JP2019504662A - 手で制御可能な外科用照明デバイスのシステム及び方法 - Google Patents

手で制御可能な外科用照明デバイスのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

眼科外科的処置の実施において使用するための例示的な照明システムが本明細書中に提供される。照明システムは、ユーザの手で把持されるように構成された本体を含み得る。本体は、外部表面と内部チャンバを画定する内部表面とを含み得る。例示的な照明システムは、本体の遠位端から延びる長尺状管状部材であって、長尺状管状部材のルーメン内に照明路を有する長尺状管状部材と、本体と手術用コンソールとの間に延びる光ファイバー内の照明路に結合されている照明源と、を更に含み得る。例示的な照明システムは、本体の外部表面に配置された複数の照明制御部を含み得る。第1の照明制御部は、ユーザが、調節可能な照明レベルを高強度状態と低強度状態との間で選択的に制御することを可能にし得る。

Description

本開示は、外科用デバイス、システム、及び方法に関する。限定はしないが、より具体的には、本開示は、眼科外科的処置中、眼の内部を照明するための照明デバイスに制御部を設けるデバイス、システム、及び方法に関する。
顕微手術の手技では、種々の体組織の精密な切断及び/又は除去を要することが多い。例えば、特定の眼科外科的処置では、眼の後区を満たす透明ゼリー状物質である硝子体液の一部の切断及び除去を要する。硝子体液又は硝子体は、多くの場合、網膜に付着している多くの微細な原線維からなる。したがって、硝子体の切断及び除去は、網膜の牽引、脈絡膜からの網膜の分離、網膜裂孔、又は最悪の事態では、網膜自体の切断及び除去を回避するために、細心の注意を払って行わなければならない。移動組織管理(例えば、網膜又は網膜裂孔の剥離部分近傍の硝子体の切断及び除去)及び硝子体基底部切開などの一部の繊細な手術では、膜の切断及び除去が特に困難な場合がある。
眼の後区内などの顕微手術の手技では、通常、眼の内部にアクセスするために多くの切開を必要とする。更なる切開はそれぞれ、処置及び/又は回復中に合併症のリスクをもたらす可能性がある。処置を実施する間、外科医又は他の医療専門家などのユーザが使用するための各種器具が切開を通じて挿入される。各種器具のうち主だったものは、切開の1つを通じて挿入され得る照明器である。照明器は術野を照明する。術野内における照明器の配置には、照明器を適切に配置し、照明器を静止状態に維持するための対応するケーブルを取り付けるために、ユーザ側の時間と労力を必要とする。加えて、外科医が外科的処置の種々の工程を進むにつれて、照明要件が変化する可能性がある。例えば、外科医が眼内の組織の他の態様を見ることを可能にするために、照明を短時間減衰させる必要がある場合がある。
照明の変化をもたらすための現在の手法では、所望の変化を及ぼすために、外科医が術野から目を離し、手術用コンソールと対話することを必要とする、又は外科医が助手とコミュニケーションを取り、その後助手が手術用コンソールと対話することを必要とする。このような行為は外科的処置の流れを途切れさせる場合があり、処置の効率及び有効性が低下する可能性がある。
本開示は、例示的な照明式顕微手術器具、及びこのような器具の使用方法に関する。器具は、顕微手術器具と、手術部位に光を送達するための光ファイバーと、を含んでもよい。
例示的な外科用システムが本明細書中に提供される。眼科外科的処置の実施において使用するための例示的な照明システムは、ユーザの手で把持されるように構成されてもよい本体を含んでもよく、本体は、外部表面及び内部表面を含んでもよく、内部表面は、内部チャンバを画定する。例示的な照明システムは、本体の遠位端から延びる長尺状管状部材であって、長尺状管状部材のルーメン内に照明路を有してもよい、長尺状管状部材と、本体と手術用コンソールとの間に延びる光ファイバー内の照明路に結合されている照明源と、を更に含んでもよい。例示的な照明システムは、本体の外部表面に配置された複数の照明制御部を含んでもよい。第1の照明制御部は、ユーザが、調節可能な照明レベルを高強度状態と低強度状態との間で選択的に制御することを可能にしてもよい。
例示的な照明デバイスが本明細書中に提供される。1つの例示的な照明デバイスは、外科的処置中、体腔内に照明を与えるように構成されていてもよい。例示的な照明デバイスは、ユーザの手で把持されるように構成された本体を含んでもよい。本体は、外部表面及び内部表面を含んでもよく、内部表面は内部チャンバを画定してもよい。例示的な照明デバイスは、本体の遠位端から延びる長尺状管状部材を含んでもよい。長尺状管状部材は、長尺状管状部材のルーメン内に照明路を有してもよい。例示的な照明デバイスは、照明路に結合されており、内部チャンバ内に配置されている照明源と、本体の外部表面に配置された第1の照明制御部と、を更に含んでもよい。第1の照明制御部は、ユーザが、調節可能な照明レベルを高強度状態と低強度状態との間で選択的に制御することを可能にしてもよい。
眼科手術で使用される照明を調節する例示的な方法は、眼の硝子体眼房内に伸展可能な長尺状管状部材を有してもよい照明デバイスによって与えられる照明レベルを調節するための入力をユーザから受信するステップを含んでもよい。長尺状管状部材は、長尺状管状部材内に延びる、硝子体眼房に照明を与えるためのオプティックファイバーを含んでもよい。入力は、照明デバイスの外部表面に配置された照明制御部を介して受信されてもよい。例示的な方法は、手術用コンソールに電気信号を送信するステップであって、手術用コンソールは、調節された照明が光ファイバーを通って眼の硝子体眼房に達するように、コンソールの照明サブシステムによって与えられる照明を調節してもよい、ステップを更に含んでもよい。
前述の概要及び以下の詳細な説明の両方は本質的に例示的且つ説明的であり、本開示の範囲を限定することなく本開示の理解を提供することを目的とするものと理解すべきである。この点に関し、当業者には、本開示の更なる態様、特徴、及び利点は添付の図面及び以下の詳細な説明から明らかであろう。
添付の図面は、本明細書中に開示されるデバイス及び方法の実装形態を示し、明細書とともに、本開示の原理を説明する役割を果たす。
本開示の態様による、例示的な外科用システムの斜視図を示す。 本開示の態様による、図1の例示的な外科用システムのサブシステム及び構成要素のブロック図である。 本開示の態様による、眼内原位置にある照明デバイスを示す。 本開示の態様による、図1及び図2の例示的な外科用システムの一部として使用してもよい照明ハンドピースの側面図である。 本開示の態様による、図1及び図2の例示的な外科用システムの一部として使用してもよい照明ハンドピースの別の実装形態の側面図である。 本開示の態様による、照明ハンドピース内に含まれる構成要素のブロック図を更に含む、図5の照明ハンドピースの側面図である。 本開示の態様による、照明ハンドピース内に含まれる構成要素の別のブロック図を更に含む、図5の照明ハンドピースの側面図である。 本開示の態様による、照明ハンドピース内に含まれる構成要素の別のブロック図を更に含む、図5の照明ハンドピースの側面図である。 本開示の態様による、図1の例示的な外科用システムを利用する方法。
以下の詳細な説明を参照することによって添付の図面をより理解することができよう。
詳細な説明
ここで、本開示の原理の理解を促す目的で、図面に示す実装形態について述べ、これを説明するために特定の言語を用いる。しかし、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことは理解されよう。例えば、本開示のいくつかの更に多くの特定の実装形態は眼科外科治療に使用可能な照明デバイスを対象とする。しかしながら、他の外科治療に使用可能な照明式デバイスへの本開示の原理の適用は本開示の範囲内である。記載されるデバイス、器具、方法の任意の変更及び更なる改良、並びに本開示の原理の任意の更なる適用は、本開示に関係する当業者には通常想起されるものと十分に考えられる。特に、1つの実装形態に関して記載される特徴、構成要素、及び/又は工程のいくつか若しくは全ては、本開示の他の実装形態に関して記載される特徴、構成要素、及び/又は工程のいくつか若しくは全てと組み合わせてもよいと十分に考えられる。簡略化のため、場合によっては、同一の又は同様の部品を参照するために、図面の全体を通して同じ参照番号が使用される。
本開示は、体腔内に照明を与える外科用システム及びデバイスに関する。外科的処置中、照明デバイスは照明を与えてもよく、これにより、他のデバイスを使用して体腔に治療を施してもよい。従来、このような照明デバイスにより行われる照明の調節は手術用コンソールを使用して行われている。外科医又は助手のいずれかが手術用コンソール上のインターフェース要素と対話し、照明のレベル若しくは強度、照明の色、及び/又は照明がオン状態若しくはオフ状態にあるかどうかを含む照明の態様を調節する。
例えば、眼内で実施される外科的処置中、外科医はまず照明を使用し、眼の硝子体眼房内にある透明な硝子体を可視化してもよい。外科医は、硝子体を除去して網膜へのアクセスを設けるために、硝子体を可視化する必要があり得る。外科医が網膜の方へと進むにつれて、照明の明るさを落として網膜からの更なる反射を補償する必要があり得る。従来の器具を使用すると、外科医は照明を調節するために、手術部位の可視化のために使用される顕微鏡から目をそらし、手術用コンソールに注意を向けることが必要な場合がある。あるいは、外科医は助手に照明の調節を行うよう求めるために助手に口頭で伝える場合がある。いずれの場合においても、照明の調節を行う者は、調節が行われている際、手術環境を視認していない。
本開示の実装形態は、デバイス自体に存在する1つ以上の手又は指で作動可能な制御部を備える本体を有し、この制御部によって、ユーザが照明のレベル、照明の色、及び/又は照明源の状態(即ち、オン状態又はオフ状態)を操作してもよい外科用照明デバイスを含む。いくつかの実装形態では、照明制御部は手術用コンソール又はそのサブシステムと対話して照明を調節してもよい。他の実装形態では、照明制御部は照明デバイス自体の構成要素と対話してもよい。このような配置の組み合わせもまた、本開示の範囲内に提供される。
外科医が手術部位から目をそらすことなく調節を行うことを可能にすることで照明調節の容易さ及び質を向上させることができる。このことは、実施される外科手術の種々の段階の効率及び有効性を高めることができる。特に、照明は、現在の要件に最も適した照明設定にアクセスし、これを発見するために、照明設定の実験によって、容易に適応させてもよい。調節するのと同時に術野が観察されるため、以前の設定に比べ、調節の質に対する即時のフィードバックが提供されてもよい。
図1は、例示的な実装形態による外科用システム100を示す。外科用システム100は、基部ハウジング又はコンソール102と、外科的処置中、システムの動作及び性能に関するデータを示してもよい対応するディスプレイスクリーン104と、を含む。いくつかの実装形態では、コンソール102は可動式であってもよく、例えば、必要に応じて移動を容易にするための車輪103を含む。別の実装形態では、コンソール102は車輪を含まなくてもよい。コンソール102は、協働して外科医が眼科外科的処置などの種々の外科的処置を実施することを可能にする複数のサブシステムを含んでもよい。例えば、コンソール102は、外科医が体腔内で操作することを可能にするために、体腔内に向けることができる光を生成する光源を備える照明サブシステムを含んでもよい。
ハンドピース112として示される例示的な外科用照明デバイスがコンソール102に取り付けられていてもよく、外科用システム100の一部を成してもよい。図示される実装形態では、ハンドピース112は、眼内に照明を与えて眼科処置を容易にするために使用される照明プローブ又は照明デバイスである。ハンドピース112は、照明サブシステム(図2とともにより詳細に記載する)などの、コンソール102内に含まれる1つ以上のサブシステムに結合されていてもよい。いくつかの実装形態では、ハンドピース112は、更に、硝子体の除去で使用するためのポンプ及び/又は真空を制御する硝子体切除サブシステムに結合されている。硝子体切除サブシステムは、また、ハンドピース112に電力を供給するとともにハンドピース112の制御を提供してもよい。いくつかの実装形態では、ハンドピース112は振動式硝子体カッターであってもよく、振動式硝子体カッターは、固定された外部長尺状管状部材、振動する内部長尺状管状部材、及び一体化された照明特徴部を備える。システム100は、前区処置、後区処置、硝子体網膜処置、硝子体切除処置、白内障処置及び/又は他の処置などの種々の眼科処置で使用されてもよい。
ハンドピース112は、導管108によってコンソール102に結合されている。いくつかの実装形態では、導管108は、コンソール102の照明サブシステムからハンドピース112へと通過して照明路を提供する光ファイバーの通路を提供する。このような実装形態では、導管108は、ハンドピース112からコンソール102に制御信号を送信する通信線路又はワイヤを更に含んでもよい。このような制御信号は、減衰制御信号及び/又は照明色調節信号を含んでもよい。加えて、制御信号は、照明サブシステムをオン状態からオフ状態に又はオフ状態からオン状態に切り換える信号を含んでもよい。
図2は、コンソール102及びそのいくつかのサブシステムを含む外科用システム100のブロック図である。外科用システム100のいくつかの実装形態は、図示されるサブシステムの1つ以上を省略してもよい。コンソール102は、コンピュータサブシステム105と、ディスプレイスクリーン104(図1)と、いくつかのサブシステムと、を含む。いくつかのサブシステムは、例えば、乳化又は硝子体切除外科的処置などの眼の外科的処置を実施するために、並びにこれら及び他の外科的処置のための照明を与えるために共に使用される。コンピュータサブシステム105は、中央処理ユニット又は中央プロセッサ又はマイクロコントローラなどの1つ以上の処理デバイスと、情報及びデータストレージシステムと、を含んでもよい。データストレージシステムは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み出し専用メモリ)、フラッシュメモリ、ディスクベースのハードドライブ及び/又はソリッドステートハードドライブなどの1つ以上の種類のメモリを含んでもよい。データストレージシステムは、本明細書中に記載される方法、機能、及び動作を実施するためのプログラム命令を記憶してもよい。処理デバイスとストレージシステムはバス上で通信してもよく、バスはまた、外科用システム100の複数のサブシステムの1つ以上との通信、及び外科用システム100の複数のサブシステムの1つ以上の間の通信可能にしてもよい。
外科用システム100は、ハンドピース112を含むハンドピースサブシステム110を含んでもよい。ハンドピースサブシステム110は、ハンドピース112とコンピュータサブシステム105との間で通信し、外科医がハンドピース112を使用して外科用システム100内に含まれる異なるサブシステムを制御するのを可能にするために、ハンドピース112からの信号及びハンドピース112への信号を受信並びに/又はエンコード/デコードしてもよい。
コンソール102の実装形態は照明サブシステム120を含んでもよい。照明サブシステム120は取付場所125を含み、取付場所125によって、導管108はコンソール102をハンドピース112と結合させる。照明サブシステム120は照明源122を含んでもよい。照明源122は、白熱電球、ハロゲン電球、メタルハライド電球、キセノン電球、水銀蒸気電球、発光ダイオード(LED)、白色レーザー、これらの組み合わせ、及び/又は他の光源を含んでもよい。照明サブシステム120は、減衰システム又は減衰器123と、1つ以上のフィルタ124と、を更に含んでもよい。減衰器123は、照明源122によって与えられる照明の照明レベルを調節してもよい。フィルタ124は、照明の色構成を変更してもよい又は調節してもよい。例えば、フィルタ124は、特定の波長帯域内の光を透過するバンドパスフィルタを含んでもよい。フィルタ124は、特定の波長帯域を遮断する他のフィルタを含んでもよい。
ハンドピース112は、照明サブシステム120及びその構成要素の一部又は全部と通信するためにユーザが使用してもよい1つ以上の制御部を含んでもよい。図示されるように、ハンドピース112は、第1の制御部113及び第2の制御部114を含む。制御部113及び制御部114は、ユーザが照明サブシステム120によって与えられる照明のレベルを調節すること、照明サブシステム120によって与えられる照明の色構成を調節すること、又は照明源122の電源を入れる又は電源を切ることを可能にするために、ハンドピース112の外部表面に配置されてもよい。ハンドピース112並びに制御部113及び制御部114のより詳細な実装形態は本明細書中に提供される。
外科用システム100の実装形態に含まれてもよい更なるサブシステムは、フットペダル132を含むフットペダルサブシステム130と、吸引真空142と流体導管146に接続している潅流ポンプ144とを含むフルイディクスサブシステム140と、を含んでもよい。フルイディクスサブシステム140を含む実装形態では、流体導管146はハンドピース112に対する第2の接続部を提供してもよく、又は1つの導管108がハンドピース112をコンソール102に結合するように、導管108内のルーメン内に延びてもよい。
外科用システム100は、通信モジュール152を有する画像化及び制御サブシステム150を更に含んでもよい。画像化及び制御サブシステム150は、例えば、ハンドピースサブシステム110と照明サブシステム120との間などの、他のサブシステム間の通信を容易にしてもよい。通信モジュール152は、有線通信及び/又はWi−Fi(ワイヤレスフィデリティ)、Bluetooth、ZigBee、又は無線識別(RFID)通信などの無線通信を含む無線通信を提供してもよい。加えて又は代わりに、他の実装形態では他のツールが含まれてもよい。
手術中、異なるサブシステムの性能を最適化するために、それらの動作パラメータは、例えば、処置が患者の眼の前部で実施されるか後部で実施されるかを問わず、実施される特定の処置、処置の異なる段階、外科医の個人的な好み及びコマンド等に従い異なってもよい。
コンソール102内の異なるサブシステムは、ハンドピース112の構成要素など各顕微手術器具又は器具構成要素の動作及び制御のための制御回路を含む。コンピュータサブシステム105は、眼の外科的処置を適切に実施するために、並びにディスプレイ104及び/又は結合された顕微鏡若しくは着用可能なコンピューティングデバイスを介して外科用システム100のオペレータに情報を適切に伝えるために、異なるサブシステム間の相互作用及び関係を調整する。
加えて、コンソール102は、異なるサブシステム間の予めプログラムされている関係を制御する又は変更するために限られた範囲内でユーザが選択することを可能にする1つ以上の入力デバイスを含む。この実装形態では、入力デバイスはコンソールに組み込まれていてもよく、フットペダル132と、スクリーン上で直接行われる選択に応答するタッチスクリーンデバイスと、標準的なコンピュータキーボードと、マウス又はトラックボールなどの標準的なポインティングデバイス(ボタン、ノブ、又は他の入力デバイスも考えられる)と、を含んでもよい。ハンドピース112において、制御部113及び制御部114は、ユーザがハンドピース112をコンソール102の入力デバイスとしても使用することを可能にするための、1つ以上のスイッチ、ノブ、タッチセンサ、スライダ、ボタン、スクロールホイール、クリック可能スクロールホイール等を含んでもよい。外科医、科学者、又は他のユーザは、入力デバイスを使用して、照明サブシステム120などのコンソール102の異なるサブシステム間の関係に影響を及ぼすパラメータを選択してもよい又は調節してもよい。したがって、ユーザは、ユーザ入力に基づき、関係を、システムプログラマによってコンソールにコード化されたものから変更してもよい又は調節してもよい。更に、ユーザは、制御又は他の入力を、実施される処置の態様に従いリマップ又は再割り当てしてもよい。例えば、ユーザは、照明源122及び/又は減衰器123を制御することにより照明サブシステムによって与えられる照明のレベルを制御する代わりに、フィルタ124及び/又は照明源122を制御することにより照明の色を制御するようにハンドピース112の制御部113及び制御部114をリマップするよう画像化及び制御サブシステム150に要求を送るために、フットペダル132を操作してもよい。フットペダル132は、制御部113及び制御部114の前のマッピングに戻るために、ユーザにより再度操作されてもよい。
他の通信を使用して、制御部113及び制御部114のリマップを生じさせてもよい。例えば、制御部113を使用し、制御部114によって制御可能な機能を入れ替えてもよい又は選択してもよい。例えば、制御部113は、制御部114からの信号が照明源122の電源を入れる又は電源を切ると解釈されるべきであることを示すように操作されてもよい。制御部113は、フィルタ124及び/又は照明源122自体との相互作用によって、制御部114からの信号が、照明サブシステムからの照明の色構成の修正を示すように解釈されるよう再度操作されてもよい。
ここで図3を参照すると、この図に示されているのは眼300の断面図である。眼300は、硝子体眼房302を含む。ハンドピース112の遠位特徴部(後の図とともに更に詳細に記載される)が、眼300の強膜304に形成された切開を通じて挿入されている。ハンドピース112の遠位特徴部は硝子体眼房内に照明306を与える。図3に示されるように、照明306は、硝子体眼房302の一部分及び眼300の網膜308の一部分を照明する。照明306の強度及び色は、本明細書中に記載されるハンドピース112の外部表面に配置された制御部をユーザが操作すると変化してもよい。動作中、強膜304内に作られた更なる切開を通じて更なる外科用デバイスを硝子体眼房302内に導入してもよい。例えば、硝子体切除処置においては、強膜304を通じて別個の硝子体切除プローブを挿入し、硝子体眼房302から硝子体を除去してもよい。ハンドピース112によって与えられる照明306は、外科医又は他の臨床医が硝子体の除去を容易にするために硝子体を可視化することを可能にしてもよい。硝子体の除去が進むにつれて、必要とされる最適な照明又は色の位置は変化してもよい。ユーザは、図2に示すように、制御部113及び/又は制御部114を使用することによってこの変化を及ぼしてもよい。別の例として、網膜マニピュレータを、強膜304を通じて挿入してもよい。照明306は、外科医が網膜308を可視化して、その部分(単数)又は部分(複数)を適切に再位置決めし、断裂又は剥離を治療することを可能にしてもよい。網膜からの照明の反射が強くなりすぎる場合、ユーザは制御部113及び/又は制御部114を使用して、操作される又はそうでなければ治療される網膜308の部分をより良好に可視化できるように、照明の色及び/又は強度を変化させてもよい。例えば、色及び/又は強度の変化(例えば、高強度から低強度に)は、網膜又は処置において使用される他の外科用器具の1つからの反射によって生成されるグレアを低減してもよい。
図4は、図1、図2及び図3に示されるハンドピース112に対応し得る照明デバイス400の側面図を示す。照明デバイス400は、体腔内に、その壁に形成された小さな入口切開を通じて照明を与えるための外科的処置の実施中、外科医などのユーザの手に把持されるように構成され、そのような大きさにされたハウジング又は本体402を含む。本体402は剛性ポリマー又は金属などの剛性材料から形成されてもよい。ユーザは本体402を操作してもよく、それによって、本体402から延びる長尺状管状部分404を操作してもよい。本体402は、外部表面及び内部表面を有する殻構造であってもよい。内部表面は1つ以上のチャンバを画定してもよく、1つ以上のチャンバ内に、照明デバイス400の内部構成要素が配置されてもよい及び/又は取り付けられてもよい。
長尺状管状部分404は複数部分を含んでもよく、複数部分を通じて、照明が移動し、体腔内に与えられてもよい。図示されるように、長尺状管状部分404は長尺状のカラー406及び針408を含む。カラー406は、針408に支持を与えるために本体402に結合された又は本体402の一部として形成された剛性長尺状管状部材であってもよい。針408もまた剛性であってよいが、カラー406よりも脆性であってよい。いくつかの実装形態では、針408の外径は4mm(ミリメートル)未満又は3mm未満であってもよい。針408は本体402から延びる別の長尺状管状部材であってもよく、その一部分はカラー406内に、カラー406を通って延びる。
図4に示されるように、照明路412は針408の遠位端410内に延びる。照明路412は、光ファイバーによって又は中に高反射面を有するルーメンによって提供されてもよい。いくつかの実装形態では、照明路412は、コンソール102から針408の遠位端410まで延びる光ファイバーの一部分である。他の実装形態では、照明路412は、長尺状管状部分404及び本体402内に延び、導管108内においてコンソール102から本体402まで延びる第2の光ファイバーに結合する第1の光ファイバーである。照明路412の遠位先端は針408の遠位端410を越えて延びる又は突出するものとして示されているが、照明路412の遠位先端は、図3の眼300などの体腔への針408の挿入中に起こる可能性のある損傷から照明路の遠位先端を保護するために、約1μm(マイクロメートル)〜約20μmの範囲のオフセット距離だけ針408内に凹設されていてもよい。加えて、照明路412は針408を収容した状態で示されるが、照明デバイス400の他の実装形態は、針408の外部表面に固定された照明路412を含んでもよい。
図4に示されるように、照明デバイス400は、第1の制御部420及び第2の制御部422を含む。これらは、システム100の照明パラメータ及び他の特徴を調節するために使用される制御部113及び制御部114に対応してもよい。図示されるように、第1の制御部420及び第2の制御部422は、ユーザが様々な入力から入力を与えることを可能にするスクロールホイール型制御部であってもよい。例えば、第1の制御部420は、照明の強度を完全なオン状態と完全なオフ状態との間で変化させるためにユーザの指で操作されてもよい。いくつかの実装形態では、照明の強度を変化させるために、第1の制御部420はその軸線の周りでスクロールされてもよい又は動かされてもよい。例えば、第1の制御部420によって生成される信号は、眼300内の最適な照明を与えるためにユーザにより向けられる照明の強度を調節するために、図2の照明サブシステム120の減衰器123に伝達されてもよい。第1の制御部420は、その回転軸線がデフォルト位置から直交して動き、信号を生成するように「クリック」されてもよい又は押されてもよい。このクリック入力を使用して、照明デバイス400の照明源の電源を入れてもよい又は電源を切ってもよい。いくつかの実装形態では、照明デバイス400の照明源は図2に示すような照明源122であってもよい。
第2の制御部422は、照明源によって生成される照明の色構成を調節するためにユーザの指で操作されてもよい。例えば、第2の制御部422は照明サブシステム120(図2)のフィルタ124と対話し、バンドパスフィルタを、照明源122により生成される光の高い波長と低い波長との間で調節してもよい。いくつかの実装形態では、第2の制御部422はフィルタ124と対話し、バンドパスフィルタを通じて送信可能な波長の範囲を調節してもよい。第2の制御部422は、また、ユーザが、第2の制御部422をスクロールすることに加えて第2の制御部422をクリックすることによって、照明の変化を及ぼすことを可能にするクリック可能スクロールホイールであってもよい。例えば、ユーザは第2の制御部422をクリックして又は押して照明サブシステム120のフィルタ124を係合させてもよい又は係脱させてもよい。
照明デバイス400の本体402は、照明プローブを導管405に結合する役割を果たす端部部分403を含んでもよい。導管405は、図1に示される導管108であってもよい。したがって、導管405は照明デバイス400をコンソール102に機械的に結合してもよい。加えて、導管405は、照明デバイス400に電力を供給し、第1の制御部420及び第2の制御部422並びに照明デバイス400のいくつかの実装形態に含まれる更なる制御部から信号を受信するための電線又はワイヤを含んでもよい。
いくつかの実装形態では、照明デバイス400は、体腔内の外科的処置を実施するための更なる機能を提供する他の構成要素を含んでもよい。例えば、照明デバイス400のいくつかの実装形態は、硝子体切除針を組み込んでもよい。例えば、針408は、図3の眼300の硝子体眼房302から硝子体を除去するために作動させてもよい一体型硝子体切除針を含んでもよい。このような実装形態では、針408は、外部長尺状管状部と、外部長尺状管状部材内において、外部長尺状管状部材に対し振動する内部長尺状管状部材と、を含んでもよい。このような実装形態では、硝子体切除処置中、照明路412が振動する内部管状部材に接触することを防ぐために、照明路412は、外部長尺状管状部材内に又は外部長尺状管状部材に沿って配置されてもよい。硝子体が硝子体切除針によって除去される際、外科医が硝子体を視認することを可能にするために、照明路412は、硝子体眼房302内に照明を与えてもよい。
他のいくつかの実装形態では、針408は遠位端410に、灌流液が体腔内に導入されることを可能にするためのポート又は開口(明示的に図示せず)を含んでもよい。例えば、灌流液は、外科的処置中、照明路412の先端が清潔なままであるようにするために、又は針408の遠位端410近傍に配置された画像化デバイスを清潔にするために、針408内を流れてもよい。灌流液は、また、眼科外科的処置において、眼300内の適切な圧力レベルを維持するために使用されてもよい。したがって、照明デバイス400の実装形態は、更なる手術器具及び機能を組み込んでもよい。これにより、外科的処置中、眼300の強膜304など体腔の表面又は壁に作成される切開の数を減少させてもよい。
ここで図5参照すると、この図に示されているのは、照明デバイス400の別の実装形態である。図5に示すように、照明プローブは、本体402と、長尺状管状部404と、を含み、長尺状管状部404は、カラー406と、針408と、長尺状管状部404内又はその上に延びる照明路412と、を有する。図5の照明デバイス400は、照明制御部520及び照明制御部522を含む。図示されるように、照明制御部520及び照明制御部522はタッチ感知コントロールパネルであってもよい。照明制御部520及び照明制御部522はそれぞれ、直線配置で構成されている複数の容量部分を含んでもよい。照明制御部520及び照明制御部522を使用して、制御部520及び制御部522のタッピング又はスワイピングにより、照明及び/又は色の両極端の間で変化させてもよい。加えて、2位置スイッチ又はボタン524(照明制御部524とも呼ばれる)が本体402の外部表面に配置されている。本体402の内部表面は内部チャンバを画定し、内部チャンバは、照明の制御及び/又は他の手術器具の制御を容易にする構成要素を含んでもよい。ボタン524は、オン状態及びオフ状態などの2つの照明状態の間をトグルするために使用してもよい。制御部520及び制御部522並びにボタン524(本明細書中では照明制御部とも呼ばれる)によって生成される信号は、無線又は有線通信によりコンソール102に通信されてもよい。信号はハンドピースサブシステム110で受信されてもよく、コンピュータサブシステム105のバスを通じて画像化及び制御サブシステム150へと伝達されてもよい。通信モジュール152は信号を受信してもよい。信号は画像化及び制御サブシステム150によって解釈又はデコードされてもよく、コンピュータサブシステム105によって照明サブシステム120に関連付けられる。照明サブシステム120は制御信号を、適宜、照明源122、減衰器123及び/又は減衰器124に伝達してもよい。
ここで図6を参照すると、この図に示されているのは、図5に示される実装形態による照明デバイス400である。したがって、照明デバイス400の側面図が示されている。加えて、図6は、照明デバイス400の本体402の内部チャンバ内に収容されてもよい構成要素のブロック図を示す窓600を含む。図6に示すように、通信リンク602が照明制御部520及び照明制御部522並びにボタン524をマイクロコントローラ604に結合してもよい。照明デバイス400のいくつかの実装形態は、マイクロコントローラ604を含まなくてもよい。このような実装形態では、通信リンク602は、導管405内を図1のコンソール102まで延びるワイヤであってもよい。このような実装形態において、コンソール102は照明制御部520〜524によって生成された電気信号を直接受信してもよい。
図示されるように、マイクロコントローラ604は照明制御部520〜524によって生成される電気信号を受信してもよい。マイクロコントローラ604は、照明制御部520〜524から受信した電気信号に基づき、制御信号(アナログ制御信号であってもデジタル制御信号であってもよい)を生成してもよい。照明デバイス400は内部電源606を含んでもよく、内部電源606は、照明制御部520〜524が電気信号を生成し得るように、照明制御部520〜524に電力を供給してもよい。内部電源606は、電池、コンデンサ、又は別の適切な電源であってもよい。加えて、電源606はマイクロコントローラ604に電力を供給してもよい。
図6に示すように、照明路412は、針408の遠位端410から、本体402(窓600に見られるように)及び導管405を通りコンソール102へと戻って延びる光ファイバーであってもよい。照明路412は、コンソール102上の取付場所125において照明源122に結合されていてもよい。図6に示される照明デバイス400の実装形態は、本体402内に配置された減衰器608及び色フィルタ610を含む。このような実装形態では、照明サブシステム120(図1)の照明源122によって与えられる照明は、照明路412によって本体402へと伝えられてもよい。本体402の内部チャンバ内において、照明の強度は減衰器608によって変更されてもよく、照明の色構成は色フィルタ610によって変更されてもよい。したがって、制御部520及び制御部522から受信された信号は、通信リンク602を通じてマイクロコントローラ604により受信され、制御信号として、照明を変化させるための減衰器608に、及び照明の色構成を変化させるための色フィルタ610にリレーされてもよい。いくつかの実装形態では、減衰器608は、ニュートラルデンシティフィルタ、又は照明源122によって放出された照明の一部を照明路412へと制限する若しくは方向転換する別の特徴によって与えられる。
図6に示されるように、窓600は、無線送信機612を示すブロックを含む。図2に示すように、無線送信機612は通信モジュール152と通信してもよい。減衰器608及び色フィルタ610を含まない実装形態では、照明制御部520〜524からの信号は無線送信機612によってコンソール102に送信されてもよい。対応する制御信号は、照明の所望の調節を実施するために、照明サブシステム120の適切な構成要素にリレーされてもよい。減衰器608及び色フィルタ610を含む実装形態では、ボタン524からの信号は、照明源122をオン状態からオフ状態に又はオフ状態からオン状態に変化させるために、無線送信機612によってコンソール102に送信されてもよい。
ここで図7を参照すると、図に示されているのは、照明デバイス400の別の実装形態である。図7の実装形態は、本体402の内部チャンバ内に含まれる構成要素のブロック図を示す窓700を含む照明デバイス400の側面図である。図7に示すように、照明制御部520〜524は、通信リンク702を通じてマイクロコントローラ704と通信してもよい。マイクロコントローラ704は電源706により電力を供給されてもよい。図6に示される実装形態とは異なり、図7に示される照明デバイス400の実装形態は、本体402の内部チャンバ内に配置された光源708を含む。このような実装形態では、図2の照明源122は省略されてもよい。マイクロコントローラ704は照明制御部520〜524から電気信号を受信してもよく、光源708と対話し、光源708をオン及びオフにするとともに、その強度も調節するための対応する制御信号を生成してもよい。いくつかの実装形態は別個の減衰器を含んでもよい。光源708は、白色LEDなどの発光ダイオード(LED)、白熱電球、又は別の適切な光源であってもよい。概して、光源708が必要とする電力の量は、図2に示される照明サブシステム120の照明源122が必要とする電力の量よりも少なくてよい。なぜなら、照明デバイス400内又はその周囲の光源708によって生成される熱は、コンソール102内又はその周囲の照明源122によって生成される熱に比べて放散することがより困難となり得るからである。光源708を含む照明デバイス400の実装形態は、光源708に結合されており、生成された熱の放散を支援するファン及び/又は冷却フィンを含んでもよい。マイクロコントローラ704は、更に、照明制御部520〜524の1つ以上から受信した電気信号を解釈し、照明路412に沿って配置された色フィルタ710に制御信号を送信してもよい。
図7に示されるように、照明デバイス400は、有線通信リンク712(マイクロコントローラ704を、導管405を介してコンソール102に結合してもよい)又は無線送信機714を介してコンソール102と通信してもよい。本体402の内部チャンバ内に光源708及び色フィルタ710を含む実装形態では、通信リンク712及び/又は無線送信機714は、更なる手術器具及び照明デバイス400に含まれる特徴部の動作のために、コンソールとの通信を容易にしてもよい。例えば、照明制御部520〜524は光源708及び色フィルタ710を制御するために使用してもよい一方で、本体402の外部表面に配置された他の制御部は、硝子体切除針のパルスレート又は灌流液の流れを制御するために使用してもよい。いくつかの実装形態では、照明制御部520〜524の1つ以上を、1つ以上のこのような手術器具の制御部として使用してもよい。
制御部520〜524は、照明デバイス400の1つの外科的機能と別の外科的機能との間でリマップされてもよい。いくつかの実装形態では、2位置ボタン524はスライド式2位置ボタンであってもよく、これによって、外科医は、照明デバイス400の他の態様を制御するよう照明制御部520及び照明制御部522をリマップしてもよい。例えば、2位置ボタン524の第1の位置では、マイクロコントローラによって受信された照明制御部520及び/又は照明制御部522からの信号を使用して、光源708及び/又は色フィルタ710を制御してもよい。2位置ボタン524の第2の位置では、マイクロコントローラ704は制御信号を生成してもよく、この制御信号は、フルイディクスサブシステム140の真空142及び/又はポンプ144との対話のために、コンソール102にリレーされる又は送信される。したがって、照明制御部520及び照明制御部522は、ユーザが一体型照明デバイス400の更なる機能を制御することを可能にするようにリマップされてもよい。いくつかの実装形態は、照明デバイス400内にある3つの異なる器具の制御部をリマップするために使用してもよい3位置ボタン524を含んでもよい。
ここで図8を参照すると、この図に示されているのは、照明デバイス400の更に別の実装形態である。図8に示される実装形態は、図4〜図7に図示される実装形態に関して記載した特徴の多くを共有している。窓800は、図8の照明デバイス400の実装形態に含まれる構成要素のブロック図を示す。照明制御部520は、照明制御部520の略平坦表面から離れる方に延びる電気プローブ又は導体802を含んでもよい。ユーザの指による照明制御部520の作動によって、導体802が第1の無線識別(RFID)アンテナ構成要素804Aを第2のRFIDアンテナ構成要素804B(RFID構成要素804と総称される)に結合させてもよい。照明デバイス400が使用される手術環境内にRFIDリーダが配置されてもよい。RFIDリーダは、電力を無線でRFID構成要素804に送信してもよい。RFID構成要素804はRFIDリーダによって読み取られた信号で応答してもよい。信号は、第1のRFIDアンテナ構成要素804Aと第2のRFIDアンテナ構成要素804Bが導体802によって結合されているか否かに依存する。したがって、ユーザが照明制御部520を押下して、RFIDアンテナ構成要素804AとRFIDアンテナ構成要素804Bとを結合し、全体的なRFID構成要素804によって放出される信号の変化を生じさせてもよい。信号の変化は外科用システム100に伝達されてもよい。例えば、通信モジュール152は、RFID構成要素804によって生成される信号の変化を検出するために配置されたRFIDリーダであってもよい。信号の変化が検出されると、画像化及び制御サブシステム150は照明サブシステム120に通信し、照明源122をオン状態からオフ状態に又はオフ状態からオン状態に変化させてもよい。照明制御部522及び照明制御部524から受信した他の信号は、マイクロコントローラ806によって、減衰器808及び/又は色フィルタ810に対する制御信号を生成するよう解釈されてもよい。別の例として、RFID構成要素804によって生成される信号の変化は、画像化及び制御サブシステム150によって、減衰器123が照明サブシステム120の強度設定を増加又は減少させる減衰器制御信号を生成するよう解釈されてもよい。図8に示される照明デバイス400のいくつかの実装形態は、本明細書中で照明デバイス400の他の実装形態に関して記載した無線送信機812及び電源814を更に含んでもよい。
図4、図5、図6、図7及び図8に関して図示され、記載されている種々の実装形態に関して本明細書中に記載される特徴及び機能の組み合わせは、当業者には、本開示を慎重に検討すると明らかとなり得る。このような組み合わせは本開示の範囲内である。例えば、照明デバイス400の実装形態は、制御部420のようなクリック可能スクロールホイール及び制御部522のような容量性タッチ制御部を含んでもよい。
ここで図9を参照すると、この図に示されているのは、本明細書中に記載され、図1〜図8に示される照明デバイス400の実装形態などの照明デバイス及び/又はハンドピース112を使用する方法900である。図9に示されるように、方法900は、複数のステップ又は動作を含む。方法900の実装形態は、図9に示す列挙された動作の前、後、間に、又はその一部として更なるステップ又は動作を含んでもよい。加えて、方法900のいくつかの実装形態は、列挙された動作の1つ以上を省略してもよい。
参照番号902(図9)において、照明デバイスが体腔に挿入される。例えば、ハンドピース112の一部分を、強膜304内に形成された切開を通じて挿入し、ハンドピース112の一部分を眼300(図3)の硝子体眼房302内に配置してもよい。図4〜図8の照明デバイス400などのハンドピース112の実装形態では、照明路412が硝子体眼房302内に照明306を与えることができるように、針408は強膜304を通じて挿入されてもよい。
参照番号904(図9)において、照明デバイスによって与えられる照明レベルを調節するための入力がユーザから受信されてもよい。例えば、照明デバイス400は、照明路412を保護するとともにその慎重な位置決めを容易にする剛性針408を含んでもよい。照明路412は光ファイバーであってもよく、図2の照明源122又は照明デバイス400の本体402内に収容された光源708のいずれかに結合し、眼300(図3)内に照明306を与えてもよい。入力は、照明制御部520〜524(図5)又は照明制御部420及び422(図4)の1つ以上などの照明制御部を介して受信されてもよい。
参照番号906(図9)において、電気信号は参照番号904の入力に基づき送信される。電気信号は図1及び図2の手術用コンソール102などの手術用コンソールに送信されてもよい。電気信号は照明制御部から直接ワイヤ若しくは通信リンクを通じて送信されてもよく、又は他の実装形態では、電気信号はマイクロコントローラによって受信され、マイクロコントローラによって解釈され、制御信号(コンソール102に送信される電気信号であってもよい)を生成してもよい。制御信号は図7の無線送信機714などの無線送信機を介して無線で送信されてもよい、又は制御信号は、マイクロコントローラから、導管405内をコンソール102まで延びる通信リンク712などの有線通信リンクを介して送信されてもよい。
参照番号908(図9)において、手術用コンソール102によって受信された電気信号によって、調節された照明が照明路412内を通り、図3の眼300の硝子体眼房302に至るように、コンソール102の照明サブシステム120によって与えられる照明を手術用コンソールが調節してもよい。
いくつかの実装形態では、送信された電気信号の1つは、他の送信された電気信号を、第1の照明態様の代わりに第2の照明態様を制御するようにリマップする要求を含んでもよい。例えば、制御部524(図5)は照明デバイス400のユーザにより押されてもよく、対応する信号がコンソール102に送られてもよい。コンソール102は信号を、減衰器123の制御からフィルタ124の制御へと制御部522をリマップする要求として解釈してもよい。他の実装形態では、送信された電気信号をリマップする要求は、電気信号を、照明態様以外の照明デバイス400の態様を制御するようにリマップする要求であってもよい。例えば、制御部520及び制御部522に、照明サブシステム120よりもむしろフルイディクスサブシステム140などの灌流液システムを制御させるために、ユーザが制御部524を押してもよい。
加えて、方法900のいくつかの実装形態は、RFID信号の変化を検出するステップを含んでもよい。RFID信号の変化は、RFID構成要素804の一部を結合及び分離してRFIDアンテナを変更する図8の導体802などの導体を照明制御部が含む場合、生成されてもよい。RFID信号の変化は、通信モジュール152などのRFIDリーダによって検出されてもよい。RFID信号の変化は、本明細書中に記載される照明サブシステム120の態様を調節する要求と解釈されてもよい。
本開示の実装形態は、一体型照明制御部を備えるハンドヘルド照明デバイスを含んでもよい。このようなデバイスを使用する方法もまた、本明細書中に記載される。ハンドヘルド照明デバイスの外部表面にある制御部を通じて照明源と対話することによって、外科医は、外科的処置の特定段階における可視化を最適化するために照明をより慎重に制御することができてもよい。外科医は、助手とコミュニケーションを取りこのような変化を及ぼすよう助手に求めるよりもむしろ、及び変化を実施するために手術部位から目をそらしてコンソールと対話するよりもむしろ、強度及び/又は色構成などの照明の態様を直接制御してもよい。したがって、本開示の実装形態は外科的処置をより効率的且つより効果的にすることができる。
この点に関し、例証的な実装形態を示し、記載してきたが、前述の開示において、広範な修正、変更及び置換は考えられる。本開示の範囲から逸脱することなく前述のものに対してこのような変化を施してもよいと理解される。したがって、添付の特許請求の範囲は広く且つ本開示に合致する状態で解釈されることが適切である。

Claims (21)

  1. 眼科外科的処置の実施において使用するための照明システムであって、
    ユーザの手で把持されるように構成された本体であって、外部表面及び内部表面を含み、前記内部表面は、内部チャンバを画定する、本体と、
    前記本体の遠位端から延びる長尺状管状部材であって、前記長尺状管状部材のルーメン内に照明路を有する、長尺状管状部材と、
    前記本体と手術用コンソールとの間に延びる光ファイバー内の前記照明路に結合されている照明源と、
    前記本体の前記外部表面に配置された複数の照明制御部であって、第1の照明制御部は、前記ユーザが、調節可能な照明レベルを高強度状態と低強度状態との間で選択的に制御することを可能にする、複数の照明制御部と、
    を含む、照明システム。
  2. 前記本体の前記外部表面に配置された前記照明制御部から信号を受信するためのマイクロコントローラを更に含み、前記マイクロコントローラは制御信号を生成し、前記制御信号を前記手術用コンソールに送信する、請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記コンソールは照明サブシステムを含み、前記照明サブシステムは、照明減衰器及び照明色調節機構を含む、請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記本体の前記外部表面に配置された前記照明制御部から信号を受信するためのマイクロコントローラと、
    前記内部チャンバ内に配置されており、前記マイクロコントローラに結合されている照明減衰器であって、前記マイクロコントローラは、前記本体の前記外部表面に配置された前記照明制御部から受信した前記信号に基づき減衰器制御信号を生成し、前記照明減衰器は、前記減衰器制御信号に従い照明レベルを調節する、照明減衰器と、
    を更に含む、請求項2に記載の照明システム。
  5. 前記内部チャンバ内に配置されており、前記マイクロコントローラに結合されている色フィルタを更に含み、前記マイクロコントローラは、前記照明制御部から受信した信号に応じて照明色調節信号を生成し、前記照明色調節信号により、前記色フィルタが、前記照明源によって生成される光の色構成を調節する、請求項4に記載の照明システム。
  6. 前記照明路は、前記照明源から照明を受け取るために前記光ファイバーに接続された更なる光ファイバーを含む、請求項1に記載の照明システム。
  7. 前記内部チャンバ内に配置された無線送信機を更に含み、前記無線送信機は、前記照明制御部に結合されており、前記照明制御部から受信した信号を前記手術用コンソールに送信する、請求項1に記載の照明システム。
  8. 前記無線送信機は受動型無線識別(RFID)構成要素であり、前記照明制御部のうちの1つの作動により、前記RFID構成要素のアンテナの変化を生じさせる、請求項7に記載の照明システム。
  9. 前記照明制御部によって生成された信号が、前記照明サブシステム内に含まれたマイクロコントローラに伝送されるように、前記照明制御部は、前記照明制御部と前記照明サブシステムとの間に延びるワイヤによって前記手術用コンソールの照明サブシステムに結合されている、請求項1に記載の照明システム。
  10. 前記複数の照明制御部は、前記本体上に、ユーザ入力を受信するための複数の容量部分を含む、請求項1に記載の照明システム。
  11. 外科的処置中、体腔内に照明を与えるように構成された照明デバイスであって、
    ユーザの手で把持されるように構成された本体であって、外部表面及び内部表面を含み、前記内部表面は、内部チャンバを画定する、本体と、
    前記本体の遠位端から延びる長尺状管状部材であって、前記長尺状管状部材のルーメン内に照明路を有する、長尺状管状部材と、
    前記照明路に結合されており、前記内部チャンバ内に配置されている照明源と、
    前記本体の前記外部表面に配置された第1の照明制御部であって、ユーザが、調節可能な照明レベルを高強度状態と低強度状態との間で選択的に制御することを可能にする、第1の照明制御部と、
    を含む、照明デバイス。
  12. 前記内部チャンバ内に配置されており、前記本体の前記外部表面に配置された複数の照明制御部から信号を受信するための、マイクロコントローラを更に含み、前記照明制御部は、前記第1の照明制御部を含む、請求項11に記載の照明デバイス。
  13. 前記内部チャンバ内に配置されており、前記マイクロコントローラに結合されている照明減衰器を更に含み、前記マイクロコントローラは、前記本体の前記外部表面に配置された前記複数の照明制御部のうちの第2の照明制御部から受信した信号に基づき減衰器制御信号を生成し、前記照明減衰器は、前記減衰器制御信号に従い照明レベルを調節する、請求項12に記載の照明デバイス。
  14. 前記内部チャンバ内に配置されており、前記マイクロコントローラに結合されている色フィルタを更に含み、前記マイクロコントローラは、前記複数の照明制御部のうちの1つから受信した信号に応じて照明色調節信号を生成し、前記照明色調節信号により、前記色フィルタが前記照明路内の光の色構成を調節する、請求項12に記載の照明デバイス。
  15. 前記長尺状管状部材は、外部部材及び内部部材を含み、前記内部部材は振動子に接続されており、前記振動子は、前記内部部材を前記外部部材に対して振動させ、前記外部部材の遠位端に形成されたポートに受け入れられた材料を切断する、請求項11に記載の照明デバイス。
  16. 前記内部チャンバ内に配置された電源を更に含み、前記電源は、前記照明源と前記第1の照明制御部とに電力を供給する、請求項11に記載の照明デバイス。
  17. 前記第1の照明制御部は旋回制御部を含み、前記旋回制御部は軸線を有し且つ前記軸線に直交して動くことができ、前記旋回制御部が第1の信号タイプを生成し、変位が第2の信号タイプを生成する、請求項11に記載の照明デバイス。
  18. 前記内部チャンバ内に配置されているマイクロコントローラを更に含み、前記マイクロコントローラは、前記第1の照明制御部から第1の信号を受信し、手術用コンソールからプログラミング信号を受信し、前記プログラミング信号は、前記マイクロコントローラに、前記第1の信号を、前記照明レベルの代わりに照明色を制御すると解釈させる、請求項11に記載の照明デバイス。
  19. 眼科手術で使用される照明を調節する方法であって、
    ユーザから、眼の硝子体眼房内に伸展可能な長尺状管状部材を有する照明デバイスによって与えられる照明レベルを調節するための入力を受信するステップであって、前記長尺状管状部材は、前記長尺状管状部材内に延びる、前記硝子体眼房に照明を与えるための光ファイバーを含み、前記入力は、前記照明デバイスの外部表面に配置された照明制御部を介して受信される、入力を受信するステップと、
    手術用コンソールに電気信号を送信するステップであって、調節された照明が前記光ファイバーを通って前記眼の前記硝子体眼房に達するように、前記手術用コンソールが、前記コンソールの照明サブシステムによって与えられる照明を調節する、電気信号を送信するステップと、
    を含む、方法。
  20. 前記受信した入力が無線識別(RFID)信号の変化を生じさせ、前記手術用コンソールに前記電気信号を送信するステップは、前記手術用コンソールの通信モジュールによって受信した前記RFID信号の前記変化を検出し、前記変化を前記手術用コンソールの照明サブシステムに通信するステップを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記送信された電気信号を前記手術用コンソールにおいて受信するステップと、
    前記送信された電気信号を、第1の照明態様よりもむしろ第2の照明態様を制御するようにリマップする要求を受信するステップであって、前記第1の照明態様は照明レベルであり、前記第2の照明態様は照明色である、ステップと、
    前記送信された電気信号をリマップするステップと、
    を更に含む、請求項20に記載の方法。
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