JP2019500169A - 保冷支持クッション及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

支持クッション、及び支持クッションの製造方法が提供される。支持クッションは、下表面及び上表面を有するベース層と、ベース層の上表面上に位置する複数の表面コーティングとを含み、複数の表面コーティングは、ベース層及び複数の表面コーティングを通り空気が流れるのを可能にするように構成され、さらに保冷効果を提供するように構成されている。支持クッションを製造する方法は、下表面及び上表面を有するベース層を設けること、ベース層の上表面に複数の表面コーティングを適用することのステップを含み、複数の表面コーティングは、ベース層及び複数の表面コーティングを通り空気が流れるのを可能にするように構成され、さらに保冷効果を提供するように構成されている。【選択図】図1

Description

関連出願
この出願は、2015年12月30日に出願された米国仮出願番号62/272,952号の利益を要求し、その全開示は、参照によりここに組み込まれる。
本発明は、保冷(cooling)支持クッション及び該保冷支持クッションを製造する方法に関する。特に本発明は、拡張された保冷効果を提供するために複数の表面コーティングを使用する保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法に関する。
支持クッションの有効性及び望ましさは、部分的にはユーザーが長時間にわたり支持クッション上にどれくらい快適に居られるかの機能である。これに関して、多くのユーザーは、長時間後に心地悪い暖かさとなる粘弾性発泡体で作製されている支持クッション、
特にマットレスに出会っている。この問題の一つの解決策は、固相から液相つまり溶解へ変化することで熱を吸収する相変化材料を含むことである。しかしながら、これらの相変化材料は、典型的に短期間のみ冷却を行う。
したがって、拡張された期間の冷却経験を提供する支持クッション用の技術の必要性が引き続き存在する。
本発明は、保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法を含んでいる。特に本発明は、拡張された期間の保冷効果を提供するために複数の表面コーティングを利用する保冷支持クッション及び該保冷支持クッションを製造する方法を含む。
いくつかの実施形態では、下表面及び上表面を有するベース層と、ベース層の上表面の上に位置決めされた複数の表面コーティングとを含む支持クッションが提供される。複数の表面コーティングは、ベース層及び複数の表面コーティングを通って空気量が流れることを可能にするように構成されており、また複数の表面コーティングは、さらに保冷効果を提供するように構成されている。一つの実施形態では、ベース層は柔軟な発泡体である。別の実施形態では、ベース層の下表面によってとどめられる(retained through)気流は、約60%から約80%であり、ベース層の上表面及び複数の表面コーティングによってとどめられる気流は、約40%から約60%である。いくつかの実施形態では、複数の表面コーティングの一つ以上は、ベース層の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有する添加物を含んでいる。
一つの実施形態では、複数の表面コーティングは、2つの表面コーティングを備える。別の実施形態では、複数の表面コーティングは、6つまでの表面コーティングを備える。さらにあるいは択一的に、いくつかの実施形態では、複数の表面コーティングのそれぞれは、約5mm未満の厚さを有する。一つの実施形態では、複数の表面コーティングは、合計で約5mm未満の厚さを有する。
一つの実施形態では、複数の表面コーティングの一つ以上は、イソシアン酸塩及びポリオールを備える。別の実施形態では、複数の表面コーティングの一つ以上は、相変化材料を含んでいる。さらなる実施形態では、相変化材料は、約20℃から約36℃の温度で相変化を受けるように構成される。
いくつかの実施形態では、支持クッションを製造する方法は、下表面及び上表面を有するベース層を設けること、ベース層の上表面へ複数の表面コーティングを加えること(applying)を含み、複数の表面コーティングは、ベース層及び複数の表面コーティングを通して空気が流れることを可能にするように構成され、さらには保冷効果を提供するように構成されている。一つの実施形態では、複数の表面コーティングを加えるステップは、3つの表面コーティングをつけること(applying)を備える。別の実施形態では、複数の表面コーティングを加えるステップは、6つまでの表面コーティングをつけることを備える。さらなる実施形態では、方法はまた、ベース層の上表面に液体前駆物質を加えるステップ、及びベース層の上表面に複数の表面コーティングの一つを形成するために液体前駆物質を硬化(curing)するステップを含んでいる。ある実施形態では、方法は、液体前駆物質を形成するためにイソシアン酸塩とポリオールとを組み合わせるステップをさらに含んでいる。いくつかの実施形態では、複数の表面コーティングの一つ以上は、相変化材料を含んでいる。
いくつかの実施形態では、下表面及び上表面を有するベース層を提供するステップ、ベース層の上表面に、相変化材料を含む第1表面コーティングを加える(applying)ステップ、第1表面コーティングの上に、イソシアン酸塩及びポリオールを含む第2表面コーティングを加えるステップ、及び、第2表面コーティングの上に、相変化材料を含む第3表面コーティングを加えるステップ、を含む支持クッションを製造する方法が提供される。
本発明のさらなる特徴及び利点は、本書類における記述、図、及び限定しない例示の検討後、当業者に明らかであろう。
図1は、マットレスの形において本発明に従い作製された支持クッションの側面図である。 図2は、本発明による、支持クッションを製造する方法の例示的な実施を示すフローチャートである。
現在開示されている主題の一つ以上の実施形態の詳細がこの書類において述べられている。この書類において述べられている実施形態への変更、及び他の実施形態は、この書類において提供される情報の検討後、当業者に明らかであろう。この書類において提供される情報、及び特に、記述された例示的な実施形態の具体的な詳細は、主として理解の明瞭さのために提供され、不必要な制限がそこから理解されるものではない。不一致の場合には、定義を含むこの書類の明細書により判断されるだろう。
一方、定義がされていない場合には、ここに使用されている技術的及び科学的な用語は、本発明が属する技術の当業者によって一般的に理解される意味と同じ意味を有する。ここに開示された全体を通して参照される、全ての、特許、特許出願、公表された出願及び出版物、データベース、ウェブサイト、及び他の出版された資料は、他の方法で注意されなければ、それらの全体にわたってここに参照によって組み込まれる。ここの用語に関して複数の定義がある場合には、このセクションにおけるものが有効である。参照がURLあるいはそのような他の識別子あるいはアドレスでなされる場合、そのような識別子は変わる可能性がありインターネットにおける特定の情報が移り変わる可能性があるが、等価の情報がインターネットを探索することで見つけることができるということは理解される。それらへの参照は、そのような情報の利用可能性及び公への流布を証明する。
ここに記述したものに類似のあるいは等価ないずれの方法、デバイス、及び材料は、現在開示している主題の実施あるいは試験において使用することができるが、代表的な方法、デバイス、及び材料は、今、記述されている。
長年にわたる特許法の慣例に従い、請求範囲を含み本出願において使用されるとき、用語「a(一つ)」、「an(一つ)」、「the(その)」は、「一もしくは複数」を言及する。したがって、例えば「一つの層(a layer)」への言及は、そのような層の複数、などを含んでいる。
他の方法で示されなかった場合には、明細書及び請求範囲において使用される、成分量、反応条件のような特性、などを表す全ての数値は、全ての例において用語「約(about)」によって修正されるように理解されるべきである。したがって、それと反対に示されなかった場合には、この明細書及び請求範囲において述べられた数値のパラメーターは、現在開示されている主題によって得られることが求められる所望の特性に依存して変更可能である近似のものである。
ここで使用されるように、質量、重量、時間、体積、濃度、あるいは比率の値もしくは量を参照するときの用語「約」は、開示した方法を実行するために変更が適切であるように、記述された量から、幾つかの実施形態では±20%、幾つかの実施形態では±10%、幾つかの実施形態では±5%、幾つかの実施形態では±1%、幾つかの実施形態では±0.5%、及び幾つかの実施形態では±0.1%の変更を包含するように意味される。
ここで使用されるように、範囲については、ある一つの「約」の特定値から、及び/又は別の「約」の特定値までとして表現することができる。またこれは、ここに開示された多数の値が存在し、各値もまたここに、その値自体に加えて「約」のその特定値として開示されていると理解される。例えば、値「10」が開示される場合、「約10」もまた開示される。さらに、2つの特定の単数間の各単数もまた開示されていると理解される。例えば、10と15とが開示される場合、11、12、13及び14もまた開示される。
本発明は、保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法を含んでいる。特に本発明は、拡張された期間の保冷効果を提供するために複数の表面コーティングを利用する保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法を含んでいる。
最初に図1を参照して、本発明の一つの例示的な実施形態では、マットレスの形において、支持表面12を有する支持クッション10が提供される。支持クッション10は、下表面22及び上表面24を有するベース層20を含んでいる。支持クッション10はまた、ベース層20に連続して加えられ(applied)、支持クッション10の支持表面12で共同にて保冷効果を提供する複数の表面コーティング32、34、36を含み、該複数の表面コーティングは、複数の表面コーティング32、34、36及びベース層20の両方を通して空気が流れることを可能にするように構成されている。
支持クッションのベース層20は、ユーザーの体あるいはその一部分からの圧力を支持クッション10を横切って適切に分配可能な柔軟な発泡体で一般に構成される。様々な柔軟な発泡体は、次のものに限定されないが、フォームラバー、網状あるいは非網状に形作られた粘弾性発泡体(時々、記憶性フォームあるいは低反発性フォームと呼ばれる)、網状あるいは非網状に形作られた非粘弾性発泡体、ポリウレタン高反発性フォーム、発泡高分子フォーム(例えば、発泡エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、あるいはポリエチレン)、などを含む点に関して使用可能であり、一方いずれの場合も、支持クッション10のベース層20において使用される柔軟な発泡体は、多孔性であり、支持クッション10のベース層を通して空気量が流れることを典型的に可能にする。
いくつかの例示的な実施形態では、ベース層20を備える柔軟な発泡体は、ほぼ室温(つまり21℃から23℃)にて、材料のサンプルに対してプレートから上記材料の元の厚さの少なくとも40%の圧縮まで圧力をかけることによって測定されたとき、少なくとも約10Nから高々約80Nの硬度を有する粘弾性ポリウレタン発泡体で構成され、ここで上記40%の圧縮は、国際標準化機構(ISO)2439硬度測定標準によって確立されるような設定時間で保持される。いくつかの実施形態では、所望の快適度(degree of comfort)及び身体一致品質(body-conforming qualities)を提供するように、ベース層20を備えた粘弾性発泡体は、約10N、約20N、約30N、約40N、約50N、約60N、約70N、あるいは約80Nの硬度を有する。
支持クッション10のベース層20に使用するためにここで開示される粘弾性発泡体はまた、材料の増加された耐久度と共に、所望の快適度及び身体一致品質の提供を支援する密度も有することができる。いくつかの実施形態では、ベース層20において使用される粘弾性発泡体の密度は、約30kg/mと同じほどから高々約150kg/mの密度を有する。いくつかの実施形態では、支持クッションのベース層において使用される粘弾性発泡体の密度は、約30kg/m、約40kg/m、約50kg/m、約60kg/m、約70kg/m、約80kg/m、約90kg/m、約100kg/m、約110kg/m、約120kg/m、約130kg/m、約140kg/m、あるいは約150kg/mである。もちろん、特定の密度を有する粘弾性発泡体の選択は、その硬度を含む発泡体の他の特性、発泡体が圧力に応答する仕方、及び、全体の感触に影響するだろうが、しかし所望の密度及び硬度を有する粘弾性発泡体は、例となる支持クッションに関して、あるいは望まれるような特定用途に関して容易に選択可能であることが認識される。さらに、図1に示す支持クッション10のベース層20は、発泡体の単層で構成されるものとして示されているが、本発明の例示的な支持クッションのベース層は、変更したあるいは同じ密度値あるいは硬度値を有する発泡体の多層で構成することができることがさらに認識される。
ベース層20の特定密度値及び硬度値にかかわらず、ベース層20の上表面24に加えられた複数の表面コーティング32、34、36を検討すると、表面コーティング32、34、36の各々は、典型的に、液体または液体前駆物質としてベース層20へ個々につけられ、その後、乾燥あるいは硬化され、それぞれの表面コーティングを形成する。具体的には、図1に示す例示的な実施形態では、第1表面コーティング32は、ベース層20の上表面24上に直接に加えられ、次に第2表面コーティング34は、第1表面コーティング32上に加えられ、次に第3表面コーティング36は、第2表面コーティング34上に加えられる。
上述したように、複数の表面コーティング32、34、36のそれぞれは、複数の表面コーティング32、34、36及びベース層20(図1で示されるように)を通して空気が流れることを可能にするように構成される。これに関して、ベース層20に複数の表面コーティング32、34、36の各々を加えるとき、ベース層20のセル構造(cell structure)がベース層20の表面において見え続けるであろう(つまり、各表面コーティングは、下の発泡体のセル構造を完全には覆わないだろう)という場合が一般的であり、その結果、ベース層20の上表面24から離れる熱伝達を維持及び/又は改善し、かつ支持クッション10の支持表面12での保冷効果を提供するために、ベース層20を通る、及び複数の表面コーティング32、34、36を通る気流が維持可能である。
いくつかの実施形態では、ベース層20に加えられた複数の表面コーティング32、34、36の一つ以上はまた、相変化材料を含んでいる。一つの実施形態において、相変化材料は、複数の表面コーティング32、34、36の保冷効果を改善し及び/又は増加させる。別の実施形態では、相変化材料は、任意の適切な量にて、及び/又は任意の適切な表面コーティング32、34、36あるいは表面コーティング32、34、36の組み合わせに含まれている。例えば、図1に示される例示的な実施形態では、相変化材料の量は、相変化材料が第2表面コーティング34に含まれない状態で、第1表面コーティング32及び第3表面コーティング36の両方に含まれている。もちろん、例示的な支持クッションに加えられる表面コーティングの数に依存して、様々な量の相変化材料を含むあるいは含まない層の様々な他の組み合わせもまた、本発明の精神及び範囲から外れずに作製可能であることが熟考される。
さらに相変化材料に関して、いくつかの実施形態では、表面コーティングにおいて利用される相変化材料は、Microtek Laboratories 社(デイトン、オハイオ)によって製造、販売される相変化材料(PCM)スラリーである。利用可能な他の例示的な相変化材料は、Encapsys,LLC(アプルトン、ウィスコンシン)によって製造、販売されるPCMスラリーあるいはPCMケーキを含む。いくつかの実施形態では、本発明の支持クッションにおいて使用される相変化材料は、約20℃から約36℃の温度でその相変化を受ける。もちろん、他の相変化材料は、保冷量を提供するために本発明における表面コーティングにおいて使用されることもでき、また、支持クッションの特別の用途に依存して別の温度範囲にて相変化を受けるように構成されることも可能である。しかしながら、いくつかの実施形態では、さらに保冷効果を改善するために、複数の表面コーティングの一もしくは複数はまた、ベース層20より高い熱伝導率を有する追加の添加物を含むこともできる。
上述したように、図1に示される例示的な実施形態では、相変化材料は、第2表面コーティング34に含まれておらず、一方、相変化材料のある量が第1表面コーティング32及び第3表面コーティング36の両方に含まれている。特に、図1に示される例示的な実施形態では、第2表面コーティング34は、イソシアン酸塩及びポリオールを含む液体前駆物質から形成されている。これに関して、本発明の少なくともいくつかの実施形態では、表面コーティングの少なくとも一つを形成する液体前駆物質は、組み合わせられたときに液体前駆物質を重合し硬化するように反応して最終表面コーティングを形成する、2つ以上の成分を含んでいる。例えば、図1に描かれた例示的な実施形態のような、本発明のいくつかの実施形態では、液体前駆物質は、適用(applied)される直前に組み合わされ、支持クッション10へ適用されると硬化するイソシアン酸塩及びポリオールを含んでいる。
ある実施形態では、個々の表面コーティングのそれぞれに含まれる特定成分は、各成分の特定比と共に、結果として生じる表面コーティングの所望の特性に依存して、変更可能である。さらに、各表面コーティングは、本発明の精神及び範囲から外れずに、成分のユニークな組み合わせ及び/又は比で構成することができる。いくつかの例示的な表面コーティング及びPCMの構成が表1から表4に開示されている。表1及び表2における例では、これらは液体前駆物質の多数の構成を開示する、第1表面コーティングは、ベース層の上表面へ直接に加えられ(つまり、表1における「PCM混合物、第1スプレー」)、第2表面コーティングは、第1表面コーティングの上に加えられ(つまり、表1における「ゲル混合物」)、及び第3表面コーティングは、第2表面コーティングの上に加えられる(つまり、表1における「PCM混合物、第2スプレー」)。しかしながらこれらの例は、限定するものと考えられるべきではない。
また、表1及び表2に示されるように、ベース層を通る初期の気流は、全ての場合において、ベース層に作用された元の気流の約70%である。3つの表面コーティングをつけた後、ベース層の下表面を通る気流は、約65%から約70%の範囲まで無視できるほどに減少する。ベース層の上表面及び複数の表面コーティングを通る気流は、約45%から約57%の範囲へ、より相当な減少を示しているが、元の気流の重要な部分は、依然として維持されている。いくつかの実施形態では、ベース層の下表面を通る気流は、約60%から約80%であり、ベース層の上表面及び複数の表面コーティングを通る気流は、約40%から約65%である。いくつかの実施形態では、表面コーティングの適用前に、ベース層において観察された気流の約65%は、本発明の方法による表面コーティングの適用後も保持される。
表1−Arielゲル スプレーされたサンプル
Figure 2019500169

Figure 2019500169
表1 −Arielゲル スプレーされたサンプル (続き)
Figure 2019500169

Figure 2019500169
表2
Figure 2019500169
表2 (続き)
Figure 2019500169
表3
Figure 2019500169
表4
Figure 2019500169
図1、及び表1及び表2において提供される例はすべて、3つの表面コーティング層を含んでいるが、いくつかの実施形態では、複数の表面コーティングは2つだけのコーティングを含み、一方、他の実施形態では、複数の表面コーティングは6つまでのコーティングを含むことがさらに考えられる。例えば、一つの実施形態では、サンプル噴射法は、スプレーの前に完全にPCMを混合すること、及びスプレーし過ぎの許容差を加えることをプラスしてサンプルにスプレーする時間を決定するためにPCMスプレーを調整することを含んでいる。これは、PCMの各コートに関して適用可能である。ゲルは、ポップコーン・スプレーガンによってスプレーされ、サンプルに適用される所望の重量が決定される。その後、スプレーし過ぎの調整量が加えられる。2部のバッチがなされ、予備混合(pre-mix)の全部がサンプルにスプレーされる。乾燥した時点で、サンプルは、ゲル及びPCMの最終重量を得るために計量される。別の実施形態では、ゲルの処理は、次のものを含んでいる:ステップ1)バインダーを有するPCM固相28CのPCMをスプレーする(30秒); ステップ2)エアナイフ; ステップ3)ゲル−各々2つのスプレーでポリオール側1452グラム、及びプレポリマー側363グラム; ステップ4)バインダーを有するPCM固相28cのPCMをスプレーする(30秒); ステップ5)エアナイフ。
いずれにしても、複数の表面コーティングのそれぞれは、5mm未満の厚さで形成され、複数の表面コーティングは、典型的に合計で5mm未満の厚さである。この点に関して、本発明によって使用される複数の表面コーティングは、支持クッションのサーマルマスを増加させ、また、多層の表面コーティング(各層がいまだに表面コーティングを通る気流を可能とした状態で)の適用はまた、支持クッションにおいて有効に使用可能な相変化材料の合計量を増加させる。これらの特性の両方は、支持クッションのより高い熱拡散率を提供し、これは次に、支持クッションの様々な異なるタイプ及び構成においてより長い持続的な保冷効果を提供することができる。本発明のいくつかの実施形態では、相変化材料の適用は、約20から約200グラム/平方フィートに増加することができ、サーマルマスもまた、反応性ゲル層の量(これは典型的に20から80グラム/平方フィートの範囲にある)を増加することによって増加することができる。両方の増加は、ユーザーと様々な支持クッションとの間の接点でのより長い冷感を可能にする、より高い熱拡散率を提供する。
本発明の支持クッションに関して、上述の支持クッションは、枕、マットレス、シート・クッション、背もたれ、首枕、脚スペーサー枕、マットレス・トッパー、上敷き、などの形であることができる。このように、文言「支持クッション」は、本書では、任意のサイズ及び形状を有するいずれかの及び全てのそのような対象物で、ユーザーの体あるいはその一部分を支持可能な、あるいは支持するために一般的に使用される対象物を参照するために使用される。
本発明の支持クッションの特定の形態にかかわらず、ここに記述された例示的な支持クッションの各々は、本発明による、支持クッションを製造する方法の例示的な実施によって製造することができる。図2を参照して、上述した支持クッション10のような支持クッションを製造する方法の一つの例示的な実施では、ステップ102によって示されるように、発泡体のベース層が最初に設けられる。上述したように、ベース層は、典型的には下表面及び上表面を有し、多孔性で、ベース層を通って空気が流れることを可能にする材料で構成される。
さらに図2を参照して、ベース層を設ける際、ステップ104にて示されるように、相変化材料量を含む液体で構成された第1表面コーティングがベース層の上表面に加えられる。相変化材料の量を含む液体をベース層の上表面に分配した後に、ステップ106にて示すように、エアナイフが第1コーティングへ適用される。当業者によって認識されるだろうように、エアナイフは、過剰な物質を除去するためにコーティングを横切って引かれる(drawn)加圧空気の層流を提供する。さらに、少なくともいくつかの実施形態では、過剰な前駆物質を除去する代わりにあるいは除去することに加えて、エアナイフはまた、液体前駆物質の少なくとも一部をベース層自体に押し込むために使用することもできる。もちろん、いくつかの実施では、エアナイフが全く必要でないような方法で、液体前駆物質はまた分配することもできる。
いずれにしても、また図2をさらに参照して、一旦、エアナイフが第1コーティングに適用され、第1コーティングがベース層に形成されたならば、次に、ステップ108に示すように、イソシアン酸塩及びポリオールを含む液体前駆物質の形態において第2コーティングは、第1コーティング上に加えられ、そして次に、通常、硬化し結果として得られる第2表面コーティングを形成することが許可される。この点に関し、いくつかの実施では、液体前駆物質は、液体前駆物質をエアナイフする前に、例えば約30秒間、部分的にのみ硬化することが許され、その結果、エアナイフは、まだ硬化していない液体前駆物質の部分のみを除去する。
第2表面コーティングを形成する液体前駆物質が適正な時間にて反応し、結果として得られる第2表面コーティングが形成された後、これもまた相変化材料の量を含む液体で構成される第3表面コーティングが、ステップ112にて示されるように、第2表面コーティング上に加えられ、よって、複数の表面コーティングを含み、かつ支持クッションにて休んでいるユーザーへ保冷効果を提供する支持クッションが製造される。
この書類の全体にわたって、様々な参考文献が言及されるかもしれない。そのような参考文献のすべては、以下のリストで述べた参考文献を含めて、参考として本書に組み込まれる。
参考文献
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5.米国特許 7,793,372号
6.米国特許 5,955,188号
当業者は、追加の実施形態もまた、本発明の教示あるいは以下の請求範囲における権利範囲から外れずに可能であることを認識するだろう。この詳述、及び特に本書に開示された例示的な実施形態の具体的な詳細は、主に、理解を明確にするために付与されたものであり、そこから不必要な限定が理解されるものではなく、またこの開示を読んで当業者には変更が明らかになり、請求された発明の精神あるいは範囲から外れずになされるかもしれない。
複数の実施形態は、保冷(cooling)支持クッション及び該保冷支持クッションを製造する方法に関する。特に複数の実施形態は、拡張された保冷効果を提供するために複数の表面コーティングを使用する保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法に関する。
複数の実施形態は、保冷支持クッション、及び該保冷支持クッションを製造する方法を含んでいる。特に複数の実施形態は、拡張された期間の保冷効果を提供するために複数の表面コーティングを利用する保冷支持クッション及び該保冷支持クッションを製造する方法を含む。
上述したように、図1に示される例示的な実施形態では、相変化材料は、第2表面コーティング34に含まれておらず、一方、相変化材料のある量が第1表面コーティング32及び第3表面コーティング36の両方に含まれている。特に、図1に示される例示的な実施形態では、第2表面コーティング34は、イソシアン酸塩及びポリオールを含む液体前駆物質から形成されている。これに関して、本発明の少なくともいくつかの実施形態では、表面コーティングの少なくとも一つを形成する液体前駆物質は、組み合わせられたときに液体前駆物質を重合し硬化するように反応して最終表面コーティングを形成する、2つ以上の成分を含んでいる。例えば、図1に描かれた例示的な実施形態のような、いくつかの実施形態では、液体前駆物質は、適用(applied)される直前に組み合わされ、支持クッション10へ適用されると硬化するイソシアン酸塩及びポリオールを含んでいる。

Claims (20)

  1. 下表面及び上表面を有するベース層と、
    ベース層の上表面に位置決めされる複数の表面コーティングであって、ベース層及び複数の表面コーティングを通り空気が通過可能に構成され、さらに保冷効果を提供するように構成された複数の表面コーティングと、
    を備えた支持クッション。
  2. ベース層は柔軟な発泡体である、請求項1に記載の支持クッション。
  3. ベース層の下表面を通り保持される気流は、約60%から約80%であり、ベース層の上表面及び複数の表面コーティングを通り保持される気流は、約40%から約60%である、請求項1に記載の支持クッション。
  4. 複数の表面コーティングは、2つの表面コーティングを備える、請求項1に記載の支持クッション。
  5. 複数の表面コーティングは、2から6つの表面コーティングを備える、請求項1に記載の支持クッション。
  6. 複数の表面コーティングのそれぞれは、約5mm未満の厚さである、請求項1に記載の支持クッション。
  7. 複数の表面コーティングは、合計で約5mm未満の厚さを有する、請求項1に記載の支持クッション。
  8. 複数の表面コーティングの一つ以上は、イソシアン酸塩及びポリオールを備える、請求項1に記載の支持クッション。
  9. 複数の表面コーティングの一つ以上は、相変化材料を含んでいる、請求項1に記載の支持クッション。
  10. 相変化材料は、約20℃から約36℃の温度で相変化を受けるように構成されている、請求項1に記載の支持クッション。
  11. 複数の表面コーティングの一つ以上は、ベース層の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有する添加物を含んでいる、請求項1に記載の支持クッション。
  12. 下表面及び上表面を有するベース層を設けること、
    ベース層の上表面に複数の表面コーティングを加えること、ここで複数の表面コーティングは、ベース層及び複数の表面コーティングを空気が通過可能に構成され、さらに保冷効果を提供するように構成されている、
    を備えた、支持クッションの製造方法。
  13. 複数の表面コーティングを加えるステップは、3つの表面コーティングを適用することを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 複数の表面コーティングを加えるステップは、6つまでの表面コーティングを適用することを備える、請求項12に記載の方法。
  15. ベース層の上表面に液体前駆物質を加えること、
    ベース層の上表面に複数の表面コーティングのうちの一つを形成するために液体前駆物質を硬化すること、をさらに備えた請求項12に記載の方法。
  16. 液体前駆物質を形成するためにイソシアン酸塩及びポリオールを組み合わせるステップをさらに備えた、請求項15に記載の方法。
  17. ベース層は柔軟な発泡体である、請求項12に記載の方法。
  18. ベース層の下表面を通り保持される気流は、約60%から約80%であり、ベース層の上表面及び複数の表面コーティングを通る気流は、約40%から約60%である、請求項12に記載の方法。
  19. 複数の表面コーティングの一つ以上は、相変化材料を含んでいる、請求項12に記載の方法。
  20. 下表面及び上表面を有するベース層を設けること、
    ベース層の上表面に第1表面コーティングを加えること、ここで第1表面コーティングは相変化材料を含む、
    第1表面コーティング上に第2表面コーティングを加えること、ここで第2表面コーティングはイソシアン酸塩及びポリオールを含む、
    第2表面コーティング上に第3表面コーティングを加えること、ここで第3表面コーティングは相変化材料をも含む、
    を備えた、支持クッションの製造方法。
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