JP2019193178A - 表示制御方法、プログラム及び画像形成装置 - Google Patents

表示制御方法、プログラム及び画像形成装置 Download PDF

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Motonori Kanzawa
元紀 神沢
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Abstract

【課題】アプリケーションを実行する画像形成装置の表示部に対して、画面形成に必要なデータ取得に時間を要する場合であっても、ユーザーの待機時間を削減して作業効率を向上させる。【解決手段】アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部を備えた画像形成装置における、表示画面の表示制御方法であって、表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み工程と、データを取得するデータ取得工程と、画面形成工程と、画面更新工程と、を備え、データ取得工程はさらに第1データ取得工程を備え、書き込み工程は、第1データ取得工程による第1取得データの取得に先立って、所定データを記憶領域に書き込み、画面形成工程は、所定データが記憶領域に書き込まれると、所定データによって形成された表示画面を形成し、画面更新工程は、表示画面を、所定データによって形成された画面から取得データによって形成された画面に更新する。【選択図】図10

Description

本発明は、表示制御方法、プログラム及び画像形成装置に関する。
近年、コピー、スキャン、ファックス、ドキュメント管理など様々な機能が備わった、複合機あるいはMFP(Multi-Function Peripherals)と呼ばれる画像形成装置が普及している。
さらに、IWS(Internal Web Server)というウェブサーバを画像形成装置に設け、IWSによってブラウザベースのアプリケーション(以降、IWSアプリケーションと表記)を実行させる技術が開発されている。画像形成装置には、さらにIWS API(IWS Application Programming Interface)というIWSアプリケーションを実行するためのプラットフォームが設けられ、IWSアプリケーションはIWS API及びウェブサーバシステムを介して必要なデータを画像形成装置から取得する。例えば、IWSアプリケーションは、IWS APIに対して実行画面の表示に必要なデータの問い合わせを行い、IWS APIを介して画像形成装置からデータを取得すると、これに基づいて画面形成に必要なデータを生成し、ウェブブラウザを介して画像形成装置の表示部に表示させる。
ここで、例えばメール機能を有するIWSアプリケーションを実行するとき、IWSアプリケーションは画像形成装置に保存されたアドレス帳データを取得する。アドレス帳データとして多数の電子メールアドレス(例えば、最大で2000件程度)が登録されていると、IWSアプリケーション、IWS API及びウェブサーバシステム、並びに画像形成装置との間でのこのような大容量なデータのやり取りには非常に時間がかかってしまう。従来の画像形成装置においては、IWSアプリケーションを実行するために必要なデータをすべて取得してから実行画面を形成するものとしているため、データの取得に時間を要すると、ユーザーの待機時間が長くなるという問題があった。
このような問題に関連して、特許文献1には、表示画面をユーザーが切り替える際に速やかに画面表示を行うことで、ユーザーがストレスなく情報の確認をできるようにすることを目的とした情報表示装置が開示されている。具体的には、複数の表示画面が層状に重なって表示される情報表示装置において、表示情報がすべて表示された表示画面と、表示情報を全く有しないダミー画面と、を用意し、下層に移動した表示画面を適宜ダミー画面に切り換えることによって、ユーザーが閲覧している最上層の画面以外のデータ取得を中止する。これにより、最上層の表示画面に表示すべき情報の取得を高速化し、ユーザーが所望の情報に速やかにアクセスすることができる。
特開2002−123245号公報
上記したIWSアプリケーションのデータ取得時に生じる問題については、特許文献1に記載のように、電子メールアドレスを複数のページに分類して(例えば、電子メールアドレスを複数のIndexに分類し、別々のページに割り振るなどして)、層状に表示したとしても、最上層の画面に必要なデータ量自体が大きい場合には、結局のところ表示画面が形成されるまでに時間がかかってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、アプリケーションを実行する画像形成装置の表示部に対して、画面形成に必要なデータ取得に時間を要する場合であっても、ユーザーの待機時間を削減して作業効率を向上可能な表示制御方法、プログラム及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の表示制御方法は、
アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部を備えた画像形成装置における、前記表示画面の表示制御方法であって、
前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み工程と、
前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得工程と、
前記表示画面を形成する画面形成工程と、
前記表示画面を更新する画面更新工程と、を備え、
前記データ取得工程は、第1データ取得工程をさらに備え、
前記書き込み工程は、前記第1データ取得工程によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
前記画面形成工程は、前記書き込み工程によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
前記画面更新工程は、前記書き込み工程によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示制御方法において、
前記画像形成装置は、画像形成装置を制御する第1システムと、アプリケーションと前記第1システムとを連携して動作させる第2システムと、で構成され、
前記第1データ取得工程は、前記第2システムを介して、前記第1システムが管理するデータを取得する
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示制御方法において、
前記データ取得工程は、前記第2システムを介することなく、前記第1システムが管理するデータを取得する第2データ取得工程をさらに備え、
前記画面形成工程は、
前記第2データ取得工程によって取得された第2取得データによって前記表示画面を形成する場合には、前記書き込み工程によって前記第2取得データが前記記憶領域に書き込まれた後に前記表示画面を形成する
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の表示制御方法において、
前記書き込み工程は、前記第1取得データのデータ量が所定のデータ量を超える場合に、前記所定データを前記記憶領域に書き込む
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
所定のデータ量を超える前記第1取得データは、アドレス帳データ、実行済みジョブ履歴データ、送信履歴データ及びエラー履歴データのうち少なくとも一つである
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
前記書き込み工程は、前記第1データ取得工程により取得された第1取得データを、複数の記憶領域に交互に書き込み、
前記画面更新工程は、前記書き込み工程による第1取得データの書き込みが一の記憶領域に対して行われている場合に、他の記憶領域に書き込まれた第1取得データに基づいて、前記表示画面を形成する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2から6のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
前記表示画面は、前記第1取得データによって形成された画面を表示するための第1の領域と、前記アプリケーションが保有する保有データによって形成されたユーザーによって操作可能な画面を表示するための第2の領域と、を備え、
前記画面形成工程は、
前記第1取得データの取得に先立って、前記所定データによって形成された画面を前記第1の領域に表示するとともに、前記保有データによって形成された画面を前記第2の領域に表示して、前記表示画面を形成する
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2から7のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
ユーザーによる前記アプリケーションの実行指示に従って処理を行うアプリケーション実行工程を備え、
前記データ取得工程及び前記書き込み工程は、前記アプリケーション実行工程における処理が完了した後においても、前記取得データの取得及び前記記憶領域への書き込みを継続する
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2から8のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
前記データ取得工程は、前記表示部における表示言語に基づいて、前記取得データの取得順を異ならせる
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項2から9のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
前記データ取得工程は、ユーザーによる使用頻度に基づいて、前記取得データの取得順を異ならせる
ことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項2から10のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
ユーザーの操作に基づいて、前記データの表示順を決定する表示順決定工程を備え、
前記データ取得工程は、前記表示順に応じて、前記取得データの取得順を異ならせる
ことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項2から11のいずれか一項に記載の表示制御方法において、
前記データ取得工程は、前記アプリケーションが有する機能に応じて、前記第1取得データの取得順を異ならせる
ことを特徴とする。
請求項13に記載の発明プログラムは、
アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部を備えた画像形成装置における、前記表示画面の表示を制御するためのプログラムであって、前記画像形成装置のコンピューターを、
前記アプリケーションを、前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み部、前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得部、表示画面を形成する画面形成部、前記表示画面を更新する画面更新部、として機能させる制御部として機能させ、
前記制御部は、前記データ取得部を、さらに第1データ取得部として機能させ、
前記書き込み部は、前記第1データ取得部によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
前記画面形成部は、前記書き込み部によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
前記画面更新部は、前記書き込み部によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
ことを特徴とする。
請求項14に記載の画像形成装置は、
アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部と、
前記アプリケーションを、前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み部、前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得部、表示画面を形成する画面形成部、前記表示画面を更新する画面更新部、として機能させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記データ取得部を、さらに第1データ取得部として機能させ、
前記書き込み部は、前記第1データ取得部によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
前記画面形成部は、前記書き込み部によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
前記画面更新部は、前記書き込み部によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
ことを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションを実行する画像形成装置の表示部に対して、画面形成に必要なデータ取得に時間を要する場合であっても、ユーザーの待機時間を削減して作業効率を向上可能な表示制御方法、プログラム及び画像形成装置を提供することができる。
画像処理システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置のプラットフォームの一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 アドレス帳が表示されたScanToEmailページの一例を示す図である。 メールアプリケーションの実行時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 アドレス帳表示領域に空データが表示されたScanToEmailページの一例を示す図である。 メールアプリケーションのサブタスクの動作を示すフローチャートである。 アドレス帳データのIndexの一例を示す図である。 メールアプリケーションの実行時の画像形成装置1の各部の処理の流れを説明するシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[画像処理システムの構成]
図1は、画像処理システム100の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、画像形成装置1のプラットフォームの例を示す図である。図4は、サーバ装置21のハードウェア構成の例を示す図である。
画像処理システム100は、図1に示すように、画像形成装置1、サーバ装置2、端末装置3、および通信回線4などによって構成される。
各画像形成装置1、サーバ装置2、および端末装置3は、通信回線4を介して通信することができる。通信回線4としては、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1は、スキャン、コピー、PCプリント、ファックス、及びボックスなどのサービスを提供する。このような機能を有する画像形成装置は、一般に、複合機あるいはMFP(Multi-Function Peripherals)などと呼ばれる。
スキャンサービスは、後述するスキャンユニット10jによって用紙上の画像を読み取って画像データを生成するサービスである。
コピーサービスは、スキャンユニット10jによって読み取って得られた画像データに基づいて、画像を用紙に印刷するサービスである。
PCプリントサービスは、パーソナルコンピュータまたはスマートフォンなどの端末装置3から受信した画像データに基づいて、画像を用紙に印刷するサービスである。ネットワークプリンティングあるいはネットワークプリントなどと呼ばれることもある。
ファックスサービスは、スキャンユニット10jによって読み取って得られた画像データを、外部のファクシミリ端末に送信するサービスである。
ボックスサービスは、ユーザーごとにボックスあるいはパーソナルボックスなどと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザーが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するためのサービスである。ボックスは、パーソナルコンピュータにおけるフォルダ又はディレクトリに相当する。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、VRAM(Video RAM)10c、ROM(Read Only Memory)10d、補助記憶装置10e、タッチパネルディスプレイ10f、操作キーパネル10g、NIC(Network Interface Card)10h、モデム10i、スキャンユニット10j、およびプリントユニット10kなどによって構成される。なお、CPU10aは、制御部として機能する。
VRAM10cは、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる画面のデータを記憶するために用いられる。
補助記憶装置10eは、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)などによって構成された記憶装置であり、後述のように各種アプリケーション等が記憶されている。
タッチパネルディスプレイ10fは、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、ユーザーに対するメッセージを示す画面、ユーザーがコマンドまたは情報を入力するための画面、及びCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10fは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。なお、タッチパネルディスプレイ10fは、表示部として機能する。
操作キーパネル10gは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10hは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってサーバ装置2との通信を行う。
モデム10iは、外部のファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10jは、CCD(Charge Coupled Device)、プラテンガラス等を備えて構成され、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像をCCDにより読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10kは、スキャンユニット10jによって読み取られた画像のほか、NIC10hまたはモデム10iによって他の装置から受信した画像を用紙に印刷する。
図1に戻って、サーバ装置2は、API(Application Programming Interface)によって画像形成装置1へ種々のサービスを提供する。サーバ装置2には、サービスごとにアプリケーション(以降、サーバアプリケーションと表記)が用意されている。例えば、スキャンtoOCR(Optical Character Recognition)やオンラインストレージなどのサービスに対応するサーバアプリケーションが用意されている。スキャンtoOCRは、画像形成装置1によって読み取られた画像に示される文字列をOCRによってテキストデータに変換するサービスである。
サーバ装置2は、画像形成装置1に提供するサービスに対応するサーバアプリケーションを実行し、それによって得られるデータなどを画像形成装置1に送信する。例えば、スキャンtoOCRのサービスによると、サーバ装置2は、これに対応するサーバアプリケーションを実行することによって画像形成装置1から画像ファイルを取得し、OCRの処理を実行し、得られたテキストデータを画像形成装置1へ送信する。
即ち、画像形成装置1がウェブサイトへアクセスすると、サーバ装置2は、適宜アプリケーション提供プログラムに基づいて演算の処理を行うことによって、画像形成装置1へサービスを提供する。
サーバ装置2は、図4に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、大容量記憶装置20d、およびNIC20eなどによって構成される。
NIC20eは、TCP/IPなどのプロトコルによって画像形成装置1との通信を行う。
ROM20cまたは大容量記憶装置20dには、アプリケーション提供プログラムが記憶されている。アプリケーション提供プログラムは、RAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
大容量記憶装置20dとして、HDDやSSDなどが用いられる。
端末装置3は、画像形成装置1の上述の機能を遠隔的に使用するためのクライアントである。端末装置3として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、またはタブレットコンピュータなどが用いられる。
[画像形成装置のプラットフォームの構成]
以下、画像形成装置1のプラットフォームの構成について、図面を参照して説明する。
図3は、画像形成装置1のプラットフォームの構成の一例を示す図である。図3に示すように、画像形成装置1は、MFPシステム101と、ネイティブAPI(Native Application Programming Interface)102と、ウェブサーバシステム103と、IWS API(IWS Application Program Interface)104と、等を備えて構成される。また、画像形成装置1にはネイティブアプリケーション110と、IWSアプリケーション120と、がインストールされている。
MFPシステム101は、オペレーティングシステムおよびファームウェアなどによって構成され、画像形成装置1の統括的な管理や基本的な処理を行ったり、ユーザーインタフェースを提供したりするためのソフトウェアである。MFPシステム101は、ROM10d又は補助記憶装置10eによって記憶されている。
なお、MFPシステム101は、第1システムとして機能する。
ネイティブAPI102は、MFPシステム101の機能をネイティブアプリケーション110に提供するための規約である。ネイティブAPI102を実現するためのプログラムまたはデータは、ROM10dまたは補助記憶装置10eに記憶されている。
ウェブサーバシステム103は、IWSアプリケーション120を実行するためのソフトウェアである。ウェブサーバシステム103は、IWSコア(IWS Core)103a、パイソンエンジン(Python Engine)103b、IWS(Internal Web Server)103cなどのプログラムによって構成される。なお、ウェブサーバシステム103は、補助記憶装置10eによって記憶されている。
なお、ウェブサーバシステム103は、IWS API104とともに第2システムとして機能する。
IWSコア103aは、ウェブサーバシステム103の全体的な処理を制御する。パイソンエンジン103bは、Pythonによって記述されたスクリプト(プログラム)を実行する。
IWS103cは画像形成装置1に搭載されたウェブサーバであり、IWS103cによって、画像形成装置1のメーカー以外の企業またはユーザーが広く知られている言語(例えばHTML:Hypertext Markup Language、JavaScript(登録商標)、又はPython等)を用いて作成した、ブラウザベースのアプリケーション(IWSアプリケーション120)を実行することができる。即ち、ウェブサーバシステム103は、ブラウザアプリケーション114からの要求に応じて、IWSアプリケーション120を実行する機能を有する。
IWS API104は、MFPシステム101の機能をネイティブアプリケーション110に提供するための規約である。IWS API104を実現するためのプログラムまたはデータは、ROM10dまたは補助記憶装置10eに記憶されている。
なお、IWS API104は、ウェブサーバシステム103とともに第2システムとして機能する。
続いて、ネイティブアプリケーション110とIWSアプリケーション120について、具体的に説明する。
ネイティブアプリケーション110は、基本的に、納品までに画像形成装置1に固定的にインストールされ、補助記憶装置10eによって記憶されている。ネイティブアプリケーション110は、MFPシステム101によって実行が制御される。
ネイティブアプリケーション110は、コピーアプリケーション111、スキャンアプリケーション112、およびボックスアプリケーション113のほか、ブラウザアプリケーション114等を備えて構成される。
コピーアプリケーション111、スキャンアプリケーション112及びボックスアプリケーション113は、それぞれ、上述のコピー、スキャン、及びボックスの各サービスを提供するためのアプリケーションである。
ブラウザアプリケーション114は、ウェブブラウザであって、ウェブサーバシステム103又はサーバ装置21からウェブページを形成するためのデータを取得し、タッチパネルディスプレイ10fにウェブページを表示させる。
IWSアプリケーション120は、ウェブブラウザを介して実行される、いわゆるウェブアプリケーションであり、ユーザーによって画像形成装置1に適宜インストールされ補助記憶装置10eによって記憶されている。IWSアプリケーション120は、HTML、JavaScript、又はPython等によって記述されたソースコード、あるいは画像ファイル等によって再現される。なお、IWSアプリケーション120は、データ取得部、第1データ取得部、書き込み部、画面形成部、画面更新部として機能する。
IWSアプリケーション120は、ウェブメニューアプリケーション121、コピーアプリケーション122、メールアプリケーション123及びFAXアプリケーション124等を備えて構成される。
ウェブメニューアプリケーション121は、IWSアプリケーション120の選択ボタンからなるメニュー画面(ウェブメニューページ)を表示し、ユーザーが選択したIWSアプリケーション120を起動するためのアプリケーションである。
コピーアプリケーション122は、用紙に記されている画像を読み取って別の用紙に印刷(複写)するためのアプリケーションである。したがって、コピーアプリケーション111と基本的に同様の役割を有する。
メールアプリケーション123は、スキャンユニット10jによって読み取って得られた画像データを、ユーザーが指定した電子メールアドレス宛に送信するためのアプリケーションである。
FAXアプリケーション124は、スキャンユニット10jによって読み取って得られた画像データを、ユーザーが指定した外部のファクシミリ端末に送信するためのアプリケーションである。
その他にも、ユーザーは画像形成装置1に所望のIWSアプリケーション120を適宜インストールすることによって、その機能を利用することができる。
なお、図3に示した各ソフトウェアを構成するプログラムは、必要に応じて一時的な記憶領域(RAM10bあるいはCPU10aが内蔵するキャッシュメモリ等)にロードされ、CPU10aによって実行される。
[IWSアプリケーションのデータ取得時間]
続いて、本実施形態に係る画像形成装置1における、IWSアプリケーションにおけるデータ取得に要する時間について説明する。
ユーザーは、画像形成装置1を操作して、IWSアプリケーション120を例えば次のように実行させることができる。
ユーザーは、タッチパネルディスプレイ10fに表示されたメニュー画面の中から、「ウェブメニュー」のボタンを押す。すると、ブラウザアプリケーション114が起動し、ブラウザアプリケーション114は、ウェブメニューアプリケーション121へアクセスする。
ウェブサーバシステム103は、ウェブメニューアプリケーション121を実行することによって、各IWSアプリケーション120が一覧となって表示されたウェブメニューページを形成するためのデータを生成し、ブラウザアプリケーション114へ与える。
ブラウザアプリケーション114は、ウェブサーバシステム103から与えられたデータを解釈してウェブメニューページ形成し、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる。
そして、ユーザーは、使用したいIWSアプリケーション120に対応するボタンを押す。すると、ブラウザアプリケーション114は、そのIWSアプリケーション120へアクセスする。
ウェブサーバシステム103は、そのIWSアプリケーション120を実行し、指定されたウェブページを形成するためのデータを適宜、ブラウザアプリケーション114へ与える。
ブラウザアプリケーション114は、ウェブサーバシステム103から与えられたデータを解釈してウェブページ形成し、タッチパネルディスプレイ10fに表示する。そしてユーザーは、表示されたウェブページに対して操作を行うことによって、選択したIWSアプリケーション120の機能を利用することができる。
具体例として、ユーザーがメールアプリケーション123を利用して、画像データを指定した電子メールアドレス宛に送信する「ScanToEmail」の機能を利用する場合を説明する。
まず、ユーザーがメニュー画面の中から「ウェブメニュー」を押すことで、ウェブメニューページがタッチパネルディスプレイ10fに表示される。ユーザーは、ウェブメニューページ上に表示された「ScanToEmail」ボタンを押す。すると、ブラウザアプリケーション114が、メールアプリケーション123へアクセスする。ウェブサーバシステム103は、メールアプリケーション123を実行することにより、ScanToEmailのウェブページ(以降、ScanToEmailページと表記)を形成するためのデータを生成し、ブラウザアプリケーション114に提供する。ブラウザアプリケーション114は、ScanToEmailページをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。
図5に、ScanToEmailページ500の一例を示す。図5に示すように、ScanToEmailページ500(表示画面)は、アドレス帳表示領域50a(第1の領域)と、スキャン設定領域50b(第2の領域)と、を有する。
ここで、IWSアプリケーション120は、ウェブページの生成のために必要なデータをIWS API104及びウェブサーバシステム103を介してMFPシステム101から取得する場合がある。例えば、コピーやスキャンなどの設定情報や画像形成装置1の状態情報等、IWSアプリケーション120自体が保有していない情報である。
IWSアプリケーション120は、IWS API104及びウェブサーバシステム103に対してこれらの情報を問い合わせると、IWS API104及びウェブサーバシステム103はMFPシステム101へ問い合わせを行い、MFPシステム101から、IWS API104及びウェブサーバシステム103を介してIWSアプリケーション120へ情報が提供される。
このようにしてIWSアプリケーション120が情報を取得することで、これらの情報に基づいてウェブページの形成のためのデータを生成することが可能となる。
メールアプリケーション123の場合、アドレス帳表示領域50aにアドレス帳を表示するために、アドレス帳データをIWS API104及びウェブサーバシステム103を介してMFPシステム101から取得する。アドレス帳データとは、予めユーザーによって画像形成装置1の補助記憶装置10e等にされた、電子メールアドレスを集約したデータである。
図5に示すように、アドレス帳表示領域50aに表示される電子メールアドレスは、一繋ぎの情報として一覧表示される。ユーザーは、タッチパネルディスプレイ10fにタッチし、図5に示すアドレス帳表示領域50aを上下にスクロール操作することで、アドレス帳表示領域50aに表示されていない(図5のアドレス帳表示領域50a外に配置された)電子メールアドレスを、アドレス帳表示領域50a上に表示させることが可能である。
なお、アドレス帳表示領域50aに表示される電子メールアドレスは、その電子メールアドレスに対応する登録名の頭文字によって、「あ」〜「わ」及びアルファベット等の登録名に対応する「#」のIndexに分類されており、各Index内のデータはさらに五十音順あるいはアルファベット順に配列されている。アドレス帳表示領域50aにおいては、全てのIndexが一繋ぎに表示されているが、ユーザーは、所望のIndex(「あ」〜「わ」及び「#」)をタッチすることにより、指定したIndexに自動的にスクロールされる仕組みとなっている。
ここで、従来の画像形成装置1においては、タッチパネルディスプレイ10fに表示された画面を切り替えるとき、アプリケーションが画面に表示すべきデータをすべて取得してから、新たな画面を表示させる仕組みとなっている。例えば、メールアプリケーション123を実行する場合、ウェブメニューページからScanToEmailページ500へ遷移するとき、タッチパネルディスプレイ10fに表示すべき情報(アドレス帳表示領域50a及びスキャン設定領域50bに表示すべき情報)を、メールアプリケーション473が取得してから、画面の形成に係るデータをブラウザアプリケーション114に提供し、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる仕組みとなっている。
しかしながら、メールアプリケーション123をはじめとするIWSアプリケーション120は、上記したようにIWSAPI104及びウェブサーバシステム103を介してMFPシステム101からデータを受け取るため、全ての取得データが揃ってから表示画面の形成を行うこととすると、非常に時間を要してしまう。
例えば、IWS API104がMFPシステム101から受け取ったアドレス帳データをメールアプリケーション123に提供する時、通常は電子メールアドレスを200件ごとに提供する。アドレス帳データとして、通常は最大で2000件程度の電子メールアドレスを登録することができるため、登録された電子メールアドレスが2000件の場合には、IWS API104からメールアプリケーション123への情報の提供は10回行われることとなる。
このように、複数回にわたってIWS API104からメールアプリケーション123へのデータの提供が行われると、その速度は徐々に遅くなる。例えばアドレス帳データに登録された電子メールアドレスが100件のみの場合には1秒程度しか要しなくても、2000件の場合には約1分30秒かかってしまうのが現状である。
例えば、アドレス帳データがIndexごとに分けられて、Index単位で表示した複数のページでアドレス帳表示領域50aを構成する場合には、一画面の表示に必要なデータは当該Indexに該当するデータのみであるため、データの取得に要する時間はそれほど問題にはならない。一方、本実施形態におけるアドレス帳表示領域50aは、全電子メールアドレスを一ページに一繋ぎにして表示するため、表示のためには全アドレス帳データの取得が必要となる。したがって、データの取得に要する時間が大きな問題となる。
これに対し、スキャン設定領域50bやその他のフレームの領域等は、メールアプリケーション123がインストール時から保有しているデータに基づいて形成されるため、IWSAPI104とのデータの受け渡しの必要は生じない。
しかしながら、アドレス帳表示領域50aに表示すべきデータがすべて揃うまで、ScanToEmailページ500の全体の表示がされないこととなるため、スキャン設定領域50b上の操作(スキャン条件の設定やスキャンの実行)もできないという問題が生じる。
そして、メールアプリケーション123が取得したアドレス帳データは、メールアプリケーション123が管理可能な記憶領域、例えば補助記憶装置10eのうちメールアプリケーション123に開放されている領域に保存されるが、一方で、メールアプリケーション123を画像形成装置1にインストール後の初回起動時にはアドレス帳データが保存されていないため、IWSAPI104を介して全てのアドレス帳データの読み込みが行われる。したがって、初回起動時には必ずこのような問題が生じてしまう。
一方で、ネイティブアプリケーション110についてはこのような問題が生じない。
ネイティブアプリケーション110を実行する場合においても、MFPシステム101から表示画面の形成に必要なデータを取得してから表示画面の形成を行う。例えば、ネイティブアプリケーション110によってもScanToEmail機能が提供されるが、この場合は、アドレス帳データはMFPシステム101から取得することになる。
しかし、ネイティブアプリケーション110は、IWS API104及びウェブサーバシステム103のようなシステムを介さずにMFPシステム101が管理する情報にアクセスできるため、アドレス帳データのような大容量なデータであっても、短時間で取得できる。
したがって、ネイティブアプリケーション110は、データ取得が必要になったら、その都度MFPシステム101からデータを取得し、全ての取得データが揃ってから表示画面の形成を行うものとしても、特に問題は生じない。
そこで、本実施形態における画像形成装置1は、画像形成装置1を制御するMFPシステム101(第1システム)と、アプリケーションとMFPシステム101とを連携して動作させるIWSAPI104及びウェブサーバシステム103(第2システム)と、で構成され、IWSアプリケーション120のように、第2システムを介して第1システムが管理するデータを取得する場合(第1データ取得工程)には、情報取得に時間を要するデータ(第1取得データ)の取得(以降、サブタスクと表記)と並行して、その他情報のタッチパネルディスプレイ10fへの表示及び当該表示に基づくユーザーの操作に従ったジョブ(以降、メインタスクと表記)の実行を行うことにより、上記した問題を解決する。
一方で、ネイティブアプリケーション110のように、IWS API104及びウェブサーバシステム103(第2システム)のようなシステムを介さずにMFPシステム101(第1システム)が管理するデータを取得する場合(第2データ取得工程)には、表示画面の形成は、全ての取得データ(第2取得データ)をネイティブアプリケーション110が取得し、記憶領域に書き込まれてから表示画面の形成を行うものとする。
[IWSアプリケーションの実行方法]
以下、IWSアプリケーション120の実行方法を、図面を参照して説明する。
図6は、メールアプリケーション123の利用時における、画像形成装置1の全体の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザーによってタッチパネルディスプレイ10fに表示されたウェブメニューページ上の、「ScanToEmail」ボタンが押下されると、ブラウザアプリケーション114が起動するとともに、ブラウザアプリケーション114はメールアプリケーション123にアクセスする(ステップS601)。
次いで、メールアプリケーション123は、メールアプリケーション123が管理する記憶領域上にアドレス帳データが存在するか否かを判断する(ステップS602)。アドレス帳データが存在しない場合として、上記したように、メールアプリケーション123を画像形成装置1にインストール後の初回起動時が挙げられる。
メールアプリケーション123は、アドレス帳データが存在しないと判断すると(ステップS602:No)、ステップS603へと移行するが、アドレス帳データが存在すると判断すると(ステップS602:Yes)、ステップS605へと移行する。
ステップS603においては、メールアプリケーション123は、電子メールアドレス0件のアドレス帳データを、RAM10bあるいはCPU10aが内蔵するキャッシュメモリ等の一時的な記憶領域に書き込む(ステップS603:書き込み工程)。電子メールアドレス0件のデータとは、即ちヌルのデータ(予め定められた所定データ)であり、以降は空データと表記する。
続いて、メールアプリケーション123は、空データに基づいてアドレス帳表示領域50aを形成するためのデータを生成し、ブラウザアプリケーション114はスキャン設定領域50bとともにScanToEmailページ500を形成して、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる(ステップS604:画面形成工程)。
図7に、ステップS604において表示されるScanToEmailページ500の一例を示す。このように、アドレス帳表示領域50aが空データに基づいて形成されており、電子メールアドレスは未だ表示されていない状態でも、ユーザーは表示されたスキャン設定領域50b上を操作することで、スキャン情報の設定や原稿のスキャン等(メインタスク)を実行することが可能である。
続いてステップS605では、メールアプリケーション123は、サブタスクが起動しているか否かを判断する。
サブタスクとは、ユーザーのタッチパネルディスプレイ10f上の操作に従って実行されるメインタスクから独立して実行される処理である。サブタスクにおいては、メールアプリケーション123がIWSAPI104を介してMFPシステム101からアドレス帳データを取得し、取得したアドレス帳データを、メールアプリケーション123が管理する記憶領域に書き込んで保存する処理である。
メールアプリケーション123は、サブタスクが起動していないと判断すると(ステップS605:No)、図8に示すサブタスクを起動させる(ステップS606)。メールアプリケーション123は、サブタスクが起動していると判断すると(ステップS605:Yes)、ステップS607へと移行する。
ここで、図8のフローチャートを用いて、サブタスク(第1データ取得工程)における処理の流れを説明する。
なお、サブタスクは、上述したようにメールアプリケーション123によって実行される処理である。
まず、メールアプリケーション123は、初回起動時又は前回のアドレス帳作成から所定時間(本実施形態においては、10時間)以上経過しているか否かを判断する(ステップS801)。
また、前回のアドレス帳を作成、即ちアドレス帳データを取得してアドレス帳表示領域50aを形成してから長時間経過している場合には、登録されたアドレス帳データがユーザーの操作によって更新されている可能性がある。したがって、初回起動時及び前回のアドレス帳作成から10時間以上経過している場合には、メールアプリケーション123は、IWS API104を介してMFPシステム101からのアドレス帳データの取得を行う。
ステップS801において、メールアプリケーション123は、初回起動時ではなく、かつ前回のアドレス帳作成から10時間以上経過していないと判断すると(ステップS801:No)、前回のアドレス帳作成時から10時間が経過するまで待機する。
一方で、メールアプリケーション123は、初回起動時又は前回のアドレス帳作成から10時間以上経過していると判断すると(ステップS801:Yes)、初期値をN=1に設定し(ステップS802)、IWS API104に対してIndex1の情報提供を依頼する(ステップS803)。
図9に、アドレス帳データのIndexの一例を示す。アドレス帳データを構成する電子メールアドレスは、その登録名の頭文字によってIndex1〜16に分類されている。
図9の上段はタッチパネルディスプレイ10fの表示言語が英語の場合のIndexを、下段は表示言語が日本語の場合のIndexを、それぞれ示している。図9に示すように、英語表示の場合には、Index1〜16は登録名がアルファベット表記の電子メールアドレスが先に並ぶのに対し、日本語表示の場合には、登録名が日本語表記の電子メールアドレスが先に並ぶ。これは、使用頻度を考慮し、アドレス帳表示領域50aにおいて、各言語で登録された電子メールアドレスを先頭に配置させるためである。
ステップS802において初期値をN=1に設定することで、ステップS803においてIndex1の情報提供を依頼する。したがって、表示言語が英語の場合には、「A」のIndexを、表示言語が日本語の場合には、「あ」のIndexを取得する。
続いて、メールアプリケーション123は、Index1の情報を取得したか否かを判断し(ステップS804)、取得していないと判断すると(ステップS804:No)、ステップS804の処理を繰り返すが、取得したと判断すると(ステップS804:Yes)、アドレス帳データを更新し、記憶領域に書き込む(ステップS805)。
続いて、メールアプリケーション123は、N=16か否かを判断し(ステップS806)、N=16ではない、即ちすべてのIndexの取得が完了していないと判断すると(ステップS806:No)、N=N+1とし(ステップS807)、ステップS803へと戻って、IWS API104を介して、MFPシステム101に対してIndex2の情報提供を依頼する。
一方で、メールアプリケーション123は、N=16であると判断すると(ステップS806:Yes)、ステップS801へと戻り、10時間経過するまで待機する。
図6のフローチャートのステップS607に戻る。
ステップS607においては、メールアプリケーション123は、サブタスクによってアドレス帳データが更新されたか否かを判断する。メールアプリケーション123は、アドレス帳データが更新されたと判断すると(ステップS607:Yes)、更新されたアドレス帳データに基づいてアドレス帳表示領域50aを更新するためのデータを生成し、ブラウザアプリケーション114はScanToEmailページ500上のアドレス帳表示領域50aを更新する(ステップS608:画面更新工程)。
一方で、メールアプリケーション123は、アドレス帳データが更新されていないと判断すると(ステップS607:No)、タッチパネルディスプレイ10f上のユーザーの操作によって、メインタスクの実行が指示されたか否かを判断する(ステップS609)。
メールアプリケーション123は、メインタスクの実行が指示されていないと判断すると(ステップS609:No)、ステップS607へと戻るが、メインタスクの実行が指示されたと判断すると(ステップS609:Yes)、メインタスクを実行し(ステップS610:アプリケーション実行工程)、終了する。
以上のように、サブタスクはメインタスクと並行して実行されるとともに、メインタスクの終了後においても、バックグラウンドで継続動作し、10時間経過毎にアドレス帳データを更新する。なお、アドレス帳データの取得は上記したようにIndexごとに複数回にわたって行われるため、取得したアドレス帳データに基づくScanToEmailページ500上のアドレス帳表示領域50aの更新(ステップS608)は、アドレス帳データが更新される度に実行するものとしてもよいし、全てのIndexが更新されてから実行するものとしてもよい。
なお、メールアプリケーション123は、取得したIndexデータを異なる記憶領域に交互に書き込みむものとしてもよい。即ち、Indexデータの書き込みとアドレス帳表示領域50aの更新とを並行して実行する場合には、アドレス帳表示領域50aの更新に用いるIndexデータは、書き込みが行われていない記憶領域に保存されたIndexデータに基づいて行うことが可能である。
これについて、図10を用いて説明する。図10は、メールアプリケーション123のインストール後の初回起動時における、画像形成装置1の各部の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図10に示すように、ユーザーからの指示を受けて、ブラウザアプリケーション114が起動する(T11)。ブラウザアプリケーション114は、メールアプリケーション123にアクセスし、メインタスクを起動させる(T12)。
メールアプリケーション123のメインタスクが起動すると、一時的な記憶領域にアドレス0件のアドレス帳データ(空データ)を書き込むとともに(T13)、空データをブラウザアプリケーション114へ提供する(T14)。
ブラウザアプリケーション114は、メールアプリケーション123から空データを受け取ると、これに基づいてアドレス帳表示領域50aを形成して、ScanToEmailページ500の全体を形成し、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる(T15)。
次いで、メールアプリケーション123のメインタスクは、サブタスクを起動させる(T16)。メールアプリケーション123のサブタスクが起動すると、メールアプリケーション123のサブタスクは、IWS API104に対してIndex1の情報提供を依頼する(T17)。IWS API104は、Index1のデータをメールアプリケーション123のサブタスクに提供する(T18)。
Index1のデータを受け取ると、メールアプリケーション123のサブタスクは、Index1のデータを一時的な記憶領域Cache1に保存する(T19)。
なお、Cache1は、RAM10bあるいはCPU10aが内蔵するキャッシュメモリ等を指す。
続いて、メールアプリケーション123のメインタスクは、アドレス帳表示領域50aの更新のため、Cache1に保存されたIndex1のデータを読み出す(T20)。メールアプリケーション123のメインタスクは、読み出したIndex1のデータをブラウザアプリケーション114へ提供する(T21)。
ブラウザアプリケーション114は、メールアプリケーション123からIndex1のデータを受け取ると、これに基づいてアドレス帳表示領域50aを更新して、タッチパネルディスプレイ10fに表示させる(T22)。
一方で、メールアプリケーション123のサブタスクは、IWS API104にIndex2の情報提供を依頼する(T23)。IWS API104は、Index2のデータをメールアプリケーション123のサブタスクに提供する(T24)。
Index2のデータを受け取ると、メールアプリケーション123のサブタスクは、Index2のデータをIndex1のデータが保存された記憶領域Cach1とは別の記憶領域Cache2に書き込み、保存する(T25)。
なお、Cache2は、RAM10bあるいはCPU10aが内蔵するキャッシュメモリ等を指す。
以降、メールアプリケーション123のサブタスクは、Indexデータを取得する度に、記憶領域に保存してIndexデータを更新する。その一方でメールアプリケーション123のメインタスクは、書き込みが行われている記憶領域以外の記憶領域に保存されたIndexデータに基づいて、アドレス帳表示領域50aを更新する。
したがって、アドレス帳表示領域50aに表示するために読み出すIndexデータ(図10のIndex1)と、記憶領域に書き込んでいる最中のIndexデータ(図10のIndex2)とは異なるデータであるため、記憶領域に書き込み途中のデータにユーザーがアクセスして、予期しないエラーが発生するのを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態におけるIWSアプリケーション120の実行時には、表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み工程と、表示画面を形成するためのデータの一部を、ブラウザを介して取得する第1データ取得工程と、表示画面を形成する画面形成工程と、表示画面を更新する画面更新工程と、を備え、書き込み工程は、取得データの取得に先立って、空データを記憶領域に書き込み、画面形成工程は、空データが記憶領域に書き込まれると、空データによって形成された表示画面を形成し、画面更新工程は、取得データが前記記憶領域に書き込まれると、表示画面を取得データによって形成された画面に切り換える表示制御を実行する。したがって、データをすべて取得するまで待機することなく、空データによって先に画面全体を生成するため、ユーザーの待機時間を削減して作業効率を向上することができる。
また、書き込み工程においては、取得データのデータ量が所定のデータ量を超える場合に、空データを前記記憶領域に書き込む。したがって、上記したようにIWSAPI104とIWSアプリケーション120とのデータのやり取りを複数回にわたって行う必要があるような、データ量の大きな情報の取得時に、待機時間をより効果的に削減することができる。
また、表示画面は、取得データによって形成された画面を表示するための第1の領域(図5におけるアドレス帳表示領域50a)と、IWSアプリケーション120が保有する保有データによって形成されたユーザーによって操作可能な画面を表示するための第2の領域(図5におけるスキャン設定領域50b)と、を備え、画面形成工程は、第1の領域に空データに基づく画面を表示するとともに、第2の領域に保有データによって形成された画面を表示して、表示画面を形成する。したがって、取得データを取得している最中においても、ユーザーが他のジョブを実行することが可能となり、ユーザーの待機時間を削減して生産性を向上することができる。
また、第1データ取得工程及び書き込み工程は、アプリケーション実行工程(メインタスク)における処理が完了した後においても、取得データの取得及び記憶領域への書き込みを継続する。したがって、ユーザーがデータの取得途中にIWSアプリケーション120のウェブページを閉じたとしても、次回ユーザーがIWSアプリケーション120のウェブページを開いた際には、取得データに基づいた画面を表示することができ、好適である。
なお、上記実施形態は本発明を実施するための一例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態では、第1データ取得工程においては、タッチパネルディスプレイ10fにおける表示言語に基づいて取得データの取得順を異ならせる。具体的には、図9に示すように表示言語によってIndexの並び順(登録名が英語表記又は日本語表記の何れの電子メールアドレスを先に取得するか)を異ならせる。即ち、ユーザーの使用頻度が高いと想定される情報を優先的に取得するため、ユーザーの待機時間を効果的に削減することができる。
ただし、これに限定されず、例えば画像処理システム100のユーザーの使用頻度の高い順や、ユーザーが登録した順にIndexデータの並び順を異ならせるものとしてもよい。ユーザーの待機時間の削減について、より効果的と考えられる方法でデータの取得順を決定することが好ましい。
また、アドレス帳の表示方法として、アルファベット順に表示するモード、登録順に表示するモード、使用頻度順に表示するモードなどの複数の表示モードのうちから、ユーザーが任意の表示モードを選択可能な場合には、ユーザーの表示モードの選択に応じて表示順を決定し(表示順決定工程)、決定した順番でIndexデータを取得するものとしてもよい。
また、上記実施形態においては、メールアプリケーション123のScanToEmail機能を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、IWSアプリケーション120の各機能について本発明を適用することが可能である。
例えば、FAXアプリケーション124においても、同様にアドレス帳データ(この場合、電子メールアドレスとFAX番号を含むデータ)を取得してタッチパネルディスプレイ10fに表示させることが考えられる。このとき、同じアドレス帳データであっても、メールアプリケーション123とFAXアプリケーション124とで、Indexの並び順を異ならせてもよい。例えば、それぞれのアプリケーションにおいて、電子メールアドレス(FAX番号)の使用頻度に応じて、その順番を異ならせることが有効である。
また、上記実施形態においては、IWSアプリケーション120が取得するのに時間のかかるデータとして、アドレス帳データを例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば実行済みジョブ履歴に関するデータ、送信履歴データ、エラー履歴データ等、一繋ぎの情報として画面上に表示した場合にタッチパネルディスプレイ10fの画面に収まりきらない量のデータなど、IWSアプリケーション120がIWS API104及びウェブサーバシステム103を介して取得する際に、IWS API104からIWSアプリケーション120への提供が複数回にわたるような大容量のデータについて、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態においては、IWSアプリケーションがMFPシステム101からデータを取得する例について説明したが、これに限定されず、例えば画像形成装置にインストールされたブラウザベースのアプリケーションが、サーバ装置21から情報を取得する等、アプリケーションが外部の領域から情報を取得し、記憶領域に保存しつつ、ブラウザを介してタッチパネルディスプレイ10fに画面を表示させる場合に、本発明を適用することが可能である。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
1 画像形成装置
10a CPU(制御部)
10f タッチパネルディスプレイ(表示部)
101 MFPシステム(第1システム)
102 ネイティブAPI
103 ウェブサーバシステム(第2システム)
103a IWSコア
103b パイソンエンジン
103c IWS
104 IWS API(第2システム)
110 ネイティブアプリケーション
114 ブラウザアプリケーション
120 IWSアプリケーション(データ取得部、第1データ取得部、書き込み部、画面形成部、画面更新部)
500 ScanToEmailページ(表示画面)
50a アドレス帳表示領域(第1の領域)
50b スキャン設定領域(第2の領域)
2 サーバ装置
3 端末装置
4 通信回線
100 画像処理システム
Cache1、Cache2 記憶領域

Claims (14)

  1. アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部を備えた画像形成装置における、前記表示画面の表示制御方法であって、
    前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み工程と、
    前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得工程と、
    前記表示画面を形成する画面形成工程と、
    前記表示画面を更新する画面更新工程と、を備え、
    前記データ取得工程は、第1データ取得工程をさらに備え、
    前記書き込み工程は、前記第1データ取得工程によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
    前記画面形成工程は、前記書き込み工程によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
    前記画面更新工程は、前記書き込み工程によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  2. 前記画像形成装置は、画像形成装置を制御する第1システムと、アプリケーションと前記第1システムとを連携して動作させる第2システムと、で構成され、
    前記第1データ取得工程は、前記第2システムを介して、前記第1システムが管理するデータを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記データ取得工程は、前記第2システムを介することなく、前記第1システムが管理するデータを取得する第2データ取得工程をさらに備え、
    前記画面形成工程は、
    前記第2データ取得工程によって取得された第2取得データによって前記表示画面を形成する場合には、前記書き込み工程によって前記第2取得データが前記記憶領域に書き込まれた後に前記表示画面を形成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  4. 前記書き込み工程は、前記第1取得データのデータ量が所定のデータ量を超える場合に、前記所定データを前記記憶領域に書き込む
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の表示制御方法。
  5. 所定のデータ量を超える前記第1取得データは、アドレス帳データ、実行済みジョブ履歴データ、送信履歴データ及びエラー履歴データのうち少なくとも一つである
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  6. 前記書き込み工程は、前記第1データ取得工程により取得された第1取得データを、複数の記憶領域に交互に書き込み、
    前記画面更新工程は、前記書き込み工程による第1取得データの書き込みが一の記憶領域に対して行われている場合に、他の記憶領域に書き込まれた第1取得データに基づいて、前記表示画面を形成する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  7. 前記表示画面は、前記第1取得データによって形成された画面を表示するための第1の領域と、前記アプリケーションが保有する保有データによって形成されたユーザーによって操作可能な画面を表示するための第2の領域と、を備え、
    前記画面形成工程は、
    前記第1取得データの取得に先立って、前記所定データによって形成された画面を前記第1の領域に表示するとともに、前記保有データによって形成された画面を前記第2の領域に表示して、前記表示画面を形成する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  8. ユーザーによる前記アプリケーションの実行指示に従って処理を行うアプリケーション実行工程を備え、
    前記データ取得工程及び前記書き込み工程は、前記アプリケーション実行工程における処理が完了した後においても、前記第1取得データの取得及び前記記憶領域への書き込みを継続する
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  9. 前記データ取得工程は、前記表示部における表示言語に基づいて、前記第1取得データの取得順を異ならせる
    ことを特徴とする請求項2から8のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  10. 前記データ取得工程は、ユーザーによる使用頻度に基づいて、前記第1取得データの取得順を異ならせる
    ことを特徴とする請求項2から9のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  11. ユーザーの操作に基づいて、前記データの表示順を決定する表示順決定工程を備え、
    前記データ取得工程は、前記表示順に応じて、前記第1取得データの取得順を異ならせる
    ことを特徴とする請求項2から10のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  12. 前記データ取得工程は、前記アプリケーションが有する機能に応じて、前記第1取得データの取得順を異ならせる
    ことを特徴とする請求項2から11のいずれか一項に記載の表示制御方法。
  13. アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部を備えた画像形成装置における、前記表示画面の表示を制御するためのプログラムであって、前記画像形成装置のコンピューターを、
    前記アプリケーションを、前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み部、前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得部、表示画面を形成する画面形成部、前記表示画面を更新する画面更新部、として機能させる制御部として機能させ、
    前記制御部は、前記データ取得部を、さらに第1データ取得部として機能させ、
    前記書き込み部は、前記第1データ取得部によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
    前記画面形成部は、前記書き込み部によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
    前記画面更新部は、前記書き込み部によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
    ことを特徴とするプログラム。
  14. アプリケーションを実行するための表示画面を表示する表示部と、
    前記アプリケーションを、前記表示画面を形成するためのデータを記憶領域に書き込む書き込み部、前記表示画面を形成するためのデータを取得するデータ取得部、表示画面を形成する画面形成部、前記表示画面を更新する画面更新部、として機能させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記データ取得部を、さらに第1データ取得部として機能させ、
    前記書き込み部は、前記第1データ取得部によって取得される第1取得データの取得に先立って、予め定められた所定データを前記記憶領域に書き込み、
    前記画面形成部は、前記書き込み部によって前記所定データが前記記憶領域に書き込まれると、前記所定データによって形成された表示画面を形成し、
    前記画面更新部は、前記書き込み部によって前記第1取得データが前記記憶領域に書き込まれると、前記表示画面を、前記所定データによって形成された画面から前記第1取得データによって形成された画面に更新する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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