JP2019202107A - 消火剤自動拡散装置 - Google Patents

Abstract

【課題】広範囲における室内において、火災発生時に対応する自動で粉末消火剤が散布できる状態にするため、既存の室内の壁面に常設できる粉末消火剤容器を提供する。【解決手段】常設を可能にするために室内の景観をこわさないデザインを形成するため、プラスチック素材で粉末消火剤容器１を形成し、軽量かつ安価で取り付けが安易であり重量が軽い装置とする。室内の温度の上昇により粉末消火剤容器内が膨張することで破裂し、粉末消火薬剤２が散布される。【選択図】図１

Description

本発明は火災発生時に粉末消火剤を自動で広範囲わたり拡散して延焼を防ぐ目的にして、一般家庭内において常設しうるためのものである。

消火器は広く一般的に周知されている。また、扱いやすい手投げ式消火器や火元になりうるキッチンにおける自動消火器がある。

消火薬剤は火災発生源による消火薬があり、また家庭用として広く扱われている消火剤も安全性が高められている

発明が解決しようとする課題

今後日本の高齢者の増加また、障害者、子供などにおいて人の手における消火は困難をきわめ、大地震においても然りであるため、住居内のあらゆる場所に設置可能な消火装置の必要性がある。

消火器は周知されてるが、住居内においてその背景に合わない外観や重さによる危険性などにより生活上の位置付けが低い。

課題を解決するための手段

出火した際の熱や煙に対し人が消火にあたることを前提としない自動消火剤拡散装置を常設するためには室内の背景と同化または、デザイン化出来、かつ安価で取り付けが安易であり重量が軽い装置であるためプラスチック及びポリエチレンシートを消火剤容器とする。（以後ｐｐ容器とする。）

室内の温度の上昇により粉末消火剤（主成分リン酸アンモニウム）を充満させたｐｐ容器内が膨張し破裂することで粉末消火剤が拡散し、火災の広がりを遅らせかつ、消火が期待できる。

ｐｐ容器を設置する基盤となる金属板を室内天井、壁、家具ほかに強力接着剤で固定し、設置箇所を釘などで傷つけず又、取り付けを安易とする。消火剤ｐｐ容器は固定された基盤にとめ具で取り付けられ、交換可能とする。

発明の効果

自動で安価で居室の背景をこわさない事で 広く一般家庭に消火剤拡散装置が設置され、発生場所が特定できない火災の減少と被害の縮小が期待できる。

粉末消火剤ｐｐ容器は形、色、デザインを形成過程で取り入れることができ、室内の背景をそこなわない。消火剤の重量は１キロから２キロと軽量とし、取り付け場所に複数設置することで，消火能力が向上する。

粉末消火剤ｐｐ容器を取り付ける基盤の金属板は接着剤にて固定し取り付け場所を選ばない。

粉末消火剤プラスチック容器 容器を取り付ける基盤となる金属板 室内における消火剤拡散装置の設置例

１ 粉末消火剤容器
２ 粉末消火剤
３ 基盤となる金属板
４ 容器留め金具

先行技術特許文献

特開２０１０−１７４９１号広報

Claims (2)

1. 天井面又は壁面に、基盤となる金属板を強力接着剤により取り付ける。基盤には留め金があり、粉末消火剤が充満された消火剤容器が固定できる。消火剤入り容器は交換が可能である。室内温度の上昇により消火剤容器内が膨張し破裂することで粉末消火剤が拡散され火災の延焼をおくらせる。
2. 消火剤の容器の材質は一般家庭の室内に常設することを目的とするため、軽量でかつ室内景観に合わせてデザインできるプラスチックとポリエチレンを素材とする。

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