JP2019170928A - Intraocular lens insertion instrument - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、眼内レンズを眼内に挿入するための眼内レンズ挿入器具に関する。 The present disclosure relates to an intraocular lens insertion device for inserting an intraocular lens into the eye.
従来、白内障の手術方法の一つとして水晶体を摘出した後、水晶体の代わりに折り曲げ可能な軟性の眼内レンズを挿入する手法が一般的に用いられている。眼内レンズの挿入には、眼内レンズ挿入器具(インジェクター)が用いられている。特許文献1には、眼内レンズを手術現場で充填する眼内レンズ挿入器具が開示されている。また特許文献2には、支持部の先端が光学部の内側に配置されるように支持部を変形(所謂タッキング)し、且つ変形させた支持部を抱き込む(挟み込む)ように光学部を湾曲変形させた後、変形させた眼内レンズを患者眼に挿入する眼内レンズ挿入器具が開示されている。
Conventionally, as one of the surgical methods for cataracts, a method is generally used in which a lens is extracted and then a foldable soft intraocular lens is inserted instead of the lens. An intraocular lens insertion device (injector) is used for insertion of the intraocular lens.
特許文献1の眼内レンズ挿入器具では、支持部をプランジャーで押しても支持部が光学部上に載り難く、支持部をタッキングさせることが困難であった。また特許文献2のように支持部をタッキングしようとすると、眼内レンズ挿入器具の構成が複雑になり易かった。更には、支持部をプランジャーで押してタッキングさせる場合、支持部をプランジャーで押している最中に、支持部の意図せぬ変形が発生し易かった。
In the intraocular lens insertion device of
そこで、本開示は簡素な構成ながらも支持部をタッキングした眼内レンズを患者眼に挿入できる眼内レンズ挿入器具を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present disclosure is to provide an intraocular lens insertion device that can insert an intraocular lens having a support portion tacked into a patient's eye with a simple configuration.
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1)光学部と前記光学部の周縁から外側に伸びる支持部とを有する眼内レンズを載置部に載置し、前記眼内レンズを押出軸の先端方向に移動可能なプランジャーで押し出して患者眼に前記眼内レンズを挿入する眼内レンズ挿入器具であって、前記載置部は、前記光学部が載置される載置面と、前記載置面に載置される前記光学部よりも上方に配置され、先端が前記光学部の内側に配置されるように変形された前記支持部を係止する係止部と、を備え、前記係止部は、前記支持部を下方から支持する第1支持部と、前記第1支持部よりも前記押出軸の基端側に設けられ、前記支持部を前記基端側から支持する第2支持部とを備える、ことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the present invention is characterized by having the following configuration.
(1) An intraocular lens having an optical part and a support part extending outward from the periphery of the optical part is placed on the placement part, and the intraocular lens is pushed out by a plunger that can move in the distal direction of the extrusion shaft. An intraocular lens insertion device for inserting the intraocular lens into a patient's eye, wherein the mounting unit includes a mounting surface on which the optical unit is mounted and the optical device mounted on the mounting surface. A locking part that locks the support part that is deformed so that the tip is located inside the optical part, and the locking part is located below the support part. A first support part that is supported from the first support part, and a second support part that is provided closer to the base end side of the extrusion shaft than the first support part and supports the support part from the base end side. To do.
本開示の眼内レンズ挿入器具によれば、簡素な構成ながらも支持部をタッキングした眼内レンズを患者眼に挿入できる。 According to the intraocular lens insertion device of the present disclosure, it is possible to insert an intraocular lens with a support portion tacked into a patient's eye with a simple configuration.
本開示の典型的な実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、中空状の本体30と、本体30の基端側から挿入され、押出軸Aに沿って前後方向に移動可能な、眼内レンズ1を押し出すためのプランジャー40とから構成される。
Exemplary embodiments of the present disclosure will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, an intraocular
<本体>
本体30の先端には挿入部20が形成されている。挿入部20は眼内レンズ1を小さく折り畳むことができる。挿入部20は略円筒形状の挿入筒21を有し、挿入筒21は先端21aを有する。挿入筒21は先端21aに向けて内径が徐々に小さく(細く)なるテーパ形状に形成されている。挿入筒21を通過する眼内レンズ1は、内壁に沿って次第に小さく折り曲げられる。本体30の先端には、押し出し前の眼内レンズ1が置かれる載置部25が配置されている。
<Main body>
An
<プランジャー>
図2と図3を併用する。本実施形態のプランジャー40は、術者が押圧する押圧部41、押圧部41の先端側に接続される軸基部42、軸基部42の先端に接続される押出棒43、および押出棒43の先端に接続され、眼内レンズ1の押出時に光学部2と接触する先端部44を備える。本体30には基端から先端まで連通する通路が形成されており、プランジャー40はこの通路に挿通される。プランジャー40は、押出軸Aの軸方向に進退可能である。プランジャー40は、載置面22に置かれた眼内レンズ1を押して、先端21aに形成されている孔から眼内レンズ1を射出(排出)できる。
<Plunger>
2 and 3 are used in combination. The
<係止部>
図3で示すように、本実施形態の先端部44には、変形状態の後方支持部3b(図13参照)を係止するための係止部45(支持部係止部)が形成されている。係止部45は、変形状態の後方支持部3bを下方から支持するための第1支持部46と、変形状態の後方支持部3bを押出軸Aの基端側から支持するための第2支持部47を備える。本実施形態の先端部44には、先端部44と載置面22との間に光学部2の一部(押出軸Aの基端側)が潜り込むための陥没部48が形成されている。
<Locking part>
As shown in FIG. 3, a locking portion 45 (supporting portion locking portion) for locking the deformed
本実施形態の第1支持部46はプランジャー40の先端に設けられ、第1支持部46よりも押出軸Aの基端側に第2支持部47が形成されている。また、第2支持部47よりも押出軸Aの基端側に陥没部48の基端(押出面48a)が形成されている。第1支持部46は後方支持部3bを下方から支持する第1支持面46aを有し、第1支持面46aは上方向を向く。第2支持部47は後方支持部3bを押出軸Aの基端側から支持する第2支持面47aを有し、第2支持面47aは押出軸Aの先端方向を向く。陥没部48は光学部2を押出軸Aの基端側から押し出す押出面48aを有し、押出面48aは押出軸Aの先端方向を向く。
The
第2支持面47aは押出軸Aと直交する面に対して左方向に傾斜している。先端44を上方からみると、第2支持面47aは載置部25に載置された眼内レンズ1の後方支持部3bの根元4b側に傾斜している(図13参照)。第2支持面47aが後方支持部3bの根元4b側に傾斜していることで、眼内レンズ1を押し出す際に、後方支持部3bの変形状態を維持し易くなる。これにより、例えば、眼内レンズ1の押し出し中の、後方支持部3bの意図せぬ変形が抑制されている。
The
<眼内レンズ>
図4で示すように、本実施形態の眼内レンズ1は、光学部2と一対の支持部3(前方支持部3a,後方支持部3b)を備える。光学部2は略円板形状であり、光学面2a、光学面2b、および一対の光学面を繋ぐ側面2cを備える。光学部2と支持部3は一体成形されている。眼内レンズ1の材料として、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリエート)等の単体、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの複合材料、等の従来折り曲げ可能な軟性の眼内レンズに用いられている材料を使用してもよい。
<Intraocular lens>
As shown in FIG. 4, the
光学部2は患者眼に所定の屈折力を与える。光学部2を眼内で支持するため、光学部2の周辺部(周縁)に支持部3が接続されている。本実施形態では眼内レンズ1を載置部25に載置した際、光学部2よりも押出軸Aの先端側に配置される支持部3を前方支持部3aと称し、光学部2よりも押出軸Aの基端側に配置される支持部3を後方支持部3bと称する。
The
一対の支持部3(前方支持部3a,後方支持部3b)は、光学部2の周辺部から外側に伸びる。本実施形態の支持部3は、周方向に湾曲したループ形状であり、支持部3の先端は自由端とされている。つまり支持部3はオープンループ形状である。一対の支持部3は、光学部2の中心に対して対称形状であり、同じ周方向に伸びている。
A pair of support parts 3 (
<載置部>
図5〜10を併用して、本実施形態の載置部25を説明する。なお図8は図6のα−α断面図であり、図9は図6のβ−β断面図であり、図10は図6のγ−γ断面図である。図8〜図10では、載置部25に載置された光学部2の輪郭と後方支持部3bの輪郭とを点線で示している。図5〜図10では、プランジャー40は押出軸A方向の初期位置に配置されている。
<Placement part>
The
本実施形態の載置部25は、開口部23とベース部24と蓋部材27とを備える。ベース部24と蓋部材27はヒンジ機構28で接続されている。蓋部材27は開口部23を開閉可能である。ヒンジ機構28は左右方向に伸びるヒンジ軸を有し、蓋部材27はヒンジ軸を中心にして前後方向に回動できる。ベース部24は、底板と、底板の左右各々の端から上方に伸びる側板を備える。底板の上面には眼内レンズ1が載置される載置面22が形成されている。
The
<係止部>
本実施形態の載置部25は、先端が光学部2の内側に配置されるように変形された後方支持部3bを、変形状態を維持しつつ係止するための係止部を備える。本実施形態の載置部25は、複数の係止部を備える。載置部25を上方から見ると、押出軸Aの右側に係止部51(第1係止部)が形成され、押出軸Aの左側に係止部55(第2係止部)が形成されている。係止部51と係止部55の各々は、変形状態の後方支持部3bを下方から支持するための第1支持部52(56)と、変形状態の後方支持部3bを押出軸Aの基端側から支持するための第2支持部53(57)を備える。
<Locking part>
The mounting
本実施形態の係止部51、係止部55、および隙間部29は、載置部25の基端側に形成されている。係止部51(55)は載置面22の基端側且つ載置面22の上方に配置され、係止部51と載置面22の間に隙間部29が形成されている。隙間部29は光学部2の基端側が潜り込み可能な寸法で形成されている。係止部51と係止部55は押出軸Aの基端側から先端側に伸びる板部材34(35)の先端に形成されており、板部材34(35)はベース部24の側板に接続されている。なお係止部が押出軸Aの両側に配置されていることで、例えば、後方支持部3bの係止が安定し、タッキング不良が生じ難くなる。なおタッキングとは、支持部の先端が光学部の内側に配置されるように支持部を変形する眼内レンズの変形方法を指す。言い換えるなら、支持部の先端が光学面と向き合う状態まで支持部を変形する眼内レンズの変形方法を指す。本実施形態の係止部51(55)は、光学面2aの上方にて、後方支持部3bの先端が光学面2aと向き合う状態まで変形された後方支持部3bを、その変形状態を維持するように係止する。
The locking
本実施形態の係止部51(55)をより詳細に説明する。本実施形態の第1支持部52(56)は板部材34の先端に設けられ、第2支持部53(57)は第1支持部52(56)よりも押出軸Aの基端側に設けられている。第1支持部52(56)は後方支持部3bを下方から支持する第1支持面52a(56a)を有し、第1支持面52a(56a)は上方向を向く。第2支持部53(57)は後方支持部3bを押出軸Aの基端側から支持する第2支持面53a(57a)を有し、第2支持面53a(57a)は押出軸Aの先端方向を向く。
The locking part 51 (55) of this embodiment will be described in more detail. In the present embodiment, the first support portion 52 (56) is provided at the distal end of the
第2支持面53a(57a)は、変形状態の後方支持部3bの復元(基端方向への移動)を抑制する。第2支持面53a(57a)は、後方支持部3bを所定形状に変形させるためのガイド機構として働く。後方支持部3bを所定形状に変形させることで、眼内レンズ1をプランジャー40で押した際の、後方支持部3bの意図せぬ変形を抑制できる。本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は複数の第2支持面(53a,57a)を備えるため、後方支持部3bをより好適な形状に変形させ易くなっている。これにより、後方支持部のタッキングがより安定する。なお本実施形態ではプランジャー40も第2支持面47aを有し、後方支持部のタッキングがより安定している。
The
第2支持面53a(57a)は押出軸Aと直交する面に対して左方向に傾斜している。載置部25を上方からみると、第2支持面53a(57a)は載置部25に載置される眼内レンズ1の後方支持部3bの根元4b側に傾斜している(図13参照)。閉じられた蓋部材27は、載置面22と係止部51(55)よりも上方に配置されている。本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、蓋部材27を開くと載置面22と係止部51(55)が現れるため、載置部25への眼内レンズ1の載置が容易である。
The
なお図8で示すように、載置面22から第1支持面56aまでの距離を距離Haと定義し、載置面22から第1支持面46aまでの距離を距離Hbと定義し、載置面22から第1支持面52aまでの距離を距離Hcと定義すると、本実施形態では距離Ha=距離Hb=距離Hcの関係にある。しかし距離Ha>距離Hb>距離Hcの関係であってもよい。しかしプランジャー40の初期位置を本実施形態よりも押出軸Aの基端側とする場合、距離Ha(距離Hc)>距離Hbの関係が好ましい。つまり第1支持面46aよりも高い位置に、係止部51と係止部55とで係止された後方支持部3bが配置されるようにすればよい。これにより、プランジャー40が前進した際に、後方支持部3bを係止部45で係止し易くなる。
In addition, as shown in FIG. 8, the distance from the mounting
プランジャー40が初期位置に配置されている状態では、第1支持面52aと第1支持面46aと第1支持面56aとにより第1支持面52aの左端から第1支持面56aの右端まで滑らかに連続する面(本実施形態では平面)が形成されている。また、第2支持面53aと第2支持面47aと第2支持面57aとにより第2支持面53aの左端から第2支持面57aの右端まで滑らかに連続する面(本実施形態では曲面)が形成されている。これにより、後方支持部3bをより好適な形状に変形させ易く、後方支持部のタッキングがより安定し易い。なお本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は複数の係止部(45,51,55)を備えるが、例えば、眼内レンズ挿入器具10が係止部51と係止部55のみを備えてもよい。また例えば、係止部51のみを備える眼内レンズ挿入器具であってもよい。
In a state where the
<使用方法>
図11〜図15を用いて、本実施形態の眼内レンズ挿入器具10の使用方法を説明する。先ず術者は、眼内レンズ挿入器具10を手に取り、蓋部材27を開く。図11で示すように、蓋部材27が開かれると、開口部23を介して載置面22と係止部(45,51,55)が現れる。なお図11では、プランジャー40は初期位置に配置されている。
<How to use>
The usage method of the intraocular
次いで術者は、載置面22等に粘弾性物質を塗布した後、図12で示すように、鑷子等で眼内レンズ60を摘み、載置部25に眼内レンズ60を載置(充填)し始める。このとき、後方支持部62bを係止部(51,45,55)の第1支持面(52a,46a,56a)上に配置し、光学部2の基端側を隙間(隙間部29,陥没部48)に潜り込ませるように眼内レンズ60を載置部25に載置する。図13は載置部25に載置された眼内レンズ60を示す。
Next, after applying a viscoelastic material to the
載置部25に載置された眼内レンズ1は、後方支持部3bの先端が光学部2の内側に配置されるように変形されている。つまり載置部25には、後方支持部3bをタッキングした眼内レンズ1が載置される。ここで後方支持部3bの変形状態は、第2支持面(53a,47a,57a)で維持されている。前方支持部3aと光学部2は載置面22上に配置(載置)され、後方支持部3bの先端側は、係止部(51,45,55)にて光学部2の上方で係止されている。
The
図11〜図15を用いた説明に戻る。載置部25への眼内レンズ60の載置が完了すると、術者は蓋部材27を閉じる。次いで術者は、患者眼の角膜又は強膜に形成されている切開創に先端21aを挿入する。次いで術者は、図14で示すようにプランジャー40を前進させて、眼内レンズ1全体を押出軸Aの先端方向に押し出してゆく。本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は眼内レンズ1を載置部25に載置する際に後方支持部3bのタッキングが行われ、プランジャー40は後方支持部3bをタッキング済みの眼内レンズ1全体を押し出すだけである。従って、載置部25への載置後に、後方支持部3bの大きな変形(後方支持部3bの先端の大きな移動)が生じ難く、後方支持部3bの意図せぬ変形が生じ難い。
Returning to the description with reference to FIGS. When the placement of the intraocular lens 60 on the
図14で示すように、術者がプランジャー40を更に押し進めると、眼内レンズ1は挿入筒21で小さく折り畳まれ、挿入筒21の先端から小さく折り畳まれた眼内レンズ1が患者眼の眼内に射出(排出)される。眼内レンズ1は、前方支持部3aと後方支持部3bがタッキングされた状態で射出される。詳細は省略するが、前方支持部3aは挿入筒21のテーパ形状を利用してプランジャー40の押し出し中にタッキングされている。
As shown in FIG. 14, when the surgeon further pushes the
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、光学部2と光学部2の周縁から外側に伸びる支持部(一例として後方支持部3b)とを有する眼内レンズ1を載置部25に載置し、眼内レンズ1を押出軸Aの先端方向に移動可能なプランジャー40で押し出して患者眼に眼内レンズ1を挿入する眼内レンズ挿入器具10である。載置部25は、光学部2が載置される載置面22と、載置面22に載置される光学部2よりも上方に配置され、先端が光学部2の内側に配置されるように変形された支持部を係止する係止部を備えている。係止部は、支持部を下方から支持する第1支持部と、第1支持部よりも押出軸Aの基端側に設けられ、支持部を基端側から支持する第2支持部とを備えている。これにより、例えば、タッキング状態を維持したまま眼内レンズ1を押し出し易い。従って、眼内レンズ1の押し出し中にタッキング状態が解除されてしまう事象が生じ難い。
<Summary>
As described above, the intraocular
また本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、押出軸Aの左右に係止部が配置されている。これにより、例えば、変形状態の後方支持部3bの支持がより安定し易い。従って、タッキング状態を維持したまま眼内レンズ1を押し出し易い。また本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、複数の係止部が連続的に配列されることで、支持部を所定形状に変形するためのガイド機構が形成されている。これにより、後方支持部3bをより好適な形状でタッキングできる。
Moreover, the intraocular
また本実施形態の係止部は載置部25の基端側に形成され、載置面22と係止部の上方に、載置部25に眼内レンズを載置するための開閉可能な蓋部材27が配置されている。これにより、例えば、手術現場で眼内レンズ挿入器具10への眼内レンズ1の充填が容易である。また本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、先端が光学部2の内側に配置されるように変形された支持部を係止する係止部がプランジャー40の先端に形成されている。これにより、例えば、プランジャー40を前進させても後方支持部3bのタッキングが外れ難い。また本実施形態の眼内レンズ挿入器具10は、プランジャー40が備える係止部は、押出軸Aと直交する面に対して傾斜した傾斜面を有し、傾斜面は係止部が係止する支持部の根元側に傾斜している。これにより、プランジャー40を前進させたときの後方支持部3bの意図せぬ変形が抑制される。なお眼内レンズ挿入器具10の態様は本実施形態に限るものでなく、例えば、挿入部20と載置部25とがカートリッジ化された態様であってもよい。この場合、カートリッジに係止が含まれれば良い。
In addition, the locking portion of the present embodiment is formed on the proximal end side of the mounting
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲及びこれと均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 It should be thought that embodiment disclosed this time is an illustration and restrictive at no points. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
1 眼内レンズ
2 光学部
3b 後方支持部
10 眼内レンズ挿入器具
22 載置面
25 載置部
40 プランジャー
51 係止部
52 第1支持部
53 第2支持部
A 押出軸
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記載置部は、
前記光学部が載置される載置面と、
前記載置面に載置される前記光学部よりも上方に配置され、先端が前記光学部の内側に配置されるように変形された前記支持部を係止する係止部と、
を備え、
前記係止部は、前記支持部を下方から支持する第1支持部と、前記第1支持部よりも前記押出軸の基端側に設けられ、前記支持部を前記基端側から支持する第2支持部とを備える、
ことを特徴とする眼内レンズ挿入器具。 An intraocular lens having an optical part and a support part extending outward from the periphery of the optical part is placed on the placement part, and the intraocular lens is pushed out by a plunger that can move in the distal direction of the push-out shaft. An intraocular lens insertion device for inserting the intraocular lens into
The placement section is
A mounting surface on which the optical unit is mounted;
A locking part that locks the supporting part that is arranged above the optical part placed on the placement surface and is deformed so that the tip is placed inside the optical part;
With
The locking portion is provided at a base end side of the extrusion shaft from the first support portion to support the support portion from below and the first support portion, and supports the support portion from the base end side. 2 support portions,
An intraocular lens insertion device.
6. The intraocular lens insertion device according to claim 5, wherein the support portion locking portion has an inclined surface that is inclined with respect to a plane orthogonal to the extrusion shaft, and the inclined surface is the support portion locking portion. An intraocular lens insertion device, wherein the device is inclined toward the base side of the support portion to be locked.
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---|---|---|---|
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