JP2019204854A - Solenoid actuator - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ソレノイドアクチュエータに関するものである。 The present invention relates to a solenoid actuator.
ソレノイドアクチュエータの推力を向上させる技術が検討されている。
例えば、特許文献1には、磁束受渡部材をなす取付ブラケットには、ヨークとステータとの間に介在される主受渡部分に加えて、ヨークの外周面に嵌め込まれる円弧状の補助受渡部分を設け、この補助受渡部分の内周面とヨークの外周面とを磁束受渡面として積極的に活用して、取付ブラケットによりヨークとステータとの間で軸方向と径方向との両方向にわたって磁束の受渡しを行わせる電磁弁が開示されている。
A technique for improving the thrust of the solenoid actuator has been studied.
For example, in
特許文献1に開示された電磁弁は、可動子の推力を向上させるために、ヨークとステータとの間に介在される主受渡部分に加えて、補助受渡部分を設けたブラケットが必要となってしまうという問題点があった。
この発明は、上述の問題点を解決するためのもので、部材を追加せずに可動子の推力を向上させたソレノイドアクチュエータを提供することを目的としている。
The electromagnetic valve disclosed in
An object of the present invention is to provide a solenoid actuator that improves the thrust of a mover without adding a member.
この発明に係るソレノイドアクチュエータは、第1面部と、一端部が第1面部に固定され、一端部に対向する他端部が第1面部に直交する方向に延びる第2面部とを有する磁性体素材からなるヨークと、第2面部の他端部に設けられたかしめ用凸部が挿入される固定部を有し、かしめ用凸部がかしめられることで固定部が第2面部に固定される、磁性体素材からなる第1面部に平行なプレートと、により構成された固定子と、第1面部とプレートとにより挟持されたコイルと、コイルが通電された際に固定子と共に磁気回路を構成し、コイルが通電制御されることにより、第1面部に直交する方向に直動する磁性体素材からなる可動子と、を備え、ヨークは、他端部にかしめ用凸部とは異なる凸部を有し、プレートは、固定部とは異なる当接部を有し、ヨークの凸部とプレートの当接部とが、当接されていることを特徴とするものである。 The solenoid actuator according to the present invention includes a magnetic material having a first surface portion, and a second surface portion whose one end portion is fixed to the first surface portion and the other end portion facing the one end portion extends in a direction perpendicular to the first surface portion. And a fixing portion into which a caulking convex portion provided at the other end portion of the second surface portion is inserted, and the fixing portion is fixed to the second surface portion by caulking the caulking convex portion. A stator composed of a magnetic material plate parallel to the first surface portion, a coil sandwiched between the first surface portion and the plate, and a magnetic circuit together with the stator when the coil is energized And a mover made of a magnetic material that linearly moves in a direction orthogonal to the first surface portion by controlling the energization of the coil, and the yoke has a convex portion different from the caulking convex portion at the other end portion. The plate has a different contact with the fixed part Anda contact portion of the convex portion of the yoke and the plate is characterized in that it is in contact.
この発明によれば、部材を追加せずに可動子の推力を向上させたソレノイドアクチュエータを提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a solenoid actuator that improves the thrust of the mover without adding a member.
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する前に、従来のソレノイドアクチュエータ101の構成について説明する。
Before describing the
図8は、従来のソレノイドアクチュエータ101の構成の一例を示す図である。従来のソレノイドアクチュエータ101におけるプレート103は、プレート103に設けられた固定部131に挿入されたヨーク102に設けられたかしめ用凸部121がかしめられることで、ヨーク102に固定される。コイル104は、ヨーク102と、ヨーク102に固定されたプレート103とにより挟持された状態で固定されている。
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of the configuration of a
図9は、従来のソレノイドアクチュエータ101を図8に示した矢印Zの方向から見た構成の一例を示す外形図である。コイル104の寸法は、ヨーク102とプレート103とによりコイル104を挟持するために、ヨーク102とプレート103との間に隙間110が生じるように構成されている。
FIG. 9 is an outline view showing an example of the configuration of the
以下、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
Hereinafter, the
図1Aは、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1をある方向から見た構成の一例を示す外形図である。図1Bは、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1を図1Aに示した矢印Yの方向から見た構成の一例を示す外形図である。図1Cは、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1を図1Aに示した矢印Xの方向から見た構成の一例を示す外形図である。
FIG. 1A is an outline view showing an example of a configuration of the
図2は、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1を図1Cに示した線分P−Qで切断し、切断面を矢印Rの方向から見た構成の一例を示す断面図である。
2 is a cross-sectional view showing an example of a configuration in which the
図3は、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3の構成の一例を示す外形図である。
FIG. 3 is an outline view showing an example of the configuration of the
図1A,図1B、図1C、図2、及び、図3を用いて、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1の構成について説明する。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、ヨーク2、プレート3、コイル4、コア5、ばね7、及び、可動子6を備えている。
ヨーク2は、第1面部28と、一端部が第1面部28に固定され、一端部に対向する他端部が第1面部28に直交する方向に延びる第2面部27とを有する。ヨーク2は、磁性体素材からなる。
ここで、第1面部28に直交する方向とは、平板状の第1面部28における一面に直交する方向を意味している。なお、以下、実施の形態の説明における直交とは、必ずしも厳密な直交を意味するものではなく、略直交であればよい。
The configuration of the
The
The
Here, the direction orthogonal to the
図1A,図1B、図1C、及び、図2に示したソレノイドアクチュエータ1におけるヨーク2は、第1面部28と第2面部27とによって、第1面部28に直交する方向における離れた位置が開口する直方体状の形状をしているが、ヨーク2の形状はこれに限るものではない。ヨーク2は、例えば、第2面部27が円筒上の形状をしていてもよい。
また、図1A,図1B、図1C、及び、図2に示したソレノイドアクチュエータ1におけるヨーク2は、第2面部27が第1面部28に平行な方向において、閉じた筒状の形状をしているが、ヨーク2における第2面部27の形状はこれに限るものではない。例えば、ヨーク2における第2面部27は、第1面部28に平行な方向おいて一部が開口されていてもよい。
ここで、第1面部28に平行な方向とは、平板状の第1面部28における一面に平行な方向を意味している。なお、以下、実施の形態の説明における平行とは、必ずしも厳密な平行を意味するものではなく、略平行であればよい。
The
Further, the
Here, the direction parallel to the
ヨーク2は、第2面部27の他端部にかしめ用凸部21を有する。
プレート3は、ヨーク2のかしめ用凸部21が挿入される固定部31を有する。プレート3は、プレート3の固定部31に挿入されたかしめ用凸部21がかしめられることでヨーク2に固定される。プレート3は、第1面部28に平行に配置される。プレート3は、可動子6が直動するための直動用孔部33を有する。プレート3は、磁性体素材からなる。
コア5は、一端部がヨーク2の第1面部28に固定され、他端部が第1面部28に直交する方向に伸びて、ヨーク2の第2面部27に並設されている。コア5は、磁性体素材からなる。
ヨーク2、プレート3、及び、コア5により固定子が構成される。
The
The
One end portion of the
The
コイル4は、コア5とヨーク2との間において、コア5を中心とした同心円状に導電性素材のワイヤがコア5を囲むことにより構成されている。コイル4は、ヨーク2の第1面部28と、ヨーク2に固定されたプレート3とにより挟持された状態で固定されている。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1のコイル4は、ヨーク2の第2面部27とコア5との間に配置されている。
図1A及び図1Cに示したとおり、コイル4の寸法は、ヨーク2の第2面部27とプレート3との間に第1面部28に直交する方向の隙間10が生じるように構成されている。コイル4は、この隙間10があることにより、コイル4がヨーク2の第1面部28とプレート3とに挿入された状態で、第2面部27のかしめ用凸部21がかしめられることで、ヨーク2の第1面部28とプレート3とにより挟持された状態で固定される。
The
The
As shown in FIGS. 1A and 1C, the dimensions of the
図1Bには、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1におけるヨーク2のかしめ用凸部21とプレート3の固定部31が、それぞれ4個ずつ示されているが、この限りではない。第2面部27のかしめ用凸部21及びプレート3の固定部31は、コイル4が第1面部28とプレート3とにより挟持された状態で、ヨーク2とプレート3とが固定できるように構成されていればよい。
可動子6は、コイル4が通電された際に固定子と共に磁気回路を構成する。可動子6は、コイル4が通電制御されることにより、第1面部28に直交する方向に直動する。可動子6は、磁性体素材からなる。
FIG. 1B shows four caulking
The
ばね7は、自然長よりも短い状態で、一端がコア5に、一端に対向する他端が可動子6に当接されている。
コイル4が通電されると、コイル4に流れる電流により磁束が発生する。発生した磁束は、コア5、ヨーク2、プレート3、可動子6により構成される磁気回路を流れる。この磁気回路に磁束が流れると、可動子6とコア5との間に磁気吸引力が発生し、可動子6は、コア5のある方向に向かって移動する。そのため、ばね7の長さはコイル4が通電される前よりも短くなり、自然長に戻ろうとする力が強くなる。コイル4が通電されなくなると、可動子6とコア5との間のばね7が自然長に戻ろうとする力により、可動子6は、コイル4が通電される前の位置まで、コア5のある方向と反対の方向に向かって移動する。
このようにして、可動子6は、コイル4を通電制御することにより第1面部28に直交する方向に直動する。
One end of the
When the
In this way, the
図2に示したソレノイドアクチュエータ1は、コア5を有し、ヨーク2、プレート3及びコア5で固定子を構成した例が示されているが、これに限定されるものではない。例えば、ソレノイドアクチュエータ1は、コア5を無くし、ヨーク2及びプレート3により固定子を構成することも可能である。この場合、ソレノイドアクチュエータ1は、コイル4が通電された際に、ヨーク2、プレート3及び可動子6により磁気回路を構成するものであればよい。ヨーク2、プレート3及び可動子6により磁気回路を構成するために、例えば、ソレノイドアクチュエータ1は、可動子6を第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向に伸ばした形状にしてもよい。また、例えば、ソレノイドアクチュエータ1は、コア5が固定されていたヨーク2の第1面部28における部位を可動子6の方向に凸状に伸ばした形状にしてもよい。
Although the
これまでの実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1についての説明は、図8を用いて上で説明した従来のソレノイドアクチュエータ101と大きな違いはない。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、以下の点において従来のソレノイドアクチュエータ1と大きく異なる。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1におけるヨーク2は、第2面部27の他端部にかしめ用凸部21とは異なる凸部22を有する。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3は、固定部31とは異なる当接部32を有する。
更に、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが当接されている。ここで、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32との当接とは、プレート3の当接部32の一部が当接された状態であってもよく、また、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが至近な距離で対向している状態であってもよい。
The description of the
The
The
The
Furthermore, the
ヨーク2の凸部22は、当該凸部22における第1面部28に直交する方向に平行な面で、プレート3の当接部32と当接する。また、プレート3の当接部32は、プレート3における第1面部28に直交する方向に平行な面で、ヨーク2の凸部22に当接する。これによって、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、図9に示した従来のソレノイドアクチュエータ101におけるヨーク102とプレート103とが当接する面積と比較して、ヨーク2とプレート3とが当接する面積を増大させつつ、コイル4を第1面部28とプレート3とで挟持した状態で、プレート3と第2面部27とを固定できる。
The
図4は、ヨーク2とプレート3とが当接する面積の大きさと、可動子6が直動するための推力である可動子6とコア5との間に作用する磁気吸引力の第1面部28に直交する方向の成分の大きさとの関係の一例を示す図である。図4は、ヨーク2とプレート3とが当接する面積が大きくなると、可動子6が直動するための推力が増大することを示している。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、図8に示した従来のソレノイドアクチュエータ101と比較して、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが当接されている分、ヨーク2とプレート3とが当接する面積が大きくなる。すなわち、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、図8に示した、従来のソレノイドアクチュエータ101と比較して、可動子6の推力を向上させることができる。
FIG. 4 shows the
Compared with the
以上のように、この発明に係るソレノイドアクチュエータ1は、第1面部28と、一端部が第1面部28に固定され、一端部に対向する他端部が第1面部28に直交する方向に延びる第2面部27とを有する磁性体素材からなるヨーク2と、第2面部27の他端部に設けられたかしめ用凸部21が挿入される固定部31を有し、かしめ用凸部21がかしめられることで固定部31が第2面部27に固定される磁性体素材からなる第1面部28に平行なプレート3と、により構成された固定子と、第1面部28とプレート3とにより挟持されたコイル4と、コイル4が通電された際に固定子と共に磁気回路を構成し、コイル4が通電制御されることにより、第1面部28に直交する方向に直動する磁性体素材からなる可動子6と、を備え、ヨーク2は、他端部にかしめ用凸部21とは異なる凸部22を有し、プレート3は、固定部31とは異なる当接部32を有し、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが、当接されるように構成した。
このように構成することで、部材を追加せずに可動子6の推力を向上させたソレノイドアクチュエータ1を提供できる。
As described above, in the
By comprising in this way, the
以下に、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
Below, the
図5Aは、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1の構成の一例を示す断面図である。
図5Aを用いて、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1と、の相違点は以下のとおりである。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、プレート3が平板状であった。
これに対して、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3は、プレート3における直動用孔部33の縁が第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向に伸びた凸状縁部34を有する。
FIG. 5A is a cross-sectional view illustrating an example of the configuration of the
A
Differences between the
In the
On the other hand, the
図5Bは、コイル4が通電された状態における図5Aに示した実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1の構成の一例を示す断面図である。
図5Bに示したとおり、コイル4が通電された際の実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3と可動子6とが対向する面の面積は、プレート3が凸状縁部34を有することで、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と比較して増大する。すなわち、実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1は、コイル4が通電された際にプレート3と可動子6とが対向する面の面積を増大することで磁気回路における磁束量を増大させることができ、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と比較して、可動子6の推力を向上させることができる。
FIG. 5B is a cross-sectional view showing an example of the configuration of the
As shown in FIG. 5B, the area of the surface of the
図5A及び図5Bに示した実施の形態1の変形例に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3は、プレート3の凸状縁部34が、第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向に伸びた構造をしているが、これに限るものではない。例えば、プレート3の凸状縁部34が、第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向と反対の方向に伸びた構造をしていてもよい。また、例えば、プレート3の凸状縁部34が、第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向、及び、第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向と反対の方向、の両方向に向かって伸びた構造をしていてもよい。また、プレート3に凸状縁部34を設けず、プレート3自体を第1面部28に直交する方向に厚くすることで、プレート3と可動子6とが対向する面の面積を増大させてもよい。
5A and 5B, the
実施の形態1の異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
A
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と、実施の形態1の異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1と、の相違点は以下のとおりである。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、プレート3が平板状であり、可動子6がプレート3の直動用孔部33を第1面部28に直交する方向に直動するように構成されていた。
これに対して、実施の形態1の異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1におけるプレート3は、プレート3における直動用孔部33の縁が第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向に伸びた凸状縁部34を有する。また、実施の形態1の異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1は、可動子6のばね7が当接されている面に対向する面に、プレート3の直動用孔部33から可動子6に向かって差し込んだ樹脂素材等の棒状部材の一端が固定され、この棒状部材が可動子6に連動して、プレート3の直動用孔部33を直動するように構成される。
このような構成におい、可動子6の第1面部28に平行な平面における外径と比較して、棒状素材を細くすることで、プレート3の直動用孔部33を小さくできるため、磁気回路における磁気抵抗を小さくすることが可能になる。
Differences between the
The
On the other hand, the
In such a configuration, the
実施の形態1の更に異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
A
図6は、実施の形態1の更に異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1におけるヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが当接する部分の断面の一例を示す模式図である。
図6を用いて、実施の形態1の更に異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1について説明する。
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating an example of a cross section of a portion where the
A
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と、実施の形態1の更に異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1と、の相違点は以下のとおりである。
実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1は、ヨーク2の凸部22とプレート3の当接部32とが、互いに第1面部28に直交する方向に平行な面で当接されるように構成されていた。
これに対して、実施の形態1の更に異なる変形例に係るソレノイドアクチュエータ1は、ヨーク2の凸部22がプレート3の当接部32に圧入されている。このため、ヨーク2の凸部22は、ヨーク2の凸部22におけるプレート3の当接部32に当接している面の裏面の方向に反った形状を有している。ヨーク2の凸部22がプレート3の当接部32に圧入されることで、ヨーク2の凸部22におけるプレート3の当接部32との間の接触圧を高め、当接の確実性を向上させることができるため、磁気回路における磁気抵抗を小さくすることが可能になる。
Differences between the
The
On the other hand, in the
また、プレート3の当接部32におけるヨーク2の凸部22が当接される部位は、ヨーク2の凸部22におけるプレート3の当接部32に当接する部位に対して略平行になるように、第1面部28に直交する方向に対して勾配を有した形状をしている。プレート3の当接部32が勾配を有することで、実施の形態1に係るソレノイドアクチュエータ1と比較して、ヨーク2とプレート3とが接触する面積が増大し、磁気回路における磁気抵抗を小さくすることが可能になる。
Further, the portion of the
これまで説明した実施の形態に係るソレノイドアクチュエータ1は、車載用ソレノイドアクチュエータとして用いられる。ソレノイドアクチュエータ1は、パージソレノイドバルブ、ウェイストゲートバルブ、エアバイパスバルブ等の空圧アクチュエータ制御用ソレノイドバルブ等に適用することが可能である。
The
図7は、これまで説明した実施の形態に係るソレノイドアクチュエータ1をパージソレノイドバルブ70に適用した構成の一例を示す外観図である。
パージソレノイドバルブ70は、ソレノイドアクチュエータ1のプレート3と、バルブ格納部71とが固定されている。ソレノイドアクチュエータ1は、固定用フランジ79がボルト等で固定されることで、車内の使用箇所において固定されるようになっている。ソレノイドアクチュエータ1は、コイル接続部78を介してコイル4が通電制御されることで、可動子6を直動させる。パージソレノイドバルブ70は、ソレノイドアクチュエータ1の可動子6の直動に連動して、バルブ格納部71内のバルブが開閉されることで、吸気管72から排気管73に流れる流体の流れを制御する。
FIG. 7 is an external view showing an example of a configuration in which the
In the
これまで説明した実施の形態に係るソレノイドアクチュエータ1は、プレート3の当接部32が、プレート3を第1面部28に直交する方向に貫通した孔によって構成されていたが、この限りではない。プレート3の当接部32は、ヨーク2の凸部22における第1面部28に直交する方向に平行な面が、当接されるものであればよい。例えば、プレート3の当接部32は、プレート3における第1面部28に直交する方向に平行な端面に設けられてもよい。また、例えば、プレート3の当接部32は、プレート3における第1面部28に直交する方向に平行な端面に設けられた凹部であってもよい。
また、これまで説明した実施の形態に係るソレノイドアクチュエータ1は、プレート3の当接部32及びヨーク2の凸部22が、それぞれ4個ずつ示されていたが、この限りではない。プレート3の当接部32及びヨーク2の凸部22の個数、位置、形状等は、適宜設計可能である。
In the
In the
また、これまで説明した実施の形態に係るソレノイドアクチュエータ1は、プレート3の固定部31が、プレート3を第1面部28に直交する方向に貫通した孔によって構成されていたが、この限りではない。プレート3の固定部31は、ヨーク2のかしめ用凸部21がかしめられることで、ヨーク2のかしめ用凸部21がプレート3を第1面部28に直交する方向における第1面部28に向かう方向に固定可能な形状であればよい。例えば、プレート3の固定部31は、プレート3における第1面部28に直交する方向に平行な端面に設けられてもよい。また、例えば、プレート3の固定部31は、プレート3における第1面部28に直交する方向に平行な端面に設けられた凹部であってもよい。
In the
なお、この発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略ができる。 It should be noted that within the scope of the invention, the present invention can be freely combined with each of the embodiments, modified with any component in each embodiment, or omitted with any component in each embodiment.
1 ソレノイドアクチュエータ、2 ヨーク、3 プレート、4 コイル、5 コア、6 可動子、7 ばね、10 隙間、21 かしめ用凸部、22 凸部、27 第2面部、28 第1面部、31 固定部、32 当接部、33 直動用孔部、34 凸状縁部、70 パージソレノイドバルブ、71 バルブ格納部、72 吸気管、73 排気管、78 コイル接続部、79 固定用フランジ、101 ソレノイドアクチュエータ、102 ヨーク、103 プレート、104 コイル、110 隙間、121 かしめ用凸部、131 固定部。 1 solenoid actuator, 2 yoke, 3 plate, 4 coil, 5 core, 6 mover, 7 spring, 10 gap, 21 convex portion for caulking, 22 convex portion, 27 second surface portion, 28 first surface portion, 31 fixing portion, 32 Abutting part, 33 Linear motion hole part, 34 Convex edge part, 70 Purge solenoid valve, 71 Valve storage part, 72 Intake pipe, 73 Exhaust pipe, 78 Coil connection part, 79 Fixing flange, 101 Solenoid actuator, 102 Yoke, 103 plate, 104 coil, 110 gap, 121 caulking convex part, 131 fixing part.
Claims (5)
前記第2面部の前記他端部に設けられたかしめ用凸部が挿入される固定部を有し、前記かしめ用凸部がかしめられることで前記固定部が前記第2面部に固定される、磁性体素材からなる前記第1面部に平行なプレートと、
により構成された固定子と、
前記第1面部と前記プレートとにより挟持されたコイルと、
前記コイルが通電された際に前記固定子と共に磁気回路を構成し、前記コイルが通電制御されることにより、前記第1面部に直交する方向に直動する磁性体素材からなる可動子と、を備え、
前記ヨークは、前記他端部に前記かしめ用凸部とは異なる凸部を有し、
前記プレートは、前記固定部とは異なる当接部を有し、
前記ヨークの前記凸部と前記プレートの前記当接部とが、当接されていること
を特徴とするソレノイドアクチュエータ。 A yoke made of a magnetic material having a first surface portion and a second surface portion having one end portion fixed to the first surface portion and the other end portion facing the one end portion extending in a direction perpendicular to the first surface portion;
Having a fixing portion into which a caulking convex portion provided at the other end portion of the second surface portion is inserted, and the caulking convex portion being caulked to fix the fixing portion to the second surface portion, A plate made of a magnetic material and parallel to the first surface portion;
A stator constituted by
A coil sandwiched between the first surface portion and the plate;
When the coil is energized, it forms a magnetic circuit together with the stator, and the coil is controlled to be energized so that a mover made of a magnetic material that linearly moves in a direction perpendicular to the first surface portion is provided. Prepared,
The yoke has a convex portion different from the caulking convex portion at the other end portion,
The plate has a contact portion different from the fixed portion,
The solenoid actuator, wherein the convex part of the yoke is in contact with the contact part of the plate.
を特徴とする請求項1記載のソレノイドアクチュエータ。 2. The solenoid actuator according to claim 1, wherein the mover linearly moves a linear motion hole provided in the plate in a direction orthogonal to the first surface portion.
を特徴とする請求項1記載のソレノイドアクチュエータ。 The solenoid actuator according to claim 1, wherein the convex portion of the yoke is press-fitted into the contact portion of the plate.
を特徴とする請求項3記載のソレノイドアクチュエータ。 The portion of the abutting portion of the plate with which the convex portion of the yoke abuts has a shape having a gradient with respect to a direction orthogonal to the first surface portion. Solenoid actuator.
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項記載のソレノイドアクチュエータ。 The solenoid actuator according to any one of claims 1 to 4, wherein the solenoid actuator is used as an on-vehicle solenoid actuator.
Priority Applications (2)
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