JP2019195617A - 歯科インプラントシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】支台部のアンカー部への固定の間および次の移植状態における不良が発生しにくい歯科インプラントシステムを提供する。【解決手段】骨組織における固定のためのセラミックで作製されるアンカー部1と、セラミック材料の支台部2とを備え、アンカー部は、歯冠端部に向かって開かれる凹部を備え、支台部は、軸方向に連続的で、かつ支台部ねじ3が挿入可能である開口部を備え、支台部ねじは、支台部のアンカー部への固定のために、凹部のアンカー部上に形成されるまたは凹部の中へ挿入される挿入要素上に存在する雌ねじ17の中へ係合するように構成され、ねじ頭部31を備え、歯冠側に形成され、かつ開口部の中へねじを挿入する際にねじ頭部とともにストップを形成する肩部が、開口部に存在する。ねじ頭部および肩部は、ストップまでのねじの回転が肩部とねじ頭部との間のくさび接続をもたらすように相互作用する。【選択図】図7
Description
本発明は、医療技術の分野に関する。それは、歯科インプラントシステムにも関する。
2部品からなるインプラントシステムが、歯科インプラントシステムの間で普及している。これらは、実際のインプラント(「アンカー部」、または、ねじ山が設けられる場合「ねじ」ともよばれる)と、それに固定するために設けられる支台部とを備える。ここで、アンカー部は、骨表面と概ね同一面に導入されるように(いわゆる骨レベルインプラントとして)設計され得る、または骨表面の歯根側の領域が設けられ得る。前記領域は、ねじ山が一般的に設けられるイノッサル(ennossal)領域に対して広げられ、「チューリップ」ともよばれることもあり、歯茎表面におおよそ達することが想定される。このような歯肉貫通(transgingival)領域を有するインプラントは、「組織レベル」インプラントとよばれる。歯茎から突出し、2部品からなるインプラントシステムにおける上部構造、したがって歯冠、ブリッジまたはプロテーゼ等の固定のために機能する領域(「柱」)が、支台部によって形成される。
確立されたチタンの他、セラミック材料、これらのうち、特に酸化ジルコニウムセラミック(「ジルコニウム」ともよばれ、科学的に必ずしも正確ではない)が、ますます重要性を得ている。セラミックインプラントは、それらの色によって美的利点を有し、さらにそれらはインプラント表面上の骨組織と歯肉組織との一体化を特に良好に促進し、しばしば金属インプラントよりも患者に大いに受け入れられる。しかしながら、それらは、脆性で硬質であり、より延性のある金属インプラントとは対照的に、大きな機械的負荷を与えられると脆性破壊の傾向を有するという不利益を有し、すべてのインプラント形状がさっさと製造可能でない理由でもある。
2部品からなるインプラントシステムについて、支台部をアンカー部に固定する様々な可能性が存在する。本文において支台部ねじとよばれるねじは、しばしばチタン系システムにおいて用いられ、このねじは、歯冠側からアクセス可能である支台部の凹部を通り、アンカー部のねじ山の中へ係合する。支台部ねじの頭部は、支台部の上述の凹部に形成される肩部に当接し、この理由で、アンカー部に対する支台部およびその固定柱をこのために設けられるアンカー部の凹部の中へ押す。
その設計に固有なものとして、このような支台部ねじはアンカー部および支台部のある構造に局所的に非常に高い力を与える。これが、チタン系システムにおいて非常に広がっているが、脆性で硬質なセラミックインプラントシステムの場合においてしばしば不良をもたらす理由である。この理由のために、セラミックシステムは大部分で接合され、すなわち支台部は接着剤によってアンカー部に固定され、周知の接着接続の不都合を伴う。
US2014/0272791は、チタンのインプラントを有し、支台部を有する歯科インプラントシステムを開示している。セラミック材料は代替例として述べられている。モールステーパ(Morse taper)を用いることによってインプラントと支台部との間に締まり嵌め接続が存在する。頭部が支台部の内部の段差に当接するねじが、支台部をインプラントに固定するために機能する。
公報JPH09 66065は、任意にはヒドロキシアパタイトまたはセラミックのコーティングを有する、金属インプラントおよび支台部を有する歯科インプラントシステムを開示している。頭部が下側において円錐形であるねじが、支台部をインプラントに固定するために機能する。ねじがストップまでねじ留めされる場合、円錐形表面は、支台部の雌ねじと接触する。この構成では、支台部の肩部は、インプラントの歯冠端部面の端部表面上に当接する。
雌ねじに対して押されるインプラント頭部の円錐形表面を有するJPH09 66065の解決法は、局所的に非常に高い応力ピークをもたらす、ねじ山の経路によって片側のみでかつ短い線にのみに沿って支台部に当接するねじをもたらす。この解決法は、セラミック支台部材料に好適でなく、または少なくとも大きな不利益および容認しがたい不良の高い可能性を伴い得る。
支台部ねじがアンカー部の凹部に設置される挿入要素の助けによって保持されることについて、セラミックをベースとする2部品からなる骨レベルインプラントシステムが、WO2017/096494に開示されている。
本発明の目的は、アンカー部および支台部を有する2部品からなるインプラントシステムを提供することであり、従来技術の不都合を克服し、特に支台部のアンカー部への固定の間および次の移植状態における不良が発生しにくいように設計される。
この目的は、本発明によって達成され、特許請求項に規定される。
本発明の局面によれば、歯科インプラントシステムであって、
骨組織における固定のためのアンカー部を備え、アンカー部は、セラミック材料で製造され、軸を規定し、
アンカー部は、支台部の固定柱の係合のために、歯冠端部に向かって開かれる凹部を備え、歯科インプラントシステムはさらに、
凹部の中へ係合するための固定柱を有する、セラミック材料の支台部と、
支台部ねじと、を備え、
支台部は、軸方向に連続的であり(貫通開口部)、かつ支台部ねじが挿入可能である、開口部を備え、支台部ねじは、支台部のアンカー部への固定のために、凹部のアンカー部上に形成されるまたは凹部の中へ挿入される挿入要素上に存在する雌ねじの中へ係合するように構成されており、
支台部ねじは、ねじ頭部を備え、
歯冠側に形成され、かつねじ頭部とともに開口部の中へねじを挿入する際にストップを形成する肩部が、開口部に存在する、歯科インプラントシステムが提供される。
本発明の局面によれば、歯科インプラントシステムであって、
骨組織における固定のためのアンカー部を備え、アンカー部は、セラミック材料で製造され、軸を規定し、
アンカー部は、支台部の固定柱の係合のために、歯冠端部に向かって開かれる凹部を備え、歯科インプラントシステムはさらに、
凹部の中へ係合するための固定柱を有する、セラミック材料の支台部と、
支台部ねじと、を備え、
支台部は、軸方向に連続的であり(貫通開口部)、かつ支台部ねじが挿入可能である、開口部を備え、支台部ねじは、支台部のアンカー部への固定のために、凹部のアンカー部上に形成されるまたは凹部の中へ挿入される挿入要素上に存在する雌ねじの中へ係合するように構成されており、
支台部ねじは、ねじ頭部を備え、
歯冠側に形成され、かつねじ頭部とともに開口部の中へねじを挿入する際にストップを形成する肩部が、開口部に存在する、歯科インプラントシステムが提供される。
特に、システムは、ねじ頭部および肩部が、ストップまでのねじの回転が肩部とねじ頭部との間のくさび接続をもたらすように相互作用することを特徴とする。
このくさび接続は、たとえば、長手方向区分において凹状の湾曲を有し、ストップに対してねじを押す際にねじ頭部の歯根限界を形成する歯根側に面するねじ頭部肩部とねじ頭部の歯根側のねじシャンクとの間に形成される肩部の外周縁部に対して押される、フィレットによって生じ得る。
このようなフィレットはねじシャンクとねじ頭部の歯根表面との間の遷移領域の例である。この中間領域において、支台部ねじの表面に対する法線は、0°とは異なるねじシャンクに対する法線への角度、および、0°とは異なるねじ頭部の歯根表面に対する法線への角度にある。外周縁部は、この遷移領域の支台部ねじに接触する。
本文脈では、「肩部」は、連続的な開口部の軸の周りに周方向に配置される段差として理解されるべきである。
「長手方向区分」によって意味されるものは、軸を通り、かつこれに平行である平面に沿った区分である。
特に、くさび接続は、支台部とのねじの押込みによって、実際にたとえば、ねじの縁部が支台部のフィレットの中へ(または別の遷移領域の中へ)押されることによって、または逆に、壁の実質的に鉛直方向部分を通る開口部と肩部との間の支台部遷移領域の中へねじが押されることによって形成されるねじ頭部肩部によって、もたらされ得る。このような支台部遷移領域は、中空フィレットとして設計されてもよく、表面に対する法線は、また、このような支台部遷移領域に規定される。上記法線は、鉛直部分に対する法線への角度(0°とは異なる)および肩部に対する法線への角度(0°とは異なる)にある。
特に、くさび接続は、ねじがストップまでねじ留めされるときに、ねじ頭部と支台部との間で線に沿って互いに対して押されることを意味し得、特にこのような線に沿って締まり嵌めをもたらす。
これは、ねじ頭部の外周縁部が支台部のフィレットの中へ押されるという逆の配置も考えられることを意味する。
フィレットの代わりに、支台部ねじまたは支台部は、縁部の当接のそれぞれの場所に円錐形部分を備えてもよい(すなわち、遷移領域または支台部遷移領域は円錐形である)。好ましくは、支台部または支台部ねじの縁部による接触の場所における支台部ねじまたは支台部の表面に対する法線は、軸に対して比較的大きな角度を有し、したがってこれに平行でなく、これにほぼ平行でもないため、述べられたくさび接続が生じる。角度は、たとえば少なくとも30°または少なくとも45°であり得る。
したがって、全体として、くさび接続は、支台部の外周縁部またはねじ頭部のフィレット状もしくは円錐形遷移領域のねじ頭部または支台部の当接によってもたらされ得る。
このくさびの効果は、支台部ねじが、ストップに達する際にねじ頭部の歯根端部にくさびで留められることであり、したがって、歯根側へのさらなる回転をもたらし得るさらなる回転運動がくさび(特に押込み)によって防止される。ストップを形成するための支台部の肩部に対して広範囲に押されるねじ頭部によって形成される歯根接触表面にすぎないということについて、従来技術にしたがう解決方法とは対照的に、この理由で課題は解決される。特に、本発明に係る手順の理由により、当接ねじにおけるねじ留めの際にストップに達した後、ねじ山がさらに回転可能となることを回避することができ、したがって、軸方向においても、かなりの応力が発生可能となることを防止することができる。このような応力は、最終的に、たとえばねじシャンクの領域またはねじシャンクとねじ頭部との間の遷移の領域において、材料不良を引き起こし得る。
したがって、この手順は、支台部ねじがセラミック材料で製造されることについて、特に完全なセラミックシステムにも好適である。
特に、アンカー部は、これによって移植される、雄ねじを備え得る。この場合、アンカー部の軸は、ねじ軸に対応する。
雌ねじ領域−雌ねじが存在する、または雌ねじを備える挿入要素が挿入され得る−の他、アンカー部の凹部は、たとえば円錐形支持領域を備えてもよく、そこにはたとえば同様に支台部の円錐形支持部分が係合する。このようなたとえば円錐体支持部は、アンカー部の水平方向の(すなわち、軸に対して垂直な)当接表面上における支台部の当接と比較して、第一に、向上された封止を有して作用するという利点を有する。第二に、ストップ上のねじの当接を条件として力が連続的に増加されることによって、特に有利な態様で、本願で記載されたタイプのくさび接続と相互作用する。
加えてまたは代替例として、凹部は、挿入工具(回転工具または支台部ドライバ)と相互作用するための挿入外形(回転外形)を有する内側構造領域および/または支台部の回転ロック構造を備えてもよい。特に、凹部は、歯冠側から歯根側まで、まず支持領域、次に内側構造領域、および次に雌ねじ領域を形成し得る。
インプラントおよび支台部の他、システムは、挿入工具を備えてもよい。
アンカー部の(および場合によっては支台部の)セラミック材料は、酸化セラミック、たとえば酸化ジルコニウムをベースとしたセラミック、特にイットリウム安定化された酸化ジルコニウム系セラミックであり得る。酸化アルミニウムをベースとしたセラミックが用いられてもよい。
アンカー部の(および場合によっては支台部の)セラミック材料は、酸化セラミック、たとえば酸化ジルコニウムをベースとしたセラミック、特にイットリウム安定化された酸化ジルコニウム系セラミックであり得る。酸化アルミニウムをベースとしたセラミックが用いられてもよい。
アンカー部は、特に、骨レベルアンカー部(歯肉縁下インプラント)として設計されてもよい、すなわち、その全体において、インプラントシステムのイノッサル部に属し、たとえば実質的にねじ山に対して広がる歯冠(歯肉貫通)領域の存在を排除する骨頂部高さまで沈むことが想定されるように成形される。しかしながら、たとえば組織レベルのアンカー部として、異なって設計されてもよい。
支持領域の歯根側の挿入外形の配置は、回転中にイノッサル的に(enossally)既に配置される領域の中への力伝達を可能にする。先述の利点の他、これは、インプラントのねじれがこれによって防がれ得るというさらなる利点を生み出す。
その軸方向の経路における、場合によって存在する挿入外形(すなわち、挿入外形が配置される、凹部の軸方向領域(挿入外形領域))は、特に、円筒形、すなわち軸に沿って並進的に対称的であり、またはたとえば円錐形もしくは凹状もしくは場合によっては凸状であり得る。軸に垂直な断面において、規定にしたがう挿入外形は、回転方向に対称的ではない。特に、内側構造は、挿入外形の領域にn重回転軸を有し得る。nは1より大きい自然数である。楕円、場合によっては丸みを帯びた角部を有する多角形形状(三角形、矩形、五角形、六角形、等)、一定の厚さの湾曲、星形または花形が、挿入外形断面形状の例である。
場合によっては存在する挿入工具の係合部分の外側構造は、たとえば実質的に挿入外形に対応するため、正確な嵌合挿入が可能である。挿入外形および係合部分は、したがって、それらの断面形状において互いに対応する。しかしながら、挿入外形に領域的に沿うのみである挿入工具の外側構造を排除しない。たとえば、係合部分は、最外縁部の中へ延在することを必ずしも必要とせず、および/または、規則的な外部六角形は、等辺三角形の中へ嵌合されることができる。しかしながら、好ましくは、可能な限り大きな力伝達表面が存在する場合がしばしばである。
支持領域は、挿入外形とは対照的に、回転方向に対称的であり得る。特に、支持領域は、既に述べたように円錐形であり得るが、ビーカーのように凹状または場合によっては凸状であってもよく、少なくとも領域的に円筒形である経路が可能であってもよい。
支持領域は、正確に嵌合するように、支台部を取り囲み得る。これにより、凹部の封止も可能な状態になる。インプラントは、特に支持領域における内側円錐部を備える。歯根領域における支台部は、対応する外形円錐部を形成する支持部分を備える。内側円錐部および外側円錐部は、各々、少なくとも1つの円錐形くさび表面を形成する。これらは、互いに対に適応される。これにより、インプラントおよび支台部はくさび接続によって互いに接続され得ることとなる。インプラントとアンカー部との間の相対運動を抑制するアンカー部と支台部との間の位置的に安定で封止された接続は、内側円錐部と外側円錐部との間に形成する。理想的な場合では、これは、バクテリア、細菌および粒子に対するバリアを形成する。
実施例では、支台部は、組立て状態において挿入外形の中へ係合する回転ロック構造を備える。この構造は、同様に、正確に嵌合するように挿入外形の中へ係合し得る。代替的な実施例では、軸を中心としてx・n桁の回転外形を有する回転ロック構造を想定し得る。xは1よりも大きい自然数である。これらの実施形態では、インプラントに対する支台部の回転位置は、挿入外形の中への支台部の回転ロック構造を受容することによって、n回で、xの別個の回転位置に固定され得る。これは、回転の際の可能な力導入として好都合であるという理由のために、挿入外形(回転外形)が低い回転対称(たとえば、単に3重のもの)を有する場合に、有利であり得る。このアプローチによって、これにかかわらず、多くの可能性のある相対回転位置が可能になり、支台部が角度付けられる、またはそうでなければ軸を中心とした回転対称から逸脱する構造を有する場合、常に重要であり得る。
インプラントシステムは、インプラント(アンカー部)が治癒するまでアンカー部の移植後にそれを介して歯肉が縫合される、内部成長のプロセスのためのキャップ、および/または、支台部の代わりにアンカー部に一時的に固定され、かつ後に所望されることとなる形状への歯肉の成長を可能にする、少なくとも1つの歯肉成形部をさらに備えてもよい。キャップおよび/または歯肉成形部は、セラミックであってもよく、または好適なプラスチックで製造されてもよく、金属の実施形態もこれらの一時的な要素のために考えられる。
本文で、インプラントシステムの要素に関する「歯冠側に」および「歯根側に」という用語は、アンカー部が顎骨の中へねじ留めされ、支台部(および場合によっては上部構造)がアンカー部に、同様に天然歯に固定される、移植された状態の場合にあるものとして用いられ、すなわち、「歯根側に」とは、顎骨の内部へ根冠に向かう方向であり、「歯冠側に」とは、反対の歯冠に向かう方向である。
本発明の主題が、以下、添付の図面に表される好ましい実施形態の例によって表される。一部、図ごとに異なるスケールが示される。
図において、同様の参照符号が、同一または類似の部分を示す。
たとえば図1〜図3に表される歯科インプラント(アンカー部1)は、ほぼ全長にわたって、ほぼ歯冠端部まで延在するとともに、軸100を規定する雄ねじ11を備える。アンカー部1は、歯根側にわずかに先細形状を有するため、軸100に平行な平面に沿った断面において、全体として、ねじ山深部および歯根側クランプ溝12を例外としてわずかに凸状に湾曲しており、全体として、連続的に歯冠側の緩やかな円筒形から歯根側の先細形状までまとまる。雄ねじ11は、一定でないねじ山深さを有し、たとえばセルフタッピング式で設計される。
たとえば図1〜図3に表される歯科インプラント(アンカー部1)は、ほぼ全長にわたって、ほぼ歯冠端部まで延在するとともに、軸100を規定する雄ねじ11を備える。アンカー部1は、歯根側にわずかに先細形状を有するため、軸100に平行な平面に沿った断面において、全体として、ねじ山深部および歯根側クランプ溝12を例外としてわずかに凸状に湾曲しており、全体として、連続的に歯冠側の緩やかな円筒形から歯根側の先細形状までまとまる。雄ねじ11は、一定でないねじ山深さを有し、たとえばセルフタッピング式で設計される。
完成された移植された状態において支台部2の固定柱21が突出する凹部13が、歯冠端部に向かって開いている。凹部は、歯冠支持領域18、この歯根側に挿入外形領域19、およびこの歯根側に雌ねじ領域17を形成する。支持領域18は、全体として、歯冠側にわずかに広がる直径の円錐経路を有する。挿入外形領域19では、凹部は、軸100を中心として回転方向に対称的でないような挿入外形を形成する。表された実施形態の例では、丸みを帯びた角部を有する等辺六角形が軸に垂直な平面に沿った断面において形成される。軸に沿って一定の断面を有するという意味では、円筒形である。雌ねじ領域には、支台部ねじのねじ山に一致する雌ねじが設けられる。
表された実施形態の例において、アンカー部1と支台部2との間の内側接続を終了させる環状縁部を有するインプラント肩部10が骨レベルにあることについて、アンカー部は骨レベルインプラントである。しかしながら、本発明は、たとえばチューリップのように広がるたとえば歯肉貫通領域がねじ山を有するイノッサル部の歯冠側のアンカー部上に形成されることについて、他の2部品からなるインプラントシステム、特に組織レベルインプラントに適用されてもよい。
固定柱21の他、支台部2は、上部構造を固定するための歯冠柱23を備える。たとえば歯肉の予想された経路に適合される歯肉貫通領域22は、この歯根側に形成される。固定柱に対する、したがって軸100に対するその角度を含む、このような歯肉貫通領域22および柱23の形状−本願では任意の平坦部を有して描かれている−は、特定の要求に適合され、インプラントが配置される場所または顎のどこに配置されているかに依存する。特に、少なくとも1つのアンカー部を有する移植セットは、異なる移植状況のために様々な異なる支台部を備え得る。
その形状において支持領域18に一致する支持部分26は、固定柱21上に形成され、回転ロック構造27がこの歯根側に形成される。回転ロック構造は、同様に丸みを帯びた縁部を有する六角形形状を有する。
支台部は、支台部ねじのための軸方向に連続的な開口部29を備える。これは、支台部ねじの頭部のための肩部24をさらに形成する。さらに、いわゆる復旧工具(当接部を除去するための工具)のための任意の支台部雌ねじ25が、開口部に存在する。
支台部ねじ3は、アンカー部の雌ねじに一致される雄ねじ33、および、歯根方向においてねじストップ32を形成するねじ頭部31を有するシャンク領域を有する。ねじドライバ4のための、本願では内側六角形の形状で設計される、係合構造34を有する歯冠側に開口する凹部が、ねじ頭部に形成される。ねじドライバ4は、したがって、六角形構造を有する表された例示において、係合部分を備える。実施形態では、係合構造および係合部分は、わずかに歯根側に先細であり、すなわちわずかに円錐形に成形されているため、ねじドライバはわずかな押し込みを条件として当接ねじと容易にくさび留めし、したがってねじドライバ上にこれを保持する。歯冠側に、ねじドライバは、たとえば調整可能なトルクを有する歯止めのための、アダプタ頭部41を備える。
図3は、上部構造(三次構造)の適用の前における、支台部固定の手順の間のインプラントシステムを示す。支台部ねじ3のねじ山33は、アンカー部1のそれぞれの雌ねじによって歯根側に受容される。支台部ねじ3は、軸方向における引離しに関して、支台部2をアンカー部に対して固定する。ここで、支台部は、支持され、支持部分26がそこで凹部の内側表面に広範囲に当接することによって支持領域に案内される。支台部は、挿入形状の歯冠領域の中へ係合する回転ロック構造27によって、回転に対してこの位置に固定される。
図4〜図7は、ねじドライバ4がなく、係合構造がねじスロット35によって形成される点において他のものとの間で図1〜図3の実施形態の支台部ねじとは異なる、わずかに修正された支台部ねじを有する、歯科インプラントシステムを示す。
さらに、図4では、支台部は、歯冠柱23の領域において面取り部を有して描かれる。一般的に、従来技術からも周知であるように、それは、特に、要求および移植状況によって選択され得る支台部の歯冠柱であり、これによって軸に対して角度付けられる歯冠柱も発生し得ることとなる。しかしながら、連続的な開口部は、−それ自体周知であるように−角度付けされた歯冠柱を前提として、常に軸方向に延び得る。
本発明に係るくさび機構の作用原理は、拡大された態様で図7の詳細部VIIIを示す図8において、特によく理解されることができる。
連続的な軸方向の開口部29において支台部上に形成される肩部24は、縁部28の内側で終わる。組立て状態では、支台部ねじ3のフィレット38が縁部に対して押される。これによって、ねじは、支台部に対して傾き、さらに歯根側に回転され得ない。フィレット38の軸方向位置は、これがねじのためのストップを形成するように選択される。この手順の理由で、ストップを超えるねじの回転がこの傾きおよびこれによって作られるくさび効果によって防止されることを保証する。支台部の肩部上におけるねじ頭部の歯根側に面する接触表面の従来の当接を伴う従来技術と比較して、これは、支台部に対してねじを締め付ける際に、かなりの応力が軸方向においてねじに生み出され得ないという利点を有する。
図8に、尖った縁部として理想化された態様で、縁部28が描かれる。実際には、縁部28は、わずかに丸みを帯びていてもよい。しかしながら、くさび留めのために重要とされ得ることは、可能性のあるこのような丸み付けの半径(長手方向区分における)がフィレット38の半径(長手方向区分における)よりも小さいということであり、これにより線状接触が生じる。
さらに、縁部上へのフィレットの当接が起こる外周線がフィレット内、すなわち断面においてねじが凸状に丸みを帯びている領域内に依然としてもたらされる場合が好ましい。これによって、この線がねじ自体に精密に規定される必要のない、すなわち手順が製造公差に関して有利であるという利点ももたらす。
支台部との接触の場所における支台部ねじの表面に対する法線Nは、一般的に、軸に対して比較的大きな角度α、たとえば少なくとも30°または少なくとも45°またはさらに少なくとも55°を有する。特に、法線は、軸に対して平行でもほぼ平行でもない。図8には、角度αを示すために、補助線101が軸に対して平行に描かれている。法線の角度についてこの可能性のある状態は、円錐形部分がフィレットの代わりに存在する場合にも当てはまる。
説明された実施形態では、支台部ねじがアンカー部に直接存在する雌ねじ17の中へ係合する。しかしながら、本発明の原理は、EP2 878 280またはWO2017/096494に教示されるように、凹部の中へ挿入される別の挿入要素によってねじ山が形成されることに関するシステムに移転可能でもある。
Claims (12)
- 歯科インプラントシステムであって、
骨組織における固定のためのアンカー部(1)を備え、前記アンカー部は、セラミック材料で製造され、軸(100)を規定し、前記歯科インプラントシステムはさらに、
セラミック材料の支台部(2)を備え、
前記アンカー部は、支台部(2)の固定柱(21)が係合するために、歯冠端部に向かって開かれる凹部(13)を備え、前記歯科インプラントシステムはさらに、
支台部ねじ(3)を備え、
前記支台部(2)は、軸方向に連続的であり、かつ挿入されることとなる支台部ねじ(3)のために成形される開口部(20)を備え、前記支台部ねじは、前記支台部の前記アンカー部(1)への固定のために、前記凹部(13)の前記アンカー部上に形成されるまたは前記凹部(13)の中へ挿入される挿入要素上に存在する雌ねじ(17)の中へ係合するように構成されており、
前記支台部ねじ(3)は、ねじ頭部(31)を備え、
歯冠側に形成され、かつ前記開口部の中へ前記ねじを挿入する際に前記ねじ頭部とともにストップを形成する肩部(24)が、前記開口部に存在し、
前記ねじ頭部(31)および前記肩部が、前記ストップまでの前記ねじの回転が前記肩部(24)と前記ねじ頭部(31)との間のくさび接続をもたらすように相互作用することを特徴とする、歯科インプラントシステム。 - 前記くさび接続は、それぞれ、前記支台部の外周縁部(28)または前記ねじ頭部のフィレット状もしくは円錐形の遷移領域上の前記ねじ頭部または前記支台部の当接によってもたらされる、請求項1に記載のシステム。
- 長手方向区分において凹状湾曲を有し、前記ストップに対して前記ねじを押す際に前記肩部の外周縁部(28)に対して押されるフィレット(38)が、前記ねじ頭部(31)とこのねじ頭部の歯根側に配置されるねじシャンク(33)との間に形成される、請求項1または請求項2に記載のシステム。
- 前記くさび接続は、前記ねじ頭部(31)の前記支台部(2)との押込みによってもたらされる、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記支台部は、外周縁部(28)を形成し、前記縁部への接触の場所における前記支台部ねじの表面に対する法線は、前記軸に対して少なくとも30°の角度を有する、請求項4に記載のシステム。
- 前記支台部ねじは、セラミック材料から製造される、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記アンカー部(1)は、ねじ山軸が前記軸(100)に対応する雄ねじ(11)を備える、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記凹部(13)は、前記支台部(2)の円錐形支持部分(26)が係合する円錐形支持領域(18)を形成する、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記凹部(13)は、前記支台部(2)の対応する回転ロック構造(27)と相互作用するための挿入外形を形成する内側構造を有する内側構造領域(19)を備える、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記凹部(13)は、歯冠側から歯根側まで、まず前記支持領域、次に内側構造領域、次に内側ねじ山領域を形成する、請求項8および請求項9に記載のシステム。
- 前記内側構造の中へ係合するために適合される外側構造を備える係合部分を有する挿入工具をさらに備える、請求項9または請求項10に記載のシステム。
- 前記アンカー部(1)は、骨レベルアンカー部として設計される、先行する請求項のいずれか1項に記載のシステム。
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