように、周期性は少なくとも16に増加されるべきである。
1つの問題は、周期性が256であり、Rmax=256であり、システムにおいて無効なサブフレームがいくつかある場合に、設定可能な256より大きな数がないということである。したがって、周期性が256に等しいときに無効なサブフレームに対応するためには、256を512に置き換えるほうがよい可能性がある。欠点は、DL有効サブフレームの比率が半分未満である場合、T=512の設定は、Rmax=256の場合にすべての繰り返しのための余地がないことである。
このオプションについて、UEがM−PDCCHサーチスペースを監視するための開始サブフレームは、
Figure 2019508990
を満たす(satisfy as)。
ここで、
Figure 2019508990
であり、選択されたエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。nはシステムフレーム番号(SFN)であり、
Figure 2019508990
は、サブフレーム番号に対応する。
Rmax=1の場合、UEはMPDCCHサーチスペースのすべての有効なダウンリンクサブフレームを監視することを想定できるので、MPDCCHの開始サブフレーム周期性を設定する必要はない。
オプション2:RmaxのUE固有パラメータおよび上位層パラメータmPDCCH−startSF−UESSを適用する。この場合、mPDCCH−startSF−UESSの値を{0,1,2,3,4,5,6,7}に設定することができ、1つの値はUEに設定される。そして、各UEについて、M−PDCCH周期性TをRmax*(mPDCCH−startSF−UESS +1)と定義することができる。
このオプションについて、UEがM−PDCCHサーチスペースを監視するための開始サブフレームは、
Figure 2019508990
を満たす(satisfy as)。
ここで、
T=Rmax*(mPDCCH−startSF−UESS +1)
であり、
Figure 2019508990
である。
しかしながら、欠点は、いくつかのT値が10240(SFN 1024×10サブフレーム)の因数ではないため、すべての周期性Tが同じサブフレームで開始するわけではないことである。また、条件
Figure 2019508990
は、いくつかの周期性TがSFNカウンタが最低値に戻る(wrap around)間に繰り返しの途中で開始することを可能にする。これは、UEの進行中の繰り返しの途中で新たな周期性が開始されないように指定することによって、回避され得る。
オプション3:オプション2を改善するために、周期性Tが10240の約数(sub-multiple)であることを保証する必要があるが、これはつまり、2及び5以外の因数を含むものを避ける必要があるといことである。したがって、これに基づいて、因数のリストを
Figure 2019508990
と定義することができ、選択されたエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。
したがって、UEがM−PDCCHサーチスペースを監視するための開始サブフレームは、
Figure 2019508990
を満たすべきである。
ここで、T=Rmax*Gであり、
Figure 2019508990
であり、選択されたエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられ、
Figure 2019508990
である。
同じまたは異なる開始サブフレーム周期性を有する異なるUEが同じサーチスペース上で監視することができることに留意すべきである。
さらに、Type0−MPDCCH CSSおよびType1−MPDCCH CSSの他のサーチスペースに対して、開始サブフレーム周期性についての同様のシグナリング方法を定義する必要がある。
提案1:TS 36.213におけるMPDCCH USS及びType0−MPDCCH CSSの開始サブフレームの上位層シグナリングを以下のようにキャプチャする。
MPDCCH UE固有サーチスペース、及びType0−MPDCCH共通サーチスペースについて、k0は、
Figure 2019508990
によって与えられる。ここで、
オプション1:
Figure 2019508990
であり、あるエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。
オプション3:T=Rmax*Gであり、
Figure 2019508990
であり、あるエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。
提案2:mPDCCH−startSF−UESSをmpdcch−startSF−CSS−RA−r13に置き換えることによって、Type1−MPDCCH CSSについて同じシグナリング方式を定義する。
3.結論
この寄稿では、MPDCCHサーチスペースの開始サブフレーム周期性について説明した。我々は、以下の提案をする。
提案1:TS 36.213のMPDCCH USSとType0−MPDCCH CSSの開始サブフレームの上位層シグナリングを以下のようにキャプチャする。
MPDCCH UE固有サーチスペース、及びType0−MPDCCH共通サーチスペースについて、k0は、
Figure 2019508990
によって与えられる。ここで、
オプション1:
Figure 2019508990
であり、あるエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。
オプション3:T=Rmax*Gであり、
Figure 2019508990
であり、あるエレメントのインデックスは、上位層のパラメータmPDCCH−startSF−UESSによって与えられる。
提案2:mPDCCH−startSF−UESSをmpdcch−startSF−CSS−RA−r13に置き換えることによって、Type1−MPDCCH CSSについて同じシグナリング方式を定義する。
4.参考文献
1)R1−157891 LS on RRC parameters for LTE eMTC
2)Chairman’s Notes RAN1_83−final
3)TS 36.213 V13.0.0
上記の実施形態の全部又は一部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
セルラ通信システムにおいて複数の通信装置と通信する基地局であって、
プロセッサであって、
前記複数の通信装置の少なくとも1つの通信装置が制御情報を探索することが可能なサーチスペースであって、前記サーチスペースの開始を表す初期開始サブフレーム(initial starting subframe)と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性とによって特徴付けられる、サーチスペースを定義し、
前記初期開始サブフレーム及び前記周期性の両方を前記少なくとも1つの通信装置に指示するように設定されたパラメータを生成する
ように構成されている、プロセッサと、
前記パラメータを前記通信装置に送信するように構成されたトランシーバと
を有する基地局。
(付記2)
複数の周期性を表すデータを保持するためのメモリを有し、
前記パラメータは、前記複数の周期性のどれによってサーチスペースが特徴付けられるかを識別する(例えば、前記周期性Tは、
Figure 2019508990
で定義される)
付記1に記載の基地局。
(付記3)
カバレッジ拡張のレベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)が前記少なくとも1つの通信装置に対して設定され、前記周期性は、前記パラメータ及び前記カバレッジ拡張のレベルの両方に関連する(例えば数式によって)
付記1に記載の基地局。
(付記4)
前記周期性は、数式
T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS +1)
によって、前記パラメータ及び前記カバレッジ拡張のレベルに関連し、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し(例えば
Figure 2019508990
である)、M−PDCCH−startSF−UESSは、前記パラメータである
付記3に記載の基地局。
(付記5)
前記周期性を導出するのに使用される複数の因数(factor)を表すデータを保持するためのメモリを有し、
前記パラメータは、前記複数の因数のうちの1つの因数を識別し、前記周期性は、前記識別された因数に関連する(例えば数式によって)
付記1に記載の基地局。
(付記6)
カバレッジ拡張のレベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)が前記少なくとも1つの通信装置に対して設定され、前記周期性は、前記識別された因数及び前記カバレッジ拡張のレベルの両方に関連する(例えば数式によって)
付記5に記載の基地局。
(付記7)
前記周期性は、前記数式
T=Rmax*G
によって、前記因数及び前記カバレッジ拡張のレベルに関連し、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し(例えば
Figure 2019508990
である)、Gは、前記識別された因数を表す(例えば
Figure 2019508990
である)
付記6に記載の基地局。
(付記8)
前記サーチスペースは、マシン型通信(MTC)デバイス固有のサーチスペース(例えば、UESS)及び共通サーチスペース(例えば、Type0−M−PDCCH CSS又はType1−M−PDCCH CSS)の1つを含む
付記1から7のいずれか1項に記載の基地局。
(付記9)
前記パラメータは、適切にフォーマットされた情報エレメント(例えば、「M−PDCCH−startSF−UESS」情報エレメント又は「M−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13」情報エレメント)を用いて送信される
付記1から8のいずれか1項に記載の基地局。
(付記10)
前記プロセッサは、式
Figure 2019508990
を用いて前記サーチスペースの前記開始サブフレームを決定するように構成されており、
Tは、前記周期性であり、nは、前記開始サブフレームを含む無線フレームのインデックスを表し、nは、前記開始サブフレームのスロットインデックスを表し、
Figure 2019508990
は、床関数(つまり、「x」を超えない最大の整数)である
付記1から9のいずれか1項に記載の基地局。
(付記11)
セルラ通信システムの基地局と通信する通信装置であって、
サーチスペースの開始を表す初期開始サブフレームと、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間を表す周期性との両方を示すように設定されたパラメータを受信するように構成されたトランシーバと、
前記受信されたパラメータから、前記トランシーバが制御情報を探索できる前記サーチスペースを決定するように構成されたプロセッサと
を有する通信装置。
(付記12)
複数の周期性を表すデータを保持するためのメモリを有し、
前記パラメータは、前記複数の周期性のどれによってサーチスペースが特徴付けられるかを識別する(例えば、前記周期性Tは、
Figure 2019508990
で定義される)
付記11に記載の通信装置。
(付記13)
カバレッジ拡張のレベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)が前記通信装置に対して設定され、前記周期性は、前記パラメータ及び前記カバレッジ拡張のレベルの両方に関連する(例えば数式によって)
付記11に記載の通信装置。
(付記14)
前記周期性は、数式
T=Rmax*(M−PDCCH−startSF−UESS +1)
によって、前記パラメータ及び前記カバレッジ拡張のレベルに関連し、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し(例えば
Figure 2019508990
である)、M−PDCCH−startSF−UESSは、前記パラメータである
付記13に記載の通信装置。
(付記15)
前記周期性を導出するのに使用される複数の因数を表すデータを保持するためのメモリを有し、
前記パラメータは、前記複数の因数のうちの1つの因数を識別し、前記周期性は、前記識別された因数に関連する(例えば数式によって)
付記11に記載の通信装置。
(付記16)
カバレッジ拡張のレベル(例えば、最大繰り返し数「Rmax」)が前記少なくとも1つの通信装置に対して設定され、前記周期性は、前記識別された因数及び前記カバレッジ拡張のレベルの両方に関連する(例えば数式によって)
付記15に記載の通信装置。
(付記17)
前記周期性は、前記数式
T=Rmax*G
によって、前記因数及び前記カバレッジ拡張のレベルに関連し、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し(例えば
Figure 2019508990
である)、Gは、前記識別された因数を表す(例えば
Figure 2019508990
である)
付記16に記載の通信装置。
(付記18)
前記サーチスペースは、マシン型通信(MTC)デバイス固有のサーチスペース(例えば、UESS)及び共通サーチスペース(例えば、Type0−M−PDCCH CSS又はType1−M−PDCCH CSS)の1つを含む
付記11から17のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記19)
前記パラメータは、適切にフォーマットされた情報エレメント(例えば、「M−PDCCH−startSF−UESS」情報エレメント又は「M−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13」情報エレメント)を用いて送信される
付記11から18のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記20)
前記プロセッサは、式
Figure 2019508990
を用いて前記サーチスペースの前記開始サブフレームを決定するように構成されており、
Tは、前記周期性であり、nは、前記開始サブフレームを含む無線フレームのインデックスを表し、nは、前記開始サブフレームのスロットインデックスを表し、
Figure 2019508990
は、床関数(つまり、「x」を超えない最大の整数)である
付記11から19のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記21)
マシン型通信デバイス(MTCデバイス)
を有する付記11から20のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記22)
付記1から10のいずれか1項に記載の基地局と付記11から21のいずれか1項に記載の通信装置とを有するシステム。
(付記23)
基地局によって実行される方法であって、
複数の通信装置の少なくとも1つの通信装置が制御情報を探索することが可能なサーチスペースであって、前記サーチスペースの開始を表す初期開始サブフレームと、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間を表す周期性とによって特徴付けられる、サーチスペースを定義し、
前記初期開始サブフレーム及び前記周期性の両方を前記少なくとも1つの通信装置に指示するように設定されたパラメータを生成し、
前記パラメータを前記通信装置に送信する
方法。
(付記24)
通信装置によって実行される方法であって、
サーチスペースの開始を表す初期開始サブフレームと、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間を表す周期性との両方を示すように設定されたパラメータを受信し、
前記受信されたパラメータから、前記トランシーバが制御情報を探索できる前記サーチスペースを決定する
方法。
(付記25)
プログラム可能な通信装置に付記23又は24に記載の方法を実行させる、コンピュータで実行可能な命令を有する、コンピュータ実行可能命令製品。
本発明をその例示的な実施形態を参照して具体的に示して説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲によって規定される本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細の様々な変更を行うことができることが理解されよう。
この出願は、2016年2月5日に出願された英国出願1602150.3を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てを参照としてここに取り込む。

Claims (21)

  1. セルラ通信システムにおいて複数の通信装置と通信する基地局であって、
    プロセッサであって、
    前記複数の通信装置の少なくとも1つの通信装置が制御情報を探索することが可能なサーチスペースであって、少なくとも前記サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関連する第2の情報とによって特徴付けられる、サーチスペースを定義し、
    前記開始サブフレーム及び前記周期性の両方を前記少なくとも1つの通信装置に指示するように設定されたパラメータを取得する
    ように構成されている、プロセッサと、
    前記パラメータを前記通信装置に送信するように構成されたトランシーバと
    を有する基地局。
  2. 前記周期性Tは、数式
    T=Rmax*G
    によって表され、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し、Gは、識別された因数を表す、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記Rmaxは、上位層パラメータM−PDCCH−NumRepetitionによって与えられ、Gは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13によって与えられる、
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記Rmaxは、繰り返しレベルr1、r2、r3及びr4の少なくとも1つを与えるものであり、各レベルは、R{1,2,4,8,16,32,64,128,256}のセットから選択される、
    請求項2に記載の基地局。
  5. 周期性Rmaxと、r1、r2、r3及びr4の少なくとも1つとの間の関係が、繰り返しレベルの決定を表す以下の表1
    Figure 2019508990
    によって与えられる、
    請求項4に記載の基地局。
  6. 前記サーチスペースは、以下のタイプ
    −Type0−MPDCCH共通サーチスペース(但しモードAで設定されている場合)
    −Type1−MPDCCH共通サーチスペース(CSS)、
    −Type2−MPDCCH共通サーチスペース、及び
    −MPDCCH UE固有サーチスペース
    を含む、
    請求項4に記載の基地局。
  7. 前記周期性Rmaxと、r1、r2、r3及びr4の少なくとも1つとの間の関係は、Type1−M−PDCCH CSSの繰り返しレベルの決定を表す以下の表2
    Figure 2019508990
    によって与えられる、
    請求項6に記載の基地局。
  8. 前記プロセッサは、前記サーチスペースの前記開始サブフレームを、次の式
    Figure 2019508990
    を用いて決定するように構成され、Tは周期性であり、nは前記開始サブフレームを含む無線フレームのインデックスを表し、nは前記開始サブフレームのスロットインデックスを表し、
    Figure 2019508990
    は、床関数である、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の基地局。
  9. セルラ通信システムの基地局と通信する通信装置であって、
    サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関する第2の情報との両方を示すように設定されたパラメータを受信するように構成されたトランシーバと、
    前記受信されたパラメータから、前記トランシーバが制御情報を探索できる前記サーチスペースを決定するように構成されたプロセッサと
    を有する通信装置。
  10. 前記周期性Tは、数式
    T=Rmax*G
    によって表され、Rmaxは、前記通信装置に対して設定された最大繰り返し数を表し、Gは、識別された因数を表す、
    請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記Rmaxは、上位層パラメータM−PDCCH−NumRepetitionによって与えられ、Gは、上位層パラメータM−PDCCH−startSF−CSS−RA−r13によって与えられる、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記Rmaxは、繰り返しレベルr1、r2、r3及びr4の少なくとも1つを与えるものであり、各レベルは、R{1,2,4,8,16,32,64,128,256}のセットから選択される、
    請求項10に記載の通信装置。
  13. 周期性Rmaxと、r1、r2、r3及びr4の少なくとも1つとの間の関係が、繰り返しレベルの決定を表す以下の表3
    Figure 2019508990
    によって与えられる、
    請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記サーチスペースは、以下のタイプ
    −Type0−MPDCCH共通サーチスペース(但しモードAで設定されている場合)
    −Type1−MPDCCH共通サーチスペース(CSS)、
    −Type2−MPDCCH共通サーチスペース、及び
    −MPDCCH UE固有サーチスペース
    を含む、
    請求項12に記載の通信装置。
  15. 前記周期性Rmaxと、r1、r2、r3及びr4の少なくとも1つとの間の関係は、Type1−M−PDCCH CSSの繰り返しレベルの決定を表す以下の表4
    Figure 2019508990
    によって与えられる、
    請求項14に記載の通信装置。
  16. 前記プロセッサは、前記サーチスペースの前記開始サブフレームを、次の式
    Figure 2019508990
    を用いて決定するように構成され、Tは周期性であり、nは前記開始サブフレームを含む無線フレームのインデックスを表し、nは前記開始サブフレームのスロットインデックスを表し、
    Figure 2019508990
    は、床関数である、
    請求項9から15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 狭帯域幅、低複雑度及びカバレッジ拡張型ユーザ機器のマシン型通信デバイス(MTCデバイス)を有する、
    請求項9から16のいずれか1項に記載の通信装置。
  18. 請求項1から8のいずれか1項に記載の基地局と請求項9から16のいずれか1項に記載の通信装置とを有するシステム。
  19. 基地局によって実行される方法であって、
    複数の通信装置の少なくとも1つの通信装置が制御情報を探索することが可能なサーチスペースであって、少なくとも前記サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関連する第2の情報とによって特徴付けられる、サーチスペースを定義し、
    前記開始サブフレーム及び前記周期性の両方を前記少なくとも1つの通信装置に指示するように設定されたパラメータを取得し、
    前記パラメータを前記通信装置に送信する、
    方法。
  20. 通信装置によって実行される方法であって、
    サーチスペースの開始を表す開始サブフレームに関する第1の情報と、前記サーチスペースの複数の部分であってそれぞれが制御情報の送信の異なる候補を表す複数の部分の各開始サブフレーム間の期間(time period)を表す周期性に関する第2の情報との両方を示すように設定されたパラメータを、トランシーバで受信し、
    前記受信されたパラメータから、前記トランシーバが制御情報を探索できる前記サーチスペースを決定する、
    方法。
  21. プログラム可能な通信装置に請求項19又は20に記載の方法を実行させる、コンピュータで実行可能な命令を有する、コンピュータ実行可能命令製品。
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