JP2019197281A - 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム - Google Patents
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例えば、特許文献1に記載の情報処理システムは、健康保険組合システムから電子レセプトデータを取得してデータセンタのサーバ内データベースを更新する。
一方、健康保険組合等からレセプトデータを取得してサーバ装置に蓄積しておくためには、法に基づき被保険者各々から第三者提供に関する事前同意を取得する必要があるが、情報提供の対象となる全ての被保険者から事前同意を取得することは困難である。特に、全ての健康保険の全ての被保険者が情報提供の対象となる場合など、被保険者の数が非常に多い場合、全ての被保険者一人ひとりから事前同意を取得することは実務上不可能に近い。また大量のレセプトデータをごく限られたサーバ装置に蓄積することで、情報漏洩の可能性が高くなる。
療養担当者に情報を提供することができ、かつ、情報漏洩の可能性をより低減させられることが好ましい。
図1は、実施形態に係る情報提供システムの装置構成の例を示す概略ブロック図である。図1に示す構成で、レセプト情報処理装置100と、情報提供サービス装置200との組み合わせを情報提供システムと称する。
また、レセプト情報処理装置100、情報提供サービス装置200、レセプト情報サーバ装置710、提供用情報サーバ装置720、端末装置800の各々は、通信ネットワーク900に通信接続する。情報提供システム1と通信を行うレセプト情報サーバ装置710および提供用情報サーバ装置720の数は、それぞれ1つ以上であればよい。情報提供システム1と通信を行う端末装置800の数も1つ以上であればよい。
情報提供システム1が、被保険者の情報を蓄積する必要がない点で、情報提供システム1が被保険者の情報を蓄積する場合よりも情報漏洩の可能性を低減させることができる。
レセプト情報サーバ装置710は、例えばワークステーション(Workstation)またはパソコン(Personal Computer;PC)等のコンピュータを用いて構成される。
提供用情報サーバ装置720は、例えばワークステーションまたはパソコン等のコンピュータを用いて構成される。
レセプト情報サーバ装置710と提供用情報サーバ装置720とが別々の装置として構成されていることで、匿名化された提供用情報と、レセプト情報など個人を特定可能な情報とが共に漏洩する可能性を低減することができる。この点で、情報漏洩の可能性をより低減させることができる。
端末装置800は、例えばスマートフォンまたはパソコン等のコンピュータを用いて構成される。
レセプト情報処理装置100は、保険者が有しているレセプト情報を加工し、成果物である提供用情報を保険者自身が管理している提供用情報サーバ装置720に送信するので、業務委託の範囲内で処理を行うことができる。これにより、レセプト情報処理装置100が提供用情報を生成する毎に被保険者の承諾を得る必要はない。
情報提供サービス装置200は、例えばワークステーションまたはパソコン等のコンピュータを用いて構成される。情報提供サービス装置200が、1つのコンピュータを用いて構成されていてもよいし、複数のコンピュータを用いて構成されていてもよい。
また、処理側通信部110は、提供用情報応答部の例に該当し、レセプト情報処理装置100がレセプト情報に基づいて生成した提供用情報を、レセプト情報の送信元の保険者の提供用情報サーバ装置720に送信する。
レセプト情報閲覧用IDリスト記憶部181は、レセプト情報閲覧用IDリストを記憶する。上記のように、レセプト情報閲覧用IDリストは、提供用情報サーバ装置720から提供用情報を取得するためのレセプト識別情報を被保険者毎に示す情報である。
個人資格履歴情報生成部191は、処理側通信部110が受信する資格情報に基づいて、個人資格履歴情報を生成する。
個人資格履歴情報を用いれば、被保険者の現在の保険証の情報から、被保険者の現在の保険の保険者だけでなく、被保険者の過去の保険の保険者においても被保険者を識別可能である。例えば、以下の手順で、各保険者における被保険者識別情報を取得することができる。
(2) 得られた被保険者識別情報に個人資格履歴情報で対応付けられている個人識別情報を読み取る。
(3) 得られた個人識別情報に個人資格履歴情報で対応付けられている被保険者識別情報を全て読み取る。
レセプト識別情報を用いて、提供用情報サーバ装置720から提供用情報を取得することができる。
また、図4の例では、2つの保険者それぞれにおける被保険者識別情報が個人資格履歴情報に含まれている。第1の被保険者の被保険者識別情報の値は「555」となっている。第2の被保険者の被保険者識別情報の値は「777」となっている。
値が「555」の被保険者識別情報には、値が「6754」のレセプト識別情報と、値が「6789」のレセプト識別情報と、・・・、値が「6831」のレセプト識別情報とが対応付けられている。値が「777」の被保険者識別情報には、値が「8044」のレセプト識別情報と、値が「8231」のレセプト識別情報と、・・・、値が「8858」のレセプト識別情報とが対応付けられている。
図5は、提供用情報生成部192が生成する提供用情報のデータ構成の例を示す図である。図5の例で、提供用情報は、レセプト識別情報と特定項目情報とが一対一に対応付けられて構成されている。提供用情報の特定項目情報は、その提供用情報のレセプト識別情報が識別するレセプト情報から、予め定められている特定項目の情報を抽出して生成される。提供用情報生成部192は、1つのレセプト情報から1つの特定項目情報が生成される。従って、レセプト識別情報は、レセプトを識別する情報であるとともに、特定項目情報を識別する情報でもある。さらには、上記のようにレセプト識別情報と提供用情報とは一対一に対応付けられているので、レセプト識別情報を用いれば、提供用情報を一意に識別することができる。
図6〜図8の例の場合、提供用情報生成部192は、領域A11および領域A12から傷病歴の情報を抽出する。また、提供用情報生成部192は、領域A13および領域A21から投薬の情報を抽出する。また、提供用情報生成部192は、領域A22から処置の情報を抽出する。また、提供用情報生成部192は、領域A23およびA24から手術の情報を取得する。また、提供用情報生成部192は、領域A25およびA31から検査の情報を抽出する。
提供用情報の生成を完了すると、提供用情報生成部192は、レセプト情報を削除する。また、処理側通信部110が、処理側制御部190の制御に従って提供用情報をレセプト情報提供元の保険者の提供用情報サーバ装置720へ送信する。
但し、提供用情報生成部192が特定項目情報に含める情報は、上記した傷病歴、投薬、処置、手術および検査の情報に限定されない。例えば、提供用情報生成部192が、これらの情報に加えて画像診断の情報をレセプトから抽出し、画像診断の情報をさらに含む特定項目情報を生成するようにしてもよい。
一方、被保険者の認証は、療養の対象となっている被保険者以外の被保険者の情報を不正に閲覧することを防止する目的に加えて、情報の閲覧に対する被保検者の同意を確認するために行われる。
一方、被保険者は、療養担当者が被保険者の情報を閲覧することに同意しない場合は、被保険者を識別するカードを療養担当者に貸さない。この場合、療養担当者は、認証処理部193による被保険者の認証を受けられず、その結果、被保険者の情報を閲覧できない。
このように、被保険者は、実際に療養を受ける際に、情報の閲覧に同意するか否かを選択できる。そして、被保険者は、カードを貸すか否かという簡単な動作で意思表示を行うことができる。
提供側通信部210は、提供用情報取得部の例に該当し、認証処理部193が認証に成功した場合に、レセプト情報閲覧用IDリストに基づいて保険者の提供用情報サーバ装置720から提供用情報を取得する。
また、提供側通信部210は、提供用情報送信部の例に該当し、提供用情報サーバ装置720から得られた提供用情報を整形して要求元の療養担当者の端末装置800に送信する。
提供側制御部290は、情報提供サービス装置200の各部を制御して各種処理を実行する。提供側制御部290は、情報提供サービス装置200が備えるCPUが提供側記憶部280からプログラムを読み出して実行することで構成される。
提供側通信部210が提供用情報を提供用情報サーバ装置720から受信すると、情報提供処理部291は、得られた提供用情報を端末装置800向けの提供用情報に加工する。そして、情報提供処理部291は、提供側通信部210を制御して、加工後の提供用情報を要求元の端末装置800へ送信させる。
スマートフォン810は、端末装置800の本体として機能する。スマートフォン810は、ユーザ操作に従って、提供用情報の提供を情報提供システム1に要求する。そして、スマートフォン810は、得られた提供用情報を表示する。
但し、端末装置800の構成は、スマートフォン810を用いた構成に限定されない。例えば、端末装置800が、スマートフォン810に代えてパソコンまたはタブレット端末装置などのコンピュータを用いて構成されていてもよい。
療養担当者識別カード840は、療養担当者の識別情報を示すカードであればよい。例えば療養担当者識別カード840は、情報提供システム1専用に設けられたカードであってもよいが、これに限定されない。
被保険者識別カード830は、被保険者の識別情報を示すカードであればよい。例えば被保険者識別カード830は、被保険者の保険証であってもよいが、これに限定されない。
図11は、レセプト情報処理装置100がレセプト情報閲覧用IDリストを生成する処理手順の例を示すシーケンス図である。
図11の処理で、保険者のレセプト情報サーバ装置710は、新たに保険の対象となった被保険者の資格情報、または、氏名の変更など資格情報に変更が生じた被保険者の資格情報を、レセプト情報処理装置100へ送信する(シーケンスS101)。上記のように、保険証に記載の記号、番号、生年月日および氏名を資格情報として用いることができる。
さらに、個人資格履歴情報生成部191は、資格情報の確認訂正処理を行う(シーケンスS103)。例えば、個人資格履歴情報生成部191は、レセプト情報処理装置100の表示装置に資格情報を表示させ、資格情報を訂正するユーザ操作に従って資格情報を訂正する。
図12の処理で、保険者のレセプト情報サーバ装置710は、レセプト情報をレセプト情報処理装置100へ送信する(シーケンスS201)。
レセプト情報処理装置100では、処理側通信部110がレセプト情報を受信すると、提供用情報生成部192が、レセプト情報の名寄せ処理を行う(シーケンスS202)。ここでいう名寄せは、旧字体と新字体との違いなど、氏名等の表記の揺らぎを解消することである。例えば、提供用情報生成部192は、レセプト情報における被保険者の氏名の情報等をレセプト情報処理装置100の表示装置に表示させ、氏名等を訂正するユーザ操作に従って氏名等の情報を訂正する。
名寄せ処理により、提供用情報生成部192は、レセプト情報に示される被保険者のレセプト情報閲覧用IDリストを正確に選択できる。
そして、提供用情報生成部192は、得られた特定項目データにレセプト識別情報を付与して提供用情報を生成する(シーケンスS204)。
提供用情報生成部192は、処理側通信部110を制御して、提供用情報をレセプト情報送信元のレセプト情報サーバ装置710と同じ保険者の提供用情報サーバ装置720へ送信させる(シーケンスS205)。
一方、レセプト情報処理装置100では、提供用情報生成部192が、シーケンスS204で用いたレセプト識別情報を、レセプト情報閲覧用IDリスト記憶部181が記憶しているレセプト情報閲覧用IDリストに加える更新処理を行う(シーケンスS207)。
図13の処理で、端末装置800は、療養担当者の認証用情報を含むログイン要求をレセプト情報処理装置100へ送信する。
次に、端末装置800は、被保険者の識別情報を含むレセプト識別情報要求をレセプト情報処理装置100へ送信する(シーケンスS303)。
次に、処理側制御部190は、被保険者の識別で特定されたレセプト情報閲覧用IDリストのレセプト識別情報を取得する(シーケンスS305)。処理側制御部190が、レセプト情報閲覧用IDリスト記憶部181からレセプト情報閲覧用IDリスト全体を読み出すようにしてもよいし、レセプト情報閲覧用IDリストのうちレセプト識別情報の部分を読み出すようにしてもよい。
処理側制御部190は、処理側通信部110を制御してレセプト識別情報を要求元の端末装置800へ送信させる(シーケンスS305)。処理側制御部190が処理側通信部110を制御して、レセプト情報閲覧用IDリスト全体を送信させるようにしてもよいし、レセプト情報閲覧用IDリストのうちレセプト識別情報の部分を送信させるようにしてもよい。
図14の処理で、端末装置800は、情報提供要求にレセプト識別情報を含めて情報提供サービス装置200へ送信する(シーケンスS401)。
情報提供サービス装置200では、提供側通信部210が情報提供要求を受信すると、提供側制御部290が、提供用情報を提供用情報サーバ装置720に要求する(シーケンスS402)。具体的には、提供側制御部290は、提供側通信部210を制御して、端末装置800から送信されたレセプト識別情報が識別する提供用情報を格納している提供用情報サーバ装置720に対して、レセプト識別情報を含む提供用情報要求を送信させる。
情報提供サービス装置200では、提供側通信部210が提供用情報サーバ装置720からの提供用情報を受信すると、提供側制御部290が得られた提供用情報を整形する(シーケンスS405)。そして、提供側制御部290は、提供側通信部210を制御して、整形後の提供用情報を要求元の端末装置800へ送信させる(シーケンスS406)。
端末装置800は、情報提供サービス装置200からの提供用情報を受信すると、受信した提供用情報を表示する(シーケンスS407)。
情報提供システム1によれば、レセプト情報に基づく情報(提供用情報)を療養担当者に提供することができる。
このように、レセプト情報処理装置100が提供用情報を生成するプロセスが保険者マターとして展開することから、このプロセスは第三者提供には該当しない。これにより、レセプト情報処理装置100が提供用情報を生成する毎に被保険者の承諾を得る必要はない。そして、認証処理部193が、情報提供の際に被保険者の認証を行うことで、被保険者は、実際に療養を受ける際に、情報の閲覧に同意するか否かを選択可能であり、カードを貸すか否かという簡単な動作で意思表示を行うことができる。この点で、情報提供システム1によれば、個人情報保護の法的要件をシステムの運用そのものにより満たすことができる。
情報提供システム1によるこれらの効果は、レセプトデータの広く国民的な活用によるメリットの最大化と、その前提となる、全国民一人ひとりを対象と見做した個人情報保護の法的要件具備の困難性との相克を解消し、健康保険制度の健全な運用、発展に貢献するものである。
認証処理部193が、情報提供の際に、被保険者の認証に加えてさらに療養担当者の認証を行うことで、情報を参照する資格を有していない者が不正に情報提供を要求する可能性を低減させることができる。
また、提供用情報サーバ装置720は、レセプト識別情報を用いて提供用情報を特定することができる。情報提供システム1によれば、被保険者と提供用情報との対応関係の検出を提供用情報サーバ装置720側で行う必要がない点で、提供用情報サーバ装置720の負荷が小さくて済み、また、提供用情報サーバ装置720の処理時間が短くて済む。
個人資格履歴情報生成部191が、被保険者の保険の記号および番号と、被保険者の生年月日と、被保険者の氏名とに基づいて被保険者識別情報を生成することで被保険者を一意に特定することができる。
また、個人資格履歴情報生成部191が、被保険者識別情報としてハッシュ値を用いることで、情報の匿名化を行うことができる。この点で、情報提供システム1では、より一層情報の保護を図ることができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、コンパクトディスク等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
100 レセプト情報処理装置
110 処理側通信部
180 処理側記憶部
181 レセプト情報閲覧用IDリスト記憶部
190 処理側制御部
191 個人資格履歴情報生成部
192 提供用情報生成部
193 認証処理部
200 情報提供サービス装置
210 提供側通信部
280 提供側記憶部
290 提供側制御部
291 情報提供処理部
710 レセプト情報サーバ装置
720 提供用情報サーバ装置
800 端末装置
810 スマートフォン
820 カードリーダ
830 被保険者識別カード
840 療養担当者識別カード
900 通信ネットワーク
Claims (6)
- 保険者から一時的に取得した被保険者のレセプト情報に基づく匿名の情報と、前記レセプト情報を識別する匿名のレセプト識別情報とが対応付けられた提供用情報を生成する提供用情報生成部と、
前記提供用情報を前記レセプト情報の送信元の保険者のサーバ装置に送信する提供用情報応答部と、
療養担当者の端末装置からの前記提供用情報の提供要求に対して、提供される情報の対象者である被保険者の認証を行う認証処理部と、
前記認証処理部が認証に成功した場合、前記レセプト識別情報に基づいて前記保険者のサーバ装置から前記提供用情報を取得する提供用情報取得部と、
得られた提供用情報を要求元の療養担当者の端末装置に送信する提供用情報送信部と、
を備える情報提供システム。 - 前記認証処理部は、前記療養担当者の端末装置からの前記提供用情報の提供要求に対して、情報提供の要求者である療養担当者の認証をさらに行い、
前記提供用情報取得部は、前記認証処理部が前記被保険者の認証および前記療養担当者の認証の両方に成功した場合、前記保険者のサーバ装置から前記提供用情報を取得する、
請求項1に記載の情報提供システム。 - 保険者と、当該保険者による保険の適用対象の被保険者とを示す資格情報を取得する情報取得部と、
前記被保険者と一対一に対応付けられた個人識別情報と、前記被保険者の現在または過去の保険の保険者毎に当該保険者において前記被保険者を識別する被保険者識別情報とが対応付けられた個人資格履歴情報を、前記資格情報に基づいて生成する個人資格履歴情報生成部と、
をさらに備え、
前記提供用情報生成部は、前記個人資格履歴情報における前記被保険者識別情報と前記レセプト識別情報とが対応付けられたレセプト情報閲覧用IDリストを生成し、
前記提供用情報取得部は、前記レセプト情報閲覧用IDリストから得られる前記レセプト識別情報に基づいて、前記保険者のサーバ装置から前記提供用情報を取得する
請求項1または請求項2に記載の情報提供システム。 - 前記情報取得部は、前記被保険者の保険の記号および番号と、前記被保険者の生年月日と、前記被保険者の氏名とを示す前記資格情報を取得し、
前記個人資格履歴情報生成部は、前記被保険者の保険の記号および番号と、前記被保険者の生年月日と、前記被保険者の氏名とに基づくハッシュ値を前記被保険者識別情報として生成する、
請求項3に記載の情報提供システム。 - 保険者から一時的に取得した被保険者のレセプト情報に基づく匿名の情報と、前記レセプト情報を識別する匿名のレセプト識別情報とが対応付けられた提供用情報を生成する工程と、
前記提供用情報を前記レセプト情報の送信元の保険者のサーバ装置に送信する工程と、
療養担当者の端末装置からの前記提供用情報の提供要求に対して、提供される情報の対象者である被保険者の認証を行う工程と、
前記認証に成功した場合、前記レセプト識別情報に基づいて前記保険者のサーバ装置から前記提供用情報を取得する工程と、
得られた提供用情報を要求元の療養担当者の端末装置に送信する工程と、
を含む情報提供方法。 - コンピュータに、
保険者から一時的に取得した被保険者のレセプト情報に基づく匿名の情報と、前記レセプト情報を識別する匿名のレセプト識別情報とが対応付けられた提供用情報を生成する工程と、
前記提供用情報を前記レセプト情報の送信元の保険者のサーバ装置に送信する工程と、
療養担当者の端末装置からの前記提供用情報の提供要求に対して、提供される情報の対象者である被保険者の認証を行う工程と、
前記認証に成功した場合、前記レセプト識別情報に基づいて前記保険者のサーバ装置から前記提供用情報を取得する工程と、
得られた提供用情報を要求元の療養担当者の端末装置に送信する工程と、
を実行させるためのプログラム。
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