JP2019198485A - 挟持形ナースコール子機 - Google Patents

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Takeyasu Unno
剛靖 海野
厚樹 武富
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【課題】患者が動いて電極が通電することにより呼び出しが行われた後、医療従事者が応答や復旧の操作を行った場合に再び呼び出しが発生しないようにする。【解決手段】一対の挟持片の先端に設けられた各電極15,16が互いに接触する方向に付勢された挟持部材10と、各電極15,16の間に挟んで使用される板状部材20とを備えた挟持形ナースコール子機において、板状部材20が貫通穴22を備え、患者の動きに応じて移動する電極15,16が貫通穴22の位置で通電することにより呼び出しが行われた後、電極15,16が貫通穴22から絶縁体部分へと移動して非接触状態となり、電極15,16の移動がストッパ24により規制されることで、各電極15,16が接触状態のままとならないようにして、医療従事者が応答または復旧の操作を行った場合に、呼び出しの停止後にすぐにまた呼び出しが行われることがなくなるようにする。【選択図】図3

Description

本発明は、挟持形ナースコール子機に関し、特に、一対の挟持片の対向面に電極を設け、互いに接触する方向に付勢された電極間に絶縁体を挟んでおいて、挟持片または絶縁体を取り付けた患者の動きに応じて絶縁体が各電極の間から外れることにより、各電極が通電してナースコールの呼び出しを行うようになされたナースコール子機に用いて好適なものである。
従来、一対の挟持片を開閉自在に相互に軸着するとともに、これら挟持片の先端を弾性部材により常時閉じさせるようにし、挟持片の挟合面の夫々に電極を設け、挟持片を患者の衣服などに取り付けるようにすることで、患者が動いて挟持片が衣服などから外れると、電極の接点が閉じてナースコールの呼び出しを行うようになされた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、患者の衣服などが濡れていたり、衣服の生地が薄かったりすると、挟持片の間に衣服を挟んでいても各電極が通電してしまい、ナースコールの誤報が発生してしまうという問題があった。
これに対し、上述のような一対の挟持片の間に電気遮断物質をあらかじめ挟んでおき、この電気遮断物質を取り付けた患者が動いて電気遮断物質が引き抜かれると、電極の接点が閉じてナースコールの呼び出しを行うようになされた技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−72464号公報 特開2006−305259号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載のどちらの技術の場合も、各電極が通電してナースコールの呼び出しが行われた後に、看護師等の医療従事者が応答の操作をしたり復旧の操作をしたりしても、電極が通電したままの状態になっているため、一度は呼び出しが停止してもすぐに再び呼び出しが行われてしまうという問題があった。このような呼び出しを停止するためには、医療従事者が患者のいる場所まで移動して電極を離した状態を保持する必要があるが、それまでは、応答や復旧の操作を行うたびにナースコールの呼び出しが繰り返し発生してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、患者が動いて電極が通電することによってナースコールの呼び出しが行われた後、医療従事者が応答や復旧の操作を行った場合に再びナースコールの呼び出しが発生しないようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、一対の挟持片の互いに対向する面の対向する位置に各電極が設けられ、当該各電極が互いに接触する方向に付勢された挟持部材と、一対の挟持片の間に挟んで使用される絶縁体の板状部材とを備えた挟持形ナースコール子機において、当該板状部材が、平面の1つの方向に沿った直線状部位の両端以外の箇所に貫通穴を備え、各電極が板状部材の直線状部位の一端側にある状態から各電極と板状部材との相対位置関係が変わることにより各電極が貫通穴を介して通電してナースコールの呼び出しを行い、その状態から更に各電極と板状部材との相対位置関係が変わることにより各電極が板状部材の直線状部位の他端側にある状態へと遷移するとともに、各電極に挟まれた板状部材が挟持部材から完全に離脱しないように板状部材を規制部材によって規制するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、各電極が互いに接触する方向に付勢された一対の挟持片の間に絶縁体の板状部材を挟み、板状部材の直線状部位の一端側である絶縁体部分に各電極が接触するようにしておいて、患者の動きに応じて各電極と板状部材との相対位置関係が変わると、各電極が直線状部位の一端側の絶縁体部分から貫通穴の方へ移動し、各電極が貫通穴を介して通電することによってナースコールの呼び出しが行われる。そして、電極が貫通穴から直線状部位の他端側の絶縁体部分へと更に移動することにより、各電極は互いに非接触の状態となり、その状態が規制部材により維持される。このため、各電極が通電してナースコールの呼び出しが行われた後、各電極が通電したままの状態にはならないので、医療従事者が応答または復旧の操作を行うことによって呼び出し動作を停止させた後、すぐにまたナースコールの呼び出しが行われることがなくなる。これにより、患者が動いて電極が通電することによってナースコールの呼び出しが行われた後、医療従事者が応答や復旧の操作を行った場合に再びナースコールの呼び出しが発生しないようにすることができる。
本実施形態による挟持形ナースコール子機の構成例を示す図である。 本実施形態による板状部材の構成例を示す図である。 本実施形態による挟持形ナースコール子機の動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による挟持形ナースコール子機100の構成例を示す図である。本実施形態の挟持形ナースコール子機100は、挟持部材10と、絶縁体の板状部材20とを備えて構成される。
挟持部材10は一対の挟持片11,12を備え、当該一対の挟持片11,12の端部には、互いに対向する面の対向する位置に電極15,16が設けられている。各電極15,16は、一対の挟持片11,12の対向面から突出する凸形状をしている。すなわち、第1挟持片11の端部に、第2挟持片12に面した対向面から第2挟持片12の方向に突出する凸形状の第1電極15が設けられている。また、第2挟持片12の端部に、第1挟持片11に面した対向面から第1挟持片11の方向に突出する凸形状の第2電極16が設けられている。
各電極15,16にはケーブル17が接続されており、ケーブル17の先は呼出装置(図示せず)に接続される。ここで、2つの電極15,16が互いに接触して通電すると、呼出装置によりナースコールの呼び出しが行われるようになっている。
一対の挟持片11,12における各電極15,16と反対側の端部は、ユーザによって把持される把持部18である。挟持部材10を構成する一対の挟持片11,12は、中央付近に設けた回転軸14により接続されており、ユーザが把持部18に力を加えることにより、回転軸14を中心として一対の挟持片11,12を回動可能に構成されている。
挟持片11,12の回転軸14から見て把持部18側(以下、回転軸14から見て把持部18側を後側といい、回転軸14から見て電極15,16側を前側という)には、各電極15,16が互いに接触する方向に一対の挟持部材11,12を付勢するスプリング13が設けられている。ここで、スプリング13は一対の挟持片11,12を連結するように設けられている。なお、スプリング13は付勢部材の一例である。
すなわち、スプリング13は押しバネ(圧縮バネ)であり、一対の挟持片11,12の後側を押し広げる方向に付勢することにより、一対の挟持片11,12の回転軸14よりも前側の部分を互いに接近する方向に付勢している。これにより、一対の挟持片11,12の前側の端部にある各電極15,16が互いに接触する方向に付勢される。図1は、把持部18を互いに接近させる方向への外力が加えられておらず、スプリング13の力によって各電極15,16が互いに接触する方向に付勢された状態を示している。
板状部材20は、一対の挟持片11,12の各電極15,16の間に挟んで使用されるものであり、図3にて後述するように、一対の挟持片11,12の各電極15,16との相対位置関係を変え得るようになされている。
図2は、板状部材20の構成例を示す図である。図2に示すように、板状部材20は、平面の1つの方向に沿った直線状部位21の両端以外の箇所(略中央)に貫通穴22を備えている。直線状部位21は、板状部材20の長手方向に対して平行に形成されている。また、貫通穴22は、直線状部位21に沿って楕円状に形成されている。
直線状部位21には、各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わるとき(本実施形態では、板状部材20が図3のように移動するとき)に第1電極15の移動をガイドするガイド溝23が形成されている。すなわち、直線状部位21に沿ってガイド溝23が形成されており、このガイド溝23の中に第1電極15が嵌められるようになっている。
挟持部材10の長手方向と平行な方向に板状部材20が移動すると、第1電極15はガイド溝23に沿って直線状部位21を平行移動する。また、第1電極15がガイド溝23に嵌められることにより、板状部材20は挟持部材10の長手方向と平行な方向に移動しやすくなっている。
なお、挟持部材10は、例えば把持部18から延設される紐301を用いて、所定の場所に固定される。例えば、患者が使用するベッドの柵に紐301を縛り付けることにより、挟持部材10がベッドに固定される。なお、ここでは紐301を用いた固定手法を例示しているが、挟持部材10を所定の場所に固定させる方法はこれに限定されない。
一方、板状部材20は、当該板状部材20の端部から紐201およびクリップ202を介して患者の衣服などに繋がれる。すなわち、板状部材20の端部には紐通し穴25が設けられおり、この紐通し穴25に紐201が取り付けられ、その紐201の先端にクリップ202が設けられている。このクリップ202を患者の衣服などに装着することにより、板状部材20が患者に繋がれた状態となる。この紐201およびクリップ202は、板状部材20を患者に取り付けるための連結部材を構成する。
以上の構成により、クリップ202を装着した患者がベッド上で身体を動かすと、その動きに伴って紐201が引っ張られ、当該紐201に引かれる形で板状部材20が移動する。このとき、挟持部材10はベッドに固定されているので、紐301が延び切った状態で挟持部材10は動かなくなり、尚も紐201に引かれる板状部材20が、挟持部材10に対する相対位置を変えるようにして移動していく。
板状部材20は、一対の挟持片11,12の各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わるときに、各電極15,16に挟まれた板状部材20が挟持部材10から完全に離脱しないように規制するストッパ(特許請求の範囲の規制部材に相当)24を備えている。図2の例において、ストッパ24は、直線状部位21の端部に設けられ、ガイド溝23よりも上方に突出するように立設されている。
すなわち、図3のように板状部材20が移動したときに、ガイド溝23にガイドされた状態で移動する第1電極15(正確にいうと、移動する板状部材20との相対位置関係を変える第1電極15)がストッパ24に当たることにより(図3(c)に示す状態)、板状部材20の移動が規制され、板状部材20が挟持部材10から完全に離脱しないようになっている。なお、本実施形態では板状部材20が絶縁体により形成されているが、板状部材20の少なくとも直線状部位21およびストッパ24が絶縁体により形成されていればよい。また、クリップ202が患者の衣服などを挟む力は、板状部材20が移動し、第1電極15がストッパ24に当たるまで外れない程度の力であることが好ましい。
なお、第1電極15がストッパ24に当たることによって板状部材20の移動が規制された後も、患者の動きが続いていれば、板状部材20は紐201に引かれ続ける。この場合、第1電極15またはストッパ24が破損しないようにするために、本実施形態では紐201の中間位置にジョイント(特許請求の範囲の連結部に相当)203を設けている。ジョイント203は、着脱可能な2つの連結片203-1,203-2を連結させたものであり、第1電極15が当たってストッパ24にかかる負荷よりも小さい負荷で各連結片203-1,203-2が離間し得るように構成されている。すなわち、挟持片11,12に設けた各電極15,16がストッパ24を乗り越えることがないように、ジョイント203やクリップ202が作用している。なお、本実施形態では、ジョイント203を設ける構成としているので、クリップ202を衣服などに強固に取り付け、クリップ202が衣服などから容易に外れないようにしてもよい。
以上のような構成において、一対の挟持片11,12の各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わるときに、各電極15,16が貫通穴22を介して接触し通電することにより、ナースコールの呼び出しが行われる。以下に、図3を用いて詳細に説明する。図3では、各電極15,16と板状部材20との相対位置関係に応じて、第1ポジションから第3ポジションの3つの状態を示している。
図3(a)に示す第1ポジションは、板状部材20が一対の挟持片11,12の間に最も深く差し込まれた状態で、各電極15,16が貫通穴22よりも前側(紐通し穴25が設けられている側)にある状態を示している。この状態において、各電極15,16の間には絶縁体が挟まれていて、各電極15,16は非接触状態であるため、通電しない。クリップ202を患者の衣服に装着して本実施形態の挟持形ナースコール子機100を使用し始めるときは、板状部材20をこの第1ポジションに配置する。
図3(b)に示す第2ポジションは、患者が動いて紐201が引っ張られ、それによって板状部材20が挟持部材10の長手方向と平行な方向に所定距離だけ移動した状態を示している。この状態において、各電極15,16は貫通穴22の位置にあって、スプリング13の付勢力を受けて一対の挟持片11,12が回動するため、各電極15,16は接触状態となって通電する。よって、ナースコールの呼び出しが実行される。
図3(c)に示す第3ポジションは、紐201が引っ張られて板状部材20が更に移動し、各電極15,16が貫通穴22よりも後側(ストッパ24が設けられている側)にあって、第1電極15がストッパ24に当たって板状部材20の移動が止まった状態を示している。この状態において、各電極15,16の間には再び絶縁体が挟まれていて、各電極15,16は非接触状態であるため、通電しない。以上のような動作により、貫通穴22を通して各電極15,16が通電することによってナースコールの呼び出しが行われた後、医療従事者が応答または復旧の操作を行って呼び出し動作を停止させた場合に、その後で再度ナースコールの呼び出しが行われてしまうことがない。これは、応答または復旧の操作が行われた時点で、各電極15,16が非接触状態にあるからである。
ここで、板状部材20の移動に伴って第1電極15が直線状部位21の貫通穴22よりも後側の部分に乗り上げやすくするために、第1電極15が移動方向に対して曲面を形成していることが好ましい。ただし、この曲面により第1電極15がストッパ24を乗り越えないようにしなければならないので、第1電極15の高さ、第1電極15の曲面の傾斜具合、直線状部位21の厚さ、ストッパ24の高さを決定する必要がある。
以上説明したように、クリップ202を患者の衣服に装着して本実施形態の挟持形ナースコール子機100を使用し始めるときは、図3(a)のように、各電極15,16の間に板状部材20を挟み、板状部材20の直線状部位21の一端側(貫通穴22よりも前側)である絶縁体部分に各電極15,16が接触するようにしておく。
この状態において、患者が身体を動かすと、その動きに応じて各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わり、電極15,16が直線状部位21の一端側の絶縁体部分から貫通穴22の方へ移動する。そして、図3(b)のように各電極15,16が貫通穴22を介して通電することにより、ナースコールの呼び出しが行われる。
その後、板状部材20が更に移動し、各電極15,16が貫通穴22から直線状部位21の他端側(貫通穴22よりも後側)の絶縁体部分へと更に移動することにより、図3(c)のように各電極15,16は互いに非接触の状態となる。また、第1電極15がストッパ24に当たって板状部材20の移動が規制され、板状部材20が挟持部材10から外れることが阻止されるので、各電極15,16の非接触状態が維持される。
このため、ナースコールの呼び出しに応じて医療従事者が応答または復旧の操作を行うと、呼び出しが停止し、すぐにまた呼び出しが行われることがなくなる。これにより、患者が動いて電極15,16が通電することによってナースコールの呼び出しが行われた後、医療従事者が応答や復旧の操作を行った場合に309再びナースコールの呼び出しが発生しないようにすることができる。
ここで、図3(a)の状態で患者が身体を動かした場合、図3(b)に示す第2ポジションから図3(c)に示す第3ポジションへの移行は一連の動作となる。そのため、患者が身体を動かす速さと、ナースコールの呼び出しを行う際の各電極15,16が通電する時間と、貫通穴22の長手方向の長さとは相対的な関係となる。すなわち、患者が身体を動かす速さと貫通穴22の長さとにより各電極15,16が通電する時間が決まるが、この時間が極端に短いと、ナースコールの呼び出しが行われなくなってしまう(ノイズなどによる誤動作を防止するため)。従って、患者の状態(動きが激しいかどうかなど)やナースコールの呼び出しが行われるために必要な各電極15,16の通電時間に応じて貫通穴22の長さを決定する必要がある。
なお、上記実施形態では、挟持部材10をベッドに固定し、板状部材20を患者に繋ぐ構成について説明したが、これとは逆に、板状部材20をベッドに固定し、挟持部材10を患者に繋ぐように構成してもよい。すなわち、挟持部材10に対して紐201、ジョイント203およびクリップ202から成る連結部材を連結し、板状部材20を紐301でベッドなどに固定するようにしてもよい。この場合は、板状部材20が固定され、挟持部材10が移動することによって、各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わることになる。
また、上記実施形態では、紐201の中間部にジョイント203を設ける構成について説明したが、必ずしもジョイント203は設けなくてもよい。例えば、各電極15,16と板状部材20との相対位置関係が変わるときにストッパ24にかかる負荷よりも小さい負荷でクリップ202が衣服などから外れるように、クリップ202の挟持力を調整するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、一対の挟持片11,12を、回転軸14を中心として可動可能に構成する例について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。また、上記実施形態では、付勢部材の一例としてスプリング13を用いる例について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。すなわち、互いに対向する面の対向する位置に設けた各電極15,16が互いに接触する方向に付勢される構成であればよい。例えば、特許文献2と同様に、一対の挟持片の外側から板バネなどによって各挟持片を互いに近づける方向に付勢するような構成であってもよい。
また、上記実施形態では、第1電極15がストッパ24に当たることによって板状部材20の移動が規制されるようにする構成について説明したが、本発明の規制部材はこのようなストッパ24の構成に限定されない。例えば、挟持片11,12の少なくとも一方における前側先端部の側面に凸形状を設けるとともに、板状部材20の後側先端部の側面に凸形状を設けることにより、移動する板状部材20の側面に設けた凸形状が挟持片11,12の側面に設けた凸形状に当たって係止する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、各電極15,16を凸形状に構成する例について説明したが、第1電極15のみを凸形状とする構成であってもよい。なお、上記実施形態では、第1電極15の凸形状に曲面を持たせることで、第1電極15が貫通穴22から直線状部位21の他端側に乗り上げやすくしているが、これに限定されない。例えば、貫通穴22を形成する直線状部位21の他端側の厚みを薄くして傾斜を持たせるようにしてもよい。
また、上記実施形態に示した外形はあくまでも一例であり、同様の機能を発揮できるものであれば外形は任意である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 挟持部材
11 第1挟持片
12 第2挟持片
13 スプリング(付勢部材)
15,16 電極
20 板状部材
21 直線状部位
22 貫通穴
23 ガイド溝
24 ストッパ
100 挟持形ナースコール子機

Claims (4)

  1. 一対の挟持片の互いに対向する面の対向する位置に各電極が設けられるとともに、上記各電極が互いに接触する方向に上記一対の挟持片を付勢する付勢部材が設けられた挟持部材と、
    上記各電極の間に挟んで使用され、上記各電極との相対位置関係を変え得るようになされた板状部材とを備え、
    上記板状部材は、
    上記板状部材の平面の1つの方向に沿った直線状部位の両端以外の箇所に設けられた貫通穴と、
    上記各電極が上記直線状部位の一端側にある状態から上記各電極と上記板状部材との相対位置関係が変わることにより上記各電極が上記直線状部位の他端側にある状態へと遷移するときに、上記各電極に挟まれた上記板状部材が上記挟持部材から完全に離脱しないように規制する規制部材とを備え、
    上記各電極が上記板状部材の上記直線状部位の一端側にある状態から上記各電極と上記板状部材との相対位置関係が変わるときに、上記各電極が上記貫通穴を介して通電することによってナースコールの呼び出しを行うようになされた挟持形ナースコール子機。
  2. 上記各電極の少なくとも一方は、上記一対の挟持片の対向面から突出する凸形状をしており、
    上記板状部材の上記直線状部位には、上記各電極と上記板状部材との相対位置関係が変わるときに上記電極の移動をガイドするガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の挟持形ナースコール子機。
  3. 上記板状部材には、当該板状部材を患者に取り付けるための連結部材が連結され、
    上記連結部材には、上記各電極と上記板状部材との相対位置関係が変わるときに上記規制部材にかかる負荷よりも小さい負荷で離間し得る連結部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の挟持形ナースコール子機。
  4. 上記挟持部材には、当該挟持部材を患者に取り付けるための連結部材が連結され、
    上記連結部材には、上記各電極と上記板状部材との相対位置関係が変わるときに上記規制部材にかかる負荷よりも小さい負荷で離間し得る連結部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の挟持形ナースコール子機。
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