JP2019192889A - 発光装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】高い放熱性を有することができる光装置を提供する。【解決手段】第1半導体層22と、第1半導体層22と導電型の異なる第2半導体層と、第1半導体層22と第2半導体層との間に設けられ、電流が注入されることで光を発生させることが可能な発光層24と、を有し、発光層24は、第1半導体層22および発光層24の積層方向から見た平面視において、第1部分24aと、第1部分24aから第1方向に突出している第2部分24bと、第1部分24aから第2方向に突出している第3部分24cと、を有する、発光装置100。【選択図】図3

Description

本発明は、発光装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターの光源として、従来から広く利用されてきた水銀ランプは、次第に暗くなり突然切れるという寿命の問題や、水銀規制という問題があって、徐々にLED(Light Emitting Diode)などの固体光源に移行している。
例えば特許文献1には、複数のLEDチップを備えたLEDランプを、LED基板上に配列ピッチ4mmで2次元に300(15×20)個配列させたプロジェクターが記載されている。
特開2006−317935号公報
上記のようなプロジェクターの光源(発光装置)では、高い放熱性を有することが望まれている。
本発明に係る発光装置の一態様は、
第1半導体層と、
前記第1半導体層と導電型の異なる第2半導体層と、
前記第1半導体層と前記第2半導体層との間に設けられ、電流が注入されることで光を発生させることが可能な発光層と、
を有し、
前記発光層は、前記第1半導体層および前記発光層の積層方向から見た平面視において、
第1部分と、
前記第1部分から第1方向に突出している第2部分と、
前記第1部分から第2方向に突出している第3部分と、
を有する。
前記発光装置の一態様において、
前記第1半導体層と電気的に接続された第1電極と、
前記第2半導体層と接触された第2電極と、
を有し、
前記積層方向から見た平面視において、前記第2電極は、前記発光層と重なり、
前記第2半導体層と前記第2電極との接触領域は、前記積層方向から見た平面視において、
前記第2部分と重なる第1領域と、
前記第3部分と重なる第2領域と、
を有し、
前記第1領域の前記第1方向と直交する方向の大きさ、および前記第2領域の前記第2方向と直交する方向の大きさは、1μm以上5μm以下であってもよい。
前記発光装置の一態様において、
前記第1領域の前記第1方向と直交する方向の大きさ、および前記第2領域の前記第2方向と直交する方向の大きさは、1μm以上2μm以下であってもよい。
前記発光装置の一態様において、
前記第1方向と前記第2方向とは、同じ方向であってもよい。
前記発光装置の一態様において、
本発明に係るプロジェクターの一態様は、
前記発光装置の一態様と、
前記発光装置から出射された光を投射する投射装置と、
を有する。
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図。 第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第1実施形態に係る発光装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第1実施形態の第1変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第1実施形態の第2変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第1実施形態の第3変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図。 第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第3実施形態に係るプロジェクターを模式的に示す図。 第3実施形態の第1変形例に係るプロジェクターを模式的に示す図。 第3実施形態の第2変形例に係るプロジェクターを模式的に示す図。 電流密度と光パワー密度との関係を示すグラフ。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 第1実施形態
1.1. 発光装置
まず、第1実施形態に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る発光装置100を模式的に示す断面図である。図2は、第1実施形態に係る発光装置100を模式的に示す平面図である。なお、図1は、図2のI−I線断面図である。また、図1および図2では、互い直交する3軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
発光装置100は、図1および図2に示すように、例えば、基板10と、発光素子20と、絶縁層40と、レンズ50と、を有している。なお、便宜上、図2では、発光素子20の第2電極32および絶縁層40の図示を省略している。
基板10は、例えば、サファイア基板である。基板10は、例えば、発光素子20の発光層24で発生した光を透過させることができる。
発光素子20は、基板10上に設けられている。発光素子20は、複数設けられている。複数の発光素子20は、図2に示すように、発光素子20の第1半導体層22および発光層24の積層方向(図示の例ではZ軸方向)から見た平面視において(以下、単に「平面視において」ともいう)、マトリックス状に設けられている。複数の発光素子20は、例えば、X軸方向およびY軸方向に同じピッチで配置されている。発光素子20の数は、特に限定されないが、例えば、10000個(X軸方向に100個、Y軸方向に100個並んだ、100×100個)程度である。発光素子20は、例えば、LEDである。なお、図示の例では、複数の発光素子20は、第1方向、および第1方向と直交する第2方向にピッチpで配列された正方配列であるが、複数の発光素子20は、第1方向、および第1方向と60℃傾いた第2方向にピッチpで配列された六方配列であってもよい。
なお、本発明において、「上」とは、発光素子20の第1半導体層22および発光層24の積層方向において、発光素子20の発光層24からみて基板10から遠ざかる方向のことであり、「下」とは、積層方向において、発光層24からみて基板10に近づく方向のことである。図示の例では、「上」は、+Z軸方向側であり、「下」は、−Z軸方向側である。
発光素子20は、図1に示すように、例えば、第1半導体層22と、発光層24と、第2半導体層26と、第1電極30と、第2電極32と、を有している。
第1半導体層22は、基板10上に設けられている。第1半導体層22は、基板10と発光層24との間に設けられている。第1半導体層22の厚さは、例えば、5μm程度である。第1半導体層22は、例えば、Siがドープされたn型のGaN層である。図示の例では、隣り合う発光素子20において、第1半導体層22は、連続しており、複数の発光素子20において、第1半導体層22は、1つの共通した層である。
第1半導体層22の一部、発光層24、第2半導体層26は、例えば、柱状部28を構成している。複数の発光素子20において、柱状部28は、互いに分離して設けられている。
発光層24は、図1に示すように、第1半導体層22上に設けられている。発光層24は、第1半導体層22と第2半導体層26との間に設けられている。発光層24は、例えば、厚さ2.5nm程度のInGaN層と、厚さ12nm程度のGaN層と、を交互に5ペア積層させた多重量子井戸(MQW)構造を有している。発光層24は、電流が注入されることで光を発生させることが可能な層である。
発光層24は、側面25を有している。図示の例では、側面25は、絶縁層40に覆われている。ここで、図3は、図2の拡大図である。発光層24は、図3に示すように、平面視において、第1部分24aと、第2部分24bと、第3部分24cと、を有している。
発光層24の第1部分24aは、例えば、Y軸方向に長手方向を有する形状を有している。図示の例では、第1部分24aの形状は、平面視において、長方形である。
発光層24の第2部分24bは、第1部分24aから第1方向(図示の例では−X軸方向)に突出している。第2部分24bは、例えば、第1部分24aの+Y軸方向側の端部に接続され、−X軸方向に延出している。第2部分24bは、例えば、X軸方向に長手方向を有する形状を有している。図示の例では、第2部分24bの形状は、平面視において、長方形である。
発光層24の第3部分24cは、第1部分24aから第2方向(図示の例では−X軸方向)に突出している。すなわち、第1方向と第2方向とは、同じ方向である。第3部分24cは、例えば、第1部分24aの−Y軸方向側の端部に接続され、−X軸方向に延出している。第3部分24cは、例えば、X軸方向に長手方向を有する形状を有している。図示の例では、第3部分24cの形状は、平面視において、長方形である。なお、図示はしないが、第1方向と第2方向とは、異なる方向であってもよい。
発光層24は、例えば、平面視において、矩形の形状に切り欠き2が設けられた形状を有している。切り欠き2は、平面視において、発光層24の第2部分24bと第3部分24cとの間に位置している。
第2半導体層26は、図1に示すように、発光層24上に設けられている。第2半導体層26の厚さは、例えば、150nm程度である。第2半導体層26は、第1半導体層22と導電型の異なる層である。第2半導体層26は、例えば、Mgがドープされたp型のGaN層である。第2半導体層26は、例えば、平面視において、発光層24と同じ形状を有している。柱状部28は、例えば、平面視において、発光層24と同じ形状を有している。
発光装置100では、p型の第2半導体層26、不純物がドーピングされていない発光層24、およびn型の第1半導体層22により、pinダイオードが構成される。半導体層22,26は、発光層24よりもバンドギャップが大きい層である。発光装置100では、第1電極30と第2電極32との間に、pinダイオードの順バイアス電圧を印加すると(電流を注入すると)、発光層24において電子と正孔との再結合が起こる。この再結合により発光が生じる。
発光層24で発生した光(−Z軸方向側に向かう光)は、基板10を透過して出射される。発光層24で発生した光(+Z軸方向側に向かう光)は、例えば、第2電極32において反射される。なお、図1では、発光層24で発生して基板10を透過する光(光線)を矢印で示している。
第1電極30は、第1半導体層22上に設けられている。図示の例では、第1電極30は、第1半導体層22と接触されている。第1電極30は、第1半導体層22とオーミックコンタクトしていてもよい。第1電極30は、第1半導体層22と電気的に接続されている。
第1電極30は、発光層24に電流を注入するための一方の電極である。第1電極30としては、例えば、第1半導体層22側から、Ti層、Al層の順序で積層したものなどを用いる。図2に示す例では、隣り合う発光素子20において、第1電極30は、連続しており、複数の発光素子20において、第1電極30は、1つの共通した電極として格子状に設けられている。第1電極30は、柱状部28と離間し、柱状部28を囲むように設けられている。
第2電極32は、図1に示すように、第2半導体層26上に設けられている。第2電極32は、第2半導体層26と接触されている。第2電極32は、第2半導体層26とオーミックコンタクトしていてもよい。第2電極32は、平面視において、発光層24と重なっている。第2電極32は、第2半導体層26と電気的に接続されている。図示の例では、第2電極32は、絶縁層40上にも設けられている。
第2電極32は、発光層24に電流を注入するための他方の電極である。第2電極32の材質は、例えば、AgとPdとCuとの合金であるAPC合金など、発光層24で発生
した光に対して高い反射率を有する導電体ある。図示の例では、隣り合う発光素子20において、第2電極32は、連続しており、複数の発光素子20において、第2電極32は、1つの共通した電極である。
第2電極32と第2半導体層26との接触領域34は、図3に示すように、第1領域34aと、第2領域34bと、を有している。第1領域34aは、平面視において、発光層24の第2部分24bと重なっている。第2領域34bは、平面視において、発光層24の第3部分24cと重なっている。
接触領域34の第1領域34aの第1方向と直交する方向の大きさ(図示の例ではY軸方向の大きさ)L1は、例えば、1μm以上5μm以下であり、好ましくは1μm以上2μm以下である。同様に、第2領域34bの第2方向と直交する方向の大きさ(図示の例ではY軸方向の大きさ)L2は、例えば、1μm以上5μm以下であり、好ましくは1μm以上2μm以下である。
絶縁層40は、図1に示すように、柱状部28の周囲であって、第1半導体層22上および第1電極30上に設けられている。絶縁層40は、第1電極30と第2電極32との間を、電気的に分離している。絶縁層40は、例えば、酸化シリコン層(例えばSiO層)である。
レンズ50は、基板10の下に設けられている。レンズ50は、例えば、基板10の下面に接着されている。図示の例では、レンズ50は、基板10側の入射面51aが平坦面であり、基板10とは反対側の出射面51bが曲面である凸レンズである。レンズ50は、複数設けられている。複数のレンズ50は、レンズアレイ52を構成している。レンズアレイ52は、例えば、マイクロレンズアレイ(MLA)である。
レンズ50は、発光素子20に対応して設けられている。すなわち、1つの発光素子20から出射された光は、1つのレンズ50に入射する。図示の例では、Z軸方向からみて、1のレンズ50の外縁の内側に、1つの発光素子20の柱状部28が配置されている。レンズ50の材質は、例えば、ガラスである。レンズ50は、発光素子20からランバーシアンに放射された光の放射角を狭めることができる。
発光装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
発光装置100では、発光層24は、平面視において、第1部分24aと、第1部分24aから第1方向に突出している第2部分24bと、第1部分24aから第2方向に突出している第3部分と、を有する。そのため、発光装置100では、平面視において発光層24が矩形の形状を有する場合に比べて(切り欠き2が設けられていない場合に比べて)、発光層24の側面25の面積を大きくすることができる。これにより、発光装置100では、発光層24において発生した熱を効率よく放熱することができ、高い放熱性を有することができる。したがって、発光装置100では、例えば、発光素子20のジャンクション温度を下げることができ、より高い電流密度に耐えることができる。その結果、発光装置100は、明るい光を出射することができる(高輝度化を図ることができる)。
発光装置100では、第2半導体層26と第2電極32との接触領域34は、平面視において、第2部分24bと重なる第1領域34aと、第3部分24cと重なる第2領域34bと、を有し、第1領域34aの第1方向と直交する方向の大きさL1、および第2領域34bの第2方向と直交する方向の大きさL2は、1μm以上5μm以下である。そのため、発光装置100では、発光素子に大電力を投入すると発光効率が低下するドループ(droop)現象が発生することを抑制することができ(詳細は後述する「実験例」参照)
、より明るい光を出射することができる。
発光装置100では、第1領域34aの大きさL1、および第2領域34bの大きさL2は、1μm以上2μm以下である。そのため、発光装置100では、ドループ現象が発生することを、よりいっそう抑制することができる(詳細は後述する「実験例」参照)。
発光装置100では、第1方向と第2方向とは、同じ方向である。そのため、発光装置100では、例えば第1方向と第2方向とが互い逆方向である場合に比べて、光が出射される出射面の面積を小さくすることができ、発光素子20から射出された光のうちレンズ50に入射せずに損失となる光を低減することができる。
なお、上記では、青色光を出射するGaN系の発光素子20について説明したが、GaP系やGaAs系などの半導体層を用いることにより、発光素子は、緑色光や赤色光を出射することができる。
また、上記では、第1半導体層22がn型の半導体層であり、第2半導体層26がp型の半導体層である場合について説明したが、第1半導体層22がp型の半導体層であり、第2半導体層26がn型の半導体層であってもよい。
また、図示はしないが、第2電極32の+Z軸方向側には、ヒートシンクが設けられていてもよい。ヒートシンクは、第2電極32に接着されていてもよい。ヒートシンクの材質は、銅、アルミニウムなどである。ヒートシンクは、発光素子20において発生した熱を、効率よく放熱することができる。
1.2. 発光装置の製造方法
次に、第1実施形態に係る発光装置100の製造方法について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る発光装置100の製造工程を模式的に示す断面図である。
図4に示すように、基板10上に、第1半導体層22、発光層24、および第2半導体層26を、この順でエピタキシャル成長させる。エピタキシャル成長させる方法としては、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法などが挙げられる。
図1に示すように、第2半導体層26、発光層24、および第1半導体層22をパターニングして、柱状部28を形成する。パターニングは、例えば、フォトリソグラフィーおよびエッチングによって行われる。
次に、第1電極30を第1半導体層22上に形成する。第1電極30は、例えば、真空蒸着法などにより形成される。
次に、半導体層22,26上および第1電極30上に、絶縁層40を形成する。絶縁層40は、例えば、スピンコート法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などによって形成される。次に、絶縁層40をパターニングして第2半導体層26を露出させる。
次に、第2半導体層26上および絶縁層40上に、第2電極32を形成する。第2電極32は、例えば、真空蒸着法などにより形成される。
次に、例えば接着剤によって、基板10の下面に、レンズアレイ52を接着させる。
以上の工程により、発光装置100を製造することができる。
なお、上記では、半導体層22,26および発光層24をエピタキシャル成長させた後に、半導体層22,26および発光層24をパターニングして、柱状部28を形成する例について説明したが、まず、マスク層(図示せず)を形成し、次に、該マスク層をマスクとして、半導体層22,26および発光層24をエピタキシャル成長させて柱状部28を形成してもよい。
1.3. 発光装置の変形例
1.3.1. 第1変形例
次に、第1実施形態の第1変形例に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態の第1変形例に係る発光装置110を模式的に示す平面図である。なお、便宜上、図5および後述する図6,7では、第2電極32および絶縁層40の図示を省略している。また、図5および後述する図6,7では、互い直交する3軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
以下、第1実施形態の第1変形例に係る発光装置110において、上述した発光装置100の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
発光装置110では、図5に示すように、発光層24は、第4部分24dを有する点において、上述した発光装置100と異なる。
第4部分24dは、例えば、第1部分24aから−X軸方向に突出している。図示の例では、第4部分24dの形状は、平面視において、長方形である。第4部分24dは、平面視において、第2部分24bと第3部分24cとの間に位置している。
接触領域34は、平面視において、第4部分24dと重なる第3領域34cを有している。第3領域34cのY軸方向の大きさは、例えば、1μm以上5μm以下であり、好ましくは1μm以上2μm以下である。
発光装置110では、発光層24は、第4部分24dを有するため、例えば発光装置100に比べて、より高い放熱性を有することができる。
1.3.2. 第2変形例
次に、第1実施形態の第2変形例に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。図6は、第1実施形態の第2変形例に係る発光装置120を模式的に示す平面図である。
以下、第1実施形態の第2変形例に係る発光装置120において、上述した発光装置100,110の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
発光装置120では、図6に示すように、発光層24は、第4部分24d、第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gを有する点において、上述した発光装置100と異なる。
第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gは、例えば、第1部分24aから+X軸方向に突出している。図示の例では、第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gの形状は、平面視において、長方形である。発光層24は、例えば、平面視において、第1部分24aの中心を通りY軸に平行な仮想直線(図示せず)に関して、対称となる形状を有している。
接触領域34は、平面視において、第4部分24dと重なる第3領域34cと、第5部分24eと重なる第4領域34dと、第6部分24fと重なる第5領域34eと、第7部分24gと重なる第6領域34fと、を有している。第4領域34d、第5領域34e、および第6領域34fのY軸方向の大きさは、例えば、1μm以上5μm以下であり、好ましくは1μm以上2μm以下である。
発光装置120では、発光層24は、第4部分24d、第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gを有するため、例えば発光装置100に比べて、より高い放熱性を有することができる。
1.3.3. 第3変形例
次に、第1実施形態の第3変形例に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。図7は、第1実施形態の第3変形例に係る発光装置130を模式的に示す平面図である。
以下、第1実施形態の第3変形例に係る発光装置130において、上述した発光装置100,110,120の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
発光装置130では、図7に示すように、発光層24は、第4部分24d、第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gを有する点において、上述した発光装置100と異なる。
発光装置130では、第3部分24cは、第1部分24aのY軸方向における中央部から−X軸方向に突出している。第4部分24dは、第3部分24cの−X軸方向側の端部から、−Y軸方向に突出している。第5部分24eは、第1部分24aの−Y軸方向側の端部から+X軸方向に突出している。第6部分24fは、第1部分24aのY軸方向における中央部から+X軸方向に突出している。第7部分24gは、第6部分24fの+X軸方向側の端部から、+Y軸方向に突出している。発光層24は、例えば、平面視において、第1部分24aの中心に関して、点対称となる形状を有している。
接触領域34は、平面視において、第4部分24dと重なる第3領域34cと、第5部分24eと重なる第4領域34dと、第6部分24fと重なる第5領域34eと、第7部分24gと重なる第6領域34fと、を有している。第3領域34cおよび第6領域34fのX軸方向の大きさは、例えば、1μm以上5μm以下であり、好ましくは1μm以上2μm以下である。
発光装置130では、発光層24は、第4部分24d、第5部分24e、第6部分24f、および第7部分24gを有するため、例えば発光装置100に比べて、より高い放熱性を有することができる。
2. 第2実施形態
2.1. 発光装置
次に、第2実施形態に係る発光装置200について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る発光装置200を模式的に示す断面図である。図9は、第2実施形態に係る発光装置200を模式的に示す平面図である。なお、図8は、図9のVIII−VIII線断面図である。また、図8および図9では、互い直交する3軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
以下、第2実施形態に係る発光装置200において、上述した発光装置100の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
発光装置200は、図8に示すように、基板60と発光素子20との間に、駆動回路基板64が設けられている点において、上述した発光装置100と異なる。発光装置200は、図8および図9に示すように、例えば、基板60と、ヒートシンク62と、駆動回路基板64と、絶縁層70と、第1貫通ビア80と、第2貫通ビア82と、パッド84と、配線86と、を有している。
発光装置200では、基板60は、例えば、シリコン基板である。
ヒートシンク62は、基板60の下に設けられている。ヒートシンク62は、例えば、基板60の下面に接着されている。ヒートシンク62の材質は、銅、アルミニウムなどである。ヒートシンク62は、発光素子20において発生した熱を、効率よく放熱することができる。
駆動回路基板64は、基板60上に設けられている。駆動回路基板64には、発光素子20を駆動させるための駆動回路が搭載されている。駆動回路は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などによって実現される。駆動回路は、例えば、入力された画像情報に基づいて、発光素子20を駆動させることができる。そのため、1つの発光素子20は、1つの画素を形成することができる。発光装置200は、例えば、自発光イメージャーである。
絶縁層70は、駆動回路基板64上に設けられている。絶縁層70は、例えば、酸化シリコン層である。
第1貫通ビア80および第2貫通ビア82は、絶縁層70を貫通して設けられている。貫通ビア80,82の材質は、例えば、Tiなどである。第1貫通ビア80は、駆動回路基板64に搭載された駆動回路と、発光素子20の第2電極32と、を接続している。第2貫通ビア82は、駆動回路とパッド84とを接続している。
パッド84は、第2貫通ビア82上に設けられている。パッド84の材質は、例えば、金属である。
配線86は、パッド84と、発光素子20の第1電極30とを、接続している。配線86の材質は、例えば、金属である。
発光素子20は、第1貫通ビア80上および絶縁層70上に設けられている。複数の発光素子20は、互いに離間している。図示の例では、第2電極32、第2半導体層26、発光層24、第1半導体層22、第1電極30は、この順で、第1貫通ビア80側から並んで設けられている。半導体層22,26、発光層24、および電極30,32は、平面視において、例えば、同じ形状を有している。
第1電極30は、配線86、パッド84、および第2貫通ビア82を介して、駆動回路と電気的に接続されている。第1電極30の材質は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極である。発光層24で発生した光は、第1電極30を透過して、レンズ50に入射する。
第2電極32は、第1貫通ビア80を介して、駆動回路と電気的に接続されている。第2電極32では、第2半導体層26側から、Al層、Ti層の順序で積層したものなどを
用いる。第2電極32のTiと、第1貫通ビア80のTiと、を十分に平滑かつ清浄して加圧および加熱することにより、第2電極32と第1貫通ビア80とを金属接合させることができる。
発光装置200では、平面視に置いて、第1電極30および第2電極32は、発光層24と重なっている。このような場合、接触領域34を形成する第2半導体層26は、n型の半導体層およびp型の半導体層のうち、電極との接触領域の面積が小さい方の半導体層であり、電極との接触領域の面積が同じ場合は、いずれか一方の半導体層である。図示の例では、第2半導体層26は、p型の半導体層であり、第2半導体層26と第2電極32との接触領域34の面積は、第1半導体層22と第1電極30との接触領域の面積と同じである。
発光装置200では、レンズアレイ52は、発光素子20の+Z軸方向側に設けられている。レンズアレイ52は、例えば、図示せぬ支持部材に接着されている。
2.2. 発光装置の製造方法
次に、第2実施形態に係る発光装置200の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
以下、第2実施形態に係る発光装置200の製造方法において、上述した第1実施形態に係る発光装置100の製造方法の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略または簡略する。
図4に示すように、基板10上に、第1半導体層22、発光層24、および第2半導体層26を、この順でエピタキシャル成長させる。
次に、基板10を研磨およびプラズマエッチングすることにより、除去する。次に、図8に示すように、第1電極30および第2電極32を形成する。以上の工程により、発光素子20を形成することができる。なお、第2電極32は、基板10を除去する前に、形成されてもよい。
次に、基板60、ヒートシンク62、駆動回路基板64、絶縁層70、および貫通ビア80,82を準備し、第2電極32側を第1貫通ビア80に向けて、発光素子20を第2貫通ビア82に接続させる。
次に、パッド84を、第2貫通ビア82上に形成する。パッド84は、例えば、スパッタ法、めっき法などにより形成される。なお、パッド84は、発光素子20を第1貫通ビア80に接続させる前に、形成されてもよい。
次に、第1電極30上およびパッド84上に、絶縁層40を形成する。次に、絶縁層40をパターニングして、第1電極30およびパッド84を露出させる。
次に、第1電極30上およびパッド84上に、配線86を形成する。配線86は、例えば、スパッタ法、めっき法などにより形成される。
次に、レンズアレイ52を配置する。なお、ヒートシンク62は、レンズアレイ52を配置した後に、基板60の裏面に接着させてもよい。
以上の工程により、発光装置200を製造することができる。
なお、図示はしないが、発光装置200の発光層24は、上述した発光装置110,120,130のように、第1〜第7部分を有していてもよい。
3. 第3実施形態
3.1. プロジェクター
次に、第3実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照しながら説明する。図10は、第3実施形態に係るプロジェクター400を模式的に示す図である。
本発明に係るプロジェクターは、本発明に係る発光装置を有している。以下では、本発明に係る発光装置として発光装置100を有するプロジェクター400について説明する。
プロジェクター400は、筐体(図示せず)と、筐体内に備えられている赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ出射する赤色光源100R、緑色光源100G、青色光源100Bと、を有している。赤色光源100R、緑色光源100G、および青色光源100Bの各々は、発光装置100である。なお、便宜上、図10では、プロジェクター400を構成する筐体の図示を省略している。また、図10では、光源100R,100G,100Bを簡略化して図示している。
プロジェクター400は、さらに、筐体内に備えられている透過型の液晶ライトバルブ(光変調装置)402R,402G,402B、および投射レンズ(投射装置)406を有している。プロジェクター400は、LCD(Liquid Crystal Display)プロジェクターである。
光源100R,100G,100Bから出射された光は、各液晶ライトバルブ402R,402G,402Bに入射する。各液晶ライトバルブ402R,402G,402Bは、入射した光をそれぞれ画像情報に応じて変調させる。そして、投射レンズ406は、液晶ライトバルブ402R,402G,402Bによって形成された像(画像)を拡大してスクリーン(表示面)408に投射する。すなわち、投射レンズ406は、光源100R,100G,100Bから出射された光を、スクリーンに投射する。
また、プロジェクター400は、液晶ライトバルブ402R,402G,402Bから出射された光を合成して投射レンズ406に導くクロスダイクロイックプリズム(色光合成手段)404を、有することができる。
各液晶ライトバルブ402R,402G,402Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム404に入射する。クロスダイクロイックプリズム404は、4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は、投射光学系である投射レンズ406によりスクリーン408上に投射され、拡大された画像が表示される。
3.2. プロジェクターの変形例
3.2.1. 第1変形例
次に、第3実施形態の第1変形例に係るプロジェクターについて、図面を参照しながら説明する。図11は、第3実施形態の第1変形例に係るプロジェクター410を模式的に示す断面図である。なお、便宜上、図11では、光源100R,100G,100Bを簡略化して図示している。また、図11では、スクリーン408の図示を省略している。
以下、第3実施形態の第1変形例に係るプロジェクター410において、上述したプロジェクター400の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。このことは、後述する第3実施形態の第2変形例に係るプロジェクターにおいて、同様である。
上述したプロジェクター400では、図10に示すように、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブを用いた。これに対し、プロジェクター410は、図11に示すように、光変調装置として、DMD(Digital Micromirror Device、登録商標)418を用いている。プロジェクター410は、DLP(Digital Light Processing、登録商標)プロジェクターである。
プロジェクター410は、光源100R,100G,100Bと、ダイクロイックフィルター411,412と、レンズ413,414,415,416と、内部全反射プリズム(TIRプリズム)417と、DMD418と、投射レンズ406と、を有している。
赤色光源100Rから出射された光は、ダイクロイックフィルター411で反射されて、レンズ413に入射する。緑色光源100Gから出射された光は、ダイクロイックフィルター412で反射された後、ダイクロイックフィルター411を透過して、レンズ413に入射する。青色光源100Bから出射された光は、ダイクロイックフィルター411,412を透過して、レンズ413に入射する。光源100R,100G,100Bから出射された光は、ダイクロイックフィルター411において合成される。
レンズ413から出射された光は、レンズ414,415,416を介して、TIRプリズム417に入射する。レンズ414は、ロッドレンズ(インテグレーター)であり、レンズ414の内部で光が全反射を繰り返すことによって、レンズ414の出口で、照度分布をほぼ均一にすることができる。レンズ413,415,416は、例えば、集光レンズである。
TIRプリズム417に入射した光は、反射部417aで反射されて、DMD418に入射する。
DMD418は、入射した光を、画像情報に応じて変調し、反射させる。DMD418において反射した光は、TIRプリズム417を透過して、投射レンズ406に入射する。
3.2.2. 第2変形例
次に、第3実施形態の第2変形例に係るプロジェクターについて、図面を参照しながら説明する。図12は、第3実施形態の第2変形例に係るプロジェクター420を模式的に示す断面図である。なお、便宜上、図12では、スクリーン408の図示を省略している。
上述したプロジェクター400では、図10に示すように、発光装置100である光源100R,100G,100Bを有していた。これに対し、プロジェクター420では、図12に示すように、発光装置200である光源200R,200G,200Bを有している。発光装置200は、画素を形成することができる自発光イメージャーであるため、プロジェクター420は、別途、光変調装置を有していない。そのため、小型化を図ることができる。なお、便宜上、図12では、光源200R,200G,200Bを簡略化して図示している。
赤色光源200R、緑色光源200G、青色光源200Bは、それぞれ、赤色光、緑色
光、青色光を出射する。さらに、プロジェクター420は、フィリップスプリズム422を有している。
光源200R,200G,200Bから出射された光は、フィリップスプリズム422において合成され、投射レンズ406に入射する。例えば、光源200R,200G,200Bから射出される光は、無偏光の光であるため、偏光依存が少ないフィリップスプリズム422が適している。
なお、本発明に係る発光装置は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やHUD(ヘッドアップディスプレイ)といったプロジェクターを応用した機器にも、適用することができる。また、本発明に係る発光装置は、プロジェクターの他、自動車用のヘッドライトやスポットライトなど、指向性がある明るい光を必要とする機器に広く応用することができる。
4. 実験例
以下に実験例を示し、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実験例によって何ら限定されるものではない。
発光素子20としてLEDを用いた発光装置100に対応する実験として、LEDの接触領域(第2半導体層と第2電極との接触領域)の大きさを様々に変化させて、その特性の測定を行った。ただし、第2半導体層と第2電極と接触領域(以下、単に「接触領域」ともいう)の形状は、正方形である。また、マトリックス状に並べたLEDでなく、孤立したLEDを用いた。
図13は、LEDの発光層に注入される電流密度と、LEDの光パワー密度と、の関係を示すグラフである。接触領域の大きさを、100μm角から1μm角まで変化させた。
図13に示すように、電流密度が大きくなるにつれて光パワー密度が大きくなる傾向にあるが、ある電流密度で飽和する。これは、LEDに大電力を投入すると、発光効率が低下するドループ現象のためである。
図13に示すように、接触領域の大きさが小さいほど、大きな光パワー密度に耐えられる。これは、接触領域の大きさが小さいほど、発光層の側面からの放熱によりジャンクション温度が低下し、量子効率が維持できるからであると理解できる。したがって、接触領域の一辺の大きさを5μm以下にすることにより、光パワー密度を大きくできることがわかった。
さらに、図13に示すように、接触領域の大きさが2μm角でドループ現象抑制効果は、飽和した。したがって、接触領域の一辺の大きさを2μm以下にすることにより、光パワー密度をより大きくできることがわかった。
なお、接触領域の一辺を1μmより小さくすると、接触領域を精度よく形成することが困難となり、歩留まりが低下する場合がある。
以上より、接触領域34の第1領域34aのY軸方向の大きさL1、および接触領域34の第2領域34bのY軸方向の大きさL2を、1μm以上5μm以下、好ましくは1μm以上2μm以下とすることにより、ドループ現象象が発生することを抑制して、光パワー密度を大きくすることができ、より明るい光を出射することができるといえる。また、歩留まりの低下を抑制することができるといえる。
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形態や変形例を組み合わせたりしてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
2…切り欠き、10…基板、20…発光素子、22…第1半導体層、24…発光層、24a…第1部分、24b…第2部分、24c…第3部分、24d…第4部分、24e…第5部分、24f…第6部分、24g…第7部分、25…側面、26…第2半導体層、28…柱状部、30…第1電極、32…第2電極、34…接触領域、34a…第1領域、34b…第2領域、34c…第3領域、34d…第4領域、34e…第5領域、34f…第6領域、40…絶縁層、50…レンズ、51a…入射面、51b…出射面、52…レンズアレイ、60…基板、62…ヒートシンク、64…駆動回路基板、70…絶縁層、80…第1貫通ビア、82…第2貫通ビア、84…パッド、86…配線、100…発光装置、100R…赤色光源、100G…緑色光源、100B…青色光源、110,120,130…発光装置、200…発光装置、200R…赤色光源、200G…緑色光源、200B…青色光源、400…プロジェクター、402R,402G,402B…液晶ライトバルブ、404…クロスダイクロイックプリズム、406…投射レンズ、408…スクリーン、410…プロジェクター、411,412…ダイクロイックフィルター、413,414,415,416…レンズ、417…TIRプリズム、417a…反射部、418…DMD、420…プロジェクター、422…フィリップスプリズム

Claims (5)

  1. 第1半導体層と、
    前記第1半導体層と導電型の異なる第2半導体層と、
    前記第1半導体層と前記第2半導体層との間に設けられ、電流が注入されることで光を発生させることが可能な発光層と、
    を有し、
    前記発光層は、前記第1半導体層および前記発光層の積層方向から見た平面視において、
    第1部分と、
    前記第1部分から第1方向に突出している第2部分と、
    前記第1部分から第2方向に突出している第3部分と、
    を有する、発光装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1半導体層と電気的に接続された第1電極と、
    前記第2半導体層と接触された第2電極と、
    を有し、
    前記積層方向から見た平面視において、前記第2電極は、前記発光層と重なり、
    前記第2半導体層と前記第2電極との接触領域は、前記積層方向から見た平面視において、
    前記第2部分と重なる第1領域と、
    前記第3部分と重なる第2領域と、
    を有し、
    前記第1領域の前記第1方向と直交する方向の大きさ、および前記第2領域の前記第2方向と直交する方向の大きさは、1μm以上5μm以下である、発光装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1領域の前記第1方向と直交する方向の大きさ、および前記第2領域の前記第2方向と直交する方向の大きさは、1μm以上2μm以下である、発光装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記第1方向と前記第2方向とは、同じ方向である、発光装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記発光装置から出射された光を投射する投射装置と、
    を有する、プロジェクター。
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