JP2019186870A - Wireless earphone, charger therefor and wireless earphone system - Google Patents
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Description
本発明は、ワイヤレスイヤホンとワイヤレスイヤホン用充電器とワイヤレスイヤホンシステムとに関する。 The present invention relates to a wireless earphone, a charger for a wireless earphone, and a wireless earphone system.
近年、音源と接続するためのコードを備えないワイヤレス型のイヤホン(以下「ワイヤレスイヤホン」という。)が販売されている。一般的に、ワイヤレスイヤホンは、左右一対の放音ユニットを有してなる。ワイヤレスイヤホンは、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの無線通信回線を介して、携帯型楽音再生機などの音源からの音声信号を受信する。ワイヤレスイヤホンには、左右の放音ユニットがケーブルで連結されたワイヤレスイヤホンと、左右の放音ユニットが完全に独立した(左右の放音ユニットがケーブルで連結されていない)、いわゆる完全ワイヤレスイヤホンと、がある。 In recent years, wireless earphones (hereinafter referred to as “wireless earphones”) that do not have a cord for connecting to a sound source have been sold. Generally, a wireless earphone includes a pair of left and right sound emission units. The wireless earphone receives an audio signal from a sound source such as a portable music player via a wireless communication line such as Bluetooth (registered trademark). Wireless earphones include wireless earphones with left and right sound emission units connected by cables, and so-called complete wireless earphones with left and right sound emission units completely independent (the left and right sound emission units are not connected by cables). There is.
ワイヤレスイヤホンは、前述のとおり、コードにより音源と接続されない。そのため、ワイヤレスイヤホンは、使用時に、音源などから電力を受電することができない。したがって、各放音ユニットは、外部電力からの電力を充電して、ワイヤレスイヤホンが備える複数の部品(電子部品)へ充電された電力を給電する、バッテリを備える。 As described above, the wireless earphone is not connected to the sound source by the cord. Therefore, the wireless earphone cannot receive power from a sound source or the like when in use. Accordingly, each sound emitting unit includes a battery that charges power from external power and supplies the charged power to a plurality of components (electronic components) included in the wireless earphone.
ワイヤレスイヤホンは、バッテリに充電された電力が無くなると動作しない。そのため、ワイヤレスイヤホンは、安定して動作するために、定期的なバッテリの充電を必要とする。 A wireless earphone will not operate if the battery is depleted of power. Therefore, the wireless earphone requires periodic battery charging in order to operate stably.
ワイヤレスイヤホンのバッテリを充電するために、ワイヤレスイヤホンの収容や持ち運びに用いる収容ケースを充電器として利用する充電方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 In order to charge the battery of the wireless earphone, a charging method has been proposed in which a housing case used for housing or carrying the wireless earphone is used as a charger (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に開示された充電器(収容ケース)は、ワイヤレスイヤホンが収容されると、ワイヤレスイヤホンが収容されたことを検知して、バッテリの充電を開始する。
When the wireless earphone is accommodated, the charger (accommodating case) disclosed in
特許文献1に記載された充電器(収容ケース)は、収容部と、検出スイッチと、検知部と、を備える。収容部は、ワイヤレスイヤホンを収容する。検出スイッチは、収容部から突出して配置されて、ワイヤレスイヤホンが収容部に収納されたときにワイヤレスイヤホンに押圧される。検知部は、検出スイッチが押圧された動作を検知する。このように、特許文献1に開示された充電器は、ワイヤレスイヤホンが収容部に収容されたことを検知するために、検出スイッチと検知部とで構成される機械的な検知手段を必要とする。そのため、特許文献1に開示された充電器の構成は、複雑になる。
The charger (accommodating case) described in
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、ワイヤレスイヤホンが充電器に収容されたときに、ワイヤレスイヤホンが充電器に収容されたことが簡易な手段で検出されるワイヤレスイヤホンと、ワイヤレスイヤホン用充電器と、ワイヤレスイヤホンシステムと、を提供することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems of the prior art. When the wireless earphone is accommodated in the charger, it is easy means that the wireless earphone is accommodated in the charger. An object of the present invention is to provide a detected wireless earphone, a charger for a wireless earphone, and a wireless earphone system.
本発明にかかるワイヤレスイヤホンは、音源からの音声信号に応じた音波を出力する電気音響変換器と、電気音響変換器からの漏洩磁束を低減する磁界を発生させる磁界発生部と、音声信号を、無線通信回線を介して受信する受信回路と、受信回路に給電される電力を充電する充電池と、電力を受電する受電部と、を有してなり、受電部に電力を給電する充電器と接続可能で、充電器が備えるセンサが磁界を検知したときに、受電部は、充電器から電力を受電する、ことを特徴とする。 A wireless earphone according to the present invention includes an electroacoustic transducer that outputs a sound wave according to an audio signal from a sound source, a magnetic field generator that generates a magnetic field that reduces leakage magnetic flux from the electroacoustic transducer, and an audio signal. A charger for receiving power via a wireless communication line; a rechargeable battery for charging power supplied to the receiver circuit; and a power receiving unit for receiving power; and a charger for supplying power to the power receiving unit. The power receiving unit receives power from the charger when the sensor that can be connected and the charger includes detects a magnetic field.
本発明によれば、ワイヤレスイヤホンが充電器に収容されたことが簡易な手段で検出される。 According to the present invention, it is detected by simple means that the wireless earphone is accommodated in the charger.
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるワイヤレスイヤホンと、ワイヤレスイヤホン用充電器と、ワイヤレスイヤホンシステムと、の実施の形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of a wireless earphone, a charger for a wireless earphone, and a wireless earphone system according to the present invention will be described with reference to the drawings.
●ワイヤレスイヤホンシステム●
先ず、ワイヤレスイヤホンシステム(以下「本システム」という)について説明する。
● Wireless earphone system ●
First, a wireless earphone system (hereinafter referred to as “the present system”) will be described.
●ワイヤレスイヤホンシステムの構成
図1は、本システムの実施の形態を示す斜視図である。
同図は、ワイヤレスイヤホン用充電器にワイヤレスイヤホンが収容され、ワイヤレスイヤホン用充電器の蓋(部)が開いた状態を示す。
Configuration of Wireless Earphone System FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of this system.
The figure shows a state where the wireless earphone charger is accommodated in the wireless earphone charger and the lid (part) of the wireless earphone charger is opened.
本システムSは、ワイヤレスイヤホン(以下「本イヤホン」という。)1とワイヤレスイヤホン用充電器(以下「本充電器」という。)3とを有してなる。本イヤホン1は、左放音ユニット10と右放音ユニット20とを備える。本システムSは、本充電器3に本イヤホン1(左放音ユニット10,右放音ユニット20)が収容されることで、本充電器3が本イヤホン1を充電する。
The system S includes a wireless earphone (hereinafter referred to as “the present earphone”) 1 and a wireless earphone charger (hereinafter referred to as “the present charger”) 3. The
●ワイヤレスイヤホン●
次に、本発明にかかるワイヤレスイヤホンについて、説明する。
● Wireless Earphone ●
Next, the wireless earphone according to the present invention will be described.
●ワイヤレスイヤホンの構成
図2は、本発明にかかるワイヤレスイヤホンの実施の形態を示す斜視図である。
Configuration of Wireless Earphone FIG. 2 is a perspective view showing an embodiment of a wireless earphone according to the present invention.
本イヤホン1は、本イヤホン1の使用者の耳に装着されて、携帯型楽音再生機などの音源100(図5参照)からの音声信号に応じた音波を出力する。本イヤホン1は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの無線通信回線を介して、音源100からの音声信号を受信する。
The
本イヤホン1は、左放音ユニット10と右放音ユニット20とがケーブルなどにより物理的に連結されていない(左放音ユニット10と右放音ユニット20とが完全に独立した)、いわゆる完全ワイヤレスイヤホンである。
In the
以下の説明において、本イヤホン1の前方は、本イヤホン1が使用者の頭部に装着された状態(以下「装着状態」という。)における使用者の頭部側の方向である。本イヤホン1の後方は、装着状態における使用者の頭部側の方向と反対側の方向である。
In the following description, the front of the
図3は、左放音ユニット10の正面図である。
図4は、左放音ユニット10の図3のBB線における断面図である。
FIG. 3 is a front view of the left
4 is a cross-sectional view of the left
先ず、左放音ユニット10について説明する。
左放音ユニット10は、使用者の左耳に装着されて、音源100(図5参照)からの音声信号に応じた音波を出力する。左放音ユニット10は、左筐体11と、左音導管12と、左イヤピース13と、左電気音響変換器14と、左マグネット15と、左回路基板16と、左バッテリ17と、を備える。
First, the left
The left
左筐体11は、左電気音響変換器14と、左マグネット15と、左回路基板16と、左バッテリ17と、を収容する。左筐体11は、例えば、プラスチックなどの合成樹脂製である。左筐体11は、第1ハウジング111と、第2ハウジング112と、第3ハウジング113と、を備える。
The
第1ハウジング111は、第2ハウジング112と共に、左電気音響変換器14と左マグネット15とを収容する。第1ハウジング111は、後方に開口する略椀状である。第1ハウジング111は、底部(前部)に連通孔111hを備える。連通孔111hについては、後述する。
The
第2ハウジング112は、第1ハウジング111と共に左電気音響変換器14と左マグネット15とを収容する。また、第2ハウジング112は、第3ハウジング113と共に左回路基板16と左バッテリ17とを収容する。第2ハウジング112は、前後方向に開口する略鼓状である。第2ハウジング112は、括れ部1121と仕切部1122とを備える。
The
括れ部1121は、装着状態において、使用者の左耳の対珠に配置され、左筐体11を同左耳に固定する。
In the wearing state, the constricted portion 1121 is arranged on the pearl of the user's left ear, and fixes the
仕切部1122は、括れ部1121の内側に配置され、第2ハウジング112の内部の空間を前後に区画する(仕切る)。仕切部1122は、連通孔1122hを備える。連通孔1122hは、仕切部1122の中央に配置され、仕切部1122で前後に仕切られた第2ハウジング112の内部の空間同士を連通させる。
The
第3ハウジング113は、第2ハウジング112と共に左回路基板16と左バッテリ17とを収容する。第3ハウジング113は、略皿状である。
The
第1ハウジング111は、第2ハウジング112の前側の開口に接合され、同開口を覆う。第3ハウジング113は、第2ハウジング112の後側の開口に接合され、同開口を覆う。その結果、第1ハウジング111は、第2ハウジング112の仕切部1122より前側の部分と共に、本発明における第1筐体11Aを構成する。一方、第3ハウジング113は、第2ハウジング112の仕切部1122より後側の部分と共に、本発明における第2筐体11Bを構成する。すなわち、左筐体11は、仕切部1122(括れ部1121)を境界として、第1筐体11Aと、第1筐体11Aの後方に配置される第2筐体11Bと、を備える。換言すれば、第1筐体11Aは、仕切部1122(括れ部1121)において、第2筐体11Bと接合される。
The
第1筐体11Aは、第1ハウジング111と第2ハウジング112とを備える。第2筐体11Bは、第2ハウジング112と第3ハウジング113とを備える。すなわち、第2ハウジング112は、第1筐体11Aと第2筐体11Bとに共通する部材である。
The
第1筐体11Aは、左電気音響変換器14と左マグネット15とを収容する。第1筐体11Aは、左筐体11のうち、仕切部1122よりも前側の部分である。第1筐体11Aは、第1空間R1を備える。第1空間R1は、第1ハウジング111と第2ハウジング112とにより形成(区画)される第1筐体11Aの内部の空間である。
The
第2筐体11Bは、左回路基板16と左バッテリ17とを収容する。第2筐体11Bは、左筐体11のうち、仕切部1122よりも後側の部分である。第2筐体11Bは、第2空間R2を備える。第2空間R2は、第2ハウジング112と第3ハウジング113とにより形成(区画)される第2筐体11Bの内部の空間である。第2空間R2は、連通孔1122hを介して、第1空間R1と連通する。
The
左音導管12は、本イヤホン1の使用時に左電気音響変換器14からの音波を使用者の外耳道に導く。左音導管12は、略円筒状である。すなわち、左電気音響変換器14は、内部空間121Rを備える。内部空間121Rは、左電気音響変換器14からの音波が導かれる左音導管12の内部の空間である。左音導管12は、第1ハウジング111の前方に配置され、第1ハウジング111の底部から前斜め下方向(図4の紙面左斜め下方向)に突出するように、第1ハウジング111と一体に構成される。換言すれば、第1ハウジング111は、底部から突出した左音導管12を備える。内部空間121Rは、第1空間R1と連通する。
The
なお、左音導管は、内部空間が第1空間と連通していれば、第1ハウジングと別体に構成されてもよい。すなわち、例えば、左音導管は、第1ハウジングの底部に接合され、第1ハウジングの底部から突設されてもよい。 The left sound conduit may be configured separately from the first housing as long as the internal space communicates with the first space. That is, for example, the left sound conduit may be joined to the bottom of the first housing and protrude from the bottom of the first housing.
左イヤピース13は、装着状態において使用者の外耳道の内壁と密着する。左イヤピース13は、左音導管12の外周面に取り付けられる。左イヤピース13は、例えば、シリコンゴムなどの弾性材製である。左イヤピース13は、前端側が断面視U字状に折り返された略二重筒状である。
The
左電気音響変換器14は、音源100からの音声信号に応じた音波を出力する。左電気音響変換器14は、例えば、ダイナミック型の電気音響変換器である。左電気音響変換器14は、振動板(不図示)と、磁気回路(不図示)と、ボイスコイル(不図示)と、を備える。
The left
振動板(不図示)は、ボイスコイルの駆動(振動)に応じて駆動(振動)して、音波を出力する。磁気回路(不図示)は、磁気ギャップを備え、磁気ギャップ内に磁束を発生させる。ボイスコイル(不図示)は、音声信号に応じて駆動する。ボイスコイルは、磁気回路に生じる磁束を横切るように磁気ギャップ内に配置される。ボイスコイルに印加される音声信号に発生する電磁力により、ボイスコイルは、磁気回路に対して振動する。 The diaphragm (not shown) is driven (vibrated) according to the driving (vibration) of the voice coil, and outputs a sound wave. A magnetic circuit (not shown) includes a magnetic gap and generates a magnetic flux in the magnetic gap. A voice coil (not shown) is driven in accordance with an audio signal. The voice coil is disposed in the magnetic gap so as to cross the magnetic flux generated in the magnetic circuit. The voice coil vibrates with respect to the magnetic circuit by the electromagnetic force generated in the voice signal applied to the voice coil.
左電気音響変換器14は、左筐体11のうち、第1筐体11Aの第1空間R1に配置される(第1筐体11Aに収容される)。第1空間R1は、図3に示されるように、左電気音響変換器14により、前部空間R11と後部空間R12とに区画される。
The left
前部空間R11は、第1空間R1のうち、左電気音響変換器14よりも前方の空間である。後部空間R12は、第1空間R1のうち、左電気音響変換器14よりも後方の空間である。前部空間R11と後部空間R12とは、音響的な容量を持つ空間である。
The front space R11 is a space ahead of the left
前部空間R11は、音響抵抗(不図示)と連通孔111hとを介して、左筐体11の外部の空間と連通する。すなわち、連通孔111hは、前部空間R11と、左筐体11の外部の空間と、を連通させる孔である。左電気音響変換器14からの音波のうち、低音域の音波は、連通孔111hから左筐体11の外部の空間へ放出される。そのため、左放音ユニット10が放出する音波の低音域は、抑制される。また、連通孔111hは、左放音ユニット10を使用者の左耳に装着するとき(使用者の耳介に装着するとき)に生じる、前部空間R11内の圧力の上昇を抑え、左電気音響変換器14の損傷(例えば、振動板(不図示)の損傷)を防止する。
The front space R11 communicates with a space outside the
左マグネット15は、磁界を発生させる。左マグネット15は、本発明における磁界発生部である。左マグネット15は、例えば、ネオジム系の永久磁石である。左マグネット15は、前部空間R11(第1空間R1)、すなわち、左電気音響変換器14の前方に配置される。換言すれば、左マグネット15は、第1筐体11Aに収容される。左マグネット15は、平面視リング状で、中央に貫通孔15hを備える。
The
貫通孔15hは、貫通孔15hの中心軸が左電気音響変換器14の中心軸と同軸となるように前部空間R11に配置される。貫通孔15hの直径は、第1ハウジング111の連通孔111hの直径よりも大きい。左マグネット15は、貫通孔15hの中心軸が連通孔111hの中心軸と同軸となるように配置される。すなわち、貫通孔15hの中心軸は、左電気音響変換器14の中心軸や、連通孔111hの中心軸と、同軸である。
The through
なお、左マグネットの貫通孔の中心軸は、左電気音響変換器の中心軸と同軸でなくてもよい。また、貫通孔の直径は、第1ハウジングの連通孔の直径と同じ径でもよい。さらに、左マグネットの貫通孔の中心軸は、連通孔の中心軸と同軸でなくてもよい。 Note that the central axis of the through hole of the left magnet may not be coaxial with the central axis of the left electroacoustic transducer. Further, the diameter of the through hole may be the same as the diameter of the communication hole of the first housing. Further, the central axis of the through hole of the left magnet may not be coaxial with the central axis of the communication hole.
左マグネット15は、左電気音響変換器14の磁気回路(不図示)を構成するマグネット(不図示)と同磁極(例えば、N極)が向き合うように配置されて、接着剤を介して第1ハウジング111に固定される。
The
ここで、一般的に、磁気ギャップのうち、磁気回路(不図示)を構成するマグネット(不図示)とヨーク(不図示)との間の磁気ギャップには、磁気回路からはみ出す漏洩磁束が発生しやすい。しかし、本イヤホン1の左マグネット15は、磁気回路を構成するマグネットと同磁極が向き合うように配置される。そのため、漏洩磁束は、左マグネット15から発生される磁界の磁束と反発する。その結果、漏洩磁束は、減少する。換言すれば、左マグネット15は、左電気音響変換器14からの漏洩磁束を低減する磁界を発生させる。
Here, in general, a leakage magnetic flux protruding from the magnetic circuit is generated in a magnetic gap between a magnet (not shown) and a yoke (not shown) constituting a magnetic circuit (not shown) in the magnetic gap. Cheap. However, the
左回路基板16は、後述する電子回路などが取り付けられる(実装される)基板である。左回路基板16は、第2筐体11Bの第2空間R2に配置される(第2筐体11Bに収容される)。左回路基板16は、例えば、PCB(printed circuit board)である。
The
図5は、本イヤホン1の機能ブロック図である。
FIG. 5 is a functional block diagram of the
左回路基板16は、受信回路161と、信号処理回路162と、送信回路163と、受電端子(受電部)164と、を実装する。受信回路161と、信号処理回路162と、送信回路163と、は、前述した電子回路の例である。すなわち、左放音ユニット10は、受信回路161と、信号処理回路162と、送信回路163と、受電端子164と、を備える。
The
受信回路161は、音源100からの音声信号を、無線通信回線を介して受信する。受信回路161が受信する音声信号は、デジタル信号である。受信回路161は、受信した音声信号を信号処理回路162と送信回路163とに伝送する。
The receiving circuit 161 receives an audio signal from the sound source 100 via a wireless communication line. The audio signal received by the receiving circuit 161 is a digital signal. The reception circuit 161 transmits the received audio signal to the
信号処理回路162は、受信回路161が受信した音声信号を処理し、処理した信号を左電気音響変換器14に伝送する。信号処理回路162は、例えば、D/A変換回路である。すなわち、信号処理回路162が処理した後の信号(以下「処理信号」という。)は、例えば、デジタル信号がD/A変換されたアナログ信号である。
The
送信回路163は、受信回路161からの音声信号を後述する右放音ユニット20の受信回路261に伝送する。
The transmission circuit 163 transmits the audio signal from the reception circuit 161 to the
受電端子164は、左バッテリ17に充電される電力を、本充電器3(図1参照)から受電する。受電端子164は、左回路基板16に実装されると共に、後述する給電端子(給電部)322(左給電端子(左給電部)322L)と接触する部分は、第2筐体11B(第2ハウジング112)の外部に露出する(図3参照)。受電端子164は、一対の端子で構成される。受電端子164の機能については、後述する。
The
左バッテリ17は、受電端子164からの電力を蓄える(充電する)と共に、左回路基板16に取り付けられた電子回路(受信回路161など)を駆動するための電力を電子回路に供給する(給電する)。すなわち、左バッテリ17は、電子回路に給電される電力を受電端子164から充電すると共に、電子回路を駆動するための電力を電子回路に給電する。左バッテリ17は、本発明における充電池の例である。左バッテリ17は、例えば、ボタン型の小型充電池である。左バッテリ17は、左回路基板16を介して、受電端子164から受信回路161と信号処理回路162と送信回路163とに給電する。
The
図4に戻る。
左バッテリ17は、左回路基板16と共に、第2筐体11Bの第2空間R2に配置される。
Returning to FIG.
The
ここで、左電気音響変換器14は、連通孔1122hに挿通された信号線(不図示)を介して、左回路基板16に接続される。信号線が挿通された連通孔1122hは、例えば、接着剤などで埋められる。そのため、左電気音響変換器14が配置される第1空間R1は、左回路基板16と左バッテリ17とが配置される第2空間R2から分離される。このように、第1空間R1と第2空間R2とが分離されることで、後部空間R12の音響特性は、左回路基板16や左バッテリ17の影響を受けず、安定する。すなわち、左電気音響変換器14から第1空間R1に放出された音波は、左回路基板16や左バッテリ17の影響を受けない。その結果、左電気音響変換器14の音質は、安定する。
Here, the left
このように構成される左放音ユニット10は、本イヤホン1の使用時に、使用者の左耳に装着される。このとき、第1筐体11Aは使用者の耳甲介腔に配置され、仕切部1122(括れ部1121)は使用者の対珠に配置され、第2筐体11Bは耳甲介腔の外部に配置される。すなわち、第2筐体11Bは、装着状態において、耳甲介腔の外部に露出する。つまり、装着状態において、左電気音響変換器14は耳甲介腔の内部に位置し、左回路基板16や左バッテリ17などの電気部品は耳甲介腔の外部に位置する。
The left
次に、右放音ユニット20について説明する。
右放音ユニット20は、使用者の右耳に装着されて、音源100(図5参照)からの音声信号に応じた音波を出力する。右放音ユニット20の構成は、送信回路を備えない点を除いて、左放音ユニット10の構成と共通する。すなわち、右放音ユニット20は、右筐体21と、右音導管22(図8参照)と、右イヤピース23と、右電気音響変換器24と、右マグネット25(図8参照)と、右回路基板26と、右バッテリ27と、を備える。右筐体21は、第1筐体21A(図8参照)と第2筐体21B(図8参照)とを備える。右回路基板26には、受信回路261と、信号処理回路262と、受電端子264と、が取り付けられる。
Next, the right
The right
●ワイヤレスイヤホンの動作
次に、本イヤホン1の動作について、図5を参照しながら説明する。
Operation of Wireless Earphone Next, the operation of the
音源100からのデジタル信号(音声信号)は、無線通信回線を介して、左放音ユニット10の受信回路161に伝送される。受信回路161は、受信したデジタル信号(音声信号)を信号処理回路162と送信回路163とに伝送する。
A digital signal (audio signal) from the sound source 100 is transmitted to the receiving circuit 161 of the left
信号処理回路162は、受信回路161から伝送されたデジタル信号(音声信号)をアナログ信号(音声信号)に変換し、左電気音響変換器14に伝送する。左電気音響変換器14は、信号処理回路162から入力されたアナログ信号(音声信号)に基づいた音波を出力する。
The
一方、送信回路163は、受信回路161から伝送されたデジタル信号(音声信号)を右放音ユニット20の受信回路261に伝送する。受信回路261は、左放音ユニット10の送信回路163から伝送されたデジタル信号(音声信号)を信号処理回路262に伝送する。信号処理回路262は、受信回路261から入力されたデジタル信号(音声信号)をアナログ信号(音声信号)に変換し、右電気音響変換器24に伝送する。右電気音響変換器24は、信号処理回路262から入力されたアナログ信号(音声信号)に基づいた音波を出力する。
On the other hand, the transmission circuit 163 transmits the digital signal (audio signal) transmitted from the reception circuit 161 to the
●ワイヤレスイヤホン用充電器●
次に、本充電器について説明する。なお、本充電器は、本イヤホンを収容する収容ケースの機能を兼ねる。すなわち、本充電器は、本イヤホンを収容しながら充電をする。
● Charger for wireless earphone ●
Next, the charger will be described. The charger also functions as a storage case for storing the earphone. That is, the charger charges the earphone while being accommodated.
●ワイヤレスイヤホン用充電器の構成
図6は、本充電器の斜視図である。
図7は、図6のCC線における断面斜視図である。
図8は、図1のAA線における断面斜視図であり、本充電器3に本イヤホン1が収容された状態を示す。
● Configuration of Charger for Wireless Earphone FIG. 6 is a perspective view of the charger.
FIG. 7 is a cross-sectional perspective view taken along line CC of FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional perspective view taken along line AA in FIG. 1 and shows a state in which the
本充電器3は、本イヤホン1を収容して、本イヤホン1を充電する。本イヤホン1が充電されるとき、本イヤホン1は、本充電器3と電気的に接続される。本充電器3は、平面視で角丸長方形状の中空筒状の部材で構成される。本充電器3は、ケース部31と、回路基板32と、発光表示部33と、蓄電池34(図10参照)と、外部電源端子部35と、を備える。
The
ケース部31は、本体部311と、収容部312と、蓋部313と、を備える。ケース部31は、回路基板32と蓄電池34(図10参照)とを収容する。ケース部31は、例えば、プラスチックなどの合成樹脂製である。
The
本体部311は、回路基板32と、蓄電池34(図10参照)と、収容部312の一部と、を収容する。本体部311には、外側面部に発光表示部33と、外部電源端子部35と、後述するヒンジ部3131と、が配置される。本体部311は、有底の平面視で角丸長方形状の中空筒状である。
The
収容部312は、本イヤホン1を収容する。すなわち、収容部312は、左放音ユニット10と右放音ユニット20とを収容する。収容部312は、左収容部3121と、右収容部3122と、収容連結部3123と、を備える。
The
左収容部3121は、左放音ユニット10を収容する。左収容部3121は、段部3121Lを備える。段部3121Lは、左収容部3121に左放音ユニット10が収容されたときに、左マグネット15と後述する左センサ321Lとが近づくようにするために左収容部3121が屈曲された部分である。段部3121Lには、内側に左マグネット15が近接して配置され、外側に回路基板32の一端が配置される。左収容部3121は、左放音ユニット10が収容されたときに、左音導管12が前斜め下方向(図8の紙面右下方向)を向くような形状である。
The left
右収容部3122は、右放音ユニット20を収容する。右収容部3122は、段部3122Rを備える。段部3122Rは、右収容部3122に右放音ユニット20が収容されたときに、右マグネット25と後述する右センサ321Rとが近づくようにするために右収容部3122が屈曲された部分である。段部3122Rには、内側に右マグネット25が近接して配置され、外側に回路基板32の他端が配置される。右収容部3122は、左放音ユニット10が収容されたときに、右音導管22が前斜め下方向(図8の紙面左下方向)を向くような形状である。
The right
収容連結部3123は、左収容部3121と右収容部3122とを連結すると共に、本体部311の開口部を覆う。
The
蓋部313は、収容部312に収容された各放音ユニット10,20が収容部312の外部に落ちることを防止する。蓋部313は、ヒンジ部3131を備える。ヒンジ部3131は本体部311に取り付けられる。これにより、蓋部313は、本体部311に対して開閉可能である。蓋部313は、本体部311に対して閉じたとき、本体部311に対してロックされる。
The
回路基板32は、センサ321と、給電端子322と、発光体(不図示)と、が取り付けられる(実装される)基板である。回路基板32は、ケース部31(本体部311)に収容される。回路基板32は平板形状で、長手方向の一端は左収容部3121の段部3121Lの位置に配置され、長手方向の他端は右収容部3122の段部3122Rの位置に配置される。回路基板32は、例えば、PCBである。
The
センサ321は、左センサ321Lと右センサ321Rとを備える。左センサ321Lは、左マグネット15が発生させる磁界を検知する。右センサ321Rは、右マグネット25が発生させる磁界を検知する。すなわち、マグネット(左マグネット15,右マグネット25)はセンサ321(左センサ321L,右センサ321R)が検知する磁界を発生させて、センサ321はマグネットが発生させる磁界を検知する。センサ321は、例えば、ホール素子である。
The
ここで、左センサ321Lは、回路基板32の長手方向の一端に配置される。すなわち、左センサ321Lは、左収容部3121の段部3121Lの外側の位置に配置される。そのため、左収容部3121に左放音ユニット10が収容されたとき、左センサ321Lは、段部3121Lの内側に近接して配置される左マグネット15の位置と近くなる。その結果、左センサ321Lは、左マグネット15が発生させる磁界を検知し易くなる。
Here, the
右センサ321Rは、回路基板32の長手方向の他端に配置される。すなわち、右センサ321Rは、右収容部3122の段部3122Rの外側の位置に配置される。そのため、右収容部3122に右放音ユニット20が収容されたとき、右センサ321Rは、段部3122Rの内側に近接して配置される右マグネット25の位置と近くなる。その結果、右センサ321Rは、右マグネット25が発生させる磁界を検知し易くなる。
The
給電端子322は、バッテリ(左バッテリ17,右バッテリ27)から受信回路(受信回路161,受信回路261)に給電される電力を、受電端子(受電端子164,受電端子264)に給電する。給電端子322は、左給電端子322Lと右給電端子(右給電部)322Rとを備える。
The
左給電端子322Lは、左バッテリ17から受信回路161(図10参照)に給電される電力を、受電端子164に給電する。左給電端子322Lは、一対の端子(図9参照)で構成される。左給電端子322Lの一対の端子は、受電端子164に給電するとき、受電端子164の一対の端子と接触して導通する。
The left
右給電端子322Rは、右バッテリ27から受信回路261(図10参照)に給電される電力を、受電端子264に給電する。右給電端子322Rは、左給電端子322Lと同じように、一対の端子で構成される。右給電端子322Rの一対の端子は、受電端子264に給電するとき、受電端子264の一対の端子と接触して導通する。
The right
なお、本実施の形態では、給電端子322と受電端子164,264とを接触させて給電する構成であるが、本発明における給電端子と受電端子との間の給電方法はこれに限られない。すなわち、例えば、同給電方法は、ワイヤレスイヤホン用充電器側に送電用コイルを設け、ワイヤレスイヤホン側に受電用コイルを設けて、非接触充電の構成により給電する構成でもよい。
Note that in this embodiment, the
発光体(不図示)は、本イヤホン1や本充電器3の充電状態を、発光体の発光状態により、本イヤホン1や本充電器3の使用者に視認させる。発光体は、例えば、複数のLED(Light Emitting Diode)である。
The light emitter (not shown) makes the user of the
発光表示部33は、本充電器3の蓄電池34(図10参照)の蓄電残量を表示する。発光表示部33は、複数(例えば、3つ)の表示部を備え、各表示部の発光状態で蓄電池34の蓄電残量を表示する。発光表示部33は、本体部311の外側面部に配置される。発光表示部33は、発光体(不図示)の発光状態を表示して、発光体の発光状態を使用者に視認させる。すなわち、例えば、発光表示部33は、3つの表示部全てが発光を表示しているとき、蓄電池34の蓄電量が最も多いことを示す。発光表示部33は、1つの表示部のみが発光を表示しているとき、蓄電池34の蓄電量が最も少ないことを示す発光表示部33は、2つの表示部が発光を表示しているとき、蓄電池34の蓄電量はこれらの中間の蓄電量であることを示す。
The light
また、発光表示部33は、本充電器3に本イヤホン1が収容されているときの本イヤホン1の充電状態を表示する。すなわち、例えば、発光表示部33は、本イヤホン1が充電されているとき、表示部に発光を表示する。発光表示部33は、本イヤホン1の充電が終了したとき、LEDを消灯させ、表示部に表示しない。
In addition, the light emitting
なお、発光表示部は、表示部に表示させる発光色を状態に応じて変化させて、発光体の発光状態を使用者に視認させるようにしてもよい。 Note that the light emitting display unit may cause the user to visually recognize the light emission state of the light emitter by changing the light emission color displayed on the display unit according to the state.
蓄電池34(図10参照)は、外部の電源200(図10参照)からの電力を蓄電する。外部の電源200からの電力は、受信回路(受信回路161,受信回路261)に給電される電力である。蓄電池34は、バッテリ(左バッテリ17,右バッテリ27)から受信回路(受信回路161,受信回路261)に給電される電力を、給電端子322に給電する。すなわち、蓄電池34は、バッテリ(左バッテリ17,右バッテリ27)から受信回路(受信回路161,受信回路261)に給電される電力が蓄電される。蓄電池34は、ケース部31に収容される。蓄電池34は、ケース部31内において、発光体(不図示)と給電端子322と配線(不図示)などにより電気的に接続される。
The storage battery 34 (see FIG. 10) stores electric power from the external power source 200 (see FIG. 10). The power from the
外部電源端子部35は、外部の電源200(図10参照)からの電力を、蓄電池34(図10参照)に給電する。外部電源端子部35は、本体部311の外側面部に配置される。外部電源端子部35は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子部である。外部の電源200は、例えば、パーソナルコンピュータである。すなわち、例えば、外部電源端子部35(USB端子部)は、USBケーブルを介してパーソナルコンピュータからの電力を、蓄電池34に給電する。その結果、蓄電池34は、蓄電される。つまり、本充電器3は、本イヤホン1の動作電力を充電する。
The external power
●ワイヤレスイヤホンシステムの動作
次に、本システムSの動作について説明する。ここで、本システムSの動作において、本充電器3から右放音ユニット20に対する充電は、本充電器3から左放音ユニット10に対する充電と共通する。そこで、以下、本充電器3から左放音ユニット10に対する充電を例に説明する。
● Operation of Wireless Earphone System Next, the operation of the system S will be described. Here, in the operation of the system S, charging from the
図9は、本システムSにおいて、一対の受電端子164と一対の給電端子322との接触状態を示す拡大模式図である。
図10は、本システムSの機能ブロック図である。
FIG. 9 is an enlarged schematic diagram showing a contact state between the pair of
FIG. 10 is a functional block diagram of the system S.
本充電器3は、外部の電源200からの電力を充電する。
The
外部の電源200からの電力は、外部電源端子部35を介して、蓄電池34に給電される。蓄電池34は、電源200から給電された電力(受信回路161に給電される電力)を蓄電する。蓄電池34は、蓄電した電力を左給電端子322Lに給電する。
The electric power from the
一方、左センサ321Lは、本充電器3に左放音ユニット10が収容されたとき、左マグネット15が発生させる磁界を検知(検出)して、検知情報(検知信号)を左給電端子322Lに伝送する。
On the other hand, the
左給電端子322Lは、左センサ321Lが磁界を検知したときに、蓄電池34に蓄電されている電力を受電端子164に給電する。受電端子164は、左センサ321Lが磁界を検知したときに、蓄電池34からの電力を左給電端子322L(本充電器3)から受電する。例えば、本充電器3は、蓄電池34と給電端子322との間に直列にスイッチ(例えば、FET(Field Effect Transistor))を備える。本充電器3は、センサ321(左センサ321L,右センサ322R)が磁界を検知するとスイッチをオンにして、蓄電池34に蓄電されている電力の受電端子164への給電を開始する。また、本充電器3は、センサ321が磁界を検知しなくなるとスイッチをオフにして、受電端子164への給電を停止する。すなわち、本充電器3は、センサ321が磁界を検知している間、本イヤホン1に給電する(本イヤホン1を充電する)。
The left
受電端子164は、左給電端子322Lから受電した電力を、左バッテリ17に給電する。左バッテリ17は、受電端子164から給電された(受電した)電力を充電する。
The
左バッテリ17は、受電端子164から受電して充電した電力を、電子回路(受信回路161,信号処理回路162,送信回路163)に給電する。
The
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、本イヤホン1は、電気音響変換器(左電気音響変換器14,右電気音響変換器24)からの漏洩磁束を低減するために利用されるマグネット(左マグネット15,右マグネット25)を用いて、本充電器3に本イヤホン1が収容されたことを検知(検出)させる。
● Summary According to the embodiment described above, the
また、本充電器3は、本イヤホン1のマグネット(左マグネット15,右マグネット25)が発生させる磁界を検知するセンサ321(左センサ321L,右321R)により、本イヤホン1の収容を検知する。すなわち、本システムSでは、センサ321が磁界を検知している間、給電端子322は蓄電池34に蓄電されている電力を受電端子164,264に給電し、受電端子164,264は蓄電池34からの電力を給電端子322から受電する。その結果、本システムSは、機械的な検知手段を設けることなく、本イヤホン1が本充電器3に収容されたことを簡易な手段で検出して、検出している間、本イヤホン1の充電をすることができる。
Further, the
さらに、本充電器3は、本イヤホン1が本充電器3に収容されたとき、マグネットとセンサ321とが近づくように収容部が形成されているので、センサ321は、マグネットが発生させる磁界を検知し易い。
Further, since the
さらにまた、本システムSは、本イヤホン1を収容する収容ケースを充電器として兼用している。そのため、本システムSは、本イヤホン1が収容ケースに収容されて持ち運ばれている最中に、本イヤホン1の充電をすることができる。
Furthermore, the system S also serves as a charger for a storage case that stores the
S ワイヤレスイヤホンシステム
1 ワイヤレスイヤホン
3 ワイヤレスイヤホン用充電器
10 左放音ユニット
11 左筐体
11A 第1筐体
11B 第2筐体
12 左音導管
121R 内部空間
14 左電気音響変換器
15 左マグネット
16 左回路基板
161 受信回路
164 受電端子
17 左バッテリ
R1 第1空間
R2 第2空間
31 ケース部
311 本体部
312 収容部
3121 左収容部
3121L 段部
3122 右収容部
3122R 段部
3123 収容連結部
32 回路基板
321 センサ
321L 左センサ
321R 右センサ
322 給電端子
322L 左給電端子
322R 右給電端子
S
Claims (9)
前記電気音響変換器からの漏洩磁束を低減する磁界を発生させる磁界発生部と、
前記音声信号を、無線通信回線を介して受信する受信回路と、
前記受信回路に給電される電力を充電する充電池と、
前記電力を受電する受電部と、
を有してなり、
前記受電部に前記電力を給電する充電器と接続可能で、
前記充電器が備えるセンサが前記磁界を検知したときに、前記受電部は、前記充電器から前記電力を受電する、
ことを特徴とするワイヤレスイヤホン。 An electroacoustic transducer that outputs sound waves according to the sound signal from the sound source;
A magnetic field generator for generating a magnetic field for reducing leakage magnetic flux from the electroacoustic transducer;
A receiving circuit for receiving the audio signal via a wireless communication line;
A rechargeable battery for charging the power supplied to the receiving circuit;
A power receiving unit for receiving the power;
Having
It can be connected to a charger that supplies the power to the power receiving unit,
When the sensor included in the charger detects the magnetic field, the power receiving unit receives the power from the charger.
Wireless earphone characterized by that.
前記受信回路を収容する第2筐体と、
を備え、
前記磁界発生部は、前記第1筐体に収容され、
前記受電部は、前記第2筐体の外部に露出される、
請求項1記載のワイヤレスイヤホン。 A first housing that houses the electroacoustic transducer;
A second housing that houses the receiving circuit;
With
The magnetic field generation unit is housed in the first housing,
The power receiving unit is exposed to the outside of the second housing.
The wireless earphone according to claim 1.
を備え、
前記第1筐体は、
前記内部空間と連通する第1空間、
を備え、
前記磁界発生部は、前記第1空間に配置される、
請求項2記載のワイヤレスイヤホン。 A sound conduit having an internal space through which the sound waves are guided;
With
The first housing is
A first space communicating with the internal space;
With
The magnetic field generator is disposed in the first space.
The wireless earphone according to claim 2.
前記第2筐体は、
前記第1空間と連通する第2空間、
を備え、
前記充電池は、前記第2空間に配置される、
請求項3記載のワイヤレスイヤホン。 The first housing is joined to the second housing;
The second housing is
A second space communicating with the first space;
With
The rechargeable battery is disposed in the second space;
The wireless earphone according to claim 3.
前記第1空間に配置され、
前記磁界発生部は、前記電気音響変換器の前方に配置される、
請求項3記載のワイヤレスイヤホン。 The electroacoustic transducer and the magnetic field generator are:
Arranged in the first space,
The magnetic field generator is disposed in front of the electroacoustic transducer.
The wireless earphone according to claim 3.
前記ワイヤレスイヤホンは、
音源からの音声信号に応じた音波を出力する電気音響変換器と、
前記電気音響変換器からの漏洩磁束を低減する磁界を発生させる磁界発生部と、
前記音声信号を、無線通信回線を介して受信する受信回路と、
前記受信回路に給電される電力を充電する充電池と、
前記電力を受電する受電部と、
を備え、
前記ワイヤレスイヤホン用充電器は
前記受電部に前記電力を給電する給電部と、
前記磁界を検知するセンサと、
を有してなり、
前記給電部は、前記センサが前記磁界を検知したときに、前記受電部に前記電力を給電する、
ことを特徴とするワイヤレスイヤホン用充電器。 A wireless earphone charger for charging a wireless earphone,
The wireless earphone is
An electroacoustic transducer that outputs sound waves according to the sound signal from the sound source;
A magnetic field generator for generating a magnetic field for reducing leakage magnetic flux from the electroacoustic transducer;
A receiving circuit for receiving the audio signal via a wireless communication line;
A rechargeable battery for charging the power supplied to the receiving circuit;
A power receiving unit for receiving the power;
With
The wireless earphone charger includes a power feeding unit that feeds the power to the power receiving unit,
A sensor for detecting the magnetic field;
Having
The power feeding unit feeds the power to the power receiving unit when the sensor detects the magnetic field.
A charger for wireless earphones characterized by that.
を備え、
前記センサは、前記ワイヤレスイヤホンが前記収容部に収容されたときに、前記磁界を検知する、
請求項6記載のワイヤレスイヤホン用充電器。 A housing part for housing the wireless earphone;
With
The sensor detects the magnetic field when the wireless earphone is accommodated in the accommodating portion.
The wireless earphone charger according to claim 6.
を備える、
請求項6記載のワイヤレスイヤホン用充電器。 A storage battery in which the electric power is stored;
Comprising
The wireless earphone charger according to claim 6.
前記イヤホンの動作電力を給電する充電器と、
を有してなり、
前記イヤホンは、請求項1記載のワイヤレスイヤホンで、
前記充電器は、請求項6記載のワイヤレスイヤホン用充電器である、
ことを特徴とするワイヤレスイヤホンシステム。
With earphones,
A charger for supplying operating power of the earphone;
Having
The earphone is a wireless earphone according to claim 1,
The charger is a wireless earphone charger according to claim 6,
Wireless earphone system characterized by that.
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