JP2019501785A - 外骨格構造用のショルダーモジュール - Google Patents

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Abstract

本発明は、ユーザの腕に取り付けられたエルボーモジュール(4)をユーザの背部に取り付けられたバックモジュール(2)に接続するように設計された外骨格構造用のショルダーモジュール(3)であって、複数の接続部(34、36、38、310)と、ユーザの肩の外転または内転運動に対応するバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に、第1の回転軸(X1)にしたがって他方の接続部(34)に対して接続部のうちの一方の回転を可能にしながら接続部のうちの2つ(34、36)を接続する第1のピボット(35)と、を備え、接続部(34、36、38、310)が摺動路(383)によって互いに対して摺動するように取り付けられた2つの部分(381、382)を備えた1つの接続部(38)を含み、互いに対する部分(381、382)の摺動が、バックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中にバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の接続部(38)の短縮または伸長を可能にする、外骨格構造用のショルダーモジュールに関する。

Description

本発明は、ユーザに力支援を提供する外骨格構造用のショルダーモジュールに関する。
力支援を提供する外骨格は、人間の骨格の構造を複製し、人体の物理的能力の向上を可能にする機械的構造である。
その形状および構造がユーザによって達成されるべき作業に依存する、力支援を提供する異なる外骨格が存在する。
一般に、各外骨格は、まさに特定の1つの作業を達成するためにユーザを支援するように設計されている。
特に、ユーザの腕の動きにおいて、特に負荷を持ち上げて取り扱うためにユーザを支援するためにユーザの上半身に取り付けられるように設計された外骨格構造が存在する。
しかしながら、これらの構造は、一般に、肩の関節複合体の全ての動きに適応することを可能にしない。例えば、これらの構造は、肩の屈曲および伸展運動を可能にするが、肩の外転および内転運動を可能にすることはできない。
しかしながら、肩の関節複合体は、肩自体によって提供される3つの自由度と肩を支持する肩甲骨ベルトによって提供される3つの自由度とを含む、6つの自由度を有する複雑な二重関節である。
肩の動きをより良く再現できる他の構造も提案されている。しかしながら、これらの構造は、一般に、かなりのバルクを有するかまたは肩の動きロジックと一致せず、ユーザの移動性を妨げる。
本発明の1つの目的は、既存の技術と比較して小型で軽いが、ユーザの肩の関節複合体のより大きな運動の自由度を提供する外骨格構造用のショルダーモジュールを提案することである。
この目的は、ユーザの腕に取り付けられたエルボーモジュールをユーザの背部に取り付けられたバックモジュールに接続するように設計された外骨格構造用のショルダーモジュールであって、
複数の接続部と、
ユーザの肩の外転または内転運動に対応するバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転中に、第1の回転軸にしたがって他方の接続部に対して接続部のうちの一方の回転を可能にしながら接続部のうちの2つを接続する第1のピボットと、を備え、
接続部が第1の摺動路によって互いに対して摺動するように取り付けられた2つの部分を備えた第1の接続部を含み、互いに対する部分の摺動が、ユーザの肩の外転運動によって引き起こされるバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転中に接続部を短縮することを可能にし且つユーザの肩の内転運動によって引き起こされるバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転中に第1の接続部を伸長することを可能にし、第1の摺動路が、第1の接続部の伸長をもたらす互いに対する部分の分離に対抗する傾向がある弾性戻り要素を備える、ショルダーモジュールのおかげで、本発明の範囲内で達成される。
そのようなモジュールでは、第1の回転軸は、実際の肩の回転軸と必ずしも一致しない。実際に、接続部の伸長および短縮は、回転軸のオフセットを補償するように接続部の長さの変化を可能にする。
さらに、弾性戻り要素は、エルボーモジュールの重量を補償することによってユーザが肩の外転運動において支援されることを可能にする。
このようにして、接続部がユーザの身体の近くに配置されるショルダーモジュールを設計することが可能となり、特に小型モジュールの設計を可能にする。
モジュールはまた、以下の特徴を有する:
モジュールはまた、ユーザの肩の内側または外側回転に対応するバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転運動中に、第2の回転軸にしたがって他方の接続部に対する接続部のうちの一方の回転を可能にしながら2つの接続部を接続する第2のピボットを備え、
第1の回転軸が第2の回転軸と交差し、
モジュールはまた、ユーザの肩の屈曲または伸展運動に対応するバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転中に、第3の回転軸にしたがって他方の接続部に対する接続部のうちの一方の回転を可能にしながら2つの接続部を接続する第3のピボットを備え、第3の回転軸が第2の回転軸と交差し、
第3の回転軸が第2の回転軸と交差し、
接続部は、ショルダーモジュールをエルボーモジュールのエルボージョイントに接続可能な第2の接続部を含み、第2の接続部は、第2の摺動路によって互いに対して摺動するように取り付けられた2つの部分を備え、互いに対する部分の摺動は、ユーザの肘の屈曲または伸展運動に対応するバックモジュールに対するエルボーモジュールの回転中に、第2の接続部の短縮または伸長を可能にし、
第2の摺動路は、第2の接続部の伸長をもたらす互いに対する部分の分離に対抗する傾向がある弾性戻り要素を備え、
モジュールはまた、バックモジュールを第1のピボットに接続し、4つのバーを備える4バー機構と、変形可能な平行四辺形を形成しながらバーを互いに接続する4つのジョイントとを備え、
4バー機構は、平行四辺形の対角線に沿って延び且つ2つの対向するジョイントを互いに接続する弾性部材を備え、
モジュールは、
4バー機構のうちのバーの1つをバックモジュールの一部に接続する第4のピボットと、4バー機構の平行バーを接続部のうちの一方に接続する第5のピボットとを備える。
本発明はまた、
ユーザの背部に取り付け可能なバックモジュールと、
ユーザの腕に取り付け可能なエルボーモジュールと、
前に定義されたショルダーモジュールとを備える外骨格構造にも関する。
他の特徴および利点はまた、以下の説明によっても明らかになるであろうが、これは単なる例示であって限定するものではなく、添付図面を参照して読まれる必要がある。
本発明の可能な実施形態にしたがう外骨格構造を備えたユーザを正面図で概略的に示している。 本発明の第1の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを概略的に背面図で示している。 本発明の第1の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを概略的に側面図で示している。 本発明の第2の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを背面図で概略的に示している。 本発明の第2の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを側面図で概略的に示している。 本発明の第3の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを背面図で概略的に示している。 本発明の第3の可能な構成にしたがう外骨格構造を備えたユーザを側面図で概略的に示している。 ヒップモジュールをベースモジュールに接続するヒップジョイントを概略的に示している。 ヒップモジュールをベースモジュールに接続するヒップジョイントを概略的に示している。 ヒップモジュールをベースモジュールに取り付けるための取り付け装置を概略的に示している。 ロック解除構成における取り付け装置を概略的に示している。 ロック構成における取り付け装置を概略的に示している。 外骨格構造の下部モジュールを概略的に示している。 ユーザの歩行の異なる段階の間におけるフットモジュールを備えた靴を概略的に示している。 ユーザの歩行の異なる段階の間におけるフットモジュールを備えた靴を概略的に示している。 ユーザの歩行の異なる段階の間におけるフットモジュールを備えた靴を概略的に示している。 ユーザの歩行の異なる段階の間におけるフットモジュールを備えた靴を概略的に示している。 ユーザの歩行の異なる段階の間におけるフットモジュールを備えた靴を概略的に示している。 外骨格構造の上部モジュールを拡大図で概略的に示している。 バックモジュールの一部を形成する脊柱セグメントを概略的に示している。 脊柱セグメントの椎骨要素を概略的に示している。 ショルダーモジュールを概略的に示している。 ショルダーモジュールを概略的に示している。 ショルダーモジュールを概略的に示している。 ショルダーモジュールをエルボーモジュールに取り付けるための取り付け装置を概略的に示している。 バックパック支持モジュールを概略的に示している。 バックパック支持モジュールを概略的に示している。 バックパック支持モジュールを各ヒップモジュールに取り付けるための取り付け装置を概略的に示している。
モジュール式構造
図1から図7において、示される外骨格構造は、ベースモジュール1と、バックモジュール2と、2つのショルダーモジュール3と、2つのエルボーモジュール4と、2つのヒップモジュール5と、2つのニーモジュール6と、2つのフットモジュール7と、バックパック支持モジュール14とを備える。
これらの図に示された外骨格構造は、異なる用途に適応された異なる外骨格を得るために異なる構造で使用されることができる。
図1から図3に示される第1の構成では、外骨格は、ベースモジュール1、バックモジュール2、2つのショルダーモジュール3、2つのエルボーモジュール4、2つのヒップモジュール5、2つのニーモジュール6および2つのフットモジュール7を組み立てることによって形成される。
図4および図5に示される第2の構成では、外骨格は、ベースモジュール1、バックモジュール2、2つのショルダーモジュール3および2つのエルボーモジュール4のみを組み立てることによって形成される。
図6および図7に示される第3の構成では、外骨格は、ベースモジュール1、2つのヒップモジュール5、2つのニーモジュール6、2つのフットモジュール7およびバックパック支持モジュール14のみを組み立てることによって形成される。
これらの図に示された構成の3つの例は、モジュール式外骨格構造の3つの異なるアセンブリに基づいて得られる。しかしながら、他の構成ももちろん実施可能であろう。これらの異なる構成では、外骨格は、ともに組み立てられる1つ以上のモジュールから形成される。
図1から図3に示すように、ベースモジュール1は、ユーザの下胴を取り囲むことができる腰部ベルト11を備える。腰部ベルト11は、ユーザの腰部の周りに配置され、ユーザの臀部に支持される。ベースモジュール1はまた、構造の異なるアクチュエータに電気エネルギが供給されることを可能にする第1のバッテリ12と、異なるアクチュエータを制御するようにプログラムされた制御ユニット13とを備える。腰部ベルト11には、第1のバッテリ12および制御ユニット13が取り付けられている。
バックモジュール2は、ユーザの後部に沿ってベースモジュール1の上方のユーザの上半身に取り付けられるように構成されている。
エルボーモジュール4は、ユーザの腕、右腕および左腕にそれぞれ取り付けられるように構成されている。
各ショルダーモジュール5は、バックモジュール2を各エルボーモジュール4に接続するように構成されている。
バックモジュール2、ショルダーモジュール3およびエルボーモジュール4は、例えば上半身とともに反復作業を行うときに上半身によって生成する全ての力によってユーザを支援する機能を有する上部モジュールのアセンブリを形成する。
ヒップモジュール5は、ユーザの大腿部、ユーザの右大腿部および左大腿部にそれぞれ取り付けられるように構成されている。
ニーモジュール6は、ユーザの脹脛、ユーザの右脚の脹脛およびユーザの左脚の脹脛にそれぞれ取り付けられるように構成されている。
フットモジュール7は、ユーザの足、右足および左足にそれぞれ取り付けられるように構成されている。
ヒップモジュール5、ニーモジュール6およびフットモジュール7は、特に歩行時または荷物の運搬時もしくは移動時に下半身によって生成する力においてユーザを支援する機能を有する下部モジュールのアセンブリを形成する。
ヒップモジュール5は、互いに対称であることに留意されたい。したがって、ヒップモジュール5は、同一または類似の部分を備える。
同様に、ニーモジュール6は、互いに対称であり、同一または類似の部分を備える。
フットモジュール7、ショルダーモジュール3およびエルボーモジュール4についても同様である。
ヒップモジュール
図1から図3に示すように、各ヒップモジュール5は、ユーザの大腿部に取り付け可能な大腿部51と、ヒップジョイント52とを備える。
大腿部51は、ユーザの大腿部に沿って延びるように設計された大腿セグメント511と、大腿セグメント511を大腿部に取り付けるためにユーザの大腿部を取り囲むことができる取り付けストラップ512とを備える。
各ヒップモジュール5は、各ヒップジョイント52を介してベースモジュール1に接続される。より正確には、ヒップジョイント52は、ヒップモジュール5の大腿部51がベースモジュール1のベルト11に接続されることを可能にする。
ヒップジョイント
図8Aおよび図8Bに示すように、ヒップジョイント52は、ユーザのヒップの屈曲または伸展運動中にユーザを支援することを可能にするヒップアクチュエータ521を備える。アクチュエータ521は、ステータ522と、ヒップの屈曲または伸展運動中にベースモジュール1に対してヒップモジュール5を回転駆動するようにステータ522に電気エネルギが供給されたときにステータ522に対して回転駆動可能なロータ523と、を備える。
ヒップジョイント52はまた、ユーザが着座位置または蹲踞位置から起立したときにロータ523を支援する弾性戻り力を及ぼすように構成された弾性戻り要素524を備える。弾性戻り要素524は、ステータ522とロータ523との間に設けられたガイド溝525内でステータ522とロータ523との間に配置された予荷重バネを備えることができる。
より正確には、弾性戻り要素524は、以下のように配置される:
ユーザが歩行または走行するときに(図8A)ロータ523が位置する角度範囲に対応する、ステータ522に対するロータ523の運動の第1の角度範囲αにおいて、弾性戻り要素524がロータ523にいかなる戻り力も及ぼさない、および
ユーザが着座しているときまたは蹲踞しているときに(図8B)ロータ523が位置する角度範囲に対応する、ステータ522に対するロータ523の運動の第2の角度範囲αにおいて、弾性戻り要素524は、ロータ523に戻り力を及ぼす。
この目的のために、ヒップジョイント52は、ロータ523に固定して取り付けられたタペット526を備え、タペット526は、ロータ523が第2の角度範囲αに位置するときにのみ弾性要素525に圧縮負荷をかけることができる。
この第2の範囲では、弾性要素524によって及ぼされる戻り力は、第1の回転方向(矢印A)においてステータ522に対するロータ523の回転に対抗し、第1の回転方向とは反対の第2の回転方向(矢印B)においてステータ522に対するロータ523の回転を支援する傾向がある。
第1の回転方向(矢印A)は、ユーザが上半身に対して大腿部を曲げたとき(ユーザが着座しているときまたは蹲踞しているとき)にステータ522に対するロータ523の回転方向である。
第2の回転方向(矢印B)は、ユーザが上半身に対して大腿部を伸ばすとき(ユーザが座ったまたは蹲踞した後に起立したとき)にステータ522に対するロータ523の方向である。
換言すれば、ロータ523が第2の角度範囲αに位置するとき、弾性戻り要素524は、ヒップの屈曲運動中にベースモジュール1に対してヒップモジュール5の回転に対抗し且つヒップの伸展運動中にベースモジュール1に対するヒップモジュール5の回転を支援する傾向がある戻り力をロータ523に及ぼす。
第1の角度範囲αは、例えばユーザの正面PFに対して+60度から−15度の間からなるヒップの屈曲または伸展運動に対応する。
第2の角度範囲αは、ユーザの正面PFに対して+90度よりも大きいヒップの屈曲または伸展運動に対応する。
したがって、アクチュエータのロータの第1の角度範囲αにおいて、ユーザは、アクチュエータ521を介した能動的支援からの利益を得て、アクチュエータのロータの第2の角度範囲αにおいて、ユーザは、完全にまたは補足として弾性戻り要素524を介した受動的支援からの利益を得る。
このようにして、アクチュエータ521によって伝達される動力は、第2の角度範囲内で制限される。
弾性要素524は、バネが予荷重された状態に維持されることを可能にするように当接に対して支持されることができる。ステータに対する当接の位置は、上述で定義された角度範囲を変更できるように例えばネジによって調整可能である。
ヒップモジュールをベースモジュールに取り付けるための装置
外骨格構造はまた、ヒップモジュール5がベースモジュール1に取り付けられることを可能にする取り付け装置8を備える。
図9、図10Aおよび図10Bは、取り付け装置8を概略的に示している。これらの図に示されている実施形態では、取り付け装置8は、いわゆる「差し込み型」取り付け装置である。取り付け装置8は、ヒップモジュール5がベースモジュール1から取り外されたロック解除構成(図10Aに示される)からヒップモジュール5がベースモジュール1に取り付けられたロック構成(図10Bに示される)へと移ることができる。
取り付け装置8は、ベースモジュール1に固定して取り付けられる第1の部分81と、ヒップモジュール5に固定して取り付けられる第2の部分82とを備える。より正確には、第1の部分81は、ベルト11に取り付けられている。第2の部分82は、アクチュエータ521のステータ522に取り付けられている。
第2の部分82は、ベースモジュール1に対するヒップモジュール5の可逆的取り付けを可能にするように第1の部分81にスナップ留めされることができる。
第1の部分81は、挿入開口812を有し且つ回転円筒形の内部案内面813を有する本体811を備える。本体811は、挿入開口812を画定する円形形状を有する自由端縁814を有する。第1の部分81は、直径方向に反対の位置で本体812に形成された2つのスロット815を備える。各スロット815は、第1の部分81の自由端縁814から延び、端部816を有する。さらに、各スロット815は、U(またはヘアピン)形状を有し、2つの直線部817、819および湾曲部818を備える。第1の直線部817は、内部案内面813の軸Xに平行な方向にスロット815の入口から湾曲部818までの自由端縁から延びている。湾曲部818は、第1の直線部817から第2の直線部819まで延びており、湾曲部を形成している。第2の直線部819は、湾曲部から端部816まで延びている。したがって、この部分は、第1の部分81の本体811内のボス831を画定する。
第2の部分82は、回転円筒形を有する外部案内面823を有する本体821を備える。第2の部分82は、開口812を介して第1の部分81に挿入されることができる。第1の部分81への第2の部分82の挿入は、互いに接触している円筒面813および823によって案内される。第2の部分82は、直径方向に反対の位置に配置され、外面823から突出している2つのラジアルピン825を備える。ラジアルピン825は、第2の部分82が第1の部分81に挿入されたときに第1の部分81のスロット815内に係合されることができる。
第1の部分81は、挿入方向に対応する、軸Xに平行な第1の方向(矢印C)において第2の部分82に挿入されることができる。
取り付け装置8はまた、第2の部分82に第1の方向と反対の第2の方向(矢印D)に負荷をかけることができるバネの形態の弾性戻り要素83を備える。したがって、弾性要素83は、第1の部分81への第2の部分82の挿入に対抗する傾向がある。
ロック解除位置(図10A)では、第2の部分82は、第1の部分81から係合解除される。
ロック構成(図10B)では、第2の部分82は、第1の部分81に係合される。
取り付け装置8のロックは、挿入開口812を介して第2の部分82を第1の部分81に挿入することによって達成される。この挿入中、各ピン825は、各スロット815内に導入される。
そして、第2の部分82は、各ピン825をそれが受けられるスロット815内で摺動させるように第1の部分81に対して移動される。スロット815の形状が原因で、スロット815の入口からスロット815の端部816までのピン825の摺動は、第1の部分81に対する第2の部分82の軸Xに平行な並進移動と軸Xを中心とする回転とを組み合わせた運動を必要とする。第2の部分82は、弾性要素83によって及ぼされる戻り力に逆らって第1の方向(挿入方向)において第1の部分81に対して最初に並進される。そして、第2の部分82は、第1の方向とは反対の第2の方向に並進されるとともに、第1の部分81に対して軸Xを中心として回転する。
ピン825がスロット815の端部816に配置されると、第2の部分82は、ボス831によって第1の部分81に対する回転が阻止される。さらに、弾性要素83は、第2の部分82に第2の方向に負荷をかけ、これは、スロット815の端部816に当接するピン825を保持する効果を有する。弾性要素83およびボス831は、スロット815内のピン825を阻止し、スロット825からのピン815の係合解除を防止する。
このようにして、第2の部分82は、第1の部分81にスナップ留めされて保持される。
第2の部分82のアンスナップは、逆の動作を行うことによって、すなわち、各ピン815をスロット815の端部816からスロット815の入口まで逆方向経路に沿って摺動させることによって得られる。スロット815の端部816からスロット815の入口までのピオン815の摺動は、同様に、第1の部分81に対する第2の部分82の並進および回転運動の組み合わせを必要とする。第2の部分82は、第1の部分81に対して逆回転しながら弾性要素83によって及ぼされる戻り力に逆らって第1の方向(挿入方向)において第1の部分81に対して最初に並進される。そして、第2の部分82は、第1の部分81に対して第2の方向に並進される。
さらに、第1の部分81および第2の部分82は、それぞれ、第2の部分82が第1の部分81におけるロック構成にあるときに、第1のバッテリ12およびベースモジュール1の制御ユニット13をアクチュエータに電気的に接続可能な電気接点を備える。
ニーモジュール
図3に示すように、各ニーモジュール6は、接続バー61と、ニージョイント62と、ユーザの脹脛に取り付け可能な脛骨部63とを備える。
接続バー61は、ニーモジュール6をヒップモジュール5に取り付けるとともにヒップジョイント52とニージョイント62との間の距離を調整することができるように、ヒップモジュール5の大腿セグメント511内を摺動可能である。位置決めネジは、接続バー61を大腿セグメント511に対して固定することを可能にする。
脛骨部63は、ユーザの脹脛に沿って延びるように設計された脛骨セグメント631と、ユーザのシャフトを包囲してセグメント631を脹脛に取り付け可能な取り付けストラップ632とを備える。
ニーモジュール6がヒップモジュール5に取り付けられると、脛骨部51は、ニージョイント62を介して大腿部51に接続される。ニージョイント62は、(ユーザの膝の屈曲または伸展に対応する)ユーザの矢状平面に平行な平面内で大腿部51に対する脛骨部63の回転を可能にする。
ニージョイント62は、膝の屈曲または伸展運動中にユーザに対する支援を可能にするアクチュエータを備えることができる。
ニージョイント62のアクチュエータは、図8Aおよび図8Bに示されるヒップジョイントのアクチュエータ521と同一とすることができる。特に、アクチュエータは、ステータと、膝の屈曲または伸展運動中にヒップモジュールに対してニーモジュールを回転駆動するようにステータに対して回転駆動可能なロータと、ユーザが座ったまたは蹲踞位置から起立したときにアクチュエータを支援する弾性戻り力を及ぼすように構成された弾性戻り要素と、を備えることができる。弾性戻り要素は、ステータとロータとの間に設けられた案内溝内でステータとロータとの間に配置された予荷重バネを備えることができる。
しかしながら、ニージョイントアクチュエータの場合、角度範囲が異なる。第1の角度範囲αは、例えばユーザの正面PFに対して+15度から−60度の間からなる膝の屈曲または伸展運動に対応する。第2の角度範囲αは、ユーザの正面PFに対して−60度未満の膝の屈曲または伸展運動に対応する。
角度範囲の調整は、ステータに対してバネが適用される当接部の位置を変更することによって得られることができる。
フットモジュール
図3に示すように、フットモジュール7は、ニーモジュール6に取り付けられている。
フットモジュール7は、接続バー71と、アンクルジョイント72と、ユーザの足に取り付け可能なフット部73とを備える。
接続バー71は、ニーモジュール6にフットモジュール7を取り付けるとともにニージョイント62とアンクルジョイント72との間の距離を調整することができるように、ニーモジュール6の脛骨セグメント631内を摺動可能である。位置決めネジは、接続バー71を脛骨セグメント631に対して固定することを可能にする。
図11に示すように、フット部73は、第1のセグメント731と、第1の支持プレート732と、第2のセグメント733と、第3のセグメント734と、第2の支持プレート735とを備える。
アンクルジョイント72は、ユーザの足首の屈曲または伸展運動中、回内または回外運動中、および外転または内転運動中にニーモジュール6に対するフットモジュール7の回転を可能にする。
アンクルジョイント72は、第1のフレーム721と、脹脛に対するユーザの足の回転運動中に第1のフレーム721に対して回転可能な第2のフレーム722と、フレーム721および722の間に配置された弾性要素723とを備える。
第1のフレーム721は、フットモジュール7の接続バー71に固定して取り付けられ、第2のフレーム722は、フット部73の第1のセグメント731に固定して取り付けられる。
弾性要素723は、第1のフレーム721と第2のフレーム722との間に予め圧縮されたエラストマー材料から形成されたリングを備える。弾性要素723は、第1のフレーム721に対して第2のフレーム722の相対回転に対抗する傾向がある戻し力を及ぼすことができる。
第1のセグメント731は、アンクルジョイント72を第1の支持プレート732に接続する。より正確には、第1のセグメント731は、第2のフレーム722に取り付けられた第1の端部と、第1の支持プレート732に取り付けられた第2の端部とを有する。
第2のセグメント733および第3のセグメント734は、第1の支持プレート732を第2の支持プレート735に角度を付けながら接続する。
第2の支持プレート735は、地面に接触するように設計されたその下面に、例えば溝付きゴムから構成された滑り止めコーティングを有することができる。
図12Aから図12Dにおいて、フットモジュール7は、例えば「レンジャー」または「戦闘ブーツ」タイプのブーツ9とともに使用される。ブーツ9は、最大40キログラムまで達することができるブーツ9の頂部に加えられる負荷を支持するように設計されている。ブーツ9はまた、足の前部を保護するシェルおよび/または金属製の補強要素を備えることができる。
図12Aに示すように、第1の支持プレート732は、ユーザのブーツ9の頂部を支持するように設計されている。
第2の支持プレート735は、ユーザが地面に立っているときに地面Sに支持されるように設計されている。第2の支持プレート735は、ヒール93と前足部94との間のソールに形成された凹部92において、ユーザのブーツ9のソール91の下方に配置されるように配置される。
第1のセグメント731および第2のセグメント733は、V字形のバネを形成する。バネは、ブーツ9のソール91が地面に接触している(セグメント731および733が互いに近付く)ときに圧縮可能であり、ブーツ9のソール91が地面Sに接触していない(セグメント731および733が互いに離れるように移動する)ときに伸張する。
第2のセグメント733および第3のセグメント734は、アンクルジョイント72の下方に位置する角度で互いに接続されている。より正確には、ユーザが起立位置にあるとき、アンクルジョイント72の回転中心を通る垂直軸Vは、2つのセグメント733および734と交差する。アンクルジョイント72に対するセグメント733および734のこの位置は、フット部73の下方変形の形成を可能にし、したがって、フット部73がブーツ9の前方を押し且つブーツの前を上昇させない傾向があるのを確実にする。
図12Aから図12Eは、ユーザの歩行サイクルの異なる段階を示している。
図12Aでは、ブーツ9のソール91が地面Sに接触している。この段階中に、第2の支持プレート735は、地面Sに接触している。セグメント731および733によって形成されたバネは、フットモジュール7にかかる重量が第2の支持プレート735を介して地面Sに伝達されるように圧縮される。
図12Bでは、ブーツ9のヒール93が地面Sから離脱する。この段階中に、セグメント731および733によって形成されたバネは伸張する。伸張すると、バネは、ユーザが足を持ち上げるのを支援する上向きの戻り力Fをフットモジュール7に及ぼす。
図12Cでは、ブーツ9のソール91の前部94のみが地面Sに接触している。セグメント731および733によって形成されるバネは伸張されている。そして、フットモジュール7に及ぼされる重量は、第1の支持プレート732を介してブーツ9に伝達される。ブーツ9が地面に接触している限り、重量は、ブーツ9を介して地面に伝達される。
図12Dでは、足が地面Sから持ち上げられると、重量は、主に外骨格構造の他方のフットモジュール7に及ぼされる。
図12Eでは、ユーザは、同様にヒール93を地面Sに配置する。この段階中に、第2の支持プレート735は、同様に地面Sに接触し、これは、セグメント731および733によって形成されたバネを圧縮する効果を有する。セグメント731および733によって形成されたバネは、フットモジュールに及ぼされる重量が第2の支持プレート735を介して地面Sに伝達されるまで圧縮される。
フットモジュール7は、外骨格に及ぼされる負荷を地面Sに伝達することを可能にする:歩行時、第2の支持プレート735を介して、そして第1の支持プレート732およびユーザのブーツ9を介して負荷が地面に伝達される。
フットモジュール7は、ブーツの変更を必要とせず、軍によって現在使用中のブーツに適合させることを可能にする。フットモジュール7は、標準的なブーツによって使用されることができ、ブーツの変更または適合を必要としない。
フットモジュール7はまた、歩行段階中を含めて、ユーザによって運ばれる負荷が地面に伝達されることを可能にし、これは任意の種類の地形に対して可能である。
バックモジュール
図13は、バックモジュール2を拡大図で概略的に示している。
バックモジュール2は、脊柱セグメント21、背もたれ22および背もたれ22がユーザの背中に取り付けられることを可能にするストラップ23を備える。
脊柱セグメント21は、バックモジュール2がユーザの背部に取り付けられたときユーザの脊柱に沿って延びる。より正確には、脊柱セグメント21は、ベースモジュール1のベルト11と背もたれ22との間に延びている。
背もたれ22は、筐体221と、筐体221内に収納された第2のバッテリ222とを備える。
各ショルダーモジュール3は、バックモジュール2に接続されることができる。
外骨格構造はまた、バックモジュール2がベースモジュール1に取り付けられることを可能にする取り付け装置24を備える。
取り付け装置24は、ベースモジュール1に固定して取り付けられた第3の部分241と、バックモジュール2に固定して取り付けられた第4の部分242とを備える。より正確には、第3の部分241は、ベルト11に取り付けられている。第4の部分242は、脊柱セグメント21の下端に取り付けられている。
第4の部分242は、バックモジュール2をベースモジュール1に取り付けるために例えばネジを用いて第3の部分241に取り付けられることができる。
さらに、第3の部分241および第4の部分242は、第4の部分242が第3の部分241に取り付けられるとき、ソケットに差し込まれてバックモジュール2の第2のバッテリ222をベースモジュール1の制御ユニット13に電気的に接続可能なソケットおよびプラグを備える。
脊柱セグメント
図14は、より正確に脊柱セグメント21を示している。脊柱セグメント21は、互いの上に積み重ねられた複数の椎骨要素211を備える。
椎骨要素211の数は、ユーザのサイズに応じて調整されることができ、これは、ユーザの形態に応じて外骨格構造を容易に適合させることができる。
代替的にまたは補足として、背もたれ22は、バックモジュール2の調整を可能にするように脊柱セグメント21に沿って摺動して取り付けられることができる。
椎骨要素211は、例えば炭素繊維によって充填されたエポキシポリマーに基づく複合材料などの硬質で軽い材料から形成されることができる。
脊柱セグメント21はまた、椎骨要素211が互いに接続されることを可能にする1つ以上の可撓性接続要素212を備える。
図14に示す例では、各可撓性接続要素212は、椎骨要素211のそれぞれを通過してスタックの内側に延在する。しかしながら、変形例として、脊柱セグメント21は、椎骨要素211をカプセル化する可撓性管状シースの形態の可撓性接続要素を備えることができる。
図14に示す例では、各可撓性接続要素212は、ケーブルまたは弾性コードなどの細長い要素である。
各可撓性接続要素212は、背もたれ22の筐体221に接続された第1の端部と、第4の取り付け部242に接続された第2の端部とを有する。
各可撓性接続要素212は、椎骨要素211に長手方向の圧縮力を及ぼすように椎骨要素211の内部に張力をかけて保持される。圧縮力は、椎骨要素211を互いに押しつぶして保持する効果を有する。
このようにして、脊柱セグメント21は、安定平衡位置を有する。
しかしながら、その弾性のために、可撓性接続要素211は、ユーザの背中の運動(背中の屈曲および/または半径方向回転運動および/または横方向傾斜)中に脊柱セグメント21の変形を可能にするとともに、脊柱セグメント21をその安定平衡位置に戻す傾向がある戻り力を椎骨要素211に及ぼす。
図15に示すように、各椎骨要素211は、脊柱セグメント21がユーザの脊柱に沿って延びてユーザが起立しているとき、脊柱の下部に向けけられた凹面を有する弧状を有する本体213を備える。
各椎骨要素211は、凹部214および突起215を有し、各突起215は、スタックの真上または真下に位置する別の椎骨要素211の凹部214に受けられることができる。
このように、突起215を凹部214内に嵌め込むことによって次の椎骨要素に接続される場合の、各椎骨要素211。凹部214および突起215は、次のものに対する椎骨要素211の横方向傾斜運動を可能にするような形状を有する。したがって、凹部214および突起215は、2つの椎骨要素211の間の接続を形成し、ユーザの体幹の横方向傾斜を可能にする。
さらに、各椎骨要素211は、可撓性接続要素212の通過のためおよび電気伝送ケーブル224の通過のために本体213の内部に設けられたチャネル221および223を有する。
バックモジュール2はまた、第2のバッテリ222およびバックモジュール2のアクチュエータまたはセンサをベースモジュール1の制御ユニット13に接続するために、各椎骨要素211を介して脊柱セグメント21の内部に延びる1つ以上の電気伝送またはデータ伝送ケーブル224を備える。
電気伝送ケーブル224は、ケーブルが損傷する危険性なく脊柱21の変形を可能にするように脊柱セグメント21の長さよりも長い長さを有することに留意すべきである。
脊柱セグメント21は、ユーザの脊柱のある程度の自由な運動を可能にしながら、バックモジュール2に及ぼされる垂直負荷を伝達することを可能にする。
エルボーモジュール
図1から図5および図13に示すように、各エルボーモジュール4は、ユーザの腕に取り付け可能な上腕骨部41と、エルボージョイント42と、ユーザの前腕に取り付け可能なラジアル部43とを備える。
上腕骨部41は、ユーザの腕に沿って伸びることができる上腕骨セグメント411と、上腕骨セグメント411を腕に取り付けるためにユーザの腕を取り囲むことができる取り付けストラップ412とを備える。
ラジアル部43は、ユーザの前腕に沿って延びることができるラジアルセグメント431と、ラジアルセグメント431を前腕に取り付けるためにユーザの前腕を取り囲むことができる取り付けストラップ432とを備える。
ラジアル部43は、エルボージョイント42を介して上腕骨部41に接続されている。エルボージョイント42は、ユーザの肘の屈曲または伸展運動に対応する上腕骨部41に対するラジアル部43の回転を可能にする。エルボージョイント42はまた、肘の屈曲または伸長運動中にユーザを支援するためのエルボーアクチュエータを備えることもできる。
ショルダーモジュール
図16から図18は、ショルダーモジュール3を概略的に示している。
各ショルダーモジュール3は、エルボーモジュール4をバックモジュール2に接続することができる。
ショルダーモジュール3は、3つの自由度にしたがったバックモジュール2に対するエルボーモジュール4の運動を可能にする。すなわち、以下のとおりである:
肩の外転または内転軸に平行な第1の軸の周りのエルボーモジュール4の回転、
肩の外側または内側回転軸に平行な第2の軸の周りのエルボーモジュールの回転、
肩の屈曲または伸展軸に平行な第3の軸の周りのエルボーモジュールの回転。
ショルダーモジュール3は、第1のピボット31と、4バー機構32と、第2のピボット33と、第1の接続部34と、第3のピボット35と、第2の接続部36と、第4のピボット37と、第3の接続部38と、第5のピボット39と、第3の接続部310とを備える。
4バー機構32は、第1のバー321と、第2のバー322と、第2のバー322を第1のバー321に接続する第1のジョイント325と、第3のバー323と、第3のバー323を第2のバー322に接続する第2のジョイント326と、第4のバー324と、第4のバー324を第3のバー323に接続する第3のジョイント327と、第4のバー324を第1のバー321に接続する第4のジョイント328とを備える。
4つのバー321から324は、ユーザの冠状平面に平行な平面内で変形可能な平行四辺形を形成するように4つのジョイント325から328によって互いに接続されている。4バー機構32はまた、4つのバー321から324において、ショルダーモジュール3に及ぼされる重力によって平行四辺形の変形に対抗する傾向がある戻り力を形成するように、平行四辺形の対角線に沿って延び且つ第1のジョイント325を第3のジョイント327に接続する弾性要素329を備える。弾性戻り要素329は、一方の端部が第1のジョイント325に接続され且つ他方の端部が第3のジョイント327に接続された引っ張りバネである。
第1のバー321は、略垂直軸の周りにおいて、第1のピボット接続部31によって背もたれ22の筐体221に対して回転可能に取り付けられている。
同様に、第3のバー323は、略垂直軸の周りにおいて、第2のピボット33によって、第1の接続部34に対して回転可能に取り付けられている。
第2の接続部36は、第3のピボット35によって第1の接続部34に対して回転可能に取り付けられている。第3のピボット35は、アクチュエータを備える。
アクチュエータは、ステータと、第1の回転軸を中心としてステータに対して回転駆動可能なロータと、を備え、第1の回転軸は、第2のピボット33の軸に垂直である。アクチュエータは、肩の外転または内転運動中にユーザを支援することを可能にする。このために、第1の回転軸Xは、肩の外転または内転軸に平行である。
第3の接続部38は、第4のピボット37によって第2の接続部36に接続されている。第4のピボット37は、ユーザの腕の外側または内側回転運動に対応する第2の回転軸Xを中心とした第2の接続部36に対する第3の接続部38の回転を可能にする。
第4の接続部310は、第5のピボット39によって第3の接続部に対して回転可能に取り付けられている。第5のピボット39は、第3の回転軸Xを中心とした第3の接続部38に対する第4の接続部310の回転を可能にする。第5のピボット39は、アクチュエータを備える。
アクチュエータは、ステータと、第3の回転軸Xを中心としてステータに対して回転駆動可能なロータと、を備え、第3の回転軸Xは、第4のピボット37の軸に垂直である。 アクチュエータは、肩の屈曲または伸展運動中にユーザを支援することを可能にする。この目的のために、第3の回転軸Xは、肩の屈曲および伸長の軸に平行である。
第3のピボット35の第1の回転軸Xは、それに垂直な第4のピボット37の第2の回転軸Xと交差する。同様に、第5のピボット39の第3の回転軸Xは、それに垂直な第4のピボット37の第2の回転軸Xと交差する。しかしながら、第1の回転軸Xおよび第3の回転軸Xは、別個の点で第2の回転軸Xと交差する。
ユーザの腕が静止しているとき(すなわち、腕が起立位置においてユーザの身体に沿って伸びているとき)、第4のピボット37の第2の回転軸Xは、第2のピボット33の回転軸に平行である。さらに、第3の回転軸Xは、第3のピボット35の第1の回転軸Xおよび第4のピボット37の第2の回転軸Xに垂直である。
図17に示すように、第3の接続部38は、第1の摺動路383によって互いに摺動するように取り付けられた2つの部分381および382を備える。部分381および382を互いに摺動させることは、ユーザの肩の外転または内転運動中の第3の接続部38の短縮または伸長を可能にする。第1の摺動路383は、部分381および382の互いに対する分離に対抗し、したがって第3の接続部38の長さを伸長する傾向がある第1の弾性戻り要素384を備える。したがって、第1の弾性戻り要素384は、引っ張りバネである。
図18に示すように、第4の接続部310は、第2の摺動路3103によって一方が他方に対して摺動するように取り付けられた2つの部分3101および3102を備える。互いに部分3101および3102を摺動させることは、腕に対するユーザの前腕の回転が肘の屈曲または伸展を引き起こす間に第4の接続部310の短縮および伸長を可能にする。第2の摺動路3103は、部分3101および3102の互いに対する分離、したがって第4の接続部310の伸長に対抗する傾向がある第2の弾性戻り要素3104を備える。第2の弾性戻り要素3104は、引っ張りバネである。
ショルダーモジュール3の回転軸X、XおよびXがユーザの肩の関節複合体の回転の実際の軸と一致しないため、2つの摺動路383および3103は、第3の接続部38の長さおよび第4の接続部310の長さが回転軸のオフセットを補償するように変化することを可能にする。
第4の接続部310は、取り付け装置10によってエルボーモジュールのエルボージョイント42に接続されている。
ショルダーモジュールをエルボーモジュールに取り付けるための装置
外骨格構造は、各取り付け装置10がエルボーモジュール4に対するショルダーモジュール3の取り付けを可能にする2つの取り付け装置10を備える。
図19は、取り付け装置10を概略的に示している。この図に示す実施形態では、取り付け装置10は、図9、図10Aおよび図10Bに示されるベースモジュール1にヒップモジュール5を取り付けるための装置8と同様の、いわゆる「差し込み型」取り付け装置である。
取り付け装置10は、ショルダーモジュール3がエルボーモジュール4から取り外されたロック解除構成からショルダーモジュール3がエルボーモジュール4に取り付けられたロック構成へと移ることができる。
取り付け装置10は、エルボーモジュール4に固定して取り付けられた第1の部分101と、ショルダーモジュール3に回転可能に取り付けられた第2の部分102とを備える。
より正確には、第1の部分101は、エルボージョイント42のアクチュエータのステータに取り付けられる。第2の部分102は、第1の部分101への第2の部分102の挿入方向に平行な軸Xを中心としてショルダーモジュール3の第4の接続部310に回転可能に取り付けられる。
第2の部分102は、エルボーモジュール4に対するショルダーモジュール3の可逆的な取り付けを可能にするように第1の部分101にスナップ留めされることができる。
第1の部分101および第2の部分102は、ヒップモジュール5をベースモジュール1に取り付けるための装置8の第1の部分81および第2の部分82と同一である。取り付け装置10はまた、第1の部分101への第1の部分102の挿入方向とは反対の方向に第2の部分102に負荷をかけることができるバネの形態の弾性戻り要素103を備える。
さらに、第1の部分101および第2の部分102は、それぞれ、第2の部分102が第1の部分101においてロック構成にあるときに、第1のバッテリ12およびベースモジュール1の制御ユニット13をエルボージョイント42のアクチュエータに電気的に接続可能な電気接点を備える。
バックパック支持モジュール
図20および図21に示すように、バックパック支持モジュール14は、フープ141および支持ロッド142を備える。
フープ141は、ベースモジュール1に接続されるように設計されている。フープは、2つの対向する端部143を有する。
バックパック支持モジュール14はまた、2つのボールジョイント145と、フープがヒップモジュール5に接続されることを可能にする2つの取り付け装置16とを備える。
このようにして、バックパックの重量は、下部モジュール、すなわち、ヒップモジュール5、ニーモジュール6およびフットモジュール7に伝達され、これは、ユーザが背中に加わる負荷を軽くすることができる。
支持ロッド142は、ユーザの背部に沿ってユーザの脊柱に平行に延びるように設計されている。ロッド142は、バックパック17のパウチ171に係合してバックパック17をバックパック支持モジュール14から吊り下げることができる。
ロッド142は、第1のロッド要素1421と、第2のロッド要素1422と、ダンパ1423とを備える。
第1のロッド要素1421は、ユーザの前後軸を中心としてフープ141に対してロッド142を回転させることができるピボット144によってフープ141に接続されている。ピボット144は、歩行または走行中にバックパック支持モジュールがユーザの臀部の運動に適応することを可能にする。
第2のロッド要素1422は、ロッド142の長さを変化させるように第1のロッド要素1421に対して摺動可能である。
第1のロッド要素1421および第2のロッド要素1422は、炭素繊維で強化された合成材料(例えば、エポキシポリマーに基づく複合材料)から形成されることができる。さらに、第2のロッド要素1422は、金属から形成された端部を備えることができる。
第2のロッド要素1422は、ロッド142の長さの調整を可能にするように入れ子式にすることができる。
ダンパ1423は、ユーザの歩行によって生じる第1のロッド要素1421に対する第2のロッド要素1422の移動を緩和するように構成されている。
したがって、ダンパ1423は、ユーザが歩行、走行または跳躍するときに外骨格構造上のバックパック17の動きによって引き起こされる揺れの低減を可能にする。
この目的のために、ダンパ1423は、第1のロッド要素1421に取り付けられたシリンダ1424と、第2のロッド要素1422に取り付けられ且つシリンダ1424の内部で摺動可能なピストン1425と、第1のロッド要素1421と第2のロッド要素1422との間に配置された弾性要素1426とを備える。
ピストン1425は、シリンダ1424の内部を、流体を収容する2つのチャンバ1427および1428に区切り、チャンバ1427の一方に収容された流体の圧縮を引き起こすシリンダ1424内のピストン1425の摺動および他方のチャンバ1428への流体の移動を行う。
弾性要素1426は、好ましくは、2000N/m以上の剛性を有する。そのような剛性は、バックパック17および弾性要素1426によって形成された質量バネ系がユーザの歩行または走行中に共振する場合に起こり得るバックパック振動増幅現象の排除を可能にする。
さらに、ダンパ1423は、調整可能な減衰比を有することができ、これは、減衰をバックパックの質量に適合させることができる。実際に、バックパックの質量は、ユーザによって実行されるミッションの種類に応じて変化し得る。減衰比の調整は、ダンパの減衰比を調整するように(例えば、ネジによって)チャンバ1427および1428の総容積を変更することによって得ることができる。
バックパック支持モジュール14はまた、第1のロッド要素1421を第2のロッド要素1422に接続する保護ベローズシール1429を備える。保護ベローズシール1429は、ロッド142およびダンパ1423の内部の液体またはデブリの侵入をさらに防止しながらロッド142の伸長を可能にする。
さらに、バックパック支持モジュール14は、担持されるバッグ17の質量を評価するための力センサを備えることができる。力センサは、圧縮歪みゲージ力センサとすることができる。センサは、ダンパ1423の上方のロッド142の下部に配置されることができる。
バックパック支持モジュールをヒップモジュールに取り付けるための装置
図22は、フープ141の一端部143がヒップモジュール5に接続されることを可能にする取り付け装置16を概略的に示している。
この図に示す実施形態では、取り付け装置16は、図9、図10Aおよび図10Bに示すヒップモジュール5をベースモジュール1に取り付けるための装置8と同様の、いわゆる「差し込み型」取り付け装置である。
取り付け装置16は、バックパックモジュール14がヒップモジュール5から取り外されたロック解除構成からバックパックモジュール14がヒップモジュール5に取り付けられたロック構成まで移ることができる。
取り付け装置16は、ヒップモジュール5に固定して取り付けられる第1の部分161と、バックパック支持モジュール14に回転および並進可能に取り付けられる第2の部分162とを備える。
より正確には、第1の部分161は、ヒップジョイント52のアクチュエータ521のステータ522に取り付けられる。第2の部分102は、ボールジョイント145によってフープ141に回転可能に取り付けられる。第2の部分162はまた、軸Xに沿ってボールジョイント145に対して摺動するように取り付けられる。
第2の部分162は、バックパック支持モジュール14をヒップモジュール5に延いてはベースモジュール1に可逆的に取り付けるように第1の部分161にスナップ留めされることができる。
第1の部分161および第2の部分162は、ヒップモジュール5をベースモジュール1に取り付けるための装置8の第1の部分81および第2の部分82と同一である。取り付け装置16はまた、第1の部分161への第2の部分162の挿入方向とは反対の一方向に第2の部分162に負荷をかけることができるバネの形態の弾性戻り要素163を備える。
このようにして、フープ141は、その端部143のそれぞれにおいてヒップモジュール5のヒップジョイント52に固定される。したがって、バックパック17の重量は、下部モジュール、すなわち、ヒップモジュール5、ニーモジュール6およびフットモジュール7によって地面に伝達される。

Claims (11)

  1. ユーザの腕に取り付けられたエルボーモジュール(4)をユーザの背部に取り付けられたバックモジュール(2)に接続するように設計された外骨格構造用のショルダーモジュール(3)であって、
    複数の接続部(34、36、38、310)と、
    ユーザの肩の外転または内転運動に対応するバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に、第1の回転軸(X)にしたがって他方の接続部(34)に対して接続部のうちの一方(36)の回転を可能にしながら接続部のうちの2つ(34、36)を接続する第1のピボット(35)と、を備え、
    接続部(34、36、38、310)が第1の摺動路(383)によって互いに対して摺動するように取り付けられた2つの部分(381、382)を備えた第1の接続部(38)を含み、互いに対する部分(381、382)の摺動が、ユーザの肩の外転運動によって引き起こされるバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に第1の接続部(38)を短縮することを可能にし且つユーザの肩の内転運動によって引き起こされるバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に第1の接続部(38)を伸長することを可能にし、第1の摺動路(383)が、第1の接続部(38)の伸長をもたらす互いに対する部分(381、382)の分離に対抗する傾向がある弾性戻り要素(384)を備える、外骨格構造用のショルダーモジュール。
  2. ユーザの肩の内側または外側回転に対応するバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転運動中に、第2の回転軸(X)にしたがって他方の接続部(36)に対する接続部のうちの一方(38)の回転を可能にしながら2つの接続部(36、38)を接続する第2のピボット(37)も備える、請求項1に記載のモジュール。
  3. 第1の回転軸(X)が第2の回転軸(X)と交差する、請求項2に記載のモジュール。
  4. ユーザの肩の屈曲または伸展運動に対応するバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に、第3の回転軸(X)にしたがって他方の接続部(38)に対する接続部のうちの一方(310)の回転を可能にしながら2つの接続部(38、310)を接続する第3のピボット(39)も備え、第3の回転軸(X)が第2の回転軸(X)と交差する、請求項1から3のいずれか一項に記載のモジュール。
  5. 第3の回転軸(X)が第2の回転軸(X)と交差する、請求項4に記載のモジュール。
  6. 接続部(34、36、38、310)が、ショルダーモジュール(3)をエルボーモジュール(4)のエルボージョイント(42)に接続可能な第2の接続部(310)を含み、第2の接続部(310)が、第2の摺動路(3103)によって互いに対して摺動するように取り付けられた2つの部分(3101、3102)を備え、互いに対する部分(3101、3102)の摺動が、ユーザの肘の屈曲または伸展運動に対応するバックモジュール(2)に対するエルボーモジュール(4)の回転中に、第2の接続部(310)の短縮または伸長を可能にする、請求項4または5に記載のモジュール。
  7. 第2の摺動路(3103)が、第2の接続部(310)の伸長をもたらす互いに対する部分(3101、3102)の分離に対抗する傾向がある弾性戻り要素(3104)を備える、請求項6に記載のモジュール。
  8. バックモジュール(2)を第1のピボット(35)に接続し、4つのバー(321−324)を備える4バー機構(32)と、変形可能な平行四辺形を形成しながらバー(321−324)を互いに接続する4つのジョイント(325−328)と、をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載のモジュール。
  9. 4バー機構(32)が、平行四辺形の対角線に沿って延び且つ2つの対向するジョイント(325、327)を互いに接続する弾性部材(329)を備える、請求項8に記載のモジュール。
  10. 4バー機構(32)のうちのバーの1つ(321)をバックモジュール(2)の一部(221)に接続する第4のピボット(31)と、4バー機構(32)の平行バー(323)を接続部のうちの一方(34)に接続する第5のピボット(33)とを備える、請求項8および9のいずれか一項に記載のモジュール。
  11. ユーザの背部に取り付け可能なバックモジュール(2)と、
    ユーザの腕に取り付け可能なエルボーモジュール(4)と、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のショルダーモジュールとを備える、外骨格構造。
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