JP2019205043A - ネットワークシステム、サーバおよび電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に電気機器を自動運転させることができるネットワークシステム、サーバまたは電気機器を提供する。【解決手段】所定の運転を実行する電気機器300と、電気機器300の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させるサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機や炊飯器などの電気機器を自動運転させるための技術に関する。
従来から、洗濯機や炊飯器などの電気機器を自動運転させるための技術が知られている。たとえば、特開2014−124350号公報(特許文献1)には、家電機器および洗濯乾燥機が開示されている。特許文献1によると、洗濯乾燥機は、自家発電による供給電力量を、自家発電装置から取得し、同じ家屋に設置された、洗濯乾燥機を含む全ての家電機器の消費電力量の総和である総消費電力量を、電力測定器から取得すると、取得した供給電力量と、取得した総消費電力量とを比較し、比較結果に応じて動作条件を決定し、決定した動作条件で洗濯乾燥動作を行う。
特開2008−252441号公報(特許文献2)には、家電の自動運転システムが開示されている。特許文献2によると、家電の自動運転システムにおいて、操作端末は、スケジュール・カレンダ、実行順序・イベントをジョブの定義として設定が可能である。操作端末で定義されたジョブは、ジョブ管理マネージャのデータベースに保存される。また、定義されたジョブは、実行登録することにより、実際に運用が開始される。運用が開始されたジョブは、ジョブ管理マネージャによって、そのスケジュール・イベントが監視され、予め設定しておいた順序での実行順序制御に従って家電において実行される。また、ジョブの実行予実績の情報は、データベース内に格納され、操作端末から参照し確認することができる。
特開2012−147593号公報(特許文献3)には、電気機器、電気機器制御方法、電気機器制御プログラム及び電気機器制御装置が開示されている。特許文献3によると、運転情報読出部が運転条件に対応する運転期間情報と所定時間とを運転情報記憶部から読み出すと、運転時刻算出部は所定時間と電力料金情報と運転期間情報とに基づいて、家電機器の複数の運転パターン毎に、電力料金が所定料金以下となる運転開始時刻又は運転終了時刻を算出する。運転情報記憶部に記憶される所定時間はユーザの起床時間、就寝時間、外出時間、帰宅時間、食事時間の少なくとも1つである。
特開2014−124350号公報 特開2008−252441号公報 特開2012−147593号公報
本発明の目的は、効率的に電気機器を自動運転させることができるネットワークシステム、サーバまたは電気機器を提供することにある。
本発明のある態様に従うと、所定の運転を実行する電気機器と、電気機器の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器の運転メニューを変更させるサーバとを備えるネットワークシステムが提供される。
以上のように、本発明によれば、効率的に電気機器を自動運転させることができるネットワークシステム、サーバまたは電気機器が提供される。
第1の実施の形態にかかる洗濯機の動作概要を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる機器情報データ121を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる履歴情報データ122を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる洗濯必要時間データ124を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる洗濯使用時間データ124Bを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる洗濯機に関する遅め補正データ1241と早め補正データ1242を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電気機器300の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の第1のユースケースを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の第2のユースケースを示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかるサーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる炊飯必要時間データ125を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる炊飯使用時間データ125Bを示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる炊飯機に関する遅め補正データ1251と早め補正データ1252を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの動作概要>
まず図1を参照して、本実施の形態にかかる洗濯機300Aの動作概要について説明する。たとえば、第1のユーザは、平日の朝、洗濯をしてから通勤する。洗濯機300Aの過去の使用履歴によると、第1のユーザは、平均的に、午前7時までに洗濯機300Aによる洗濯を終了し、その後、洗濯物を干してから家を出る。
このような場合、本実施の形態にかかる洗濯機300Aは、たとえばユーザが通常よりも遅い時間に起床してしまった場合、午前7時頃に洗濯が終了するように運転メニューを「急ぎ」用に変更して洗濯を開始する。たとえば、通常2回実行する「すすぎ」を1回に変更したり、洗い時間を短く設定したりする。逆に、ユーザが通常よりも早い時間に起床した場合は、午前7時頃に洗濯が終了するように運転メニューを「丁寧洗い」などに変更して洗濯を開始する。
このように、本実施の形態においては、ユーザが寝坊してしまっても洗濯を通常通りの時刻に終わらせることができるので、ユーザの予定が狂ってしまう可能性を低減することができる。また、ユーザが早く起きた場合には丁寧に洗濯を行うため、時間を有効に利用することができる。以下では、このような機能を実現するためのネットワークシステム1について詳細に説明する。
<ネットワークシステムの全体構成>
図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。ネットワークシステム1は、主たる装置として、自動運転サービスを提供するためのサーバ100と、ルータ200やインターネットなどを介してサーバ100とデータをやり取りする電気機器などを含む。なお、電気機器は、洗濯機300Aや電子レンジ300Bや炊飯器300Cに限らず、食洗機・オーブン・トースター・ホットプレート・コーヒーメーカ・電気ポットなどの調理機器や冷蔵庫やエアコンや空気清浄機や自走式掃除機などの家電、テレビ、ハードディスクレコーダ、音楽プレーヤー、プロジェクタ、ゲーム機などのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、太陽光発電機、インターホン、給湯器、IHクッキングヒータなどの住宅設備、などであってもよい。なお、以下ではこれらを総称して電気機器300ともいう。
<サーバ100の構成>
図3を参照して、ネットワークシステム1を構成するサーバ100の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかるサーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、機器情報データ121、履歴情報データ122、洗濯必要時間データ124、遅め補正データ1241、早め補正データ1242、その他の本実施の形態にかかる自動運転サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
ここで、図4を参照して、本実施の形態にかかる機器情報データ121は、本サービスに登録されている電気機器300毎に、機器IDと、ユーザ名と、ユーザIDと、電気機器300の機種名と、電気機器300が利用される地域などの対応関係を格納する。
図5を参照して、たとえば洗濯機300Aに関するサービスを提供する場合、履歴情報データ122は、電気機器300毎に準備される。本実施の形態にかかる履歴情報データ122は、曜日毎の運転終了時刻の履歴を格納する。より詳細には、本実施の形態にかかる履歴情報データ122は、曜日毎および時間帯毎の、電気機器300の運転が終了した回数を格納する。履歴情報データ122は、曜日毎および時間帯毎だけでなく、天気毎、季節毎、湿度毎、洗濯物の量などにも基づいて、電気機器300の運転が終了した回数を格納する。
図6を参照して、たとえば洗濯機300Aに関するサービスを提供する場合、洗濯必要時間データ124は、洗濯物の量と、洗濯の開始から終了までにかかる運転時間と、の対応関係を含む。洗濯必要時間データ124は、洗濯物の量だけなく、運転モードや、季節や、天候や、湿度や、時間帯などにも対応付けて、運転時間を格納してもよい。
なお、洗濯必要時間データ124の代わりに、あるいは洗濯必要時間データ124に加えて、メモリ120は、洗濯使用時間データ124Bを格納してもよい。図7を参照して、洗濯使用時間データ124Bは、過去の洗濯の開始から終了までの運転時間の平均を格納する。CPU110は、過去の運転の履歴データに基づいて、洗濯使用時間データ124Bとして、曜日毎の運転時間の平均を計算してメモリ120に格納する。なお、洗濯使用時間データ124Bは、ユーザ毎または洗濯機300A毎、天気毎、季節毎、湿度毎に準備されることが好ましい。また、運転時間の平均に限らず、一番回数の多かった運転時間を利用してもよい。
図8を参照して、たとえば洗濯機300Aに関するサービスを提供する場合、遅め補正データ1241は、運転の開始時間が通常よりも遅くなった場合の運転メニューを示す情報を格納する。本実施の形態においては、遅め補正データ1241は、運転開始の遅れの程度毎に、運転メニューの変更を示す情報を格納する。同様に、早め補正データ1242は、運転の開始時間が通常よりも早くなった場合の運転メニューを示す情報を格納する。本実施の形態においては、早め補正データ1242は、運転開始が早くなった程度毎に、運転メニューの変更を示す情報を格納する。
図3に戻って、操作部140は、サービスの管理者などからの操作を受け付けて、各種の命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、音声データや制御命令などの各種データを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して電気機器300などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
<情報処理方法>
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100における情報処理について説明する。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、洗濯機300Aからデータを受信すると以下の処理を実行する。
CPU110は、受信したデータから洗濯機300Aの電源がONされた旨の情報を読み出す(ステップS102)。CPU110は、履歴情報データ122または洗濯使用時間データ124Bを参照して、洗濯機300Aの通常時の洗濯終了時刻を読み出す(ステップS104)。より詳細には、CPU110は、現在の曜日・季節・天候・湿度に応じた、洗濯機300Aの洗濯終了時刻の平均値、または一番回数の多い運転時間を取得する。
そして、CPU110は、洗濯必要時間データ124または洗濯使用時間データ124Bなどを参照して、今から、通常の運転メニューによる運転をスタートした場合の洗濯終了時刻の予測を計算する(ステップS106)。CPU110は、今回の予測洗濯終了時刻と通常時の洗濯終了時刻との差を計算する(ステップS108)。
CPU110は、通常終了時刻に洗濯が終了するように運転メニューを修正する(ステップS110)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、修正後の運転メニューを実行してもよいか否かの問い掛けの音声メッセージを洗濯機300Aから出力させる(ステップS112)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、洗濯機300Aから修正の許可を受け付けると(ステップS114にてYESである場合)、修正した運転メニューで洗濯を開始させる(ステップS116)。洗濯機300Aから修正の許可を受け付けなかった場合(ステップS114にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、洗濯機300Aに通常の運転メニューで運転させる(ステップS118)。
なお、運転メニューを修正しても通常終了時刻に洗濯が終了できない場合は、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、運転メニューを修正しても通常終了時刻に洗濯が終了できない旨のメッセージを洗濯機300Aに送信することが好ましい。
<電気機器300の構成>
次に、図10を参照して、ネットワークシステム1を構成する電気機器300の構成の一態様について説明する。電気機器300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、人感センサ381と、タイマ389と、機器駆動部290とを含む。
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現され、電気機器300に内包されているものであってもよいし、電気機器300の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、電気機器300からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ320は、CPU310によって実行される機器駆動プログラムや対話プログラムやその他のプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100や他のサーバから受信した音声データやその他のデータ、操作部340を介して入力されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの各種命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、ディスプレイ330と操作部340とは、タッチパネルを構成してもよい。
本実施の形態においては、電気機器300は、ディスプレイ330に加えて発話ライト331を有する。または、ディスプレイ330が音声データを蓄積していることを示すテキストや画像など表示する。また、電気機器300は、操作部340として音声メッセージの出力命令を受け付けるための発話ボタン341を有する。CPU310は、サーバ100から音声データをダウンロードすると、有効期限の間、発話ライト331を点灯させる。この状態において発話ボタン341が押されると、CPU310は、音声データに基づいてスピーカ370から音声メッセージを出力する。
通信インターフェイス360は、無線LAN通信あるいは有線LANなどの通信モジュールによって実現され、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。たとえば、CPU310は、操作部340を介して受け付けた命令を通信インターフェイス360を介してサーバ100に送信したり、サーバ100からの修正後の運転メニューのデータや音声データなどを受け付けてCPU310に入力したりする。
スピーカ370は、CPU310からの信号に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU310は、メモリ320に予め登録された音声データやサーバ100から受信した音声データをスピーカ370から出力する。
人感センサ381は、サーモグラフィーやカメラや近接センサなどであって、検知結果をCPU310に入力する。つまり、CPU310は、人感センサ381からのデータに基づいて、電気機器300の近傍にユーザがいることを検知することができる。
タイマ389は、現在時刻をCPU310に入力したり、指示されたタイミングからの経過時間などを計測してCPU310に入力したりする。
機器駆動部390は、モータやアクチュエータやヒータなど、電気機器300の主要な機能を実現する。
このようにして、CPU310は、ユーザの電源ON命令を通信インターフェイス360を介してサーバ100に送信したり、通信インターフェイス160を介してサーバ100から受信した修正後の運転メニューをスピーカ370に音声で出力させたりディスプレイ330に表示したりする。CPU110は、ユーザの許可を得ると、修正された運転メニューに応じて機器駆動部290を制御する。
<第1のユースケース>
以下、本実施の形態にかかるネットワークシステム1のユースケースについて説明する。まず、図11を参照して、ユーザがいつもよりも遅い時刻に洗濯機300Aの電源を入れた場合について説明する(ステップS212)。サーバ100のCPU110は、洗濯機300Aからのデータに基づいて、今回の予測洗濯終了時刻と通常時の洗濯終了時刻との差を計算する(ステップS214)。たとえばCPU110は、20分遅れていることを計算し、補正データ1241を参照して、通常の運転メニューを修正する(ステップS216)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、修正後の運転メニューを洗濯機300Aに提供する。洗濯機300AのCPU310は、サーバ100からのデータに基づいて、スピーカ370から運転メニューをどのように変更するかを音声出力させる(ステップS218)。CPU310は、操作部340を介してユーザの許可を受け付けると、修正した運転メニューに基づいて洗濯を実行する(ステップS220)。これによって、寝坊しなかった場合の通常の運転終了時刻に洗濯を終わらせることができる(ステップS222)。
なお、CPU110は、洗濯機300Aが、洗濯の途中でエラー、たとえば洗濯物が偏った脱水エラーなど、になった後に運転再開した場合にも、当該エラーによってロスした時間分を挽回し、運転終了時刻を通常の終了時刻に合わせるために、運転メニューを変更することが好ましい。たとえば、通常の終了時刻までの時間と、洗濯に関する未終了の処理とに基づいて、CPU110は、いずれかの処理の回数を減らしたり、いずれかの処理の時間を短くしたりすることによって、運転メニューを変更する。
<第2のユースケース>
次に、図12を参照して、ユーザがいつもよりも早い時刻に洗濯機300Aの電源を入れた場合について説明する(ステップS232)。サーバ100のCPU110は、洗濯機300Aからのデータに基づいて、今回の予測洗濯終了時刻と通常時の洗濯終了時刻との差を計算する(ステップS234)。たとえばCPU110は、20分早いことを計算し、補正データ1241を参照して、通常の運転メニューを修正する(ステップS236)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、修正後の運転メニューを洗濯機300Aに提供する。洗濯機300AのCPU310は、サーバ100からのデータに基づいて、スピーカ370から運転メニューをどのように変更するかを音声出力させる(ステップS238)。CPU310は、操作部340を介してユーザの許可を受け付けると、修正した運転メニューに基づいて洗濯を実行する(ステップS240)。これによって、いつもよりも丁寧な洗濯を通常の運転終了時刻までに終わらせることができる(ステップS242)。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態の機能に加えて、通常の開始時刻に洗濯機300Aが洗濯を開始してない場合に、洗濯機300Aがその旨をユーザに通知してもよい。たとえば、図13に示すように、サーバ100のCPU110は、履歴情報データ122または洗濯使用時間データ124Bを参照しながら、通常の洗濯開始時刻から10分以上遅れても洗濯機300Aが洗濯を開始していない場合に、通信インターフェイス160を介して、その旨の通知を洗濯機300Aに送信する。洗濯機300AのCPU310は、サーバ100からのデータに基づいて、スピーカ370から注意喚起のための音声メッセージを出力させる。
より詳細には、サーバ100のCPU110は、図14に示す処理を実行する。CPU110は、定期的に、履歴情報データ122または洗濯使用時間データ124Bを参照して、洗濯機300Aの通常時の洗濯終了時刻を読み出す(ステップS154)。そして、CPU110は、洗濯必要時間データ124または洗濯使用時間データ124Bなどを参照して、今から、通常の運転メニューによる運転をスタートした場合の洗濯終了時刻の予測を計算する(ステップS156)。CPU110は、今回の予測洗濯終了時刻と通常時の洗濯終了時刻との差を計算する(ステップS158)。
CPU110は、当該差が所定時間、たとえば10分以上であるか否かを判断する(ステップS159)。当該差が所定時間未満である場合(ステップS159にてNOである場合)、CPU110は、次の電気機器に対象を移す。
当該差が所定時間以上である場合(ステップS159にてYESである場合)、通常終了時刻に洗濯が終了するように運転メニューを修正する(ステップS160)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、修正後の運転メニューを実行してもよいか否かの問い掛けの音声メッセージを洗濯機300Aから出力させる(ステップS162)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、洗濯機300Aから修正した運転メニューによる運転の開始命令を受け付けると(ステップS164にてYESである場合)、修正した運転メニューで洗濯機300Aに洗濯を開始させる(ステップS166)。洗濯機300Aから運転開始命令を受け付けなかった場合(ステップS164にてNOである場合)、CPU110は、次の電気機器に対象を移す。
なお、運転メニューを修正しても通常終了時刻に洗濯が終了できない場合は、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、運転メニューを修正しても通常終了時刻に洗濯が終了できない旨のメッセージを洗濯機300Aに送信することが好ましい。
なお、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、洗濯機300Aのユーザに対応付けられているスマートフォンなどの通信端末にその旨の通知を送信してもよい。
<第3の実施の形態>
上記の実施の形態においては、洗濯機300Aを例に挙げて説明を行ったが、当該技術の適用先の電気機器300は洗濯機300Aには限らない。以下では、炊飯器300Cに利用する形態について説明する。
本実施の形態においては、メモリ120は、炊飯必要時間データ125や、遅め補正データ1251や早め補正データ1252などを記憶する。図15を参照して、炊飯必要時間データ125は、米の量と、炊飯の開始から終了までにかかる運転時間と、の対応関係を含む。炊飯必要時間データ125は、米の量だけなく、運転モードや、天気や、季節や、時間帯などにも対応付けて、運転時間を格納してもよい。
なお、炊飯必要時間データ125の代わりに、あるいは炊飯必要時間データ125に加えて、メモリ120は、炊飯使用時間データ125Bを格納してもよい。図16を参照して、炊飯使用時間データ125Bは、過去の炊飯の開始から終了までの運転時間の平均を格納する。CPU110は、過去の運転の履歴データに基づいて、炊飯使用時間データ125Bとして、曜日毎の運転時間の平均を計算してメモリ120に格納する。なお、炊飯使用時間データ125Bは、ユーザ毎または炊飯器300C毎、天気毎、季節毎、湿度毎に準備されることが好ましい。また、運転時間の平均に限らず、一番回数の多かった運転時間を利用してもよい。
図17を参照して、遅め補正データ1251は、運転の開始時間が通常よりも遅くなった場合の運転メニューを示す情報を格納する。本実施の形態においては、遅め補正データ1241は、運転開始の遅れの程度毎の、運転メニューの変更を示す情報を格納する。同様に、早め補正データ1252は、運転の開始時間が通常よりも早くなった場合の運転メニューを示す情報を格納する。
これによって、図9を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、炊飯器300Cからデータを受信すると以下の処理を実行する。
CPU110は、受信したデータから炊飯器300Cの電源がONされた旨の情報を読み出す(ステップS102)。CPU110は、炊飯器300C用の履歴情報データ122や炊飯使用時間データ125Bを参照して、炊飯器300Cの通常時の炊飯終了時刻を読み出す(ステップS104)。より詳細には、CPU110は、現在の曜日・季節・天候・湿度に応じた、炊飯器300Cの洗濯終了時刻の平均値、または一番回数の多い運転時間を取得する。
そして、CPU110は、炊飯必要時間データ125または炊飯使用時間データ125Bなどを参照して、今から、通常の運転メニューによる運転をスタートした場合の炊飯終了時刻の予測を計算する(ステップS106)。CPU110は、今回の予測炊飯終了時刻と通常時の炊飯終了時刻との差を計算する(ステップS108)。
CPU110は、通常終了時刻に炊飯が終了するように運転メニューを修正する(ステップS110)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、修正後の運転メニューを実行してもよいか否かの問い掛けの音声メッセージを炊飯器300Cから出力させる(ステップS112)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、炊飯器300Cから修正の許可を受け付けると(ステップS114にてYESである場合)、修正した運転メニューで炊飯を開始させる(ステップS116)。炊飯器300Cから修正の許可を受け付けなかった場合(ステップS114にてNOである場合)、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、炊飯器300Cに通常の運転メニューで運転させる(ステップS118)。
なお、運転メニューを修正しても通常終了時刻に炊飯が終了できない場合は、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、運転メニューを修正しても通常終了時刻に炊飯が終了できない旨のメッセージを炊飯器300Cに送信することが好ましい。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1のサーバ100や電気機器300などの各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。より詳細には、サーバ100の処理の一部または全部を電気機器300が担ったり、電気機器300の機能の一部をサーバ100や他の通信端末が担ったりしてもよい。また、サーバ100の役割を、クラウド上の多数のサーバによって分担して実現してもよい。
より詳細には、電気機器300のメモリ320が、履歴情報データ122、洗濯必要時間データ124、遅め補正データ1241、早め補正データ1242、その他の本実施の形態にかかる自動運転サービスに利用されるデータベースなどを記憶してもよい。そして、電気機器300のCPU310が、図9や図14に示す処理を実行してもよい。
<まとめ>
上記の実施の形態においては、所定の運転を実行する電気機器300と、電気機器300の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させるサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。
好ましくは、サーバ100は、運転メニューの変更の可否をユーザに問い合わせる。
好ましくは、サーバ100は、運転の対象物の量に応じて、終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させる。
好ましくは、サーバ100は、電気機器300の曜日毎の使用履歴に基づいて所定の運転の曜日毎の終了タイミングを決定し、曜日に応じて終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させる。
好ましくは、サーバ100は、電気機器300の天気毎の使用履歴に基づいて所定の運転の天気毎の終了タイミングを決定し、天気に応じて終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させる。
上記の実施の形態においては、電気機器300と通信するための通信インターフェイス160と、電気機器300の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、通信インターフェイス160を介して、終了タイミングに所定の運転が終了するように電気機器300の運転メニューを変更させるプロセッサ110とを備えるサーバ100が提供される。
上記の実施の形態においては、所定の運転を実行する電気機器300が提供される。電気機器300は、電気機器300の使用履歴を記憶するためのメモリ320と、電気機器300の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、終了タイミングに所定の運転が終了するように運転メニューを変更するためのプロセッサ310とを備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :機器情報データ
122 :履歴情報データ
124 :洗濯必要時間データ
124B :洗濯使用時間データ
125 :炊飯必要時間データ
125B :炊飯使用時間データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :ルータ
240 :操作部
290 :機器駆動部
300 :電気機器
300A :洗濯機
300B :電子レンジ
300C :炊飯器
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
331 :発話ライト
340 :操作部
341 :発話ボタン
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
381 :人感センサ
389 :タイマ
390 :機器駆動部
1241 :遅め補正データ
1242 :早め補正データ
1251 :遅め補正データ
1252 :早め補正データ

Claims (7)

  1. 所定の運転を実行する電気機器と、
    前記電気機器の使用履歴に基づいて前記所定の運転の終了タイミングを決定し、前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように前記電気機器の運転メニューを変更させるサーバとを備えるネットワークシステム。
  2. 前記運転メニューの変更の可否をユーザに問い合わせる、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバは、前記運転の対象物の量に応じて、前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように前記電気機器の運転メニューを変更させる、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバは、前記電気機器の曜日毎の使用履歴に基づいて前記所定の運転の曜日毎の終了タイミングを決定し、曜日に応じて前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように前記電気機器の運転メニューを変更させる、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記サーバは、前記電気機器の天気毎の使用履歴に基づいて前記所定の運転の天気毎の終了タイミングを決定し、天気に応じて前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように前記電気機器の運転メニューを変更させる、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 電気機器と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電気機器の使用履歴に基づいて所定の運転の終了タイミングを決定し、前記通信インターフェイスを介して、前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように前記電気機器の運転メニューを変更させるプロセッサとを備えるサーバ。
  7. 所定の運転を実行する電気機器であって、
    前記電気機器の使用履歴を記憶するためのメモリと、
    前記電気機器の使用履歴に基づいて前記所定の運転の終了タイミングを決定し、前記終了タイミングに前記所定の運転が終了するように運転メニューを変更するためのプロセッサとを備える電気機器。
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