JP2019210807A - Fireproof renovated sash - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建物開口部に設置されている建具の既設枠体を取り除くことなく新設の枠体を設置して建具を改装するとともに、防火性を向上させる防火改装サッシに関する。 The present invention relates to a fireproof / renovated sash for improving a fireproof property while renovating a joinery by installing a new frame without removing an existing frame of the joinery installed in a building opening.
建物開口部に設置されている既設サッシを改装するための改装サッシは公知となっている。(特許文献1)
この特許文献1の改装サッシは、既設の枠体の内周に新設の枠体を配置し、新設の枠体と既設の枠体との間に熱膨張性耐火材を配置することにより、火災時に膨張した熱膨張性耐火材により既設枠体と新設枠体との間を塞いで室内外の連通を防止するものである。
Remodeling sashes for remodeling existing sashes installed in building openings are known. (Patent Document 1)
The refurbishment sash of this
しかし、上記特許文献1の改装サッシは、熱膨張性耐火材を単に既設の枠体と新設の枠体との間に配置しているだけであるので、熱膨張性耐火材が既設の枠体と新設の枠体との間に十分に充満することができずに隙間が生じたり、また、熱膨張性耐火材が既設の枠体と新設の枠体との間に充満するまでに時間がかかる可能性があった。
また、既設枠体に対して捨て枠を介して新設枠体を取り付ける場合には、捨て枠が膨張性耐火材の充満の妨げになることがあり、既設枠体と新設枠体との隙間に十分に行き渡らせることできず、既設枠体と捨て枠との間から煙や炎が侵入する可能性があった。
However, the refurbished sash of the above-mentioned
In addition, when a new frame is attached to an existing frame via a discarded frame, the discarded frame may hinder the filling of the inflatable refractory material, and the gap between the existing frame and the new frame is There was a possibility that smoke and flame could invade between the existing frame and the discarded frame because it could not be spread sufficiently.
本発明は、上記の事情を鑑みたものであり、火災時に既設の枠体と新設の枠体との間を効率的に塞ぐことができ、捨て枠を介して新設枠体を固定する場合であっても、室内外の連通を素早く確実に防止することができる防火改装サッシを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and can efficiently close a space between an existing frame and a new frame at the time of a fire, and the new frame is fixed through a discarded frame. Even if it exists, it aims at providing the fire-proof renovation sash which can prevent communication indoors and outdoors quickly and reliably.
本発明は、既設枠体に対して固定される捨て枠と、捨て枠を介して既設枠体に固定される新設枠体と、既設枠体と新設枠体との間の間隙に配置される加熱膨張材とを備え、加熱膨張材は新設枠体に配置されており、既設枠体と捨て枠との当接部位に対向する位置に配置されていることを特徴とする。 The present invention is disposed in a gap between a discarded frame fixed to an existing frame, a new frame fixed to the existing frame via the discarded frame, and the existing frame. And a heating expansion material. The heating expansion material is disposed in the new frame body, and is disposed at a position facing the contact portion between the existing frame body and the disposal frame.
本発明によれば、既設の枠体と新設の枠体との間を効率的に塞ぐことができ、室内外の連通を防ぐことができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, between the existing frame and a new frame can be blocked | closed efficiently, and indoor and outdoor communication can be prevented.
本発明の実施形態に係る防火改装サッシについて、図面を参考にして説明する。
(全体の構成)
本発明の実施形態に係る防火改装サッシは、図1、2に示すように、建物開口部に設置されている既設枠体1の内周に捨て枠2が固定され、捨て枠2を介して新設枠体3が取り付けられており、既設枠体1にほとんど加工を施すことなく改装サッシを施工することができるものである。
A fireproof sash according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Overall configuration)
As shown in FIGS. 1 and 2, the fireproof refurbishment sash according to the embodiment of the present invention has a discard frame 2 fixed to the inner periphery of an existing
(既設枠体)
本実施形態に係る防火改装サッシにより改装される既設枠体1は、既設上枠11,既設下枠12、既設左縦枠13及び既設右縦枠14を四周に組んでなり、既設上枠11及び既設下枠12には、図示しない内障子及び外障子を引違い自在に案内する上案内レール11e,11f及び下案内レール12e,12fが設けられている。
(Existing frame)
The existing
図1に示すように、既設枠体1の既設上枠11は、建物開口部の内周面を形成する既設上枠本体11aと、既設上枠本体11aの室内側端及び室外側端に連設される室内側壁11b及び室外側壁11cと、室内側壁11bの室内側面から室内側に延設される顎部11dと、既設上枠本体11aの内周面から垂下される上案内レール11e,11fとを備えている。
また、既設枠体1の既設下枠12は、建物開口部の内周面を形成する既設下枠本体12aと、既設下枠本体12aの室内側端から立設する室内側壁12bと、室内側壁12bの上端から室内側に延設される顎部12cとを備える。さらに、既設下枠本体12aの上面は室外側に向かって下方に傾斜する水切り部として形成されており、既設下枠本体12aの室外側端から前壁部12dが下方に垂設されている。既設下枠本体12aの内周面(上面)には、図示しない内障子及び外障子を引違い自在に案内する下案内レール12e,12fが設けられている。
As shown in FIG. 1, the existing
The existing lower frame 12 of the existing
図2に示すように、既設枠体1の既設左縦枠13は、建物開口部の内周面を形成する既設左縦枠本体13aと、既設左縦枠本体13aの室内側に連設される室内側壁13bと、室内側壁13bからさらに室内側に延びる顎部13cと、既設左縦枠本体13aの室外側に連設される室外側壁13dを備えている。なお、既設右縦枠14の構成は、既設左縦枠13の構成と同様であるので、説明は省略する。
As shown in FIG. 2, the existing left vertical frame 13 of the
(捨て枠)
既設上枠11の内周面に配置される上捨て枠21は、図1に示すように、既設上枠11の内周側に配置される見込み面部21aと見込み面部21aの室内側及び室外側から外周方向(上方)に延びる室内側係止壁部21bと室外側係止壁部21cとからなり、建物開口部の左右方向の見付け幅寸法以下の長さを有する長尺部材として形成されている。
そして、上捨て枠21の見込み面部21aの上面を既設上枠11の上案内レール11e,11fの下端に内周側から当接させるとともに、室内側係止壁部21b及び室外側係止壁部21cを既設上枠11の室内側壁11b及び室外側壁11cによって形成される凹所に下方より挿入して、室内側係止壁部21b及び室外側係止壁部21cと室内側壁11b及び室外側壁11cとをビス等の固定手段b,bで固定することにより、上捨て枠21が既設上枠11に取り付けられている。
(Discarded frame)
As shown in FIG. 1, the upper discard frame 21 disposed on the inner peripheral surface of the existing
Then, the upper surface of the
既設下枠12の内周側に配置される下捨て枠22は、既設下枠12の下案内レール12eに支持される複数個の支持部材221と、建物開口部の左右方向の見付け幅寸法以下の長さを有する長尺部材からなり複数個の支持部材221上に配置される載置面部材222とから形成されている。
The lower discard frame 22 disposed on the inner peripheral side of the existing lower frame 12 includes a plurality of
既設左縦枠13の内周面に配置される左側の縦捨て枠23は、図2に示すように、既設左縦枠13の内周側に配置される見込み面部23aと見込み面部23aの室内側及び室外側から外周方向に延びる室内側係止壁部23bと室外側係止壁部23cとからなり、建物開口部の上下方向の見付け幅寸法以下の長さを有する長尺部材として形成されている。
そして、左縦捨て枠23は、見込み面部23aが内周側に配置するようにして室内側係止壁部23b及び室外側係止壁部23cを既設左縦枠13の室内側壁13b及び室外側壁13dによって形成される凹所に内周側より挿入し、室内側係止壁部23b及び室外側係止壁部23cと室内側壁13b及び室外側壁13dとをビス等の固定手段b,bで固定することにより、既設左縦枠13に取り付けられている。
なお、縦捨て枠の構成は、基本的に左右で相違するものでなく、右側の縦捨て枠24についての説明は省略する。
As shown in FIG. 2, the left vertical discard frame 23 arranged on the inner peripheral surface of the existing left vertical frame 13 is a chamber of the
The left vertical discard frame 23 has the indoor side
Note that the configuration of the vertically discarded frame is basically not different between the left and right, and description of the vertically discarded frame 24 on the right side is omitted.
(新設枠体)
新設枠体3を構成する新設上枠31は上捨て枠21の内周側に配置され、図1に示すように、改修サッシの内周面を形成する新設上枠本体31aと、新設上枠本体31aの室内側端部に連設されて垂下される室内側壁31bと、室内側壁31bの上端が室内側に屈曲して形成される屈曲壁31cと、新設上枠本体31aの見込み方向略中央位置から下方に垂設される中央垂下壁31dと、新設上枠本体31aの室外側から下方に垂設される外案内レール31e及び網戸レール31fと、を備えており、新設上枠本体31aの上面には、新設上枠31の長手方向に複数延びる突条部31g,31hを有している。
そして、新設上枠31は、上捨て枠21の見込み面部21aに対してスペーサ91を介して配置されており、突条部31g,31hをスペーサ91の下面に当接させた状態で上捨て枠21に対してスペーサ91とともにビス等の固定手段bにより共締めして固定されている。
(New frame)
The new
The new
新設上枠31の屈曲壁31cの室内側端面は既設上枠11の室内側壁11bの室内側面と見込み方向でほぼ面一に配置されており、屈曲壁31cの下面から室内側端面及び既設上枠11の室内側壁11bの室内側面に亘って気密テープ81によって被覆されている。
また、新設上枠31の新設上枠本体31aの室外側は、既設上枠11の室外側壁11cの室外側面よりも室外側に突出しており、新設上枠本体31aの室外側端部上面には、難燃性の材料よりなるヒレ状部材71が取り付けられている。ヒレ状部材に用いられる難燃性の材料としては、例えば複合防火PVC、難燃シリコン、クロロプレンゴム等が用いられる。ヒレ状部材71は、新設上枠本体31aに固定される固定部71aと固定部71aから突出するヒレ片71bとからなり、ヒレ片71bが既設上枠11の室外側面に当接することで外部からの雨水等の侵入を防いでいる。
The indoor side end surface of the
Further, the outdoor side of the newly installed
新設枠体3を構成する新設下枠32は、図1に示すように、室外側が低く室内側が高く階段状に形成され、既設下枠12の上方に配置されて改修サッシの内周面を形成する新設下枠本体32aと、新設下枠本体32aの室内側端に連設される室内側壁32bと、新設下枠本体32aの室外側より垂下される前壁部32cと、新設下枠本体32aの上面より上方に突出する内レール32d及び外レール32eと、前壁部32cの室外側面より突出する網戸下レール32fと、階段状に形成された新設下枠本体32aの上段部より室外側に向かって突出する気密材保持壁32gとを備えている。
新設下枠32が施工されるに際しては、既設下枠12の下案内レール12fが切除され、新設下枠32は、室外側が下案内レール12fが切除された既設下枠12の上面に載置されると共に、室内側が下捨て枠22の上面に支持されることで、既設下枠12の内周(上方)位置に配置されて施工される。施工された新設下枠32の室内側壁32bと既設下枠12の室内側壁12bとは間隔をあけて対向しており、新設下枠32の室内側壁32bから顎部12cの上面に亘って気密テープ82が設けられている。
さらに、気密テープ82を覆うように、既設下枠12の顎部12cの上面には合成樹脂製の顎部材42がビス等の固定手段bによって顎部12cとともに建物開口部に共締め固定されている。
As shown in FIG. 1, the new lower frame 32 constituting the new frame 3 is formed in a stepped shape with a lower outdoor side and a higher indoor side, and is disposed above the existing lower frame 12 so as to cover the inner peripheral surface of the repair sash. New lower frame
When the new lower frame 32 is constructed, the
Further, a synthetic
新設枠体3を構成する新設左縦枠33は左側の縦捨て枠23の内周側に配置され、図2に示すように、改修サッシの内周面を形成する新設左縦枠本体33aと、新設左縦枠本体33aの室内側より内周方向に延設される室内側壁33bと、室内側壁33bよりさらに室内側に延設される室内側見込み壁33cと、新設左縦枠本体33aの室外側端より内周方向に延設される室外側壁33dと、新設左縦枠本体33aの内周面の見込み方向略中央位置より内周方向に延設される中央壁33eと、を備えており、新設左縦枠本体33aの外周面には、新設左縦枠33の長手方向に複数延びる突条部33f,33gを有している。
そして、新設左縦枠33は、左縦捨て枠23の見込み面部23aに対してスペーサ93を介して配置されており、突条部33f,33gをスペーサ93の内周面に当接させた状
態で左縦捨て枠23に対してスペーサ93とともにビス等の固定手段bにより共締めして固定されている。
The new left vertical frame 33 constituting the new frame 3 is arranged on the inner peripheral side of the left vertical discard frame 23, and as shown in FIG. 2, a new left vertical frame
The new left vertical frame 33 is arranged with respect to the
新設左縦枠33の室内側見込み壁33cの室内側端面は既設左縦枠13の室内側壁13bの室内側面と見込み方向でほぼ面一に配置され、室内側見込み壁33cの内周面から室内側端面、及び既設左縦枠13の室内側壁13bの室内側面に亘って気密テープ83により被覆されている。
また、新設左縦枠33の新設左縦枠本体33aの室外側は、既設左縦枠13の室外側壁13dの室外側面よりも室外側に突出しており、新設左縦枠本体33aの室外側端部外周面には、難燃性の材料よりなるヒレ状部材73が取り付けられている。ヒレ状部材73は、新設左縦枠33に固定される固定部73aと固定部73aから突出するヒレ片73bとからなり、ヒレ片73bが既設左縦枠13の室外側面に当接することで外部からの雨水等の侵入を防いでいる。
なお、左右の新設縦枠33,34の構成は、基本的に左右で相違するものでなく、新設右縦枠34についての説明は省略する。
The indoor side end surface of the indoor side
Further, the outdoor side of the new left vertical frame
Note that the configuration of the left and right newly installed vertical frames 33 and 34 is basically not different between the left and right, and the description of the newly installed right vertical frame 34 is omitted.
(防火構造)
上記構成を有する本実施形態に係る防火改装サッシは、火災時に既設枠体1と新設枠体3との間の間隙からの煙や炎の侵入を防止するための防火構造を備えている。
以下に、本実施形態に係る防火改装サッシの防火構造について、図3乃至5を参考にして説明する。
(Fireproof structure)
The fireproof remodeling sash according to the present embodiment having the above-described configuration includes a fireproof structure for preventing intrusion of smoke and flame from the gap between the existing
Hereinafter, the fireproof structure of the fireproof / remodeled sash according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
既設上枠11と新設上枠31との間に形成される間隙s1には、図3(a)に示すように、見込み方向の両端付近、すなわち室内側端部近傍及び室外側端部近傍に、加熱により膨張する加熱膨張材が配置されている。
間隙s1における室内側端部近傍については、新設上枠31の屈曲壁31cの上面に加熱膨張材51が配置され、同室外側端部近傍については、新設上枠31の新設上枠本体31aの既設上枠11よりも室外側に突出した部位の上面に加熱膨張材52が配置され、いずれも新設上枠31の全長に亘って配置されている。
In the gap s1 formed between the existing
In the vicinity of the indoor side end portion in the gap s1, the heating expansion material 51 is disposed on the upper surface of the
室内側の加熱膨張材51が配置される屈曲壁31cは、新設上枠本体31aに比べて上方位置に形成されていることから屈曲壁31cの上面は上捨て枠21の見込み面部21aの下面に近接しており、屈曲壁31cの上方に形成される間隙は間隙s1の他の部分に比較して上下方向に狭い空間として形成されている。
また、新設上枠本体31aの室外側に突出した部位の上面に配置された加熱膨張材52は、新設上枠31に固定されたヒレ状部材71の固定部71aの近傍位置に配置され、加熱膨張材52の上方にはヒレ状部材71のヒレ片71bが配置されることで、加熱膨張材52の上方位置には新設上枠31と既設上枠11とヒレ状部材71とによって室外側が狭く室内側が広い空間s11が形成されている。
Since the
In addition, the heating expansion material 52 disposed on the upper surface of the part protruding to the outdoor side of the new
火災が発生した際には、図3(b)に示すように、室内側に配置した加熱膨張材51は、加熱により屈曲壁31cの上方に形成される比較的上下方向に狭い空間に向かって膨張し、すぐに上捨て枠21の見込み面部21aに到達することができ、既設上枠11と新設上枠31との間隙s1の室内側にすばやく充満されて閉塞することができる。
また、室外側に配置した加熱膨張材52は、加熱により上方に配置されるヒレ状部材71に向かって膨張するが、難燃性の材料によりなるヒレ状部材71は加熱膨張材52が膨張する間は燃え尽きることなく形状を維持し、加熱膨張材52が飛散することを抑制することができるので、加熱膨張材52は既設枠体11と新設枠体31とヒレ状部材71とにより形成される空間s11に密に膨張して、既設上枠11と新設上枠31との間に形成される間隙s1の室外側を確実に閉塞することができる。
When a fire occurs, as shown in FIG. 3 (b), the heating expansion material 51 arranged on the indoor side is directed to a relatively vertically narrow space formed above the
Moreover, although the heating expansion material 52 arrange | positioned on the outdoor side expands toward the fin-shaped
既設下枠12と新設下枠32との間に形成される間隙s2には、図4(a)に示すように、見込み方向の両端付近、すなわち室内側端部近傍及び室外側端部近傍に、加熱により膨張する加熱膨張材が配置されている。
間隙s2における室内側端部近傍については、新設下枠32の室内側壁32bの室内側面に加熱膨張材53が配置され、同室外側端部近傍については、新設下枠32の前壁部32cの室内側面に加熱膨張材54が配置され、いずれも新設下枠32の全長に亘って配置されている。
In the gap s2 formed between the existing lower frame 12 and the new lower frame 32, as shown in FIG. 4A, in the vicinity of both ends in the prospective direction, that is, in the vicinity of the indoor side end portion and the outdoor side end portion. A heating expansion material that expands by heating is disposed.
In the vicinity of the indoor side end portion in the gap s2, the heating expansion material 53 is arranged on the indoor side surface of the
室内側の加熱膨張材53が配置される室内側壁32bは、下捨て枠22の載置面部材222及び既設下枠12の室内側壁12bに近接した状態で対向しており、新設下枠32の室内側壁32bと既設下枠12の室内側壁12bとで形成される間隙は見込み方向に狭い空間として形成されている。
また、室外側の加熱膨張材54が配置される新設下枠32の前壁部32cは、既設下枠12の前壁部12dに近接した状態で対向しており、新設下枠32の前壁部32cと既設下枠12の前壁部12dとで形成される間隙は見込み方向に狭い空間として形成されている。
The
Further, the
火災が発生した際には、図4(b)に示すように、室内側に配置した加熱膨張材53は、加熱により既設下枠12の室内側壁12bに向かって膨張し、すぐに既設下枠12の室内側壁12bに到達することができる。そして、新設下枠32の室内側壁32bと既設下枠12の室内側壁12bとで形成される間隙は、上部が気密テープ82によって気密されているので室内側に漏れ出すことなく、既設下枠12と新設下枠32との間隙s2の室内側に密に膨張して、すばやく確実に閉塞することができる。
また、室外側に配置した加熱膨張材54は、加熱により既設下枠12の前壁部12dに向かって膨張し、すぐに新設下枠32の前壁部32cと既設下枠12の前壁部12dとで形成される間隙に密に膨張するので、新設下枠32と既設下枠12との間隙s2の室外側をすばやく確実に閉塞することができる。
When a fire occurs, as shown in FIG. 4B, the heating expansion material 53 arranged on the indoor side expands toward the
Further, the heating expansion material 54 disposed on the outdoor side expands toward the
既設左縦枠13と新設左縦枠33との間に形成される間隙s3には、図5(a)に示すように、見込み方向の両端付近、すなわち室内側端部近傍及び室外側端部近傍に、加熱により膨張する加熱膨張材が配置されている。
間隙s3における室内側端部近傍については、新設左縦枠33の室内側見込み壁33cの外周面に加熱膨張材55が配置され、同室外側端部近傍については、新設左縦枠33の新設左縦枠本体33aの既設左縦枠13よりも室外側に突出した部位の外周面に加熱膨張材56が配置され、いずれも新設左縦枠33の全長に亘って配置されている。
In the gap s3 formed between the existing left vertical frame 13 and the new left vertical frame 33, as shown in FIG. 5A, in the vicinity of both ends in the prospective direction, that is, in the vicinity of the indoor side end portion and the outdoor side end portion. A heating expansion material that expands by heating is disposed in the vicinity.
In the vicinity of the indoor side end portion in the gap s3, the heating expansion material 55 is disposed on the outer peripheral surface of the indoor side
室内側の加熱膨張材55が配置される室内側見込み壁33cは、既設左縦枠13の室内側壁13bと左縦捨て枠23の室内側係止壁部23bとの当接部位に対向している。
また、新設左縦枠本体33aの室外側に配置される加熱膨張材56は、ヒレ状部材73の固定部73aの近傍位置に配置され、加熱膨張材56の外周にはヒレ状部材73のヒレ片73bが配置されることで、加熱膨張材56の外周位置には新設左縦枠33と既設左縦枠13とヒレ状部材73とによって室外側が狭く室内側が広い空間s31が形成されている。
The indoor side
Further, the heating expansion material 56 disposed on the outdoor side of the new left vertical frame
火災が発生した際には、図5(b)に示すように、室内側に配置した加熱膨張材55は、加熱により既設左縦枠13の室内側壁13bと左縦捨て枠23の室内側係止壁部23bとの当接部位に向かって膨張し、既設左縦枠13と新設左縦枠33との間だけでなく、既設左縦枠13と左縦捨て枠23との間からの煙や火炎の侵入をすばやく防ぐことができ、既設左縦枠13と新設左縦枠33との間隙s3の室内側をより確実に閉塞することができ
る。
また、室外側に配置した加熱膨張材56は、加熱により外周に配置されるヒレ状部材73に向かって膨張するが、難燃性の材料によりなるヒレ状部材73は加熱膨張材56が膨張する間は燃え尽きることなく形状を維持し、加熱膨張材56が飛散することを抑制することができるので加熱膨張材56は既設左縦枠13と新設左縦枠33とヒレ状部材73とにより形成される空間s31に密に膨張して、既設左縦枠13と新設左縦枠33との間に形成される間隙s3の室外側を確実に閉塞することができる。
In the event of a fire, as shown in FIG. 5 (b), the heating expansion material 55 arranged on the indoor side causes the
Further, the heating expansion material 56 disposed on the outdoor side expands toward the fin-shaped
以上のように、本実施形態に係る防火改装サッシにおいては、既設枠体1と新設枠体3との間に効率的に充満される加熱膨張材を有しており、有効な防火構造を備えている。
そして、本実施形態に係る防火改装サッシにおいては、捨て枠の存在しない四隅部においてさらなる防火構造を備えている。以下に図6乃至11を参考に説明する。
As described above, the fireproof refurbishment sash according to the present embodiment has a heating expansion material that is efficiently filled between the existing
And in the fireproof refurbishment sash which concerns on this embodiment, the further fireproof structure is provided in the four corners where a discard frame does not exist. This will be described with reference to FIGS.
本実施形態に係る防火改装サッシは、上捨て枠21,下捨て枠22及び左右の縦捨て枠23,24は、建具の左右方向及び上下方向の全長に亘って配置されるものではなく、図6に示すように、その角部に捨て枠2が配置されない領域が存在する。
そこで、本実施形態の防火改装サッシは、前述の加熱膨張材51乃至56に加え、捨て枠2の両側に加熱膨張材61乃至68を配置することにより、該領域における火炎や煙の侵入を抑制している。
In the fireproof refurbishment sash according to the present embodiment, the upper discard frame 21, the lower discard frame 22, and the left and right vertical discard frames 23, 24 are not arranged over the entire length in the horizontal direction and the vertical direction of the joinery. As shown in FIG. 6, there is a region where the discard frame 2 is not arranged at the corner.
Therefore, the fireproof remodeling sash of the present embodiment suppresses intrusion of flame and smoke in the region by disposing the
上捨て枠21の左右両側に配置される加熱膨張材61,62は、図7,8に示すように、既設上枠11の室内側壁11bの室外側面に配置されており、上捨て枠21の両端部位置から既設上枠11の両端部に亘って設けられている。
そのため、図9(a)に示すように、上捨て枠21が存在しない領域において、既設上枠11と新設上枠31との間に形成される間隙s5には、前述の室内側の加熱膨張材51及び室外側の加熱膨張材52と、既設上枠11の室内側壁11bの室外側面に配置される加熱膨張材61,62とによって防火構造が形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
Therefore, as shown in FIG. 9A, in the region where the upper discard frame 21 does not exist, the above-described indoor-side heating expansion is provided in the gap s5 formed between the existing
火災が発生した際には、図9(b)に示すように、室内側の加熱膨張材51と既設上枠11の室内側壁11bの室外側面に配置される加熱膨張材61,62が、膨張して一体化することにより、既設上枠11の上案内レール11eの室内側に形成される間隙に加熱膨張材51,61,62が十分に充満して、既設上枠11と新設上枠31との間に形成される間隙s5の室内側を閉塞することができる。
また、室外側に配置した加熱膨張材52は、前述のように、既設枠体11と新設枠体31とヒレ状部材71とにより形成される空間s11に密に膨張して、既設上枠11と新設上枠31との間に形成される間隙s5の室外側を確実に閉塞することができる。
When a fire occurs, as shown in FIG. 9 (b), the
Moreover, the heating expansion material 52 arrange | positioned on the outdoor side expand | swells densely to the space s11 formed by the existing
下捨て枠22の左右両側に配置される加熱膨張材63,64は、図7,8に示すように、既設下枠12の室内側壁12bの室外側面に配置されており、下捨て枠22の載置面部材222の両端部位置から既設下枠12の両端部に亘って設けられている。
そのため、図10(a)に示すように、下捨て枠22が存在しない領域において、既設下枠12と新設下枠32との間に形成される間隙s6には、前述の室内側の加熱膨張材53及び室外側の加熱膨張材54と、既設下枠12の室内側壁12bの室外側面に配置される加熱膨張材63,64とによって防火構造が形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
For this reason, as shown in FIG. 10A, in the region where the lower discarded frame 22 does not exist, the above-described indoor heating expansion is provided in the gap s6 formed between the existing lower frame 12 and the new lower frame 32. A fire prevention structure is formed by the material 53, the outdoor heating expansion material 54, and the
火災が発生した際には、図10(b)に示すように、室内側の加熱膨張材53と既設下枠12の室内側壁12bの室外側面に配置される加熱膨張材63,64が、膨張して一体化することにより、既設下枠12の下案内レール12eの室内側に形成される間隙に加熱膨張材53,63,64が十分に充満して、既設下枠12と新設下枠32との間に形成される間隙s6の室内側を閉塞することができる。
また、室外側に配置した加熱膨張材54は、前述のように、新設下枠32の前壁部32cと既設下枠12の前壁部12dとで形成される間隙に密に膨張するので、新設下枠32と既設下枠12との間隙s6の室外側をすばやく確実に閉塞することができる。
When a fire occurs, as shown in FIG. 10 (b), the
Further, as described above, the heat expansion material 54 arranged on the outdoor side expands densely in the gap formed by the
左縦捨て枠2の上下両側に配置される加熱膨張材65,66は、図7,8に示すように、左既設縦枠13の室内側壁13bの室外側面に配置されており、左縦捨て枠23の上下端部位置から既設縦枠13の両端部に亘って設けられている。
そのため、図11(a)に示すように、左縦捨て枠23が存在しない領域において、左既設縦枠13と左新設縦枠33との間に形成される間隙s7には、前述の室内側の加熱膨張材55及び室外側の加熱膨張材56と、左既設縦枠13の室内側壁13bの室外側面に配置される加熱膨張材65,66とによって防火構造が形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
Therefore, as shown in FIG. 11 (a), in the area where the left vertical frame 23 does not exist, the gap s7 formed between the left existing vertical frame 13 and the left new vertical frame 33 has the above-mentioned indoor side. The fire expansion structure is formed by the heat expansion material 55, the outdoor heat expansion material 56, and the
火災が発生した際には、図11(b)に示すように、室内側の加熱膨張材55と左既設縦枠13の室内側壁13bの室外側面に配置される加熱膨張材65,66が、膨張して一体化することにより、左既設縦枠13と左新設縦枠33との間に形成される間隙s7の室内側に充満して閉塞することができる。
また、室外側に配置した加熱膨張材56は、前述のように、既設左縦枠13と新設左縦枠33とヒレ状部材73とにより形成される空間s31に密に膨張して、既設左縦枠13と新設左縦枠33との間に形成される間隙s7の室外側を確実に閉塞することができる。
When a fire occurs, as shown in FIG. 11 (b), the
Further, as described above, the heating expansion material 56 disposed on the outdoor side expands densely into the space s31 formed by the existing left vertical frame 13, the new left vertical frame 33, and the fin-shaped
このように、本実施形態の防火改装サッシにおいては、捨て枠が配置されていない新設枠体の両端部近傍の領域には既設枠体1の室内側壁の室外側面に加熱膨張材が配置されているので、新設枠体3の室内側に配置される加熱膨張材とともに一体化して膨張し、既設枠体と新設枠体との間に大きな間隙が存在しても、加熱膨張材によって十分に充満することができ、既設枠体と新設枠体の間隙を確実に閉塞することができる。
Thus, in the fireproof remodeling sash of this embodiment, the heating expansion material is arrange | positioned at the outdoor side surface of the indoor side wall of the existing
なお、本発明は、上記実施形態に係る防火改装サッシの構成に限定されるものではなく、既設枠体の状況等に合わせて防火構造を変更することができる。
例えば、図12に示すように、見込み方向に幅の広い既設縦枠13,14を備える防火改装サッシの場合には、新設左縦枠33の室内側見込み壁33cの外周面に設けられる室内側の加熱膨張材55は、左縦捨て枠23の内周面に対向し、膨張により左縦捨て枠23の内周面に当接することで室内側の防火構造を形成することができる。
そして、縦捨て枠23が存在しない両端の領域においては、図13に示すように、室内側の加熱膨張材55に加えて、既設左縦枠13の室内側壁13bの室外側面に加熱膨張材65,66が配置され、新設左縦枠33の室内側見込み壁33cの外周面に設けられる加熱膨張材55と既設左縦枠13の室内側壁13bの室外側面に設けられる加熱膨張材65,66とが膨張により一体化して、室内側の空間に充満して既設枠体と新設枠体との間隙を閉塞することができる。
In addition, this invention is not limited to the structure of the fire prevention renovation sash which concerns on the said embodiment, A fire prevention structure can be changed according to the condition of the existing frame, etc.
For example, as shown in FIG. 12, in the case of a fire-resistant remodeling sash having existing
And in the area | region of the both ends where the vertical discard frame 23 does not exist, in addition to the indoor thermal expansion material 55, as shown in FIG. 13, the
さらに、上枠部分の防火構造においては、図14(a)に示すように、新設上枠31の屈曲壁31cの上面に加熱膨張材51を配置するポケット部31iを設けてもよく、図14(b)に示すように、新設上枠31の新設上枠本体31aの室内側上面に加熱膨張材51を配置するポケット部31iを設けて加熱膨張材51を配置してもよい。ポケット部31iを設けることにより、加熱膨張材51の脱落を防止することができる。
また、図15(a)に示すように、下枠部分の防火構造において、室外側の加熱膨張材54を新設下枠32の前壁部32cの室内側面に設けるのではなく、新設下枠32の新設下枠本体32aの室外側下面に配置してもよい。
さらに、本発明の防火改装サッシにより施工される新設枠体3は、階段状の下枠を備えるものに限定されるものではなく、例えば図15(b)に示すように、室外側の外レールの高さが室内側の内レールの高さよりも高い形式の改装サッシとして構成されてもいい。
そのような場合には、下捨て枠22は、内外レールの上面に配置される見込み方向に幅の広い下捨て枠22を用いることが好ましい。
Furthermore, in the fire prevention structure of the upper frame portion, as shown in FIG. 14 (a), a
Further, as shown in FIG. 15A, in the fire prevention structure of the lower frame portion, the outdoor expansion material 54 is not provided on the indoor side surface of the
Further, the new frame 3 constructed by the fireproof / refurbished sash of the present invention is not limited to the one provided with the step-like lower frame. For example, as shown in FIG. It may be configured as a remodeled sash having a height higher than that of the inner rail on the indoor side.
In such a case, it is preferable to use the discarded frame 22 having a wide width in the prospective direction disposed on the upper surface of the inner and outer rails.
以上のように、本実施形態の放火改装サッシにおいては、火災が発生した際に、新設枠体に配設した加熱膨張材は、既設枠材と新設枠材との間だけでなく、既設枠材と捨て枠との当接部位を覆うので、既設枠体と縦捨て枠と新設枠体の間からの煙や火炎の侵入をすばやく防ぐことができ、既設枠体と新設枠体の間隙をより確実に閉塞することができる。 As described above, in the arson remodeling sash of the present embodiment, when a fire occurs, the heat expansion material disposed in the new frame is not only between the existing frame material and the new frame material but also the existing frame. Covering the contact area between the material and the discarded frame, it is possible to quickly prevent the intrusion of smoke and flame from between the existing frame, the vertical discarded frame and the new frame, and the gap between the existing frame and the new frame is reduced. It can be blocked more reliably.
1 :既設枠体
11 :既設上枠
11a :既設上枠本体
11b :室内側壁
11c :室外側壁
11d :顎部
11e :上案内レール
11f :上案内レール
12 :既設下枠
12a :既設下枠本体
12b :室内側壁
12c :顎部
12d :前壁部
12e :下案内レール
12f :下案内レール
13 :既設左縦枠
13a :既設左縦枠本体
13b :室内側壁
13c :顎部
13d :室外側壁
14 :既設右縦枠
14b :室内側壁
2 :捨て枠
21 :上捨て枠
21a :見込み面部
21b :室内側係止壁部
21c :室外側係止壁部
22 :下捨て枠
221 :支持部材
222 :載置面部材
23 :左縦捨て枠
23a :見込み面部
23b :室内側係止壁部
23c :室外側係止壁部
24 :縦捨て枠
3 :新設枠体
31 :新設上枠
31a :新設上枠本体
31b :室内側壁
31c :屈曲壁
31d :中央垂下壁
31e :外案内レール
31f :網戸レール
31g :突条部
31h :突条部
31i :ポケット部
32 :新設下枠
32a :新設下枠本体
32b :室内側壁
32c :前壁部
32d :内レール
32e :外レール
32f :網戸下レール
32g :気密材保持壁
33 :新設左縦枠
33a :新設左縦枠本体
33b :室内側壁
33c :室内側見込み壁
33d :室外側壁
33e :中央壁
33f :突条部
33g :突条部
34 :新設縦枠
42 :顎部材
51〜56 :加熱膨張材
61〜66 :加熱膨張材
71,73 :ヒレ状部材
81〜83 :気密テープ
91,93 :スペーサ
1: Existing frame 11: Existing upper frame 11a: Existing upper frame body 11b: Indoor side wall 11c: Outdoor wall 11d: Jaw 11e: Upper guide rail 11f: Upper guide rail 12: Existing lower frame 12a: Existing lower frame body 12b : Indoor side wall 12c: Jaw part 12d: Front wall part 12e: Lower guide rail 12f: Lower guide rail 13: Existing left vertical frame 13a: Existing left vertical frame body 13b: Indoor side wall 13c: Jaw part 13d: Outdoor wall 14: Existing Right vertical frame 14b: indoor side wall 2: discard frame 21: upper discard frame 21a: prospective surface portion 21b: indoor side locking wall portion 21c: outdoor locking wall portion 22: bottom discard frame 221: support member 222: mounting surface Member 23: Left vertically discarded frame 23a: Expected surface portion 23b: Indoor side locking wall portion 23c: Outdoor locking wall portion 24: Vertically discarded frame 3: New frame 31: New upper frame 31a: New upper frame main body 31b: Inner side wall 31c: bent wall 31d: central hanging wall 31e: outer guide rail 31f: screen door rail 31g: ridge 31h: ridge 31i: pocket 32: new lower frame 32a: new lower frame main body 32b: indoor side wall 32c : Front wall 32d: Inner rail 32e: Outer rail 32f: Screen door lower rail 32g: Airtight material retaining wall 33: New left vertical frame 33a: New left vertical frame main body 33b: Indoor side wall 33c: Indoor side expected wall 33d: Outdoor wall 33e: central wall 33f: ridge 33g: ridge 34: new vertical frame 42: jaw members 51-56: heating expansion materials 61-66: heating expansion materials 71, 73: fin-shaped members 81-83: airtight tape 91, 93: Spacer
本発明は、既設枠体に対して固定される捨て枠と、捨て枠を介して既設枠体に固定される新設枠体と、既設枠体と新設枠体との間の間隙に配置される加熱膨張材とを備え、既設枠体と捨て枠は室内側に当接部位を有しており、加熱膨張材は新設枠体の室内側にあることを特徴とする防火改装サッシ。 The present invention is disposed in a gap between a discarded frame fixed to an existing frame, a new frame fixed to the existing frame via the discarded frame, and the existing frame. A fireproof refurbishment sash comprising a heating expansion material, wherein the existing frame body and the discard frame have a contact portion on the indoor side, and the heating expansion material is on the indoor side of the new frame body .
Claims (1)
加熱膨張材は新設枠体に配置されており、既設枠体と捨て枠との当接部位に対向する位置に配置されている
ことを特徴とする防火改装サッシ。 A discarded frame fixed to the existing frame, a new frame fixed to the existing frame via the discarded frame, and a heating expansion material disposed in a gap between the existing frame and the new frame With
A fireproof refurbished sash, characterized in that the heat-expandable material is disposed in the new frame and is disposed at a position facing the contact portion between the existing frame and the discarded frame.
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