JP2019219969A - 管理システム及び分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスパーソンの携帯するモバイルデバイスに、画像形成装置をメンテナンスするための情報を提供する技術において、個々の画像形成装置に応じて最適な情報を提供する。【解決手段】分析装置が、モバイルデバイスが送信した、画像形成装置識別子を受信し、受信した画像形成装置識別子に関連付けられて稼働状況データベースに記憶された稼働状況データを取得し、受信した画像形成装置識別子に関連付けられてサービス履歴データベースに記憶されたサービス履歴データを取得し、稼働状況データ及びサービス履歴データに基づいて、画像形成装置識別子により識別される画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、モバイルデバイスに、判断した新たなサービスに関するサービス情報を送信する。【選択図】図9

Description

本開示は、1以上の記憶装置と、分析装置とを有し、ネットワークを介して画像形成装置及びモバイルデバイスと通信可能な管理システムに関する。本開示は、さらに、この分析装置に関する。
画像形成装置のメンテナンス業務に従事するサービスパーソンの携帯するモバイルデバイスに、画像形成装置をメンテナンスするための情報を提供する技術が知られている。
特開2002−84388号公報 特開2004−118436号公報
サービスパーソンの携帯するモバイルデバイスに、画像形成装置をメンテナンスするための情報を提供する技術においては、個々の画像形成装置に応じて最適な情報を提供することが望ましい。
本開示の一形態に係る管理システムは、
1以上の記憶装置と、
分析装置と
を具備し、
ネットワークを介して画像形成装置及びモバイルデバイスと通信可能な管理システムであって、
前記1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、
前記画像形成装置が送信した、前記画像形成装置を識別する画像形成装置識別子と、前記画像形成装置の稼働状況に関する稼働状況データとを、互いに関連付けて蓄積する稼働状況データベースを記憶し、
前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供されたサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積するサービス履歴データベースを記憶し、
前記分析装置が、
前記モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子を受信し、
受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された前記稼働状況データを取得し、
受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された前記サービス履歴データを取得し、
前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
前記モバイルデバイスに、判断した前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する。
本形態によれば、分析装置は、稼働状況データ及びサービス履歴データに基づいて、画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断する。これにより、単に画像形成装置に現在発生している異常だけではなく、過去一定期間の稼働状況データと、サービス履歴データ(例えば、修理や部品交換の履歴)とに基づき、画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断することができるので、個々の画像形成装置にとって適切なサービスを判断することができる。また、モバイルデバイスは、画像形成装置識別子を送信するだけでサービス情報を受信できるので、サービスマンが、画像形成装置に現在発生している異常を実際に把握する必要が無い。このため、サービスマンが、異常が発生している画像形成装置を訪問せず遠隔地にいても(例えば、外出中や移動中)、個々の画像形成装置にとって適切なサービスを知ることができる。このため、サービスマンは、事前にサービスの準備(部品の持参等)ができるので、画像形成装置にサービスを提供し異常を解消するまでの時間を短縮でき、効率化を図れる。
前記稼働状況データベースは、さらに、顧客を識別する顧客識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データと、関連付けて蓄積し、
前記サービス履歴データベースは、さらに、前記顧客識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データと、関連付けて蓄積し、
前記分析装置が、
前記モバイルデバイスが送信した、前記顧客識別子を受信し、
受信した前記顧客識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データを取得し、
受信した前記顧客識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データを取得し、
前記顧客識別子が関連付けられた前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する。
本形態によれば、モバイルデバイスは、顧客識別子を送信するだけで、その顧客に納入された各画像形成装置にそれぞれ提供すべきサービス情報を受信できる。これにより、サービスマンは、1つの顧客の訪問時に、複数の画像形成装置にそれぞれ適切なサービスを提供することができ、さらに効率化を図れる。
前記稼働状況データベースは、さらに、地域を識別する地域識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データと、関連付けて蓄積し、
前記サービス履歴データベースは、さらに、前記地域識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データと、関連付けて蓄積し、
前記分析装置が、
前記モバイルデバイスが送信した、前記地域識別子を受信し、
受信した前記地域識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データを取得し、
受信した前記地域識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データを取得し、
前記地域識別子が関連付けられた前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する。
本形態によれば、モバイルデバイスは、地域識別子を送信するだけで、その地域に納入された各画像形成装置にそれぞれ提供すべきサービス情報を受信できる。これにより、サービスマンは、1つの担当地域の訪問時に、複数の画像形成装置にそれぞれ適切なサービスを提供することができ、さらに効率化を図れる。
前記分析装置が、
前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記新たなサービスを提供すべき前記画像形成装置それぞれの優先順位を判断し、
前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報と、前記画像形成装置それぞれの前記優先順位とを送信する。
本形態によれば、分析装置は、新たなサービスを提供すべき複数の画像形成装置それぞれの優先順位を判断し、モバイルデバイスに送信する。これにより、サービスマンは、自分で新たなサービスを提供すべき複数の画像形成装置それぞれの順位を判断する必要が無く、分析装置が判断した優先順位に従って、効率的に、複数の画像形成装置それぞれにサービスを提供することができる。
前記モバイルデバイスは、前記サービス情報を受信し、前記サービス情報が示す前記新たなサービスを提供した前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供された前記新たなサービスの履歴に関する前記サービス履歴データとを、送信し、
前記サービス履歴データベースは、さらに、前記モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子と、前記新たなサービスの履歴に関する前記サービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積する。
本形態によれば、サービス提供後、画像形成装置識別子と、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、サービス履歴データベースに蓄積する。これにより、今後は、分析装置が、新たに蓄積されたサービス履歴データに基づき、画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断することができる。これにより、画像形成装置に提供すべき新たなサービスの判断の基礎となるサービス履歴データを、継続的に増えていくため、判断の正確性を継続的に向上し続けることができる。
本開示の一形態に係る分析装置は、
画像形成装置が送信した、前記画像形成装置を識別する画像形成装置識別子と、前記画像形成装置の稼働状況に関する稼働状況データとを、互いに関連付けて蓄積する稼働状況データベースと、
前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供されたサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積するサービス履歴データベースと
をそれぞれ記憶する1以上の記憶装置から、データを取得することが可能であり、
モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子を受信し、
受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された前記稼働状況データを取得し、
受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された前記サービス履歴データを取得し、
前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
前記モバイルデバイスに、判断した前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する。
本開示によれば、サービスパーソンの携帯するモバイルデバイスに、画像形成装置をメンテナンスするための情報を提供する技術において、個々の画像形成装置に応じて最適な情報を提供することを図れることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本開示の一実施形態に係る管理システムを模式的に示す。 画像形成装置のハードウェア構成を示す。 モバイルデバイスのハードウェア構成を示す。 中継サーバーのハードウェア構成を示す。 稼働状況蓄積装置のハードウェア構成を示す。 サービス履歴蓄積装置のハードウェア構成を示す。 分析装置のハードウェア構成を示す。 管理システムの機能的構成を示す。 管理システムの動作シーケンスを示す。 稼働状況データベースの構成を示す。 サービス履歴データベースの構成を示す。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
1.管理システムの概要
図1は、本開示の一実施形態に係る管理システムを模式的に示す。
管理システム1は、インターネット等のネットワークNに接続された、中継サーバー30と、稼働状況蓄積装置40と、サービス履歴蓄積装置50と、分析装置60とを有する。ネットワークNには、画像形成装置10と、モバイルデバイス20とがさらに接続される。
画像形成装置10は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)であり、以下MFP10と称する。典型的には、複数のMFP10がネットワークNに接続される。複数のMFP10の中には、共通の顧客が使用するMFP(複数)もあるし、異なる顧客が使用するMFP(複数)もある。ただし、以下、特に記載のない限り、1つのMFP10について説明する。MFP10は、MFP10自身の稼働状況に関する稼働状況データを、定期的に稼働状況蓄積装置40に送信する。
稼働状況蓄積装置40は、複数のMFP10から、稼働状況データを定期的に受信し、蓄積する。
モバイルデバイス20は、MFP10のメンテナンス業務に従事するサービスパーソンが携帯する。モバイルデバイス20は、例えば、タブレットコンピューター、スマートフォン、ラップトップ型パーソナルコンピューター等である。モバイルデバイス20は、MFP10を識別する識別子を中継サーバー30に送信し、MFP10に提供すべきサービスに関するサービス情報を中継サーバー30から受信する。サービスパーソンは、モバイルデバイス20を用いてサービス情報を閲覧し、MFP10にサービス(部品交換や修理等)を提供する。サービス提供後、モバイルデバイス20は、MFP10に提供したサービスの履歴に関する情報(部品交換の履歴や修理の履歴に関する情報)を、サービス履歴蓄積装置50に送信する。
中継サーバー30は、モバイルデバイス20が分析装置60に送信するMFP10を識別する識別子や、分析装置60がモバイルデバイス20に送信するMFP10に提供すべきサービスに関するサービス情報を、中継する。中継サーバー30は、単に中継する機能を有するだけでもよい。あるいは、サービスパーソンがモバイルデバイス20を用いて参照するメンテナンスマニュアル等のデータを蓄積するサーバー装置を、中継サーバー30として用いてもよい。
サービス履歴蓄積装置50は、モバイルデバイス20から、MFP10に提供したサービスの履歴に関するサービス履歴データ(部品交換の履歴や修理の履歴に関するデータ)を受信し、蓄積する。
分析装置60は、モバイルデバイス20から中継サーバー30を介して、MFP10を識別する識別子を受信する。分析装置60は、MFP10を識別する識別子をキーとして、稼働状況蓄積装置40からMFP10の稼働状況データを受信し、サービス履歴蓄積装置50からサービス履歴データを受信する。分析装置60は、稼働状況データ及びサービス履歴データを分析し、MFP10に提供すべき新たなサービスを判断する。分析装置60は、判断した新たなサービスに関するサービス情報を、中継サーバー30を介してモバイルデバイス20に送信する。
2.画像形成装置のハードウェア構成
図2は、画像形成装置のハードウェア構成を示す。
MFP10は、制御回路11を備える。制御回路11は、プロセッサーであるCPU11a(Central Processing Unit)、RAM11b(Random Access Memory)、メモリーであるROM11c(Read Only Memory)及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP10の全体的な動作制御を司る。CPU11aは、ROM11cが記憶する情報処理プログラムをRAM11bにロードして実行する。ROM11cは、CPU11aが実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM11cは、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
制御回路11は、画像読取部12、画像処理部14、画像メモリー15、画像形成部16、表示部17aを備える操作部17、記憶装置18、ファクシミリ通信部19及びネットワーク通信インターフェース13等と接続されている。制御回路11は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
3.モバイルデバイスのハードウェア構成
図3は、モバイルデバイスのハードウェア構成を示す。
モバイルデバイス20は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶装置24、ネットワーク通信インターフェース25、操作装置26及び表示装置27と、これらを相互に接続するバス28とを有する。
CPU21、ROM22、及びRAM23は、制御回路200を構成する。CPU21は、ROM22が記憶する情報処理プログラムをRAM23にロードして実行する。ROM22は、CPU21が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM22は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
4.中継サーバーのハードウェア構成
図4は、中継サーバーのハードウェア構成を示す。
中継サーバー30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶装置34、ネットワーク通信インターフェース35、操作装置36及び表示装置37と、これらを相互に接続するバス38とを有する。
CPU31、ROM32、及びRAM33は、制御回路300を構成する。CPU31は、ROM32が記憶する情報処理プログラムをRAM33にロードして実行する。ROM32は、CPU31が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM32は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
5.稼働状況蓄積装置のハードウェア構成
図5は、稼働状況蓄積装置のハードウェア構成を示す。
稼働状況蓄積装置40は、CPU41、ROM42、RAM43、記憶装置44、ネットワーク通信インターフェース45、操作装置46及び表示装置47と、これらを相互に接続するバス48とを有する。
CPU41、ROM42、及びRAM43は、制御回路400を構成する。CPU41は、ROM42が記憶する情報処理プログラムをRAM43にロードして実行する。ROM42は、CPU41が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM42は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
6.サービス履歴蓄積装置のハードウェア構成
図6は、サービス履歴蓄積装置のハードウェア構成を示す。
サービス履歴蓄積装置50は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶装置54、ネットワーク通信インターフェース55、操作装置56及び表示装置57と、これらを相互に接続するバス58とを有する。
CPU51、ROM52、及びRAM53は、制御回路500を構成する。CPU51は、ROM52が記憶する情報処理プログラムをRAM53にロードして実行する。ROM52は、CPU51が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM52は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
7.分析装置のハードウェア構成
図7は、分析装置のハードウェア構成を示す。
分析装置60は、CPU61、ROM62、RAM63、記憶装置64、ネットワーク通信インターフェース65、操作装置66及び表示装置67と、これらを相互に接続するバス68とを有する。
CPU61、ROM62、及びRAM63は、制御回路600を構成する。CPU61は、ROM62が記憶する情報処理プログラムをRAM63にロードして実行する。ROM62は、CPU61が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM62は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
8.管理システムの機能的構成
図8は、管理システムの機能的構成を示す。
MFP10の制御回路11において、CPU11aはROM11cが記憶する情報処理プログラムをRAM11bにロードして実行することにより、稼働状況データ送信部101として動作する。
稼働状況蓄積装置40の制御回路400において、CPU41はROM42が記憶する情報処理プログラムをRAM43にロードして実行することにより、稼働状況データ蓄積部401及び稼働状況データ送信部402として動作する。
モバイルデバイス20の制御回路200において、CPU21はROM22が記憶する情報処理プログラムをRAM23にロードして実行することにより、識別子送信部201、サービス情報取得部202及びサービス履歴データ登録部203として動作する。
中継サーバー30の制御回路300において、CPU31はROM32が記憶する情報処理プログラムをRAM33にロードして実行することにより、中継部301として動作する。
分析装置60の制御回路600において、CPU61はROM62が記憶する情報処理プログラムをRAM63にロードして実行することにより、識別子受信部601、稼働状況取得部602、サービス履歴取得部603及び分析部604として動作する。
サービス履歴蓄積装置50の制御回路500において、CPU51はROM52が記憶する情報処理プログラムをRAM53にロードして実行することにより、サービス履歴データ送信部501及びサービス履歴データ蓄積部502として動作する。
MFP10の稼働状況データ送信部101は、記憶装置18が記憶するMFP識別子111及び稼働状況データ112を、定期的に、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40に送信する。
稼働状況蓄積装置40の稼働状況データ蓄積部401は、MFP識別子111及び稼働状況データ414を、定期的に、ネットワークNを介してMFP10から受信する。稼働状況データ蓄積部401は、受信したMFP識別子111に関連付けて、稼働状況データ414を記憶装置44が記憶する稼働状況データベース410に蓄積する。
モバイルデバイス20の識別子送信部201は、サービスマンからの操作装置26に対する入力に基づき、サービス提供対象の、MFP10を識別するMFP識別子、顧客を識別する顧客識別子及び/又は地域を識別する地域識別子を特定する。識別子送信部201は、特定したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介して中継サーバー30に送信する。
中継サーバー30の中継部301は、モバイルデバイス20と分析装置60との間の通信を中継する。
分析装置60の識別子受信部601は、MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介して中継サーバー30から受信する。すると、分析装置60の稼働状況取得部602は、中継サーバー30から受信したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられた稼働状況データを送信するための要求である稼働状況データ送信要求を、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40に送信する。加えて、分析装置60のサービス履歴取得部603は、中継サーバー30から受信したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられたサービス履歴データを送信するための要求であるサービス履歴データ送信要求を、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50に送信する。
稼働状況蓄積装置40の稼働状況データ送信部402は、稼働状況データ送信要求(MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む)を、ネットワークNを介して分析装置60から受信する。稼働状況データ送信部402は、稼働状況データ送信要求に含まれるMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子が関連付けられた稼働状況データ414を、稼働状況データベース410から読み出す。稼働状況データ送信部402は、読み出した稼働状況データ414と、この稼働状況データ414に関連付けられたMFP識別子411を、ネットワークNを介して分析装置60に送信する。
サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ送信部501は、サービス履歴データ送信要求(MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む)を、ネットワークNを介して分析装置60から受信する。サービス履歴データ送信部501は、受信したサービス履歴データ送信要求に含まれるMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子が関連付けられたサービス履歴データ514を、サービス履歴データベース510から読み出す。サービス履歴データ送信部501は、読み出したサービス履歴データ514と、このサービス履歴データ514に関連付けられたMFP識別子511とを、ネットワークNを介して分析装置60に送信する。
分析装置60の稼働状況取得部602は、MFP識別子411及び稼働状況データ414の組(単数又は複数)を、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40から受信する。分析装置60のサービス履歴取得部603は、MFP識別子511及びサービス履歴データ514の組(単数又は複数)を、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50から受信する。
分析装置60の分析部604は、稼働状況データ414及びサービス履歴データ514に基づいて、各MFP識別子411、511(単数又は複数)により識別されるMFP10に提供すべき新たなサービスを判断する。分析部604は、新たなサービスを提供すべき各MFP識別子411、511MFP識別子411、511(複数の場合)により識別されるMFP10(複数)それぞれの優先順位を、稼働状況データ414及びサービス履歴データ514に基づいて、判断する。分析部604は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介して中継サーバー30に送信する。
モバイルデバイス20のサービス情報取得部202は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介して中継サーバー30から受信する。サービス情報取得部202は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、例えば、表示装置27に表示することにより、サービスパーソンに通知する。
モバイルデバイス20のサービス履歴データ登録部203は、サービスマンからの操作装置26に対する入力に基づき、サービスを提供した対象としてのMFP10を識別するMFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを特定する。サービス履歴データ登録部203は、特定したMFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50に送信する。
サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ蓄積部502は、MFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、を、ネットワークNを介してモバイルデバイス20から受信する。サービス履歴データ蓄積部502は、受信したMFP識別子に関連付けて、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データを、記憶装置54が記憶するサービス履歴データベース510に蓄積する。
9.管理システムの動作シーケンス
図9は、管理システムの動作シーケンスを示す。
MFP10の稼働状況データ送信部101は、記憶装置18が記憶するMFP識別子111及び稼働状況データ112を、定期的に、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40に送信する(ステップS101)。MFP識別子111は、MFP10自身を一意に識別する。稼働状況データ112は、MFP10自身の稼働状況に関する。稼働状況データ112は、例えば、MFP10に異常が発生した場合のアラートに関するデータや、MFP10に異常が無い場合の正常の稼働状況に関するデータを含む。正常の稼働状況に関するデータは、例えば、印刷枚数、スキャン枚数等を含む。
稼働状況蓄積装置40の稼働状況データ蓄積部401は、MFP識別子111及び稼働状況データ414を、定期的に、ネットワークNを介してMFP10から受信する(ステップS401)。稼働状況データ蓄積部401は、受信したMFP識別子111に関連付けて、稼働状況データ414を記憶装置44が記憶する稼働状況データベース410に蓄積する(ステップS402)。
図10は、稼働状況データベースの構成を示す。
稼働状況データベース410は、MFP識別子411毎に、顧客識別子412と、地域識別子413と、稼働状況データ414とを、互いに関連付けて蓄積する。典型的に、MFP識別子411と、顧客識別子412と、地域識別子413とは、稼働状況データベース410に予め登録される。MFP識別子411は、MFP10を一意に識別する識別子である。顧客識別子412は、MFP10を使用する顧客(販売先又はリース先の顧客)を一意に識別する識別子である。地域識別子413は、MFP10が存在する地域(例えば、サービスパーソン毎の担当地域)を一意に識別する識別子である。
MFP識別子411は一意であり、稼働状況データベース410に登録された複数のMFP識別子411は全て異なる。ただし、複数のMFP識別子411に関連付けて、同じ顧客識別子412及び同じ地域識別子413が登録されていることもある。これは、同じ地域にいる同じ顧客に、複数のMFP10が納入されていることを意味する。あるいは、複数のMFP識別子411に関連付けて、異なる顧客識別子412及び地域識別子413が登録されていることもある。これは、同じ地域にいる異なる顧客に、それぞれ、MFP10が納入されていることを意味する。
稼働状況データ414は、MFP10の稼働状況に関するデータである。稼働状況データ414は、定期的にMFP10より受信し蓄積されるため、過去一定期間の稼働状況データ414が蓄積されている。稼働状況データ414は、例えば、MFP10に異常が発生した場合のアラートに関するデータや、MFP10に異常が無い場合の正常の稼働状況に関するデータを含む。正常の稼働状況に関するデータは、例えば、印刷枚数、スキャン枚数等を含む。
ステップS402をより具体的に説明すれば、稼働状況データ蓄積部401は、MFP10から受信したMFP識別子111と同じMFP識別子411に関連付けられた稼働状況データ414に、MFP10から受信した稼働状況データ112を追加することにより蓄積する。
サービスマンは、モバイルデバイス20の操作装置26を操作し、サービスを提供する対象としての、MFP10、顧客及び/又は地域を識別するための情報を入力する。例えば、サービスマンは、異常が発生した特定のMFP10(典型的には単数だが、複数でもよい)を修理するときにはMFP10を識別するための情報を入力し、特定の顧客が使用するMFP10(単数又は複数)を検査するときには顧客を識別するための情報を入力し、担当地域に存在するMFP10(単数又は複数)を検査するときには地域を識別するための情報を入力すればよい。また、サービスマンは、MFP10、顧客及び地域を識別するための情報のうち、1つを入力することも、2つを入力することも、3つを入力することもある。
モバイルデバイス20の識別子送信部201は、サービスマンからの操作装置26に対する入力に基づき、サービス提供対象の、MFP10を識別するMFP識別子、顧客を識別する顧客識別子及び/又は地域を識別する地域識別子を特定する。識別子送信部201は、特定したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介して中継サーバー30に送信する(ステップS201)。
中継サーバー30の中継部301は、MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介してモバイルデバイス20から受信する(ステップS301)。中継部301は、受信したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介して分析装置60に送信する(ステップS302)。
分析装置60の識別子受信部601は、MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を、ネットワークNを介して中継サーバー30から受信する(ステップS601)。すると、分析装置60の稼働状況取得部602は、中継サーバー30から受信したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられた稼働状況データを送信するための要求である稼働状況データ送信要求を、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40に送信する(ステップS602)。加えて、分析装置60のサービス履歴取得部603は、中継サーバー30から受信したMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられたサービス履歴データを送信するための要求であるサービス履歴データ送信要求を、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50に送信する(ステップS603)。
稼働状況蓄積装置40の稼働状況データ送信部402は、稼働状況データ送信要求(MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む)(ステップS602)を、ネットワークNを介して分析装置60から受信する(ステップS403)。稼働状況データ送信部402は、稼働状況データ送信要求に含まれるMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子が関連付けられた稼働状況データ414を、稼働状況データベース410から読み出す。稼働状況データ送信部402は、読み出した稼働状況データ414と、この稼働状況データ414に関連付けられたMFP識別子411を、ネットワークNを介して分析装置60に送信する(ステップS404)。
ところで、稼働状況蓄積装置40の稼働状況データ送信部402が受信(ステップS403)した稼働状況データ送信要求が、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む場合を想定する。稼働状況データベース410には、稼働状況データ送信要求に含まれる顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられて、複数のMFP識別子411が記憶されていることが典型的である。この場合、稼働状況データ送信部402は、稼働状況データ送信要求に含まれる顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられた複数のMFP識別子411それぞれに関連付けられた稼働状況データ414を、稼働状況データベース410から読み出す。従って、稼働状況データ送信部402は、複数のMFP識別子411それぞれについて、稼働状況データ414及びMFP識別子411を、ネットワークNを介して分析装置60に送信する(ステップS404)。
サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ送信部501は、サービス履歴データ送信要求(MFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む)(ステップS603)を、ネットワークNを介して分析装置60から受信する(ステップS501)。すると、サービス履歴データ送信部501は、記憶装置54が記憶するサービス履歴データベース510を参照する。
図11は、サービス履歴データベースの構成を示す。
サービス履歴データベース510は、MFP識別子511毎に、顧客識別子512と、地域識別子513と、サービス履歴データ514とを、互いに関連付けて蓄積する。典型的に、MFP識別子511と、顧客識別子512と、地域識別子513とは、サービス履歴データベース510に予め登録される。MFP識別子511と、顧客識別子512と、地域識別子513とは、稼働状況データベース410に登録されるMFP識別子411と、顧客識別子412と、地域識別子413と同じである。
MFP識別子511は一意であり、サービス履歴データベース510に登録された複数のMFP識別子511は全て異なる。ただし、稼働状況データベース410と同様に、複数のMFP識別子511に関連付けて、同じ顧客識別子512及び同じ地域識別子513が登録されていることもある。あるいは、複数のMFP識別子511に関連付けて、異なる顧客識別子512及び地域識別子513が登録されていることもある。
サービス履歴データ514には、MFP10に提供されたサービスの履歴に関するデータが蓄積される。サービス履歴データ514は、例えば、MFP10の本体販売価格(又はリース価格)、部品交換履歴(交換回数を含む)、修理履歴(修理回数を含む)、メンテナンス履歴等を含む。
サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ送信部501は、受信(ステップS501)したサービス履歴データ送信要求に含まれるMFP識別子、顧客識別子及び/又は地域識別子が関連付けられたサービス履歴データ514を、サービス履歴データベース510から読み出す。サービス履歴データ送信部501は、読み出したサービス履歴データ514と、このサービス履歴データ514に関連付けられたMFP識別子511とを、ネットワークNを介して分析装置60に送信する(ステップS502)。
ところで、サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ送信部501が受信(ステップS501)したサービス履歴データ送信要求が、顧客識別子及び/又は地域識別子を含む場合を想定する。サービス履歴データベース510には、サービス履歴データ送信要求に含まれる顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられて、複数のMFP識別子511が記憶されていることが典型的である。この場合、サービス履歴データ送信部501は、サービス履歴データ送信要求に含まれる顧客識別子及び/又は地域識別子に関連付けられた複数のMFP識別子511それぞれに関連付けられたサービス履歴データ514を、サービス履歴データベース510から読み出す。従って、サービス履歴データ送信部501は、複数のMFP識別子511それぞれについて、サービス履歴データ514及びMFP識別子511を、ネットワークNを介して分析装置60に送信する(ステップS502)。
分析装置60の稼働状況取得部602は、MFP識別子411及び稼働状況データ414の組(単数又は複数)を、ネットワークNを介して稼働状況蓄積装置40から受信する(ステップS604)。分析装置60のサービス履歴取得部603は、MFP識別子511及びサービス履歴データ514の組(単数又は複数)を、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50から受信する(ステップS605)。典型的には、稼働状況取得部602が受信するMFP識別子411(単数又は複数)と、サービス履歴取得部603が受信するMFP識別子511(単数又は複数)は、同じである。要するに、分析装置60は、共通のMFP識別子411、511(単数又は複数)に関して、稼働状況データ414(ステップS604)及びサービス履歴データ514(ステップS605)を受信する。
分析装置60の分析部604は、稼働状況データ414及びサービス履歴データ514に基づいて、各MFP識別子411、511(単数又は複数)により識別されるMFP10に提供すべき新たなサービスを判断する(ステップS606)。言い換えれば、分析部604は、過去に提供された特定のサービス(サービス履歴データ514が示す)と、過去一定期間の稼働状況(稼働状況データ414が示す)とに基づき、MFP10(MFP識別子411、511により識別される)に提供すべき新たなサービスに関するサービス情報を判断する。提供すべき新たなサービスとは、例えば、部品交換、修理、メンテナンス、ソフトウェア更新等である。
例えば、分析部604は、稼働状況データ414に含まれる、MFP10に異常が発生した場合のアラートに関するデータ、MFP10に異常が無い場合の正常の稼働状況、印刷枚数、スキャン枚数等に関するデータに基づき、MFP10に提供すべき新たなサービスに関するサービス情報を判断してもよい。例えば、分析部604は、印刷枚数やスキャン枚数等が急激に上昇したMFP10があれば、印刷枚数やスキャン枚数等が急激に上昇したMFPに起こりやすいエラーを判断し、そのエラーに対処するための修理や部品交換をサービス情報として判断してもよい。例えば、分析部604は、同じ顧客及び/又は同じ地域に納入された複数のMFP10に発生したエラーに共通の特徴があれば、このエラーに対処するための修理や部品交換を、これら複数のMFP10に提供すべきサービス情報として判断してもよい。
例えば、分析部604は、サービス履歴データ514に含まれる、MFP10の本体販売価格(又はリース価格)、部品交換履歴(交換回数を含む)、修理履歴(修理回数を含む)、メンテナンス履歴等に関するデータに基づき、MFP10に提供すべき新たなサービスに関するサービス情報を判断してもよい。例えば、分析部604は、同じ顧客及び/又は同じ地域に納入された複数のMFP10の部品交換履歴に共通の特徴があれば、この部品交換に付随して発生し得るエラーに対処するための修理や部品交換を、これら複数のMFP10に提供すべきサービス情報として判断してもよい。
ところで、分析装置60が、複数(単数でなく)のMFP識別子411、511を受信した場合を説明する。この場合、分析部604は、新たなサービスを提供すべき各MFP識別子411、511(複数)により識別されるMFP10(複数)それぞれの優先順位を、稼働状況データ414及びサービス履歴データ514に基づいて、判断する。
例えば、分析部604は、稼働状況データ414に含まれる、MFP10に異常が発生した場合のアラートに関するデータ、MFP10に異常が無い場合の正常の稼働状況、印刷枚数、スキャン枚数等に関するデータに基づき、MFP10(複数)それぞれの優先順位を判断してもよい。例えば、分析部604は、現在MFP10に異常やアラートが発生していれば、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。逆に言えば、分析部604は、現在MFP10が正常稼働中であれば、そのMFP10の優先順位を低くしてもよい。例えば、分析部604は、印刷枚数やスキャン枚数等が大きい(言い換えれば、よく使用される)MFP10の優先順位を高くしてもよい。例えば、分析部604は、印刷枚数やスキャン枚数等が急激に上昇したMFP10の優先順位を高くしてもよい。
例えば、分析部604は、サービス履歴データ514に含まれる、MFP10の本体販売価格(又はリース価格)、部品交換履歴(交換回数を含む)、修理履歴(修理回数を含む)、メンテナンス履歴等に関するデータに基づき、MFP10(複数)それぞれの優先順位を判断してもよい。例えば、分析部604は、MFP10の本体販売価格(又はリース価格)が高額であるほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。例えば、分析部604は、部品交換履歴に基づき、部品交換時期が古いほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。例えば、分析部604は、部品交換履歴に基づき、部品交換回数が少ないほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。例えば、分析部604は、修理履歴に基づき、修理時期が古いほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。あるいは、修理時期が新しくても、その修理が誤りだったおそれもあるので、逆に、修理時期が新しいほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。分析部604は、修理履歴に基づき、修理回数が少ないほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。あるいは、修理回数が多くても、その修理が誤りだったおそれもあるので、逆に、修理回数が多いほど、そのMFP10の優先順位を高くしてもよい。
この様に、分析部604は、稼働状況データ414に含まれる種々のデータ及びサービス履歴データ514に含まれる種々のデータを総合的に分析し、各MFP10に提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、各MFP10の優先順位とを、総合的に判断すればよい。分析部604は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介して中継サーバー30に送信する(ステップS607)。
中継サーバー30の中継部301は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介して分析装置60から受信する(ステップS303)。中継部301は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介してモバイルデバイス20に送信する(ステップS304)。
モバイルデバイス20のサービス情報取得部202は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、ネットワークNを介して中継サーバー30から受信する(ステップS202)。サービス情報取得部202は、MFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを、例えば、表示装置27に表示することにより、サービスパーソンに提示する(ステップS203)。
サービスパーソンは、モバイルデバイス20の表示装置27に表示されたMFP10それぞれに提供すべき新たなサービスに関するサービス情報と、MFP10それぞれの優先順位(MFP10が複数の場合)とを参照し、最初にサービスを提供すべきMFP10を選択し、選択したMFP10にサービス(修理、部品交換、ソフトウェア更新等)を提供する。例えば、ソフトウェア更新等の場合は、モバイルデバイス20がMFP10と通信して、サービスパーソンによる操作無しに、サービスを提供する場合もある。
MFP10へのサービス提供を終了すると、サービスパーソンは、モバイルデバイス20の操作装置26を操作し、サービスを提供した対象としてのMFP10を識別するための情報と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを入力する。
モバイルデバイス20のサービス履歴データ登録部203は、サービスマンからの操作装置26に対する入力に基づき、サービスを提供した対象としてのMFP10を識別するMFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを特定する。サービス履歴データ登録部203は、特定したMFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50に送信する。また、ソフトウェア更新等の場合は、サービスマンの入力は不要となる場合もある。この場合、サービス履歴データ登録部203は、サービスを提供した(ソフトウェアを更新した)対象としてのMFP10を識別するMFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データ(ソフトウェア更新情報)とを、ネットワークNを介してサービス履歴蓄積装置50に送信する(ステップS204)。
サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ蓄積部502は、MFP識別子と、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、を、ネットワークNを介してモバイルデバイス20から受信する(ステップS503)。サービス履歴データ蓄積部502は、受信したMFP識別子に関連付けて、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データを、記憶装置54が記憶するサービス履歴データベース510に蓄積する(ステップS504)。
ステップS504をより具体的に説明すれば、サービス履歴データ蓄積部502は、モバイルデバイス20から受信したMFP識別子と同じMFP識別子511に関連付けられたサービス履歴データ514に、モバイルデバイス20から受信した、MFP10に提供した、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データを追加することにより蓄積する。
ステップS504で蓄積されたサービス履歴データ514は、今後、サービス履歴蓄積装置50のサービス履歴データ送信部501がサービス履歴データ514として分析装置60に送信(ステップS502)することとなる。
10.変形例
本実施形態では、稼働状況蓄積装置40が、稼働状況データ蓄積部401及び稼働状況データ送信部402として動作し、稼働状況データベース410を記憶する。サービス履歴蓄積装置50が、サービス履歴データ送信部501及びサービス履歴データ蓄積部502として動作し、サービス履歴データベース510を記憶する。分析装置60が、識別子受信部601、稼働状況取得部602、サービス履歴取得部603及び分析部604として動作する。
これに限定されず、管理システム1は、1以上の記憶装置と、分析装置とを有しさえすればよい。
例えば、1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、稼働状況データベース410及びサービス履歴データベース510を記憶してもよい。つまり、1つの情報処理装置が有する1つの記憶装置が、稼働状況データベース410及びサービス履歴データベース510を記憶してもよい。1つの情報処理装置が有する複数の記憶装置が、それぞれ、稼働状況データベース410及びサービス履歴データベース510を記憶してもよい。
例えば、1つの情報処理装置である分析装置が、稼働状況データ蓄積部401、稼働状況データ送信部402、サービス履歴データ送信部501、サービス履歴データ蓄積部502、識別子受信部601、稼働状況取得部602、サービス履歴取得部603及び分析部604として動作してもよい。あるいは、複数の情報処理装置を含む分析装置が、それぞれ、稼働状況データ蓄積部401、稼働状況データ送信部402、サービス履歴データ送信部501、サービス履歴データ蓄積部502、識別子受信部601、稼働状況取得部602、サービス履歴取得部603及び分析部604のいずれか単数又は複数として、動作してもよい。
11.結語
MFPのメンテナンス業務に従事するサービスパーソンは、携帯するモバイルデバイスを用いて、MFPに提供すべきサービスに関するサービス情報を閲覧し、MFPにサービスを提供する技術が知られている。典型的には、サービスパーソンは、訪問先のMFPを診断して異常を発見し、この異常を解決するためのサービス情報を、モバイルデバイスを用いて検索する。しかしながら、この方法では、サービスパーソンがサービス情報を正確に理解できなかったり、理解に時間が掛かるおそれがある。また、異常を解決するために部品交換が必要である場合、訪問先に部品が無ければ、再度、部品を持って訪問する等の必要がある。サービスパーソンの担当地域には、多数のMFPが存在することもあるので、サービスパーソンは時間を掛けずに正確なサービス情報を取得することが望ましい。
また、サービスパーソンが、異常が発生しているMFPを訪問せず遠隔地におり、この異常を解決するためのサービス情報を、モバイルデバイスを用いて検索することも考えられる。この方法によれば、サービスパーソンは、単に、MFPに発生している異常についてのみ、サービス情報をモバイルデバイスを用いて検索することはできると考えられる。しかしながら、その異常が発生した背景、例えば、MFPのサービス履歴(例えば、修理や部品交換の履歴)や、顧客又は地域ごとのMFPの特徴を反映したサービス情報を得ることは困難である。このため、単に、MFPに発生している異常に基づくサービス情報が、必ずしも、個々のMFPにとって適切でないおそれもある。
これに対して、本実施形態によれば、分析装置60は、稼働状況データ及びサービス履歴データに基づいて、MFP10に提供すべき新たなサービスを判断する。これにより、単にMFP10に現在発生している異常だけではなく、過去一定期間の稼働状況データと、サービス履歴データ(例えば、修理や部品交換の履歴)とに基づき、MFP10に提供すべき新たなサービスを判断することができるので、個々のMFP10にとって適切なサービスを判断することができる。また、モバイルデバイス20は、MFP識別子を送信するだけでサービス情報を受信できるので、サービスマンが、MFP10に現在発生している異常を実際に把握する必要が無い。このため、サービスマンが、異常が発生しているMFP10を訪問せず遠隔地にいても(例えば、外出中や移動中)、個々のMFP10にとって適切なサービスを知ることができる。このため、サービスマンは、事前にサービスの準備(部品の持参等)ができるので、MFP10にサービスを提供し異常を解消するまでの時間を短縮でき、効率化を図れる。
本実施形態によれば、モバイルデバイス20は、顧客識別子を送信するだけで、その顧客に納入された各MFP10にそれぞれ提供すべきサービス情報を受信できる。これにより、サービスマンは、1つの顧客の訪問時に、複数のMFP10にそれぞれ適切なサービスを提供することができ、さらに効率化を図れる。
本実施形態によれば、モバイルデバイス20は、地域識別子を送信するだけで、その地域に納入された各MFP10にそれぞれ提供すべきサービス情報を受信できる。これにより、サービスマンは、1つの担当地域の訪問時に、複数のMFP10にそれぞれ適切なサービスを提供することができ、さらに効率化を図れる。
本実施形態によれば、分析装置60は、新たなサービスを提供すべき複数のMFP10それぞれの優先順位を判断し、モバイルデバイス20に送信する。これにより、サービスマンは、自分で新たなサービスを提供すべき複数のMFP10それぞれの順位を判断する必要が無く、分析装置60が判断した優先順位に従って、効率的に、複数のMFP10それぞれにサービスを提供することができる。
本実施形態によれば、サービス提供後、MFP識別子と、新たなサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、サービス履歴データベース510に蓄積する。これにより、今後は、分析装置60が、新たに蓄積されたサービス履歴データに基づき、MFP10に提供すべき新たなサービスを判断することができる。これにより、MFP10に提供すべき新たなサービスの判断の基礎となるサービス履歴データを、継続的に増えていくため、判断の正確性を継続的に向上し続けることができる。
本技術の各実施形態及び各変形例について上に説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
管理システム1
MFP10
モバイルデバイス20
中継サーバー30
稼働状況蓄積装置40
サービス履歴蓄積装置50
分析装置60
稼働状況データ送信部101
識別子送信部201
サービス情報取得部202
サービス履歴データ登録部203
中継部301
稼働状況データ蓄積部401
稼働状況データ送信部402
稼働状況データベース410
サービス履歴データ送信部501
サービス履歴データ蓄積部502
サービス履歴データベース510
識別子受信部601
稼働状況取得部602
サービス履歴取得部603
分析部604

Claims (6)

  1. 1以上の記憶装置と、
    分析装置と
    を具備し、
    ネットワークを介して画像形成装置及びモバイルデバイスと通信可能な管理システムであって、
    前記1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、
    前記画像形成装置が送信した、前記画像形成装置を識別する画像形成装置識別子と、前記画像形成装置の稼働状況に関する稼働状況データとを、互いに関連付けて蓄積する稼働状況データベースを記憶し、
    前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供されたサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積するサービス履歴データベースを記憶し、
    前記分析装置が、
    前記モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子を受信し、
    受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された前記稼働状況データを取得し、
    受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された前記サービス履歴データを取得し、
    前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
    前記モバイルデバイスに、判断した前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する
    管理システム。
  2. 請求項1に記載の管理システムであって、
    前記稼働状況データベースは、さらに、顧客を識別する顧客識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データと、関連付けて蓄積し、
    前記サービス履歴データベースは、さらに、前記顧客識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データと、関連付けて蓄積し、
    前記分析装置が、
    前記モバイルデバイスが送信した、前記顧客識別子を受信し、
    受信した前記顧客識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データを取得し、
    受信した前記顧客識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データを取得し、
    前記顧客識別子が関連付けられた前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
    前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する
    管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の管理システムであって、
    前記稼働状況データベースは、さらに、地域を識別する地域識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データと、関連付けて蓄積し、
    前記サービス履歴データベースは、さらに、前記地域識別子を、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データと、関連付けて蓄積し、
    前記分析装置が、
    前記モバイルデバイスが送信した、前記地域識別子を受信し、
    受信した前記地域識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記サービス履歴データを取得し、
    受信した前記地域識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された、前記画像形成装置識別子及び前記稼働状況データを取得し、
    前記地域識別子が関連付けられた前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
    前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する
    管理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の管理システムであって、
    前記分析装置が、
    前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置それぞれについて、前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記新たなサービスを提供すべき前記画像形成装置それぞれの優先順位を判断し、
    前記モバイルデバイスに、前記画像形成装置それぞれに提供すべき前記新たなサービスに関するサービス情報と、前記画像形成装置それぞれの前記優先順位とを送信する
    管理システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の管理システムであって、
    前記モバイルデバイスは、前記サービス情報を受信し、前記サービス情報が示す前記新たなサービスを提供した前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供された前記新たなサービスの履歴に関する前記サービス履歴データとを、送信し、
    前記サービス履歴データベースは、さらに、前記モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子と、前記新たなサービスの履歴に関する前記サービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積する
    管理システム。
  6. 画像形成装置が送信した、前記画像形成装置を識別する画像形成装置識別子と、前記画像形成装置の稼働状況に関する稼働状況データとを、互いに関連付けて蓄積する稼働状況データベースと、
    前記画像形成装置を識別する前記画像形成装置識別子と、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供されたサービスの履歴に関するサービス履歴データとを、互いに関連付けて蓄積するサービス履歴データベースと
    をそれぞれ記憶する1以上の記憶装置から、データを取得することが可能であり、
    モバイルデバイスが送信した、前記画像形成装置識別子を受信し、
    受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記稼働状況データベースに記憶された前記稼働状況データを取得し、
    受信した前記画像形成装置識別子に関連付けられて前記サービス履歴データベースに記憶された前記サービス履歴データを取得し、
    前記稼働状況データ及び前記サービス履歴データに基づいて、前記画像形成装置識別子により識別される前記画像形成装置に提供すべき新たなサービスを判断し、
    前記モバイルデバイスに、判断した前記新たなサービスに関するサービス情報を送信する
    分析装置。
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