JP2019212968A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影状況に応じた設定を選択し、照明長寿命化を実現することを可能にした撮像装置を提供すること。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明は、映像を取得する撮像部と、撮影画角を調整可能なズームレンズ部と、発光光量を調整可能な照明部と、異常発生の有無を検出する信号処理部と、前記撮像部と前記照明部を制御する制御部と、を有する撮像装置において、前記制御部は、前記信号処理部で異常を検出した場合に、前記撮像部の撮像範囲を前記特定の撮像範囲内になるように調整し、また、前記照明部の光量を増大させるように調整することを特徴とする構成とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法に関し、特に被写体を照射するための照明制御が可能な撮像装置に関するものである。
従来より、ズームすることによりF値が増大するズームレンズを使用する場合、テレにするほどF値が大きくなるレンズがある。このようなズームレンズを搭載した撮像装置において、テレ側とワイド側と同じの明るさの映像を取得するには、テレ側での撮影時はワイド側での撮影時より照明光量を増大させる必要がある。
また、これにより、テレ側での撮影は、照明に比較的大きな電流を流し続けることとなる。通常、撮影装置の照明にはLED(Light Emitting Diord)がよく使用される。LEDは印加時間に比例して光量が減少し、さらに印加される電流の増大や周辺温度上昇に比例して光量の低下量(減少量)が大きくなるという特性を持っている。そのため、テレ側で長時間撮影すると、照明用LEDに比較的大きな電流を流し続けることとなり、光量落ちを加速させ、照明の製品寿命の低下の要因となる。
このようなことから、照明を使用した撮影において撮影可能距離や撮影モードなどに応じて照明光量に制約をかけるなど、照明寿命の延長のための工夫がされている。例えば、特許文献1では、マクロ撮影モードか否か又は焦点距離又はF値に基づいて、AF補助光の光量を制御して照明電力を抑える撮像装置が開示されている。被写体が近い場合は光量を落とし、焦点距離やF値に基づいて、画像が暗くなる場合になどはAF補助光の光量を大きくする。
特開2003−244535号公報
特許文献1に開示された撮像装置において、AF作動時やマクロ撮影モードなど特定の設定がされた時に補助光源の光量を減少させる。しかし、監視用途のネットワークカメラなど常時撮影を行っているカメラでは、焦点距離やF値に応じた制御だけでは、詳細に被写体の状況を監視したいときに光量が足りなかったり、逆に不要に印加電流を大きくしてしまったりすることが考えられる。撮影時間の変化や環境変化により光量や被写体の状況が常に変化するため、状況に応じた照明光量の調節が必要となる。
そこで、本発明の目的は、撮影している被写体の状況に応じて照明を制御することで、被写体の状況に応じた照明制御および照明の劣化を遅延させることの両立が可能な手段を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、光学レンズを駆動させて撮像画角を変更する光学ズーム手段と、被写体を撮像して画像を生成する撮像手段と、照明を制御する照明制御手段と、周辺の異常を検出する検出手段と、を有し、前記検出手段により異常を検出した場合に、前記光学ズーム手段は、前記撮像画角を所定の画角に変更し、前記照明制御手段は、前記照明の光量を前記検出手段が異常を検出していないときの光量より大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、撮影している被写体の状況に応じて照明を制御することで、被写体の状況に応じた照明制御および照明の劣化を遅延させることの両立を実現できる。
本発明に係る撮像装置の構成例を表すブロック図 本発明の実施形態に係る撮影画角と必要な照明強度(光量)との関係を示す図 本発明の第1の実施形態に係る照明および撮影画角の制御の例を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る信号処理部で撮影画像内に異常があると判断する場合の例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の構成例を表す図 本発明の第2の実施形態に係る照明および撮影画角の制御の例を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る信号処理部で撮影画像内に異常があると判断する場合の例を示す図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る撮像装置1000を含む構成例を表すブロック図である。撮像装置1000はネットワーク1001に接続されたネットワークカメラであり、被写体を撮像して画像処理を施した画像データを生成する。生成された画像データは、ネットワーク1001を介して外部のサーバやPCなどのクライアント装置へ配信される。また、ユーザは外部のPCなどを操作して、ネットワークを介して撮像装置1000の撮像方向の変更、焦点距離の変更、AF/MFの切り替え、映像の切り出し、などの制御が可能である。例えば、撮像装置1000で取得した画像信号はネットワーク1001を介して不図示のクライアント装置へ送られ、クライアント装置内で受信した画像を解析して、動体検知、人物検知などのインテリジェント機能を実行できる。
撮像装置1000は、映像を取得する撮像部100と、被写体に光を照射し撮影画像の明るさを調整する照明部101と、撮像部100の取得映像の画角やフォーカスを変更するレンズ部102と、信号を処理する演算処理部103を有する。
照明部101は、後述する制御部106により、ON/OFFならびに、照射角度、照射強度(照射光量)などを制御される。
レンズ部102は、光学レンズ群、光学フィルタ、絞り、シャッターを含み、被写体の光情報を撮像部101に集光する。光学レンズ群は、例えば、光軸方向に移動して焦点距離を変更する変倍レンズおよび光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズなどを含む。制御部106を介して光学レンズ群を駆動させることで焦点距離やフォーカス位置を変更可能であり、焦点距離を変更することで撮影画角を変えることができる。なお、レンズ部102は、撮像装置100と一体型であっても、交換が可能なレンズ交換型であってもよい。
演算処理部103はさらに信号処理部104、通信部105と制御部106で構成される。信号処理部104は、撮像部102から画像信号を取得し処理を行う。受け取った画像信号(デジタル信号)に対して、例えば、現像処理、フィルタ処理、センサ補正、ノイズ除去などの画像処理を行う。信号処理部104で処理された画像信号は、不図示のエンコーダにより、例えば、Motion JpegやH264などのファイルフォーマットに変換処理圧縮処理など、配信のための処理が施される。その後、配信部105は信号処理部104で処理された映像をネットワーク1001へ配信する。
制御部106は信号処理部104の出力結果をもとにレンズ部102と照明部101を制御する。さらに、制御部106は不図示のメモリ(ROM又はRAM)を有し、メモリには図2に示すような撮影画角に対し必要な照明光量値があらかじめ格納されている。
図2は、本発明の実施形態に係る撮影画角と必要な照明強度(光量)との関係を示す図であり、撮影画角を変化に応じて同じ明るさの画像を取得するために必要な照明強度(光量)を示している。この図が示す撮影画角と照明強度の関係をもとにレンズ部102の画角と照明部101の照明光量を制御する。具体的には、レンズ部102に設定された画角に対し、必要となる照明光量を算出し照明部101の照明光量設定を変更する。また逆に、照明部101へ設定された照明光量に対し、レンズ部102を駆動させて対応する撮影画角へ変更する。
加えて、制御部106には、照明光量の閾値とその閾値に対応した照明光量の減少割合があらかじめ設定されており、照明部101の照明光量が設定された閾値以上の時に以下の実施例1および実施例2のフローを実行する。
ここで、一般的にLEDなどの照明において、大きな電流を流すほど劣化が早く、寿命が短くなる。一方、光源に流す電流値と発光強度は比例するため、劣化を防止しようと電流を小さくするほど、大きな電流を流している場合と比べて、発光強度は小さく照明は暗くなる。例えば、900mAの電流で約3年駆動可能な照明(LED)で、同じ環境下で駆動電流を700mAにすると約10年駆動可能である。そこで、前述の制御部106には、照明部101で使用する光源の寿命と撮像装置1000の性能を加味して算出される照明強度が閾値として設定される。閾値をより小さくすることで光源の劣化を防止して寿命を延長することが可能である。
(第1の実施形態)
以下、図3および図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る動作処理の一例を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る照明および撮影画角の制御の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。制御部106が有する不図示のメモリ(ROM又はRAM)に格納されているプログラムを展開し実行することにより実現される。
本フローチャートの制御は、撮像装置やネットワークカメラシステムの起動時など撮影開始時などに、開始される。さらに本実施形態においては、パンチルトズーム制御や被写体追尾などにより画角が変わったときや、画像内の被写体や照明の強度や照射方向等に変化を検出した場合などをトリガとして、本フローチャートの制御を実行する構成とする。また、本実施形態において、本フローチャートを開始する通常撮影時は、撮像装置1000が撮影可能な最も広角側で撮影を行い、ユーザは撮影画像のうち一部の特定領域を切り出して監視しているものとする。
本フローチャートを開始すると、まず、ステップS300で撮影画像内に異常を検出したか否かを判定する。撮影画像内に異常が存在すると判断した場合には、ステップS305に進み、異常が検出されていない場合はステップS301へ進む。
ここで、図4は、撮像画像内の異常を判断する場合の例を示している。本実施形態においては、例えば、被写体をより詳細に見たい又は見たくなると予想されるシーンなどを「異常」と定義し、解像度の高い画像で監視することを優先して後述の照明制御を実行する。下記の2つを例として図4に示している。
(1)撮影画像内の特定領域(切り出し画角内)に動体が存在すると判断した場合((A))
(2)特定領域外の撮影画像内に動体が存在し、かつ特定領域内に動体が侵入すると予測される場合((B))
逆に言うと、上記の撮影条件に当てはまらない場合は、照明の光量をなるべく抑えるように後述の照明の制御を行う。
まず、ステップS301において、照明部101が動作しており、さらに現在設定されている照明光量をあらかじめ制御部106に設定された閾値と比較する。照明部101が動作していて、かつ、照明光量が所定の閾値以上の場合はS302に進む。照明がOFFの場合又は照明がONであっても光量が閾値未満の場合は本フローを終了する。
ステップS302では、制御部106に設定されている閾値以下になるように照明部101の光量を減少させる。
次に、ステップS303では図2の照明光量と画角の関係に基づいて、S302で設定された光量に対応した画角になるようにレンズ部102の光学レンズ群を駆動させて画角を調整する。
ステップS304へ進み、ステップS303で変更する前の画角と同一の画角になるように信号処理部104で画像を切り出し拡大する処理(以下、デジタルズームとする)を行い通信部105よりネットワーク1001に配信する。そして、本フローチャートを終了して、画角の変化、又は、画像内の被写体や照明の強度や照射方向等に変化が検出されるまで待機状態となる。
ここで最初のステップS300へ戻り、撮影画像に異常が検出された場合にはステップS305へ進み、ユーザが監視している特定領域の解像度を高くするように、レンズ部102を駆動させて撮影画角を調整する。例えば、前述の特定領域の画素数が最大となるように、特定領域と撮影画角が一致するズーム位置へ変倍レンズを移動させる。電子防振を行う場合など周辺部の画像も必要な場合は、周辺部を撮影範囲に含むように少し撮影画角を大きくしてもよい。
次にステップS306で、図2に示す撮影画角と照明光量の対応関係に基づいて、ステップS305で調整した画角に対応した照明光量になるように照明部101の光量を調整する。
続いて、ステップS307では、ステップS306が終了後、設定された一定時間以上異常の検出が無い場合にステップS301へと進む。そして、ステップS301〜S304の処理を実行して本フローチャートは終了する。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS302とステップS303の制御を逆にしたフローも考えられる。その場合、ステップS301で照明の光量が所定以上と判定されたときに、まず、撮影画角をワイド端に変更する。その後、ワイド端の画角に対応した照明光量になるように照明を制御し、ユーザが設定している特定領域を切り出して配信する。
以上、第1の実施形態によれば、撮影環境が、高解像度の画像で監視したいような「異常」状態のときには、画像の解像度を優先して照明の光量を上げ、それ以外の場合は、照明の光量を抑えることができる。通常の撮影状態(「異常」でない場合)においては、照明の印加時間を抑えることができるため照明の長寿命化と、また、「異常」状態の場合には高解像度の画像の監視との両立を実現することが可能である。
(第2の実施形態)
以下、図5、図6および図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る動作処理の一例を説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置1000の構成例を示す図である。図5の構成例は、図1の撮像装置1000を含むネットワークカメラシステムに、通信部105を介して接続された外部センサ1002を加えた構成である。
外部センサ1002は、撮影画角内または撮影画角内や撮像装置1000の周辺に取り付けられ、撮影環境周辺の状況変化を検出する機器であり、例えば、温度計や湿度計、照度センサなどがある。また、ドアセンサー、人感センササーなどの検出結果の情報を含むことも可能である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る照明および撮影画角の制御の例を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、制御部106によって、各処理ブロックを制御し実行される処理手順を図示したものである。制御部106が有する不図示のメモリ(ROM又はRAM)に格納されているプログラムを展開し実行することにより実現される。なお、第1の実施形態(図3のフローチャート)と同一の処理を行う部分は、同一の記号で示し説明を省略する。
本フローチャートを開始する通常撮影時は、撮像装置1000が撮影可能な最も広角側で撮影を行い、ユーザは撮影画像のうち一部の特定領域を切り出して監視しているものとする。また、本フローチャートの制御は、外部センサからの信号を受信したことをトリガとして開始される。
本フローチャートを開始(外部センサからの信号を受信)すると、まず、ステップS500で、外部センサ1002から受信した信号が、異常を示す信号か否かを判断する。外部センサ1002から受信した信号が異常信号である場合は、ステップS505に進み、異常が検出されていない場合はステップS301へ進む。異常が検出されていない場合は、ステップS301〜S304を実行して本フローチャートを終了する。外部センサ1002による信号が受信されるまで待機状態となる。
ここで、図7は、撮像画像内の異常を判断する場合の例を示している。外部センサ1002からの入力のうち、切り出し画像内を注視する必要が生じるような撮影環境を示す信号を「異常」信号と判断する。図7に示す人感センサーによる人物の出入りの検知や、マイクを介した悲鳴検知などにより、「異常」を判断することが可能になる。
「異常」信号と判断してステップS505へ進んだ場合、ステップS505では、ユーザが監視している特定領域の解像度を高くするように、レンズ部102を駆動させて撮影画角を調整する。例えば、前述の特定領域の画素数が最大となるように、特定領域と撮影画角が一致するズーム位置へ変倍レンズを移動させる。電子防振を行う場合など周辺部の画像も必要な場合は、周辺部を撮影範囲に含むように少し撮影画角を大きくしてもよい。
さらに、次のステップS506で、図2に示す撮影画角と照明光量の対応関係のデータに従い基づいて、データに従いステップS505で調整した画角に対応した照明光量になるように照明部101の光量を調整する。
続いて、ステップS507では、ステップS506が終了後、設定された一定時間以上異常の検出が無い場合にステップS301へと進む。そして、ステップS301〜S304の処理を実行して本フローチャートは終了する。
なお、第1の実施形態と第2の実施形態は、それぞれ映像による異常検知と外部センサによる異常検知を説明したが、映像による異常検知と外部センサによる異常検知を併用しても良い。また、照明部101は、複数の照明により構成してもよく、例えば、広角側照射用と望遠側照射用の照明など、それぞれ照射角度、照射範囲、照射強度(光量)などの照射能力を異ならせた照明とすることも可能である。
以上が本発明の好ましい実施形態の説明であるが、本発明は、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施形態に限定されるものではなく、対象となる回路形態により適時変更されて適応するべきものである。例えば、上述した実施形態で、撮像装置として説明したカメラは、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに適用することができる。
また、本発明は、例えばシステム、装置、方法、コンピュータプログラムもしくは記録媒体などとしての実施形態も可能であり、具体的には、1つの装置で実現しても、複数の装置からなるシステムに適用してもよい。本実施形態に係る撮像装置を構成する各手段および撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのメモリなどに記憶されたプログラムが動作することによっても実現できる。このコンピュータプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像部
101 照明部
102 レンズ部
104 信号処理部
106 制御部
1000 撮像装置
1001 ネットワーク
1002 外部センサ

Claims (18)

  1. 光学レンズを駆動させて撮像画角を変更する光学ズーム手段と、
    被写体を撮像して画像を生成する撮像手段と、
    照明を制御する照明制御手段と、
    周辺の異常を検出する検出手段と、を有し、
    前記検出手段により異常を検出した場合に、
    前記光学ズーム手段は、前記撮像画角を所定の画角に変更し、
    前記照明制御手段は、前記照明の光量を前記検出手段が異常を検出していないときの光量より大きくする
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体の所定の領域を切り出して出力する電子ズーム手段と、を有し、
    前記異常を検出していないときは、
    前記光学ズーム手段は、異常を検出した場合の前記所定の画角より広い画角を前記撮像画角とし、
    前記電子ズーム手段が、前記所定の画角を切り出して出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記検出手段は、前記撮像部手段により生成された画像から異常を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のした撮像装置。
  4. 前記検出手段は、前記被写体周辺の温度、湿度、音、明るさ、動体の少なくともいずれかに関する情報を取得できるセンサーからの情報に基づいて異常を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に撮像装置。
  5. 前記撮像画角とそれに対応した所定の明るさにするための照明の光量との対応関係を記憶している記憶手段と、を有し、
    前記異常を検出した場合に、前記光学ズーム手段および前記照明制御手段は、前記対応関係に基づいて前記撮像画角および前記照明の光量を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に撮像装置。
  6. 前記照明制御手段は、前記撮像画角の変更に応じて変わるF値に基づいて前記照明の光量を調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段は、前記所定の画角を高解像度で撮像する必要がある条件を異常として検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮像して画像を生成する撮像手段と、
    照明を制御する照明制御手段と、
    周辺の異常を検出する検出手段と、を有し、
    前記検出手段により異常を検出していない場合は、
    前記照明制御手段は、前記照明の光量を所定より小さくする
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 光学レンズを駆動させて撮像画角を変更する光学ズーム手段と、
    前記被写体の所定の領域を切り出して出力する電子ズーム手段と、を有し、
    前記照明制御手段が前記照明の光量を小さくした場合には、前記光学ズーム手段により撮像画角を大きくし、前記電子ズーム手段により所定の画角を切り出して出力することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記検出手段が異常を検出した場合には、
    前記光学ズーム手段は、前記撮像画角が前記所定の画角に近づくように前記光学レンズを駆動させ、
    前記照明制御手段は、前記撮像画角に応じて照明光量を大きくすることを特徴とする請求項8又は9に記載の撮像装置。
  11. 前記検出手段は、前記撮像手段により生成された画像から異常を検出することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記検出手段は、前記被写体周辺の温度、湿度、音、明るさ、動体の少なくともいずれかに関する情報を取得できるセンサーからの情報に基づいて異常を検出することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像画角と所定の明るさにするための照明の光量との対応関係を記憶している記憶手段と、を有し、
    前記異常を検出した場合に、前記光学ズーム手段および前記照明制御手段は、前記対応関係に基づいて前記撮像画角および前記照明の光量を調整することを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に撮像装置。
  14. 前記検出手段は、前記所定の画角を高解像度で撮像する必要がある条件を異常として検出することを特徴とする請求項7乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 光学レンズを駆動させて撮像画角を変更する光学ズーム手段と、
    照明を制御する照明制御手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    被写体を撮像して画像を生成するステップと、
    周辺の異常を検出するステップと、
    前記検出手段により異常を検出した場合に、前記光学ズーム手段により前記撮像画角を所定の画角に変更するステップと、前記照明制御手段より前記照明の光量を前記異常を検出していないときの光量より大きくするステップと、
    を有することを特徴とする。
  16. 前記被写体の所定の領域を切り出して出力する電子ズーム手段と、をさらに有し、
    前記異常を検出していないときに、前記光学ズーム手段が、異常を検出した場合の前記所定の画角より広い画角を前記撮像画角とするステップと、前記電子ズーム手段が、前記所定の画角を切り出して出力するステップと、
    を有することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 請求項15又は16に記載の各ステップをコンピュータによって実行させるためのコンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記載したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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