JP2019187144A - 制御装置、電池パック、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、電池パック、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電池パックの放電性能の向上と、電池パックの保護とを両立する技術を提供する。【解決手段】電池パック1には制御装置11が組み込まれている。制御装置11は、電池パック1内の電池の状態を監視する監視部111と、電池の状態の監視結果が基準を満たした場合に、当該電池の状態の監視結果を示すログを制御装置の記憶領域に保存するログ保存機能を実行するログ保存部112と、ログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくともログ保存機能の実行が制限され、第1モードよりも消費電力が少ない第2モードとを切り替える機能制御部113と、を備える。機能制御部113は、第2モードのときに電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、制御装置の動作モードを第1モードに切り替えて、ログ保存部112にログ保存機能を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、充放電可能な電池の動作を制御する技術に関する。
充放電可能な電池の動作を制御する技術の一例が、下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1には、過充電、過放電、過電流等の異常を検出した場合に、直ちに回路を遮断するのではなく、一定期間定電流制御を行い、その後、当該異常が二次電池の短絡等に起因する場合に回路を遮断する保護回路を有するバッテリーパックが開示されている。
特開2008−029067号公報
電池パックの内部に保護回路を設けた場合、電池パックの内部に保護回路を設けない場合と比較して、電池パックの放電性能が保護回路のインピーダンス分低下する。電池パックの電力により動作する機器の用途によっては、放電性能が重視され、電池パックに保護回路を敢えて設けないことが望まれるケースもある。この場合では、事後的に、電池パックを保護する仕組みが必要となる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、電池パックの放電性能の向上と、電池パックの保護とを両立する技術を提供することである。
本発明の制御装置は、
電池パックに組み込まれる制御装置において、
前記電池パック内の電池の状態を監視する監視手段と、
前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合に、当該電池の状態の監視結果を示すログを前記制御装置の記憶領域に保存するログ保存機能を実行するログ保存手段と、
前記ログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードとを切り替える機能制御手段と、
を備え、
前記機能制御手段は、
前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる。
本発明の電池パックは、
充電可能な電池を含む電池モジュールと、
上述の制御装置と、
を少なくとも備える。
本発明の制御方法は、
電池パックに組み込まれるコンピュータが、
前記電池パック内の電池の状態を監視し、
前記電池の状態の監視結果を示すログを前記コンピュータの記憶領域に保存するログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードのうち、前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記コンピュータの動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる、
ことを含む。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上述の制御方法を実行させる。
本発明によれば、電池パックの放電性能の向上と、電池パックの保護とを両立することができる。
第1実施形態における電池パックの構成を概念的に例示する図である。 電池パックの動作モードを切り替える処理の流れを例示するフローチャートである。 電池パックの監視処理の流れを例示するフローチャートである。 第2実施形態における電池パックの構成を概念的に例示する図である。 電池パックの充電時に電池パックが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 電池パックの充電時に充電器が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 充電器の出力装置上での通知例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における電池パック1の構成を概念的に例示する図である。図1に示されるように、電池パック1の筐体10の中には、制御装置11および電池モジュール12が組み込まれている。制御装置11は、電池モジュール12の動作を制御する装置であり、電池モジュール12と配線によって接続されている。電池モジュール12は、充放電可能な電池を含んでいる。また、電池モジュール12は、直列または並列に接続された複数の電池を含んでいてもよい。なお、図1の例では、複数の電池が直列に接続されている様子が描かれている。また、電池パック1は、図示しない外部機器(電池パック1の電力で動作する負荷や電池パック1の充電器)と接続するための電池側コネクタ13を有する。電池側コネクタ13は、外部正極端子131、外部負極端子132、および外部通信用端子133を有する。外部正極端子131は、電池モジュール12の正極端子、並びに、外部機器(電池パック1の電力で動作する負荷や電池パック1の充電器)の正極端子と接続される。外部負極端子132は、電池モジュール12の負極端子、並びに、外部機器の負極端子と接続される。外部通信用端子133は、制御装置11、並びに、外部機器側に設けられている通信用端子と接続される。
制御装置11は、監視部111、ログ保存部112、および機能制御部113を備える。
監視部111は、電池パック1内の電池(電池モジュール12)の状態を監視する。監視部111は、各種センサの出力を取得して、例えば、電池モジュール12の電流や電圧、電池モジュール12や基盤の温度などを監視している。電池パック1内には、例えば、電池パック1に加わる加速度を検出する加速度センサ、電池パック1の内部温度を測定する温度センサ、および、電池パック1の電池の電圧を測定する電圧測定器(電圧センサ)などが設けられている。監視部111は、これらのセンサの少なくともいずれか1つを用いて、電池モジュール12の監視状態を示す情報(監視結果)を生成する。なお、加速度センサを用いれば、例えば、電池パック1の落下(落下時の強い衝撃の有無)を検知することができる。
また、監視部111は、電池モジュールの監視結果が所定の基準を満たしたか否かを判定する。例えば、これらの異常を検出するための閾値が、制御装置11の記憶領域に予め記憶されている。所定の基準は、電池パック1での異常を検出するための基準である。電池パック1での異常とは、例えば、電圧値異常、電池モジュール12や基板の温度以上、加速度異常(電池パック1の落下や電池パック1に加わる衝撃)などである。例えば、これらの異常を検出するための閾値が、制御装置11の記憶領域に予め記憶されている。この場合、監視部111は、電池モジュール12の監視結果と閾値とを比較することによって、電池パック1の異常の有無を判断することができる。
ログ保存部112は、電池パック1内の電池(電池モジュール12)の状態についての監視結果が所定の基準を満たした場合に、当該監視結果を示すログを制御装置11に設けられた記憶領域に保存するログ保存機能を実行する。
機能制御部113は、通常モード(第1のモード)と低消費モード(第2のモード)とを切り替える。通常モードでは、上述のログ保存機能を含む制御装置11の全ての機能が実行可能となる。一方、低消費モードでは、上述のログ保存機能を少なくとも含む制御装置11の一部機能の実行が制限される。また、低消費モードでは、電池モジュール12の状態を監視するために設けられた各種センサの少なくとも一部について、動作間隔(タイマー)が通常モードよりも長く設定されてもよい。このように、低消費モードでは、通常モードよりも消費電力が小さくなるような制御が実行される。

機能制御部113は、例えば、外部通信用端子133の導通状態に基づいて、通常モードと低消費モードを切り替えることができる。具体的には、電池パック1が外部機器(外部負荷や充電器)と接続されている場合、外部通信用端子133が外部機器の通信端子と接続されて導通状態となる。外部通信用端子133が導通状態(外部機器と接続されている状態)である場合、機能制御部113は、電池パック1が使用されている(充電中または放電中)と判断できる。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを通常モードに設定する。また、電池パック1が外部機器と接続されていない場合、外部通信用端子133は非導通状態となる。外部通信用端子133が非導通状態(外部機器と接続されていない状態)である場合、機能制御部113は、電池パック1が使用されていない状態(電池パック1が保管されている状態)と判断できる。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを低消費モードに設定する。また、機能制御部113は、電池パック1が充電器と接続されている場合において、電池パック1の動作モードを低消費モードに設定してもよい。例えば、電池パック1の充電が完了した後、電池パック1が充電器に接続されたまま保管されている場合などには、機能制御部113は、電池パック1を低消費モードに設定してもよい。充電完了時には、充電器と電池パック1との間での通信頻度が充電時よりも明らかに少なくなる。よって、機能制御部113は、充電器に接続されていて外部通信用端子133を介して当該充電器と通信がない状態が所定時間以上継続していることを検出した場合に、電池パック1の動作モードを低消費モードに設定してもよい。
また、機能制御部113は、低消費モードのときに、監視部111による電池の状態の監視結果が所定の基準を満たした場合に、制御装置11の動作モードを通常モードに切り替えて、ログ保存部112にログ保存機能を実行させる。
また本発明において、電池パック1の放電性能を向上させるために、制御装置11は、異常検出時に電池パック1の動作を遮断する機能やセルバランス機能を備えていない。これらの機能は、専用の充電器(図示せず)に備えられている。
制御装置11の各処理部は、例えば、MCU(Micro Control Unit)などのデジタル信号処理デバイスと、AFE(Analog Front End)やその他のアナログ回路とが協働することにより実現される。例えば、AFEは、電池モジュール12の状態を監視するために設けられた各種センサから出力信号を検出し、その出力信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換してMCUに転送する。MCUは、メモリ領域に記憶された監視部111のプログラムモジュールを読み出し、AFEから転送されたデジタル信号(電池モジュール12の状態の監視結果)を取得する。そして、監視部111は、電池モジュール12の状態の監視結果に基づいて、電池モジュール12の異常の有無を判定することができる。また、MCUは、メモリ領域に記憶されたログ保存部112のプログラムモジュールを読み出し、AFEから転送されたデジタル信号(電池モジュール12の状態の監視結果)に基づいてログを生成し、生成したログをメモリ領域に記憶する。また、MCUは、メモリ領域に記憶された機能制御部113のプログラムモジュールを読み出し、監視部111からの指示や外部機器からの通信信号に基づいてモードの切り替え処理を実行する。例えば、機能制御部113は、低消費モード時に監視部111が電池パック1の異常を検出した場合に出力される指示を受信した場合に、制御装置11の動作モードを低消費モードから通常モードに切り替えることができる。
〔処理の流れ〕
以下、図を用いて、本実施形態の制御装置11により実行される処理の流れについて説明する。
<動作モードの切り替え処理>
図2は、電池パック1の動作モードを切り替える処理の流れを例示するフローチャートである。
まず、機能制御部113は、電池パック1が外部機器(外部負荷または充電器)と接続されているかを判定する(S102)。機能制御部113、例えば、外部通信用端子133の導通状態に応じて、電池パック1が外部機器と接続されているか否かを判定することができる。
電池パック1が外部機器と接続されていない場合(S102:NO)、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを低消費モードに設定する(S110)。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードの情報を保持する記憶領域に、低消費モードを示す情報を格納する。
一方、電池パック1が外部機器と接続されている場合(S102:YES)、機能制御部113は、接続されている外部機器が充電器か否かを判定する(S104)。機能制御部113は、例えば外部機器との接続後、当該外部機器が充電器であることを示す情報を含む信号を外部通信用端子133を介して取得したか否かによって、接続された外部機器が充電器か否かを判断することができる。
ここで、外部機器が充電器ではない(すなわち、外部機器が電池パック1の電力で動作する外部負荷)の場合(S104:NO)、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを通常モードに設定する(S108)。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードの情報を保持する記憶領域に、通常モードを示す情報を格納する。
一方、外部機器が充電器の場合(S104:YES)、機能制御部113は、充電器と通信のない状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(S106)。ここで、充電器と通信のない状態が所定時間以上継続している場合(S106:YES)、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを低消費モードに設定する(S110)。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードの情報を保持する記憶領域に、低消費モードを示す情報を格納する。一方、充電器と通信のない状態が所定時間以上継続していない場合(S106:NO)、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを通常モードに設定する(S108)。この場合、機能制御部113は、電池パック1の動作モードの情報を保持する記憶領域に、通常モードを示す情報を格納する。
<電池パック1の監視処理>
図3は、電池パック1の監視処理の流れを例示するフローチャートである。
監視部111は、各種センサからの出力に基づいて、電池パック1に異常が発生していない否かを判定する(S202)。電池パック1に異常が発生していないと判断された場合(S202:NO)、以降の処理は実行されない。一方、電池パック1に異常が発生していると判断された場合(S202:YES)、監視部111は、電池パック1の動作モードを判定する(S204)。なお、監視部111は、図2の処理で所定の記憶領域に格納された、電池パック1の動作モードの情報を参照することにより、電池パック1の動作モードが通常モードと低消費モードのいずれであるかを判別することができる。
電池パック1の動作モードが通常モードである場合(S204:通常モード)、ログ保存部112のログ保存機能が実行可能である。この場合、監視部111は、ログ保存部112にログ保存機能の実行を指示する。そして、ログ保存部112は、監視部111からの指示に従って、監視部111の監視結果(電池パック1に異常が発生した状態)を示すログを記憶領域に記憶する(S212)。
一方、電池パック1の動作モードが低消費モードである場合(S204:低消費モード)、ログ保存部112のログ保存機能の実行は制限されている。この場合、監視部111は、ログ保存機能を実行可能とするために、機能制御部113に電池パック1の動作モードを一時的に通常モードに切り替えることを指示する。機能制御部113は、監視部111からの指示に従って、電池パック1の動作モードを低消費モードから通常モードに切り替える(S206)。ログ保存部112は、低消費モードから通常モードへの切り替えに応じて、監視部111の監視結果(電池パック1に異常が発生した状態)を示すログを記憶領域に記憶する(S208)。ログ保存機能の実行が完了すると、機能制御部113は、電池パック1の動作モードを通常モードから低消費モードに戻す(S210)。これにより、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
以上、本実施形態では、電池パック1の放電性能(例えば、放電持続時間)を向上させるため、電池パック1の内部に保護回路を設けていない。また、電池パック1が保管されている状態において、動作モードを低消費モードに設定することによって、電池パック1の放電性能をさらに向上させることができる。また、本実施形態では、低消費モードで電池パック1の電力消費を抑えている間に異常が発生した場合、通常モードに一時的に復帰することで、電池パック1内部の記憶領域に発生した異常をログに残すことが可能となる。このように電池パック1内部の記憶領域に残されるログを活用することにより、電池パック1を適切に保護できるようになる。すなわち、本実施形態によれば、電池パック1の放電性能の向上と、電池パック1の保護を両立することができる。
[第2実施形態]
本実施形態の電池パック1は、記憶領域に残るログを使って、電池パック1を保護する構成を更に備える。本実施形態の電池パック1は、以下の点を除き、上述の第1実施形態の電池パック1と同様の構成を有する。
〔機能構成〕
図4は、第2実施形態における電池パック1の構成を概念的に例示する図である。図4では、電池パック1が、電池側コネクタ13を介して、充電器2と接続されている様子が描かれている。また、図4に示されるように、本実施形態の電池パック1は、ログ送信部114を更に備える。ログ送信部114は、電池パック1が充電器2に接続されたことを検出した場合に、電池パック1の記憶領域に記憶されたログを充電器2に送信する。具体的には、電池パック1と充電器2とが接続された場合、ログ送信部114は、例えば外部通信用端子133を介して取得される充電器2の通信信号に基づいて、電池パック1が充電器2に接続されたか否かを判定することができる。
ここで、本実施形態の充電器2は、電池パック1を充電してよいか否かを判別するためのルール(充電可否判別用ルール)を予め記憶しておる。充電器2は、ログ送信部114から送信されたログと当該充電可否判別用ルールとに基づいて、電池パック1の充電動作を禁止するか否かを判断する。具体的な例として、充電器2において、「閾値t1以上の加速度(衝撃)が電池パック1において検出された場合に充電を不可とする」というルールが記憶されており、電池パック1から取得したログには上記閾値t1以上の加速度(衝撃)が検出されたことが記憶されていたとする。この場合、充電器2は、当該充電器2に接続された電池パック1の充電動作を強制的に禁止することができる。また例えば、充電器2は、第1の閾値t1以上かつ第2の閾値t2未満の加速度(衝撃)については、その大きさの加速度(衝撃)が許容回数(例えば、3回など)以上ログに記録されていない限り、電池パック1の充電を禁止しないようにしてもよい。またこの場合において、充電器2は、第2の閾値t2以上の加速度(衝撃)については、その大きさの加速度(衝撃)が1回でもログに記録されていれば、電池パック1の充電を強制的に禁止するようにしてもよい。
〔処理の流れ〕
図を用いて、本実施形態で実行される、充電時の処理の流れについて説明する。
<電池パック1側の処理>
図5は、電池パック1の充電時に電池パック1が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。まず、電池パック1が図示しない充電器にセットされることで、電池パック1の外部通信用端子133と図示しない充電器の通信用端子とが接続される。ログ送信部114は、ログ保存部112により記憶されたログを、電池パック1内部の記憶領域から読み出す(S302)。そして、ログ送信部114は、読み出したログを、外部通信用端子133を介して充電器2に送信する(S304)。
<充電器2側の処理>
充電器2は、電池パック1から送信されたログを取得する(S402)。そして、充電器2は、電池パック1から取得したログと、予め定められた充電可否判別用ルールとに基づいて、その電池パック1を充電してよいか否かを判断する(S404)。
図6は、電池パック1の充電時に充電器2が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。電池パック1から取得したログを充電可否判別用ルールに照らし合わせた結果、電池パック1の充電が可能と判断された場合(S404:可)、充電器2は電池パック1の充電動作を実行する(S406)。なお、充電器2は、電池パック1からの充電指示に従って、充電動作を制御することができる。
一方、電池パック1から取得したログを充電可否判別用ルールに照らし合わせた結果、電池パック1の充電は不可と判断された場合(S406:不可)、充電器2は、電池パック1の充電動作を実行しない。このとき、充電器2は、例えば、液晶パネルやLED(Light Emitting Diode)などの出力装置(図示せず)を介して、電池パック1の異常を使用者に通知することができる(S408)。図7は、充電器2の出力装置上での通知例を示す図である。図7に例示される充電器2は、使用者に電池パック1の各種状態を伝えるための出力装置として、4つのLEDを有している。充電器2は、電池パック1の充電ができない(禁止されている)場合に、これら4つのLED全てを点滅させることによって、電池パック1の充電が禁止されていることを使用者に知らせることができる。
以上、本実施形態によれば、電池パック1の記憶領域に記憶されたログ(異常発生時のログ)を用いて、充電器2が電池パック1の充電を禁止させることができる。これにより、電池パック1内に保護回路が設けられていなくても、電池パック1を適切に保護することができる。
上述したような、本発明に係る電池パック1(制御装置11および電池モジュール12を含む電池パック1)は、大電力用途の機器に適していると言える。例えば、電池パック1は、ドローンなどの無人飛行体に搭載するのに適している。
なお無人飛行体には、姿勢制御用の加速度センサが設けられている。この場合において、無人飛行体の加速度センサを利用することで、電池パック1の放電性能を更に向上できる可能性がある。例えば、監視部111が制御装置11に接続された第1の加速度センサを用いて、電池モジュール12の状態を監視している場合を考える。機能制御部113は、第1の加速度センサとは別の第2の加速度センサを有する無人飛行体に電池パック1が接続されていることを基準時間以上継続して検知した場合に、制御装置11に接続されている第1の加速度センサを停止させることで、電池パック1の電力消費を抑えることができる。またこの場合、ログ保存部112は、外部通信用端子133を介して無人飛行体と通信して、無人飛行体に備えられた第2の加速度センサの情報を取得することができる。
また、上記において、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いたフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.
電池パックに組み込まれる制御装置において、
前記電池パック内の電池の状態を監視する監視手段と、
前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合に、当該電池の状態の監視結果を示すログを前記制御装置の記憶領域に保存するログ保存機能を実行するログ保存手段と、
前記ログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードとを切り替える機能制御手段と、
を備え、
前記機能制御手段は、
前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる、
制御装置。
2.
前記機能制御手段は、
前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていることを検出した場合に、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに設定し、
前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていない、または、前記電池が充電器に接続されていて当該充電器と通信がない状態が所定時間以上継続していることを検出した場合に、前記制御装置の動作モードを前記第2モードに設定する、
1.に記載の制御装置。
3.
前記機能制御手段は、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに切り替えて前記ログ保存機能を実行させた後、前記制御装置の動作モードを前記第2モードに戻す、
1.または2.に記載の制御装置。
4.
前記監視手段は、前記電池パックに加わる加速度を検出する加速度センサ、前記電池パックの内部温度を測定する温度センサ、または前記電池の電圧を測定する電圧測定器の少なくとも1つを用いる、
1.から3.のいずれか1つに記載の制御装置。
5.
前記電池パックが充電器に接続されたことを検出した場合に、前記記憶領域に記憶された前記ログを当該充電器に送信する送信手段を更に備える、
1.から4.のいずれか1つに記載の制御装置。
6.
前記制御装置は、無人飛行体に搭載される、
1.から5.のいずれか1つに記載の制御装置。
7.
前記監視手段は、少なくとも第1の加速度センサを用いており、
前記機能制御手段は、前記電池パックが第2の加速度センサを有する前記無人飛行体に接続されていることを基準時間以上継続して検知した場合に、前記第1の加速度センサを停止させる、
6.に記載の制御装置。
8.
充電可能な電池を含む電池モジュールと、
1.から7.のいずれか1つに記載の制御装置と、
を備える電池パック。
9.
電池パックに組み込まれるコンピュータが、
前記電池パック内の電池の状態を監視し、
前記電池の状態の監視結果を示すログを前記コンピュータの記憶領域に保存するログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードのうち、前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記コンピュータの動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる、
ことを含む制御方法。
10.
前記コンピュータが、
前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていることを検出した場合に、前記制御方法の動作モードを前記第1モードに設定し、
前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていない、または、前記電池が充電器に接続されていて当該充電器と通信がない状態が所定時間以上継続していることを検出した場合に、前記制御方法の動作モードを前記第2モードに設定する、
ことを含む9.に記載の制御方法。
11.
前記コンピュータが、
前記制御方法の動作モードを前記第1モードに切り替えて前記ログ保存機能を実行させた後、前記制御方法の動作モードを前記第2モードに戻す、
ことを含む9.または10.に記載の制御方法。
12.
前記コンピュータが、
前記電池パックに加わる加速度を検出する加速度センサ、前記電池パックの内部温度を測定する温度センサ、または前記電池の電圧を測定する電圧測定器の少なくとも1つを用いる、
ことを含む9.から11.のいずれか1つに記載の制御方法。
13.
前記コンピュータが、
前記電池パックが充電器に接続されたことを検出した場合に、前記記憶領域に記憶された前記ログを当該充電器に送信する、
ことを含む9.から12.のいずれか1つに記載の制御方法。
14.
前記コンピュータが無人飛行体に搭載される、
ことを含む9.から13.のいずれか1つに記載の制御方法。
15.
前記コンピュータが、
少なくとも第1の加速度センサを用いており、
前記電池パックが第2の加速度センサを有する前記無人飛行体に接続されていることを基準時間以上継続して検知した場合に、前記第1の加速度センサを停止させる、
ことを含む14.に記載の制御方法。
16.
コンピュータに、9.から15.のいずれか1つに記載の制御方法を実行させるプログラム。
1 電池パック
10 筐体
11 制御装置
111 監視部
112 ログ保存部
113 機能制御部
114 ログ送信部
12 電池モジュール
13 電池側コネクタ
131 外部正極端子
132 外部負極端子
133 外部通信用端子
2 充電器

Claims (10)

  1. 電池パックに組み込まれる制御装置において、
    前記電池パック内の電池の状態を監視する監視手段と、
    前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合に、当該電池の状態の監視結果を示すログを前記制御装置の記憶領域に保存するログ保存機能を実行するログ保存手段と、
    前記ログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードとを切り替える機能制御手段と、
    を備え、
    前記機能制御手段は、
    前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる、
    制御装置。
  2. 前記機能制御手段は、
    前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていることを検出した場合に、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに設定し、
    前記電池パックが外部負荷または充電器に接続されていない、または、前記電池が充電器に接続されていて当該充電器と通信がない状態が所定時間以上継続していることを検出した場合に、前記制御装置の動作モードを前記第2モードに設定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記機能制御手段は、前記制御装置の動作モードを前記第1モードに切り替えて前記ログ保存機能を実行させた後、前記制御装置の動作モードを前記第2モードに戻す、
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記監視手段は、前記電池パックに加わる加速度を検出する加速度センサ、前記電池パックの内部温度を測定する温度センサ、または前記電池の電圧を測定する電圧測定器の少なくとも1つを用いる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記電池パックが充電器に接続されたことを検出した場合に、前記記憶領域に記憶された前記ログを当該充電器に送信する送信手段を更に備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御装置は、無人飛行体に搭載される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記監視手段は、少なくとも第1の加速度センサを用いており、
    前記機能制御手段は、前記電池パックが第2の加速度センサを有する前記無人飛行体に接続されていることを基準時間以上継続して検知した場合に、前記第1の加速度センサを停止させる、
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 充電可能な電池を含む電池モジュールと、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置と、
    を備える電池パック。
  9. 電池パックに組み込まれるコンピュータが、
    前記電池パック内の電池の状態を監視し、
    前記電池の状態の監視結果を示すログを前記コンピュータの記憶領域に保存するログ保存機能を実行可能な第1モードと、少なくとも前記ログ保存機能の実行が制限され、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードのうち、前記第2モードのときに前記電池の状態の監視結果が基準を満たした場合、前記コンピュータの動作モードを前記第1モードに切り替えて、前記ログ保存機能を実行させる、
    ことを含む制御方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載の制御方法を実行させるプログラム。
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