JP2019183462A - 開閉ステー - Google Patents

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政夫 棚元
Masao Tanamoto
政夫 棚元
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Abstract

【課題】閉鎖板の基部と、それに面する枠組みとの接触を避けつつ、閉鎖板の閉鎖時において、枠組みと閉鎖板との間に十分な密閉性を確保でき、且つ十分な開放角度を確保し得る開閉ステーを提供する。【解決手段】枠組み6に固定されるベース1と、枠組み6に支持されて揺動する閉鎖板5に固定される取付板2と、ベース1にその長さ方向に隣接して旋回自在に支持された一対のアーム3,4を備え、取付板2は、一対のアーム3,4の一方のアーム3の旋回領域を回転自在に支持する固定軸受けと、他方のアーム4の旋回領域の端部を摺動自在に支持する摺動ガイドを備え、一対のアーム3,4に、各アーム3,4の旋回軸を中心として相互に噛み合いつつ回転する歯車を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、窓などにおいて、その枠組みに障子や羽板などの閉鎖板を揺動自在に支持する開閉ステーに関する。
従来、前記開閉ステーは、窓の開閉装置の構成要素であって、窓枠に取り付けられるベースの一端部に、障子取付板の一端部が回転自在に連結されたものが知られている(下記特許文献1又は特許文献2参照)。
このような障子の開閉装置は、障子が閉じた時に、屋内への風雨等の吹き込みを防止すべく、当該障子と窓枠との隙間を塞ぐことが求められる。
実開昭62−180174号公報 実開平2−34677号公報
しかしながら、上記のような、障子取付板が、単に、窓枠に固定されたベースに対して回転自在に支持されているだけの構造(上記特許文献2参照)では、特に、障子の基部において、窓枠に対する障子枠の密着が困難となり、十分な密閉性を得ることができないという問題がある。
そこで敢えて当該基部の密着性を得ようとすれば、当該基部と、それに面する窓枠との接触が強くなり、障子の開閉に伴う消耗によって、長期にわたる耐用性を確保できないという問題がある。
一方、ベースに沿って摺動するスライダが備えるラックと、第二アームが備える歯車との関係で、障子取付板に支持された障子を窓枠から離脱させることによって、当該障子の基部とそれに面する窓枠との、障子の開閉に伴う接触を回避する構成が紹介されているが、部品点数が比較的多くなり複雑な構造となっている(上記特許文献1参照)。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、閉鎖板の基部と、それに面する枠組みとの接触を避けつつ、閉鎖板の閉鎖時において、枠組みと閉鎖板との間に十分な密閉性を確保でき、且つ十分な開放角度を確保し得る簡素な構造を持った開閉ステーの提供を目的とする。
上記課題を解決すべく為された本発明による開閉ステーは、枠組みに固定されるベースと、前記枠組みに支持されて揺動する閉鎖板に固定される取付板と、前記ベースに当該ベースの長さ方向に隣接して旋回自在に支持された一対のアームを備え、前記取付板は、前記一対のアームの一方のアームの旋回領域(軸受け部の遠心方向において回転走査する領域)を回転自在に支持する固定軸受けと、他方のアームの旋回領域の端部を摺動自在に支持する摺動ガイドを備え、前記一対のアームに、各アームの旋回軸を中心として相互に噛み合いつつ回転する歯車を備えることを特徴とする。
前記一対のアームは、それぞれの旋回軸からそれぞれの回転軸又は摺動軸に至る長さが相違する構成を採ることができる。
また、前記一対のアームは、それぞれの歯車の回転角度毎の歯数が相違する構成を採ることもできる。
前記障子の枠組みからの離脱量及び開閉量を大きくするには、双方の構成を備えることが望ましい。
以上の如く本発明による開閉ステーを使用すれば、枠組みに取付けられるベースにその長さ方向に隣接して旋回自在に支持された一対のアームを備え、前記ベースは、前記一対のアームの一方のアームの旋回領域を回転自在に支持する固定軸受けと、他方のアームの旋回領域を摺動自在に支持する摺動ガイドを備え、前記一対のアームに、各アームの旋回軸を中心として相互に噛み合いつつ回転する歯車を備える構成によって、前記枠組みに対して外側への閉鎖板の移動が可能となって、閉鎖板の開放時において当該閉鎖板の基部とそれに面する枠組みとの接触を回避することができると共に、閉鎖板の閉鎖時において枠組みの外面と閉鎖板の内面との密着を確保することができる。
前記一対のアームは、それぞれの旋回軸からそれぞれの回転軸又は摺動軸に至る長さが相違する構成を採り、又はそれぞれの歯車の回転角度毎の歯数が相違する構成を採ることによって、比較的簡素な構成にもかかわらず、前記閉鎖板の枠組みからの離脱量及び開閉量を有効に調整することができる。
本発明による開閉ステーの一例を示す(A):閉鎖時及び(B):開放時の縦断面概略図である。 本発明による開閉ステーの一例を示す分解斜視図である。 本発明による開閉ステーの一例を示す縦断面図である。 本発明による開閉ステーの動作の一例を示す説明図である。
以下、本発明による開閉ステーの実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示す開閉ステーの例は、窓の枠組み6に取付けられるベース1と、窓の閉鎖板(以下「障子5」という)に取付けられる障子取付板2と、前記ベース1にその長さ方向に隣接して旋回自在に支持された一対のアーム3,4を備える。
この例の前記ベース1、障子取付板2及び一対のアーム3,4は、それぞれアルミ合金製の金属板を裁断し、適宜曲げ成形及び孔開け加工を施したものである。
尚、前記ベース1、障子取付板2及び一対のアーム3,4は、アルミニウム合金以外の、鉄やステンレスその他求められる強度を満たす素材で製造することもできる。
この例の前記ベース1は、前記金属板を長方形状に裁断し、その中央に、長手方向に沿って一列に並べた、一対の旋回軸孔b,bと、一対(必要に応じて増減)の固定孔a,aを穿設したものである。
前記ベース1において、前記固定孔a,aは、長手方向の端部に配置され、前記旋回軸孔b,bは、長手方向に沿ってその中央部に隣接して配置されている。
この例の前記障子取付板2は、前記金属板を、前記ベース1の約2倍程度の長さを持つ長方形に裁断し、その中央に、長手方向に沿って一列に並べた、丸孔cと、長孔dと、一対(必要に応じて増減)の固定孔e,eを穿設したものである。
この例では、当該障子取付板2の一端部に前記丸孔cを配置し、当該障子取付板2の他端部に、同他端部から中間部に至る長さを有する長孔dを配置すると共に、前記丸孔cと前記長孔dとの間、及び当該長孔dを挟んで反対側の延長線上に、一対の固定孔e,eを配置する。
このような構成を採ることによって、当該障子取付板2は、前記一対のアーム3,4の一方のアーム3(4)の旋回領域の端部(以下「旋回端部」という)を回転自在に支持する固定軸受け(丸孔cの周囲)と、他方のアーム4(3)の旋回端部を摺動自在に支持する摺動ガイド(長孔dの周囲)を備えた構成となる。
この例において、前記一対のアーム3,4は、相対的に長短をつけた長アーム4と短アーム3からなる。
前記長アーム4及び短アーム3は、一端部を円形に裁断し、他端部を歯車状に裁断し(以下「歯車4G,3G」という)、胴部を略一定幅に裁断した棒状の偏平部材である。
この例では、前記長アーム4は、前記短アーム3の略二分の三の長さであり、両アーム4,3の歯車4G,3Gは、双方の歯のピッチを等しくした上で、前記長アーム4の歯車4Gの歯数が、前記短アーム3の歯車3Gの歯数の三分の二に設定されている。
各歯車4G,3Gは、それぞれの中央に、前記ベース1の旋回軸孔b,bに軸支される軸孔f,fが穿設され、他端には、前記障子取付板2の丸孔c及び長孔dにそれぞれ軸支される固定軸孔g及び摺動軸孔hが穿設されている。
この例を構成する主な部材1,2,3,4は以上の如く構成され、前記ベース1に、長アーム4及び短アーム3の歯車4G,3Gが自由回転するように旋回軸ピンα,αで支持する。
前記旋回軸ピンαは、前記長アーム4及び短アーム3が脱離しないようにする幅広な頭部と、旋回軸となる胴部と、前記旋回軸孔b,bに差し入れられた後に加締め等によって固定される先端部を備える。
その結果、各アーム3,4の歯車3G,4Gは、前記ベース1の上において旋回軸を中心として回転し、且つそれぞれの歯が相互に噛み合うこととなる。
前記障子取付板2に、前記短アーム3の前記旋回端部を自由回転するように固定軸ピンβで前記丸孔cに支持すると共に、前記長アーム4の前記旋回端部を自由回転するように摺動軸ピンγで前記長孔dに支持する。
前記固定軸ピンβ及び前記摺動軸ピンγは、前記長アーム4及び短アーム3が脱離しないようにする幅広な頭部と、旋回軸となる胴部と、前記固定軸孔g及び摺動軸孔hに差し入れられた後に加締め固定される先端部を備える。
前記旋回軸ピンαの頭部が前記障子取付板2に干渉しないようにする措置として、前記固定軸ピンβ及び前記摺動軸ピンγの胴部を、前記旋回軸ピンαの胴部よりも、少なくとも、当該旋回軸ピンαの頭部の厚み以上長く設定する構成を採ることができる他、前記障子取付板2の固定孔eが穿設された領域を前記旋回軸ピンαの頭部が通過する領域として、当該頭部の軌跡を避け得る量だけ均一に退避(陥没)させる曲げ成形を施し、平坦な障子固定領域とする構成を採ることができる。
本発明による開閉ステーは、上記具体的な構成に限るものではなく、前記一対のアーム3,4の動き及びアーム3,4相互の関わりを妨げない限り、前記主な構成要素の形態を変更することができる。
前記一対のアーム3,4の、それぞれの旋回軸からそれぞれの回転軸又は摺動軸に至る長さの比、相噛み合うそれぞれの歯車3G,4Gの回転角度毎の歯数の比についても、当該開閉ステーが採用される閉鎖板5の用途に応じて、必要とする閉鎖板5の開き角度又は閉鎖板5の枠組み6からの離脱量に応じて、適宜設定することができる(図1参照)。
この例では、上記開閉ステーは、図1の如く、前記障子取付板2を前記障子5の框5aの両側面(障子5の開閉の際に一定の仮想平面上を移動する面)にビス止め等で固定し、前記ベース1を、前記障子5の閉鎖時において前記両側面に固定した障子取付板2,2に面する定位置に固定することによって躯体に取り付けられる。
窓の水密製を確保するパッキング(図示省略)は、前記ベース1の位置決めの際、前記障子5の框5aと枠組み6の間に、出来るだけ隙間無く狭持されるように、前記枠組み6に沿って固定する。
この例は、以上の構成によって、前記障子5の開放当初は、前記枠組み6の内面に沿って、略平行に移動し始め、開放が進むに従って、前記短アーム3と長アーム4の旋回角度の差が高まる結果、平行移動から開き角度が徐々に増加し、比較的大きな角度まで開放する機能を奏することとなる(図4参照)。
尚、開き状態の補強や維持の観点からエアシリンダなどのダンパ装置やストッパを付設した構成を採ることもできる。
a 固定孔,b 旋回軸孔,c 丸孔,d 長孔,
e 固定孔,f 軸孔,g 固定軸孔,h 摺動軸孔,
α 旋回軸ピン,β 固定軸ピン,γ 摺動軸ピン,
1 ベース,
2 取付板,
3 (短)アーム,
4 (長)アーム,5 閉鎖板(障子),5a (障子の)框,
6 枠組み,

Claims (3)

  1. 枠組みに固定されるベースと、
    前記枠組みに支持されて揺動する閉鎖板に固定される取付板と、
    前記ベースに当該ベースの長さ方向に隣接して旋回自在に支持された一対のアームを備え、
    前記取付板は、前記一対のアームの一方のアームの旋回領域を回転自在に支持する固定軸受けと、他方のアームの旋回領域の端部を摺動自在に支持する摺動ガイドを備え、
    前記一対のアームに、各アームの旋回軸を中心として相互に噛み合いつつ回転する歯車を備えることを特徴とする開閉ステー。
  2. 前記一対のアームは、それぞれの旋回軸からそれぞれの回転軸又は摺動軸に至る長さが相違することを特長とする請求項1に記載の開閉ステー。
  3. 前記一対のアームは、それぞれの歯車の回転角度毎の歯数が相違することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の開閉ステー。
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