JP2019203463A - Grease discharge device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、潤滑剤(グリース)を吐出可能なグリース吐出装置に関する。 The present invention relates to a grease discharge device capable of discharging a lubricant (grease).
グリース吐出装置として、例えば特許文献1には、グリースを貯留するタンクと、モータと、モータ駆動で往復動するプランジャと、プランジャの往復動で作動するポンプとを有し、モータの駆動によってプランジャを往復動させることで、ポンプの吐出口からタンク内のグリースを吐出可能としたグリースガンが知られている。
As a grease discharge device, for example,
上記グリースガンを使用する際、作業箇所等によってはグリースの吐出量を一定量にしたい場合があるが、スイッチの操作時間を作業者が調整して吐出量を選択するのは難しい。そこで、プランジャの往復回数を任意に設定可能とし、設定した往復回数に応じてプランジャを限定的に往復動させることが考えられる。
この場合、プランジャの往復回数が設定した回数となったことを確認するために、プランジャの往復回数を計測する検知手段が必要となるが、この計測は、例えばプランジャにマグネット等の被検知部材を取り付け、プランジャの往復動の上死点等に磁気センサ等の検知部材を設置すれば実現できる。
しかし、プランジャ自体にマグネット等を設置することで、プランジャ自体の配置や形状に制約を受けるおそれがある。また、往復動するプランジャの近傍に磁気センサ等やそのための配線を設置することになるため、磁気センサ等の配置や配線に制約を受けやすくなる。
When using the above grease gun, there is a case where it is desired to make the discharge amount of grease constant depending on the work location or the like, but it is difficult for the operator to select the discharge amount by adjusting the operation time of the switch. Therefore, it is conceivable that the number of reciprocations of the plunger can be arbitrarily set and the plunger is reciprocated in a limited manner according to the set number of reciprocations.
In this case, in order to confirm that the number of times of reciprocation of the plunger has reached the set number of times, detection means for measuring the number of times of reciprocation of the plunger is necessary. For this measurement, for example, a detected member such as a magnet is attached to the plunger. This can be realized by installing a detection member such as a magnetic sensor at the top dead center of the attachment and reciprocation of the plunger.
However, installing a magnet or the like on the plunger itself may limit the arrangement and shape of the plunger itself. In addition, since a magnetic sensor or the like and wiring therefor are installed in the vicinity of the reciprocating plunger, the arrangement and wiring of the magnetic sensor or the like are easily restricted.
そこで、本発明は、検知部材や被検知部材の配置や形状、配線等に制約を受けることなくプランジャの往復回数を計測することができるグリース吐出装置を提供することを目的としたものである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a grease discharge device capable of measuring the number of reciprocations of a plunger without being restricted by the arrangement, shape, wiring, and the like of detection members and detected members.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータと、モータの駆動によって回転が伝達される動力伝達部と、動力伝達部により往復動するプランジャと、プランジャの復動側死点よりも往動側にグリースを供給するグリース供給手段と、プランジャの往復動によりグリースの吐出動作をするポンプと、モータに電力を供給可能なバッテリーと、を含んでなり、モータ又は動力伝達部の回転を検知可能な回転検知手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、動力伝達部はスピンドルを備え、回転検知手段は、スピンドルの回転を検知することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、回転検知手段は、回転側に設けられるマグネットと、非回転側に設けられる磁気センサとを含んでなることを特徴とする。
In order to achieve the above object, an invention according to
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the power transmission unit includes a spindle, and the rotation detecting means detects the rotation of the spindle.
According to a third aspect of the present invention, in the configuration of the first or second aspect, the rotation detection means includes a magnet provided on the rotation side and a magnetic sensor provided on the non-rotation side.
本発明によれば、動力伝達部の回転を検知することでプランジャの往復回数を計測することができる。よって、プランジャにマグネット等の被検知部材を設けたり、その周辺に磁気センサ等の検知部材を設けたりする必要がなくなるため、回転検知手段の配置や形状、配線等に制約を受けることなくプランジャの往復回数を計測可能となる。 According to the present invention, the number of reciprocations of the plunger can be measured by detecting the rotation of the power transmission unit. Therefore, there is no need to provide a detection member such as a magnet on the plunger, or a detection member such as a magnetic sensor around the plunger. Therefore, there is no restriction on the arrangement, shape, wiring, etc. of the rotation detection means. The number of round trips can be measured.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、グリース吐出装置の一例であるグリースガンを示す斜視図、図2は左側面図、図3は平面図、図4(A)は右側面図、同図(B)は正面図、図5は図3のA−A線断面図である。
グリースガン1は、左右の半割ハウジング2a,2bをネジ31,31・・(図4)によって組み付けてなる本体ハウジング2を有し、本体ハウジング2の下部には、筒状のモータハウジング部3が、上部には、グリップ部4がそれぞれ前後方向に形成されて、グリップ部4の前後端がモータハウジング部3と接続されてループ状となっている。モータハウジング部3内には、DCモータ5が、出力軸6を前向きにした姿勢で収容され、DCモータ5の前方には、動力伝達部としての減速機構8を収容したギアハウジング7が組み付けられている。ギアハウジング7の前部には、本体ハウジング2から下方へ突出して後方へ開口する円筒状の前ホルダ9が形成され、モータハウジング部3の後部には、下方へ突出して透孔11を有する後ホルダ10が形成されて、前ホルダ9と後ホルダ10とにより、グリース供給手段としてのタンク12が前後方向に支持されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing a grease gun as an example of a grease discharge device, FIG. 2 is a left side view, FIG. 3 is a plan view, FIG. 4 (A) is a right side view, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
The
一方、グリップ部4内には、トリガ14を下向きに突出させたトリガスイッチ13が収容されて、グリップ部4の前方で本体ハウジング2の前面には、LEDを用いたライト15が設けられ、グリップ部4の前部上面には、ライト15をON/OFF操作するライトスイッチ16が設けられている。トリガ14の前方でグリップ部4には、トリガ14の押し込み状態を維持できるロックオンボタン17が設けられている。ライト15は、グリースの供給箇所を照明するためのもので、この照明により暗い場所での使い勝手が良好となる。
また、グリップ部4の後方で本体ハウジング2には、バッテリー装着部18が形成されて、コントローラ19と端子台20とを前後に並べて上下方向の向きで収容している。端子台20には、バッテリーとしてのバッテリーパック21が上方からスライド装着可能となっている。コントローラ19には、後述するプランジャ52の往復回数(ポンピング回数)を設定するためのダイヤル22が、バッテリー装着部18の左側面から一部を露出させた状態で設けられて、回転操作によって回数を設定可能となっている。
さらに、バッテリー装着部18の左右の側面と、モータハウジング部3の後部及び中間部の左右の側面とには、DCモータ5に設けた図示しないファンの回転により外部の空気を吸い込む吸気口23,23・・が形成され、モータハウジング部3における前後の吸気口23,23の間で左右の側面には、DCモータ5の冷却後の空気を排出する排気口24,24・・が形成されている。この空気流によってコントローラ19も冷却される。
On the other hand, a
Further, a
Further, the left and right side surfaces of the
そして、本体ハウジング2の上面において、ライト15とライトスイッチ16との間と、グリップ部4とバッテリー装着部18との間で左右方向の中央には、左右の凸部26,26間に支持される左右方向のピン27からなるショルダーベルト取付部25,25が設けられて、ショルダーベルトの取付によってグリースガン1の可搬性が良好となっている。また、本体ハウジング2の前面でライト15の上側には、斜め上向きに突出して上面が円弧状となる庇部28が突設されている。この庇部28は、前側のショルダーベルト取付部25に取り付けられたカラビナ等が垂れ下がった際に、庇部28の上面に当接することで左右何れかへ偏らせるためのもので、これによってカラビナやショルダーベルトの端部がライト15に被さってライト15から照射される光を遮ることを防止できる。なお、ライト15は、ライトスイッチ16の操作で単独で点消灯可能となっている。
さらに、後ホルダ10の側面には、後述するホース77に接続された図示しない延長ホースを差込収納するためのホースクランプ29が設けられている。このホースクランプ29は、ゴム製の筒状体で、後ホルダ10の側面に設けたネジ孔30(図4)にネジ止めすることで、前後方向を向いた姿勢で固定される。このネジ孔30は、後ホルダ10の両側面に設けられて、ホースクランプ29を左右何れにも取り付け可能となっている。
On the upper surface of the
Furthermore, a
減速機構8は、ギアハウジング7の後部に保持されるインターナルギア35内に、4つの遊星ギア37,37・・をそれぞれ支持するキャリア36,36・・を軸方向へ3段並設してなる。最後段の遊星ギア37,37・・は、出力軸6に設けたピニオン38に噛合し、最前段のキャリア36は、ギアハウジング7内に前後の軸受39,39によって支持されるスピンドル40と連結されている。スピンドル40の前端には、偏心ピン42を前方へ突出させたクランク盤41が固着されて、クランク盤41の前方には、図6,7に示すように、左右方向の長孔44を備えたスライダ43が、ギアハウジング7の前部で左右に設けた支持板45,45の間で上下動可能に設けられている。
スライダ43の前後には、クランク盤41の外周側でギアハウジング7に固定されたスライダガイド46と、支持板45,45の前端間にネジ止めされてクランク盤41及びスライダ43を前方から覆うカバー47とが設けられている。スライダ43の後面で左右両端には、後方へ突出する一対の突条48,48(図6)が上下方向に形成されており、スライダガイド46の前面で左右両端には、突条48,48がそれぞれ左右外側から嵌合する一対のガイド溝49,49が上下方向に形成されている。また、スライダ43の前面で左右両端には、カバー47に当接する突起50,50がそれぞれ上下に2つずつ突設されている。
The
Before and after the
よって、スライダ43は、スライダガイド46とカバー47との間で前後の移動を規制された状態で、スライダガイド46に沿って上下方向へ移動可能に支持される。ここではスライダ43の突条48,48がスライダガイド46に設けたガイド溝49,49に左右外側から嵌合しているので、左右方向の寸法をコンパクトにしつつ剛性が高いガイド構造が得られるようになっている。
そして、スライダ43の長孔44に、偏心ピン42が、ローラ51を介して遊挿されて、スライダ43の下端中央に、上下方向に延びる棒状のプランジャ52の上端が連結されている。
こうして支持板45,45の間には、スピンドル40と共にクランク盤41が回転すると、偏心ピン42の偏心運動により、スライダ43が、偏心ピン42の上下方向の移動分だけ上下に往復動し、プランジャ52を上下動させるクランク機構が形成される。
Therefore, the
The
Thus, when the
一方、ギアハウジング7において、スピンドル40を軸支する前後の軸受39,39の間には、図6に示すように、保持スリーブ55が一体回転可能に外装されて、保持スリーブ55の前端外周に設けたフランジ部56には、スピンドル40の軸線から偏心した位置でマグネット57が埋め込まれている。
また、フランジ部56の後方でギアハウジング7の左側面には、軸受39,39の間を本体ハウジング2内と連通させる開口部58が形成されて、この開口部58に、前面にホール素子60を搭載した基板61からなる磁気センサ59が横向きに差込固定されている。この磁気センサ59が、スピンドル40の回転に伴う偏心運動によって近接した際のマグネット57の磁界を検出可能となっている。
On the other hand, in the
An
図8は、電気制御系の回路ブロック図で、コントローラ19には、バッテリーパック21のバッテリーから得られる電源から動作電源を作成する制御電源回路65と、電源電圧を検出する電圧検出回路66と、メイン制御回路67とが設けられている。
トリガスイッチ13には、バッテリーからDCモータ5への電流を遮断するモータ電流遮断接点13aと、DCモータ5の駆動をON/OFFさせるためのメインスイッチ13bと、トリガ14の引き代に応じてDCモータ5の回転数を調整するためのトリガ変速入力部13cとが設けられて、メインスイッチ13bのON信号とトリガ変速入力部13cの可変信号とがメイン制御回路67へ入力される。また、ライトスイッチ16のON信号と、ダイヤル22の可変信号と、磁気センサ59の検出信号もメイン制御回路67へ入力される。68は、DCモータ5へ駆動電流を流すためにメイン制御回路67によってON/OFF動作されるFET、69は、DCモータ5に流れる電流を検出するための電流検出アンプである。
さらに、メイン制御回路67は、一定時間の経過やライトスイッチ16の長押し等によって消費電力を抑える省電力モードに移行する機能を有し、この省電力モードは、ライトスイッチ16とトリガスイッチ13のメインスイッチ13bとの何れかのONを検出すると復帰するようになっている。
FIG. 8 is a circuit block diagram of an electric control system. The
The
Further, the
そして、ギアハウジング7の前ホルダ9内には、プランジャ52の上下動によってタンク12から供給されるグリースを吐出するポンプ70が設けられている。このポンプ70は、前ホルダ9の上側内面から下向きに突出する上筒部71と、前ホルダ9の下側内面から上筒部71と同軸で上向きに突出し、上筒部71との間に前ホルダ9内と連通する隙間73を有する下筒部72とを含んでなる。プランジャ52は、上筒部71と下筒部72を挿通して上下動するが、上死点では、図7に示すように、下端が隙間73よりも上方で上筒部71内に略没入し、下死点では、図10(C)に示すように、下端が下筒部72内の略中間部まで達するようになっている。下筒部72内には、隙間73と連通してプランジャ52が挿通する縦吐出路74が形成されている。
縦吐出路74において、下死点のプランジャ52の下端より下方部分は、プランジャ52の挿通部分より大径となる大径路75となっており、下筒部72には、大径路75と連通する横吐出路76(図5)が前向きに形成されて、大径路75を含む縦吐出路74と横吐出路76とでグリースの吐出路を形成している。横吐出路76の出口となる前ホルダ9の前面には、ホース77が前向きに連結されている。ホース77の上側で前ホルダ9の前面には、内部の空気を外部へ逃がしてエア噛みによる吐出不良を解消するための空気弁78が設けられている。
A
In the
縦吐出路74の大径路75には、大径路75からのグリースの逆流を防ぐための逆止弁80が設けられている。この逆止弁80は、大径路75の上端内面に設けたフラットワッシャ81と、そのフラットワッシャ81の開口を開閉可能なスチールボール82と、その下方でスチールボール82をフラットワッシャ81の開口を閉塞する閉弁位置に付勢するコイルバネ83と、コイルバネ83を保持する有底孔85を備えて大径路75下部を閉塞する保持ボルト84とを含んでなる。保持ボルト84の上端部は、横吐出路76の開口部分より上方では大径路75よりも小径に形成されて、大径路75と横吐出路76との連通を妨げないようになっている。
ここではポンプ70がアルミ製、スチールボール82が鋼製であるため、スチールボール82が下筒部72に直接着座すると下筒部72に傷や凹みが発生するおそれがあることから、弁座として鋼製のフラットワッシャ81を用いて損傷の低減を図っている。こうして別部材のフラットワッシャ81を使用することで、フラットワッシャ81に傷や凹みが生じても容易に交換できる利点もある。
The
Here, since the
さらに、保持ボルト84内で有底孔85の下方には、有底孔85の底部中心に貫通形成された小孔87と、小孔87を介して有底孔85と連通し、保持ボルト84の下端まで形成される軸方向の縦孔88と、前ホルダ9の下面より下側で縦孔88と直交して外部と連通する横孔89(図5)とからなる逃がし路86が形成されて、逃がし路86内にリリーフ弁90が設けられている。このリリーフ弁90は、大径の下端部91aが縦孔88の下端に下方から螺合されて横孔89の下方で縦孔88を閉塞し、縦孔88内の軸心で上方へ延びるバルブピン91と、バルブピン91に外装されるコイルバネ92と、コイルバネ92の上側に設けられるスチールボール93とを含んでなる。
このリリーフ弁90は、常態では、コイルバネ92の付勢によってスチールボール93が小孔87を下方から閉塞する閉弁状態にある。そして、横吐出路76の圧力が高まってコイルバネ92の付勢力を越えると、スチールボール93がコイルバネ92の付勢に抗して小孔87から離間して、有底孔85内を小孔87を介して逃がし路86と連通させることになる。
ここでは逆止弁80を構成する保持ボルト84内にリリーフ弁90を設けて逆止弁80の真下に配置しているので、逆止弁80とリリーフ弁90とが省スペースでコンパクトに形成できる。
Further, below the bottomed
The
Here, since the
この逆止弁80及びリリーフ弁90が設けられる縦吐出路74に直交して前ホルダ9の左側面には、切替弁95が設けられている。この切替弁95は、下筒部72の位置で前ホルダ9の左側面から螺合されて前ホルダ9内に突出し、先端が下筒部72の左側面に設けた逃がし凹部96よりやや小径の筒状体となる本体97と、大径の左端部98aが本体97の軸心に外側から螺合されて本体97を閉塞し、本体97内の軸心で右側へ延びるバルブピン98と、バルブピン98に外装されるコイルバネ99と、コイルバネ99の右側に設けられるスチールボール100とを含んでなる。
本体97の先端には、スチールボール100を本体97の軸線方向へ移動可能に収容する内部流路101と、内部流路101と同軸で連通して先端軸心に開口する小径流路102と、内部流路101と直交状に連通して本体97の側面に開口する横流路103とが設けられている。スチールボール100は、常態ではコイルバネ99により小径流路102の開口に着座して小径流路102を閉塞する閉弁位置に付勢されている。
一方、下筒部72には、逆止弁80のスチールボール82よりも上流側で縦吐出路74を逃がし凹部96に連通させる連通路104が左右方向に形成されて、本体97の小径流路102と対向するようになっている。本体97の左端は前ホルダ9の外側に露出して、大径の操作部105が一体に設けられている。
A switching
At the front end of the
On the other hand, the
この切替弁95は、操作部105による本体97の回転操作で前ホルダ9に対してネジ送り移動させて、本体97の先端が逃がし凹部96の底面に当接して連通路104が小径流路102のみと連通する自動切替位置と、本体97の先端が逃がし凹部96の底面から離間して、連通路104が逃がし凹部96内に開放して本体97との隙間から前ホルダ9内に連通する手動開放位置とを選択することができる。
自動切替位置を選択した場合、縦吐出路74と連通路104を介して連通する小径流路102内の圧力が、コイルバネ99による付勢力を下回っていると、小径流路102はスチールボール100によって閉塞される。そして、小径流路102内の圧力がコイルバネ99による付勢力を上回ると、スチールボール100がコイルバネ99の付勢に抗して小径流路102の開口から離間し、小径流路102を開放する。よって、連通路104から小径流路102を介して流入するグリースは、本体97の内部流路101を通って横流路103から前ホルダ9内に戻り、縦吐出路74内の圧力を逃がすことになる。
The switching
When the automatic switching position is selected, if the pressure in the small diameter flow path 102 communicating with the
一方、手動開放位置を選択した場合、本体97が逃がし凹部96の底面から離間していることで、常に縦吐出路74内のグリースは、連通路104から逃がし凹部96を介して前ホルダ9内へ逃げられることになる。この逃がし量は、本体97と逃がし凹部96の底面との隙間の設定により調整可能である。
この自動切替位置と手動開放位置との何れにおいても、切替弁95によれば、プランジャ52の単位時間当たりの往復動の回数は一定のまま、グリースの吐出量が変更できる(自動切替位置では自動的に、手動開放位置では手動調整により)ことになる。
また、切替弁95で使用されるバルブピン98、コイルバネ99、スチールボール100は、リリーフ弁90で使用されるバルブピン91、コイルバネ92、スチールボール93と同じ部品となっている。これは、リリーフ弁90での圧力調整を小孔87の径で、切替弁95での圧力調整を小径流路102の径でそれぞれ行っているためで、これによりリリーフ弁90と切替弁95との間で共通部品を使用でき、コスト削減に繋がる。
On the other hand, when the manual release position is selected, since the
In both the automatic switching position and the manual opening position, according to the switching
The
タンク12は、前面を開口させた有底筒状で、本体ハウジング2の後ホルダの透孔11に後方から貫通させて、前端を前ホルダ9に螺合させることで、モータハウジング部3の下方で前向きとなる姿勢で本体ハウジング2に連結される。タンク12内には、前端にピストン111を備えたロッド110が、前後方向へ移動可能に収容されて、タンク12の後端に設けた貫通孔112から突出させたロッド110の後端にハンドル113が設けられている。タンク12内でピストン111の後方には、コイルバネ114が設けられて、ピストン111を前方へ付勢している。ロッド110の外周には、所定間隔をおいてくびれ部115が設けられて、ロッド110を後退させてくびれ部115をタンク12の貫通孔112に係止させると、コイルバネ114の付勢に抗してピストン111をタンク12内の後方位置に位置決めできる。
The
よって、ピストン111を後退させた状態でタンク12内に、グリースを充填した円柱状のカートリッジ116を、前端を開放させた状態で収容すれば、コイルバネ114の付勢によって前進するピストン111に押圧されたカートリッジ116からグリースが押し出され、ポンプ70に供給されることになる。
なお、カートリッジには、外径が大きいタイプや、前端に設けた小径の出口がネジキャップによって閉塞されるタイプもあるが、この場合は図9に示すように、ジョイント117を介して大径のタンク12Aを接続すればよい。このジョイント117は、前側外周に前ホルダ9へのねじ込み部118が、後端外周に大径のタンク12Aの嵌合部119がそれぞれ形成された二段筒状で、後端は閉塞され、中央には、内径が雌ネジとなる小径筒120が前向きに形成されている。
Therefore, if the
Some cartridges have a large outer diameter and others have a small-diameter outlet provided at the front end closed by a screw cap. In this case, as shown in FIG. The
このジョイント117を用いれば、外径が大きいカートリッジ116Aでも、図9(A)のように大径のタンク12Aを接続することで支障なく収容できる。この場合、ピストン111に押し出されるグリースは、小径筒120からジョイント117内を通ってポンプ70に供給される。
また、小径の出口121を有するカートリッジ116Bの場合は、図9(B)のように出口121をジョイント117の小径筒120にねじ込んで収容できる。この場合、ピストン111に押し出されるグリースは、出口121からジョイント117内を通ってポンプ70に供給される。なお、カートリッジ116Bの出口121の大きさが異なる場合は、小径筒120のサイズが異なるジョイント117を用いればよい。このようにジョイント117及びタンク12Aを採用することで、殆どの部品を共通として2タイプのカートリッジ116A,116Bにも対応可能となる。
By using this joint 117, even a
In the case of the
以上の如く構成されたグリースガン1において、カートリッジ116を収容したタンク12を本体ハウジング2に連結すると、ピストン111により押し出されたグリースが前ホルダ9内に充填される。
この状態でトリガ14を押し込み操作すると、トリガスイッチ13の各信号を検出したコントローラ19のメイン制御回路67がFET68をONさせてDCモータ5に駆動電流を供給し、出力軸6を回転させる。すると、出力軸6の回転が減速機構8で減速されてスピンドル40に伝わり、スピンドル40と共にクランク盤41を減速回転させる。これにより、偏心ピン42が偏心運動してスライダ43が上下動し、スライダ43と共にプランジャ52を上下に往復動させる。よって、ポンプ70では、図7に示すように、プランジャ52が上死点に達した際に、上筒部71と下筒部72との隙間73からグリースが下筒部72の縦吐出路74に流れ込む。その後プランジャ52が図10(C)に示す下死点に移動することで、縦吐出路74内を下方に押し込まれたグリースが逆止弁80のスチールボール82を押し下げて大径路75から横吐出路76に流入し、そのままホース77を介して吐出される。この吐出動作はプランジャ52の往復動に伴って繰り返される。
In the
When the
ここではプランジャ52が下降する際、図10(A)に示すように、偏心ピン42が、図7に示す上死点からクランク盤41の回転中心の右側真横(上死点から90°移動した位相)に達する中間点では、偏心ピン42の位置がクランク盤41の回転中心から最も遠くなることで、DCモータ5に加わる負荷が最大となる。しかし、プランジャ52の下端は切替弁95との連通路104よりも上側に位置しているため、グリースの吐出は行われない。
そして、ここからさらにプランジャ52が下降して、図10(B)に示すように偏心ピン42が中間点の時の位相よりもやや下側に移動した位相では、プランジャ52の下端が連通路104を越えることで縦吐出路74内のグリースを押圧して逆止弁80を開弁させ、下死点に達するまでグリースを横吐出路76へ押し出すようになっている。すなわち、DCモータ5への負荷が最大となる位相を過ぎてから吐出が行われるので、中間点で吐出が開始される場合と比較してDCモータ5への負荷を軽減させることができる。
Here, when the
Then, the
一方、定量のグリースを吐出させたい場合、ダイヤル22の操作によってプランジャ52の往復回数(ポンピング回数)を設定してトリガ14を押し込み操作すると、ダイヤル22の可変信号を得たコントローラ19のメイン制御回路67は、DCモータ5を駆動させて出力軸6を回転させると共に、スピンドル40と共にその軸回りで回転するマグネット57の磁界を磁気センサ59で検出する。そして、検出信号がダイヤル22で設定された往復回数に達したら、FET68をOFFさせてDCモータ5の駆動を停止させる。よって、ホース77からは設定したプランジャ52の往復回数に応じた量のグリースが吐出されることになる。
On the other hand, when it is desired to discharge a certain amount of grease, when the
なお、切替弁95では、操作部105によって自動切替位置に切り替えられると、吐出動作時の負荷圧力が比較的小さく、本体97の小径流路102内の圧力がコイルバネ99による付勢力を下回っている間は、小径流路102がスチールボール100によって閉塞される。よって、ポンプ70から吐出されるグリースは、高吐出量(低圧)となる。
そして、負荷圧力が高まって小径流路102内の圧力がコイルバネ99による付勢力を上回ると、コイルバネ99の付勢に抗してスチールボール100が小径流路102の開口から離間する。よって、小径流路102から流入するグリースは、本体97の内部流路101を通って横流路103から前ホルダ9内に戻り、縦吐出路74内の圧力を逃がすことになる。この切替弁95の動作により、プランジャ52のストロークは実質的に半減することになるため、ポンプ70から吐出されるグリースは低吐出量(高圧)となる。
In the switching
When the load pressure increases and the pressure in the small diameter channel 102 exceeds the urging force of the
一方、切替弁95が手動開放位置に切り替えられると、連通路104が常に逃がし凹部96を介して前ホルダ9内と連通している。よって、連通路104から逃がし凹部96を通って前ホルダ9内に戻るグリースがあるため、ポンプ70から吐出されるグリースは低吐出量となる。この逃がし量は、本体97と逃がし凹部96の底面との隙間の設定によって変更できるため、設定の自由度は高くなる。
そして、横吐出路76の圧力が過度に高まった場合には、リリーフ弁90において、スチールボール93がコイルバネ92の付勢に抗して後退し、逃がし路86を介して大径路75内を前ホルダ9の外部と連通させる。よって、横吐出路76内のグリースが大径路75から逃がし路86を介して前ホルダ9から排出され、横吐出路76内の圧力を逃がすことになる。
On the other hand, when the switching
When the pressure in the
このように、上記形態のグリースガン1によれば、DCモータ5と、DCモータ5の駆動によって回転が伝達される動力伝達部(減速機構8)と、動力伝達部により往復動するプランジャ52と、プランジャ52の復動側死点よりも往動側にグリースを供給するグリース供給手段(タンク12)と、プランジャ52の往復動によりグリースの吐出動作をするポンプ70と、DCモータ5に電力を供給可能なバッテリー(バッテリーパック21)と、を含んでなり、動力伝達部の回転を検知可能な回転検知手段(マグネット57及び磁気センサ59)を備えたことで、動力伝達部の回転を検知することでプランジャ52の往復回数を計測することができる。よって、プランジャ52にマグネット等の被検知部材を設けたり、その周辺に磁気センサ等の検知部材を設けたりする必要がなくなるため、回転検知手段の配置や形状、配線等に制約を受けることなくプランジャ52の往復回数を計測可能となる。
Thus, according to the
特にここでは、回転検知手段は、プランジャ52の往復と同期するスピンドル40の回転を検知しているので、スピンドル40の回転数の検知によってプランジャ52の往復回数をダイレクトに計測することができる。
また、回転検知手段を、回転側であるスピンドル40に設けられるマグネット57と、非回転側であるギアハウジング7に設けられる磁気センサ59とを含んでなる構成としているので、スピンドル40の回転数を非接触で容易に計測することができる。
In particular, here, since the rotation detecting means detects the rotation of the
Further, since the rotation detecting means includes a
なお、上記形態では、スピンドルに保持スリーブを外装してマグネットを設けているが、保持スリーブ等の形状は変更可能で、このような保持部材をなくしてスピンドルに直接マグネットを設けてもよい。磁気センサの取付構造も位置や向き等適宜変更可能である。
また、回転検知手段を設ける対象はクランク盤でもよいし、スピンドルに限定せず、キャリアやギア、DCモータの出力軸(ピニオン)等、プランジャの往復と対応する回転部材であれば適宜選択できる。但し、プランジャの往復と同期しない回転部材の場合は、コントローラにおいて計測した回転数をプランジャの往復回数に換算する必要がある。
さらに、プランジャの往復回数を設定する手段もダイヤルに限らず、レバーによる操作や押しボタンの操作回数等、他の手段が採用できる。
そして、回転検知手段もマグネットと磁気センサに限らず、例えば光電センサ等を用いて回転部材に設けた被計測部を非接触で計測したり、マイクロスイッチ等を用いて回転部材に設けた被計測部の当接回数をカウントしたり等、他の手段も採用できる。
In the above embodiment, the magnet is provided by mounting the holding sleeve on the spindle. However, the shape of the holding sleeve or the like can be changed, and the magnet may be provided directly on the spindle without such a holding member. The mounting structure of the magnetic sensor can also be changed as appropriate, such as the position and orientation.
Further, the object for providing the rotation detecting means may be a crank disk, and is not limited to the spindle, but can be appropriately selected as long as it is a rotating member corresponding to the reciprocation of the plunger, such as a carrier, a gear, an output shaft (pinion) of a DC motor. However, in the case of a rotating member that is not synchronized with the reciprocation of the plunger, it is necessary to convert the number of rotations measured by the controller into the number of reciprocations of the plunger.
Furthermore, the means for setting the number of reciprocations of the plunger is not limited to the dial, and other means such as a lever operation or a push button operation number can be employed.
The rotation detection means is not limited to a magnet and a magnetic sensor. For example, a measurement target provided on the rotation member using a photoelectric sensor or the like is measured in a non-contact manner, or a measurement target provided on the rotation member using a microswitch or the like. Other means such as counting the number of contact of the part can also be adopted.
その他、グリースガン自体の構成も上記形態に限らず、モータとしてブラシレスモータを使用したり、タンクが前後方向でなく上下方向に支持されてモータハウジング部やグリップ部が上下方向に形成されるものとしたり等、適宜変更可能である。 In addition, the configuration of the grease gun itself is not limited to the above form, and a brushless motor is used as the motor, or the motor housing part and the grip part are formed in the vertical direction by supporting the tank in the vertical direction instead of the front-rear direction. It can be appropriately changed.
1・・グリースガン、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング部、4・・グリップ部、5・・DCモータ、6・・出力軸、7・・ギアハウジング、8・・減速機構、9・・前ホルダ、10・・後ホルダ、12・・タンク、19・・コントローラ、21・・バッテリーパック、22・・ダイヤル、40・・スピンドル、41・・クランク盤、42・・偏心ピン、43・・スライダ、52・・プランジャ、55・・保持スリーブ、56・・フランジ部、57・・マグネット、59・・磁気センサ、67・・メイン制御回路、68・・FET、70・・ポンプ、71・・上筒部、72・・下筒部、73・・隙間、74・・縦吐出路、75・・大径路、76・・横吐出路、77・・ホース、80・・逆止弁、81・・フラットワッシャ、90・・リリーフ弁、95・・切替弁。 1 .... Grease gun, 2 .... Main body housing, 3 .... Motor housing part, 4 .... Grip part, 5 .... DC motor, 6 .... Output shaft, 7 .... Gear housing, 8 .... Reduction mechanism, 9 ..Front holder, 10 ..Rear holder, 12 ..Tank, 19 ..Controller, 21 ..Battery pack, 22 ..Dial, 40 ..Spindle, 41 ..Crankboard, 42 ..Eccentric pin, 43 ..Slider, 52 .. Plunger, 55 .. Holding sleeve, 56 .. Flange, 57 .. Magnet, 59 .. Magnetic sensor, 67 .. Main control circuit, 68 .. FET, 70. .. Upper cylinder part, 72 .. Lower cylinder part, 73 ..Gap, 74 ..Vertical discharge path, 75 ..Large diameter path, 76 ..Horizontal discharge path, 77 ..Hose, 80. 81. Flat washer, 90 Relief valve, 95 ... switching valve.
Claims (3)
前記モータの駆動によって回転が伝達される動力伝達部と、
前記動力伝達部により往復動するプランジャと、
前記プランジャの復動側死点よりも往動側にグリースを供給するグリース供給手段と、
前記プランジャの往復動によりグリースの吐出動作をするポンプと、
前記モータに電力を供給可能なバッテリーと、を含んでなり、
前記モータ又は前記動力伝達部の回転を検知可能な回転検知手段を備えたことを特徴とするグリース吐出装置。 A motor,
A power transmission unit that transmits rotation by driving the motor;
A plunger that reciprocates by the power transmission unit;
Grease supplying means for supplying grease to the forward movement side from the backward movement dead center of the plunger;
A pump for discharging grease by reciprocating movement of the plunger;
A battery capable of supplying electric power to the motor,
A grease discharge device comprising rotation detection means capable of detecting rotation of the motor or the power transmission unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099930A JP2019203463A (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Grease discharge device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018099930A JP2019203463A (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Grease discharge device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019203463A true JP2019203463A (en) | 2019-11-28 |
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ID=68726464
Family Applications (1)
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JP2018099930A Pending JP2019203463A (en) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | Grease discharge device |
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JP (1) | JP2019203463A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102989A (en) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 株式会社マキタ | Grease discharger |
EP4286733A4 (en) * | 2021-12-17 | 2024-11-06 | Jingyan Mech & Electrical Tools Co Ltd Jinhua | Battery-type grease gun capable of being loaded with various grease cartridges |
-
2018
- 2018-05-24 JP JP2018099930A patent/JP2019203463A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021102989A (en) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 株式会社マキタ | Grease discharger |
JP7458182B2 (en) | 2019-12-25 | 2024-03-29 | 株式会社マキタ | Grease Dispensing Device |
EP4286733A4 (en) * | 2021-12-17 | 2024-11-06 | Jingyan Mech & Electrical Tools Co Ltd Jinhua | Battery-type grease gun capable of being loaded with various grease cartridges |
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