JP2019205964A - 高気密型リアクタ及び被処理物の撹拌方法 - Google Patents

高気密型リアクタ及び被処理物の撹拌方法 Download PDF

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【課題】軸受の貫通孔の周辺に設けるシール部材の耐久性を向上させる。【解決手段】撹拌軸2の両端をそれぞれ回転可能に支持する軸受部6と、ケーシング本体3の内部を加熱する加熱部15とを備えた高気密型リアクタ1において、ケーシング本体3と軸受部6との間を封止するシール部材20の少なくとも一方側に、このシール部材20を冷却する冷却通路21,22,23を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、気密状態で被処理材料を撹拌する高気密型リアクタ及び被処理物の撹拌方法に関する。
従来より、反応系(重縮合、乳化、溶剤重合等)、脱モノマー、脱揮、脱泡、高真空下での各種試験など高気密状態で被処理材料を撹拌する高気密型リアクタは知られている。例えば、高気密型リアクタで樹脂材料の溶剤を回収する場合には、真空状態を確保するために、真空引きしながら樹脂材料を撹拌しなければならない。
従来より、例えばウィルソンシールが、低速、低圧用の撹拌機の軸シールとして広く使用されており、従来から使用されていたグランドパッキンでは満足できなかった真空シールが可能なものとして知られている。
しかし、このウィルソンシールは、通常フッ素ゴムで構成され、例えば−10〜+120℃の範囲で使用できる。すなわち、高温環境下では寿命が低下し、シール性能を確保できない。
そこで例えば、特許文献1のように、磁気カップリング機構を用いて混練機において、気密性が要求される原材料を混練することができるようにしている。
特開2012−162017号公報
特許文献1のような従来の混練機においても、軸受部と本体ケーシングとの合わせ面において、気密性を保つために、シール部材を設ける必要がある。このシール部材周辺が高温になる場合には、一般的な耐熱性しか有さない汎用のシール部材を使用することができず、シール部材の耐久性を保つためには、耐熱性の高い特別なシール構造を設けなければならないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軸受の貫通孔の周辺に設けるシール部材の耐久性を上げることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、シール部材の周辺を強制的に冷却するようにした。
具体的には、第1の発明では、長手方向中間に撹拌羽根を有して回転しながら被処理物を該撹拌羽根で撹拌する撹拌軸と、
上記撹拌軸の両端がそれぞれ挿通される一対の軸用貫通孔、上記被処理物が投入される投入口及び撹拌後の被処理物が排出される排出口を有する密閉状のケーシング本体と、
上記ケーシング本体のエアを吸い込む吸引部と、
上記ケーシング本体の一対の軸用貫通孔から飛び出す上記撹拌軸の両端をそれぞれ回転可能に支持する軸受部と、
上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱部とを備えた高気密型リアクタを対象とする。
そして、上記ケーシング本体と上記軸受部との間を封止するシール部材の少なくとも一方側には、該シール部材を冷却する冷却通路が形成されている。
上記の構成によると、高温になりやすいケーシング本体の熱が冷却通路によってシール部材に伝わりにくくなるので、シール部材の寿命が格段に向上する。
第2の発明では、第1の発明において、
上記冷却通路は、上記ケーシング本体における、上記シール部材の近傍に該シール部材の形状に合わせて設けられている。
上記の構成によると、少なくとも高温になりやすいケーシング本体側にシール部材の形状に合わせて冷却通路が設けられるので、シール部材が高温に晒されにくくなって寿命が延びる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記冷却通路は、上記軸受部における、上記シール部材の近傍に該シール部材の形状に合わせて設けられている。
上記の構成によると、例えば、シール部材のケーシング本体側に冷却通路を設けられないような場合でも、シール部材を効果的に冷却できる。一方で、ケーシング本体側と合わせてシール部材の両側にシール部材の形状に合わせて挟み込むように冷却通路を設ける場合には、さらに確実にシール部材の熱影響を防ぐことができ、シール部材の寿命が向上する。
第4の発明では、長手方向中間に撹拌羽根を有して回転しながら被処理物を該撹拌羽根で撹拌する撹拌軸と、上記撹拌軸の両端がそれぞれ挿通される一対の軸用貫通孔、上記被処理物が投入される投入口及び撹拌後の被処理物が排出される排出口を有する密閉状のケーシング本体と、上記ケーシング本体のエアを吸い込む吸引部と、上記ケーシング本体の一対の軸用貫通孔から飛び出す上記撹拌軸の両端をそれぞれ回転可能に支持する軸受部と、上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱部とを備えた高気密型リアクタを準備する準備工程と、
上記加熱部により上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱工程と、
被処理物をケーシング本体の投入口から投入する投入工程と、
上記撹拌軸を所定の回転速度で回転させながら上記被処理物を撹拌する撹拌工程と、
上記ケーシング本体の両端と軸受部との間のシール部材の近傍に設けた冷却通路に冷媒を流通させて上記シール部材の周辺を冷却する冷却工程と、
加熱されながら撹拌処理された被処理物を排出口から排出する排出工程とを含む構成とする。
上記の構成によると、本体ケーシングを加熱しているときに、冷却通路に冷媒を流通させてシール部材の周辺を冷却するので、ケーシング本体の熱がシール部材に伝わりにくくなり、シール部材の寿命が格段に向上する。
以上説明したように、本発明によれば、ケーシング本体と軸受部との間を封止するシール部材の少なくとも一方側にシール部材を冷却する冷却通路を形成したことにより、軸受の貫通孔の周辺に設けるシール部材の耐久性を上げることができる。
高気密型リアクタを示す概要図である。 高気密型リアクタを一部破断して示す斜視図である。 ケーシング本体及び軸受部を一部破断して示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態の高気密型リアクタ1を示し、この高気密型リアクタ1は、長手方向中間に撹拌羽根2aを有して回転しながら被処理物Aを撹拌羽根2aで撹拌する、例えば一対の撹拌軸2を有する。この撹拌軸2は、密閉状のケーシング本体3内に回転可能に支持されている。撹拌羽根2aの形状、位置、個数などの構成は特に限定されない。ケーシング本体3は、撹拌軸2の両端2b,2cがそれぞれ挿通される一対の軸用貫通孔3a,3bと、被処理物Aが投入される投入口3c及び撹拌後の被処理物Aが排出される排出口3dを有する。また、ケーシング本体3のエアを吸い込む吸引部3eがケーシング本体3の上部に設けられている。なお、図2及び図3では、投入口3c及び吸引部3eは省略されている。原料供給機4aから供給された被処理物Aを供給機4bで撹拌した後、投入口3cから被処理物Aが供給される。真空ポンプ5により吸引部3eからエアが吸い込まれ、ケーシング本体3内は、真空に近い状態に保たれる。例えば、ケーシング本体3内は、1Pa〜0.6MPaに保たれる。ケーシング本体3の外周を覆うヒーターやケーシング本体3に設けたジャケット等よりなる加熱部15又は後述する軸内熱媒体流通路2d等により、ケーシング本体3内は、350℃程度まで加熱可能となっている。例えば、図2及び図3に示すように、加熱部15からの熱媒体をケーシング本体3に設けたジャケットに流通させるための熱媒体流通用ポート3gが設けられている。
ケーシング本体3の一対の軸用貫通孔3a,3bから飛び出す撹拌軸2の両端2b,2cは、軸受部6でそれぞれ回転可能に支持されている。軸受部6内は、図示しないシールで両端2b,2cを回転可能且つ密閉状に支持している。軸受部6内のシールによりある程度密閉は保たれるが、依然として一対の軸用貫通孔3a,3bと反対側の軸受部6の貫通孔6aから飛び出す撹拌軸2の両端2b,2cは、密閉性の確保が必要となる。そこで本実施形態では、これら貫通孔6aから飛び出す撹拌軸2の両端2b,2cを貫通孔密閉部7でそれぞれ密閉状に覆っている。貫通孔密閉部7は、例えば、鋼板の製缶品よりなり、パッキンなどを介してボルト等で軸受部6に密閉状に連結されている。
そして、撹拌軸2の入力端2cは、貫通孔密閉部7からさらに密閉状減速機室8内へ延び、密閉状減速機室8の連結軸8aを介し、駆動モータ9の出力軸9aから回転力が伝達されるようになっている。
一方、詳細は図示しないが、撹拌軸2の内部には、加熱部の他の方式として、熱媒体が流通する軸内熱媒体流通路2dが形成されている。高気密型リアクタ1は、この軸内熱媒体流通路2dに熱媒体を熱媒体供給機11から供給し、また熱媒体供給機11に回収する熱媒体供給路10を備えている。そして、入力と反対側の端部2b側の貫通孔密閉部7内に設けられたロータリジョイント12を介して熱媒体供給路10が軸内熱媒体流通路2dと接続されている。
そして、図3にも示すように、ケーシング本体3の両端の本体側フランジ部3fと、軸受部6の軸受側フランジ部6bとの間には、Oリングよりなるシール部材20がそれぞれ設けられている。本実施形態では、ケーシング本体3が一対の撹拌軸2を収容するので幅が広くなっており、このシール部材20は、長円形状となっているが、長円形状に限定されない。
そして、投入口3c側のシール部材20を挟持する本体側フランジ部3fには、このシール部材20に対応した長円形状に第1冷却通路21が形成されている。例えば、この第1冷却通路21は、上方に第1入口21aと第1出口21bとがそれぞれ形成されていて、冷媒供給装置24から適温の熱媒体が供給されて第1冷却通路21内を通り、冷媒供給装置24に戻るようになっている。なお、この第1冷却通路21は、軸受側フランジ部6bに設けられていてもよい。
本実施形態のように、投入口3c側の軸受部6の内部にも軸受部内冷却通路25を設け、これにより、軸受部6内の冷却を行って、軸受部6内に設けた各種シールが高熱になるのを防ぐようにしてもよい。
一方、排出口3d側のシール部材20を挟持する本体側フランジ部3fと軸受側フランジ部6bとには、このシール部材20に対応した長円形状に第2冷却通路22及び第3冷却通路23が形成されている。これらの第2冷却通路22及び第3冷却通路23の上方には、第2入口22a及び第2出口22b並びに第3入口23a及び第3出口23bがそれぞれ形成されており、冷媒供給装置24から適度に冷却された又は室温の冷媒が供給されるようになっている。なお、排出口3d側においても、第2冷却通路22及び第3冷却通路23の一方のみが設けられていてもよい。
次に、本実施形態に係る高気密型リアクタ1の作動について説明する。
まず、準備工程で、上記高気密型リアクタ1、粉体の被処理物A、溶媒等を準備する。
次いで、加熱工程において、熱媒体供給機11から加熱された熱媒体を熱媒体供給路10へ供給し、ロータリジョイント12を通過させて軸内熱媒体流通路2d内に供給し、この軸内熱媒体流通路2dを通った熱媒体を熱媒体供給機11に戻して再び加熱する。また、場合により、上述した加熱部15による加熱も加えられ、稼働中のケーシング本体3内は、例えば、1Pa〜0.6MPaに保たれて350℃程度まで加熱される。
また投入工程において、原料供給機4aで粉体の被処理物Aが供給され、溶剤、触媒等が加えられながら供給機4bで撹拌され、撹拌された被処理物Aが投入口3cから投入される。
また排気工程において、撹拌軸2が所定の回転速度で回転されているときに、真空ポンプ5で真空引きされる。揮発した溶剤等は、真空ポンプ5によってケーシング本体3から吸い出され、処理機13で所定の処理が行われた後、溶剤等が取り除かれたエアが大気に放出される。
また撹拌工程では、上記加熱工程で加熱された状態で、撹拌軸2を所定の回転速度で回転させながら被処理物Aを撹拌する。
また、冷却工程では、加熱工程で本体ケーシング3側を加熱するのに合わせ、ケーシング本体3の両端と軸受部6との間のシール部材20の近傍に設けた第1〜第3冷却通路21,22,23に冷媒を流通させてシール部材20の周辺を冷却する。
そして、排出工程において、加熱されながら撹拌処理された被処理物Aを排出口3dから排出する。
一連の工程において、気密性を必要とされるケーシング本体3の一対の軸用貫通孔3a,3bは、その外側に設けた軸受部6で覆われている。軸受部6と、本体ケーシング3との接続面にもシール構造が設けられるが、この軸受部6もある程度高温に晒されるので、従来は、熱に弱いウィルソンシール等のシール構造は設けられなかった。
しかし、本実施形態では、投入口3c側のように軸受側フランジ部6b側に冷却通路を設けられないような場合でも、少なくとも本体側フランジ3fに第1冷却通路21を設けることで、シール部材20を効果的に冷却できる。この第1冷却通路21の冷却効果により、本体ケーシング3からの熱は、軸受部6へ伝わりにくくなるので、軸受部6に設けた他のシール構造も熱の影響を受けにくくなる。また上述したように軸受部内冷却通路を設ければ、軸受部6内の各種シールはさらに効果的に熱影響から保護される。
一方で、排出口3d側のようにシール部材20の両側にシール部材20の形状に合わせて挟み込むように第2及び第3冷却通路22,23を設ける場合には、さらに確実にシール部材20の熱影響を効果的に防ぐことができ、シール部材20の寿命が向上する。第2及び第3冷却通路22,23の冷却効果によっても、本体ケーシング3からの熱は、軸受部6へ伝わりにくくなるので、軸受部6に設けた他のシール構造も熱の影響を受けにくくなる。
したがって、本実施形態に係る高気密型リアクタ1によると、ケーシング本体3と軸受部6との間を封止するシール部材20の周辺にシール部材20を冷却する第1〜第3冷却通路21,22,23を形成したことにより、軸受部6の貫通孔6aの周辺に設けたシール部材20に熱が伝わりにくくして、その耐久性を上げることができる。このため、特別な耐熱性の高いシール部材を有さなくてもよくなる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、撹拌羽根2aの内部に軸内熱媒体流通路2dを設けたが、これは設けられていなくてもよく、その場合には、加熱部15により本体ケーシング3が加熱される。軸内熱媒体流通路2dを省く場合、ロータリジョイント12や熱媒体供給路10を設ける必要はない。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 高気密型リアクタ
2 撹拌軸
2a 撹拌羽根
2b 端部
2c 入力端
2d 軸内熱媒体流通路(加熱部)
3 ケーシング本体
3a,3b 軸用貫通孔
3c 投入口
3d 排出口
3e 吸引部
3f 本体側フランジ部
3g 熱媒体流通用ポート
4a 原料供給機
4b 供給機
5 真空ポンプ
6 軸受部
6a 貫通孔
6b 軸受側フランジ部
7 貫通孔密閉部
8 密閉状減速機室
8a 連結軸
9 駆動モータ
9a 出力軸
10 熱媒体供給路
11 熱媒体供給機
12 ロータリジョイント
13 処理機
15 加熱部
20 シール部材
21 第1冷却通路
21a 第1入口
21b 第1出口
22 第2冷却通路
22a 第2入口
22b 第2出口
23 第3冷却通路
23a 第3入口
23b 第3出口
24 冷媒供給装置
25 軸受部内冷却通路

Claims (4)

  1. 長手方向中間に撹拌羽根を有して回転しながら被処理物を該撹拌羽根で撹拌する撹拌軸と、
    上記撹拌軸の両端がそれぞれ挿通される一対の軸用貫通孔、上記被処理物が投入される投入口及び撹拌後の被処理物が排出される排出口を有する密閉状のケーシング本体と、
    上記ケーシング本体のエアを吸い込む吸引部と、
    上記ケーシング本体の一対の軸用貫通孔から飛び出す上記撹拌軸の両端をそれぞれ回転可能に支持する軸受部と、
    上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱部とを備えた高気密型リアクタであって、
    上記ケーシング本体と上記軸受部との間を封止するシール部材の少なくとも一方側には、該シール部材を冷却する冷却通路が形成されている
    ことを特徴とする高気密型リアクタ。
  2. 請求項1に記載の高気密型リアクタにおいて、
    上記冷却通路は、上記ケーシング本体における、上記シール部材の近傍に該シール部材の形状に合わせて設けられている
    ことを特徴とする高気密型リアクタ。
  3. 請求項1又は2に記載の高気密型リアクタにおいて、
    上記冷却通路は、上記軸受部における、上記シール部材の近傍に該シール部材の形状に合わせて設けられている
    ことを特徴とする高気密型リアクタ。
  4. 長手方向中間に撹拌羽根を有して回転しながら被処理物を該撹拌羽根で撹拌する撹拌軸と、上記撹拌軸の両端がそれぞれ挿通される一対の軸用貫通孔、上記被処理物が投入される投入口及び撹拌後の被処理物が排出される排出口を有する密閉状のケーシング本体と、上記ケーシング本体のエアを吸い込む吸引部と、上記ケーシング本体の一対の軸用貫通孔から飛び出す上記撹拌軸の両端をそれぞれ回転可能に支持する軸受部と、上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱部とを備えた高気密型リアクタを準備する準備工程と、
    上記加熱部により上記ケーシング本体の内部を加熱する加熱工程と、
    被処理物をケーシング本体の投入口から投入する投入工程と、
    上記撹拌軸を所定の回転速度で回転させながら上記被処理物を撹拌する撹拌工程と、
    上記ケーシング本体の両端と軸受部との間のシール部材の近傍に設けた冷却通路に冷媒を流通させて上記シール部材の周辺を冷却する冷却工程と、
    加熱されながら撹拌処理された被処理物を排出口から排出する排出工程とを含む
    ことを特徴とする被処理物の撹拌方法。
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