JP2019506774A - セルラーIoT(CIoT)ネットワークにおけるシステム情報のための変更インジケータ - Google Patents

セルラーIoT(CIoT)ネットワークにおけるシステム情報のための変更インジケータ Download PDF

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Abstract

移動局による最後の読み取りに対してどのシステム情報(SI)メッセージが(もしあれば)変化したかを移動局(例えば、CIoTデバイス)へ指し示すための無線アクセスネットワークノード(例えば、基地局サブシステム)及び方法がここで説明される。加えて、移動局による最後の読み取りに対してどのシステム情報(SI)メッセージが(もしあれば)変化したかを指し示す標識を受信するための移動局(例えば、CIoTデバイス)及び方法がここで説明される。【選択図】図2

Description

[優先権の主張]
本出願は、2016年1月7日に提出された米国仮出願第62/276,149号の優先権の利益を主張し、その内容はここであらゆる目的で全体として参照によりここに取り入れられる。
[技術分野]
本開示は、移動局による最後の読み取りに対して、どのシステム情報(SI)メッセージ(もしあれば)が変化したかを移動局(例えば、CIoTデバイス)へ指し示すための、無線アクセスネットワークノード(例えば、基地局サブシステム)及び方法に関連する。加えて、本開示は、移動局による最後の読み取りに対して、どのシステム情報(SI)メッセージ(もしあれば)が変化したかの標識を受信するための、移動局(例えば、CIoTデバイス)及び方法に関連する。
以下の略語及び用語がここで定義され、そのうち少なくともいくつかは、本開示の以下の説明内で言及される。
3GPP 3rd-Generation Partnership Project
AGCH Access Grant Channel
ASIC Application Specific Integrated Circuit
BLER Block Error Rate
BSS Base Station Subsystem
CC Coverage Class
CCC Change Control Cycle
CIoT Cellular Internet of Things
CN Core Network
DRX Discontinuous Reception
EC Extended Coverage
EC−BCCH Extended Coverage Broadcast Control Channel
EC−GSM Extended Coverage Global System for Mobile Communications
EC−PCH Extended Coverage Paging Channel
EC−SCH Extended Coverage Synchronization Channel
EC−SI Extended Coverage System Information
eDRX Extended Discontinuous Reception
eNB Evolved Node B
DL Downlink
DSP Digital Signal Processor
EDGE Enhanced Data rates for GSM Evolution
EGPRS Enhanced General Packet Radio Service
GSM Global System for Mobile Communications
GERAN GSM/EDGE Radio Access Network
GPRS General Packet Radio Service
HARQ Hybrid Automatic Repeat Request
IoT Internet of Things
LTE Long-Term Evolution
MCS Modulation and Coding Scheme
MME Mobility Management Entity
MS Mobile Station
MTC Machine Type Communications
NB Node B
PDN Packet Data Network
PDTCH Packet Data Traffic Channel
RACH Random Access Channel
RAN Radio Access Network
RAT Radio Access Technology
SGSN Serving GPRS Support Node
SI System Information
TDMA Time Division Multiple Access
TS Technical Specifications
UE User Equipment
UL Uplink
WCDMA Wideband Code Division Multiple Access
WiMAX Worldwide Interoperability for Microwave Access
カバレッジクラス(CC):任意の時点で、移動局は、レガシーのセルプランニングのためのリファレンスカバレッジとして供されるレガシー無線インタフェース性能属性(例えば、PDTCH上の単一の無線ブロック送信後の10%というブロックエラーレート)か、又はリファレンスカバレッジと比較して劣化した無線インタフェース性能属性のレンジ(例えば、リファレンスカバレッジのそれよりも20dBまで低い性能)か、のいずれかに対応する特定のアップリンク/ダウンリンクカバレッジクラスに属する。カバレッジクラスは、無線ブロックを送信/受信する際に使用されるべきブラインド送信の合計の回数を左右する。任意の時点で適用可能なアップリンク/ダウンリンクカバレッジクラスは、異なる論理チャネルの間で相違し得る。システムアクセスの開始後に、移動局は、約10%のBLER(ブロックエラーレート)を経験するためにBSS(無線アクセスネットワークノード)の受信機/移動局の受信機により必要とされる無線ブロックのブラインド送信の回数を推定することに基づいて、RACH/AGCHへ適用可能なアップリンク/ダウンリンクカバレッジクラスを判定する。BSSは、目標BLERを満たすために必要とされる無線ブロックのブラインド送信の回数を推定すること、及びその目標BLERを用いて無線ブロックの成功裏の受信のために平均して必要とされるであろう(無線ブロックの)HARQ再送の回数を考慮することに基づいて、割り当てられるパケットチャネルリソース上で移動局により使用されるべきアップリンク/ダウンリンクカバレッジクラスを判定する。注記:リファレンスカバレッジ(通常カバレッジ)に対応する無線インタフェース性能属性で動作している移動局は、最良のカバレッジクラス(即ち、カバレッジクラス1)内にいるものと見なされ、従って、初期のブラインド送信の後に何らの追加的なブラインド送信を行わない。このケースにおいて、移動局は、通常カバレッジ移動局として言及され得る。対照的に、拡張カバレッジ(即ち、1よりも大きいカバレッジクラス)に対応する無線インタフェース性能属性で動作している移動局は、複数回のブラインド送信を行う。このケースにおいて、移動局は、拡張カバレッジ移動局として言及され得る。複数回のブラインド送信に相当するケースでは、N回の送信の全てに先立って受信側が無線ブロックを成功裏に回復できるかの判定を送信側で試行することなく、適用可能な無線リソース(例えば、ページングチャネル)を用いて、無線ブロックのN個のインスタンスが連続的に送信される。送信側は、受信側が目標BLER性能(例えば、ページングチャネルについて、目標BLER≦10%)を実現することを助けようとしてこれを行う。
DRXサイクル:不連続受信(DRX)は、移動局が到来するメッセージの受信を予期しないときに自身の受信能力を無効化し、及び、メッセージ受信の可能性が予想されるリーチャビリティピリオド(period of reachability)の期間中に自身の受信能力を有効化する、移動局の処理である。DRXを作動させるために、ネットワークは、リーチャビリティのインスタンスがいつ生じるかに関して、移動局と協調を行う。従って、移動局は、予めスケジューリングされるリーチャビリティピリオドの期間中にのみ、ウェイクアップし及びメッセージ受信を有効化することになる。この処理は、電力消費を低減し、それにより移動局のバッテリ寿命が延長され、時に(ディープ)スリープモードと呼ばれる。
拡張カバレッジ:拡張カバレッジの一般的な原理は、対象のチャネルについて目標ブロックエラーレート性能(BLER)を実現するために、制御チャネルについて及びデータチャネルについてブラインド送信を使用するということである。加えて、データチャネルについて、MCS−1(即ち、今日のEGPRSにおいてサポートされる最低の変調符号化方式(MCS))を前提としたブラインド送信の使用がHARQ再送と組み合わせられて、データ送信性能の所要のレベルが実現される。拡張カバレッジについてのサポートは、異なる複数のカバレッジクラスを定義することにより実現される。カバレッジクラスの各々にはブラインド送信の相異なる回数が関連付けられ、複数回のブラインド送信が必要とされるカバレッジクラスに拡張カバレッジが関連付けられる(即ち、1回のブラインド送信は、リファレンスカバレッジであると見なされる)。所与のカバレッジクラスについての合計のブラインド送信の回数は、異なる論理チャネルの間で相違し得る。
IoT(Internet of Things)デバイス:IoT(Internet of Things)は、電子機器、ソフトウェア、センサ、及び、対象がデータを交換することを可能にするための接続性、と共に組み込まれる物理的対象あるいは“モノ(things)”のネットワークであり、データ交換の相手は、製造業者、事業者、及び/又は、ITU(International Telecommunication Union)のGSI(Global Standards Initiative)の基盤に基づく他の接続済みデバイスである。IoTは、既存のネットワーク基盤をまたいで遠隔的に対象をセンシングし及び制御することを可能にし、物理的世界とコンピュータベースのシステムとの間のより直接的な統合の機会を生み出し、結果として改善された効率性、正確性及び経済的恩恵をもたらす。各々のモノは、それらが組み込まれるコンピューティングシステムを通じて一意に識別可能であるが、既存のインターネット基盤の範囲内で相互運用することができる。専門家は、IoTが2020年までに凡そ500億の対象からなるであろうと推定している。
セルラーIoT(CIoT)デバイス:CIoTデバイスは、セルラーネットワークを用いて接続性を確立するIoTデバイスである。
マシンタイプ通信(MTC)デバイス:MTCデバイスは、デバイスとのヒューマンインタラクションのためのサポートが典型的には不要でありデバイスとの間のデータ送信がむしろ短い(例えば、最大で数百オクテット)ことが予期されるタイプのデバイスである。最小限の機能性をサポートするMTCデバイスは、通常のセルの外形を用いて動作するだけであると予期することができ、そのため拡張カバレッジの概念をサポートしない一方、高度なケイパビリティを伴うMTCデバイスは、拡張カバレッジをサポートし得る。
3GPP(Third Generation Partnership Project)TSG(Technical Specification Group)GERAN(GSM/EDGE Radio Access Network)ミーティング#67において、“New Work Item on Extended Coverage GSM (EC-GSM) for support of Cellular Internet of Things”(CIoT)というタイトルの新たな作業項目が議論され、カバレッジを20dB改善し、デバイスのバッテリ寿命を改善し、及びデバイスの複雑度を引き下げるという意図を伴って、GP−151039(2015年8月10〜14日付け)で承認された。ここで、GP−151039の内容は、あらゆる目的のために参照によりここに取り入れられる。
拡張カバレッジ(即ち、レガシーのGPRS(General Packet Radio Service)/EGPRS(Enhanced GPRS)動作のそれを上回るカバレッジレンジ)は、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)の双方での盲目的な物理レイヤの反復により達成され、反復の回数は所与のカバレッジクラス(CC)に関連付けられる。拡張カバレッジでの動作をサポートする論理チャネルは、拡張カバレッジ(EC)チャネルとして言及される。4つの異なるカバレッジクラスが進行中の3GPP標準化作業において定義されており、各カバレッジクラスは、レガシーのGPRS/EGPRS動作と比較して拡張されたカバレッジレンジのレベルを伴うものと見積もられ、それらをそれぞれCC1、CC2、CC3及びCC4と称する。より具体的には、CC1は、レガシーGPRS/EGPRS動作のカバレッジレンジに相当する(即ち、拡張カバレッジ及び盲目的な反復は使用されない)。CC2は、EC−RACH、EC−PDTCH及びEC−PACCHについて4回の盲目的な反復を、EC−PCH及びEC−AGCHについて8回の盲目的な反復を有する。CC3は、EC−RACHについて16回の盲目的な反復を、EC−PDTCH及びEC−PACCHについて8回の盲目的な反復を、EC−PCH及びEC−AGCHについて16回の盲目的な反復を有する。CC4は、EC−RACHについて48回の盲目的な反復を、EC−PDTCH及びEC−PACCHについて16回の盲目的な反復を、EC−PCH及びEC−AGCH上で32回の盲目的な送信を有する。
いくつかの論理チャネルについて、盲目的な物理レイヤの反復の回数は、所要のカバレッジ拡張に依存して変化し得る。しかし、MS(Mobile Station)/CIoTデバイスがEC−GSM(Extended Coverage Global System for Mobile)通信システムへのアクセスを獲得するために必要とされる全てのシステム情報(SI)を搬送する拡張カバレッジブロードキャスト制御チャネル(EC−BCCH)については、盲目的な物理レイヤの反復の回数は、常に16に固定される(即ち、最高のカバレッジクラス(CC4)に対応する拡張カバレッジ内の移動局へ到達するためには、EC−SIメッセージの全体又は断片を含む各EC−BCCHブロックは、常に16個の連続する51マルチフレーム(51-multiframes)にわたって反復される)。
現行のEC−GSM向けの標準化作業において、EC−システム情報タイプ1(EC−SI 1)、EC−システム情報タイプ2(EC−SI 2)、EC−システム情報タイプ3(EC−SI 3)及びEC−システム情報タイプ4(EC−SI 4)と称される4つのシステム情報(SI)メッセージが定義されている。
EC−SIメッセージは、51マルチフレームごとに単一のEC−BCCHブロック上で送信されるか(EC−BCCHノーマルとして知られる)、又は、オプションとして、51マルチフレームごとに2つのEC−BCCHブロック上で送信されるか(2番目のEC−BCCHブロックはEC−BCCH拡張として知られる)のいずれかである。各EC−SIメッセージは、ラウンドロビン方式で16個の連続する51マルチフレーム内の16個の連続するEC−BCCHブロックにわたって反復される。EC−システム情報(EC−SI)メッセージ送信の一例が、以下にテーブル#1において提供されている。
Figure 2019506774
テーブル#1におけるシグナリングは、セル内でEC−システム情報をいかにブロードキャストするかの1つの例に過ぎない。BCCH拡張がセルにおいてアクティブ化されていない場合、全てのEC−SIメッセージ(EC−SI〜EC−SI4)が代わりにラウンドロビン方式でEC−BCCHノーマルブロック上で送信されることになる。
EC−SIは、EC−GSMシステム内の各セルにおいてブロードキャストされ、ネットワークアイデンティティパラメータ、セル選択パラメータ、電力制御パラメータ、隣接セルなどといったネットワーク関連情報を搬送する。移動局(MS)が例えば電源オン時に又はセル再選択時に新たなセルへ入る場合、MSは、セルへアクセスする前に完全なEC−システム情報のセット(即ち、全てのEC−SIメッセージ)を読み取ることを必要とする。
不連続受信(DRX)は、MSがある時間ピリオドにわたってアイドルモードである最中に電力を引き下げることを可能にする電力節約技法である。MSが電力を引き下げる時間ピリオドは、通常、“スリープモード”と呼ばれる。MSは、前回完全なEC−システム情報を読み取ったセルと同じセルにおいて、自身のDRXサイクルに従って“スリープモード”からウェイクアップすると(例えば、MSは、26分のDRXサイクルを使用する場合、26分ごとに一度ウェイクアップする)、セルへアクセスする前に、EC−同期チャネル(EC−SCH)内に含まれるEC−SI変更マークインジケータを読み取ることを必要とする(EC−SCHは、周波数及び基地局アイデンティティといった情報を提供する、EC−BCCHと同じキャリア上で送信される論理チャネルである)。EC−SI変更マークインジケータは、ネットワークがEC−SIメッセージの内容を変更する都度逓増される、0から3までの値のレンジをとる2ビットのフィールドである。EC−SI変更マークインジケータの値が最後に当該インジケータが読み取られてから変化していなければ、MSは、EC−SIメッセージセットの内容は変更されていないと結論付ける。しかし、MSは、EC−SCHを読み取る際にEC−SI変更マークインジケータの変化を検出すると、少なくとも1つのEC−SIメッセージの内容が変化したことを理解し、よって、ネットワークへアクセスする前にセル内の全てのEC−SIメッセージを再読み取りすることを必要とする。
既存の解決策に伴う問題は、EC−SCH内のEC−SI変更マークインジケータフィールドの変化がどの特定のEC−SIメッセージが変更されたのかを指し示さないこと、即ち、MSは実際には1つのEC−SIメッセージのみが変更されたとしても、完全なEC−SIメッセージ(EC−SI1〜EC−SI4)セットを読み取ることを必要とすることである。
EC−SI変更マークインジケータをオーバフローさせずに(ある最大回数まで)EC−システム情報の内容をネットワークが変更し得る時間ピリオドを、ここでEC−SI変更制御サイクルとして定義する。EC−SI変更制御サイクルの長さは、実質的にネットワークにより選択され、ネットワークがある最大回数よりも高い頻度でのEC−システム情報の変更を回避することを意図する時間インターバルとして供される(例えば、EC−SI変更制御サイクルが24時間という長さである場合、ネットワークは、その時間ピリオドの期間中に3回を上回る頻度でEC−システム情報を変更しないことにより、EC−SI変更マークインジケータをオーバフローさせることを回避する)。
概して、MSが高過ぎる頻度で完全なEC−システム情報メッセージセット(EC−SI1〜EC−SI4)を読み取ることを回避できれば有利である。その理由は、MSが完全なEC−SIメッセージセットを再読み取りする必要がある際のネットワークアクセス遅延のみならず(EC−BCCHノーマル上の4つのEC−SIメッセージを読み取るために要する時間は、1つのEC−BCCHブロックが1つの完全なEC−SIメッセージを搬送すると仮定して、最悪のカバレッジクラス(CC4)を用いるMSについて、約16秒である)、MSは実際には変更されていないEC−SIメッセージを取得し及び復号する際に貴重なバッテリ電力を無駄にすることにもなり、よって、完全なEC−SIメッセージセット(EC−SI1〜EC−SI4)を常に読み取ることは、MSのバッテリ寿命へ悪影響を有するであろう。これら問題及び他の問題が、本開示により対処される。
独立請求項において、前述した問題に対処するためのRANノード(例えば、BSS)、移動局及び多様な方法が記述されている。従属請求項には、RANノード(例えば、BSS)、移動局及び多様な方法の有利な実施形態がさらに記述されている。
ある観点において、本開示は、1つ以上の移動局とインタラクションするように構成されるRANノードを提供する。上記RANノードは、プロセッサと、プロセッサ実行可能な命令を記憶するメモリとを備え、上記プロセッサは、上記プロセッサ実行可能な命令を実行するように上記メモリとインタフェースし、それにより、上記RANノードは、EC−BCCH上でEC−SIメッセージを上記1つ以上の移動局へ送信する、ように動作可能である。送信される上記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含む現在送信中のEC−SIメッセージのセットからのものである。加えて、送信される上記EC−SIメッセージは、上記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの上記EC−SIタイプ1メッセージ、上記EC−SIタイプ2メッセージ、上記EC−SIタイプ3メッセージ及び上記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップを含む。上記RANノードが上記送信動作を行う利点は、上記1つ以上の移動局が送信される上記EC−SIメッセージを読み取り、そして、実際には変更されていないEC−SIメッセージを取得し及び復号しなくてよいことで、貴重なバッテリ電力の浪費を回避することができることである。
他の観点において、本開示は、1つ以上の移動局とインタラクションするように構成されるRANノードにおける方法を提供する。上記方法は、EC−BCCH上でEC−SIメッセージを上記1つ以上の移動局へ送信するステップ、を含む。送信される上記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含む現在送信中のEC−SIメッセージのセットからのものである。加えて、送信される上記EC−SIメッセージは、上記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの上記EC−SIタイプ1メッセージ、上記EC−SIタイプ2メッセージ、上記EC−SIタイプ3メッセージ及び上記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップを含む。上記RANノードが上記送信するステップを行う利点は、上記1つ以上の移動局が送信される上記EC−SIメッセージを読み取り、そして、実際には変更されていないEC−SIメッセージを取得し及び復号しなくてよいことで、貴重なバッテリ電力の浪費を回避することができることである。
また別の観点において、本開示は、プロセッサと、プロセッサ実行可能な命令を記憶するメモリと、を備える移動局を提供し、上記プロセッサは、上記プロセッサ実行可能な命令を実行するように上記メモリとインタフェースし、それにより、上記移動局は、読み取り動作を実行する、ように動作可能である。その読み取り動作において、上記移動局は、EC−BCCH上のEC−SIメッセージを読み取る。読み取られる上記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含む現在送信中のEC−SIメッセージのセットからのものである。加えて、読み取られる上記EC−SIメッセージは、上記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの上記EC−SIタイプ1メッセージ、上記EC−SIタイプ2メッセージ、上記EC−SIタイプ3メッセージ及び上記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップを含む。上記移動局が上記読み取り動作を行う利点は、読み取られる上記EC−SIメッセージ内のビットマップを使用して、実際には変更されていないEC−SIメッセージを取得し及び復号しなくてよいことで貴重なバッテリ電力の浪費を回避することができることである。
やはりまた別の観点において、本開示は、移動局における方法を提供し、上記方法は、EC−BCCH上のEC−SIメッセージを読み取るステップ、を含む。読み取られる上記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含む現在送信中のEC−SIメッセージのセットからのものである。加えて、読み取られる上記EC−SIメッセージは、上記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの上記EC−SIタイプ1メッセージ、上記EC−SIタイプ2メッセージ、上記EC−SIタイプ3メッセージ及び上記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップを含む。上記移動局が上記読み取るステップを行う利点は、読み取られる上記EC−SIメッセージ内のビットマップを使用して、実際には変更されていないEC−SIメッセージを取得し及び復号しなくてよいことで貴重なバッテリ電力の浪費を回避することができることである。
本開示の追加的な観点が、ある部分では詳細な説明、図面及び後に続く何らかの請求項において説示され、並びに、ある部分では詳細な説明から導出されるであろう。あるいは、それらを本発明の実践によって学習することができる。理解されるべきこととして、前述の一般的な説明及び後続の詳細な説明は、例示的であって説明用に過ぎず、本開示を限定するものではない。
添付図面と併せて考慮された場合に、以下の詳細な説明への参照により、本開示のより充分な理解が得られるであろう。
本開示の一実施形態に従って構成されるCNノード、複数のRANノード及び複数の移動局を含む例示的なワイヤレス通信ネットワークの図である。 本開示の様々な実施形態に従って、複数の移動局(1つを図示)へEC−BCCH上で各々伝送されビットマップを有するEC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含むEC−SIメッセージのセットをRANノードが送信することを示す図である。 本開示の一実施形態に従って、4つのEC−SIメッセージ、即ちEC−SIタイプ1メッセージ、EC−SIタイプ2メッセージ、EC−SIタイプ3メッセージ及びEC−SIタイプ4メッセージを含むEC−SIメッセージ変更シナリオについて、4ビットの変更マークインジケータ(各EC−SIメッセージが対応する単一のビットの変更マークインジケータを有する)と共通のオーバフロー制御ビット(全てのEC−SIメッセージに共通)とを含むビットマップを例示する図である。 本開示の一実施形態に従ってRANノードにおいて実装される方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態に従って構成されるRANノードの構造を示すブロック図である。 本開示の一実施形態に従って移動局において実装される方法のフローチャートである。 本開示の一実施形態に従って構成される移動局の構造を示すブロック図である。
まず、本開示の一実施形態に従って、CNノード(例えば、SGSN、MME)、複数のRANノード(例えば、BSS、NodeB、eNodeB)及び複数の移動局(例えば、ワイヤレスデバイス、MTCデバイス、CIoTデバイス)を含む例示的なワイヤレス通信ネットワークを説明するための議論が提供される(図1参照)。次いで、本開示の様々な実施形態に従って、移動局による最後の読み取りに対してどのシステム情報(SI)メッセージ(もしあれば)が変更されたのかを移動局(例えば、CIoTデバイス)へ指し示すためにRANノード(例えば、BSS、NodeB、eNodeB)が使用し得る多様な技法を開示するための議論が提供される(図2〜図3参照)。その後、本開示の様々な実施形態に従って、RANノード(例えば、BSS、NodeB、eNodeB)及び移動局の基本的な機能性−構成を説明するための議論が提供される(図4〜図7参照)。
<例示的なワイヤレス通信ネットワーク100>
図1を参照すると、本開示に係る例示的なワイヤレス通信ネットワーク100が示されている。ワイヤレス通信ネットワーク100は、(少なくとも1つのCNノード107を含む)コアネットワーク106と、複数の移動局104、104、104…104へのインタフェースを有する複数のRANノード102及び102(2つのみが示されている)とを含む。ワイヤレス通信ネットワーク100は、多くのよく知られたコンポーネントをも含むが、簡明さのために、本開示の特徴を説明するために必要とされるコンポーネントのみがここで説明される。さらに、ワイヤレス通信ネットワーク100は、EDGEワイヤレス通信ネットワーク100としても知られるGSM/EGPRSワイヤレス通信ネットワーク100としてここで説明される。しかしながら、GSM/EGPRSワイヤレス通信ネットワーク100へ適用される本開示の技法が例えばEC−GSM、WCDMA、LTE及びWiMAXシステムを含む他のタイプのワイヤレス通信システムへ広く適用可能であることを、当業者は容易に認識するであろう。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、移動局104、104、104…104へネットワークアクセスを提供するRANノード102及び102(ワイヤレスアクセスノード−2つのみ示されている)を含む。この例において、RANノード102は移動局104へネットワークアクセスを提供しており、一方でRANノード102は104、104…104へネットワークアクセスを提供している。RANノード102及び102は、コアネットワーク106(例えば、SGSNコアネットワーク106)へ、具体的にはCNノード107(例えば、SGSN107)へ接続されている。コアネットワーク106は、インターネット及びサーバ110(1つのみ示されている)といった外部のパケットデータネットワーク(PDN)108へ接続されている。移動局104、104、104…104は、コアネットワーク106及び/又はPDN108へ接続される1つ以上のサーバ110(1つのみ示されている)と通信し得る。
移動局104、104、104…104は、概して、ワイヤレス通信ネットワーク100へアタッチする末端の端末(ユーザ)への言及であってよく、MTCデバイス(例えば、スマートメータ)か又は非MTCデバイスかのいずれかへの言及であってもよい。さらに、“移動局”との用語は、概して、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイスといった用語と同義であるものと意図される。“ユーザ機器”あるいはUEは、その用語として3GPPにより使用され、端末などのスタンドアローンの移動局、セルフォン、スマートフォン、タブレット、セルラーIoTデバイス、IoTデバイス、及び、ワイヤレスを具備したPDA(personal digital assistants)、並びに、PC(personal computer)や電気メータなどといった他の電子デバイスへの取付け若しくは挿入のために設計されるワイヤレスカード又はモジュールを含む。
同様に、文脈が別段明示的に示さない限り、RANノード102及び102(ワイヤレスアクセスノード102及び102)は、ワイヤレス通信ネットワーク100内の基地局、ワイヤレスアクセスノード又はワイヤレスアクセスポイントへ言及する最も広い意味でここで使用されており、物理的に異なる無線ネットワークコントローラにより制御されるRANノード102及び102への、並びにより自律的なアクセスポイントへの言及であってよく、LTE(Long-Term Evolution)ネットワーク内のいわゆる拡張NodeB(eNodeB)などである。
各移動局104、104、104…104は、RANノード102及び102との通信のための送受信回路110、110、110…110と、送受信回路110、110、110…110により送受信される信号を処理するため、及び対応する移動局104、104、104…104の動作を制御するための処理回路112、112、112…112とを含み得る。送受信回路110、110、110…110は、例えばGSM/EDGE標準及びEC−GSM標準といった任意の標準に従って動作し得る、送信機114、114、114…114及び受信機116、116、116…116を含み得る。処理回路112、112、112…112は、プロセッサ118、118、118…118と、対応する移動局104、104、104…104の動作を制御するためのプログラムコードを記憶するためのメモリ120、120、120…120とを含み得る。上記プログラムコードは、後に説明されるような手続を実行するためのコードを含み得る。
各RANノード102及び102(ワイヤレスアクセスノード102及び102)は、移動局104、104、104…104との通信のための送受信回路122及び122と、送受信回路122及び122により送受信される信号を処理するため、及び対応するRANノード102及び102の動作を制御するための処理回路124及び124と、コアネットワーク106と通信するためのネットワークインタフェース126及び126とを含み得る。送受信回路122及び122は、例えばGSM/EDGE標準及びEC−GSM標準といった任意の標準に従って動作し得る、送信機128及び128並びに受信機130及び130を含み得る。処理回路124及び124は、プロセッサ132及び132と、対応する対応するRANノード102び102の動作を制御するためのプログラムコードを記憶するためのメモリ134及び134とを含み得る。上記プログラムコードは、後に説明されるような手続を実行するためのコードを含み得る。
CNノード107(例えば、SGSN107、MME107)は、RANノード102及び102との通信のための送受信回路136と、送受信回路138により送受信される信号を処理するため、及びCNノード107の動作を制御するための処理回路138と、RANノード102及び102と通信するためのネットワークインタフェース140とを含み得る。送受信回路136は、例えばGSM/EDGE標準及びEC−GSM標準といった任意の標準に従って動作し得る、送信機142及び受信機144を含み得る。処理回路138は、プロセッサ146と、CNノード107の動作を制御するためのプログラムコードを記憶するためのメモリ148とを含み得る。上記プログラムコードは、後に説明されるような手続を実行するためのコードを含み得る。
<どのSIメッセージが変化したかを指し示すための技法>
(例えば)MS104がEC−SCH内のEC−SI変更マークインジケータの変化の検出に起因してEC−システム情報メッセージ200のうちのどれが変化したかを判定することを要する場合、MS104は、(例えば)RANノード102によりEC−BCCH210上で送信されるEC−SIメッセージの取得を開始することになる。EC−SIメッセージ200は、ラウンドロビンスケジューリングアルゴリズムを用いて送信されることから、MS104、104…104がEC−BCCH上で送信されるEC−SIメッセージ200を読み取り及び復号する順序は、MS104、104…104の間で相違することになる。例えば、あるMS104はEC−システム情報タイプ1メッセージ202を最初に読み取ることによりEC−SIメッセージセット200の読み取りを開始し得る一方、他のMS104は例えばEC−システム情報タイプ3メッセージ206から自身による読み取りを開始し得る。以下は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を含むEC−SIメッセージセット200の構成に関連する、本開示の5つの異なる実施形態についての詳細な議論である(図2参照)。
本開示の第1の実施形態では、各EC−SIメッセージ202、204、206、208内に8ビットのビットマップ212が含められ、EC−BCCH210上で送信される各EC−SIメッセージ202、204、206、208について(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各インスタンス内に)2ビットの変更マークインジケータ214が提供される(図2参照)。ネットワーク106(例えば、RANノード102)により所与のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208の内容が変更されると、そのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208についての2ビットの変更マークインジケータ214が、セル内で送信される全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208)内で変更される(例えば、インクリメントされる)。
結果として、MS104がEC−BCCH210上で送信される最初に復号されるEC−SIメッセージ202(例えば、EC−SIタイプ1メッセージ202)内のビットマップ212を読み取ると、MS104は、どのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が実際に変化したのか、並びにEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が変化していないのかを知得することになる。
この解決策によって、ネットワーク106は、所与の時間フレームの期間中に、即ち1回のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、EC−SIメッセージ202、204、206、208ごとに3回までの個別の変更をMS104へ通知できることになる。
MS104は、その時点でMS104により読み取られるEC−SIメッセージ202(例えば、EC−SIタイプ2メッセージ202)の内容のみが変化したと判定すると、EC−BCCH210上で送信される残りのEC−SIメッセージ204、206、208(即ち、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208)を読み取ることを必要としない。これがMS104についてバッテリ容量を節約し及びネットワークアクセス時間を低減することになる。
このユースケースから得られるバッテリ節約は、高カバレッジクラス(例えば、CC4)内のMS104についてより明白であり、なぜなら、MS104は、実際には変化していない(例えば)EC−SIメッセージ204、206、208というサブセットの各々について、連続する16個のEC−BCCHブロックをx回読み取る必要がないからである。
MS104は、他のEC−SIメッセージ206の1つ(例えば、EC−SIタイプ3 206)(即ち、その時点でMS104により読み取られるEC−SIメッセージ202が変化したか否かに関わらず)が変化したと判定すると、関係する(即ち、変化した)EC−SIメッセージ206(EC−SIタイプ3 206)がEC−BCCH210上で送信されるまで電力を引き下げることができる。これが、MS104についてのバッテリ容量を節約し、ほとんどのケースにおいて(例えば、EC−SIメッセージセット200内の残りのEC−SIメッセージ204及び208が未変更である場合)、MS104についてのネットワーク106へのアクセス時間をも低減するであろう。
考察されるべきこととして、EC−BCCH210上で送信される全てのEC−SIメッセージ202、204、206、208は、予測可能な周期性をもって(例えば、ラウンドロビンアルゴリズムを用いることで)RANノード102により送信される。これは、MS104が一旦セルへアクセスすると、各個別のEC−SIメッセージ202、204、206、208の送信についての厳密な時刻がMS104により既知となることを示唆する。
本開示の第2の実施形態では、各EC−SIメッセージ202、204、206、208内に4ビットのビットマップ212が含められ、EC−BCCH210上で送信される各EC−SIメッセージ202、204、206、208について(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各インスタンス内に)1ビットの変更マークインジケータ214が提供される(図2参照)。ネットワーク106(例えば、RANノード102)により所与のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208の内容が変更されると、そのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208についての当該単一ビットの変更マークインジケータ214が、セル内で送信される全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208内で変更される。結果として、MS104がEC−BCCH210上で送信される最初に復号されるEC−SIメッセージ202(例えば、EC−SIタイプ1メッセージ202)内のビットマップ212を読み取ると、MS104は、どのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が実際に変化したのか、並びにEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が変化していないのかを知得することになる。
第1の実施形態における解決策と比較すると、この代替策は、各EC−SIメッセージ202、204、206及び208内に含まれるビットマップ212においてより少ないビット(即ち、4ビット)しか要しない。一方で、所与のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208の変更がビットマップ212内の単一のビットにより指し示されることから、所与の時間フレームの期間中に、即ち1回のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、EC−SIメッセージ202、204、206、208ごとに1回の変更のみを指し示すことができる。
本開示の第3の実施形態では、EC−BCCH210上で送信される各EC−SIメッセージ202、204、206、208内に(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各インスタンス内に)、EC−SIメッセージ202、204、206、208ごとの1ビットの変更マークインジケータ214とオーバフロー制御ビット215とを提供する5ビットのビットマップ212が含められ、よって追加的な変更マーク情報が(例えば)MS104へ提供される(図2参照)。
ネットワーク106(例えば、RANノード102)により所与のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208の内容が変更されると、そのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208についての当該1ビットの変更マークインジケータ214が、セル内で送信される全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208内で変更される。すると、EC−SIメッセージ202、204、206又は208を読み取る(例えば)MS104は、どのEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が変化したのかを知得することになり、結果的に、変化したEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208を読み取るだけでよい。
ある時間フレーム内で(即ち、同じEC−SI変更制御サイクルの期間中に)同じEC−SIメッセージ202、204、206又は208が2回変更される場合、そのEC−SIメッセージ202、204、206又は208についての1ビットの変更マークインジケータ214が、セル内で送信される全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208においてもう一度変更される。1ビットの変更マークインジケータ214の変更に加えて、全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208においてオーバフロー制御ビット215が変更される。結果的に、変更されたオーバフロー制御ビット215を伴う(例えば)EC−SIメッセージ202を読み取る(例えば)MS104は、今度は、EC−SIメッセージ202、204、206、208が最後に読み取られてから1回よりも多く1つ以上のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208の内容が変化したことを理解することになり、結果的に、MS104は、EC−SIメッセージ202、204、206及び208の全てを読み取ることを必要とする。言い換えると、オーバフロー制御ビット215の変更を検出する(例えば)MS104は、常に完全なEC−SIメッセージセット200(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208)を再読み取りすることを必要とするであろう。
本開示の第3の実施形態に関連付けられる解決策によって、ネットワーク106(例えば、RANノード102)は、所与の時間フレームの期間中に、即ち1回のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、EC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208ごとに1回の個別の変更を(例えば)MS104へ通知することができ、そのケースではMS104は変更されたEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208を読み取るだけでよく、そして、EC−SIメッセージ202、204、206又は208ごとに1回の追加的な変更を通知することができ、そのケースではオーバフロー制御ビット215が変更される(よって、MS104は完全なEC−SIメッセージセット200を再読み取りする必要がある)。
ネットワーク106(例えば、RANノード102)は、最長のDRXサイクルの長さを超えるEC−SI変更制御サイクル(例えば、24時間)にあたる時間ピリオドの期間中にどのEC−SIメッセージ202、204、206及び208の内容も変更しない場合(即ち、セル内の全てのMS104、104…104がEC−SIメッセージ202、204、206、208の最新の変更を読み取ることができていた場合)、1ビットの変更マークインジケータ214及びオーバフロー制御ビット215を含むビットマップ212の値はフリーズされ(“リセット”条件−以下でより詳細に議論する)、新たなEC−SI変更制御サイクルが開始される。
図3は、本開示の第3の実施形態に従って、4つのEC−SIメッセージ202、204、206及び208を含むEC−SIメッセージ変更シナリオについて、4ビットの変更マークインジケータ214(各EC−SIメッセージ202、204、206及び208が対応する単一のビットの変更マークインジケータを有する)と、EC−SIオーバフロー条件を指し示すために使用される共通のオーバフロー制御ビット215(全てのEC−SIメッセージ202、204、206及び208に共通)とを含む5ビットのビットマップ212を例示する図である。この例において、EC−SIタイプ2メッセージ204を検討すると、(例えば)MS104は、第1のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、EC−SIタイプ2メッセージ204への3回の変更を、次の通り検出するはずである:
・行1は初期条件であり、EC−SIタイプ2メッセージの1ビットの変更マークインジケータ214+オーバフロー制御ビット215=00である(注:ビットマップ212=00000−このケースでは、1番目のビット、2番目のビット、3番目のビット、4番目のビット及び5番目のビットがEC−SIタイプ4メッセージ208、EC−SIタイプ3メッセージ206、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ1メッセージ202及びオーバフロー制御ビット215に対応する)。注:望まれる場合には、上記ビットの順序はいかなる形式をとることもでき、例えば、1番目のビット、2番目のビット、3番目のビット、4番目のビット及び5番目のビットがそれぞれオーバフロー制御ビット215、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208に対応してもよい。この例では、(例えば)MS104は、EC−SIメッセージ202、204、206及び208を含む完全なEC−SIメッセージセット200、並びにそこに含まれるビットマップ212を読み取る。
・行2(最初のEC−SI変更制御サイクルタイマの開始を表すT=0により識別される)は、EC−SIタイプ2メッセージ204への最初の変更であり、EC−SIタイプ2メッセージの1ビットの変更マークインジケータ214+オーバフロー制御ビット215=10である(注:ビットマップ212=00100)。この時点において、行1にて完全なEC−SIメッセージセット200を前回読み取り、今や行2においてEC−SIメッセージ202、204、206及び208のうちのいずれかを読み取る(例えば)MS104は、オーバフロー制御ビット215が変更されていないこと(即ち、EC−SIオーバフロー条件が生じていないこと)、及び、EC−SIタイプ2メッセージ204が変化したためにそこに所在する更新されたシステム情報を読み取って取得する必要があることを知得するはずである。MS104は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ3メッセージ206、及びEC−SIタイプ4メッセージ208を読み取ることは必要としないであろう。
・行4は、現行のEC−SI変更制御サイクルの範囲内での、EC−SIタイプ2メッセージ204への2回目の変更であり、EC−SIタイプ2メッセージの1ビットの変更マークインジケータ214+オーバフロー制御ビット215=01である(注:ビットマップ212=00011)。この時点において、行1にて完全なEC−SIメッセージセット200を、又は行2において変更されたEC−SIタイプ2メッセージを前回読み取り、そして今や行4においてEC−SIメッセージ202、204、206及び208のうちのいずれかを読み取る(例えば)MS104は、オーバフロー制御ビット215が1へ変更されていることを確認し、従って完全なEC−SIメッセージセット200(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208)を読み取るはずである。この例において留意すべきこととして、MS194は、(DRXに起因して)いつウェイクアップするかに依存して、図3内の各行を必ずしも読み取らないかもしれない。よって、MS104は、今般のビットマップ(行)を読み取る前にMS104がどのビットマップ(行)を読み取るかに依存して異なる形で動作するであろう。
行6は、現行のEC−SI変更制御サイクルの範囲内での、EC−SIタイプ2メッセージ204への3回目の変更であり、EC−SIタイプ2メッセージの1ビットの変更マークインジケータ214+オーバフロー制御ビット215=11である(注:ビットマップ212=01111)。この時点において、行1にて完全なEC−SIメッセージセット200を、又は行2及び行3において変更されたEC−SIタイプ2メッセージのいずれかを前回読み取り、そして今や行6においてEC−SIメッセージ202、204、206及び208のうちのいずれかを読み取る(例えば)MS104は、オーバフロー制御ビット215が1へ変更されていることを確認し、従って完全なEC−SIメッセージセット200(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208)を読み取るはずである。行4において変更されたEC−SIメッセージ204を前回読み取り、そして今や行6においてEC−SIメッセージ202、204、206及び208のうちのいずれかを読み取る(例えば)MS104は、オーバフロー制御ビット215の値が変更されておらず但しEC−SIタイプ2メッセージ204及びEC−SIタイプ3メッセージ206についての1ビットの変更マークインジケータ214が変更されていること、よってそこに所在する更新されたシステム情報を読み取る必要があることを確認するはずである。MS104は、EC−SIタイプ1メッセージ202及びEC−SIタイプ4メッセージ208を読み取る必要は無いであろう。
2番目のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、EC−SIタイプ2メッセージ204の以下の変更が生じ得る:
・行9は、2番目のEC−SI変更制御サイクルにおける、EC−SIタイプ2メッセージ204への1回目の変更であり、EC−SIタイプ2メッセージの1ビットの変更マークインジケータ214+オーバフロー制御ビット215=01である(注:ビットマップ212=01001)。この時点において、行7又は行8のいずれかにおいて完全なEC−SIメッセージセット200を前回読み取り、そして今や行9においてEC−SIメッセージ202、204、206及び208のうちのいずれかを読み取る(例えば)MS104は、EC−SIタイプ2メッセージ204が変化したこと、よってそこに所在する更新されたシステム情報を読み取って取得する必要があることを知得するはずである。MS104は、行8の通りのEC−SIメッセージを最後に読み取った場合、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を読み取らないはずであるが、これは、MS104が行8において更新されたEC SIを前回読み取ったケースのみであり、なぜなら、行8と行9との間でビットマップは変更されるからである(注:行7以降、EC−SI変更制御サイクルにあたる時間ピリオドにわたってEC−SIメッセージ202、204、206及び208は変更されておらず、よってこの期間中にEC−SIの1ビットの変更マークインジケータ214のどれも変更されていないことから、オーバフロー制御ビット215の値が行7の後に“フリーズ”されている)。セル内に滞在する全てのMSは行7以降に完全なEC−SIメッセージセット200を読み取っていることから、MS104は、行9がオーバフロー制御ビット215の変更が無いことを示すものとして解釈する(即ち、EC−SIオーバフロー条件が存在しない)。
図3の行7は、第1のEC−SI CCCの終了の直後に、ビットマップ212が“フリーズ”される(リセットされる)こと、及び、第1のEC−SI CCCが終了する正確にその時点に第2のEC−SI CCCを開始する際にEC−SI1 202の変更が生じること、を示唆していると認識されるべきである。代替案は、行7の終了の前の、行7の左端に沿った何らかの時点にT+24が正確に達する、行7の途中に、EC−SI CCCの終了が生起することを許容することであろう。それにより、行8において第2のEC−SI CCCが開始する前に、24時間よりも長い時間が過ぎることが許容される。これは望ましく、なぜなら、任意の所与のEC−SI CCCの終了と次のEC−SI CCCの開始との間に不定の時間ピリオドが生起することを可能にするからであり、それは典型的なネットワークにおいて予期され得ることである。
本開示の第4の実施形態では、EC−BCCH210上で送信される各EC−SIメッセージ202、204、206、208内に(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各インスタンス内に)、EC−SIメッセージ202、204、206、208ごとの1ビットの変更マークインジケータ214と2ビットを含むオーバフロー制御フィールド217とを提供する6ビットのビットマップ212が含められ、よって、一層多くの追加的な変更マーク情報が(例えば)MS104へ提供される(図2参照)。2ビットのオーバフロー制御フィールド217で、ネットワーク106(例えば、RANノード102)は、所与の時間フレームの期間中に、即ち1回のEC−SI変更制御サイクルの期間中に、(例えば)MS104へ、EC−SIメッセージ202、204、206及び208ごとに1回の個別の変更(即ち、関係する1ビットの変更マークインジケータ214を使用し、するとMS104は変更されたEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208のみを読み取り得る)と、任意のEC−SIメッセージ202、204、206及び208の3回の追加的な変更(このケースでは、オーバフロー制御フィールド217内の2ビットが変更され、MS104はEC−SIメッセージセット200の全体を再読み取りすることを要する)とを通知できることになる。
本開示の第5の実施形態では、EC−BCCH210上で送信される各EC−SIメッセージ202、204、206、208内に(即ち、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各インスタンス内に)、EC−SIメッセージ202、204、206、208ごとの2ビットの変更マークインジケータ214とオーバフロー制御ビット219とを提供する9ビットのビットマップ212が含められ、よって、追加的な変更マーク情報が(例えば)MS104へ提供される(図2参照)。この解決策で、ネットワーク106(例えば、RANノード102)は、所与の時間フレームの期間中に、即ち1回のEC−SI変更制御サイクルの期間中に(例えば、数分内又は数分後に)、(例えば)MS104へ、EC−SIメッセージ202、204、206及び208ごとに3回の個別の変更(即ち、この場合、MS104は変更されたEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208のみを読み取り得る)と、あるEC−SIメッセージ202、204、206及び208の4回の追加的な変更(このケースでは、オーバフロー制御ビット219が変更され、MS104はEC−SIメッセージセット200の全体を再読み取りすることを要する)とを通知できることになる。
留意すべきこととして、システム情報(SI)は、通常、配備済みのセルラーシステム100においてそれほど頻繁には変更されず、よって、所与のEC−SIメッセージ202、204、206又は208について例えば24時間ごとに最大で3回の変更という変更の制限は、ほとんどのシナリオにおいて十分であると考えられる。
加えて、留意すべきこととして、RANノード102は、オーバフロー条件を指し示すことが回避されるように、相対的に短い時間フレーム(例えば、数分)の期間中に1つ以上のEC−SIメッセージ202、204、206、208が変更される場合に、(もしあれば)オーバフロー制御ビット215、217、219と変更マークインジケータ214、214、214、214、214とを含むビットマップ212、212、212、212、212を設定することができ、それにより、(例えば)MS104におけるEC−SIの取得が改善される。この改善を示す一例は次の通りである。EC−SI変更制御サイクルにより左右される時間ピリオドT(Tは、最後の変更(直近の変更)がEC−SIビットマップ情報により指し示された時点で開始し、任意のMS104、104、104…104についてネットワーク100によりサポートされるあり得る最長のDRXサイクルを上回る値を有する)にわたってEC−SIメッセージ202、204、206、208のいずれについても変更が指し示されていないと判定すると、RANノード102は、その時点のビットマップ212、212、212、212、212情報がセル内の全てのMS104、104…104により既知であるものと見なすものとする。従って、RANノード102は、EC−SIビットマップ情報により指し示される最後の変更(直近の変更)からの時間が時間ピリオドTを上回る時点で、個別のEC−SIメッセージの変更を指し示すことをあらためて開始し、オーバフロー制御ビット215、217、219の状態を、リセットされた(“フリーズ”された)ものと見なすことができる。それに応じて、RANノード102は、最後に送信されたビットマップ212、212、212、212、212情報を、特定のEC−SIメッセージの変更を指し示すための新たな基準と見なし、最後に送信されたオーバフロー制御ビット215、217、219についての値は、オーバフロー条件が生じたことをもはや示さないものとして、全てのMS104、104…104により今や見なされる(図3を基準として示した例において“フリーズ”との語により意味されるのはこのことである)。ビットマップ212、212、212、212、212内のEC−SIメッセージ固有のビット214、214、214、214、214の(ビットマップ212、212、212、212、212内の最後に受信したそれらビット214、214、214、214、214についての値に対する)新たな変更が、オーバフロービット215、217、219の値が静的なままである限り、対応するEC−SIメッセージ202、204、206、208の変更を今や指し示すように、最後に受信したEC−SIメッセージ202、204、206、208がEC−SIメッセージの安定性のピリオドの期間中に必ず受信済みとなる点において、(例えば)MS104は、ビットマップ212、212、212、212、212の“フリーズ”条件(“リセット”条件)を暗黙的に検出する。
<(例えば)RANノード102及び(例えば)MS104の基本的な機能性−構成>
図4を参照すると、本開示の一実施形態に従って、1つ以上の移動局104、104…104とインタラクションするように構成されるRANノード102(例えば、BSS102)において実装される方法400のフローチャートがある。ステップ402において、RANノード102は、EC−BCCH210上でEC−SIメッセージ202、204、206又は208を移動局104、104…104へ送信する。送信されるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を含むEC−SIメッセージのセット200からのものである。送信されるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIメッセージの上記セットからのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上がそれらメッセージ202、204、206、208についての送信の前回のインスタンスに対して修正されているのかを指し示すビットマップ212、212、212、212、212を含む(RANノード102がEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を既知の周期的基準で順次送信することを想起されたい)。第1の実施形態では、ビットマップ212が、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々について、2ビットの変更マークインジケータ214を含む。第2の実施形態では、ビットマップ212が、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々について、1ビットの変更マークインジケータ214を含む。第3の実施形態では、ビットマップ212が、オーバフロー制御ビット215と、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々について1ビットの変更マークインジケータ214とを含む。第4の実施形態では、ビットマップ212が、2ビットのオーバフロー制御フィールド217と、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々について1ビットの変更マークインジケータ214とを含む。第5の実施形態では、ビットマップ212が、オーバフロー制御ビット219と、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々について2ビットの変更マークインジケータ214とを含む。1つ以上のオーバフロー制御ビット215、217、219は、移動局104、104…104へ、ある時間ピリオド(例えば、EC−SI変更制御サイクルに相当する時間ピリオド)の期間中に限度を超えてEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちの少なくとも1つが修正された状況を指し示し、よって、移動局104、104…104へEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々を読み取らなければならないことを指し示す。ステップ404において、RANノード102は、予め決定される時間ピリオド(例えば、EC−SI変更制御サイクルに相当する時間ピリオド)の期間中のEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちの1つ以上に対する各修正についてビットマップ212、212、212、212、212を変更し、それにより、移動局104、104…104によるEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の取得が改善される。
図5を参照すると、本開示の一実施形態に係る例示的なRANノード102(例えば、BSS102)の構造を示すブロック図がある。1つの実施形態において、RANノード102は、送信モジュール502と、変更モジュール504とを備える。送信モジュール502は、EC−BCCH210上でEC−SIメッセージ202、204、206又は208を移動局104、104…104へ送信する、ように構成される。送信されるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を含むEC−SIメッセージのセット200からのものである。送信されるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIメッセージの上記セットからのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上がそれらメッセージ202、204、206、208についての送信の前回のインスタンスに対して修正されているのかを指し示すビットマップ212、212、212、212、212を含む。変更モジュール504は、予め決定される時間ピリオド(例えば、EC−SI変更制御サイクルに相当する時間ピリオド)の期間中のEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちの1つ以上に対する各修正についてビットマップ212、212、212、212、212を変更する、ように構成される。加えて、留意すべきこととして、RANノード102は、よく知られた他のコンポーネント、モジュール又は構造を含んでもよく、但し、簡明さのために、本開示の特徴を説明するために必要とされるコンポーネント、モジュール又は構造のみがここで説明されている。
当業者は認識するであろうように、RANノード102の上述したモジュール502及び504は、適切な専用の回路として別々に実装されてもよい。さらに、モジュール502及び504は、機能的な組み合わせ又は分離を通じて、いかなる数の専用の回路を用いて実装されてもよい。いくつかの実施形態において、モジュール502及び504は、単一のASIC(application specific integrated circuit)に組み合わせられてさえよい。代替的なソフトウェアベースの実装として、RANノード102は、メモリ134、(限定ではないものの、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)などを含む)プロセッサ132及び送受信機122を備えてもよい。メモリ134は、上述した方法400のステップ群をRANノード102に実行させるための、プロセッサ132により実行可能なマシン読取可能なプログラムコードを記憶する。なお、他のRANノード102(加えて、図示していない他のRANノード)がRANノード102と同じく構成されてもよい。
図6を参照すると、本開示の一実施形態に従って(例えば)移動局104において実装される方法600のフローチャートがある。ステップ602において、移動局104は、EC−BCCH210上のEC−SIメッセージ202、204、206又は208を読み取る(受信する)。読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を含むEC−SIメッセージのセット200からのものである。読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIメッセージのセット200からのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上がRANノード102によるそれらメッセージ202、204、206、208の送信の前回のインスタンスに対し修正されているのかを指し示すビットマップ212、212、212、212、212を含む。ステップ603において、移動局104は、読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206、208内で、ビットマップ212、212、212、212、212の(もしあれば)オーバフロー制御ビット215、217、219を利用して、オーバフロー条件が検出されるかを判定する。ステップ603の結果がyesである場合、移動局104は、ステップ610において、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々を読み取る。ステップ603の結果がnoである場合、移動局104は、ステップ604において、EC−SIメッセージのセットからのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上がRANノード102によるそれらメッセージ202、204、206、208の送信の前回のインスタンスに対し修正されているのかを、読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208内のビットマップ212、212、212、212、212を利用して判定する。ステップ606において、移動局104は、読み取られたEC−SIメッセージ202、204、206又は208がEC−SIメッセージのセット200からの修正されているただ1つであるとの判定に基づいて、EC−SIメッセージのセット200内の残りのEC−SIメッセージ202、204、206又は208の読み取りをスキップする。ステップ608において、移動局104は、読み取られたEC−SIメッセージ202、204、206又は208が修正されておらず但しEC−SIメッセージのセット200からの他のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が修正されているとの判定に基づいて、修正された当該EC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が受信されるはずのときまで電力を引き下げ、そして電力を引き上げて修正された当該EC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208を読み取る。
図7を参照すると、本開示の一実施形態に係る例示的な(例えば)移動局104の構造を示すブロック図がある。1つの実施形態において、移動局104は、第1読み取りモジュール702、第1判定モジュール703、第2判定モジュール704、読み取りスキップモジュール706、電力ダウンモジュール708及び第2読み取りモジュール710を備える。読み取りモジュール702は、EC−BCCH210上のEC−SIメッセージ202、204、206又は208を読み取る(受信する)、ように構成される。読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208を含むEC−SIメッセージのセット200からのものである。読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208は、EC−SIメッセージのセット200からのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上がRANノード102によるそれらメッセージ202、204、206、208の送信の前回のインスタンスに対し修正されているのかを指し示すビットマップ212、212、212、212、212を含む。第1判定モジュール703は、読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208内で、ビットマップ212、212、212、212、212の(もしあれば)オーバフロー制御ビット215、217、219を利用して、オーバフロー条件が検出されるかを判定する、ように構成される。オーバフロー条件の検出に基づいて、第2読み取りモジュール710は、EC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208の各々を読み取る、ように構成される。オーバフロー条件が検出されないこと(又は、オーバフロー制御ビット215、217、219が存在しないこと)に基づいて、第2判定モジュール704は、EC−SIメッセージのセット200からのEC−SIタイプ1メッセージ202、EC−SIタイプ2メッセージ204、EC−SIタイプ3メッセージ206及びEC−SIタイプ4メッセージ208のうちのもしあるならばどの1つ以上が修正されているのかを、読み取られるEC−SIメッセージ202、204、206又は208内のビットマップ212、212、212、212、212を利用して判定する、ように構成される。読み取られたEC−SIメッセージ202、204、206又は208がEC−SIメッセージのセット200からの修正されているただ1つであるとの判定に基づいて、読み取りスキップモジュール706は、EC−SIメッセージのセット200内の残りのEC−SIメッセージ202、204、206又は208の読み取りをスキップする、ように構成される。読み取られたEC−SIメッセージ202、204、206又は208が修正されておらず但しEC−SIメッセージのセット200からの他のEC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が修正されているとの判定に基づいて、電力ダウンモジュール708は、修正された当該EC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208が受信されるはずのときまで電力を引き下げ、そして電力を引き上げて修正された当該EC−SIメッセージ202、204、206及び/又は208を読み取る、ように構成される。加えて、留意すべきこととして、移動局104は、よく知られた他のコンポーネント、モジュール又は構造を含んでもよく、但し、簡明さのために、本開示の特徴を説明するために必要とされるコンポーネント、モジュール又は構造のみがここで説明されている。
当業者は認識するであろうように、移動局104の上述したモジュール702、703、704、706、708及び710は、適切な専用の回路として別々に実装されてもよい。さらに、モジュール702、703、704、706、708及び710は、機能的な組み合わせ又は分離を通じて、いかなる数の専用の回路を用いて実装されてもよい。いくつかの実施形態において、モジュール702、703、704、706、708及び710は、単一のASIC(application specific integrated circuit)に組み合わせられてさえよい。代替的なソフトウェアベースの実装として、移動局104は、メモリ120、(限定ではないものの、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)などを含む)プロセッサ118及び送受信機110を備えてもよい。メモリ120は、上述した方法600のステップ群を移動局104に実行させるための、プロセッサ118により実行可能なマシン読取可能なプログラムコードを記憶する。なお、他の移動局104、104、104が移動局104と同じく構成されてもよい。
前述した視点において、当業者は、本開示が多くの利点を有することを認識するであろう。そのうちのいくつかは次の通りである:
・MS104、MS104、104…104は、完全なEC−システム情報メッセージセット200を過度に高い頻度で読み取ることを回避することができ、これがバッテリ電力を大きく節約するのみならず、ネットワークアクセスをも改善する(即ち、1つのEC−BCCHブロックが1つの完全なEC−SIメッセージを搬送すると想定すると、最悪のカバレッジクラス(CC4)を用いて、EC−BCCH210上の4つのEC−SIメッセージ202、204、206、208を読み取るために要する時間は、どのMS、MS104、104…104についても約16秒である−そのため、本開示によって4つのEC−SIメッセージ202、204、206、208を頻繁に読み取らなくてよいことが上の理由で有利である)。
・MS104、MS104、104…104は、実際には変更されないEC−SIメッセージを取得し及び復号しなくてよいことにより、貴重なバッテリ電力を無駄にすることを回避することにもなる。
・MS104、MS104、104…104は、各EC−SIメッセージ202、204、206及び208内でビットマップ212、212、212、212又は212を提供され、それにより、MS104、MS104、104…104は、完全なEC−システム情報セット200を読み取ることを常には要しない。
・本開示は、EC−システム情報メッセージ202、204、206、208を再読み取りするための時間を短縮することになり、よって、MS104、MS104、104…104についてのネットワークアクセス時間を短縮する。
・開示した技法を利用するMS104、MS104、104…104は、電力容量を節約することになり、それがMS104、MS104、104…104についてより長いバッテリ寿命に寄与するであろう。
前述した開示に加えて、MS104、MS104、104…104がより一層適時に最新のEC−システム情報202、204、206、208へのアクセスを有することを保証することを助けることのできる改善が存在し、それにより、24時間であるものとして上で議論したEC−SI CCCに相当する時間ピリオドの期間中に、複数のオーバフロー条件及び対応する“リセット”条件が生じ得る。このケースにおいて、RANノード102は、オーバフロー条件に続いていつ“リセット”条件が生じたのかを判定するためのEC−SI CCCとは別の、1つ以上のEC−SIメッセージの直近の変更に続く異なる最小の安定性ピリオド(period of stability)を利用することができる。この異なる最小の安定性ピリオドは、ビットマップCCCとして言及されることができ、EC−SI CCCの24時間よりも小さい最長のDRXサイクル(例えば、60分)を上回る時間長を有することができる。60分というビットマップCCCの使用は、EC−SI CCCの期間中に24回の“リセット”条件が発生することを許容することになり、それにより、EC−SI CCCに相当する時間ピリオドにわたって発生し及び継続して指し示されるオーバフロー条件に続く1つ以上のEC−SIメッセージを取得する都度、全てのEC−SIメッセージを読み取らなければならないと常に結論付けることを、MSが回避することを可能にする。EC−SI CCCの期間中の“リセット”条件の回数のこの増加を可能にすることで、MSのバッテリ節約の利点がもたらされる。なぜなら、MSは、任意の所与のEC−SI CCCの期間中に生じる次のオーバフロー条件(もしあれば)まで、各ビットマップCCCベースの“リセット”条件に続いて全てのEC−SIメッセージを読み取ることを停止することができるからである。
当業者は、“例示的な”との用語の使用が、“説明的な”又は“一例として供される”を意味するためにここで使用されているのであって、具体的な実施形態が他の実施形態よりも好ましく又は具体的な特徴が不可欠であることを示唆することは意図されていないことを認識するであろう。同様に、“第1”及び“第2”との用語並びに類似の用語は、項目又は特徴の1つの具体的なインスタンスを他のものから単に区別するために使用されており、文脈が別段明示的に示さない限り、それらは具体的な順序又は配置を指し示さない。さらに、ここで使用されている通りの“ステップ”との用語は、“動作”又は“アクション”と同義であるものと意図される。ステップのシーケンスのここでのいかなる説明も、文脈又は説明した動作の詳細が別段明示的に示していない限り、それら動作が特定の順序で遂行されなければならないことを示唆せず、あるいは、それら動作が全体として何らかの順序で遂行されることさえも示唆しない。
当然ながら、本開示は、本発明のスコープ及び本質的な特徴から逸脱することなく、ここで説示されたもの以外の特定の手法で遂行されてもよい。上で議論した具体的な処理のうちの1つ以上は、いくつかの実施形態では1つ以上のASIC(application-specific integrated circuits)で具現化されてもよい1つ以上の適切に構成される処理回路を含むセルラーフォン又は他の通信送受信機において遂行されてもよい。いくつかの実施形態において、それら処理回路は、上述した動作のうちの1つ以上又はそれらの派生を遂行するための適切なソフトウェア及び/又はファームウェアと共にプログラムされる、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ及び/又はデジタル信号プロセッサを含み得る。いくつかの実施形態において、それら処理回路は、上述した機能のうちの1つ以上を遂行するためのカスタマイズされたハードウェアを含んでもよい。提示した実施形態は、従って、あらゆる点において、説明的であって制限的ではないものと見なされるべきである。
本開示の複数の実施形態が添付図面に示されており前述の詳細な説明に記述されているものの、本発明は、開示した実施形態には限定されず、代わりに本開示から逸脱することなく多くの再配置、修正及び代入もまた可能であることが理解されるべきであり、本開示は、説示した通りであって、後続の特許請求の範囲内で定義される。

Claims (38)

  1. 1つ以上の移動局(104,104…104)とインタラクションするように構成される無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(102)であって、前記RANノードは、
    プロセッサ(132)と、
    プロセッサ実行可能な命令を記憶するメモリ(134)と、
    を備え、前記プロセッサは、前記プロセッサ実行可能な命令を実行するように前記メモリとインタフェースし、
    それにより、前記RANノードは、
    拡張カバレッジブロードキャスト制御チャネル(EC−BCCH)(210)上で拡張カバレッジ−システム情報(EC−SI)メッセージ(202,204,206又は208)を前記1つ以上の移動局へ送信する(402)、
    ように動作可能であり、
    送信される前記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ(202)、EC−SIタイプ2メッセージ(204)、EC−SIタイプ3メッセージ(204)及びEC−SIタイプ4メッセージ(208)を含む現在送信中のEC−SIメッセージのセット(200)からのものであり、送信される前記EC−SIメッセージ(202,204,206又は208)は、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップ(212,212,212,212,212)を含む、
    RANノード。
  2. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、2ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項1のRANノード。
  3. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、1ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項1のRANノード。
  4. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(215)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項1のRANノード。
  5. 前記ビットマップ(212)は、2ビットのオーバフロー制御フィールド(217)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項1のRANノード。
  6. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(219)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について2ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項1のRANノード。
  7. 前記ビットマップ(212,212,212)は、ある時間ピリオドの期間中に1回よりも多く前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちの少なくとも1つが修正された状況を前記1つ以上の移動局へ指し示し、よって前記1つ以上の移動局へ前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々を読み取らなければならないことを指し示す1つ以上のオーバフロー制御ビット(215,217,219)を含む、請求項1のRANノード。
  8. 前記RANノードは、
    予め決定される時間ピリオドの期間中の前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちの1つ以上に対する各修正について前記ビットマップを変更する(404)、
    ようにさらに動作可能であり、それにより、どの特定のEC−SIメッセージが変化したかを1つ以上の移動局が判定する能力が改善され、及び、それにより、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージを取得する移動局の効率性が改善される、
    請求項1のRANノード。
  9. 1つ以上の移動局(104,104…104)とインタラクションするように構成される無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(102)における方法(400)であって、
    拡張カバレッジブロードキャスト制御チャネル(EC−BCCH)(210)上で拡張カバレッジ−システム情報(EC−SI)メッセージ(202,204,206又は208)を前記1つ以上の移動局へ送信すること(402)、
    を含み、
    送信される前記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ(202)、EC−SIタイプ2メッセージ(204)、EC−SIタイプ3メッセージ(206)及びEC−SIタイプ4メッセージ(208)を含む現在送信中のEC−SIメッセージのセット(200)からのものであり、送信される前記EC−SIメッセージ(202,204,206又は208)は、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップ(212,212,212,212,212)を含む、
    方法。
  10. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、2ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項9の方法。
  11. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、1ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項9の方法。
  12. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(215)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項9の方法。
  13. 前記ビットマップ(212)は、2ビットのオーバフロー制御フィールド(217)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項9の方法。
  14. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(219)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について2ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項9の方法。
  15. 前記ビットマップ(212,212,212)は、ある時間ピリオドの期間中に1回よりも多く前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちの少なくとも1つが修正された状況を前記1つ以上の移動局へ指し示し、よって前記1つ以上の移動局へ前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々を読み取らなければならないことを指し示す1つ以上のオーバフロー制御ビット(215,217,219)を含む、請求項9の方法。
  16. 予め決定される時間ピリオドの期間中の前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちの1つ以上に対する各修正について前記ビットマップを変更すること(404)、
    をさらに含み、それにより、どの特定のEC−SIメッセージが変化したかを1つ以上の移動局が判定する能力が改善され、及び、それにより、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージを取得する移動局の効率性が改善される、
    請求項9の方法。
  17. プロセッサ(104)と、
    プロセッサ実行可能な命令を記憶するメモリ(120)と、
    を備える移動局(104)であって、
    前記プロセッサは、前記プロセッサ実行可能な命令を実行するように前記メモリとインタフェースし、
    それにより、前記移動局は、
    拡張カバレッジブロードキャスト制御チャネル(EC−BCCH)(210)上の拡張カバレッジ−システム情報(EC−SI)メッセージ(202,204,206又は208)を読み取る(602)、
    ように動作可能であり、読み取られる前記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ(202)、EC−SIタイプ2メッセージ(204)、EC−SIタイプ3メッセージ(206)及びEC−SIタイプ4メッセージ(208)を含む現在送信中のEC−SIメッセージのセット(200)からのものであり、読み取られる前記EC−SIメッセージ(202,204,206又は208)は、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップ(212,212,212,212,212)を含む、
    移動局。
  18. 前記移動局は、
    読み取られる前記EC−SIメッセージの前記ビットマップ内で、もしあるならば1つ以上のオーバフロー制御ビットを読み取ることにより、オーバフロー条件が存在するかを判定する(603)、
    ようにさらに動作可能である、請求項17の移動局。
  19. 前記移動局は、オーバフロー条件が存在すると判定する場合に、
    前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々を読み取る(610)、
    ようにさらに動作可能である、請求項18の移動局。
  20. 前記移動局は、オーバフロー条件が存在しないと判定する場合に、
    前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを、読み取られる前記EC−SIメッセージ内の前記ビットマップを利用して判定する(604)、
    ようにさらに動作可能である、請求項18の移動局。
  21. 前記移動局は、
    読み取られる前記EC−SIメッセージが前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているただ1つであるとの判定に基づいて、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセット内の残りのEC−SIメッセージの読み取りをスキップする(606)、
    ようにさらに動作可能である、請求項20の移動局。
  22. 前記移動局は、
    読み取られる前記EC−SIメッセージが前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されておらず但し前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの他のEC−SIメッセージが前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているとの判定に基づいて、修正された前記EC−SIメッセージが受信されるはずのときまで電力を引き下げ(608)、そして電力を引き上げて修正された前記EC−SIメッセージを読み取る、
    ようにさらに動作可能である、請求項20の移動局。
  23. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、2ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項17の移動局。
  24. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、1ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項17の移動局。
  25. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(215)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項17の移動局。
  26. 前記ビットマップ(212)は、2ビットのオーバフロー制御フィールド(217)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項17の移動局。
  27. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(219)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について2ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項17の移動局。
  28. 移動局(104)における方法(600)であって、
    拡張カバレッジブロードキャスト制御チャネル(EC−BCCH)(210)上の拡張カバレッジ−システム情報(EC−SI)メッセージ(202,204,206又は208)を読み取ること(602)、
    を含み、読み取られる前記EC−SIメッセージは、EC−SIタイプ1メッセージ(202)、EC−SIタイプ2メッセージ(204)、EC−SIタイプ3メッセージ(206)及びEC−SIタイプ4メッセージ(208)を含む現在送信中のEC−SIメッセージのセット(200)からのものであり、読み取られる前記EC−SIメッセージ(202,204,206又は208)は、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを指し示すビットマップ(212,212,212,212,212)を含む、
    方法。
  29. 読み取られる前記EC−SIメッセージの前記ビットマップ内で、もしあるならば1つ以上のオーバフロー制御ビットを読み取ることにより、オーバフロー条件が存在するかを判定すること(603)、
    をさらに含む、請求項28の方法。
  30. オーバフロー条件が存在すると判定される場合に、
    前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々を読み取ること(610)、
    をさらに含む、請求項29の方法。
  31. オーバフロー条件が存在しないと判定される場合に、
    前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージのうちのもしあるならばどの1つ以上が前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているのかを、読み取られる前記EC−SIメッセージ内の前記ビットマップを利用して判定すること(604)、
    をさらに含む、請求項29の方法。
  32. 読み取られる前記EC−SIメッセージが前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているただ1つであるとの判定に基づいて、前記現在送信中のEC−SIメッセージのセット内の残りのEC−SIメッセージの読み取りをスキップすること(606)、
    をさらに含む、請求項31の方法。
  33. 読み取られる前記EC−SIメッセージが前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されておらず但し前記現在送信中のEC−SIメッセージのセットからの他のEC−SIメッセージが前記前回送信されたEC−SIメッセージのセットから修正されているとの判定に基づいて、修正された前記EC−SIメッセージが受信されるはずのときまで電力を引き下げ(608)、そして電力を引き上げて修正された前記EC−SIメッセージを読み取ること、
    をさらに含む、請求項31の方法。
  34. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、2ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項28の方法。
  35. 前記ビットマップ(212)は、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について、1ビットの変更マークインジケータ(214)を含む、請求項28の方法。
  36. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(215)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項28の方法。
  37. 前記ビットマップ(212)は、2ビットのオーバフロー制御フィールド(217)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について1ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項28の方法。
  38. 前記ビットマップ(212)は、オーバフロー制御ビット(219)と、前記EC−SIタイプ1メッセージ、前記EC−SIタイプ2メッセージ、前記EC−SIタイプ3メッセージ及び前記EC−SIタイプ4メッセージの各々について2ビットの変更マークインジケータ(214)とを含む、請求項28の方法。
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