JP2019183753A - 車載制御システム - Google Patents

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有輝 中村
康隆 山本
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Abstract

【課題】アイドリングストップ制御の可否判定をするためのバッテリの端子電圧の低下量を第2制御装置がより確実に入手することができるようにした車載制御システムを提供する。【解決手段】第1制御装置50のリセット電圧は、第2制御装置60のリセット電圧よりも低い。IG信号がオン状態に切り替わってスタータモータ40が駆動されると、CPU52は、バッテリ42の端子電圧Vbを監視する。そして、CPU52は、端子電圧Vbの最低値が閾値未満となる場合、バッテリ42が劣化している旨の信号を第2制御装置60に送信する。第2制御装置60においてCPU62は、バッテリが劣化している旨の信号を受信すると、アイドリングストップ制御を禁止する。【選択図】図1

Description

本発明は、アイドリングストップ制御を実行する車載制御システムに関する。
たとえば下記特許文献1には、アイドリングストップ制御を実行するための制御装置が記載されている。この制御装置は、内燃機関の始動時のバッテリの端子電圧に基づき、アイドリングストップ制御の可否判定をする。
特開2015−117633号公報
ところで、内燃機関の始動時におけるバッテリの端子電圧が、アイドリングストップ制御の可否判定をする上記制御装置のリセット電圧を下回る場合、この制御装置は、バッテリの端子電圧に基づくアイドリングストップ制御の可否判定をすることができない。
上記課題を解決すべく、車載制御システムは、クランク軸に初期回転を付与するスタータモータが接続される内燃機関に適用され、第1制御装置と、該第1制御装置と通信可能であって該第1制御装置よりもリセット電圧が高い第2制御装置と、を備え、前記第1制御装置は、前記スタータモータに接続されるバッテリの端子電圧の検出値に関する前記スタータモータの起動に伴う低下量を監視し、前記検出値が閾値以下であるか否かを判定する判定処理と、前記閾値以下である場合、その旨を前記第2制御装置に送信する送信処理と、を実行し、前記第2制御装置は、前記閾値以下である旨を受信した場合、アイドリングストップ制御を禁止する禁止処理を実行する。
上記構成では、第1制御装置がバッテリの端子電圧の検出値の低下量を監視し、第2制装置が監視結果に基づきアイドリングストップ制御を禁止する。ここで、第1制御装置は第2制御装置よりもリセット電圧が低いため、第2制御装置と比較して端子電圧の低下をより確実に監視することができる。このため、第2制御装置が低下量を監視する場合と比較すると、アイドリングストップ制御の可否判定をするための低下量を第2制御装置がより確実に入手することができる。
一実施形態にかかる車載制御システムおよび内燃機関を示す図。 同実施形態にかかる第1制御装置の処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる第2制御装置の処理の手順を示す流れ図。 同実施形態の作用を示すタイムチャート。
以下、車載制御システムにかかる一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示す内燃機関10は、車両に搭載される。内燃機関10の吸気通路12には、スロットルバルブ14が設けられており、スロットルバルブ14の下流には、燃料噴射弁16が設けられている。吸気通路12に吸入された空気と燃料噴射弁16から噴射された燃料とは、吸気バルブ18の開弁に伴って、シリンダ20およびピストン22によって区画される燃焼室24に吸入される。燃焼室24において、燃料と空気との混合気は、点火装置26の火花放電によって燃焼に供され、燃焼によって生じたエネルギは、ピストン22を介してクランク軸28の回転エネルギに変換される。燃焼に供された混合気は、排気バルブ30の開弁に伴って排気として排気通路32に排出される。
クランク軸28には、クランク軸28に初期回転を付与するスタータモータ40が連結されている。スタータモータ40は、バッテリ42の電力によって駆動される。
第1制御装置50は、内燃機関10を制御対象とし、その制御量であるトルクや排気成分の量を制御すべく、スロットルバルブ14や燃料噴射弁16、点火装置26等の内燃機関10の操作部を操作する。第1制御装置50は、CPU52、ROM54、およびRAM56を備えており、ROM54に記憶されているプログラムをCPU52が実行することにより上記制御量の制御を実行する。第1制御装置50は、さらに、バッテリ42に並列接続されたシャント抵抗57と、バッテリ42の端子電圧Vbとしてのシャント抵抗57の電圧降下量を検出する電圧検出回路58と、を備えている。
第2制御装置60は、内燃機関10の自動停止処理および再始動処理を含むアイドリングストップ制御に関する処理を実行する。たとえば第2制御装置60は、自動停止処理として、所定の条件が成立する場合、第1制御装置50に、燃料噴射弁16による燃料の噴射等の燃焼制御を停止する指令を出力する処理を実行する。またたとえば、第2制御装置60は、再始動処理として、スタータモータ40を駆動してクランク軸28に初期回転を付与する処理を実行する。なお、内燃機関10を最初に始動させる際には、IG信号によってスタータモータ40が駆動され、第2制御装置60はスタータモータ40の駆動に関与しない。第2制御装置60は、CPU62、ROM64、およびRAM66を備えており、ROM64に記憶されたプログラムをCPU62が実行することによりアイドリングストップ制御を実行する。
なお、第1制御装置50のリセット電圧V1よりも第2制御装置60のリセット電圧V2の方が高くなっている。また、第1制御装置50と第2制御装置60とは、車両内のネットワーク70を介して通信可能とされている。
図2に、第1制御装置50が実行する処理の手順を示す。図2に示す処理は、ROM54に記憶されたプログラムをCPU52がたとえば所定周期で繰り返し実行することにより実現される。なお、以下では、先頭に「S」が付与された数字によって、各処理のステップ番号を表現する。
図2に示す一連の処理において、CPU52は、まず、IG信号がオフ状態からオン状態に切り替わった時であるか否かを判定する(S10)。この処理は、スタータモータ40の起動に伴うバッテリ42の端子電圧Vbの低下を監視すべき時であるか否かを判定する処理である。CPU52は、切り替わった時であると判定する場合(S10:YES)、電圧検出回路58の出力に基づき、スタータモータ40の駆動に伴って低下する端子電圧Vbの最低値が閾値Vth以上であるか否かを判定する(S12)。ここで、閾値Vthは、内燃機関10の自動停止処理の実行を許可する電圧の最低値である。閾値Vthは、第2制御装置60のリセット電圧V2よりも高い値に設定されている。具体的には、CPU52は、都度、端子電圧VbをRAM56に記憶し、その最低値が閾値Vth以上であるか否かを判定する。
CPU52は、閾値Vth未満であると判定する場合(S12:NO)、バッテリ42が劣化している旨を示すバッテリ劣化フラグをオンとする(S14)。そしてCPU52は、ネットワーク70を介して第2制御装置60に、バッテリ劣化フラグがオンである旨の信号を送信する(S16)。
なお、CPU52は、S16の処理が完了する場合や、S12の処理において肯定判定する場合、S10の処理において否定判定する場合には、図2に示す一連の処理を一旦終了する。
図3に、第2制御装置60が実行する処理の手順を示す。図3に示す処理は、ROM64に記憶されたプログラムをCPU62がたとえば所定周期で繰り返し実行することにより実現される。
図3に示す一連の処理において、CPU62は、まず、バッテリ劣化フラグがオンである旨の信号を受信したか否かを判定する(S20)。そしてCPU62は、受信したと判定する場合(S20:YES)、アイドリングストップ制御を禁止する(S22)。
なお、CPU62は、S22の処理が完了する場合や、S20の処理において否定判定する場合には、図3に示す一連の処理を一旦終了する。
ここで、本実施形態の作用および効果について説明する。
図4に、IG信号の状態、スタータモータ40の状態、端子電圧Vb、第1制御装置50および第2制御装置60の状態、バッテリ劣化フラグの状態、同フラグのネットワークの送信の有無、同フラグの第2制御装置60での受信の有無、およびアイドリングストップ制御禁止フラグの状態のそれぞれの推移を示す。なお、アイドリングストップ制御禁止フラグは、第2制御装置60がS22の処理を実行する場合にオンとなるフラグである。
図4に示すように、時刻t1においてIG信号がオン状態に切り替わると、第1制御装置50および第2制御装置60がオン状態に切り替わり、時刻t2にスタータモータ40が駆動される。スタータモータ40が駆動されると、端子電圧Vbが低下する。そして、端子電圧Vbが第2制御装置60のリセット電圧V2よりも低下すると、第2制御装置60がリセットされ、一旦オフ状態となる。このとき、第1制御装置50のリセット電圧V1が第2制御装置60のリセット電圧V2よりも低いため、第1制御装置50はリセットされない。そして第1制御装置50では、端子電圧Vbが閾値Vth未満となったことを検知して、バッテリ劣化フラグをオンとする。
その後、端子電圧Vbが回復すると、時刻t3に、第2制御装置60が再度オン状態となる。ここで、第2制御装置60が再度オン状態とされる場合、RAM66が初期化される。一方、第1制御装置50では、時刻t4に、バッテリ劣化フラグがオンとなった旨の信号を送信する。そして第2制御装置60がこれを受信することにより、第2制御装置60では、そのトリップにおいてアイドリングストップ制御を禁止する。なお、トリップとは、IG信号がオン状態となっている期間のこととする。
このように本実施形態では、第2制御装置60よりもリセット電圧が低い第1制御装置50が、スタータモータ40の駆動に伴う端子電圧Vbの低下を監視することにより、第2制御装置60が監視する場合と比較して、端子電圧Vbが閾値Vth未満となったか否かをより確実に監視することができる。そして第1制御装置50の監視結果を用いることで、アイドリングストップ制御を実行してもよいか否かを高精度に判定することができる。
<対応関係>
上記実施形態における事項と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係は、次の通りである。判定処理は、S12の処理に対応し、送信処理は、S16の処理に対応し、禁止処理は、S22の処理に対応する。
<その他の実施形態>
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、第2制御装置60のリセット電圧V2を閾値Vthよりも低いとしたが、これに限らない。たとえば第2制御装置60が、自動停止処理のみをし、スタータモータ40を駆動する処理等の再始動処理については第1制御装置50が実行するのであれば、リセット電圧V2を閾値Vth以上としてもよい。
・上記実施形態では、第2制御装置60がリセットされる場合、第2制御装置60が再度オン状態となるときにRAM66が初期化されるとしたが、これに限らない。リセットによってRAM66に記憶された値の信頼性が低下することから、初期化処理を実行しなくても、リセットからの復帰時にRAM66に記憶されている値を利用することは望ましくないため、第1制御装置50が端子電圧Vbを監視することが有効である。
・内燃機関10としては、火花点火式内燃機関に限らず、たとえばディーゼル機関等の圧縮着火式内燃機関であってもよい。
10…内燃機関、12…吸気通路、14…スロットルバルブ、16…燃料噴射弁、18…吸気バルブ、20…シリンダ、22…ピストン、24…燃焼室、26…点火装置、28…クランク軸、30…排気バルブ、32…排気通路、40…スタータモータ、42…バッテリ、50…第1制御装置、52…CPU、54…ROM、56…RAM、57…シャント抵抗、58…電圧検出回路、60…第2制御装置、62…CPU、64…ROM、66…RAM、70…ネットワーク。

Claims (1)

  1. クランク軸に初期回転を付与するスタータモータが接続される内燃機関に適用され、
    第1制御装置と、該第1制御装置と通信可能であって該第1制御装置よりもリセット電圧が高い第2制御装置と、を備え、
    前記第1制御装置は、
    前記スタータモータに接続されるバッテリの端子電圧の検出値に関する前記スタータモータの起動に伴う低下量を監視し、前記検出値が閾値以下であるか否かを判定する判定処理と、
    前記閾値以下である場合、その旨を前記第2制御装置に送信する送信処理と、を実行し、
    前記第2制御装置は、前記閾値以下である旨を受信した場合、アイドリングストップ制御を禁止する禁止処理を実行する車載制御システム。
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