JP2019176914A - 眼用器具、薬剤供給眼用器具及び眼用装着物 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1及び図2は、本実施の形態を示す図である。
図1は、薬剤供給補助具10の外観形状を示す図であり、(a)は薬剤供給補助具10の正面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
図2は、薬剤供給補助具10の使用方法を説明するための図であり、(a)は眼20の正面図、(b)は眼20の縦断面図である。図2(a)中、点線で示す最外円は結膜の外縁を示している。
本実施の形態では、薬剤供給補助具10は、眼球の表面上で流動する薬剤が流入可能な開口及びその薬剤を貯留可能な内空を有する凹部であるプール19aが上部に形成され、プール19aの開口の縁が角膜被覆領域12aよりも肉厚となっている。
さらに、本実施の形態では、薬剤供給補助具10は、眼球の表面上で流動する薬剤が流入可能な開口及びその薬剤を貯留可能な内空を有する貫通孔であるプール19bが下部に形成され、プール19bの開口の縁が角膜被覆領域12aよりも肉厚となっている。
さらに、本実施の形態では、薬剤供給補助具10は、平面形状が全体として縦長楕円形状となっている。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図3及び図4は、本実施の形態を示す図である。
図3は、薬剤供給補助具10の外観形状を示す図であり、(a)は薬剤供給補助具10の正面図、(b)は薬剤供給補助具10の側面図である。
図4は、薬剤供給補助具10の使用方法を説明するための図であり、(a)は眼20の正面図、(b)は眼20の縦断面図である。図4(a)中、点線で示す最外円は結膜の外縁を示している。
本実施の形態では、薬剤供給補助具10は、眼球の表面上で流動する薬剤が流入可能な開口及びその薬剤を貯留可能な内空を有する凹部であるプール19aが下部に形成され、プール19aの開口の縁が薬剤供給補助具10の基部よりも肉厚となっている。
さらに、本実施の形態では、プール19aの開口の縁に向かうにつれて肉厚となっている。
さらに、本実施の形態では、薬剤供給補助具10は、角膜領域を開口する貫通孔12bが形成されている。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図5及び図6は、本実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、薬剤40の形状を示す図であり、(a)は薬剤40の正面図、(b)は正面からみた薬剤40の斜視図、(c)は背面からみた薬剤40の斜視図、(d)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
図6は、薬剤供給補助具10の使用方法を説明するための図であり、(a)は眼20の正面図、(b)は眼20の縦断面図である。図6(a)中、点線で示す最外円は結膜の外縁を示している。
本実施の形態では、薬剤40は、薬剤供給補助具10に吸着する吸盤構造を有する吸盤孔42を備える。
なお、上記第3の実施の形態の変形例として、次の構成を採用することができる。以下の構成中、眼用装着物、眼用器具及び装着手段のバリエーションについては、上記第3の実施の形態及びその変形例を採用することができる。
この構成は、眼球に装着する吸盤構造その他の装着手段を有する眼用装着物(1層目)を備え、眼用装着物を眼球に装着する構成である。
この構成は、眼球に装着可能な眼用器具(1層目)と、眼用器具に装着する吸盤構造その他の装着手段を有する眼用装着物(2層目)とを備え、眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。上記第3の実施の形態がこの構成である。
この構成は、眼用装着物(2層目)と、眼用装着物に装着する吸盤構造その他の装着手段を有し眼球に装着可能な眼用器具(1層目)とを備え、眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。例えば、図7の変形例を採用することができる。
図7は、薬剤40及び薬剤供給補助具10の縦断面図である。
この構成は、眼球に装着可能な眼用器具(1層目)と、眼用装着物(2層目)と、眼用器具及び眼用装着物を装着する吸盤構造その他の装着手段とを備え、眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。眼用器具の装着手段及び眼用装着物の装着手段がそれぞれ相手に装着する構成(〔2層構造:2層目内装着構成〕及び〔2層構造:1層目外装着構成〕)のほか、眼用器具の装着手段及び眼用装着物の装着手段が雄及び雌のように対応して装着する構成が含まれる。
この構成は、眼球に装着可能な眼用器具(1層目)と、眼用装着物(3層目)と、眼用器具及び眼用装着物に装着する吸盤構造その他の装着手段を有する眼用アダプタ(2層目)とを備え、眼用アダプタを介して眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。例えば、図8の変形例を採用することができる。
図8は、薬剤40、眼用アダプタ50及び薬剤供給補助具10の縦断面図である。
この構成は、眼球に装着可能な眼用器具(1層目)と、眼用装着物(3層目)と、眼用器具に装着する吸盤構造その他の装着手段を有する眼用アダプタ(2層目)とを備え、眼用アダプタを介して眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。眼用アダプタ及び眼用装着物は吸着以外の方法で接合する。ここで、眼用アダプタ及び眼用器具の関係は〔2層構造:2層目内装着構成〕と同じである。例えば、図9の変形例を採用することができる。
図9は、薬剤40、眼用アダプタ50及び薬剤供給補助具10の縦断面図である。
この構成は、眼球に装着可能な眼用器具(1層目)と、眼用装着物(3層目)と、眼用装着物に装着する吸盤構造その他の装着手段を有する眼用アダプタ(2層目)とを備え、眼用アダプタを介して眼用装着物を眼用器具に装着する構成である。眼用アダプタ及び眼用器具は吸着以外の方法で接合する。ここで、眼用アダプタ及び眼用装着物の関係は〔2層構造:1層目外装着構成〕と同じである。例えば、図8の変形例では、眼用アダプタ50の後面に吸盤孔50bを形成したが、吸盤孔50bを形成せず、眼用アダプタ50の後面と薬剤供給補助具10の前面を接着等により接合する。その他、眼用アダプタ50を表面張力により薬剤供給補助具10の前面に取り付けてもよい。
この構成は、水平方向、上下方向その他前後方向以外の方向に眼用装着物同士を装着し、装着した複数の眼用装着物を眼用器具又は眼球に装着する構成である。
コンタクトレンズ60は、図10に示すように、ソフトコンタクトレンズからなる内レンズ62と、内レンズ62の前面に対面して配置されるソフトコンタクトレンズからなる外レンズ64とを有して構成されている。内レンズ62及び外レンズ64は、ソフトコンタクトレンズとして従来周知の基本形状であり、全体として球殻形状となっている。
また、上記第1乃至第3の実施の形態及びその変形例においては、薬剤供給補助具10に本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
Claims (12)
- 眼に装着可能な眼用器具であって、
開口を有し薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする眼用器具。 - 請求項1において、
前記開口の縁に向かうにつれて肉厚となっていることを特徴とする眼用器具。 - 請求項1及び2のいずれか1項において、
瞳孔領域を開口する孔が形成されていることを特徴とする眼用器具。 - 請求項3において、
角膜領域を開口する孔が形成されていることを特徴とする眼用器具。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
装着時に眼瞼結膜又は眼球の表面が蓋となって前記開口が閉鎖されることを特徴とする眼用器具。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
第1挟持体及び第2挟持体で挟持され、
前記第1挟持体又は前記第2挟持体が蓋となって前記開口が閉鎖されることを特徴とする眼用器具。 - 眼に装着可能な眼用器具と、装着手段を有する薬剤とを備え、前記装着手段が前記眼用器具に装着して前記薬剤が前記眼用器具に装着される薬剤供給眼用器具であって、
前記眼用器具は、前記装着手段が装着可能な領域を有し、
開口を有し前記薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする薬剤供給眼用器具。 - 眼に装着可能な眼用器具と、装着手段を有する薬剤とを備え、前記装着手段が前記眼用器具に装着して前記薬剤が前記眼用器具に装着される薬剤供給眼用器具であって、
前記眼用器具は、開口を有し前記装着手段が装着可能で且つ前記薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする薬剤供給眼用器具。 - 請求項7及び8のいずれか1項において、
前記装着手段は、被装着対象に吸着する吸着手段であることを特徴とする薬剤供給眼用器具。 - 請求項7記載の薬剤供給眼用器具における前記薬剤を装着可能で且つ眼に装着可能な眼用器具であって、
前記装着手段が装着可能な領域を有し、
開口を有し前記薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする眼用器具。 - 請求項8記載の薬剤供給眼用器具における前記薬剤を装着可能で且つ眼に装着可能な眼用器具であって、
開口を有し前記装着手段が装着可能で且つ前記薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする眼用器具。 - 眼に装着可能な眼用装着物であって、
開口を有し薬剤を貯留可能なプールが形成され、前記開口の縁が肉厚となっていることを特徴とする眼用装着物。
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