JP2019215456A - 現像剤補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤を排出し易い状態に現像剤容器を復帰させる。【解決手段】CPU601は、容器1の回転部の正回転による補給動作を開始した場合に、位相センサ604の検知結果に基づいて補給動作が正常に完了したか否かを判定し、補給動作が正常に完了しないと判定した場合は、モータ500を制御して、容器1の回転部を逆回転させた後に、再度、正回転による補給動作を実施する。【選択図】図14

Description

本発明は、着脱可能な現像剤容器を装着して現像剤の補給を行う現像剤補給装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ、またはこれらの機能を複数備えた電子写真方式の画像形成装置には、微粉末の現像剤が使用されている。この画像形成装置では、画像形成に伴い消費されてしまう現像剤が、現像剤容器から補給される。特許文献1に開示された現像剤容器では、現像剤容器を回転させることで伸縮する蛇腹のポンプ部を用いて現像剤を排出する方式が採用される。すなわち、現像剤容器は、ポンプ部を伸長させて現像剤容器内の気圧を大気圧よりも低い状態にすることで現像剤容器内へ空気を取り込み、現像剤を流動化する。更に現像剤容器は、ポンプ部を収縮させて現像剤容器内の気圧を大気圧よりも高い状態にすることで、現像剤容器内外の圧力差により、現像剤を押し出して排出する。特許文献1の現像剤容器は、これらの2つの工程を交互に繰り返すことで、現像剤を安定排出する構成になっている。
特開2014−186138号公報
しかしながら、例えば、現像剤容器がポンプ部を下側にしてユーザ先まで運搬された場合、輸送中の振動によって現像剤がポンプ部周辺に偏ることでポンプ部の動作負荷が増加し、円滑に動作できなくなる場合がある。この場合、駆動モータは、ポンプ部を駆動して現像剤容器を回転させるために、より高いトルクを発生させる必要がある。しかし、発生トルクが十分でないと、現像剤容器を適切に回転させることができず、補給動作を正常に行えない場合があった。
本発明は、現像剤を排出し易い状態に現像剤容器を復帰させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像剤を収容する収容部、前記収容部における回転部の回転によって前記収容部の容積を変化させるポンプ部、及び前記収容部の容積の変化により現像剤を排出する排出口、を有する現像剤容器から、現像器に現像剤を補給する現像剤補給装置であって、前記現像剤容器が装着される装着部と、前記装着部に装着された前記現像剤容器の前記回転部を回転駆動する駆動手段と、前記現像剤容器の前記回転部の回転位相を検知する検知手段と、前記駆動手段を制御して前記現像剤容器の前記回転部を正回転させることで、前記現像剤容器から前記現像器への現像剤の補給動作を実施する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記補給動作を開始してから第1の所定時間が経過する前に前記回転部が所定位置まで回転しない場合に、前記現像剤容器の前記回転部の正回転を停止すると共に、前記駆動手段を制御して前記現像剤容器の前記回転部を逆回転させることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤を排出し易い状態に現像剤容器を復帰させることができる。
現像剤補給装置が適用された画像形成装置の構成を示す図である。 現像剤補給装置の部分断面図、装着部の斜視図、断面図である。 現像剤補給装置及び容器の部分断面図、制御系のブロック図である。 現像剤補給制御処理のフローチャートである。 変形例の現像剤補給装置及び容器の部分断面図である。 容器の全体斜視図、容器の排出口周辺の部分拡大図、容器を装着部に装着した状態を示す正面図である。 容器の断面斜視図、部分断面図である。 ポンプ部が使用上最大限伸張、収縮された状態の容器の部分図、ポンプ部の部分図である。 カム溝の展開図である。 搬送部材全体の斜視図、側面図である。 PWMデューティ計算の処理のフローチャートである。 容器内の現像剤の分布を示す模式図である。 補給動作の処理のフローチャートである。 リカバリ動作の処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、特段の記載がない限り、発明の思想の範囲内において、本実施の形態の現像剤補給装置及び画像形成装置、現像剤補給容器の種々の構成を、同様な機能を奏する公知の他の構成に置き換えることが可能である。すなわち、特段の記載がない限り、実施の形態に記載された構成だけに限定する意図はない。まず、画像形成装置の基本構成について説明し、続いて、この画像形成装置に搭載される現像剤補給システム、つまり、現像剤補給装置と現像剤補給容器の構成について順に説明する。
(画像形成装置)
本実施の形態では、現像剤補給容器(所謂、トナーカートリッジ)が着脱可能(取り外し可能)に装着される現像剤補給装置が搭載された画像形成装置の一例として、電子写真方式を採用した複写機を例示する。図1は、本発明の一実施の形態に係る現像剤補給装置が適用された画像形成装置100の構成を示す図である。
原稿101は原稿台ガラス102の上に置かれる。画像形成装置100は、原稿101の画像情報に応じた光像を光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、電子写真感光体104(以下、感光体)上に露光して結像させることにより静電潜像を形成する。この静電潜像は乾式の1成分現像器である現像器201aにより現像剤(乾式粉体)としてのトナー(1成分磁性トナー)を用いて可視化される。なお、本例では現像剤容器としての現像剤補給容器1(以下、容器1と記す)から補給すべき現像剤として1成分磁性トナーを用いた例について説明するが、このような例だけではなく、後述するような現像剤を用いた構成としても構わない。
具体的には、1成分非磁性トナーを用いて現像を行う1成分現像器を用いる場合、現像剤として1成分非磁性トナーを補給することになる。また、磁性キャリアと非磁性トナーを混合した2成分現像剤を用いて現像を行う2成分現像器を用いる場合、現像剤として非磁性トナーを補給することなる。なお、2成分現像器を用いる場合、現像剤として非磁性トナーとともに磁性キャリアも併せて補給する構成としても構わない。
カセット105、106、107、108には記録媒体(以下、「シート」ともいう)Pが収容される。これらカセット105〜108に積載されたシートPのうち、画像形成装置100の液晶操作部から操作者(ユーザ)が入力した情報、もしくは原稿101のシートサイズを基に、最適なカセットが選択される。画像形成装置100は、給送分離装置105A、106A、107A、108Aにより搬送された1枚のシートPを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送する。そして画像形成装置100は、感光体104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングとを同期させてシートPを搬送する。
転写帯電器111は、転写帯電器111と感光体104との間の転写部に給送されたシートPに荷電粒子を照射してシートPを正極性に帯電させることにより、負極性に帯電した感光体104上の現像剤像(トナー像)をシートPに転写する。そして、分離帯電器112は、現像剤像(トナー像)が転写されたシートPに荷電粒子を照射してシートPの不必要な電化を中和して除電させることにより、シートPを感光体104から分離させる。搬送部113により搬送されたシートPは、定着部114において熱と圧によりシート上の現像剤像が定着された後、片面コピーの場合には、排出反転部115を通過し、排出ローラ116により排出トレイ117へ排出される。一方、両面コピーの場合には、シートPは排出反転部115を通り、一度、排出ローラ116によりシートPの一部が装置外へ露出する。そしてその後、シートPの終端がフラッパ118を通過し排出ローラ116にまだ挟持されているタイミングで、フラッパ118が制御されると共に排出ローラ116が逆回転することにより、再度、シートPは装置内へ搬送される。さらにその後、シートPは、再給送搬送部119、120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排出トレイ117へ排出される。
感光体104の周りには現像器201a、クリーナ部202および帯電器203等の画像形成プロセス機器が設置されている。現像器201aは感光体104に形成された静電潜像に現像剤を付着させることにより現像する。帯電器203は、感光体104上に所望の静電像を形成するため感光体表面を一様に帯電する。クリーナ部202は感光体104に残留している現像剤を除去する。
(現像剤補給システム及び現像剤補給装置)
次に、現像剤補給システムの構成要素である現像剤補給装置201について、図1〜図4を用いて説明する。図2(a)は現像剤補給装置201の部分断面図、図2(b)は容器1を装着する装着部10の斜視図、図2(c)は装着部10の断面図である。図3(a)は、現像剤補給装置201及び容器1の部分断面図である。図3(b)は、現像剤補給動作に関する制御系のブロック図である。図3(b)では、現像剤補給動作に必要な要素に絞って記載されており、一般の画像形成装置としての動作を行うための他の要素の図示は省略されている。
現像剤補給装置201は、図1に示すように、容器1が取り外し可能(着脱可能)に装着される装着部10と、容器1から排出された現像剤を一時的に貯留するホッパ10aと、現像器201aと、を有している。なお、現像器201aを除いたものを現像剤補給装置と呼称してもよい。容器1は、装着部10に対して図2(c)に示すM方向に装着される構成となっている。つまり、容器1の長手方向でもある回転軸線方向が、このM方向とほぼ一致するように装着部10に装着される。なお、M方向は、後述する図7(b)に示すX方向と実質的に略平行である。また、容器1の装着部10からの取り出し方向はこのM方向とは反対の方向となる。
現像器201aは、図1及び図2(a)に示すように、現像ローラ201f、撹拌部材201c、送り部材201d、201eを有している。容器1から補給された現像剤は撹拌部材201cにより撹拌され、送り部材201d、201eにより現像ローラ201fに送られて、現像ローラ201fにより感光体104に供給される。また、現像ローラ201fには、ローラ上に付着した現像剤の量(コート量)を規制する現像ブレード201gが設けられている。現像器201aには、現像器201aの筐体と現像ローラ201fとの隙間から現像剤が漏れないように、現像ローラ201fに接触配置された漏れ防止シート201hが設けられている(図2(a))。現像ローラ201fが現像剤を担持しながら回転することによって、現像剤が感光体104へ供給される。
装着部10には、図2(b)に示すように、容器1が装着された際に容器1のフランジ部4(図6(a)(b)参照)と当接することでフランジ部4の回転移動を規制するための回転方向規制部11が設けられている。また、装着部10は、容器1が装着された際に、後述する容器1の排出口4a(図3(a)参照)と連通し、容器1から排出された現像剤を受入れるための現像剤受入れ口13を有している。容器1の排出口4aから現像剤が現像剤受入れ口13を通して現像器201aへと供給される。現像剤受入れ口13の直径φは約3mmに設定されている。なお、現像剤受入れ口の直径は排出口4aから現像剤が排出できる直径であればよい。
ホッパ10aは、図3(a)に示すように、現像器201aへ現像剤を搬送するための搬送スクリュー10bと、現像器201aと連通した開口10cと、ホッパ10a内に収容されている現像剤の量を検出する現像剤センサ10dとを有している。装着部10は、図2(b)、(c)に示すように、駆動機構として機能する駆動ギア300を有している。この駆動ギア300には、駆動手段としてのモータ500(図3(a)(b))から駆動ギア列を介して回転駆動力が伝達され、装着部10に装着された容器1に対し回転駆動力が付与される。
図3(b)に示すように、制御装置600は、CPU601、ROM602及びRAM603を備える。制御装置600は、画像形成装置としての動作を行うためのプログラムをROM602から読み出して動作し、RAM603をワーキングメモリとして用いてCPU601によって画像形成装置としての動作や制御を行う。制御装置600は、現像剤センサ10dから入力された現像剤残量情報等に基づき、モータ500の動作を制御する。
位相センサ604は現像剤補給装置201に設けられる。位相センサ604は、後述する容器1の回転位相を検知するためのもので、例えば、フォトセンサやスイッチなどで構成される。本実施の形態においては、後述する容器1の位相である位相Xa、Xb及び位相Ya、Yb(図9)が検知可能で、位相センサ信号(図9)が出力されるよう、位相センサ604が構成されている。
(現像剤補給容器の装着/取り出し方法)
次に、容器1の装着/取り出し方法について説明する。まず、操作者が、交換カバー(不図示)を開き、容器1を現像剤補給装置201の装着部10へ挿入して装着する。この装着動作に伴い、容器1のフランジ部4が現像剤補給装置201に保持、固定される。その後、操作者が交換カバーを閉じることで、装着工程が終了する。その後、制御装置600がモータ500を制御することにより、駆動ギア300を回転させる。一方、容器1内の現像剤が空(所定の残量以下)となってしまった場合には、操作者が、交換カバーを開き、装着部10から容器1を取り出す。そして、操作者は、予め用意してある新しい容器1を装着部10へと挿入して装着し、交換カバーを閉じることにより、容器1の取り出しから再装着に至る交換作業が終了する。
(現像剤補給装置による現像剤補給制御)
次に、現像剤補給装置201による現像剤補給制御について説明する。図4は、現像剤補給制御処理のフローチャートである。この処理は、CPU601がROM602に記憶されたプログラムをRAM603に読み出して実行することにより実現される。図4の現像剤補給制御処理は、例えば一定時間ごとに実行される。本例では、現像剤センサ10dの出力に応じて制御装置600がモータ500の作動/非作動の制御を行うことにより、ホッパ10a内の現像剤の量を目標範囲に維持する。目標範囲は下限量から上限量までの範囲を有する。
まず、ステップS101で、CPU601は、現像剤センサ10dの出力に基づいて、ホッパ10a内の現像剤残量が所定量以上であるか否かを判別する。所定量は前述の目標範囲の下限量である。ここで、現像剤センサ10dは、ホッパ10a内に現像剤残量が所定量以上存在するとオン信号を出力し、ホッパ10a内の現像剤の量が所定量未満ならばオフ信号を出力する。CPU601は、現像剤センサ10dの出力信号がオフ信号であれば現像剤残量が所定量未満であると判定し、現像剤の補給動作(図13)を実行し(ステップS102)、処理をステップS101に戻す。現像剤センサ10dの出力信号がオフ信号からオン信号へ変化した場合、CPU601は、モータ500の駆動をオフにすることで、現像剤の補給動作を停止する(ステップS103)。この補給動作の停止により、一連の現像剤補給制御処理が終了する。このように、画像形成装置100は、容器1から排出された現像剤をホッパ10a内に一時的に貯留し、その後、現像器201aへ補給する。これによって、画像形成装置100は、操作者が容器1を交換している間も画像形成が実行可能となり、ダウンタイムの発生を抑止できる。
また、図5に示すような現像剤補給装置を採用してもよい。図5は、変形例の現像剤補給装置及び容器1の部分断面図である。図5に示す現像剤補給装置は、図3の構成に比し、上述したホッパ10aを省略し、容器1から現像器201aへ直接的に現像剤を補給する構成である。
図5に示す現像剤補給装置は、2成分現像器800を用いた例である。この現像器800には、現像剤が補給される攪拌室と現像スリーブ800aへ現像剤を供給する現像室とを有している。攪拌室と現像室の各々には、現像剤搬送方向が互いに逆向きとなる攪拌スクリュー800bが設置されている。そして、攪拌室と現像室は長手方向両端部において互いに連通されており、2成分現像剤はこれらの2つの部屋を循環搬送される。攪拌室には現像剤中のトナー濃度を検出する磁気センサ800cが設置されている。磁気センサ800cの検出結果に基づいて制御装置600がモータ500の動作を制御する。この構成においては、容器1から補給される現像剤は、非磁性トナーであるか、もしくは、非磁性トナー及び磁性キャリアである。
後述するように、容器1内の現像剤は容器1が有するポンプ部3aによる容積可変動作によって排出されるため、排出量のばらつきを抑えることができる。それゆえホッパ10aを省くことが可能であり、図5に示す変形例であっても、現像器201a(又は現像器800)へ現像剤を安定的に補給することが可能である。
(現像剤補給容器)
次に、容器1の構成について、図6、図7を用いて説明する。図6(a)は容器1の全体斜視図、図6(b)は容器1の排出口4a周辺の部分拡大図、図6(c)は容器1を装着部10に装着した状態を示す正面図である。図7(a)は容器1の断面斜視図、図7(b)、(c)は容器1の部分断面図である。図7(b)はポンプ部3aが使用上最大限伸張された状態を示し、図7(c)はポンプ部3aが使用上最大限収縮された状態を示している。
図6(a)に示すように、容器1は現像剤収容部2を有する。現像剤収容部2は、中空円筒状に形成され、内部に現像剤を収容する内部空間を備える。円筒部2k、排出部4c(図7)、ポンプ部3a(図7)が現像剤収容部2に含まれる。現像剤収容部2は容器本体でもある。現像剤収容部2のうち、円筒部2k及び、円筒部2kと一体に回転する部分を「回転部」と呼ぶ。回転部には、搬送部材6、抑止部7も含まれるが、排出部4c、ポンプ部3aは含まれない。ポンプ部3aは、回転部の回転軸線AX方向(図7(b))における現像剤収容部2の一端部に配置される。回転軸線AX方向は、現像剤収容部2の長手方向(現像剤搬送方向)やX方向と略平行である。
容器1は、現像剤収容部2の長手方向の一端側にフランジ部4を有する。装着状態の容器1において、フランジ部4は回転を規制される。円筒部2kはこのフランジ部4に対して相対回転可能に構成されている。なお、円筒部2kの断面形状を、現像剤補給工程における回転動作に影響を与えない範囲内において、非円形状としてもよく、例えば、楕円形状のものや多角形状のものを採用しても構わない。
なお、本例では、図7(b)に示すように、現像剤収容室として機能する円筒部2kの全長L1が約460mm、外径R1が約60mmに設定されている。また、現像剤排出室として機能する排出部4cが設置される領域の長さL2は約21mmである。ポンプ部3aの全長については、使用上の伸縮可能範囲で最も伸びたとき(図7(b))の全長L3は約29mm、使用上の伸縮可能範囲で最も縮んだ状態のとき(図7(c))の全長L4は約24mmである。
また、容器1が装着部10に装着された状態のとき、円筒部2kと排出部4cとが容器1の長手方向(回転軸線AX方向)に並び、回転軸線AX方向は略水平となる。円筒部2kは、回転軸線AX方向における長さがその鉛直方向長さよりも充分に長く、その回転軸線AX方向の一端側が排出部4cと接続された構成となっている。本実施の形態では、装着状態の容器1が、排出部4cの鉛直上方に円筒部2kが位置する構成に比し、排出口4a上に存在する現像剤の量を少なくすることができる。そのため排出口4a近傍の現像剤が圧縮され難く、吸排気動作を円滑に行うことが可能となる。
容器1は、外部と排出口4aを通じて連通しており、排出口4aを除き外部から密閉されている。ポンプ部3aにより容器1の容積を縮小、増加させて排出口4aから現像剤を排出する構成を採用していることから、安定した排出性能が保たれる程度の気密性が求められる。よって、容器1の材質には、容積の変化に対して大きく潰れてしまったり、大きく膨らんでしまったりしない程度の剛性を有したものを採用するのが好ましい。そこで、現像剤収容部2と排出部4cの材質をポリスチレン樹脂とし、ポンプ部3aの材質をポリプロピレン樹脂としているが、これらに限定されない。
(フランジ部)
図7(a)、(b)に示すように、フランジ部4には、円筒部2kから搬送されてきた現像剤を一時的に収容するための中空の排出部4cが設けられている。この排出部4cの底部には、現像剤補給装置201へ現像剤を補給するための排出口4aが形成されている。また、排出口4aの上方には、排出前の現像剤を一定量貯留可能な現像剤貯留部4dが設けられている。
さらに、フランジ部4には排出口4aを開閉するシャッタ4bが設けられている。このシャッタ4bは、容器1の装着部10への装着動作に伴い、装着部10に設けられた突き当て部21(図2(b)参照)と突き当たるように構成されている。従って、シャッタ4bは、容器1の装着部10への装着動作に伴い、円筒部2kの回転軸線AXに略平行に、図2(c)のM方向とは逆方向へ容器1に対して相対的にスライドする。その結果、シャッタ4bから排出口4aが露出して開封動作が完了する。この時点で、排出口4aは装着部10の現像剤受入れ口13との位置が合致しているので互いに連通した状態となり、容器1からの現像剤補給が可能な状態となる。
また、フランジ部4は、容器1が現像剤補給装置201の装着部10に装着されると、実質的に不動となるように構成されている。具体的には、回転方向規制部11(図2(b))により、フランジ部4が円筒部2kの回転方向へ回転することがないように回転規制される。従って、容器1が現像剤補給装置201に装着された状態では、フランジ部4の排出部4cも、円筒部2kの回転方向へ回転することが実質阻止された状態となる(ガタ程度の移動は許容される)。一方、円筒部2kは現像剤補給装置201により回転方向への規制を受けることなく、現像剤補給動作時において回転できる。
円筒部2kの内面には、螺旋状に突出した搬送突起2cが設けられている(図3(a)、図5(a)、図6)。また、図7に示すように、現像剤収容部2の一部の領域を略2分割するように板状の搬送部材6が設けられている。搬送部材6は円筒部2kとともに一体的に回転する。搬送部材6の両面には、円筒部2kの回転軸線AX方向に対し、排出部4c側に傾斜した傾斜リブ6aが複数設けられている。また、搬送部材6の端部には抑止部7が設けられている。搬送部材6は、円筒部2kから搬送突起2cにより搬送されてきた現像剤を排出部4cへと搬送する。
搬送突起2cにより搬送されてきた現像剤は、円筒部2kの回転に連動して板状の搬送部材6によりすくい上げられ、鉛直方向下方から上方へと掻き上げられる。その後、現像剤は、円筒部2kの回転が進むに連れて重力によって搬送部材6の表面上を滑り落ち、やがて傾斜リブ6aによって排出部4c側へと受け渡される。傾斜リブ6aは、円筒部2kが半周する毎に現像剤が排出部4cへと送り込まれるように、搬送部材6の両面に設けられている。
容器1の排出口4aの大きさは、容器1が現像剤補給装置201に現像剤を補給する姿勢のとき、重力作用のみでは十分に排出されない程度の大きさに設定されている。つまり、排出口4aの開口サイズは、重力作用のみでは現像剤補給容器から現像剤の排出が不充分となる程度に小さく設定されている。言い換えると、排出口4aが現像剤で実質閉塞されるようにその開口の大きさを設定している。これにより、次の効果を期待できる。まず、排出口4aから現像剤が漏れ難くなる。また、排出口4aを開放した際の現像剤の過剰排出を抑制できる。さらに、現像剤の排出をポンプ部3aによる排気動作に支配的に依存させることができる。
ところで、排出口4aの最適な大きさや形状等の設計の考察については、上記特許文献1に開示されている。具体的には、排出口4aの直径φは、0.05mm(開口面積0.002mm)以上4mm(開口面積12.6mm)以下の範囲に設定するのが好ましい。さらに、排出口4aの直径φは、0.5mm(開口面積0.2mm)以上4mm(開口面積12.6mm)以下の範囲に設定するのがより好ましい。本例では、排出口4aの形状を、排出量と汚れ防止のバランスが最も優れた円形状とし、その開口の直径φを2mmに設定している。
なお、本例では、排出口4aの数を1個としているがそれに限るものではなく、それぞれの開口面積が上述した開口面積の範囲を満足するように、排出口4aを複数設ける構成としても構わない。例えば、直径φが3mmの1つの現像剤受入れ口13に対して、直径φが0.7mmの排出口4aを2つ設ける構成である。但し、この場合、現像剤の排出量(単位時間当たり)が低下してしまう傾向となるため、直径φが2mmの排出口4aを1つ設ける構成の方がより好ましい。
円筒部2kは、例えば、樹脂を用いてブロー成型法により形成される。円筒部2kの内面に設けられた搬送突起2cは、円筒部2kの回転に伴い、収容された現像剤を排出部4cの排出口4aに向けて搬送する機能を果たす。また、円筒部2kは、図7(b)、(c)に示すように、フランジ部4の内面に設けられたリング状のシール部材であるフランジシール5bが、圧縮された状態で、フランジ部4に対して相対回転可能に固定されている。これにより、回転中において現像剤が漏れることなく、気密性が保たれる。
次に、ポンプ部3aについて図7を用いて説明する。ポンプ部3aは、排出口4aを介して吸気動作と排気動作を交互に行わせる吸排気機構として機能する。言い換えると、ポンプ部3aは、排出口4aを通して容器1の内部に向かう気流と容器1から外部に向かう気流を交互に繰り返し発生させる気流発生機構として機能する。ポンプ部3aは、図7(b)に示すように、排出部4cよりもX方向の位置に設けられている。ポンプ部3aは、排出部4cとともに、円筒部2kの回転方向へ自らが回転することがないように設けられている。
また、本例のポンプ部3aは、その内部に現像剤を収容可能な構成となっている。このポンプ部3a内の現像剤収容スペースは、吸気動作時における現像剤の流動化に大きな役割を担う。ポンプ部3aとして、往復動に伴いその容積が可変な樹脂製の容積可変型ポンプ部(蛇腹状ポンプ)を採用している。具体的には、図7(a)〜(c)に示すように、蛇腹状のポンプを採用しており、「山折り」部と「谷折り」部が周期的に交互に複数形成されている。従って、このポンプ部3aは、現像剤補給装置201から受けた駆動力により、収縮、伸張を交互に繰り返し行うことができる。本例では、ポンプ部3aの伸縮時の容積変化量は、5cm(cc)に設定されている。このようなポンプ部3aを採用することにより、容器1の容積を所定の周期で交互に繰り返し変化させることができる。その結果、小径(直径が約2mm)の排出口4aから排出部4c内にある現像剤を効率良く、排出させることが可能となる。
次に、円筒部2kを回転させるための回転駆動力を現像剤補給装置201から受ける、容器1の駆動受け機構(駆動入力部、駆動力受け部)について説明する。容器1には、図6(a)に示すように、現像剤補給装置201の駆動ギア300と係合可能な駆動受け機構として機能するギア部2dが設けられている。このギア部2dは、円筒部2kと一体的に回転可能である。容器1には、ギア部2dが受けた円筒部2kを回転させるための回転駆動力を、ポンプ部3aを往復動させる方向の力へ変換する駆動変換機構として機能するカム機構が設けられている。ギア部2dが受けた回転駆動力を、容器1側で往復動力へ変換することで、円筒部2kを回転させる駆動力とポンプ部3aを往復動させる駆動力を、1つの駆動入力部であるギア部2dで受ける構成となっている。従って、駆動ギア300からギア部2dに入力された回転駆動力は、往復動部材3b(図8(a)、(b))を介してポンプ部3aへ伝達される。蛇腹状のポンプ部3aは、その伸縮動作を阻害しない範囲内で、回転方向へのねじれに強い特性を備えた樹脂材を用いて製造されている。なお、ギア部2dに代えて公知のカップリング機構を用いてもよい。
図8(a)、(b)はそれぞれ、ポンプ部3aが使用上最大限伸張、収縮された状態の容器1の部分図である。図8(c)はポンプ部3aの部分図である。図8(a)、(b)に示すように、回転駆動力をポンプ部3aの往復動力に変換する部材として往復動部材3bが用いられる。現像剤収容部2の外周にはカム溝2eが全周に亘って形成されている。カム溝2eは、ギア部2dと一体に回転する。往復動部材3bから一部が突出した係合突起3cがカム溝2eに係合している。往復動部材3bは、図8(c)に示すように、円筒部2kの回転方向へ自らが回転することがないように(ガタ程度は許容される)、回転規制部3fによって円筒部2kの回転方向における位置が規制されている。カム溝2eは、駆動ギア300から回転駆動を受けたギア部2dと一体に回転する。往復動部材3bは、回転方向が規制されることで、カム溝2eの溝に沿って(図7のX方向もしくはその逆方向)へ往復動する。係合突起3cはカム溝2eに複数係合するように設けられている。具体的には、円筒部2kの外周面に2つの係合突起3cが約180°対向するように設けられている。係合突起3cの個数は少なくとも1つでよい。
駆動ギア300から入力された回転駆動力でカム溝2eが回転することで、カム溝2eに沿って係合突起3cがX方向もしくはその逆方向に往復動作をする。ポンプ部3aが伸張した状態(図8(a))とポンプ部3aが収縮した状態(図8(b))とを交互に繰り返すことで、容器1の容積可変を実現できる。
本例では、駆動変換機構は、円筒部2kの回転に伴い排出部4cへ搬送される現像剤搬送量(単位時間当たり)が、排出部4cからポンプ作用により現像剤補給装置201へ排出される量(単位時間当たり)よりも多くなるように駆動変換している。また、本例では、駆動変換機構は、円筒部2kが1回転する間にポンプ部3aが複数回往復動するように、駆動変換している。これにより、円筒部2kが1回転する間にポンプ部3aを1周期しか動作させない場合に比して、ポンプ部3aの容積変化量を大きくすることなく、単位時間当たりの現像剤の排出量を増やすことが可能となる。そして、現像剤の排出量を増やすことができた分、円筒部2kの回転数を低減することが可能となる。従って、モータ500をより小さい出力に設定できるため、画像形成装置100での消費エネルギーの削減に貢献することができる。
次に、図8、図9を用いて、ポンプ部3aによる容器1から現像剤補給装置201へ現像剤補給工程について説明する。図9は、カム溝2eの展開図である。
図9において、矢印Aは円筒部2kの回転方向(カム溝2eの移動方向)、矢印Bはポンプ部3aの伸張方向、矢印Cはポンプ部3aの圧縮方向を示す。また、カム溝2eは、ポンプ部3aを圧縮させる際に使用されるカム溝2gと、ポンプ部3aを伸張させる際に使用されるカム溝2hと、ポンプ部3aを往復動作させない非動作部であるカム溝2iとから成る。円筒部2kの回転方向(矢印A)に対するカム溝2gの成す角度をα、カム溝2hの成す角度をβとする。方向(B、C)におけるカム溝2eの振幅(すなわち、ポンプ部3aの伸縮長さ)はK1である。
現像剤補給工程には、ポンプ動作による吸気工程(排出口4aを介した吸気動作)と排気工程(排出口4aを介した排気動作)とポンプ部3aの非動作による動作停止工程(排出口4aから吸排気が行われない)とがある。
まず、吸気工程(排出口4aを介した吸気動作)について説明する。ポンプ部3aが最も縮んだ状態(図8(b))から最も伸びた状態(図8(a))へ遷移することで吸気動作が行われる。吸気動作に伴い、容器1の現像剤を収容し得る部位(ポンプ部3a、円筒部2k、排出部4c)の容積が増大する。その際、容器1の内部は排出口4aを除き実質的にほぼ密閉されており、さらに、排出口4aが現像剤Tで実質的に塞がれた状態となっている。そのため、容器1の現像剤Tを収容し得る部位の容積増加に伴い、容器1の内圧が減少する。
このとき、容器1の内圧は大気圧(外気圧)よりも低くなる。そのため、容器1内外の圧力差により、容器1の外にあるエアーが、排出口4aを通って容器1内へと移動する。排出口4aを通して容器1外からエアーが取り込まれるため、排出口4a近傍に位置する現像剤Tを解す(流動化させる)ことができる。具体的には、排出口4a近傍に位置する現像剤に対して、エアーを含ませることで嵩密度を低下させ、現像剤Tを適切に流動化させることができる。
さらにこの際、エアーが排出口4aを介して容器1内に取り込まれるため、容器1の内圧はその容積が増加しているにも関わらず大気圧(外気圧)近傍を推移することになる。このように、現像剤Tを流動化させておくことにより、排気動作時に、現像剤Tが排出口4aに詰まってしまうことなく、排出口4aから現像剤をスムーズに排出させることが可能となる。従って、排出口4aから排出される現像剤Tの量(単位時間当たり)を、長期に亘り、ほぼ一定とすることが可能となる。なお、ポンプ部3aが最も縮んだ状態から最も伸びる状態の途中で仮に停止したとしても、容器1の内圧変化が行われれば吸気動作は行われる。従って、吸気工程とは、係合突起3cがカム溝2hに係合している状態のことである。
次に、排気工程(排出口4aを介した排気動作)について説明する。ポンプ部3aが最も伸びた状態(図8(a))から最も縮んだ状態(図8(b))へ遷移することで排気動作が行われる。排気動作に伴い容器1の現像剤を収容し得る部位の容積が減少する。その際、容器1の内部は排出口4aを除き実質的にほぼ密閉されており、現像剤Tが排出されるまでは、排出口4aが現像剤Tで実質的に塞がれた状態となっている。従って、容器1の現像剤Tを収容し得る部位の容積が減少していくことで容器1の内圧が上昇する。このとき、容器1の内圧は大気圧(外気圧)よりも高くなるため、現像剤Tは容器1内外の圧力差により、排出口4aから押し出される。つまり、容器1から現像剤補給装置201へ現像剤Tが排出される。現像剤Tとともに容器1内のエアーも排出されていくため、容器1の内圧は低下する。なお、ポンプ部3aが最も伸びた状態から最も縮む状態の途中で仮に停止したとしても、容器1の内圧変化が行われれば排気動作は行われる。従って、排気工程とは、係合突起3cがカム溝2gに係合している状態のことである。
次に、ポンプ部3aが往復動作しない動作停止工程について説明する。本実施の形態では、ポンプ部3aを往復動させないための溝として、カム溝2iを設けている。カム溝2iは、円筒部2kの回転方向に形成されており、円筒部2kが回転しても往復動部材3bを動かさないためのストレート形状である。従って、動作停止工程とは、係合突起3cがカム溝2iに係合している状態のことである。なお、排出口4aを通じた排気工程、吸気工程が行われるような動きを往復動部材3bに与えない範囲であれば、カム溝2iは回転軸線AX方向に対してわずかに傾斜していても構わない。
図9において、係合突起3cが位相Xbから位相Ybの間にあるとき、すなわち吸気工程の開始から排気工程の終了に当たる容器1の位相範囲にあるとき、位相センサ604はオフとなり、ローを出力する。係合突起3cが位相Xaから位相Yaの間にあるときもこれと同様である。これら以外範囲に係合突起3cがあるとき、位相センサ604はオンとなり、ハイを出力する。位相Xb、Ybと位相Xa、Yaとはそれぞれ位相が180度異なる位置に存在している。容器1の1回転のうちに吸気工程、動作停止工程、排気工程、動作停止工程のサイクルが2回存在する。
次に、抑止部7及び搬送部材6について説明する。図10(a)、(b)はそれぞれ、搬送部材6全体の斜視図、側面図である。図7(a)に示すように、抑止部7は、搬送部材6のポンプ部3a側の端部に一体に設けられている。そのため、円筒部2kと一体で回転する搬送部材6の回転動作に伴い、抑止部7も連動して回転する。図10(a)、(b)に示すように、抑止部7は、回転軸線AX方向に幅Sの間隔を保った位置に互いに平行に設けられた2枚のスラスト抑止壁7a、7bと、回転方向に設けられた2枚のラジアル抑止壁7c、7dと、を有する。
また、ポンプ部3a側にあるスラスト抑止壁7aの回転軸線AX付近に、現像剤収容部2内の空間と抑止部7内の空間とに連通する収容部開口7eが形成されている。2枚のスラスト抑止壁7a、7bと、2枚のラジアル抑止壁7c、7dの、回転軸線AXから離れた外端部に囲まれた箇所に、現像剤貯留部4dと連通可能な貯留部開口7fが形成されている。貯留部開口7fのスラスト方向の位置は、現像剤貯留部4dに対して、少なくとも一部が重なり合う位置となっている。2枚のスラスト抑止壁7a、7bと2枚のラジアル抑止壁7c、7dとに囲まれた、抑止部7の内部には、収容部開口7eと貯留部開口7fとに連通可能な連通路7gが形成されている。
吸気工程において、抑止部7は、搬送部材6の回転に伴って回転し、現像剤貯留部4dの上部に対して、抑止部7の貯留部開口7fが覆っていない状態から一部を覆う状態となる。また、現像剤収容部2内の圧力が減圧状態となり、容器1外のエアーが、容器1内外の圧力差により、排出口4aを通って容器1内へと移動する。その結果、現像剤貯留部4dに貯留された現像剤Tは、排出口4aより取り込まれたエアーを含むことで、嵩密度が低下し、流動化した状態となる。
排気工程においては、エアーは主に、現像剤収容部2内から、収容部開口7e、連通路7g、貯留部開口7fの順に移動して、現像剤貯留部4d内の現像剤Tに作用する。連通路7gを通過したエアーにより、現像剤貯留部4d内の現像剤Tが、エアーの流れと共に現像剤補給装置201へ排出される。なお、排気工程時には、現像剤貯留部4dは、抑止部7により常に現像剤Tの流入が抑止されているため、現像剤貯留部4d内にはほぼ一定量の現像剤が貯留されている。よって、排気工程時においては、現像剤貯留部4d内に貯留された一定量の現像剤Tが排出されるため、高い精度で現像剤補給装置201へ現像剤Tを排出可能となる。
(1回の補給動作の詳細)
次に、1回の補給動作について詳細に説明する。CPU601は、現像剤補給動作要求に従ってモータ500を回転させることで現像剤Tの補給を行うが、この際には容器1の位相を位相センサ604によって検知し、回転速度と停止タイミングを制御する。
まず、容器1が回転しているときのカム動作と位相センサ604の波形を図9を用いて説明する。モータ500が駆動されると容器1が回転を開始する。位相Yaと位相Xbの間の動作停止区間(係合突起3cがカム溝2iに係合している区間)から係合突起3cが相対的な動きを開始し、カム溝2eに沿って相対移動した後に停止する。まず、位相Yaと位相Xbとの間の動作停止区間から係合突起3cが移動して位相Xbに差し掛かった時、位相センサ604の信号はハイからローへ変化する。CPU601は、位相センサ604の信号がハイからローに変化するタイミングから、次に係合突起3cが移動して位相Ybに差し掛かって位相センサ604の信号がローからハイに変化するタイミングまでの時間を計測する。この時間は、吸気工程開始から排気工程完了までの時間である。前述の時間は以下の説明において「ポンプ動作時間」と呼称する。
また、CPU601は、位相センサ604の信号がローからハイに変化したタイミングでモータ500を停止させる。この時、容器1はその慣性力により即時に停止に至らず、係合突起3cは位相Ybを少し超えた動作停止区間(係合突起3cがカム溝2iに係合している区間)で停止することになる。以上の動作により、次回の補給を行う際にも、係合突起3cは、動作停止区間から動作を開始することが可能となる。
また、CPU601は、モータ500をPWM駆動することにより、複数回動作させる際に現像剤Tの量が減少し、回転に必要なトルクが経時変化しても、回転速度に経時変化の影響を受けないよう制御することができる。以下に、PWMデューティ計算の処理を図11で説明する。図11は、PWMデューティ計算の処理のフローチャートである。この処理は、CPU601がROM602に記憶されたプログラムをRAM603に読み出して実行することにより実現される。この処理は、画像形成装置100の電源オンにより開始され、その後、モータ500が駆動されるごとに実行される。
まず、CPU601は、前回の駆動時に取得したポンプ動作時間が目標値(例えば、700ms)よりも短いか否かを判別する(ステップS201)。そして、CPU601は、前回のポンプ動作時間が目標値よりも短くない場合は、デューティを増加(例えば、+1%)させるよう、次回駆動時のデューティを設定し(ステップS202)、本処理を終了する。一方、CPU601は、前回のポンプ動作時間が目標値よりも短い場合は、デューティを減少(例えば、−1%)させるよう、次回駆動時のデューティを設定し(ステップS203)、本処理を終了する。
次に、トルク増による容器1の回転不能の現象について説明する。図12(a)、(b)は、容器1内の現像剤Tの分布を示す模式図である。図12(b)のように、回転部の回転軸線AX方向において現像剤Tの偏りのない状態であれば、ポンプ部3aが正常に動作し、補給動作を正常に実施できる。しかし、ポンプ部3aを下側にした状態で容器1が立てて搬送されるなどによって、容器1が使用される前に現像剤Tがポンプ部3a側に偏ってしまう場合がある(図12(a))。このような容器1は、装着部10に装着しても必要な回転トルクが増加して、補給動作を円滑に行えない場合がある。すなわち、ポンプ部3a周辺に現像剤Tが偏っている場合には、吸気工程から排気工程に遷移する際にポンプ部3aの収縮が現像剤Tによって妨げられることで、排気工程を正常に完了することができない。しかも、低コストのモータをモータ500として採用する場合には、発生可能なトルクが小さいため一層不利な状況となる。そこで、本実施の形態では、図12(b)のような状況に対処するために、リカバリ動作を設ける。補給動作及びリカバリ動作について、図13、図14で説明する。
図13は、補給動作の処理のフローチャートである。この処理は図4のステップS102で実行される。この処理において、CPU601は、本発明における制御手段としての役割を果たす。まず、CPU601は、モータ500の回転開始(正回転)により補給動作を開始する(ステップS301)。この時、モータ500はPWM駆動によって行われ、そのデューティは、予め定められた初期値(例えば、38%)、または図11のPWMデューティ計算の処理で設定された値である。新品の容器1が装着された際などには初期値が採用される。
次に、CPU601は、エラー検知用の第1タイマをスタートさせる(ステップS302)。この第1タイマには、CPU601が標準的に備えている機能が用いられる。次に、CPU601は、上記したポンプ動作時間の計測を開始する(ステップS303)。例えば、CPU601は、係合突起3cが位相Xaまたは位相Xbを過ぎることで、位相センサ604の出力がハイからローに切り替わった時点で、ポンプ動作時間の計測を開始する。次に、CPU601は、1回の補給動作に相当するモータ500の正回転が完了したか否かを判別する(ステップS304)。例えば、CPU601は、係合突起3cが位相Yaまたは位相Yb(第1の所定位置)を過ぎることで、位相センサ604の出力がローからハイに切り替わった場合に、1回の補給動作に相当するモータ500の正回転が完了したと判定する。この場合、CPU601は、ポンプ動作時間の計測を終了し、ポンプ動作時間を取得でき、図13の処理は終了する。
一方、位相センサ604の出力がローからハイに切り替わらない場合は、CPU601は、第1タイマが第1の所定時間(例えば、2秒)以上となったか否かを判別する(ステップS305)。第1タイマが第1の所定時間未満であれば、CPU601は、処理をステップS304に戻す。ステップS305での判別の結果、第1タイマが第1の所定時間以上となった場合は、CPU601は、処理をステップS306に進める。この場合、補給動作を開始してから第1の所定時間が経過する前に回転部が第1の所定位置(位相Yaまたは位相Yb)まで回転しない場合であるので、補給動作は正常に完了しなかったと判断できる。例えば、現像剤Tが偏っていて必要トルクが上昇していると推測される。そこでCPU601は、ステップS306で、リカバリ動作(図14)を開始してから、図13の処理を終了する。
一方、補給動作を開始してから第1の所定時間が経過する前に回転部が第1の所定位置(位相Yaまたは位相Yb)まで回転した場合は、ステップS304で「Yes」と判別される。この場合、補給動作が正常に完了したと判断できるので、CPU601は図13の処理を終了させる。
図14は、リカバリ動作の処理のフローチャートである。この処理は、CPU601がROM602に記憶されたプログラムをRAM603に読み出して実行することにより実現され、図13のステップS306が実行されると開始される。
まず、CPU601は、リカバリ動作回数を制限するためのリカバリ動作カウント(初期値は0)をインクリメントすると共に、エラー検知用の第2タイマをスタートさせる(ステップS401)。次に、CPU601は、リカバリ動作カウントが所定回数(例えば、30回)以下であるか否かを判別する(ステップS402)。そしてリカバリ動作カウントが所定回数以下であれば、CPU601は、モータ500を制御して、容器1の回転部の正回転を停止すると共に、容器1の回転部の逆回転を開始する(ステップS403)。例えば、CPU601は不図示のカムを回転することでギアを切り替えた後、モータ500を回転させることで容器1を逆回転する。
そして、CPU601は、容器1の回転部の逆回転が完了したか否かを判別する(ステップS404)。ここで、逆回転の開始時には通常、位相センサ604の出力はローとなっている。そこで、逆回転の完了位置(第2の所定位置;他の所定位置)の一例としては、位相センサ604の出力がローからハイに切り替わる位置(例えば、位相Xaまたは位相Xbを過ぎる位置)を採用できる。なお、これに限定されず、逆回転の完了位置として、位相センサ604の出力がローからハイに切り替わった後、さらにハイからローに切り替わる位置(例えば、位相Yaまたは位相Ybを過ぎる位置)を採用してもよい。
ステップS404での判別の結果、容器1の回転部の回転位相が逆回転の完了位置に到達したことで、回転部の逆回転が完了したと判別した場合は、CPU601は、補給動作(図13)を再開して(ステップS408)、図14の処理を終了する。この場合、図13の補給動作が再開される。CPU601は、回転部の逆回転が完了した場合、リカバリ動作カウントの値を初期値(0)に変更する。
一方、容器1の回転部の逆回転が完了していないと判別した場合は、CPU601は、第2タイマが第2の所定時間(例えば、2秒)以上となったか否かを判別する(ステップS405)。そしてCPU601は、第2タイマが第2の所定時間未満であれば、処理をステップS404に戻す。一方、第2タイマが第2の所定時間以上となった場合は、回転部の逆回転が正常にできなかったため、リカバリ動作ができなかった場合である。そこでCPU601は、第2のエラー報知を行って(ステップS407)、図14の処理を終了する。第2のエラー報知として、CPU601は、例えば、リカバリ動作が不能である旨や、容器1を一旦取り出して現像材Tの偏りを手動で解消すべき旨等のメッセージを、表示や音声を用いて報知する。ステップS407を実行した場合は、CPU601は、さらなる補給動作を実施しない。
ステップS402での判別の結果、リカバリ動作カウントが所定回数を超えた場合は、リカバリ動作を繰り返しても回転部が正常回転する状況に至らない場合である。そこでCPU601は、第1のエラー報知を行って(ステップS406)、図14の処理を終了する。第1のエラー報知として、CPU601は、例えば、リカバリ動作での正常復帰ができない旨や、容器1を一旦取り出して現像材Tの偏りを手動で解消すべき旨等のメッセージを、表示や音声を用いて報知する。ステップS406を実行した場合は、CPU601は、さらなる補給動作を実施しない。
リカバリ動作によって、容器1内の現像材Tの偏りを解消し、必要なトルク上昇を軽減し、正常な補給動作を可能にすることができる。リカバリ動作は1回だけでは効果が薄い場合がある。しかし、補給動作とリカバリ動作の繰り返し、言い換えれば容器1の回転部の正逆回転の繰り返しによって、効果が発揮されやすくなる。リカバリ動作により、少なくとも次の2つの効果が得られる。
まず第1に、ポンプ部3a側に偏っていた現像剤Tを現像剤収容部2のポンプ部3aとは反対側に移動させる効果が得られる。正逆回転に伴い搬送部材6も正逆回転される。装着部10に装着されているときには容器1は横向きに配置されているため、搬送部材6が動くことで動かされた現像剤Tは重力の影響を受けて少しずつ現像剤収容部2の後方側へ山が崩れるように移動する。回転部が回転することにより、傾斜リブ6aが回転部内の現像剤Tを上方にすくい上げることから、現像剤Tが効率よくほぐされるからである。これにより、図12(a)のようにポンプ部3a及び排出部4cの周辺に偏っていた現像剤Tの偏りが、図12(b)のよう軽減される。
第2に、ポンプ部3a及び排出部4c周辺の現像剤Tが少しずつ排出口4aから排出される効果が得られる。補給動作とリカバリ動作の繰り返しにより動作停止工程と吸気工程または排気工程を行き来する動作となり、ポンプ部3aは正規の動きでないものの、少しずつ伸縮動作をすることになる。ポンプ部3a及び排出部4c周辺に滞留した現像剤Tはわずかずつではあるが排出口4aから排出されていく。このためポンプ部3a周辺には次第に隙間ができていく。
これら2つの効果によって、ポンプ部3a周辺に偏った現像剤Tをならして容器1内の現像剤Tの偏りを軽減することで、図12(b)に示すように、通常の補給動作を行える状態に復帰させることが可能になる。
本実施の形態によれば、CPU601は、位相センサ604の検知結果に基づき、開始した補給動作が正常に完了しないと判別した場合は、容器1の回転部を逆回転させた後に、再度、正回転による補給動作を実施する。これにより、現像剤Tを排出し易い状態に、容器1を復帰させることができる。
また、CPU601は、補給動作が正常に完了しないと判定した後、補給動作が正常に完了したと判定するまでに、回転部を逆回転させた回数(リカバリ動作の実施回数)が所定回数を超えた場合は、さらなるリカバリ動作を実施しない。これにより、無限のリカバリ動作が実施されることを回避できる。さらにその場合、第1のエラーが報知されるので、リカバリ動作で対処できないような異常を報知できる。
また、CPU601は、回転部の逆回転を開始してから第2の所定時間が経過する前に回転部が第2の所定位置(逆回転の完了位置)まで回転しない場合は、第2のエラーを報知する。これにより、リカバリ動作で対処できないような異常を報知できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
1 現像剤補給容器
2 現像剤収容部
3a ポンプ部
4a 排出口
10 装着部
201 現像剤補給装置
201a、800 現像器
500 モータ
601 CPU
604 位相センサ

Claims (9)

  1. 現像剤を収容する収容部、前記収容部における回転部の回転によって前記収容部の容積を変化させるポンプ部、及び前記収容部の容積の変化により現像剤を排出する排出口、を有する現像剤容器から、現像器に現像剤を補給する現像剤補給装置であって、
    前記現像剤容器が装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記現像剤容器の前記回転部を回転駆動する駆動手段と、
    前記現像剤容器の前記回転部の回転位相を検知する検知手段と、
    前記駆動手段を制御して前記現像剤容器の前記回転部を正回転させることで、前記現像剤容器から前記現像器への現像剤の補給動作を実施する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記補給動作を開始してから第1の所定時間が経過する前に前記回転部が所定位置まで回転しない場合に、前記現像剤容器の前記回転部の正回転を停止すると共に、前記駆動手段を制御して前記現像剤容器の前記回転部を逆回転させることを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 前記制御手段は、前記現像剤容器の前記回転部を逆回転させた後に、再度、前記補給動作を実施することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 前記制御手段は、前記回転部を逆回転させた後、前記補給動作が正常に完了したと判定するまでに、前記回転部を逆回転させた回数が所定回数を超えた場合は、さらなる前記補給動作を実施しないことを特徴とする請求項2に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記制御手段は、前記回転部を逆回転させた後、前記補給動作が正常に完了したと判定するまでに、前記回転部を逆回転させた回数が所定回数を超えた場合は、第1のエラーを報知することを特徴とする請求項2または3に記載の現像剤補給装置。
  5. 前記制御手段は、前記回転部の逆回転を開始してから第2の所定時間が経過する前に前記回転部が他の所定位置まで回転しない場合は、第2のエラーを報知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤補給装置。
  6. 前記ポンプ部は、前記回転部の回転軸線方向における前記収容部の一端部に配置され、
    前記装着部に対する前記現像剤容器の装着状態において、前記回転軸線方向は略水平であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像剤補給装置。
  7. 前記ポンプ部は、前記回転部の回転によって前記回転軸線方向に伸縮動作することを特徴とする請求項6に記載の現像剤補給装置。
  8. 前記装着部に対する前記現像剤容器の装着状態において、前記排出口は下方に開口し、
    前記回転部は、回転することにより、前記回転部内の現像剤を上方にすくい上げる部分を有することを特徴とする請求項6または7に記載の現像剤補給装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の現像剤補給装置と、
    感光体と、
    前記感光体に静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、を有し、
    前記現像器は現像剤を収容し、前記感光体に形成された前記静電潜像を、収容した前記現像剤を用いて現像することを特徴とする画像形成装置。
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