JP2019197388A - Detection device, detection system, communication system, control method of detection device, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、一般に検知装置、検知システム、通信システム、検知装置の制御方法、及びプログラムに関し、より詳細には、対象物の状態を検知する検知装置、検知システム、通信システム、検知装置の制御方法、及びプログラムに関する。 The present disclosure generally relates to a detection device, a detection system, a communication system, a control method for the detection device, and a program. And the program.
従来、クレセント錠の施解錠状態を検出する窓用戸締センサが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の窓用戸締センサは、検出部と、無線通信部と、制御部と、を備える。検出部は、クレセント錠の操作レバーの施解錠状態を検出する。無線通信部は、検出部により解錠状態が検出された場合に所定の無線信号を外部装置に送信する。制御部は、検出部の出力に基づいて無線通信部を制御する。
Conventionally, a window lock sensor for detecting a locked / unlocked state of a crescent lock is known (see, for example, Patent Document 1). The window lock sensor described in
特許文献1に記載のような窓用戸締センサ(検知装置)では、電池によって動作電力が供給される構造が一般的であり、消費電力の低減が望まれている。
In a window lock sensor (detection device) as described in
本開示の目的は、消費電力を低減することができる検知装置、検知システム、通信システム、検知装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。 An object of the present disclosure is to provide a detection device, a detection system, a communication system, a detection device control method, and a program capable of reducing power consumption.
本開示の一態様に係る検知装置は、発光部と、受光部と、制御部と、判別部と、を備える。前記発光部は、検知用光を発光する。前記受光部は、前記発光部からの前記検知用光を受光する。前記制御部は、第1期間と第2期間とが交互に繰り返されるように、少なくとも前記発光部を制御する。前記判別部は、前記受光部が受光した前記検知用光の受光レベルに基づいて対象物の状態を判別する。前記第1期間は、前記発光部が前記検知用光を発光する発光動作と前記受光部が前記検知用光を受光する受光動作との両方が行われる期間である。前記第2期間は、前記発光動作と前記受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。 A detection device according to an aspect of the present disclosure includes a light emitting unit, a light receiving unit, a control unit, and a determination unit. The light emitting unit emits detection light. The light receiving unit receives the detection light from the light emitting unit. The control unit controls at least the light emitting unit such that the first period and the second period are alternately repeated. The discriminating unit discriminates the state of the object based on the light receiving level of the detection light received by the light receiving unit. The first period is a period in which both a light emitting operation in which the light emitting unit emits the detection light and a light receiving operation in which the light receiving unit receives the detection light are performed. The second period is a period in which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
本開示の一態様に係る検知システムは、上述の検知装置と、反射部材と、を備える。前記反射部材は、前記発光部からの前記検知用光を前記受光部へ反射させる。 A detection system according to an aspect of the present disclosure includes the above-described detection device and a reflection member. The reflection member reflects the detection light from the light emitting unit to the light receiving unit.
本開示の一態様に係る通信システムは、上述の検知装置と、受信装置と、を備える。前記受信装置は、前記通信部からの前記情報を受信する。 A communication system according to an aspect of the present disclosure includes the above-described detection device and a reception device. The receiving device receives the information from the communication unit.
本開示の一態様に係る検知装置の制御方法は、発光部と、受光部と、制御部と、判別部と、を備える検知装置の制御方法である。前記発光部は、検知用光を発光する。前記受光部は、前記発光部からの前記検知用光を受光する。前記制御部は、第1期間と第2期間とが交互に繰り返されるように、少なくとも前記発光部を制御する。前記判別部は、前記受光部が受光した前記検知用光の受光レベルに基づいて対象物の状態を判別する。前記第1期間は、前記発光部が前記検知用光を発光する発光動作と前記受光部が前記検知用光を受光する受光動作との両方が行われる期間である。前記第2期間は、前記発光動作と前記受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。 A control method for a detection device according to an aspect of the present disclosure is a control method for a detection device including a light emitting unit, a light receiving unit, a control unit, and a determination unit. The light emitting unit emits detection light. The light receiving unit receives the detection light from the light emitting unit. The control unit controls at least the light emitting unit such that the first period and the second period are alternately repeated. The discriminating unit discriminates the state of the object based on the light receiving level of the detection light received by the light receiving unit. The first period is a period in which both a light emitting operation in which the light emitting unit emits the detection light and a light receiving operation in which the light receiving unit receives the detection light are performed. The second period is a period in which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上述の検知装置の制御方法を実行させるためのプログラムである。 A program according to an aspect of the present disclosure is a program for causing a computer system to execute the above-described detection apparatus control method.
本開示によれば、消費電力を低減することができる、という効果がある。 According to the present disclosure, there is an effect that power consumption can be reduced.
(実施形態1)
(1)概要
以下、実施形態1に係る検知装置、検知システム及び通信システムの概要について、図1及び図2A〜2Cを参照して説明する。
(Embodiment 1)
(1) Overview Hereinafter, an overview of the detection device, the detection system, and the communication system according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2A to 2C.
本実施形態に係る検知装置1は、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、導光部材16と、を備えている。発光部11は、例えば、赤外線を照射する発光ダイオード(LED:light emitting diode)を含む。つまり、発光部11は、検知用光LD1(図2A参照)としての赤外線を照射(発光)する。受光部12は、例えば、赤外線検出素子としてのフォトダイオード(photodiode)を含む。受光部12は、発光部11からの赤外線をフォトダイオードにて受光(検出)する。
The
制御部13は、第1期間T1(図5参照)と第2期間T2(図5参照)とが交互に繰り返されるように、少なくとも発光部11を制御する。第1期間T1は、発光部11が検知用光LD1を発光する発光動作と受光部12が検知用光LD1を受光する受光動作との両方が行われる期間である。第2期間T2は、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。本実施形態では、第2期間T2は、発光動作のみが行われない期間であり、第1期間T1及び第2期間T2を通じて受光動作が行われる。本実施形態では、第1期間T1が第2期間T2よりも短い。
The
判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルに基づいて対象物4の状態を判別する。対象物4は、例えば、戸建住宅等の引き違い窓に取り付けられるクレセント錠40(図4A参照)である。つまり、判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルに基づいて、クレセント錠40が施錠状態にあるのか、又、解錠状態にあるのかを判別する。ここでいう「受光レベル」とは、第1期間T1において受光部12が受光した光の第1受光レベルと第2期間T2において受光部12が受光した光の第2受光レベルとの差分である。また、ここでいう「施錠状態」とは、クレセント錠40によって引き違い窓を開閉できない状態をいい、「解錠状態」とは、引き違い窓を開閉できる状態をいう。
The
導光部材16は、発光部11からの検知用光LD1を反射部材3(後述する)へ導光し、かつ反射部材3にて反射した検知用光LD1を受光部12へ導光する。本実施形態では、導光部材16は、第1導光部161及び第2導光部162の両方を含む。第1導光部161は、発光部11からの検知用光LD1が入射し、この検知用光LD1を第1方向へ導光する。第2導光部162は、第1方向とは異なる第2方向から検知用光LD1が入射し、この検知用光LD1を受光部12へ導光する。本実施形態では、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向と直交する方向から見て、第1導光部161から反射部材3へ向かう検知用光LD1の向きが第1方向であり、反射部材3から第2導光部162へ向かう検知用光LD1の向きが第2方向である。
The
本実施形態に係る検知システム20は、検知装置1と、反射部材3と、を備えている。つまり、本実施形態に係る検知システム20は、反射型であって、検知装置1の発光部11が発光する検知用光LD1を反射部材3にて反射させ、反射させた検知用光LD1を受光部12に受光させる構造である。本実施形態では、反射部材3は、再帰性を有している。ここでいう「再帰性」とは、ある方向(例えば、図2A、2Bの紙面に垂直な方向)から見て、反射部材3に入射する光(例えば、検知用光LD1)が、反射部材3にて入射方向と同じ方向に反射することをいう。また、ここでいう「再帰性を有する」とは、発光部11からの検知用光LD1のうち、正反射の成分よりも再帰反射の成分の方が大きいことをいう。
The
本実施形態に係る通信システム10は、検知装置1と、受信装置2と、を備えている。検知装置1は、判別部14の判別結果に関する情報(以下、「判別情報」ともいう)を送信する通信部15を更に備えている。受信装置2は、通信部15からの判別情報を受信する。受信装置2と通信部15との通信は、例えば、無線通信である。つまり、通信部15は、受信装置2に対して、判別情報を含む無線信号を送信する。
A
(2)詳細
以下、実施形態1に係る検知装置、検知システム及び通信システムの詳細について、図1、図2A〜2C、図3A〜3C及び図4Aを参照して説明する。
(2) Details Hereinafter, details of the detection device, the detection system, and the communication system according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1, 2A to 2C, FIGS. 3A to 3C, and FIG. 4A.
(2.1)クレセント錠
まず、本実施形態に係る検知装置1の対象物4であるクレセント錠40について、図4Aを参照して説明する。
(2.1) Crescent lock First, the
クレセント錠40は、クレセント本体41と、操作レバー42と、クレセント受けと、を備えている。
The
操作レバー42は、クレセント本体41に取り付けられており、クレセント本体41に対して回転可能である。クレセント本体41及び操作レバー42は、引き違い窓の一方の窓枠100に取り付けられ、クレセント受けは、引き違い窓の他方の窓枠に取り付けられる。
The
クレセント錠40では、操作レバー42の引掛部421がクレセント受けに引っ掛かることで「施錠状態」となり、引掛部421がクレセント受けから外れることで「解錠状態」となる。
In the
本実施形態に係る検知装置1は、クレセント錠40の操作レバー42の位置に応じて変化する、受光部12が受光する検知用光LD1の受光レベルに基づいて、クレセント錠40が「施錠状態」にあるのか、又、「解錠状態」にあるのかを判別(検知)する。
In the
(2.2)検知装置の構成
次に、本実施形態に係る検知装置1の構成について、図1を参照して説明する。
(2.2) Configuration of Detection Device Next, the configuration of the
検知装置1は、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。
The
発光部11は、例えば、赤外線を照射する発光ダイオードを含む。発光ダイオードは、基板18(後述する)に実装されている。発光部11は、制御部13からの第1制御信号に従って、赤外線を照射する第1期間T1(図5参照)と赤外線を照射しない第2期間T2(図5参照)とを交互に繰り返す。言い換えると、発光部11は、検知用光LD1を発光する発光動作を行う第1期間T1と発光動作を行わない第2期間T2とを交互に繰り返す。
The
受光部12は、例えば、赤外線を検出する赤外線検出素子としてのフォトダイオードを含む。フォトダイオードは、基板18に実装されている。受光部12は、発光部11からの検知用光LD1を受光し、この検知用光LD1の受光レベルに応じた第1電圧信号を出力する。本実施形態では、受光部12は、上述の第1期間T1及び第2期間T2を通じて受光動作を行う。
The
通信部15は、受信装置2と通信を行うための通信インターフェースである。通信部15は、例えば、受信装置2との間で無線通信を行う。つまり、通信部15は、受信装置2に対して、判別部14の判別結果に関する情報(判別情報)を含む無線信号を送信する。
The
制御部13は、発光部11及び通信部15を制御する。制御部13は、発光部11に対して第1制御信号を出力することによって、第1期間T1において発光部11に発光動作を行わせる。言い換えると、制御部13は、第1期間T1と第2期間T2とが交互に繰り返されるように、少なくとも発光部11を制御する。本実施形態では、第1期間T1は、発光部11による発光動作と受光部12による受光動作との両方が行われる期間である。また、第2期間T2は、発光動作のみが行われない期間であり、第1期間T1及び第2期間T2を通じて受光動作が行われる。制御部13は、判別情報を含む無線信号を通信部15に送信させる。
The
判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルに基づいて、対象物4(クレセント錠40)の状態を判別する。つまり、判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルに基づいて、クレセント錠40が施錠状態にあるのか、又、解錠状態にあるのかを判別する。判別部14の動作については、「(4.2)判別動作」の欄で詳しく説明する。
The
制御部13及び判別部14は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部13及び判別部14は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部13及び判別部14として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
The
(2.3)検知装置の構造
次に、本実施形態に係る検知装置1の構造について、図2A〜2Cを参照して説明する。
(2.3) Structure of Detection Device Next, the structure of the
検知装置1は、更に、導光部材16と、筐体17と、基板18と、を備えている。
The
導光部材16は、例えば、アクリル樹脂等の光透過性を有する材料で形成されている。導光部材16は、図3A〜3Cに示すように、第1導光部161と、第2導光部162と、入射抑制部163と、一対の取付部164,165と、を含む。
The
第1導光部161は、一方向(図3Bにおける左右方向)に長い棒状である。第1導光部161の長手方向における断面形状は、矩形状である。第1導光部161は、長手方向の両端に位置する第1端部1611及び第2端部1612を有している。第1端部1611には、入射面1611A及び第1反射面1611Bが設けられている。第2端部1612には、出射面1612A及び第2反射面1612Bが設けられている。
The 1st
入射面1611A及び出射面1612Aの各々は、平面である。入射面1611Aは、導光部材16が基板18に取り付けられた状態において発光部11と対向する(図2A参照)。また、出射面1612Aは、検知装置1が窓枠100に取り付けられた状態においてクレセント錠40の操作レバー42に取り付けられた反射部材3と対向する(図4A参照)。第1反射面1611Bは、入射面1611Aに対する傾斜角度が互いに異なる2つの傾斜面を含み、入射面1611Aから入射した検知用光LD1を第1導光部161の長手方向に向けて反射させる。第2反射面1612Bは、第2端部1612から第1端部1611に向けて斜め外向きに傾斜している。第2反射面1612Bは、第1導光部161内を通過した検知用光LD1を出射面1612Aに向けて反射させる。
Each of the
第2導光部162は、第1導光部161と同様、一方向(図3Bにおける左右方向)に長い棒状である。第2導光部162の長手方向における断面形状は、矩形状である。第2導光部162は、長手方向の両端に位置する第1端部1621及び第2端部1622を有している。第1端部1621には、出射面1621A及び第2反射面1621Bが設けられている。第2端部1622には、入射面1622A及び第1反射面1622Bが設けられている。
Similar to the
入射面1622A及び出射面1621Aの各々は、平面である。出射面1621Aは、導光部材16が基板18に取り付けられた状態において受光部12と対向する(図2B参照)。また、入射面1622Aは、検知装置1が窓枠100に取り付けられた状態においてクレセント錠40の操作レバー42に取り付けられた反射部材3と対向する。第1反射面1622Bは、第2端部1622から第1端部1621に向けて斜め外向きに傾斜している。第1反射面1622Bは、入射面1622Aから入射した検知用光LD1を第2導光部162の長手方向に向けて反射させる。第2反射面1621Bは、出射面1621Aに対する傾斜角度が互いに異なる2つの傾斜面を含み、第2導光部162内を通過した検知用光LD1を出射面1621Aに向けて反射させる。
Each of the
入射抑制部163は、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向(以下、「配列方向」ともいう)において、第1導光部161と第2導光部162との間に位置している。入射抑制部163は、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向と交差(直交)する方向(以下、「直交方向」ともいう)、つまり第1導光部161及び第2導光部162の長手方向に沿って延びるV字状の溝1631を有している。入射抑制部163は、第1導光部161及び第2導光部162の長手方向の中央部に設けられている。入射抑制部163は、第1導光部161内を通過する検知用光LD1が第2導光部162に入射するのを抑制し、かつ第2導光部162内を通過する検知用光LD1が第1導光部161に入射するのを抑制する。例えば、第1導光部161内を通過する検知用光LD1が第2導光部161に入射するような状況では、第1導光部161から第2導光部162に向かう検知用光LD1が溝1631との界面によって第1導光部161側に反射される。また、第2導光部162から第1導光部161に向かう検知用光LD1についても、溝1631との界面によって第2導光部162側に反射される。
The
一対の取付部164,165の各々は、円筒状である。取付部164は、第1導光部161と一体に形成されており、基板18に固定するための固定ねじSC1がねじ込まれるねじ孔1641を有している。取付部165は、第2導光部162と一体に形成されており、固定ねじSC1がねじ込まれるねじ孔1651を有している。
Each of the pair of
第1導光部161と第2導光部162とは、入射抑制部163によって一体に形成されている。そのため、第1導光部161と第2導光部162とが別々に設けられている場合のように、第1導光部161と第2導光部162との間の位置調整が不要であるという利点がある。
The first
図2A、2Bに示すように、基板18に設けられた2つの挿通孔にそれぞれ挿通させた2つの固定ねじSC1を、一対の取付部164,165のねじ孔1641,1651にそれぞれねじ込むことで、導光部材16が基板18に固定される。そして、導光部材16が基板18に固定された状態では、第1導光部161の入射面1611Aが発光部11と対向し、かつ第2導光部162の出射面1621Aが受光部12と対向する。
As shown in FIGS. 2A and 2B, by screwing the two fixing screws SC1 respectively inserted into the two insertion holes provided in the
筐体17は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)樹脂等の合成樹脂で矩形箱状に形成されている。筐体17は、基板18に実装された発光部11及び受光部12を収納する。一方、導光部材16は、図2A〜2Cに示すように、筐体17から露出している。発光部11から照射された検知用光LD1は、筐体17に設けられた第1開口部を通して導光部材16の第1導光部161の入射面1611Aに入射する。また、第2導光部162の出射面1621Aから出射する検知用光LD1は、筐体17に設けられた第2開口部を通して受光部12に入射する。また、筐体17は、上述の発光部11、受光部12、制御部13、判別部14及び通信部15の動作電源としての電池を収納する。筐体17は、適宜の取付方法(両面テープ、ねじ等)によって窓枠100に取り付けられる(図4A参照)。
The
基板18は、例えば、ガラスエポキシ樹脂で形成されたプリント配線板である。基板18の一面には、上述の発光部11及び受光部12が実装されている。なお、制御部13、判別部14及び通信部15については、基板18に実装されていてもよいし、基板18とは別の基板に実装されていてもよい。
The board |
ところで、入射抑制部163は、上述のように、第1導光部161及び第2導光部162の長手方向の中央部に設けられている。そのため、第1導光部161内を通過する検知用光LD1、及び第2導光部162内を通過する検知用光LD1については、入射抑制部163によって反対側の導光部への入射を抑制することができる。しかしながら、この入射抑制部163では、発光部11からの検知用光LD1が直接的に受光部12に入射するのを抑制することはできない。本実施形態に係る検知装置1では、発光部11からの検知用光LD1が直接的に受光部12に入射するのを抑制するための遮光部材19が設けられている。言い換えると、本実施形態に係る検知装置1は、発光部11からの検知用光LD1が直接的に受光部12に入射しないように遮光する遮光部材19を更に備えている。
By the way, the
遮光部材19は、図2A〜2Cに示すように、第1遮光部材19Aと、第2遮光部材19Bと、を含む。第1遮光部材19A及び第2遮光部材19Bの各々は、矩形箱状である。第1遮光部材19Aは、発光部11を覆うように基板18に取り付けられる。第2遮光部材19Bは、受光部12を覆うように基板18に取り付けられる。第1遮光部材19Aにおける発光部11との対向面には、発光部11からの検知用光LD1の出射範囲を制限するための第1孔191が設けられている。また、第2遮光部材19Bにおける受光部12との対向面には、受光部12への検知用光LD1の入射範囲を制限するための第2孔192が設けられている。
As shown in FIGS. 2A to 2C, the
上述のように、遮光部材19(特に、第1遮光部材19A)を設けることによって、発光部11からの検知用光LD1の出射範囲を制限することができる。その結果、発光部11からの検知用光LD1が直接的に受光部12に入射するのを抑制することができる。
As described above, by providing the light shielding member 19 (particularly, the first
(2.4)受信装置
受信装置2は、検知装置1の通信部15と通信を行うための通信インターフェースである。受信装置2は、例えば、通信部15との間で無線通信を行う。つまり、受信装置2は、判別情報を含む無線信号を検知装置1の通信部15から受信する。
(2.4) Receiving Device The receiving
(2.5)反射部材
反射部材3は、図2A〜2Cに示すように、厚さの薄い矩形板状である。反射部材3は、図4Aに示すように、クレセント錠40の操作レバー42に取り付けられる。反射部材3は、クレセント錠40が施錠状態にある場合に、第1導光部161の出射面1612A及び第2導光部162の入射面1622Aと対向している(図4A参照)。
(2.5) Reflective member The
反射部材3は、本実施形態では、再帰性を有している。そのため、反射部材3は、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向から見て、第1導光部161から反射部材3へ入射する検知用光LD1を、反射部材3への入射方向と同じ方向に反射させる。また、反射部材3は、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向と直交する方向から見て、第1導光部161から入射した検知用光LD1が第2導光部162に入射するように、反射部材3への入射方向とは異なる方向に検知用光LD1を反射させる。ここで、検知用光LD1が反射部材3に入射する方向が第1方向であり、検知用光LD1が反射部材3で反射する方向が第2方向である。
The reflecting
(3)検知システムの設置例
以下、本実施形態に係る検知システム20(検知装置1及び反射部材3)の設置例について、図4A〜4Cを参照して説明する。
(3) Installation Example of Detection System Hereinafter, an installation example of the detection system 20 (the
(3.1)設置例1
図4Aは、本実施形態に係る検知システム20を第1対象物であるクレセント錠40に取り付けた状態の模式図である。
(3.1) Installation example 1
FIG. 4A is a schematic view of a state in which the
検知装置1は、引き違い窓の一方の窓枠100に取り付けられている。反射部材3は、クレセント錠40の操作レバー42における窓枠100との対向面に取り付けられている。クレセント錠40が「施錠状態」、つまり操作レバー42の引掛部421がクレセント受けに引っ掛かっている状態では、導光部材16における第1導光部161の出射面1612A及び第2導光部162の入射面1622Aと反射部材3とが対向している。そのため、この状態では、第1導光部161の出射面1612Aから出射した検知用光LD1が反射部材3にて反射し、第2導光部162の入射面1622Aから第2導光部162内に入射する。
The
図4Aの例では、クレセント錠40の操作レバー42と窓枠100との間隔D1が、検知装置1の外形寸法(厚さ寸法)D2よりも大きい。そのため、この場合には、操作レバー42と窓枠100との間に、導光部材16だけでなく筐体17を含む検知装置1の全体を配置することもできる。
In the example of FIG. 4A, the distance D1 between the
(3.2)設置例2
図4Bは、本実施形態に係る検知システム20を第2対象物であるクレセント錠40Aに取り付けた状態の模式図である。
(3.2) Installation example 2
FIG. 4B is a schematic view of a state in which the
クレセント錠40Aは、図4Bに示すように、クレセント本体41と、操作レバー42Aと、クレセント受けと、を備えている。操作レバー42Aの全長L2は、上述の操作レバー42の全長L1(図4A参照)よりも短い。そのため、反射部材3は、操作レバー42Aにおける窓枠100との対向面ではなく、操作レバー42Aの長手方向の一面(図4Bの上面)に取り付けられている。この場合、第1導光部161における出射面1612Aに対する第2反射面1612Bの傾斜角度θ1、及び第2導光部162における入射面1622Aに対する第1反射面1622Bの傾斜角度θ1を小さく(浅く)する。これにより、発光部11からの検知用光LD1を第1導光部161によって反射部材3へ導光することができ、かつ反射部材3で反射させた検知用光LD1を第2導光部162によって受光部12へ導光することができる。
As shown in FIG. 4B, the
このように、操作レバー42Aの全長L2が短い場合であっても、導光部材16の形状を調整することで対応可能である。
In this way, even when the total length L2 of the
(3.3)設置例3
図4Cは、本実施形態に係る検知システム20を第3対象物であるクレセント錠40Bに取り付けた状態の模式図である。
(3.3) Installation example 3
FIG. 4C is a schematic view of a state in which the
クレセント錠40Bは、図4Cに示すように、クレセント本体41Bと、操作レバー42と、クレセント受けと、を備えている。図4Cの例では、クレセント本体41Bの幅寸法が小さく、クレセント本体41Bに取り付けられた操作レバー42と窓枠100との間隔D3が狭くなっている。この場合、図4Cに示すように、操作レバー42と窓枠100との間に導光部材16のみを配置することで対応可能である。
As shown in FIG. 4C, the
本実施形態に係る検知装置1及び検知システム20では、導光部材16を設けることによって、クレセント錠40、40A、40Bの形状等にかかわらず設置することが可能である。つまり、導光部材16を設けていない場合と比較して、検知装置1の配置の自由度を向上させることができる。
In the
(4)動作
(4.1)発光動作及び受光動作
まず、発光部11の発光動作及び受光部12の受光動作について、図2A〜2Cを参照して説明する。
(4) Operation (4.1) Light emitting operation and light receiving operation First, the light emitting operation of the
発光部11は、第1期間T1において、制御部13からの第1制御信号に従って検知用光LD1を発光する。発光部11からの検知用光LD1は、第1遮光部材19Aの第1孔191及び筐体17の第1開口部を通り、入射面1611Aから第1導光部161に入射する。第1導光部161に入射した検知用光LD1は、第1反射面1611Bで反射し、第1導光部161の長手方向に沿って第1導光部161内を通過する。第1導光部161内を通過した検知用光LD1は、第2反射面1612Bで反射し、出射面1612Aから反射部材3へ向けて出射する(図2A参照)。
In the first period T1, the
反射部材3に入射した検知用光LD1は、反射部材3によって第2導光部162へ向けて反射する。ここで、反射部材3は、上述のように、再帰性を有している。そのため、反射部材3で反射された検知用光LD1は、第1導光部161と第2導光部162とが並ぶ方向から見て、反射部材3への検知用光LD1の入射方向と同じ方向に反射する(図2A、2B参照)。一方、反射部材3で反射された検知用光LD1は、配列方向と直交する方向(直交方向)から見た場合には、第2導光部162に入射するように、反射部材3への検知用光LD1の入射方向とは異なる方向に反射する。(図2C参照)。
The detection light LD1 incident on the reflecting
第2導光部162の入射面1622Aから入射した検知用光LD1は、第1反射面1622Bで反射し、第2導光部162の長手方向に沿って第2導光部162内を通過する。第2導光部162内を通過した検知用光LD1は、第2反射面1621Bで反射し、出射面1621Aから出射する。出射面1621Aから出射した検知用光LD1は、筐体17の第2開口部及び第2遮光部材19Bの第2孔192を通り、受光部12に入射する。受光部12は、第1期間T1及び第2期間T2を通じて受光動作を行っており、入射した検知用光LD1の受光レベルに応じた第1電圧信号を作成する。
The detection light LD1 incident from the
(4.2)判別動作
次に、判別部14の判別動作について、図5を参照して説明する。図5における横軸は時間軸である。図5における「C1」は、発光部11が発光する検知用光LD1の光度である。図5における「V1」は、第1期間T1における第2電圧信号と第2期間T2における第2電圧信号との差分信号である。図5における「S1」は、判別部14から出力される検知信号である。
(4.2) Determination Operation Next, the determination operation of the
発光部11は、一定期間T0(例えば1秒)において、制御部13からの第1制御信号に従って、発光動作を行う第1期間T1(例えば1ミリ秒)と発光動作を行わない第2期間T2(例えば5ミリ秒)とを交互に繰り返す。図5の例では、発光部11は、第1期間T1において、光度C11の検知用光LD1を発光している。本実施形態では、第1期間T1は第2期間T2よりも短い。
The
受光部12は、一定期間T0において、第1期間T1及び第2期間T2を通じて受光動作を行う。つまり、本実施形態では、受光部12は、連続的に受光動作を行う。受光部12は、第1期間T1及び第2期間T2の各々において受光した光の受光レベルから当該受光レベルに応じた第1電圧信号を作成し、この第1電圧信号をAMP回路へ出力する。AMP回路は、受光部12からの第1電圧信号からDC成分を除去した第2電圧信号を作成し、この第2電圧信号を制御部13へ出力する。制御部13は、AMP回路からの第2電圧信号を判別部14へ出力する。
The
判別部14は、制御部13からの第2電圧信号に基づいて、クレセント錠40の状態を判別する。このとき、判別部14は、第1期間T1における第2電圧信号と第2期間T2における第2電圧信号との差分信号V1を作成し、この差分信号V1に基づいてクレセント錠40の状態を判別する。言い換えると、判別部14は、第1期間T1において受光部12が受光した光の第1受光レベルと第2期間T2において受光部12が受光した光の第2受光レベルとの差分に基づいて、対象物4(クレセント錠40)の状態を判別する。
The
図5の例では、判別部14は、一定期間T0において、3つの差分信号V1と予め設定した閾値電圧Vthとを比較している。そして、判別部14は、3つの差分信号V1の大きさV11がいずれも閾値電圧Vthを超えていることから、クレセント錠40が「施錠状態」にあると判別する。言い換えると、判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが閾値を3回超えていることから、クレセント錠40が「施錠状態」にあると判別する。また、判別部14は、制御部13に対して、クレセント錠40が「施錠状態」にあることを通知する検知信号S1を一定時間(例えば500ミリ秒)出力する。このとき、例えば、表示用のLEDを一定時間点灯させることによって、クレセント錠40が「施錠状態」にあることをユーザ(例えば、住人)に通知してもよい。
In the example of FIG. 5, the
本実施形態では、判別部14は、上述のように、一定期間T0において受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが閾値を超える回数(本実施形態では3回)に基づいて、対象物4(クレセント錠40)の状態を判別している。そのため、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが1回でも閾値を超えた場合に対象物4の状態を判別する場合と比較して、誤検知を低減することができる。
In the present embodiment, as described above, the
また、本実施形態では、判別部14は、第1期間T1における第2電圧信号と第2期間T2における第2電圧信号との差分信号V1に基づいて、クレセント錠40の状態を判別している。そのため、第1期間T1における第2電圧信号のみに基づいてクレセント錠40の状態を判別する場合と比較して、太陽光等の影響を低減することができ、その結果、誤検知を低減することができる。
In the present embodiment, the
(5)変形例
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、検知装置1と同様の機能は、検知装置1の制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。
(5) Modification Example 1 is only one of various embodiments of the present disclosure. The first embodiment can be variously modified according to the design or the like as long as the object of the present disclosure can be achieved. Moreover, the function similar to the
一態様に係る検知装置1の制御方法は、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、を備える検知装置1の制御方法である。発光部11は、検知用光LD1を発光する。受光部12は、発光部11からの検知用光LD1を受光する。制御部13は、第1期間T1と第2期間T2とが交互に繰り返されるように、少なくとも発光部11を制御する。判別部14は、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルに基づいて対象物4の状態を判別する。第1期間T1は、発光部11が検知用光LD1を発光する発光動作と受光部12が検知用光LD1を受光する受光動作との両方が行われる期間である。第2期間T2は、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。
The control method of the
一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上述の検知装置1の制御方法を実行させるためのプログラムである。
The program which concerns on 1 aspect is a program for making a computer system perform the control method of the above-mentioned
以下、実施形態1の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。 Hereinafter, modifications of the first embodiment will be listed. The modifications described below can be applied in appropriate combinations.
本開示における検知装置1、検知システム20及び通信システム10の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における検知装置1、検知システム20及び通信システム10の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(very large scale integration)、又はULSI(ultra large scale integration)と呼ばれるものであってもよい。LSIの製造後にプログラムされる、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができる再構成可能な論理デバイスも同じ目的で使うことができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
The execution subject of the
(5.1)変形例1
実施形態1では、導光部材16が基板18に取り付けられているが、図6A、6Bに示すように、導光部材16Aが筐体17Aに対して着脱可能に取り付けられてもよい。以下、変形例1に係る検知装置1Aについて、図6A、6Bを参照して説明する。なお、導光部材16A及び筐体17A以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.1)
In the first embodiment, the
変形例1に係る検知装置1Aは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Aは、導光部材16Aと、筐体17Aと、基板18と、を備えている。
A
筐体17Aは、図6A、6Bに示すように、一方向(図6Bにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Aの長手方向の一端部(導光部材16A側の端部)には、開口部171Aが設けられている。筐体17Aの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIGS. 6A and 6B, the
導光部材16Aは、例えば、アクリル樹脂等の透光性を有する材料で形成されている。導光部材16Aは、図6Bに示すように、第1導光部161Aと、第2導光部162Aと、入射抑制部163Aと、を含む。導光部材16Aでは、上述の導光部材16と同様、入射抑制部163Aによって第1導光部161Aと第2導光部162Aとが一体である。
The
第1導光部161Aは、一方向(図6Bにおける上下方向)に長い棒状である。第1導光部161Aは、第1本体部1610Aと、第1先端部1610Bと、を有している。第1本体部1610A及び第1先端部1610Bは、一方向に並んでいる。第1本体部1610A及び第1先端部1610Bの各々の一方向における断面形状は矩形状であり、第1先端部1610Bの外形寸法は第1本体部1610Aの外形寸法よりも大きい。
161 A of 1st light guide parts are rod-shaped long in one direction (up-down direction in FIG. 6B). 161 A of 1st light guides have the 1st main-
第2導光部162Aは、第1導光部161Aと同様、一方向(図6Bにおける上下方向)に長い棒状である。第2導光部162Aは、第2本体部1620Aと、第2先端部1620Bと、を有している。第2本体部1620A及び第2先端部1620Bは、一方向に並んでいる。第2本体部1620B及び第2先端部1620Bの各々の一方向における断面形状は矩形状であり、第2先端部1620Bの外形寸法は第2本体部1620Aの外形寸法よりも大きい。
Similarly to the
ここで、変形例1に係る検知装置1Aでは、第1導光部161Aの第1本体部1610A及び第2導光部162Aの第2本体部1620Aを、筐体17Aの開口部171Aに差し込むことで、筐体17Aに対して導光部材16Aを着脱可能に取り付けることができる。つまり、第1本体部1610Aと第2本体部1620Aとで構成される差込部の外形寸法は、筐体17Aの開口部171Aの開口寸法と略同じである。そして、導光部材16Aを筐体17Aに取り付けた状態では、第1導光部161Aの第1先端部1610B及び第2導光部162Aの第2先端部1620Bが露出している(図6A参照)。
Here, in the
変形例1に係る検知装置1Aでは、筐体17Aの開口部171Aに導光部材16Aの差込部(第1本体部1610A及び第2本体部1620A)を差し込むだけで導光部材16Aを筐体17Aに取り付けることができ、作業性が向上するという利点がある。また、形状の異なる導光部材に交換するだけで複数種類の対象物への対応が可能になるという利点もある。
In the
(5.2)変形例2
変形例2に係る検知装置1Bについて、図7A、7Bを参照して説明する。なお、導光部材16B及び筐体17B以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.2)
A
変形例2に係る検知装置1Bは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Bは、導光部材16Bと、筐体17Bと、基板18と、を備えている。
The
筐体17Bは、図7A、7Bに示すように、一方向(図7Bにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Bの長手方向の一端部(導光部材16B側の端部)には、開口部171Bが設けられている。筐体17Bの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIGS. 7A and 7B, the
導光部材16Bは、第1導光部161Bと、第2導光部162Bと、差込部166と、を含む。第1導光部161Bと第2導光部162Bとは、筐体17Bの短手方向に並んでいる。差込部166は、第1導光部161B及び第2導光部162Bにおける筐体17B側の端部に一体に形成されている。差込部166の外形寸法は、筐体17Bの開口部171Bの開口寸法と略同じである。
The
筐体17Bの開口部171Bに導光部材16Bの差込部166を差し込んで導光部材16Bを筐体17Bに取り付けた状態では、発光部11及び受光部12が差込部166の端面と対向している。つまり、差込部166の端面が、発光部11からの検知用光LD1が入射する入射面であり、かつ受光部12への検知用光LD1が出射する出射面である。
In a state where the
変形例2に係る検知装置1Bでは、筐体17Bの開口部171Bに導光部材16Bの差込部166を差し込むだけで導光部材16Bを筐体17Bに取り付けることができ、作業性が向上するという利点がある。また、形状の異なる導光部材に交換するだけで複数種類の対象物への対応が可能になるという利点もある。
In the
(5.3)変形例3
変形例3に係る検知装置1Cについて、図8Aを参照して説明する。なお、導光部材16C及び筐体17C以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.3)
A
変形例3に係る検知装置1Cは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Cは、導光部材16Cと、筐体17Cと、基板18と、を備えている。
A
筐体17Cは、図8Aに示すように、一方向(図8Aにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Cの長手方向の一端部(導光部材16C側の端部)には、開口部が設けられている。筐体17Cの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIG. 8A, the
導光部材16Cは、厚さ方向から見た形状が矩形状である。導光部材16Cは、その一部を筐体17Cの開口部に差し込むことで、筐体17Cに着脱可能に取り付けられる。導光部材16Cが筐体17Cに取り付けられた状態では、発光部11及び受光部12が導光部材16Cにおける筐体17Cへの差込部位の端面と対向している。つまり、導光部材16Cにおける筐体17Cへの差込部位の端面が、発光部11からの検知用光LD1が入射する入射面であり、かつ受光部12への検知用光LD1が出射する出射面である。
The shape of the
変形例3に係る検知装置1Cでは、図8Aに示すように、筐体17Cの厚さが導光部材16Cの厚さよりも厚くなっている。
In the
(5.4)変形例4
変形例4に係る検知装置1Dについて、図8Bを参照して説明する。なお、導光部材16D及び筐体17D以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.4)
A
変形例4に係る検知装置1Dは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Dは、導光部材16Dと、筐体17Dと、基板18と、を備えている。
A
筐体17Dは、図8Bに示すように、一方向(図8Bにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Dの長手方向の一端部(導光部材16D側の端部)には、開口部が設けられている。筐体17Dの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIG. 8B, the
導光部材16Dは、厚さ方向から見た形状が矩形状である。導光部材16Dは、その一部を筐体17Dの開口部に差し込むことで、筐体17Dに着脱可能に取り付けられる。導光部材16Dが筐体17Dに取り付けられた状態では、発光部11及び受光部12が導光部材16Dにおける筐体17Dへの差込部位の端面と対向している。つまり、導光部材16Dにおける筐体17Dへの差込部位の端面が、発光部11からの検知用光LD1が入射する入射面であり、かつ受光部12への検知用光LD1が出射する出射面である。
The
変形例4に係る検知装置1Dでは、図8Bに示すように、導光部材16Dの厚さと筐体17Dの厚さとが同じである。
In the
(5.5)変形例5
変形例5に係る検知装置1Eについて、図8Cを参照して説明する。なお、導光部材16E及び筐体17E以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.5) Modification 5
A
変形例5に係る検知装置1Eは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Eは、導光部材16Eと、筐体17Eと、基板18と、を備えている。
A
筐体17Eは、図8Cに示すように、一方向(図8Cにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Eの長手方向の一端部(導光部材16E側の端部)には、開口部が設けられている。筐体17Eの長手方向の他端部(導光部材16Eとは反対側の端部)には、R面取りが施されている。筐体17Eの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIG. 8C, the
導光部材16Eは、筐体17Eと同じ厚さの板状である。導光部材16Eにおける一端部(筐体17Eとは反対側の端部)には、R面取りが施されている。導光部材16Eは、導光部材16Eにおける他端側の一部を筐体17Eの開口部に差し込むことで、筐体17Eに着脱可能に取り付けられる。導光部材16Eが筐体17Eに取り付けられた状態では、発光部11及び受光部12が導光部材16Eにおける筐体17Eへの差込部位の端面と対向している。つまり、導光部材16Eにおける筐体17Eへの差込部位の端面が、発光部11からの検知用光LD1が入射する入射面であり、かつ受光部12への検知用光LD1が出射する出射面である。
The
(5.6)変形例6
変形例6に係る検知装置1Fについて、図8Dを参照して説明する。なお、導光部材16F、筐体17F及びフレーム21以外の構成については、実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(5.6) Modification 6
A
変形例6に係る検知装置1Fは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Fは、導光部材16Fと、筐体17Fと、基板18と、フレーム21と、を備えている。
A
筐体17Fは、図8Dに示すように、一方向(図8Dにおける上下方向)に長い中空の直方体状である。筐体17Fの長手方向の一端部(導光部材16F側の端部)には、開口部が設けられている。筐体17Fの内部には、発光部11及び受光部12が実装された基板18が収納される。
As shown in FIG. 8D, the
導光部材16Fは、厚さ方向から見た形状が矩形状である。導光部材16Fは、その一部を筐体17Fの開口部に差し込むことで、筐体17Fに着脱可能に取り付けられる。導光部材16Fが筐体17Fに取り付けられた状態では、発光部11及び受光部12が、導光部材16Fにおける筐体17Fへの差込部位の端面と対向している。つまり、導光部材16Fにおける筐体17Fへの差込部位の端面が、発光部11からの検知用光LD1が入射する入射面であり、かつ受光部12への検知用光LD1が出射する出射面である。
The shape of the
フレーム21は、筐体17Fと同様、遮光性を有する材料で形成されている。フレーム21は、第1導光部の出射面及び第2導光部の入射面に相当する導光部材16Fの主面167のみを露出させるように筐体17Fに取り付けられる。これにより、フレーム21がない場合と比較して、太陽光等の外光による影響を低減することができる。
The
(5.7)その他の変形例
以下、その他の変形例を列挙する。
(5.7) Other Modified Examples Other modified examples are listed below.
実施形態1では、検知システムが反射型である場合を例示したが、検知システムは、反射型に限らず、透過型であってもよい。この場合、例えば、検知用光を発光する発光部を引き違い窓の一方の窓枠に取り付け、検知用光を受光する受光部をクレセント錠に取り付ける。判別部は、発光部からの検知用光を受光部が受光している状態ではクレセント錠が「施錠状態」にあると判別し、受光部が受光していない状態ではクレセント錠が「解錠状態」にあると判別する。この場合、発光部からの検知用光を反射させるための反射部材が不要であるという利点がある。
In
実施形態1では、発光部11からの検知用光LD1が赤外線である場合を例示したが、検知用光LD1は、赤外線に限らず、可視光線であってもよい。また、発光部11は、検知用光LD1を発光する構成であれば、発光ダイオード以外の発光素子を含んでいてもよい。
In the first embodiment, the case where the detection light LD1 from the
実施形態1では、第2期間T2において発光部11の発光動作のみが行われない場合を例示したが、第2期間T2において発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われないようになっていればよい。つまり、第2期間T2において、発光動作と受光動作との両方が行われないようになっていてもよいし、受光動作のみが行われないようになっていてもよい。さらに、制御部13又は判別部14が、第2期間T2においてAMP回路から入力される第2電圧信号を無視するように構成されていてもよい。
In the first embodiment, the case where only the light emitting operation of the
実施形態1では、遮光部材19が第1遮光部材19Aと第2遮光部材19Bとの両方を含んでいるが、遮光部材19は、第1遮光部材19Aと第2遮光部材19Bとの少なくとも一方を含んでいればよい。つまり、遮光部材19は、第1遮光部材19Aのみを含んでいてもよいし、第2遮光部材19Bのみを含んでいてもよい。
In the first embodiment, the
実施形態1では、第2期間T2が一定であるが、第2期間T2の長さはランダムであってもよい。つまり、制御部13は、第2期間T2の長さをランダムに変更するように構成されていてもよい。この構成によれば、第2期間T2の長さが一定である場合と比較して、対象物4の状態の誤検知を低減することができる。
In the first embodiment, the second period T2 is constant, but the length of the second period T2 may be random. That is, the
実施形態1では、第1期間T1が第2期間T2よりも短い場合を例示したが、第1期間T1は、第2期間T2と同じ長さであってもよいし、第2期間T2よりも長くてもよい。 In the first embodiment, the case where the first period T1 is shorter than the second period T2 is illustrated, but the first period T1 may be the same length as the second period T2, or may be longer than the second period T2. It may be long.
実施形態1では、判別部14は、一定期間T0において受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが閾値を超える回数に基づいて、対象物4の状態を判別している。これに対して、判別部14は、一定期間T0において受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが閾値を超える割合に基づいて、対象物4の状態を判別してもよい。一例として、一定期間T0において発光部11が検知用光LD1を5回発光する場合を想定する。この場合、判別部14は、例えば、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが3回以上閾値を超えていれば、クレセント錠40が「施錠状態」にあると判別してもよい。この構成によれば、受光部12が受光した検知用光LD1の受光レベルが1回でも閾値を超えた場合に対象物4の状態を判別する場合と比較して、対象物4の状態の誤検知を低減することができる。
In the first embodiment, the
実施形態1では、検知用光LD1の受光レベルが3回連続して閾値を超えている場合を例示したが、一定期間T0において検知用光LD1の受光レベルが規定回数(本実施形態では3回)閾値を超えていればよく、必ずしも連続していなくてもよい。また、一定期間T0において発光部11が検知用光LD1を発光する回数も一例であって、2回であってもよいし、4回以上であってもよい。
In the first embodiment, the case where the light reception level of the detection light LD1 exceeds the threshold value three times in succession is exemplified, but the light reception level of the detection light LD1 is a predetermined number of times (three times in this embodiment) in a certain period T0. ) As long as the threshold is exceeded, it does not have to be continuous. In addition, the number of times the
実施形態1では、対象物がクレセント錠である場合を例示したが、対象物はクレセント錠に限らず、例えば、戸建住宅等の玄関ドアであってもよい。
In
実施形態1では、入射抑制部163が溝1631を有する場合を例示したが、入射抑制部163は、一方の導光部から他方の導光部への入射を抑制できるようになっていればよく、溝構造に限定されない。
In the first embodiment, the case where the
実施形態1では、検知用光LD1の受光レベルに対する閾値(閾値電圧Vth)が一定であるが、この閾値は、例えば、検知装置1の設置環境等に応じて変更可能であってもよい。
In the first embodiment, the threshold value (threshold voltage Vth) with respect to the light reception level of the detection light LD1 is constant. However, this threshold value may be changeable according to the installation environment of the
実施形態1では、検知装置1(の通信部15)と受信装置2との通信が無線通信である場合を例示したが、検知装置1(の通信部15)と受信装置2との通信は無線通信に限らず、有線通信であってもよい。
In the first embodiment, the case where the communication between the detection device 1 (the communication unit 15) and the
実施形態1では、発光部11、受光部12、制御部13、判別部14及び通信部15の動作電源が電池である場合を例示した。これに対して、発光部11、受光部12、制御部13、判別部14及び通信部15の動作電源は電池に限らず、例えば、電線を介して外部から電力が供給されてもよい。
In the first embodiment, the case where the operation power sources of the
変形例1〜6では、導光部材16A〜16Fの全体が筐体17A〜17Fに対して着脱可能であるが、導光部材16A〜16Fの少なくとも一部が筐体17A〜17Fに対して着脱可能であればよい。言い換えると、導光部材16A〜16Fの少なくとも一部が筐体17A〜17Fに対して着脱可能であればよい。
In
(実施形態2)
実施形態1では、導光部材16が筐体17から露出している場合を例示したが、図9に示すように、導光部材16が筐体17Gに収納されていてもよい。言い換えると、検知装置1Gは、発光部11、受光部12及び導光部材16を収納する筐体17Gを備えていてもよい。以下、実施形態2に係る検知装置1Gについて、図9を参照して説明する。なお、筐体17G、光透過部22及び調節部23以外の構成については実施形態1の検知装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(Embodiment 2)
In the first embodiment, the case where the
本実施形態に係る検知装置1Gは、発光部11と、受光部12と、制御部13と、判別部14と、通信部15と、を備えている。また、検知装置1Gは、導光部材16と、筐体17Gと、基板18と、光透過部22と、調節部23と、を備えている。
The
筐体17Gは、例えば、PBT樹脂等の合成樹脂で矩形箱状に形成されている。筐体17Gは、開口部172を有している。開口部172は、筐体17Gの2つの側面に跨るように形成されており、側面視の形状がL字状である。具体的には、開口部172は、筐体17G内に収納された導光部材16の第1導光部161の第2端部1612及び第2導光部162の第2端部1622と対応する位置に形成されている。
The
光透過部22は、例えば、アクリル樹脂等の光透過性を有する材料で形成されており、側面視の形状がL字状である。光透過部22は、開口部172を覆うように筐体17Gに取り付けられている。
The
この構成では、第1導光部161の出射面1612Aから出射した検知用光LD1は、光透過部22を透過し、反射部材3へ入射する。また、反射部材3で反射した検知用光LD1は、光透過部22を透過し、第2導光部162の入射面1622Aから第2導光部162内へ入射する。言い換えると、筐体17Gは、第1導光部161から出射する検知用光LD1を透過させ、かつ第2導光部162に入射する検知用光LD1を透過させる光透過部22を有する。
In this configuration, the detection light LD1 emitted from the
調節部23は、例えば、PBT樹脂等の光透過性の低い合成樹脂で形成されている。調節部23で光透過部22を覆うことによって、光透過部22の光透過範囲を調節することができる。
The adjusting
本実施形態に係る検知装置1Gでは、導光部材16についても筐体17G内に収納しながらも、第1導光部161からの検知用光LD1を反射部材3へ導光し、かつ反射部材3からの検知用光LD1を第2導光部162へ導光することができる。
In the
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)は、発光部(11)と、受光部(12)と、制御部(13)と、判別部(14)と、を備える。発光部(11)は、検知用光(LD1)を発光する。受光部(12)は、発光部(11)からの検知用光(LD1)を受光する。制御部(13)は、第1期間(T1)と第2期間(T2)とが交互に繰り返されるように、少なくとも発光部(11)を制御する。判別部(14)は、受光部(12)が受光した検知用光(LD1)の受光レベルに基づいて対象物(4;4A;4B)の状態を判別する。第1期間(T1)は、発光部(11)が検知用光(LD1)を発光する発光動作と受光部(12)が検知用光(LD1)を受光する受光動作との両方が行われる期間である。第2期間(T2)は、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。
(Summary)
As described above, the detection device (1; 1A to 1G) according to the first aspect includes the light emitting unit (11), the light receiving unit (12), the control unit (13), and the determination unit (14). . The light emitting unit (11) emits detection light (LD1). The light receiving unit (12) receives the detection light (LD1) from the light emitting unit (11). The control unit (13) controls at least the light emitting unit (11) so that the first period (T1) and the second period (T2) are alternately repeated. The determination unit (14) determines the state of the object (4; 4A; 4B) based on the light reception level of the detection light (LD1) received by the light reception unit (12). The first period (T1) is a period in which both the light emitting operation in which the light emitting unit (11) emits the detection light (LD1) and the light receiving operation in which the light receiving unit (12) receives the detection light (LD1) are performed. It is. The second period (T2) is a period during which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
この態様によれば、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない第2期間(T2)を設けているので、発光動作と受光動作とを常時行う場合と比較して消費電力を低減することができる。 According to this aspect, since the second period (T2) during which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed is provided, the power consumption is reduced compared to the case where the light emitting operation and the light receiving operation are always performed. be able to.
第2の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)では、第1の態様において、第1期間(T1)が第2期間(T2)よりも短い。 In the detection device (1; 1A to 1G) according to the second aspect, in the first aspect, the first period (T1) is shorter than the second period (T2).
この態様によれば、第1期間(T1)と第2期間(T2)とが同じ長さである場合と比較して消費電力を低減することができる。 According to this aspect, it is possible to reduce power consumption as compared with the case where the first period (T1) and the second period (T2) have the same length.
第3の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)では、第1又は2の態様において、制御部(13)は、第2期間(T2)の長さをランダムに変更する。 In the detection device (1; 1A to 1G) according to the third aspect, in the first or second aspect, the control unit (13) randomly changes the length of the second period (T2).
この態様によれば、第2期間(T2)の長さが一定である場合と比較して対象物(4;4A;4B)の状態の誤検知を低減することができる。 According to this aspect, it is possible to reduce false detection of the state of the object (4; 4A; 4B) as compared with the case where the length of the second period (T2) is constant.
第4の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)では、第1〜3のいずれかの態様において、判別部(14)は、一定期間(T0)において受光レベルが閾値を超える割合に基づいて、対象物(4;4A;4B)の状態を判別する。 In the detection device (1; 1A to 1G) according to the fourth aspect, in any one of the first to third aspects, the determination unit (14) is based on a ratio at which the light reception level exceeds a threshold value during a certain period (T0). Then, the state of the object (4; 4A; 4B) is determined.
この態様によれば、対象物(4;4A;4B)の状態の誤検知を低減することができる。 According to this aspect, erroneous detection of the state of the object (4; 4A; 4B) can be reduced.
第5の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)では、第1〜3のいずれかの態様において、判別部(14)は、一定期間(T0)において受光レベルが閾値を超える回数に基づいて、対象物(4;4A;4B)の状態を判別する。 In the detection device (1; 1A to 1G) according to the fifth aspect, in any one of the first to third aspects, the determination unit (14) is based on the number of times that the light reception level exceeds the threshold value in a certain period (T0). Then, the state of the object (4; 4A; 4B) is determined.
この態様によれば、対象物(4;4A;4B)の状態の誤検知を低減することができる。 According to this aspect, erroneous detection of the state of the object (4; 4A; 4B) can be reduced.
第6の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)では、第1〜5のいずれかの態様において、受光レベルは、第1受光レベルと第2受光レベルとの差分である。第1受光レベルは、第1期間(T1)において受光部(12)が受光した光(検知用光LD1を含む)の受光レベルである。第2受光レベルは、第2期間(T2)において受光部(12)が受光した光の受光レベルである。 In the detection device (1; 1A to 1G) according to the sixth aspect, in any one of the first to fifth aspects, the light reception level is a difference between the first light reception level and the second light reception level. The first light receiving level is a light receiving level of light (including the detection light LD1) received by the light receiving unit (12) in the first period (T1). The second light receiving level is a light receiving level of light received by the light receiving unit (12) in the second period (T2).
この態様によれば、第1受光レベルのみに基づいて対象物(4;4A;4B)の状態を判別する場合と比較して、誤検知を低減することができる。 According to this aspect, it is possible to reduce false detection as compared with the case of determining the state of the object (4; 4A; 4B) based only on the first light reception level.
第7の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)は、第1〜6のいずれかの態様において、判別部(14)の判別結果に関する情報を送信する通信部(15)を更に備える。 The detection device (1; 1A to 1G) according to the seventh aspect further includes a communication unit (15) that transmits information on the determination result of the determination unit (14) in any one of the first to sixth aspects.
この態様によれば、判別部(14)の判別結果を外部機器(例えば、受信装置2)に送信することができる。 According to this aspect, the discrimination result of the discrimination unit (14) can be transmitted to the external device (for example, the receiving device 2).
第8の態様に係る検知システム(20)は、第1〜7のいずれかの態様に係る検知装置(1;1A〜1G)と、反射部材(3)と、を備える。反射部材(3)は、発光部(11)からの検知用光(LD1)を受光部(12)へ反射させる。 The detection system (20) according to the eighth aspect includes the detection device (1; 1A to 1G) according to any one of the first to seventh aspects, and a reflecting member (3). The reflecting member (3) reflects the detection light (LD1) from the light emitting unit (11) to the light receiving unit (12).
この態様によれば、発光部(11)からの検知用光(LD1)を、反射部材(3)を介して受光部(12)へ反射させることができる。 According to this aspect, the detection light (LD1) from the light emitting unit (11) can be reflected to the light receiving unit (12) via the reflecting member (3).
第9の態様に係る通信システム(10)は、第7の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)と、受信装置(2)と、を備える。受信装置(2)は、通信部(15)からの上記情報を受信する。 The communication system (10) which concerns on a 9th aspect is provided with the detection apparatus (1; 1A-1G) which concerns on a 7th aspect, and a receiver (2). The receiving device (2) receives the information from the communication unit (15).
この態様によれば、判別部(14)の判別結果を受信装置(2)にて受信することができる。 According to this aspect, the determination result of the determination unit (14) can be received by the receiving device (2).
第10の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)の制御方法は、発光部(11)と、受光部(12)と、制御部(13)と、判別部(14)と、を備える検知装置(1;1A〜1G)の制御方法である。発光部(11)は、検知用光(LD1)を発光する。受光部(12)は、発光部(11)からの検知用光(LD1)を受光する。制御部(13)は、第1期間(T1)と第2期間(T2)とが交互に繰り返されるように、少なくとも発光部(11)を制御する。判別部(14)は、受光部(12)が受光した検知用光(LD1)の受光レベルに基づいて対象物(4;4A;4B)の状態を判別する。第1期間(T1)は、発光部(11)が検知用光(LD1)を発光する発光動作と受光部(12)が検知用光(LD1)を受光する受光動作との両方が行われる期間である。第2期間(T2)は、上記発光動作と上記受光動作との少なくとも一方が行われない期間である。 The control method of the detection apparatus (1; 1A to 1G) according to the tenth aspect includes a light emitting unit (11), a light receiving unit (12), a control unit (13), and a determination unit (14). It is a control method of a detection apparatus (1; 1A-1G). The light emitting unit (11) emits detection light (LD1). The light receiving unit (12) receives the detection light (LD1) from the light emitting unit (11). The control unit (13) controls at least the light emitting unit (11) so that the first period (T1) and the second period (T2) are alternately repeated. The determination unit (14) determines the state of the object (4; 4A; 4B) based on the light reception level of the detection light (LD1) received by the light reception unit (12). The first period (T1) is a period in which both the light emitting operation in which the light emitting unit (11) emits the detection light (LD1) and the light receiving operation in which the light receiving unit (12) receives the detection light (LD1) are performed. It is. The second period (T2) is a period during which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
この態様によれば、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない第2期間(T2)を設けているので、発光動作と受光動作とを常時行う場合と比較して消費電力を低減することができる。 According to this aspect, since the second period (T2) during which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed is provided, the power consumption is reduced compared to the case where the light emitting operation and the light receiving operation are always performed. be able to.
第11の態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、第10の態様に係る検知装置(1;1A〜1G)の制御方法を実行させるためのプログラムである。 The program according to the eleventh aspect is a program for causing a computer system to execute the control method of the detection device (1; 1A to 1G) according to the tenth aspect.
この態様によれば、発光動作と受光動作との少なくとも一方が行われない第2期間(T2)を設けているので、発光動作と受光動作とを常時行う場合と比較して消費電力を低減することができる。 According to this aspect, since the second period (T2) during which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed is provided, the power consumption is reduced compared to the case where the light emitting operation and the light receiving operation are always performed. be able to.
第2〜7の態様に係る構成については、検知装置(1;1A〜1G)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。 About the structure which concerns on the 2nd-7th aspect, it is not an essential structure of a detection apparatus (1; 1A-1G), and can be abbreviate | omitted suitably.
1,1A〜1G 検知装置
11 発光部
12 受光部
13 制御部
14 判別部
15 通信部
2 受信装置
3 反射部材
4,4A,4B 対象物
10 通信システム
20 検知システム
LD1 検知用光
T0 一定期間
T1 第1期間
T2 第2期間
1, 1A to
Claims (11)
前記発光部からの前記検知用光を受光する受光部と、
第1期間と第2期間とが交互に繰り返されるように、少なくとも前記発光部を制御する制御部と、
前記受光部が受光した前記検知用光の受光レベルに基づいて対象物の状態を判別する判別部と、を備え、
前記第1期間は、前記発光部が前記検知用光を発光する発光動作と前記受光部が前記検知用光を受光する受光動作との両方が行われる期間であり、
前記第2期間は、前記発光動作と前記受光動作との少なくとも一方が行われない期間である、
検知装置。 A light emitting section for emitting detection light;
A light receiving unit that receives the detection light from the light emitting unit;
A control unit that controls at least the light emitting unit such that the first period and the second period are alternately repeated;
A discriminating unit for discriminating a state of an object based on a light receiving level of the detection light received by the light receiving unit,
The first period is a period in which both a light emitting operation in which the light emitting unit emits the detection light and a light receiving operation in which the light receiving unit receives the detection light are performed.
The second period is a period in which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
Detection device.
請求項1に記載の検知装置。 The first period is shorter than the second period;
The detection device according to claim 1.
請求項1又は2に記載の検知装置。 The control unit randomly changes the length of the second period.
The detection device according to claim 1 or 2.
請求項1〜3のいずれか1項に記載の検知装置。 The determination unit determines the state of the object based on a ratio of the light reception level exceeding a threshold value in a certain period;
The detection apparatus of any one of Claims 1-3.
請求項1〜3のいずれか1項に記載の検知装置。 The determination unit determines the state of the object based on the number of times the light reception level exceeds a threshold value in a certain period.
The detection apparatus of any one of Claims 1-3.
請求項1〜5のいずれか1項に記載の検知装置。 The light receiving level is a difference between a first light receiving level of light received by the light receiving unit in the first period and a second light receiving level of light received by the light receiving unit in the second period.
The detection apparatus of any one of Claims 1-5.
請求項1〜6のいずれか1項に記載の検知装置。 A communication unit that transmits information on the determination result of the determination unit;
The detection device according to any one of claims 1 to 6.
前記発光部からの前記検知用光を前記受光部へ反射させる反射部材と、を備える、
検知システム。 The detection device according to any one of claims 1 to 7,
A reflection member that reflects the detection light from the light emitting unit to the light receiving unit,
Detection system.
前記通信部からの前記情報を受信する受信装置と、を備える、
通信システム。 A detection device according to claim 7;
A receiving device that receives the information from the communication unit,
Communications system.
前記発光部からの前記検知用光を受光する受光部と、
第1期間と第2期間とが交互に繰り返されるように、少なくとも前記発光部を制御する制御部と、
前記受光部が受光した前記検知用光の受光レベルに基づいて対象物の状態を判別する判別部と、を備える検知装置の制御方法であって、
前記第1期間は、前記発光部が前記検知用光を発光する発光動作と前記受光部が前記検知用光を受光する受光動作との両方が行われる期間であり、
前記第2期間は、前記発光動作と前記受光動作との少なくとも一方が行われない期間である、
検知装置の制御方法。 A light emitting section for emitting detection light;
A light receiving unit that receives the detection light from the light emitting unit;
A control unit that controls at least the light emitting unit such that the first period and the second period are alternately repeated;
A determination unit that determines a state of an object based on a light reception level of the detection light received by the light receiving unit,
The first period is a period in which both a light emitting operation in which the light emitting unit emits the detection light and a light receiving operation in which the light receiving unit receives the detection light are performed.
The second period is a period in which at least one of the light emitting operation and the light receiving operation is not performed.
Control method of the detection device.
請求項10に記載の検知装置の制御方法を実行させるためのプログラム。 Computer system,
The program for performing the control method of the detection apparatus of Claim 10.
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