JP2019174863A - 情報入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置の開閉を検出する専用のセンサ及び回路を設けずに省電力化を図ることができる情報入力装置を提供する。【解決手段】コンソールドロア1は、入力位置の検出だけでなく、光学系10又は電極42から指までの第1距離を検出する制御部13又は43と、光学系10又は電極42から指までの第1距離と、光学系10又は電極42と閉じられた状態のディスプレイ2との第2距離を含む所定範囲とに基づいて、ディスプレイ2の電源のオン/オフを制御するMCU21とを備えている。【選択図】図3
Description
本発明は、情報入力装置に関する。
近年、ラック搭載のサーバの入出力装置としてコンソールドロアが使用されている。コンソールドロアは情報を入力するキーボード及びポインティングデバイスと、サーバの画面を表示するディスプレイとを備えている。ポインティングデバイスとしてはマウスやタッチパッドなどが使用される。コンソールドロアはディスプレイを倒伏させ、キーボードと向き合うように畳むことができる。ディスプレイを開いた状態でキーボード及びポインティングデバイスで情報入力を行い、コンソールドロアを使用しない時にはディスプレイを閉じラックに収容する。
また、従来より、光学式マウスの集積回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、マウスモードとノンマウスモードとを切り替えて使用する機能を有する携帯端末装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ディスプレイを閉じた場合にディスプレイの電源をオフにして省電力モードに移行するために、コンソールドロアにはディスプレイの開閉を検出する専用のセンサ及び回路が設けられている。このため、専用のセンサ及び回路を設けなければ、省電力化が図れないという課題がある。
本発明の目的は、表示装置の開閉を検出する専用のセンサ及び回路を設けずに省電力化を図ることができる情報入力装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示された情報入力装置は、発光部、及び反射体からの反射光を受光し電気信号に変換する受光部を含む光学系と、前記受光部からの電気信号に基づいて前記光学系と前記反射体との第1距離及び位置入力情報を検出する検出部とを有する光学式ポインティングデバイスと、前記光学式ポインティングデバイスに対して開閉可能に取り付けられた表示装置と、前記検出部によって検出された第1距離と、前記光学系と閉じられた状態の前記表示装置との第2距離を含む所定範囲とに基づいて、前記表示装置の電源のオン/オフを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報入力装置によれば、表示装置の開閉を検出する専用のセンサ及び回路を設けずに省電力化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報入力装置の外観構成図であり、図2はディスプレイが閉じられる場合の情報入力装置の外観構成図である。
本実施の形態に係る情報入力装置は、不図示のサーバラックに搭載されるコンソールドロア1である。コンソールドロア1は、サーバラックに搭載されたサーバに対して情報を入出力する装置である。コンソールドロア1は、ディスプレイ2、キーボード3、パームレストとして機能する化粧板4及び光学式のポインティングデバイス5を備えている。化粧板4には、ポインティングデバイス5からの光が通過する貫通孔4aと、キーボード3を埋め込む孔4bとが形成されている。コンソールドロア1の正面6には、把手7と、ディスプレイ2が閉じられていることをユーザに通知する通知手段としてのLED(Light Emitting Diode)24とが設けられている。ディスプレイ2はキーボード3及びポインティングデバイス5に対して開閉可能又は回動可能に取り付けられており、図2に示すように開閉することができる。
図3は、ポインティングデバイス5の構成図である。
ポインティングデバイス5は、光学系10と制御手段としてのMCU(Micro Control Unit)21とを備えている。光学系10は、LEDなどの発光部11と、指又はディスプレイ2などの反射体によって反射された光を受光し、その光を電気信号に変換する受光部12と、発光部11及び受光部12の動作を制御する制御部13とを備えている。制御部13は、受光部12からの電気信号に基づいて、座標などの位置入力情報(以下、ポインティング情報という)及び光学系10と反射体との距離Lを検出し、ポインティング情報及び距離Lに応じた距離情報IをMCU21に送信する。制御部13は、検出部として機能する。
MCU21は、各種のデータや距離情報Iを格納する記憶手段としてのメモリ22と時間を計測するタイマ23とを備えている。MCU21は、サーバ30、LED24及びディスプレイ用の電源回路25に接続されている。MCU21は、制御部13から受信したポインティング情報をサーバ30に出力する。また、MCU21は、制御部13から受信した距離情報Iに基づいて、通常モード又は省電力モードのいずれかを設定する。通常モードの場合、MCU21はディスプレイ2をオンにするオン信号を電源回路25に出力する。省電力モードの場合、MCU21はディスプレイ2をオフにするオフ信号を電源回路25に出力する。
さらに、MCU21は、制御部13から受信した距離情報Iに基づいて省電力モードに設定した場合、つまりディスプレイ2が閉じられていると判断した場合にLED24を発光させる。これにより、ユーザはディスプレイ2が省電力モードに移行していることを確認できる。
図3では、ポインティングデバイス5上の指の位置と、仮想的に閉じられた状態のディスプレイ2の位置(点線)も示されている。ここで、光学系10と閉じられた状態のディスプレイ2との距離をLaとし、光学系10と指との距離をLbとする。図3に示すように、距離Laは距離Lbよりも長くなる。
図4は、光学系10と反射体との距離Lと距離情報Iとの関係を示す図である。
光学系10と閉じられた状態のディスプレイ2との距離Laの場合、制御部13からMCU21へ送信される距離情報IはIaになる。
一方、指が化粧板4の上面に接触してポインティングデバイス5上に位置すると、光学系10と反射体との距離Lは「1」になる。図3に示すように指が化粧板4の上面からわずかに離れた状態でポインティングデバイス5上に位置すると、光学系10と反射体との距離Lは例えば「1.5」になる。従って、指が化粧板4に接触してポインティングデバイス5上に位置する場合や、指が化粧板4の上面からわずかに離れた状態でポインティングデバイス5上に位置する場合の距離情報Iは、距離情報Iaよりも小さい。
図5は、ディスプレイ2の電源がオンである場合にMCU21で実行される処理を示すフローチャートである。尚、ディスプレイ2の動作モードとして通常モードが設定されているものとする。
まず、MCU21はタイマ23を起動し(S1)、制御部13に光学系10と反射体との距離Lを測定させ、制御部13から距離情報Iを受信する(S2)。MCU21は、受信した距離情報Iに基づいて、距離Lが光学系10と閉じられたディスプレイ2との距離Laに所定値αを増減した範囲P(La−α≦P≦La+α)に含まれるか否かを判別する(S3)。尚、距離Laの初期値は予めメモリ22に格納されている。また、所定値αは例えば3mmであるが、これに限定されるものではない。
距離Lが範囲Pに含まれる場合には(S3でYES)、MCU21はタイマ23の計測開始から所定時間経過したか否かを判別する(S4)。S4の判別を行う理由は、距離Lの測定タイミングで指が光学系10から範囲Pの位置に偶発的に含まれる可能性もあり、このような偶発的な測定結果を排除するためである。
タイマ23の計測時間から所定時間以上経過した場合(S4でYES)、つまり、距離Lが範囲Pに含まれる状態が所定時間以上継続する場合、MCU21はディスプレイ2が閉じられていると判断し、ディスプレイ2の動作モードを省電力モードに設定し、オフ信号を電源回路25に出力する(S5)。これにより、ディスプレイ2はオフになる。そして、MCU21はタイマ23を停止し(S6)、ディスプレイ2が閉じられていることをユーザに通知するためにLED24を点灯し、距離Laを示す距離情報としてS2で受信した距離情報Iをメモリ22に保存し(S7)、本処理を終了する。
上記S7では、測定された距離Lが範囲Pに含まれる度に、距離Laを示す距離情報としてS2で受信した距離情報Iをメモリ22に保存する。これは、光学系10と閉じたディスプレイ2との距離Laが経年変化により増減するおそれがあり、ディスプレイ2が閉じられた状態であるか否かを判別するための範囲Pの値を適宜更新するためである。
タイマ23の計測時間からの経過時間が所定時間未満である場合(S4でNO)、つまり距離Lが範囲Pに含まれる状態が所定時間以上継続しない場合には本処理を終了する。距離Lが範囲Pに含まれない場合には(S3でNO)、ディスプレイ2は閉じられておらず、MCU21は制御部13から受信したポインティング情報をサーバ30に出力し(S8)、タイマ23を停止し(S9)、本処理を終了する。
図6は、ディスプレイ2の電源がオフである場合にMCU21で実行される処理を示すフローチャートである。尚、ディスプレイ2の動作モードとして省電力モードが設定されているものとする。
MCU21は、制御部13に光学系10と反射体との距離Lを測定させ、制御部13から距離Lを示す距離情報Iを受信する(S11)。次に、MCU21は、距離Lが光学系10と閉じたディスプレイ2との距離Laに所定値αを増減した範囲P(La−α≦P≦La+α)に含まれるか否かを判別する(S12)。ここでは、ディスプレイ2が開かれたか否かを判断している。距離Lが範囲Pに含まれない場合には、ディスプレイ2が開かれている。距離Lが範囲Pに含まれる場合には、ディスプレイ2が閉じられている。
距離Lが範囲Pに含まれない場合には(S12でNO)、MCU21はディスプレイ2の動作モードとして通常モードを設定し、オン信号を電源回路25に出力する(S13)。これにより、ディスプレイ2はオンになる。距離Lが範囲Pに含まれる場合には(S12でYES)、MCU21は何もせず本処理を終了する。
上記実施の形態では、ポインティングデバイスの入力機能及び光学系10と反射体との距離Lを測定する機能のためにポインティングデバイス5を利用したが、ポインティングデバイス5に代えて静電容量式タッチパネル装置を利用してもよい。
図7は、情報入力装置に組み込まれた静電容量式のタッチパネル装置の構成図である。尚、図3と同一の構成については同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
タッチパネル装置8は、静電容量式のタッチパネルモジュール40とMCU21とを備えている。タッチパネルモジュール40は、ガラス又はPETフィルムなどの基板41と、電極42と、制御部43とを備えている。制御部43は検出部として機能する。閉じた状態でタッチパネルモジュール40と対向するディスプレイ2のフレームには、指の先端に対応する面積(直径約9mmの円)の金属フィルム50が固定されている。なお、タッチパネルモジュール40はタッチパネルの一例である。
制御部43は、縦横にパターニングされた電極42と不図示の指又は金属フィルム50のような導電体との間の静電容量を検出することで、タッチ入力位置を含むポインティング情報と、電極42と導電体との距離とを検出する。
タッチパネルモジュール40に指を近づけると、近づけた部分の電極の静電容量が大きくなるので、制御部43は静電容量の変化を検出することでタッチ入力位置を特定する。また、電極42と金属フィルム50との距離は電極42と指との距離よりも長く、指の先端の面積と金属フィルム50の面積とは概ね同一であるので、タッチパネルモジュール40に指を近づけた場合の電極42と指の間の静電容量は、ディスプレイ2を閉じた場合の電極42と金属フィルム50との間の静電容量よりも大きくなる。従って、ディスプレイ2を閉じた場合の電極42と金属フィルム50との間の静電容量よりも大きい静電容量が検出される場合には、制御部43はタッチパネルモジュール40に指が近づけられていると判断できる。制御部43は、予め求められた静電容量と電極からの距離との関係をメモリ22に保存しておくことで、検出された静電容量に応じた電極からの距離を算出することができる。
制御部43は、タッチ位置を含むポインティング情報及び検出された距離を示す距離情報IをMCU21に送信する。タッチパネル装置8を利用する場合も、MCU21は図5及び図6に示す処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、コンソールドロア1は入力位置の検出だけでなく、光学系10又は電極42から指までの第1距離を検出する制御部13又は43と、検出した第1距離と光学系10又は電極42と閉じられた状態のディスプレイ2との第2距離を含む所定範囲とに基づいて、ディスプレイ2の電源のオン/オフを制御するMCU21とを備えている。よって、コンソールドロア1は、ディスプレイ2の開閉を検出する専用のセンサ及び回路を設けずに省電力化を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 コンソールドロア
2 ディスプレイ
5 ポインティングデバイス
8 タッチパネル装置
10 光学系
11 発光部
12 受光部
13 制御部
21 MCU(Micro Control Unit)
24 LED(Light Emitting Diode)
40 タッチパネルモジュール
43 制御部
2 ディスプレイ
5 ポインティングデバイス
8 タッチパネル装置
10 光学系
11 発光部
12 受光部
13 制御部
21 MCU(Micro Control Unit)
24 LED(Light Emitting Diode)
40 タッチパネルモジュール
43 制御部
Claims (4)
- 発光部、及び反射体からの反射光を受光し電気信号に変換する受光部を含む光学系と、前記受光部からの電気信号に基づいて前記光学系と前記反射体との第1距離及び位置入力情報を検出する検出部とを有する光学式ポインティングデバイスと、
前記光学式ポインティングデバイスに対して開閉可能に取り付けられた表示装置と、
前記検出部によって検出された第1距離と、前記光学系と閉じられた状態の前記表示装置との第2距離を含む所定範囲とに基づいて、前記表示装置の電源のオン/オフを制御する制御手段と
を備えることを特徴とする情報入力装置。 - タッチ位置を入力するタッチパネルと、導電体と前記タッチパネルとの間の静電容量を検出することで、前記タッチ位置と、前記導電体と前記タッチパネルとの間の第1距離とを検出する検出部とを有する静電容量式タッチパネル装置と、
前記静電容量式タッチパネル装置に対して開閉可能に取り付けられた表示装置と、
前記検出部によって検出された第1距離と、前記タッチパネルと閉じられた状態の前記表示装置との第2距離を含む所定範囲とに基づいて、前記表示装置の電源のオン/オフを制御する制御手段と
を備えることを特徴とする情報入力装置。 - 前記第1距離が前記所定範囲に含まれる状態が所定時間継続する場合に、前記制御手段は前記表示装置の電源をオフにすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報入力装置。
- 前記表示装置の電源がオフの状態で前記第1距離が前記所定範囲に含まれない場合に、前記制御手段は前記表示装置の電源をオンにすることを請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018058949A JP2019174863A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018058949A JP2019174863A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 情報入力装置 |
Publications (1)
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Family
ID=68166918
Family Applications (1)
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JP2018058949A Pending JP2019174863A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 情報入力装置 |
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2018
- 2018-03-26 JP JP2018058949A patent/JP2019174863A/ja active Pending
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