JP2019187619A5 - - Google Patents

Description

パチンコ機等の遊技機として、前後に貫通している開口部を有する平板状のパネルと、開口部に沿った枠状でパネルの前面に取付けられるセンター役物と、を備え、センター役物に、遊技機のコンセプトに沿った立体的な装飾体が設けられているものが知られている（例えば、特許文献１）。この種の遊技機では、センター役物に設けられている立体的な装飾体により、パネルの後方設けられている装飾体、可動装飾体、演出表示装置、のような演出手段の周囲を装飾して、遊技機の見栄えを良くしている。

しかしながら、特許文献１のような従来の遊技機では、センター役物に設けられている立体的な装飾体により、センター役物の枠内が狭められてしまい、後方に設けられている演出手段の見える範囲が狭くなることで、演出手段による演出効果を十分に発揮させられない問題があった。

特開２００８−２９５５４９号公報

そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、センター役物の後方の視認性を良くすることが可能な遊技機の提供を課題とするものである。

手段：遊技機において、
「前面側に遊技媒体が流通する遊技領域が設けられる遊技パネルを備えた遊技機であって、
前記遊技パネルの開口部には、センター役物が設けられ、
該センター役物は、
前記開口部の下部に位置するステージ部と、
前記遊技パネルよりも前方へ延出しており、前記開口部の内側への遊技媒体の侵入を阻止している周壁部と、
該周壁部から前記遊技パネルに沿って延出したフランジ部と、を備え、
前記フランジ部は、前記遊技パネルに取付けられる取付部を有し、
前記遊技パネルはベニヤ合板で構成されており、
前記ステージ部とは異なる部位に設けられた前記フランジ部の少なくとも一部は、前記開口部よりも内側に延長した延出領域部を有し、該延出領域部は、遊技球の投影面積よりも大きい領域を備え、且つ、裏面側に前記遊技パネルが位置しない部位であり、前記延出領域部を透して後方の装飾部を視認可能であり、
前記延出領域部は前記周壁部に略沿って設けられる」ものであることを特徴とする。
なお、本発明とは異なる別の発明として以下の発明を開示する。
手段１：遊技機において、
「遊技者側から視認可能に設けられており、所定の演出を実行可能な演出装置と、
該演出装置を被覆している透明な被覆部材と、
該被覆部材と前記演出装置との間で遊技者側から認識不能に設けられており、該演出装置により所定の演出を実行させるために前記被覆部材への遊技者の接近又は接触を検出可能な検出体と」
を具備しているものであることを特徴とする。

このように、本発明によれば、センター役物の後方の視認性を良くすることが可能な遊技機を提供することができる。

Claims (1)

1. 前面側に遊技媒体が流通する遊技領域が設けられる遊技パネルを備えた遊技機であって、
   前記遊技パネルの開口部には、センター役物が設けられ、
   該センター役物は、
   前記開口部の下部に位置するステージ部と、
   前記遊技パネルよりも前方へ延出しており、前記開口部の内側への遊技媒体の侵入を阻止している周壁部と、
   該周壁部から前記遊技パネルに沿って延出したフランジ部と、を備え、
   前記フランジ部は、前記遊技パネルに取付けられる取付部を有し、
   前記遊技パネルはベニヤ合板で構成されており、
   前記ステージ部とは異なる部位に設けられた前記フランジ部の少なくとも一部は、前記開口部よりも内側に延長した延出領域部を有し、該延出領域部は、遊技球の投影面積よりも大きい領域を備え、且つ、裏面側に前記遊技パネルが位置しない部位であり、前記延出領域部を透して後方の装飾部を視認可能であり、
   前記延出領域部は前記周壁部に略沿って設けられる
   ことを特徴とした遊技機。