JP2019179342A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理技術に関して、演算負荷を軽減することが可能で、しかもカードエッジ位置の誤検知を防止可能な技術を提供する。【解決手段】データ処理部は、画像データのX軸およびY軸に対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成部610、X軸およびY軸への射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出部620、左右上下の4端点からなる矩形部分を処理対象として第1画像データを切り出す処理対象切り出し部630、切り出した第1画像データと、第1画像データを180度回転させた第2画像データとを重ね合わせた第3画像データを生成する画像調整部640、および第3画像データについて、処理対象の区域を通過する位置にX軸に平行な2本の平行線上におけるカードのエッジ位置を求め、エッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出部650を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、矩形状をした媒体上の情報を処理する画像処理装置および画像処理方法に関する。
デジタル画像を用いて、処理対象となる矩形状をした媒体上の直線あるいは直線で構成される特定の幾何学図形を検出し、認識する手法として、ハフ(Hough)変換がよく知られており、さまざまな産業分野で広く用いられている。
この方法は、一般には、対象図形を含む画像にノイズ除去やエッジ強調等の前処理を施したのち、抽出された画像パターンに対してハフ変換を施して累積点に変換し、その後、最大の累積度数をもつ累積点に関して逆ハフ変換を行い、画像空間上の直線を求める、という手順をとる(たとえば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の技術では、半導体デバイスの製造工程におけるワークの位置決めについて、位置座標を、ハフ変換を用いて検出し、位置補正に用いるものであるが、最大累積点を求めて、不要パターン除去を行った後、逆ハフ変換して基準となる直線を求め、ワークの角度補正を得るようにしている。
特許文献2に記載の技術では、多角形形状の形状特徴量を算出する場合に、物体の周囲の一部を構成する線分を推定するためにハフ変換を適用している。極座標に変換される点の個数を数え上げ、頻度が多い極座標を選択する。選択された極座標ごとに逆ハフ変換で直線の式を算出するとともに回転角の検出を行っている。
特開平11−97512号公報 特開2010−79643号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示す技術では、ハフ空間上の最大累積点を求めている。このように、ハフ空間上の最大累積点を求めることは、二次元空間上の極大点を求めることであり、不要パターンに起因するノイズを除去する必要があるなど、一般には容易ではなく、かつ演算負荷が大きい。そのため高速処理を行おうとすると、高性能なプロセッサを用いる必要があり、コスト上昇につながるという課題がある。
そこで本発明は、上記の状況に鑑みなされたものであって、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理技術に関して、演算負荷を軽減することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理装置であって、前記矩形状をした媒体の画像データの水平軸および垂直軸のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成部と、前記水平軸への射影および前記垂直軸への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出部と、左右上下の4端点からなる矩形部分を処理対象として第1画像データを切り出す処理対象切り出し部と、前記処理対象の区域について、前記媒体を切り出した第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた第2画像データとを重ね合わせた第3画像データを生成する画像調整部と、前記処理対象の区域の前記第3画像データについて、当該処理対象の区域を通過する位置に2本の平行線を少なくとも前記水平軸または前記垂直軸に平行に引き、各平行線上における前記矩形状をした媒体のエッジ位置を求め、二つの前記エッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出部と、前記エッジ間隔と前記2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出部と、を備えることを特徴とする。
これによって、本発明の画像処理装置では、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出することが可能になる。このため、ハフ変換を用いることなく、演算負荷を軽減することが可能になる。
また、本発明では、画像調整部は、前記第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた前記第2画像データの各画素値の平均をとって前記第3画像データを生成することが好ましい。
このような構成によって、画像調整部は、第1画像データと、この第1画像データを180度回転させた第2画像データの各画素値の平均をとることにより、ノイズなどの影響をうけにくくなり、背景と媒体エッジ(縁)との間の輝度の差を生じさせることが可能となる。
本発明は、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理方法であって、前記矩形状をした媒体の画像データの水平軸および垂直軸のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成ステップと、前記水平軸への射影および前記垂直軸への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出ステップと、左右上下の4端点からなる矩形部分を処理対象として第1画像データを切り出す処理対象切り出しステップと、前記処理対象の区域について、前記媒体を切り出した第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた第2画像データとを重ね合わせた第3画像データを生成する画像調整ステップと、前記処理対象の区域の前記第3画像データについて、当該処理対象の区域を通過する位置に2本の平行線を少なくとも前記水平軸または前記垂直軸に平行に引き、各平行線上における前記矩形状をした媒体のエッジ位置を求め、二つの前記エッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出ステップと、前記エッジ間隔と前記2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出ステップと、を備えることを特徴とする。
これによって、本発明の画像処理方法では、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出することが可能になる。このため、ハフ変換を用いることなく、演算負荷を軽減することが可能になる。
本発明によれば、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出することが可能になる。このため、ハフ変換を用いることなく、演算負荷を軽減することが可能になる。
実施形態に係る、画像処理装置の主要部の構成例を示す図である。 実施形態に係る、矩形状をした媒体の一例であるカードの外観を模式的に示す図である。 実施形態に係る、画像処理装置におけるデータ処理部の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る、データ処理部による媒体回転角度検出処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、カードを撮像した画像および輝度投影の一例を示す図である。 実施形態に係る、画像調整部の画像調整処理を説明するための図である。 実施形態に係る、抽出した第3画像データの長方形領域と第1水平線、第2水平線の関係を示す図である。 実施形態に係る、平行線(第1水平線、第2水平線)上における媒体エッジ位置近傍の輝度の変化を示す図である。 実施形態に係る、抽出した第3画像データの長方形領域と第1垂直線、第2垂直線の関係を示す図である。
以下、発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態に係る画像処理装置10の主要部の構成例を示す図である。図2は、矩形状をした媒体の一例であるカード100の外観を模式的に示す図である。
画像処理装置10は、デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体100の画像上の回転角度を検出する装置である。
矩形状をした媒体100は、JISに準拠している一般的なカード(以下、「カード」という。)である。このカード100は、矩形状をしており、たとえば、幅86mm、高さ54mm、厚み0.76mmというサイズのプラスチックカードである。なお、矩形状をした媒体は、上述したカード100に限定されるものではなく、たとえば、幅125mm、高さ88mmというサイズのパスポートブックでもよい。また、プラスチックカードやパスポートブックに限定されるものではなく、IDカードや運転免許証などでもよい。
なお、本実施形態では、図2において、カード100の長手方向をX軸方向とし、短手方向をY軸方向としている。
カード100には、黒色系の磁気ストライプ110がカード100の長手方向に形成されており、また、カード100には、バーコード120が長手方向に形成されている。
本実施形態では、説明を簡単にするために、カード100の画像の原点は、図2、図5などに示すように、左上側を原点Oとし、カード100の長手方向(原点Oから右に向う方向)をX軸方向としている。そして、X軸方向に直交する方向(原点Oから下に向う方向)をY軸方向としている。
図1に示すように、画像処理装置10は、カード100が載置されるテーブル20、画像データ入力部としての画像読取部30、アナログデジタルコンバータ(A/Dコンバータ)40、画像メモリ50、およびデータ処理部60を有している。
画像読取部30は、光を検出して電荷を発生させる光電変換素子を用いた固体撮像装置(イメージセンサ)としてのCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、イメージセンサの画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系(レンズ等)を有し、テーブル20上に載置され、照明光源31で照明されるカード100の全体を含む所定の領域を撮像する。なお、固体撮像装置(イメージセンサ)として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが用いられてもよい。
A/Dコンバータ40は、画像読取部30によって撮像されたカード100を含む画像をデジタル画像データに変換し、画像メモリ50に格納する。なお、A/Dコンバータ40は、画像読取部30にその機能を含ませることも可能である。
画像メモリ50は、画像読取部30で撮像された読取対象の情報が記録された磁気ストライプ110やバーコード120を含むカード100のデジタル化された画像データを記憶(格納)する。画像メモリ50に格納される原画像は、複数の画素がマトリクス状に配列されて形成され、具体的には、図示していないが、X軸方向にM行、Y軸方向にN列の画素が配置されている。各画素はそれぞれ画素値(輝度値)を有する。本実施形態では、各画素値は、たとえば8ビットで表現すると0〜255の間のいずれかの値をとり、画素値は黒に近いほど小さく、白に近いほど大きな値をとる。なお、この画像メモリ50は、RAM,SDRAM,DDRSDRAM,RDRAMなど、画像データを記憶しうるものであれば如何なるものであってもよい。
データ処理部60は、デジタル画像を用いて、カード100の画像上の回転角度を検出し、検出した回転角度を参照してカード100上に記録されている磁気ストライプ110、バーコード120、文字等の情報を認識する機能を有する。データ処理部60は、画像処理装置10の全体的な制御を司るCPU等の一部として構成される。
[データ処理部60の各部の構成および機能]
次に、データ処理部60の各部の基本的な構成および機能について説明する。
データ処理部60は、画像メモリ50から多値化された画像データ(多階調の濃淡画像、たとえば、256階調)を読み出す。
図3は、画像処理装置10におけるデータ処理部60の構成例を示すブロック図である。図4は、データ処理部60による媒体回転角度検出処理を示すフローチャートである。図5はカード100を撮像した画像データから切り出した第1画像データおよび輝度投影(以下、単に「射影」という。)の一例を示す図である。図5(a)がカード100を撮像した画像データから切り出した第1画像データIMG1の例であり、図5(b)が水平軸(X軸)への射影の例であり、図5(c)が垂直軸(Y軸)への射影の例である。なお、図5(b)において、横軸はX軸の位置を示す、縦軸は画素値Pを示す。また、図5(c)において、横軸は画素値Pを示し、縦軸はY軸の位置を示す。
データ処理部60は、射影生成部610と、端点検出部620と、処理対象切り出し部630と、画像調整部640と、媒体エッジ位置偏差算出部650と、角度算出部660とを有し、媒体回転角度検出処理を行う。
射影生成部610は、射影形成処理ST11を実行する。具体的には、射影形成部610は、画像メモリ50から画像データIMGを取得し、たとえば、図5(a)に示す画像IMGの水平軸(X軸)および垂直軸(Y軸)のそれぞれに対して、輝度投影による画素値の第1射影prjX(図5(b))および第2射影prjY(図5(c))を生成する。
ここで、第1射影prjXとは、X軸に垂直方向にラインごとの画素値(輝度値)の平均をとったものである。第2射影prjYとは、Y軸に垂直方向にラインごとの画素値(輝度値)の平均をとったものである。
端点検出部620は、端点検出処理ST12を実行する。具体的には、端点検出部620は、第1射影prjXおよび第2射影prjYをもとに、カード100が含まれている領域を抽出するために、その領域の4つの端点を検出する。
より具体的には、端点検出部620は、まず、第1射影prjXにおいて、左端部および右端部の出力値の最小となる点を求め、これらをそれぞれ左端点XL、右端点XRとする。同様に、端点検出部620は、第2射影prjYにおいて、上端部および下端部の出力値の最小となる点を求め、これらをそれぞれ上端点YU、下端点YLとする。
処理対象切り出し部630は、処理対象切り出し処理ST13を実行する。具体的には、処理対象切り出し部60は、水平軸Xに関する両端点(左端点XL、右端点XR)の位置および、垂直軸Yに関する両端点(上端点YU、下端点YL)の位置を、4頂点とする長方形領域150を処理対象の第1画像データIMGとして切り出し、それ以外の領域を処理対象区域外として除去する。
すなわち、処理対象切り出し部630は、点A(XL、YU)、点B(XL、YL)、点C(XR、YL)、点D(XR、YU)を含んで形成される長方形領域(ABCD)150の第1画像データIMG1を切り出す。これにより、処理に不要な部分が切り離される。
画像調整部640は、画像調整処理ST14を実行する。
図6は、画像調整部640の画像調整処理を説明するための図である。図6(a)は処理対象切り出し部630で切り出された第1画像データIMG1を示し、図6(b)は第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2を示し、図6(c)は第1画像データIMG1と第2画像データIMG2とを重ね合わせた第3画像データIMG3を示している。
画像調整部640は、処理対象切り出し部630で切り出された、図6(a)に示す第1画像データIMG1と、第1画像データIMG1を180度回転させた、図6(b)に示すような第2画像データIMG2とを重ね合わせて、図6(c)に示すような第3画像データを生成する。
本実施形態において、画像調整部640は、元の第1画像データIMG1と、第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2の各画素値の平均をとって第3画像データIMG3を生成する。
このような構成によって、画像調整部640は、第1画像データIMG1と、この第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2の各画素値の平均をとるに際し、磁気記録領域である磁気ストライプ110の部分と磁気ストライプ110のない部分との画素値の平均をとって、この平均をとる部分の輝度を磁気ストライプ110の輝度より高くして、背景とカードエッジとの間の輝度の差を生じさせることが可能となる。
より具体的には、第1画像データIMG1を180度回転させることにより、磁気ストライプ110の部分は磁気ストライプのない部分との平均をとることになり、この部分の輝度が磁気ストライプ110の輝度よりも大きくなる一方、背景部分の輝度は不変であるため、背景とカードエッジとの間に輝度の差異が生じることから、次工程の媒体エッジ位置偏差算出処理でのカードエッジ位置の誤検知を防止できる。
すなわち、画像調整部640が設けられていない場合は、カードエッジ位置を特定する処理において、カードエッジと判定されるべき位置の「カード−背景間の輝度差」がほぼゼロになる結果、カードエッジの誤検知が発生し、正確な角度検出が妨げられる恐れがあるが、本実施形態のように画像調整部640を設けることにより、カード−背景間の輝度差」が確保されることになり、カードエッジ位置の誤検知が生じにくくなる。
媒体エッジ位置偏差算出部650は、媒体エッジ位置偏差算出処理ST15を実行する。
図7は、抽出した第3画像データIMG3の長方形領域150と第1水平線L1、第2水平線L2の関係を示す図である。
媒体エッジ位置偏差算出部650は、具体的には、処理対象区域である長方形領域150の第3画像データIMG3について、図7に示すように、その長方形領域150を通過する位置に2本の平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)を引く。ここでは、図示のように下側に第1水平線L1、上側に第2水平線L2である。本実施形態では、第1水平線L1は、Y1行目のX軸方向に形成された画素(XL〜XR)から構成されている。同様に、第2水平線L2は、Y2行目のX軸方向に形成された画素(XL〜XR)から構成されている。
媒体エッジ位置偏差算出部650は、各平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)上における媒体エッジ位置(第1エッジ位置X1、第2エッジ位置X2)を求め、次の式1により、2点の水平方向エッジ位置間距離Wを求める。
Figure 2019179342
なお、2本の平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)を引く場所は、カード100の同一辺上に媒体エッジ位置(第1エッジ位置X1、第2エッジ位置X2)が求まる位置とする。たとえば、長方形領域150の上下中間位置から同じ所定幅とする。所定幅は、上下の長さの1/4程度とすることができる。
図8は平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)上における媒体エッジ位置近傍の輝度の変化を示しており、図8(a)が長方形領域150の左側の領域Q1に対応している。図8(b)は長方形領域150の右側の領域Q2に対応している。
ここでは、長方形領域150の左側の領域Q1における媒体エッジ位置(第1エッジ位置X1、第2エッジ位置X2)を決定する例を挙げる。
平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)の位置を第1水平線位置Y1、第2水平線位置Y2とすると、次の式2により垂直距離Hを求める。
Figure 2019179342
角度算出部660は、角度算出処理ST16を実行する。具体的には、角度算出部660は、水平方向エッジ位置間距離Wと2本の平行線(第1水平線L1、第2水平線L2)の垂直距離Hとから、次の式3により傾斜角θを算出する。
Figure 2019179342
なお、算出した傾斜角度θを、最終的な傾斜角度として採用してもよいが、精度向上の観点から、同様の操作を長方形領域150の右側の領域Q2について行って、左端側での結果と合わせて角度を算出してもよい。たとえば平均値を最終の傾斜角度とすることができる。
図9は、抽出した第3画像データIMG3の長方形領域150と第1垂直線V1、第2垂直線V2の関係を示す図である。
さらに、一層の精度向上の観点から、図9に示すように、同じ長方形領域150の画像において、2本の垂直線(第1垂直線V1、第2垂直線V2)を引き、上側の領域R1の第1垂直線V1と媒体上側エッジとの交点を第1エッジ位置YY1、第2垂直線V2と媒体上側エッジとの交点を第2エッジ位置YY2として、次の式4により、2点の垂直方向エッジ位置間距離HHを求める。本形態では、第1垂直線V1は、X1行目のY軸方向に形成された画素(YL〜YR)から構成されている。同様に、第2水平線V2は、X2行目のY軸方向に形成された画素(YL〜YR)から構成されている。
Figure 2019179342
第1垂直線V1および第2垂直線V2の位置をそれぞれ第1垂直線位置XX1、第2垂直線位置XX2とすると、次の式5により水平距離WWを求める。
Figure 2019179342
次の式6により傾斜角θθを算出する。
Figure 2019179342
そして、同様の操作を媒体の下端の領域R2側についても行って、上端の領域R1側での結果と合わせて角度を算出してもよい。たとえば平均値を最終の傾斜角度とする。
さらに左右上下合計4か所での傾斜角度を算出してその全体の平均値を求め、これを傾斜角度としてもよい。また、左右上下のいずれか3箇所が用いられてもよい。
上述したとおり、角度算出部660で決定された傾斜角度θ(または傾斜角度θθ)は、図示していないが、データ処理部60内の情報認識処理部に出力される。たとえば、情報認識処理部は、カード100上の記録領域である磁気ストライプ110の画像上の傾きを、傾斜角度θ(および/または傾斜角度θθ)に応じて修正(補正)し、修正後の画像における磁気ストライプ110に記録されている情報の認識処理を行う。
以上、本実施形態の特徴をまとめると次のとおりである。
(1)画像処理装置10は、デジタル画像を用いて、カード100の画像上の回転角度を検出する。そして、画像処理装置10は、カード100の画像データの水平軸および垂直軸のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影形成部610と、水平軸(X軸)への射影および垂直軸(Y軸)への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出部620と、左右上下の4端点からなる矩形部分(本形態では長方形領域150)を処理対象として第1画像データIMG1を切り出す処理対象切り出し部630と、処理対象切り出し部630で切り出された第1画像データIMG1と、第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2とを重ね合わせて第3画像データIMG3を生成する画像調整部640と、処理対象の区域の第3画像データIMG3について、その区域を通過する位置に2本の平行線(第1水平線L1と第2水平線L2の組、または第1垂直線V1と第2垂直線V2の組)を少なくとも水平軸(X軸)または垂直軸(Y軸)に平行に引き、各平行線上におけるカード100のエッジ位置(エッジ点)を求め、二つのエッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出部650と、エッジ間隔と2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出部660と、を備える。
これによって、算出された傾斜角をカード100の回転角度とするので、ハフ変換を用いることなく、演算負荷を軽減することが可能になる。しかもカードエッジ位置の誤検知を防止することが可能になる。
(2)画像調整部640は、第1画像データIMG1と、第1画像データIMG2を180度回転させた第2画像データIMG2の各画素値の平均をとって第3画像データIMG3を生成する。
このような構成によって、画像調整部640は、第1画像データIMG1と、この第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2の各画素値の平均をとるに際し、磁気記録領域である磁気ストライプ110の部分と磁気ストライプ110のない部分との画素値の平均をとって、この平均をとる部分の輝度を磁気記録領域の輝度より高くして、背景と媒体エッジ(縁)との間の輝度の差を生じさせることが可能となる。
より具体的には、第1画像データIMG1を180度回転させることにより、磁気ストライプ110の部分は磁気ストライプのない部分との平均をとることになり、この部分の輝度が磁気ストライプ110の輝度よりも大きくなる一方、背景部分の輝度は不変であるため、背景とカードエッジとの間に輝度の差異が生じることから、次工程の媒体エッジ位置偏差算出処理でのカードエッジ位置の誤検知を防止できる。
(3)媒体エッジ位置偏差算出部650は、第3画像データIMG3におけるエッジ間隔を、2本の平行線に対してカード100の対向する辺でそれぞれ1箇所ずつで求め、角度算出部660は、2箇所におけるエッジ間隔と、2本の平行線の離間距離とから、二つの傾斜角を算出し、それらの平均値を回転角度とすることができる。
これによって、2本の平行線で、カード100の対応する対向する2辺(長辺同士または短辺同士)において、それぞれエッジ位置の組を得られるため、対向する2箇所で傾斜角を求めることができる。これらの傾斜角の平均値をカード100の回転角度とすることで、検出精度をより向上させることができる。
(4)媒体エッジ位置偏差算出部650は、第3画像データIMG3における2本の平行線を、水平軸(X軸)および垂直軸(Y軸)に平行に、少なくともそれぞれ一組引き、それぞれの2本の平行線においてエッジ間隔と離間距離とを求め、角度算出部660は、求めたエッジ間隔と離間距離との組のそれぞれについて傾斜角を算出し、それらの平均値を前記回転角度としてもよい。
これによって、平行線を、水平軸および垂直軸のそれぞれに平行に1組以上引くので、カード100の長辺および短辺でそれぞれで1箇所以上の傾斜角が得られる。これらの傾斜角の平均値をカード100の回転角度とすることで、検出精度をより向上させることができる。また、カード100の4辺において傾斜角を求め平均値を回転角度とすれば、さらに検出精度を向上させることができる。
(5)デジタル画像を用いて、カード100の画像上の回転角度を検出する画像処理方法であって、カード100の画像データの水平軸(X軸)および垂直軸(Y軸)のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成ステップST11と、水平軸への射影および垂直軸への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出ステップST12と、左右上下の4端点からなる矩形部分(本形態では長方形領域150)を処理対象として第1画像データIMG1を切り出す処理対象切り出しステップST13と、処理対象切り出し部630で切り出された第1画像データIMG1と、第1画像データIMG1を180度回転させた第2画像データIMG2とを重ね合わせて第3画像データIMG3を生成する画像調整ステップST14と、処理対象の区域の第3画像データIMG3の長方形領域150について、その区域を通過する位置に2本の平行線(第1水平線L1および第2水平線L2の組、または第1垂直線V1および第2垂直線V2の組)を少なくとも水平軸(X軸)または垂直軸(Y軸)に平行に引き、各平行線上におけるカード100のエッジ位置を求め、二つのエッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出ステップST15と、エッジ間隔と2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出ステップST16と、を備える。これによって、算出された傾斜角をカード100の回転角度とするので、ハフ変換を用いることなく、演算負荷を軽減することが可能になる。しかもカードエッジ位置の誤検知を防止することが可能になる。
本発明を、実施の形態をもとに説明したが、この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10・・・画像処理装置、20・・・テーブル、30・・・画像読取部、31・・・照明光源、40・・・アナログデジタルコンバータ(A/Dコンバータ)、50・・・画像メモリ、60・・・データ処理部、100・・・カード(媒体)、110・・・磁気ストライプ、120・・・バーコード、610・・・射影形成部、620・・・端点検出部、630・・・処理対象切り出し部、640・・・画像調整部、650・・・媒体エッジ位置偏差算出部(媒体エッジ点偏差算出部)、660・・・角度算出部。

Claims (4)

  1. デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理装置であって、
    前記矩形状をした媒体の画像データの水平軸および垂直軸のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成部と、
    前記水平軸への射影および前記垂直軸への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出部と、
    左右上下の4端点からなる矩形部分を処理対象として第1画像データを切り出す処理対象切り出し部と、
    前記処理対象の区域について、前記媒体を切り出した第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた第2画像データとを重ね合わせた第3画像データを生成する画像調整部と、
    前記処理対象の区域の前記第3画像データについて、当該処理対象の区域を通過する位置に2本の平行線を少なくとも前記水平軸または前記垂直軸に平行に引き、各平行線上における前記矩形状をした媒体のエッジ位置を求め、二つの前記エッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出部と、
    前記エッジ間隔と前記2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理対象区域画像調整部は、
    前記第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた前記第2画像データの各画素値の平均をとって前記第3画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. デジタル画像を用いて、矩形状をした媒体の画像上の回転角度を検出する画像処理方法であって、
    前記矩形状をした媒体の画像データの水平軸および垂直軸のそれぞれに対して輝度投影による画素値の射影を生成する射影生成ステップと、
    前記水平軸への射影および前記垂直軸への射影のそれぞれについて、その射影波形の射影パターンの両端点を決定する端点検出ステップと、
    左右上下の4端点からなる矩形部分を処理対象として第1画像データを切り出す処理対象切り出しステップと、
    前記処理対象の区域について、前記媒体を切り出した第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた第2画像データとを重ね合わせた第3画像データを生成する画像調整ステップと、
    前記処理対象の区域の前記第3画像データについて、当該処理対象の区域を通過する位置に2本の平行線を少なくとも前記水平軸または前記垂直軸に平行に引き、各平行線上における前記矩形状をした媒体のエッジ位置を求め、二つの前記エッジ位置のエッジ間隔を求める媒体エッジ点偏差算出ステップと、
    前記エッジ間隔と前記2本の平行線の離間距離とから傾斜角を算出する角度算出ステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  4. 前記画像調整ステップでは、
    前記第1画像データと、当該第1画像データを180度回転させた前記第2画像データの各画素値の平均をとって前記第3画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理方法。
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