JP2019173862A - すべり軸受及び球面すべり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】摺動面の靱性を維持しつつ、摺動面の硬さを改善することができるチタン合金製のすべり軸受を提供する。【解決手段】一実施形態に係るすべり軸受は、チタン合金製である。本発明の一態様に係るすべり軸受は、摺動面に酸素拡散層を備える。酸素拡散層中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下である。酸素拡散層中における酸素濃度は、摺動面において0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である。一実施形態に係るすべり軸受によると、摺動面の靱性を維持しつつ、摺動面の硬さを改善することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、すべり軸受及び球面すべり軸受に関する。より特定的には、本発明は、チタン合金製のすべり軸受及び球面すべり軸受に関する。
チタン合金は、鋼と比較して硬さが低いため、耐摩耗性が低い。そのため、表面処理を行うことなくチタン合金を耐摩耗性が要求される機械部品に適用することは、困難である。従来から、国際公開第97/36018号(特許文献1)に記載のチタン合金部材が知られている。特許文献1に記載のチタン合金部材は、表面に、表面硬化層を有している。
表面硬化層は、チタン合金部材の表面にある第1の硬化層と、第1の硬化層よりもチタン合金部材の内部側にある第2の硬化層とを有している。第1の硬化層中には、0.6重量パーセント以上8.0重量パーセント以下の窒素が固溶している。第1の硬化層中には、1.0重量パーセント以上14.0重量パーセント以下の酸素が固溶している。第2の硬化層中には、0.5重量パーセント以上14.0重量パーセント以下の酸素が固溶している。
国際公開第97/36018号
上記のとおり、特許文献1に記載のチタン合金部材においては、窒素を固溶させることにより、表面硬化層の硬さを改善している。しかしながら、窒素を固溶させることにより、表面硬化層の硬さは上昇するものの、表面硬化層が脆性的となる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、摺動面の靱性を維持しつつ、摺動面の硬さを改善することができるすべり軸受及び球面すべり軸受を提供する。
本発明の一態様に係るすべり軸受は、チタン合金製である。本発明の一態様に係るすべり軸受は、摺動面に酸素拡散層を備える。酸素拡散層中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下である。酸素拡散層中における酸素濃度は、摺動面において0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である。
本発明の一態様に係るすべり軸受によると、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記のすべり軸受において、酸素拡散層の硬さは、摺動面において480Hv以上1200Hv以下であってもよい。この場合には、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記のすべり軸受において、チタン合金は、64チタン合金であってもよい。この場合には、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記のすべり軸受は、航空宇宙用すべり軸受であってもよい。
本発明の一態様に係る球面すべり軸受は、内輪と、外輪とを備える。内輪及び外輪は、チタン合金製である。内輪及び外輪の少なくとも一方は、摺動面に酸素拡散層を有する。酸素拡散層中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下である。酸素拡散層中における酸素濃度は、摺動面において0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である。
本発明の一態様に係るすべり軸受によると、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記の球面すべり軸受において、酸素拡散層の硬さは、摺動面において480Hv以上1200Hv以下であってもよい。この場合には、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記の球面すべり軸受において、チタン合金は、64チタン合金であってもよい。この場合には、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
上記の球面すべり軸受は、内輪と外輪との間に配置される自己潤滑性のライナをさらに備えていてもよい。この場合には、内輪と外輪との間の摩擦を低減することができる。
上記の球面すべり軸受において、ライナは、ポリテトラフルオロエチレン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群から選択される少なくとも1つの繊維を含む織布であってもよい。この場合には、内輪と外輪との間の摩擦をさらに低減することができる。
上記の球面すべり軸受において、ライナは、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイドからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む成形体であってもよい。この場合には、内輪と外輪との間の摩擦をさらに低減することができる。
上記の球面すべり軸受は、航空宇宙用球面すべり軸受であってもよい。
本発明の一態様に係るすべり軸受によると、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。本発明の一態様に係る球面すべり軸受によると、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
実施形態に係る機械部品の上面図である。 図1のII−IIにおける断面図である。 図2の領域IIIにおける拡大図である。 実施形態に係る機械部品の製造方法を示す工程図である。 試験片1及び試験片2の硬さと表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。 試験片1中における酸素濃度と表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。 試験片2中における酸素濃度と表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。 試験片1及び試験片2の拡散層10e中における酸素濃度と硬さとの関係を示す模式的なグラフである。 実施形態に係る球面すべり軸受20の断面図である。 実施形態に係る球面すべり軸受20の製造方法を示す工程図である。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さないものとする。
(実施形態に係る機械部品の構成)
以下に、実施形態に係る機械部品の構成を、図1〜図3を参照して説明する。図1は、実施形態に係る機械部品の上面図である。図2は、図1のII−IIにおける断面図である。図1及び図2に示すように、実施形態に係る機械部品は、すべり軸受10である。但し、実施形態に係る機械部品は、これに限られるものではない。
すべり軸受10は、チタン(Ti)合金により構成されている。すべり軸受10を構成するチタン合金は、ASTM規格B348−13GR.5に規定されているTi−6Al(アルミニウム)−4V(バナジウム)合金であることが好ましい。なお、以下においては、このTi−6Al−4V合金を、64チタン合金という。
すべり軸受10は、リング状の部材により構成されている。すべり軸受10は、上面10aと、底面10bと、内周面10cと、外周面10dとを有している。底面10bは、上面10aの反対側の面である。外周面10dは、内周面10cの反対側の面である。上面10a及び底面10bは、すべり軸受10の中心軸に直交するすべり軸受10の面である。内周面10c及び外周面10dは、上面10a及び底面10bに連なっている。内周面10cと中心軸との距離は、外周面10dと中心軸との距離よりも小さくなっている。内周面10cは、すべり軸受10の摺動面(軸と接する側の面)を構成している。
図3は、図2の領域IIIにおける拡大図である。図3に示すように、すべり軸受10は、拡散層10e(酸素拡散層)を有している。拡散層10eは、内周面10cに設けられている。拡散層10eは深さDを有している。深さDは、内周面10cに直交する方向における内周面10cからの距離である。深さDは、0.05mm以上である。好ましくは、深さDは、0.2mm以上である。特に好ましくは、深さDは、0.25mm以上である。
拡散層10e中において、窒素濃度は、0.5質量パーセント以下となっている。すなわち、拡散層10e中においては、窒素濃度が0.5質量パーセント以下であればよく、拡散層10e中に窒素が含まれていなくてもよい。拡散層10e中において、窒素は、チタン合金中に固溶している。
内周面10cにある拡散層10e中において、酸素濃度は、0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である。なお、内周面10cにある拡散層10e中において酸素濃度が8.0質量パーセント以下とされているのは、チタン合金製の軸受において必要とされる硬さ及び靱性を考慮したものである。内周面10cにある拡散層10e中において、酸素濃度は、1.0質量パーセント以上6.0質量パーセント以下であることが好ましい。拡散層10e中における酸素濃度は、内周面10cからの距離が大きくなるにつれて小さくなっている。拡散層10e中において、酸素は、チタン合金中に固溶している。
拡散層10e中における窒素濃度及び酸素濃度は、例えばEPMA(電子線マイクロアナライザ)により測定される。
内周面10cにおいて、拡散層10eの硬さは、600Hv以上1500Hv以下であることが好ましい。内周面10cにおいて、拡散層10eの硬さは、480Hv以上1200Hv以下であってもよい。
拡散層10eの硬さは、JIS Z 2244:2009に規定されているビッカース硬さ試験法にしたがって測定される。
拡散層10eにおいて、すべり軸受10を構成するチタン合金は、α相で構成される結晶粒を含んでいる。このα相で構成される結晶粒は、拡散層10eにおいて、等軸状に配列されていることが好ましい。
以下に、実施形態に係る機械部品の製造方法を、図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係る機械部品の製造方法を示す工程図である。図4に示すように、実施形態に係る機械部品の製造方法は、準備工程S1と、浸酸工程S2と、冷却工程S3と、後処理工程S4とを有している。
準備工程S1においては、加工対象物の準備が行われる。この加工対象物は、実施形態に係る機械部品がすべり軸受10である場合、チタン合金製のリング状の部材である。加工対象物は、内周面を有している。加工対象物の内周面は、最終的にはすべり軸受10の内周面10cとなる面である。
浸酸工程S2においては、加工対象物の表面に、浸酸処理が行われる。より具体的には、加工対象物の内周面に浸酸処理が行われる。浸酸処理に際しては、酸素を含有する雰囲気下において、熱処理炉を用いて加熱処理が行われる。酸素を含有する雰囲気ガスは、例えば吸熱型変成ガスである。加熱処理における加熱温度は、900℃以上1000℃以下であることが好ましい。熱処理における加熱温度は、920℃以上950℃以下であることが特に好ましい。熱処理における保持時間は、5時間以上20時間以下であることが好ましい。熱処理における保持時間は、6時間以上15時間以下であることが好ましい。
浸酸工程S2においては、雰囲気中の酸素が加工対象物の表面から加工対象物の内部に侵入、拡散し、拡散層10eが形成される。なお、浸酸工程S2においては、加工対象物の表面に、チタンの酸化物(TiO、TiO等)膜が形成される。このチタン酸化物膜は、例えば後処理工程S4において除去される。
冷却工程S3においては、加工対象物は、熱処理炉から取り出され、冷却される。加工対象物の冷却は、熱処理炉から取り出された加工対象物を、例えばセミホット油中で保持することにより行われる。
後処理工程S4においては、加工対象物に対する後処理が行われる。後処理工程S4においては、例えば加工対象物の洗浄、加工対象物に対する研削、研磨等の機械加工等が行われる。これにより、加工対象物からすべり軸受10が製造される。
(拡散層の硬度と拡散層中における酸素濃度との関係)
以下に、拡散層10eの硬度と拡散層10e中における酸素濃度との関係についての評価試験及びその結果を説明する。
<試験片>
まず、上記の試験に用いた試験片について説明する。表1には、各試験片に用いられたチタン合金の組成が示されている。表1に示すように、各試験片に用いられたチタン合金は、64チタン合金である。また、試験片に用いられたチタン合金中の酸素濃度は、0.2質量パーセント以下であり、試験片に用いられたチタン合金中の窒素濃度は、0.05質量パーセント以下である。
Figure 2019173862
<熱処理条件>
試験片に対しては、上記の浸酸工程S2及び冷却工程S3が行われた。表2には、浸酸工程S2における加熱温度、保持時間及び雰囲気ガスが示されている。表2に示すように、試験片1においては、加熱温度は950℃であり、保持時間が6.75時間であった。試験片2においては、加熱時間は920℃であり、保持時間は14.4時間であった。なお、試験片1及び試験片2の双方において、熱処理は、吸熱型変成ガス中で行われた。また、冷却工程S3は、100℃のセミホット油中で保持することにより行われた。
Figure 2019173862
<硬さ評価試験>
図5は、試験片1及び試験片2の硬さと表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。図5に示すように、試験片1及び試験片2の硬さは、表面からの距離が大きくなるにつれて、小さくなっている。試験片1及び試験片2においては、表面と表面からの距離が0.25mmとなる位置までの間の領域で、硬さが400Hv以上であった。試験片1及び試験片2の表面に形成されるチタンの酸化物膜(スケール)の厚さが0.01mm程度であるため、試験片1及び試験片2においては、深さDが0.2mm程度の拡散層10eが形成されていた。
試験片1及び試験片2においては、表面と表面からの距離が0.14mmとなる位置までの間の領域で、硬さが480Hv以上となっていた。
図6は、試験片1中における酸素濃度と表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。図6に示すように、試験片1中における酸素濃度は、表面からの距離が大きくなるにつれて、小さくなっている。試験片1においては、表面と表面からの距離が0.25mmとなる位置との間の領域で、酸素濃度が0.2質量パーセント以上となっていた。この結果からも、試験片1においては、深さDが0.2mm程度の拡散層10eが形成されていることが示されている。
試験片1中においては、表面からの距離が0.01mmとなる位置で、酸素濃度が8.0質量パーセント以下となっていた。すなわち、試験片1においては、スケールが除去された後の表面で、酸素濃度が8.0質量パーセント以下となっていた。
試験片1中においては、表面と表面からの距離が0.14mmとなる位置との間の領域で、酸素濃度が0.6質量パーセント以上となっていた。別の観点からいえば、試験片1においては、拡散層10e中の酸素濃度は、スケールが除去された後の表面で0.6質量パーセント以上となっていた。
図7は、試験片2中における酸素濃度と表面からの距離との関係を示す模式的なグラフである。図7に示すように、試験片2中における酸素濃度は、表面からの距離が大きくなるにつれて、小さくなっている。試験片2においては、表面と表面からの距離が0.25mmとなる位置との間の領域で、酸素濃度が0.2質量パーセント以上となっていた。この結果からも、試験片2においては、深さDが0.2mm程度の拡散層10eが形成されていることが示されている。
試験片2中においては、表面からの距離が0.01mmとなる位置で、酸素濃度が8.0質量パーセント以下となっていた。すなわち、試験片2においては、スケールが除去された後の表面で、酸素濃度が8.0質量パーセント以下となっていた。
試験片2中においては、表面と表面からの距離が0.14mmとなる位置との間の領域で、酸素濃度が0.6質量パーセント以上となっていた。別の観点からいえば、試験片2においては、拡散層10e中の酸素濃度は、スケールが除去された後の表面において0.6質量パーセント以上となっていた。
なお、図6及び図7中に図示されていないが、試験片1及び試験片2中における窒素濃度は、いずれの場所においても0.05質量パーセント以下であった。
図8は、試験片1及び試験片2の拡散層10e中における酸素濃度と硬さとの関係を示す模式的なグラフである。図8に示すように、試験片1において、各々の位置における酸素濃度と硬さとをプロットするとともに、酸素濃度と硬さとの関係を直線近似したところ、酸素濃度をX(単位:質量パーセント)、硬さをY(単位:Hv)とすると、X及びYには、Y=191.27×X+399.43(以下において、式1という)との関係があることが明らかとなった。
同様の処理を試験片2に対して行ったところ、X及びYには、Y=283.4×X+312.73(以下において、式2という)との関係があることが明らかとなった。すなわち、試験片1及び試験片2においては、酸素濃度が高くなるほど、硬さが高くなることが示された。また、式1及び式2の対比から、拡散層10e中の酸素濃度が同一であっても、加熱温度が低く保持時間が長い方が、結晶粒の成長が抑制されることによって拡散層10eの硬度がより上昇することが明らかとされた。
式1及び式2のXに0.6を代入すると、Y>480となる。
以上から、実施形態に係る機械部品としてのすべり軸受10において、内周面10cにある拡散層10e中における酸素濃度が0.6質量パーセント以上である場合、拡散層10eの硬さは、内周面10cにおいて4800Hv以上となることが明らかにされた。
以下に、実施形態に係る機械部品の効果について説明する。実施形態に係る機械部品においては、拡散層10e中における窒素濃度が低い。そのため、実施形態に係る機械部品においては、拡散層10eの靱性が低下しにくい。
また、実施形態に係る機械部品においては、表面に位置する拡散層10e中における酸素濃度が0.6質量パーセント以上8.0質量パーセントとなっている。その結果、実施形態に係る機械部品においては、拡散層10eは、高い硬度(具体的には、表面において480Hv以上)を得ることができる。そのため、実施形態に係る機械部品においては、表面における靱性を維持しつつ、表面における硬さを改善することができる。
(実施形態に係る球面すべり軸受の構成)
以下に、実施形態に係る球面すべり軸受20の構成を説明する。
図9は、実施形態に係る球面すべり軸受20の断面図である。図9に示すように、球面すべり軸受20は、内輪21と、外輪22とを有している。球面すべり軸受20は、ライナ23をさらに有していてもよい。
内輪21は、リング状の部材である。内輪21は、上面21aと、底面21bと、内周面21cと、外周面21dとを有している。上面21a及び底面21bは、中心軸21eに直交している。底面21bは、上面21aの反対側の面である。内周面21c及び外周面21dは、上面21a及び底面21bに連なっている。内周面21cは、断面視において(中心軸21eを通る断面において)、直線状になっている。外周面21dは、断面視において、円弧状になっている。内周面21cと外周面21dとの距離は、上面21aから底面21bに向かうにしたがって一旦大きくなり、その後さらに底面21bに向かうにしたがって再び小さくなる。外周面21dは、摺動面を構成している。内輪21は、チタン合金製である。内輪21を構成するチタン合金は、例えば64チタン合金である。
外輪22は、リング状の部材である。外輪22は、上面22aと、底面22bと、内周面22cと、外周面22dとを有している。上面22a及び底面22bは、中心軸22eに直交している。底面22bは、上面22aの反対側の面である。内周面22c及び外周面22dは、上面22a及び底面22bに連なっている。外周面22dは、断面視において(中心軸22eを通る断面において)、直線状になっている。内周面22cは、断面視において、円弧状になっている。内周面22cと外周面22dとの距離は、上面22aから底面22bに向かうにしたがって一旦小さくなり、その後さらに底面22bに向かうにしたがって再び大きくなる。内周面22cは、摺動面を構成している。外輪22は、チタン合金製である。外輪22を構成するチタン合金は、例えば64チタン合金である。外輪22は、内周面22cが外周面21dと対向するように配置されている。
内輪21は、拡散層21fを有している。拡散層21fは、外周面21dにある。外輪22は、拡散層22fを有している。拡散層22fは、内周面22cにある。内輪21が拡散層21fを有さず、外輪22が拡散層22fを有していてもよい。外輪22が拡散層22fを有さず、内輪21が拡散層21fを有していてもよい。すなわち、内輪21及び外輪22のいずれか一方が、拡散層21f(拡散層22f)を有していればよい。
拡散層21f及び拡散層22fは、拡散層10eと同様の構成を有している。より具体的には、拡散層21f(拡散層22f)中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下である。拡散層21f(拡散層22f)中における酸素濃度は、外周面21d(内周面22c)において、1.0質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である。好ましくは、拡散層21f(拡散層22f)中における酸素濃度は、外周面21d(内周面22c)において、0.6質量パーセント以上6.0質量パーセント以下である。
外周面21d(内周面22c)において拡散層21f(拡散層22f)の硬さは、480Hv以上1500Hv以下であってもよい。外周面21d(内周面22c)において拡散層21f(拡散層22f)の硬さは、4800Hv以上1200Hv以下であってもよい。
ライナ23は、内輪21と外輪22との間に配置されている。より具体的には、ライナ23は、内周面22cに取り付けられている。ライナ23は、自己潤滑性の材料により構成されている。自己潤滑性の材料とは、相手材に対して摩擦係数が低い材料をいう。ライナ23には、例えばポリテトラフルオロエチレン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群から選択される少なくとも1つの繊維を含む織布が用いられる。ライナ23には、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイドからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む成形体が用いられてもよい。なお、球面すべり軸受20がライナ23を有していない場合には、例えば内輪21に給油孔を設けられていてもよい。
(実施形態に係る球面すべり軸受の製造方法)
以下に、実施形態に係る球面すべり軸受20の製造方法を説明する。
図10は、実施形態に係る球面すべり軸受20の製造方法を示す工程図である。図10に示すように、球面すべり軸受20の製造方法は、内輪製造工程S5と、外輪製造工程S6と、ライナ取り付け工程S7と、組立工程S8とを有している。
内輪製造工程S5においては、内輪21の製造が行われる。外輪製造工程S6においては、外輪22の製造が行われる。内輪製造工程S5及び外輪製造工程S6は、上記の実施形態に係る機械部品の製造方法にしたがって行われる。ライナ取り付け工程S7においては、内周面22cにライナ23が取り付けられる。ライナ23の取り付けは、ライナ23が織布で構成されている場合には、当該織布を内周面22cに貼付することにより行われる。ライナ23の取り付けは、ライナ23が樹脂成形体で構成されている場合には、内周面22cに対してライナ23を構成する樹脂材料を射出成型することにより行われる。
組立工程S8においては、内輪21及び外輪22の組立が行われる。組立工程S8は、例えば塑性加工により行われる。より具体的な方法の1つとしては、組立工程S8においては、第1に、外輪22の内径を拡げる拡径工程が行われる。第2に、内径が拡げられた外輪22に、内輪21が挿入される。第3に、内輪21が挿入された状態で外輪22を再び縮径する縮径工程が行われる。以上により、球面すべり軸受20の製造が完了する。
(実施形態に係る球面すべり軸受の効果)
以下に、実施形態に係る球面すべり軸受20の効果を説明する。
上記のとおり、球面すべり軸受20においては、内輪21及び外輪22の少なくとも一方が、拡散層10eと同様の構成の拡散層21f(拡散層22f)を有している。そのため、球面すべり軸受20によると、摺動面における靱性を維持しつつ、摺動面における硬さを改善することができる。
球面すべり軸受20がライナ23を有している場合、ライナ23は自己潤滑性の材料により構成されているため、内輪21と外輪22との摩擦を低減することができる。ライナ23がポリテトラフルオロエチレン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群から選択される少なくとも1の繊維を含む織布である場合、又はポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイドからなる群から選択される少なくとも1の材料を含む成形体である場合、内輪21と外輪22との摩擦をさらに低減することができる。
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
上記の実施形態は、チタン合金製の機械部品に有利に適用され、より特定的には、チタン合金製のすべり軸受及び球面すべり軸受に特に有利に適用される。
10 すべり軸受、10a 上面、10b 底面、10c 内周面、10d 外周面、10e 拡散層、20 球面すべり軸受、21 内輪、21a 上面、21b 底面、21c 内周面、21d 外周面、21e 中心軸、21f 拡散層、22 外輪、22a 上面、22b 底面、22c 内周面、22d 外周面、22e 中心軸、22f 拡散層、S1 準備工程、S2 浸酸工程、S3 冷却工程、S4 後処理工程、S5 内輪製造工程、S6 外輪製造工程、S7 ライナ取り付け工程、S8 組立工程、D 深さ。

Claims (11)

  1. チタン合金製のすべり軸受であって、
    前記すべり軸受は、摺動面に酸素拡散層を備え、
    前記酸素拡散層中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下であり、
    前記酸素拡散層中における酸素濃度は、前記摺動面において0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である、すべり軸受。
  2. 前記酸素拡散層の硬さは、前記摺動面において、480Hv以上1200Hv以下である、請求項1に記載のすべり軸受。
  3. 前記チタン合金は、64チタン合金である、請求項1又は2に記載のすべり軸受。
  4. 航空宇宙用すべり軸受である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のすべり軸受。
  5. 内輪と、
    外輪とを備え、
    前記内輪及び前記外輪は、チタン合金製であり、
    前記内輪及び前記外輪の少なくとも一方は、摺動面に酸素拡散層を有し、
    前記酸素拡散層中における窒素濃度は、0.5質量パーセント以下であり、
    前記酸素拡散層中における酸素濃度は、前記摺動面において0.6質量パーセント以上8.0質量パーセント以下である、球面すべり軸受。
  6. 前記酸素拡散層の硬さは、前記摺動面において、480Hv以上1200Hv以下である、請求項5に記載の球面すべり軸受。
  7. 前記チタン合金は、64チタン合金である、請求項5又は6に記載の球面すべり軸受。
  8. 前記内輪と前記外輪との間に配置される自己潤滑性のライナをさらに備える、請求項5〜7のいずれか1項に記載の球面すべり軸受。
  9. 前記ライナは、ポリテトラフルオロエチレン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群から選択される少なくとも1つの繊維を含む織布である、請求項8に記載の球面すべり軸受。
  10. 前記ライナは、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイドからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む成形体である、請求項8に記載の球面すべり軸受。
  11. 航空宇宙用球面すべり軸受である、請求項5〜10のいずれか1項に記載の球面すべり軸受。
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