JP2019504805A - 圧力調節パネルを備える容器 - Google Patents

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Abstract

容器は、本体部分を備える。本体部分は、第1の減圧パネルと、第2の減圧パネルと、第3の減圧パネルと、第1の減圧パネルと第2の減圧パネルとの間の第1の斜柱と、第2の減圧パネルと第3の減圧パネルとの間の第2の斜柱と、を含む。第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルは、反対方向に配向される。増大する圧力変化に対応して第1の減圧パネルの表面の凹部が増大するように、容器内部の圧力変化に対応して第1の減圧パネルにおいて本体部分が伸縮する。

Description

本開示は、容器に関する。
いくつかの実施形態では、容器が提供される。この容器は、第1の減圧パネルと、第2の減圧パネルと、第3の減圧パネルと、第1の減圧パネルと第2の減圧パネルとの間の第1の斜柱と、第2の減圧パネルと第3の減圧パネルとの間の第2の斜柱と、を含む。第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルは、反対方向に配向される。増大する圧力変化に対応して第1の減圧パネルの表面の凹部が増大するように、容器内部の圧力変化に対応して第1の減圧パネルにおいて容器が伸縮する。
いくつかの実施形態では、凹部の増大は、表面の第1の部分が容器の内側に向かって移動し、表面の第2の部分が第1の部分とは異なる距離で容器の内側に向かって移動することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の減圧パネルは、上面と下面とを含み、上面及び下面の凹部は、増大する圧力変化に対応して増大する。いくつかの実施形態では、上面の凹部の増大は、下面の凹部の増大とは異なる。
いくつかの実施形態では、第1の減圧パネルの高さは、容器全高の少なくとも3分の1である。いくつかの実施形態では、第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルは、それぞれ底辺を含み、第2の減圧パネルの底辺から測定される第3の減圧パネルの底辺までの距離は、容器全高の少なくとも3分の1である。
いくつかの実施形態では、第2の減圧パネルの高さは、容器全高の少なくとも4分の1である。
いくつかの実施形態では、第1の減圧パネルは、容器の長手方向軸に対して傾斜した2つの側辺を有する。
いくつかの実施形態では、第2の減圧パネル及び第3減圧パネルは、それぞれ底辺及び2つの側辺を含み、それぞれの減圧パネルの2つの側辺は、鋭角を形成する。
いくつかの実施形態では、第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルは三角形である。
いくつかの実施形態では、増大する圧力変化に対応してそれぞれのパネルの底辺の凹部が増大するように、容器内部の圧力変化に対応して容器の第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルが伸縮する。
いくつかの実施形態では、容器は、初期容積を有し、容器の伸縮により初期容積が3%減少する。いくつかの実施形態では、容器の伸縮により、初期容積が5%減少する。
いくつかの実施形態では、容器は、第1の減圧パネル、第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルと交差する位置に、楕円形の水平断面を有する。
いくつかの実施形態では、第1の斜柱と第2の斜柱とが交差する。
いくつかの実施形態では、容器が提供される。容器は、本体部分を含む。本体部分は、2つの傾斜圧力調節領域と、2つの三角形領域と、それぞれの傾斜圧力調節領域と三角形領域との間の少なくとも1つの柱とを含む。それぞれの傾斜圧力調節領域は、第1の表面、第2の表面、及び第3の表面を含む。第1の表面、第2の表面、及び第3の表面は、互いに垂直にオフセットされている。それぞれの表面は、容器内の圧力変化に対応して本体内側に向かって湾曲するように構成される。
いくつかの実施形態では、それぞれの傾斜圧力調節領域は、グリップ部を含む。いくつかの実施形態では、グリップ部は、離間したリブを含む。
いくつかの実施形態では、高温状態で充填され、次いで密閉される液体の貯蔵用の容器が提供される。容器は、圧力調節パネルを含む。圧力調節パネルは、右上角部と左下角部とを含む。容器が密閉される場合、右上角部及び左下角部は容器の内側に向かって移動するように、圧力調節パネルは元の形状からねじれるように構成される。密閉が解除される場合、圧力調節パネルは元の形状に戻るように構成される。
いくつかの実施形態では、ねじれは、液体の冷却により開始される。
いくつかの実施形態による容器の上面斜視図である。
いくつかの実施形態による容器の底面斜視図である。
いくつかの実施形態による容器の正面図である。
いくつかの実施形態による容器の右側面図である。
いくつかの実施形態による容器の上面図である。
いくつかの実施形態による容器の底面図である。
図3の容器の、輪郭を示す図である。
図4の容器における領域Bの近接図である。
図4の容器における領域Cの近接図である。
図4の容器における領域Dの近接図である。
図6の容器の、線E−Eにおける輪郭を示す部分図である。
時間の経過により変化する、液体温度が冷却されると変化する異なる変数を示すグラフである。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Aにおける長手方向軸Lでの図3の容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Bにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Cにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Dにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Eにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Fにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Gにおける図9Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Aにおける容器の右側面にかかる応力を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Bにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Cにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Dにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Eにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Fにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Gにおける図10Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Aにおける容器の前面にかかる応力を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Bにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Cにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Dにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Eにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Fにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Gにおける図11Aの容器を示す。
いくつかの実施形態による、図8のグラフの点Aにおける線A−Aでの図3の容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8の点Bにおける図12Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8の点Cにおける図12Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8の点Dにおける図12Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8の点Eにおける図12Aの容器の断面図である。
図8の点Fにおける図12Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、図8の点Gにおける図12Aの容器の断面図である。
いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第2及び第3の減圧パネルの形状の変化を示す。 いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第2及び第3の減圧パネルの形状の変化を示す。 いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第2及び第3の減圧パネルの形状の変化を示す。
いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第1の減圧パネルの形状の変化を示す。 いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第1の減圧パネルの形状の変化を示す。 いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第1の減圧パネルの形状の変化を示す。
いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第1の減圧パネルの形状の変化の上面斜視図を示す。 いくつかの実施形態による、容器の伸縮中の第1の減圧パネルの形状の変化の上面斜視図を示す。
いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。 いくつかの実施形態による、第1の減圧パネルの凹部の変化の表現を示す。
ジュース、清涼飲料、及びスポーツ飲料などの、消費者に提供される飲用に適した液体は、高温充填プロセスを使用して瓶詰めされ得る。このプロセスを用いて、液体は高温まで加熱され、次にその高温のまま瓶詰めされる。特定の加熱温度は、瓶詰めされる液体及び瓶詰めに用いられる容器の型に応じて、変化する。例えば、PETから製造した容器を使用してスポーツ飲料用の液体を瓶詰めする場合、液体は、83℃以上の温度まで加熱され得る。高温の液体温度は充填の際に容器を消毒するため、他の消毒工程を必要としない。液体の充填後、容器の蓋を直ちに閉めて、容器内部の高温液体を密閉する。容器は次いで、内部の液体と共に、能動的に冷却されてから、容器にラベル付けされ、パッケージ化されて、消費者へと出荷される。
高温充填プロセスの利益にもかかわらず、充填後の液体の冷却は、容器の変形及び安定性の問題を引き起こす場合もある。例えば、83℃まで加熱した液体は、ラベル付け、パッケージ化、及び出荷工程のために24℃まで冷却される場合がある。高温液体の冷却は、容器内の液体の体積を減少させる。容器が密閉されるので、液体の体積の減少により容器の内部圧力が変化し、これにより、容器内部の圧力が容器周囲の圧力よりも小さくなる。例えば、容器周囲の圧力(気圧)より1〜550mmHg小さくなるように、容器内部の圧力が変化し得る。
容器内の内部圧力が低下するので、容器への応力を引き起こす差圧(減圧)が発生する。無制御のままである場合、容器及び内容物が平衡状態になろうとし、これらの応力は望ましくない容器の形状変形をもたらす可能性がある。例えば、容器はその元の形状から著しく変形し得、これにより容器のラベル付け及び梱包が困難となる。形状変形はまた、容器の審美性に悪影響を与え得る。
したがって、瓶詰め工程の間に、容器がその元の形状から劇的に変形しないよう、この内部圧力変化を調節し得る、容器への要求が存在する。尚、容器は、容器の安定性及び有用性を妨げない方法で、内部圧力におけるこの変化を調節可能でなければならない。例えば、容器は、その変形した形状にて、出荷中に経験し得る力に依然耐えることが可能でなければならない。尚、調節方法は、消費者が容器から液体を分取する場合などの、消費者の容器の使用を阻害してはならない。また、調節方法は、変形が容器の審美性に寄与するように構成されてもよい。
本明細書に記載のいくつかの実施形態では、容器は、第1の減圧パネルと、第2の減圧パネルと、第2の減圧パネルと第3の減圧パネルとが反対方向に配向された第3の減圧パネルとを含む。第1の斜柱は、第1の減圧パネルと第2の減圧パネルとの間に位置する。第2の斜柱は、第2の減圧パネルと第3の減圧パネルとの間に位置する。パネルの形状及びパネルと柱の配向故に、容器は制御不能な変形を引き起こすことなく、安全に容器の内部圧力の変化を調節し得る。いくつかの実施形態では、パネル及びパネルと柱の配向は、容器のねじれ、又は容器の形状変形時にその高さに沿った異なる放射状方向への移動を呈することを可能にする。尚、本明細書にて開示の減圧パネルは、容器の使用性を妨げない。いくつかの実施形態では、減圧パネルは、容器の使用性に寄与する。
いくつかの実施形態では、また図1〜図3に示されるように、容器1000は首状部分200、肩状部分300、本体部分400、及び基底部分500を有する。容器の開口部1002は、液体が容器1000へと流入する、また容器から流出するのを可能にする。図5は、視認可能な開口部1002を有する容器1000の上面図を示す。容器1000は、容器が充填されて容器が外部環境から密閉された後に、首状部分200上に載せられる、(図9Aに示されるように)蓋600もまた含んでもよい。蓋600は、液体に到達するために首状部分200から取り外されてよい。図6は、基底部分500を有する容器1000の底面図を示す。
図7Cは、肩状部分300と本体部分400との間の移行の近接図を示す。いくつかの実施形態では、及び図7Cに示されるように、移行は、深いくぼみ303を含む。深いくぼみ303は、容器1000の変形を本体部分400から隔絶することを助長し得る。いくつかの実施形態では、肩状部分300の外周は本体部分400よりも大きい(例えば、肩状部分300の水平断面は、本体部分400の水平断面が取り囲む領域より大きい領域を取り囲む)。
図7Dは、基底部分500と本体部分400との間の移行の、近接図を示す。いくつかの実施形態では、及び図7Dに示されるように、移行はくぼみ502を含む。深いくぼみ303のように、くぼみ502はまた、容器1000の変形を本体部分400から隔絶することを助長し得る。
容器1000は、貯蔵の間に容器1000の内部圧力が変化する、液体の貯蔵に適した任意の器であってよい。いくつかの実施形態では、容器1000はボトルであってよい。いくつかの実施形態では、容器1000は、PET(ポリエチレンテレフタレート)から製造されているが、PEN(ポリエチレンナフタレート)などのプラスチック、PEF(ポリエチレンフラノエート)などのバイオプラスチック、及び他のポリエステルを含むが、これらに限定されない、他の好適な可撓性及び弾力性材料を使用してよい。
図3に示されるように、容器1000は、首状部分200の先頭から基底部分500の末端まで測定された、高さHを有する。肩状部分300の区間302は、これらの区間の外周全体の周囲に延出している隆線を伴って、隆起している。図7Bは、隆起区間302の近接図を示す。
図1及び図2を参照すると、容器1000の本体部分400は、第1の減圧パネル410と、第2の減圧パネル420と、第3の減圧パネル421とを含む。図7Aは、図3の線A−Aで横切った容器1000の輪郭の図を示す。これらの減圧パネルは、容器がその安定性を維持し、また制御可能で予測可能な方式で変形するように、高温充填工程中、容器1000の変形を制御する。
図1及び図2は、第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421が容器1000の外周に沿った異なる位置に位置するように配置された、第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421を示す。
図4に示されるように、第2の減圧パネル420は、底辺420B、及び底辺420Bから延出する、容器1000の長手方向軸Lに対して傾斜した少なくとも2つの側辺420Sを有する。第3の減圧パネル421Bは、底辺421B、及び底辺421Bから延出する、容器1000の長手方向軸Lに対して傾斜した少なくとも2つの側辺421Sを有する。いくつかの実施形態では、及び図に示されるように、側辺420Sは、一点で交わり鋭角420Aを形成する。いくつかの実施形態では、及び図に示されるように、側辺421Sは、一点で交わり鋭角421Aを形成する。いくつかの実施形態では、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421は、三角形状を有する。
いくつかの実施形態では、第2の減圧パネル420は、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が異なる方向に配向されていることを除き、全ての様式で第3の減圧パネル421と同様である。これは、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が、容器1000上で同様の方向に配向しないような(例えば、第2の減圧パネル420が、第3の減圧パネル421に対して180度異なって配向され得る)形状及び位置にあることを意味する。例えば、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が三角形の場合、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が、対向して配向されてもよいか、又は第2の真空パネル420が首状部分200に向かって「上」を指し、第3の減圧パネル421が基底部分500に向かって「下」を指すような対向する方向にあってもよい。これを、図4に示す。
いくつかの実施形態では、及び容器1000の前面を示す図3に示されるように、第1の減圧パネル410は、容器1000の長手方向軸Lに対して傾斜している。いくつかの実施形態では、及び図1、図2、及び図3に示されるように、第1の減圧パネル410は、容器1000の右側に傾斜するような角度を有する。このような実施形態では、第2の減圧パネル420の底辺420Bは、底辺421Bよりも基底部分500により近い距離であってもよく、角420Aは、角421Aよりも肩状部分300により近い距離であってもよい。
いくつかの実施形態では、第1の減圧パネル410は、容器1000の左側に傾斜するような角度を有する。これらの実施形態では、第2の減圧パネル420及び第3減圧パネル421もまた、互いに対向して配向されるが、それらの配向は逆であってもよい。例えば、第2の減圧パネル420の底辺420Bは、底辺421Bよりも肩状部分300により近い距離であってもよく、角420Aは、角421Aよりも基底部分500により近い距離であってもよい。換言すれば、第2の減圧パネル420は、基底部分500に向かって「下」を指してもよく、第3の減圧パネル421は、首状部分200に向かって「上」を指してもよい。
いくつかの実施形態では、容器100は、上述のように第1の減圧パネル410のうちの1つが、容器1000の右側に傾斜するような角度を有し、他の第1の減圧パネル410が、容器1000の左側に傾斜するような角度を有するように配置された、2つの第1の減圧パネル410、2つの第2の減圧パネル420、及び2つの第3の減圧パネル421を含む。このような構成では、両方の第1の減圧パネル410は、同じ方向に(例えば、容器1000の周囲周辺に時計回り又は反時計回りで)放射状に傾斜していてもよい。
いくつかの実施形態では、また図3に示されるように、第1の減圧パネル410は、第2の減圧パネル420の高さ420h及び第3の減圧パネル421の高さ421hの両方よりも高い、高さ410hを有する。しかしながら、いくつかの実施形態では、全ての高さ410h、420h、及び421hは等しくてもよい。他の高さの関係性もまた、底辺420Bから底辺421Bまでの垂直距離が高さ410hと同様である限り、想定される。
いくつかの実施形態では、高さ410hは、容器1000の全高Hの少なくとも3分の1である。いくつかの実施形態では、高さ410hは、容器1000の全高Hの少なくとも半分である。いくつかの実施形態では、高さ420h及び高さ421hは、個々に、容器1000の全高Hの少なくとも4分の1である。いくつかの実施形態では、高さ420h及び高さ421hは、個々に、容器1000の全高Hの少なくとも3分の1である。したがって、いくつかの実施形態では、第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421は、容器1000の顕著な特徴であり、容器1000の表面領域の実質的な一部分(例えば、15%超又は20%超)を占めている。
容器1000の本体部分400はまた、第1の柱430A及び第2の柱430Bを含んでもよい。図1及び図2に示されるように、第1の柱430Aは、第1の減圧パネル410と第2の減圧パネル420との間に位置してもよく、第2の柱430Bは、第2の減圧パネル420と第3の減圧パネル421との間に位置してもよい。いくつかの実施形態では、減圧パネル410、420、及び421の少なくとも一部分が、容器1000の外側の観点から柱430A及び430Bに対してくぼむように、柱430A、430Bは、減圧パネル410、420、及び421よりも更に外側に放射状に延出してもよい。いくつかの実施形態では、第1の柱430Aは、第1の減圧パネル410及び第2の減圧パネル420の外周に隣接する。いくつかの実施形態では、第2の柱430Bは、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421の外周に隣接する。第1の柱430A及び第2の柱430Bは、伸縮中の容器の安定性に寄与する。いくつかの実施形態では、及び図に示されるように、第1の柱430A及び第2の柱430Bは、容器1000の長手方向軸Lに対して(図4に示されるように)傾斜し、角420Aの近くで交わるか交差する。
以下で更に詳細に記載されるであろうように、この配置は、容器1000の伸縮を開始させ、また伸縮に寄与する。しかしながら、本明細書に記載される、第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421の伸縮が実現され得る限り、他の配置もまた想定される。
容器1000は、2つ以上の第1の減圧パネル410、2つ以上の第2の減圧パネル420、及び2つ以上の第3の減圧パネル421を有してもよい。図に示されるように、いくつかの実施形態では、容器1000は、2つの第1の減圧パネル410と、2つの第2の減圧パネル420と、2つの第3の減圧パネル421とを有してもよい。
2つの第1の減圧パネル410、2つの第2の減圧パネル420、及び2つの第3の減圧パネル421を有する実施形態では、6個のパネルは、容器1000の外周に位置してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、2つの第1の減圧パネル410は、互いに直径方向に対向して位置し、2つの第2の減圧パネル420は、互いに直径方向に対向して位置し、2つの第3の減圧パネル421は互いに直径方向に対向して位置する。これを、例えば、図12Aに示す。同様のパネルの直径方向への対向は、対称な偏向部位を容器1000に提供し、容器1000の均一かつ審美的に好感を与える方式での変形を確実に助長し得る。尚、6個のパネルを有する実施形態では、第3の斜柱430Cは、図3に示されるように、第1の減圧パネル410と第3の減圧パネル421との間に位置する。第3の柱430Cもまた、第1の柱430A及び第2の柱430Bのように、伸縮中の容器の安定性に寄与する。尚、いくつかの実施形態では、第3の柱430Cは、第1の柱430Aに対して実質的に平行であってもよい。
本明細書のいずれかでより詳細に記載されるように、この配置はまた、容器1000が、より具体的には、図3の線A−Aにおける容器1000の水平断面が、直径方向に対向した減圧パネルが内部圧力の変化に対応して変化する同様の方法故に、変形の間中、通常その楕円形状を維持することを可能にする。
いくつかの実施形態では、容器1000は、3つ以上の第1の減圧パネル410、3つ以上の第2の減圧パネル420、及び3つ以上の第3の減圧パネル421を含んでもよい。本開示の利益により、当業者は、減圧パネル410、420、及び421の適切な数、並びにボトル形状及び設計のそれぞれに応じた好適な配置を決定することができる。
いくつかの実施形態では、また図7A及び図12Aで理解され得るように、本体部分400は、図3の線A−Aで通常楕円形の外周を有する。本発明で使用する場合、「楕円形」とは、表面細部による微量の変化を引き起こさずに対称軸に作用する、2つの異なる垂直の直径を伴う形状を含む。したがって、楕円形と考えられる形状は、2つの異なる垂直な直径に沿った正確な対称性を必要としない。例えば、図12Aの線401Aにより定義される形状は、通常楕円形状であると考えられ得るが、2つの直径方向に対向する401A(410)部分は、必ずしも互いの鏡像である必要はない。いくつかの実施形態では、元の楕円形状が保持されない場合であっても、容器1000はその変形の間中、線A−Aで通常楕円形状を維持する。これは、外周の元の楕円形状を示す401Aと、外周の変形された楕円形状を示す402Aとの比較により、図12A〜図12Gに見られ得る。いくつかの実施形態では、及び図12A〜図12Gに見られるように、変形後の楕円形状は、元の楕円形状よりも頑丈である(即ち、変形後の楕円形状の2つの垂直の直径は、元の楕円形状のものとはより異なる)。
減圧パネル410、420、及び421が容器1000の変形を制御する方式は、図8、図9A〜図9G、図10A〜図10G、図11A〜図11G、図12A〜図12G、図13A〜図13C、図14A〜図14C、及び図15A〜図15Bを参照してここで説明されるであろう。
容器1000が高温液体で充填された後、蓋600は首状部分200にわたって載せられ、容器を外部環境から密閉する。これを、図9Aに示す。
図8は、液体冷却時の容器の変形中の、6つの異なる容器特性の時間の経過による変化(容器1000の全体的な高さ(H)における変化、第1の減圧パネルの楕円率、容器内部の圧力、容器の容積、及び液体温度)の詳細を説明するグラフを示す。
線5は、時間の経過による液体温度の変化を表す。線3は、時間の経過による容器内部の圧力変化を表す。図8に示されるように、時間が経過すると、液体温度は冷却され、かつ容器1000の内部圧力が低下する。図8は、参照のために、時間A、時間B、時間C、時間D、時間E、時間F、及び時間Gの、連続した7つの時点を具体的に表記している。他の時点における特性は、当該グラフ及び付随の説明により明らかとなるであろう。
図9A、図10A、図11A、図12Aは、時間Aにおける容器1000の様々な図を示す。図9B、図10B、図11B、図12Bは、時間Bにおける容器の様々な図を示す。図9C、図10C、図11C、及び図12Cは、時間Cにおける容器の様々な図を示す。図9D、図10D、図11D、及び図12Dは、時間Dにおける容器の様々な図を示す。図9E、図10E、図11E、及び図12Eは、時間Eにおける容器の様々な図を示す。図9F、図10F、図11F、及び図12Fは、時間Fにおける容器の様々な図を示す。図9G、図10G、図11G、及び図12Gは、時間Gにおける容器の様々な図を示す。
時間Aにおいて、液体は依然としてその高温であり、かつ容器1000の内部圧力は減少していなかった。
図9Aは、図3の長手方向軸Lに沿った容器1000の断面図を示す。
時間Aにおいて、容器1000は元の形状であり、温度や容器内部の圧力の変化がないため変形されない。したがって、図9Aは、長手方向軸Lにおける容器1000の変形していない断面形状1003Aを示す。液体の温度が時間の経過により冷却されると、容器1000の内部圧力もまた低下する。容器内部の圧力が低下すると、それが外部環境の圧力よりも低くなり、容器1000の材料に対する応力を引き起こす差圧(減圧)が発生し、変形を引き起こす。
例えば、図8の時間Bにおいて、液体の温度が時間Aにおける元の温度から冷却され、かつ容器内部の圧力が時間Aにおける元の圧力から低下する。図9Bは、変形が断面形状1003Aをどのように変化させるかを示す。点線1003Aは、元の変形していない断面形状を表し、実線1003Bは、変形した断面形状を表す。
時間C、D、E、F、及びGは、次第に冷えていく液体温度、及び次第に減少していく容器内部の圧力に関係する。図9Cは、時間Cにおける断面形状を示し、図9Dは、時間Dにおける断面形状を示し、図9Eは、時間Eにおける断面形状を示し、図9Fは、時間Fにおける断面形状を示し、図9Gは、時間Gにおける断面形状を示す。通常、図9A〜図9Gは、容器1000が変形すると、第1の減圧パネル410を含む容器1000の側面が容器1000の内側に向かって移動することを示す。尚、図9A〜図9Gは、容器1000の内部圧力が低下すると、容器1000が位置する容器1000の底面もまた、容器1000の内側に向かって若干伸縮することを示す。
基底部分500の底面の伸縮する量は、本体部分400が経験する伸縮と比較して小さい。減圧パネルは、容器1000のその領域のみに応力を集中させるように設計されるので、容器1000の他の部分は実質的な応力又は変形を経験しない。したがって、減圧パネル故に、基底部分500を含む他の部分における容器内部の圧力変化故の形状の変化は比較的小さい。したがって、容器1000の変形は、ほとんどの場合、本体部分400に封じ込められる。
図9A〜図9Gはまた、首状部分200、及び肩状部分300、及び基底部分500などの、容器1000の他の部分の断面形状が、本体部分400が経験する変形と比較するほどには変形しないことを示す。いくつかの実施形態では、首状部分200、肩状部分300、及び基底部分500などの、容器1000のその他の部分の形状が、本体部分400により経験される変形と比較すると、全く(又は明らかに)変形しない。
いくつかの実施形態では、本体部分400の変形と比較して小さい容器1000の他の部分の変形は、第1の減圧パネル410がどれだけ伸縮したかと比較して、その部分がどれだけ容器1000の内側に向かって伸縮したかを測定することにより、数量化されることができる。例えば、いくつかの実施形態では、変形後に基底部分500の底面が経験する伸縮の量(例えば、変形変位)は、変形後に本体部分400の第1の減圧パネル410が経験する伸縮の量の、最大10%である。いくつかの実施形態では、基底部分500の底面が経験する伸縮の量は、本体部分400の第1の減圧パネル410が経験する伸縮の量の最大5%である。いくつかの実施形態では、基底部分500の底面が経験する伸縮の量は、本体部分400の第1の減圧パネル410が経験する伸縮の量の最大2%である。
いくつかの実施形態では、何パーセントの容器1000の容積減少が、本体部分400の変形に寄与したかを測定することにより、変形変位を比較してもよい。
例えば、液体を冷却した場合、その体積は減少する(例えば3〜5%まで)。したがって、いくつかの実施形態では、本体部分400の伸縮は、容器1000の初期容積を3%まで減少させる。いくつかの実施形態では、初期容積は5%まで減少する。いくつかの実施形態では、容器1000の初期容積における少なくとも85%の減少は、本体部分400の変形故である。いくつかの実施形態では、初期の容器容積における少なくとも90%の減少は、本体部分400の変形故である。いくつかの実施形態では、初期の容器容積における少なくとも95%の減少は、本体部分400の変形故である。
図10A〜図10G、図11A〜図11G、及び図12A〜図12Gは、時間A、B、C、D、E、F、及びGそれぞれにおける、容器1000の他の部分と比較した、容器1000のいくつかの部分にかかる応力を表す。これらの図のより多くの斑点(例えば、より暗く見える)は、より少ない斑点(例えば、より明るく見える、又は斑点無し)よりも比較的大きな応力の量(例えば、ミーゼスの応力)を表す。凡例Aは、容器の一区域からその他の区域にかかる、比較的小さい及び比較的大きい応力と、描かれた斑点とを関連付けるための、比較参照を提供する。
図10A〜図10Gは、容器1000の右側にかかる応力を示す。図11A〜図11Gは、容器1000の前側にかかる応力を示す。時間Aでは、温度又は容器内部の圧力に変化はないため、図10A及び図11Aは、斑点部分を有さない。時間Bでは、液体温度が元の温度から冷却され、容器内部の圧力が低下する。したがって、時間Bでは、図10Bに示されるように、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421の角部が応力を経験し、図11Bに示されるように、第1の減圧パネル410の中央部分が応力を経験する。尚、第1の柱430A、第2の柱430B、及び第3の柱430Cも応力を経験する。
液体温度が更に冷却され、かつ容器1000の内部圧力が更に低下すると、例えば、時間Cにおいて、第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421のより多くの部分が応力を経験し始める。第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、及び第3の減圧パネル421全てがいくらかの応力の量を経験するが、第1の減圧パネル410が経験する応力は、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が経験する応力に比べてより速く増大する。尚、第2の減圧パネル420又は第3の減圧パネル421よりも第1の減圧パネル410において、応力を経験するパネルの部分が、より素早く拡散する。例えば、図10Cと図11Cとの比較により、時間Cにおいて第1の減圧パネル410のほぼ全体が応力を経験する一方で、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が経験する応力は、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421の角部に封じ込められることを示す。
時間D、E、F、及びGは、次第に冷えていく液体温度、及び次第に減少していく容器の内部圧力を伴う。図10D及び図11Dは、図8における時間Dに相当する。図10E及び図11Eは、図8における時間Eに相当する。図10F及び図11Fは、図8における時間Fに相当する。図10G及び図11Gは、図8における時間Gに相当する。
一般的に、図10A〜図10G及び図11A〜図11Gは、変形中最も応力を経験する容器1000の部分は、第1の減圧パネル410であることを示す。第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421もまた応力を経験するが、第2の減圧パネル及び第3の減圧パネルの角部に応力が集中する。図10A〜図10G及び図11A〜図11Gもまた、第1の柱430A、第2の柱430B、第3の柱430Cが応力を経験することを示す。しかしながら、第1の柱430A及び第3の柱430Cは、第2の柱430Bよりも多く応力を経験する。
これらの図もまた、冷却工程中の容器1000にかかる応力が、本体部分400にほとんど集中することを示す。いくつかの実施形態では、冷却工程中に容器1000にかかる50%を超える応力が、本体部分400に集中する。いくつかの実施形態では、75%を超える応力が、本体部分400に集中する。いくつかの実施形態では、90%を超える応力が、本体部分400に集中する。
図12A〜図12Gは、伸縮前(図12A)、伸縮中(図12B〜図12F)、及び伸縮後(図12G)の、線A−Aにおける容器1000の断面図を示す。明確性を期するため、図12Aで明示された第1、第2、第3の柱430A〜Cなどのいくつかの容器部分が、図12B〜図12Gでは明示されていない。図12A〜図12Gの斑点は、容器1000の他の部分と比較して、容器1000のいくつかの部分にかかる応力を表す。より多くの斑点(例えば、より暗く表れる)は、より少ない斑点(例えば、より明るく表れる、又は斑点無し)よりも比較的大きな応力の量(例えば、ミーゼスの応力)を表す。凡例Aは、容器の一区域から他の区域にかかる、比較的小さい応力及び比較的大きい応力と、描かれた斑点とを関連付けるための、比較参照を提供する。
図12Aに示されるように、本体部分400は、伸縮前に、図3の線A−Aにおける断面楕円形状401Aを有する。楕円形状401Aは、括弧内の数字により表された異なる部分を有する。例えば、401A(410)は、第1の減圧パネル410に相当する401Aの一部分を示し、401A(421)は、第3の減圧パネル421に相当する401Aの一部分を示す。
本体部分400が伸縮すると、断面形状401Aは402Aへと変化する。この変化は、第1の減圧パネル410が容器1000の内側に向かって線A−Aで伸縮し、第2の減圧パネル420及び第3の減圧パネル421が容器1000の内側に向かって僅かに伸縮することを含む。図12A〜図12Gより理解され得るように、線A−Aにおける容器1000の断面形状の伸縮は、主に第1の減圧パネル410に起こる。
図12A〜図12Gもまた、線401E(410)及び401E(420)を示す。401Eは、図3の線E−Eにおける容器1000の断面を表す。401A(410)及び401A(420)よりも容器1000の内側により近い位置にあり、外周401Aで遮られていないため、これらの部分は、図12A〜図12Gで視認可能である。401E(410)は、図3の水平断面E−Eにおける第1の減圧パネル410の一部分に相当する。401E(420)は、第2の減圧パネル420の一部分に相当する。容器1000の内側から更に離れた位置に位置し、外周401Aに遮られているため、線E−Eにおける第3の減圧パネル421の一部分は、図12A〜図12Gに示されない。通常、図12A〜図12Gは、部分401E(420)及び401E(410)もまた、容器1000が変形すると、容器1000の内側に向かって伸縮することを示す。これは、401E(420)で示される図12A〜図12Gにもまた見られ得る。
図13Aに示されるように、第2の減圧パネル420は、角420Aの近くの上面4201及び底辺420Bの近くの下面4200を有する。下面4200は、図3の断面E−Eに相当する。したがって、図12Aに見られるように、変形していない位置の下面4200は、既に、断面401Aよりも容器1000の内側に近い位置にある。第2の減圧パネル420が応力を経験すると、下面4200(線401E(420)で表される)は、更に容器1000の内側に向かって移動を開始する。図13Aに示されるように、第3の減圧パネル421もまた、角421Bの近くの上面4210及び角421Aの近くの下面4211を有する。図示されないが、第3の減圧パネル421の上面4210は、容器1000が変形すると、第2減圧パネル420の下面4200と同様の様式で作用する。これは、第3の減圧パネル421が、第2の減圧パネル420とは垂直方向に対向して配向されることによる場合がある。
パネルが応力を経験し内向きの伸縮を開始すると、パネルの表面形状もまた応力及び伸縮に対応して変化する。図13A〜図13C、図14A〜図14C、図15A〜図15B、及び図16A〜図16Fは、それぞれのパネルの形状の変化を示す。
図14A〜図14C、図15A〜図15B、及び図16A〜図16Fは、変形時の第1の減圧パネル410の形状の変化を示す。第1の減圧パネル410が容器1000の内側に向けて伸縮するため、表面の凹部もまた増大する。これは、線402Aの部分410が、線401Aの部分410よりも実質的により湾曲している、図12A〜図12Gにもまた見られ得る。換言すれば、線402Aの部分410は、容器の内側に向かって湾曲している。
1つの水平断面の異なる部分が容器1000の内側に向かって異なる量で移動する場合、凹部の増大が見られ得る。換言すれば、第1の減圧パネル410は、同じ水平断面に沿って同じ量だけ容器1000の内側に向かって移動しない。
例えば、図16Aは、第1の減圧パネル410の1つの水平断面に沿った第1の減圧パネル410の表面の略図を示す。表面が伸縮すると、表面の部分が容器1000の内側に向かって移動する。しかしながら、この部分は、容器の内側に向かって異なる量で移動する。これは、表面の凹部の増大を特徴とし得る。図16B〜図16Fは、水平断面がどの程度異なって移動し得るかを表現する。例えば、図16Bは、図16Aと比較して、表面が容器1000の内側に向かって移動すると、表面が対称に保たれていることを示す。部分1600は、部分1601及び1602と比較して最も容器の内側に向かって移動する。換言すれば、表面の第1の部分は、表面の第2の部分以上に容器1000の内側に向かって移動する。
尚、第1の減圧パネル410が容器1000の内側に向かって伸縮すると、第1の減圧パネル420は、ねじれもする。ねじれは、非対称な凹部形状を特徴とし得る。例えば、図16Bでは、部分1601及び1602は、1600における仮想縦軸に沿って対称である。しかしながら、図16Aよりも凹んだ図16Cは、1600に引かれた仮想垂直軸1600に沿って対称ではない。むしろ、1602は、部分1600及び1601よりも容器1000の内側に向かってより長い距離を移動した。この差は図16Dに、より明白である。図16E〜図16Fは、1600及び1602よりも部分1601がより内側へ移動した表面を示す。図16B〜図16Fは、図16Aの表面と比較して凹部が増大した表面を示すが、これらの表面のねじれは互いに異なる。
ねじれはまた、図14A〜図14C及び図15A〜図15Bに示される他の水平断面とは異なる方式で形状が変化する水平断面形状を特徴とし得る。図14B〜図14C及び図15A〜図15Bでは、かげ線は、存在するねじれの量を示す。より近接したかげ線は、更に離間したかげ線と比較した、容器の内側に向かって伸縮していない第1の減圧パネル410の部分を示す。したがって、図14Bでは、例えば、第1の減圧パネル410の右上手角部及び左下手角部が、右下手角部及び左上手角部と比較して容器1000の更に内側に向けて伸縮している。図16A〜図16Fは、異なる水平断面がどのように異なる方式で形状が変化し得るかを示す。例えば、断面F−Fにおける第1の減圧パネル410の表面が変形後の図16Fのように見え得る一方で、図3の水平断面E−Eにおける第1の減圧パネル410の表面は、図16Dのように見え得る。尚、いくつかの実施形態では、図3の水平断面A−Aにおける第1の減圧パネル410の表面は、図16Bのように見え得る。
図13Aに示されるように、第2の減圧パネル420は応力を経験すると、第2の減圧パネル420の上面4201及び下面4200の形状もまた異なる方式で変化する。例えば、いくつかの実施形態では、容器1000の内部圧力が変化すると、上面4201は変化しない一方で、底辺420Bに近い下面4200は、凹部が増大する。これを、図13A〜図13Cに示す。これをまた、線401E(420)の湾曲が増大している図12A〜図12Gに示す。
尚、第3の減圧パネル421が応力を経験すると、上面4210及び下面4211の形状もまた異なる方式で変化する。例えば、いくつかの実施形態では、容器1000の内部圧力が変化すると、下面4211は変化しない一方で、底辺421Bに近い上面4210は、凹部が増大する。これは、第2の減圧パネル420とは垂直方向に対向して配向されているという事実故であり得る。
第2の減圧パネル420にかかる応力と第2の減圧パネル420の表面の変形との間の比較は、変形又は形状の変化の量が、第2の減圧パネル420の表面に作用する応力に比例しないことを示す。
いくつかの実施形態では、蓋600が首状部分200から取り外されて密閉が解除されると、容器1000はその元の形状へと戻り得る。これは、本体部分400並びに減圧パネル410、420、及び421の特性故である。減圧パネル410、420、及び421は、容易に偏向可能であるのみならず、その偏向した形状を維持しない。減圧パネル、特に第1の減圧パネル410は、伸縮後に可撓性を維持するため、一度容器1000が開栓されると外側へ向かって伸縮し得る。第1の減圧パネル410、第2の減圧パネル420、第3の減圧パネル421は、PET(ポリエチレンテレフタレート)のような熱可塑性高分子樹脂で形成されてもよい。PEF(ポリエチレンフラノエート)などのバイオプラスチックのような他の好適な熱可塑性樹脂もまた、想定される。
いくつかの実施形態では、本体部分400及びはまた、消費者により容器が把握されかつ把捉されることを可能にする形状であってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、第1の減圧パネル410は、図1に見られるように、把握及び摩擦を助長するように、離間したリブ部分を有してもよい。直径方向に対向する2つの第1の減圧パネルを有する実施形態では、両方の第1の減圧パネル410は、ユーザの親指及びユーザの4本の指を収容するためのリブ部分を有する。
特定の機能の実施及びそれらの関係を例示する機能的構成要素の助けにより、本発明を上で説明してきた。これらの機能的構成要素の境界は、説明の便宜上、本明細書において定義されている。特定の機能及びそれらの関係が適切に行われる限り、代替の境界を定義することができる。
特定の実施形態の前述の説明は、当業者が知識を適用することにより、他の人にも可能である、そのような特定の実施形態を様々な用途に容易に変更及び/又は適合させ、過度の実験をすることなく、本発明の一般的な概念から逸脱することなく、本発明の一般的な性質を完全に明らかにするであろう。したがって、そのような適応及び修正は、本明細書に提示された教示及び指導に基づいて、開示された実施形態の等価物の意味及び範囲内にあることが意図される。本明細書の表現法又は用語法は、本明細書の用語法又は表現法が教示及び指針に照らして当業者によって解釈されるように、説明の目的のためであって限定のためではないことを理解されたい。
本発明の広がり及び範囲は、上記の例示的な実施形態のいずれによっても制限されるべきではなく、特許請求の範囲及びそれらの等価物に従ってのみ定義されるべきである。
更に、本明細書で参照する「いくつかの実施形態」、「一実施形態」、「例示的実施形態」、又は類似の句は、記載された実施形態が特定の性質、構造、又は特性を包含してよいが、全ての実施形態が特定の性質、構造、又は特性を包含する必要性がないことを示す。更に、このような句は必ずしも同一の実施形態を意味しない。更に、一実施形態に関連して特定の性質、構造、又は特性について記載する場合、本明細書で明確に言及されている又は記載されているかどうかに関わりなく、このような性質、構造、又は特性を他の実施形態に組み込むことは、当業者の知見内である。

Claims (21)

  1. 第1の減圧パネルと、
    第2の減圧パネルと、
    第3の減圧パネルと、
    前記第1の減圧パネルと前記第2の減圧パネルとの間の第1の斜柱と、
    前記第2の減圧パネルと前記第3の減圧パネルとの間の第2の斜柱と、を備え、
    前記第2の減圧パネル及び前記第3の減圧パネルが、反対方向に配向され、
    増大する圧力変化に対応して前記第1の減圧パネルの表面の凹部が増大するように、容器内部の圧力変化に対応して前記第1の減圧パネルにおいて前記容器が伸縮する、容器。
  2. 前記凹部の増大が、前記表面の第1の部分が前記容器の内側に向かって移動し、前記表面の第2の部分が前記第1の部分とは異なる距離で前記容器の内側に向かって移動することを含む、請求項1に記載の容器。
  3. 前記表面が、中央表面である、請求項2に記載の容器。
  4. 前記第1の減圧パネルが、上面及び下面を含み、前記上面及び前記下面の凹部が、前記増大する圧力変化に対応して増大する、請求項3に記載の容器。
  5. 前記上面の前記凹部の前記増大が、前記下面の前記凹部の前記増大とは異なる、請求項4に記載の容器。
  6. 前記第1の減圧パネルの高さが、前記容器全高の少なくとも3分の1である、請求項1に記載の容器。
  7. 前記第2の減圧パネル及び前記第3の減圧パネルが、それぞれ底辺を含み、前記第2の減圧パネルの前記底辺から前記第3の減圧パネルの前記底辺までの測定される距離が、前記容器全高の少なくとも3分の1である、請求項1に記載の容器。
  8. 前記第2の減圧パネルの高さが、前記容器全高の少なくとも4分の1である、請求項1に記載の容器。
  9. 前記第1の減圧パネルが、前記容器の長手方向軸に対して傾斜している2つの側辺を有する、請求項1に記載の容器。
  10. 前記第2の減圧パネル及び前記第3減圧パネルが、それぞれ底辺及び2つの側辺を含み、それぞれの減圧パネルの前記2つの側辺が、鋭角を形成する、請求項1に記載の容器。
  11. 前記第2の減圧パネル及び前記第3の減圧パネルが、三角形である、請求項10に記載の容器。
  12. 前記増大する圧力変化に対応してそれぞれのパネルの前記底辺の凹部が増大するように、前記容器内部の圧力変化に対応して、前記容器が前記第2の減圧パネル及び前記第3の減圧パネルにおいて伸縮する、請求項10に記載の容器。
  13. 前記容器が、初期容積を有し、前記容器の前記伸縮により前記初期容積が3%減少する、請求項1に記載の容器。
  14. 前記容器の前記伸縮により、前記初期容積が5%減少する、請求項12に記載の容器。
  15. 前記容器が、前記第1の減圧パネル、前記第2の減圧パネル、及び前記第3の減圧パネルと交差する位置に、楕円形の水平断面を有する、請求項1に記載の容器。
  16. 前記第1の斜柱と前記第2の斜柱とが交差する、請求項1に記載の容器。
  17. 本体部分を備える容器であって、前記本体部分が、
    2つの傾斜圧力調節領域と、
    2つの三角形領域と、
    それぞれの傾斜圧力調節領域と三角形領域との間の少なくとも1つの柱と、を含み、
    それぞれの傾斜圧力調節領域が、第1の表面、第2の表面、及び第3の表面を含み、
    前記第1の表面、前記第2の表面、及び前記第3の表面が、互いに垂直にオフセットされ、それぞれが、前記容器内の圧力の変化に対応して前記本体の内側へ向かって湾曲するように構成されている、容器。
  18. それぞれの傾斜圧力調節領域が、グリップ部を含む、請求項17に記載の容器。
  19. 前記グリップ部が、離間したリブを含む、請求項17に記載の容器。
  20. 高温状態で充填され、次に密閉された液体の貯蔵用の容器であって、右上角部及び左下角部を有する圧力調節パネルを備え、
    前記容器が密閉される場合、前記右上角部及び前記左下角部が前記容器の内側に向かって移動するように、前記圧力調節パネルが元の形状からねじれるように構成され、密閉が解除される場合、前記圧力調節パネルが元の形状に戻るように構成されている、容器。
  21. 前記ねじれが、前記液体の冷却により開始される、請求項20に記載の容器。
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