JP2019217618A - ボトルハンドリング装置 - Google Patents

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達鋭 橋本
Tatsutoshi Hashimoto
達鋭 橋本
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Abstract

【課題】 装置自体には動力源がなくても、ロボットアームの先端に組付けたボトルハンドリング手段が狭いケースに整列したボトルを中から、1本ずつ取り出すことを可能にする。
【解決手段】 スカラロボット等のロボットアームの先端に組付けるボトルハンドリング手段が、ボトルネックを把持する姿勢のまま、ボトルキャップ側から一定高さまで押し込むことで、ボトルを把持し、持ち上げ移動後、再度一定の高さまで押し込むと把持状態が解除される。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体を収めたペットボトルやガラスボトル等を複数本収めたケースから、1本ずつボトルを取り出す装置に関する。
ペットボトルなどの液体を入れた容器を、複数個纏めたケースの中から1本ずつ取り出すような装置はなかった。
特願平7−322142
この考案は、ボトルの箱詰め作業の高速化を図るために考案されたものである。3本のハンドリング爪をカム及びシリンダの動力で、ボトルのネック部を掴み直立後、シリンダの動力で、外す構造をとっている。
解決しようとする問題点は、シリンダの動力源がなければ、駆動できない点と、収納ケース内からボトルを取り出す点であり、装置自体には動力源がなくても、1本ずつ取り出すことを可能にする。
本発明は、少なくともスカラロボット等のロボットのアームの先端に組付けるボトルハンドリング手段を、ボトルネックを把持するコンパクトな姿勢のまま、周りのボトルに触れずに、所望のボトルのボトルキャップ側から一定高さまで押し込むことで、所望のボトルを把持し、持ち上げ移動後、再度一定の高さまで押し込むと、把持状態が解除されるようにすることを最も主な特徴とする。
この構成により、今まで、人手に頼っていた、ケースからのボトルの取り出し作業がロボットのアームの先端に組付けたこの装置により可能となる。
は本発明で、後述するアームが閉じた状態の中央断面図である。(実施例1) は本発明で、後述するアームが開いた状態の中央断面図である。 は本発明で、後述するアーム先端を斜め下から見上げた詳細図である。 は本発明で、ボトルを捉えた状態の図である。 は本発明で、後述するアームが開いた状態を上から見下ろした斜視図である。 は本発明で、後述するアームが開いた状態のアーム先端部を改良した斜視図である。 は本発明で、後述するアームが閉じた状態のアーム先端部を改良した斜視図である。 は本発明で、後述するアーム先端部を改良した詳細図である。 は他の実施例の、後述するアームが開いた状態の中央断面図である。(実施例2) は他の実施例の、後述するアームが開いた状態の中央断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の中央断面図であり、後述するアームが閉じた状態である。1はシリンダベース、11は図示しないロボットのアームに固定する連結部、111はアダプタ11に固定されたフォトインタラプタ、12はアームベース、124は揺動支点、13はラッチカバー、2はロッド、21はラッチバネ、22はラッチ機構(移動可能なスライドする部材に一方向の力を加えて、一定以上の距離を移動すると、その力を解除してもスライドする部材は一定の位置を保持し、再び同方向の力を更に加えた後にその力を解除すると、最初の位置まで移動後、その位置を保持する機構)、23は契合ピン、24はラッチノブ、3はカムフロアー、34はカムピン、4はアーム、41は爪、5はアームバネで、これらから構成される。
シリンダベース1と連結部11と、アームベース12は一体である。フォトインタラプタ111はロッド2の先端の突起の位置により、後述するアームの開閉状態を検知する検出器である。ラッチカバー13はラッチ機構22をシリンダベース1に固定するカバーである。
ロッド2はシリンダベース1の中にあり、ラッチ機構22とラッチバネ21に押されて上下に移動可能である。ラッチ機構22はラッチノブ24が上下に移動して一定のストローク移動することで、2つの位置(後述するカムベースが上がった上の位置とカムベースが下がった下の位置)を保持する機構である(ノック式ボールペンのラッチ機構を逆さまにした構造)。ラッチバネ21はラッチ機構を構成する。図1が上の位置の状態であり、図2が下の位置の状態である。
一方、カムベース3はシリンダベース1の外円筒部を上下に摺動可能で、かつ、シリンダベース1の外円筒部に設けた、ラッチ機構22で生じるストローク以上の長穴を介して、ロッド2と契合ピン23で連結されている。そのため、ロッド2に連動して上下動する。
アーム4はシリンダベース1を中心にして4つ有り、アームベース12に揺動支点124を介して揺動可能に支持されている。カムピン34はアーム4の一端に回転自在に軸支されている。
図3で下方から見た詳細図のように、爪41は半円筒形状の弾性体から出来ており、アーム4の一端部から斜め上に向かって、外円筒凸部が下になるように組付けられている。アーム4の爪41の受け面は爪41とほぼ同じ半円筒をしており、爪41に掛るボトルの荷重で折れ曲がりにくくしている。一方、アーム4が閉じた状態であっても、このような形状であるため、下側からボトルキャップ62が爪41に押し当たって来た場合でも、軽い力で曲がり、4つの爪41で形成される開口部をボトルキャップ62は無理なく通過できる。アームバネ5はリング状のゴムであり、4つのアーム4の揺動支点124より上に掛っており、アームバネ5の収縮力により、アーム4の爪41側を開く方向に力が作用している。
図1で、カムベース3が上の位置にあり、カムピン34はアームバネ5の収縮力により、カムベース3の縦面に当接している。この状態で、アーム4は揺動支点124のほぼ真下に垂直になり、4つの爪41で形成される開口部は後述するボトルのネックより若干小径に閉じた状態になる。この位置では、ロッド2の上端部がフォトインタラプタ111の光を遮るので、上の位置(アーム4が閉状態)にあることが、電気信号として検知される。
図2はカムベース3が下の位置にあり、カムピン34はアームバネ5の収縮力により、4つのアーム4が揺動支点124で揺動して、カムベース3の斜面に当接し、4つの爪41で形成される開口部は後述するボトルのネック径より十分開いた状態になる。この位置では、ロッド2の上端部がフォトインタラプタ111の光を遮らないので、下の位置(アーム4が開状態)にあることが、電気信号として検知される。アーム4の開閉状態を検知した信号は、図示しないロボットの制御装置に送られ、その信号を基にロボットアームの動きをコントロールする。
次に図4で動作を説明する。この図では手前のアーム4と爪41を省略している。6はボトル、61はボトルキャップ、62はボトルネックである。図2の状態の4つの爪41で形成される開口部より小径の図示しないダミーのボトルとしてのロッドが作業の邪魔にならない位置に垂直に立っており、そのロッドの先端の真上から、図示しないロボットアームが、図2の状態の装置を一定高さまで降下することで、装置のセンターのラッチノブ24を押し上げる。すると図2のアーム4が閉じたコンパクトな状態(図1)になる。そのため、ボトルの密集したケース内に周囲のボトルに接することなく挿入できるようになる。
その状態のまま、ケース内の所望のボトル6の真上まで移動し、降下する。キャップ61は4つの爪41を押し広げながら通過し、4つの爪41の先端がボトルネック62に掛るまで、かつ、ラッチノブ24が下の位置に反転移動しない高さまで降下させる。次に、アームを上昇させると、ボトルネック62部は4つの爪41に引っ掛かって、ケースよりボトルを1本取り出すことができる。その後別の場所へ移動後、こんどはラッチノブ24とボトルキャップ61が当接し、ラッチ機構が反転するまでロボットアームを降下させることで、図2の状態になり、ボトルネック62と爪41の契合が外れる。図5は図2の状態を斜め上から見た装置の全体図である。
図6、図7、図8は上記実施例の改良版の説明である。同じ図番は同じ部品を示す。241はボトルキャップ受けであり、受け面を広くして、色々なボトルにより対応しやすくするために追加した。図8では 411が爪受けアーム、412は固定ネジで、アーム4から伸びる爪受けアーム411の止め位置を変えて、揺動支点124から爪41の長さを変え、固定ネジ412で固定することが出来る。413はねじりバネ、414はストッパネジ、415は固定ナット、416は爪受け、417は揺動軸である。
爪41は爪受け416に図示しないネジで416からの飛び出し量を調整して固定出来る。爪受け416は揺動軸417を支点にして揺動自在に保持され、ねじりバネ413でアーム4に対し、爪41が開くように付勢されている。爪受け416の爪41の反対側にストッパネジ414の先端が当たることで、アーム4と爪41の開き角度が規制される。爪受け416との当たり位置を調整後、固定ナット415で固定する。各4本のアーム4の先端部は同じ構造にしてある。
爪41の剛性を上げても、ねじりバネ413を追加したことで、重いボトルの場合であっても、アーム4が閉じた状態で、ボトルを押し込む時、軽く爪受け416が揺動して爪41が変形しなくても、逃がすことが出来る。
ボトルキャップ受けと、アーム4の長さ調整と、爪41の角度の調整と、爪の長さの調整と爪の揺動機構を追加したことで、いろいろなボトルのサイズやボトル形状や重さにも対応できるようになった。
図9、図10は実施例2の、中央断面図である。この実施例では実施例1と基本構成は同じであるが、違いを以下に述べる。アーム4の揺動中心124はカムベース3の端部に在り、アーム4はロッド2と一緒に移動する。また、アームバネ5は揺動中心124より上部に位置していて、アームバネ5の収縮力で、常にアーム4は開こうとしている。アーム4が上の位置に移動する時、アーム4の側面はアームベース12の枠内面に当接しながら上がる為、アームベース12の枠内面に規制され、閉じる。つまり、アームベース2の枠の開口部とアーム4の上下の相対位置に対し、アーム4の開閉がコントロールされる。
このように、ラッチ機構22により、ボトルネック62を保持する爪41を持った複数のアーム4が開閉することで、ケースからのボトルの取り出し作業は可能となる。
実施例では爪41の付いた開閉部であるアーム4は4つで構成しているが、2つや3つで構成しても良い。また、アーム4と爪41は別体であったが、上記の機能を持てば、一体で有っても良い。アームの揺動支点も実施例では穴とピンの組合せであるが、支持部(カムベース)と被回転部(アーム)をPPやナイロン等で構成した場合、薄い膜状で繋がれば、揺動支点としての機能をもつので、一体化することで、部品削減が可能となる。
実施例では位置検知手段はロッドの先端部がフォトインタラプタの光を遮ることで、間接的にアームの開閉状態を検知したが、揺動するアームの一部でフォトインタラプタの光を遮る位置にフォトインタラプタを配置して、直接的にアームの開閉状態を検知しても良い。
また、ロッドの位置検知手段は、コンピュータで用いるレーザーマウスの移動量検知機構でロッドの先端の移動量を検知すれば、間接的にラッチ機構の位置や動きが正確に検知できるのでその検知結果を元に、アームが閉じた状態で、ボトルを掴む動作やアームの開閉動作が正確にできるようになる。
以上のように構成することで、ケース内に詰め込まれたボトルを1本ずつ、本発明の装置を取り付けたロボットアームにより、取り出すことが可能となる。
1 シリンダベース
11 連結部
111 フォトインタラプタ
12 アームベース
124 揺動支点
2 ロッド
21 ラッチバネ
22 ラッチ機構
23 契合ピン
24 ラッチノブ
3 カムベース
34 カムコロ
4 アーム
41 爪
5 アームバネ

Claims (4)

  1. 少なくとも、ラッチ機構と、該ラッチ機構により開閉するアームと、該アーム先端に組付けられた爪からなることを特徴とするボトルハンドリング装置。
  2. 少なくとも、ラッチ機構と、該ラッチ機構により駆動されるカムベースとカムコロからなるカム機構と、該カム機構により開閉する複数のアームと、該アーム先端に組付けられた爪からなることを特徴とするボトルハンドリング装置。
  3. 請求項1及び請求項2の爪は半円筒形状の弾性体からなることを特徴とするボトルハンドリング装置。
  4. 請求項1及び請求項2の該アームの開閉状態又は移動量を直接的又は間接的に検知する検知手段を有することを特徴とするボトルハンドリング装置。
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