JP2019170800A - Bathtub device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、浴槽装置に関する。 The present invention relates to a bathtub apparatus.
膜状の水流を吐水する吐水装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。このような吐水装置を浴槽に設置すると、膜状の吐水流が浴槽内に流れ落ち、入浴者が吐水装置の下方の浴槽に背を当てて入浴すると、入浴者の肩に吐水流が掛かり、リラックス効果が得られ、また、膜状の吐水流が浴槽内に流れ落ちると美観に優れ、付加価値の高いバスルームが提供できる。
A water discharging device that discharges a film-like water flow is known (for example,
特許文献2の浴槽用吐水装置では、浴槽の上方に突出する状態で浴槽と一体で形成された背当て部が形成され、背当て部の上部に吐水装置が設けられている。つまり、浴槽の上方に吐水装置を配置するため、背当て部の周囲に吐水装置の設置スペースを確保する必要がある。その結果、設置スペースが限られた浴室に浴槽を設ける場合、浴槽の寸法が小さくなる。また、背当て部が大型化し、外観意匠性の点で課題となる。
In the water discharge apparatus for bathtubs of
特許文献1の吐水装置は、吐水口が浴槽の縁部から浴槽の内側に突出している。このため、吐水口の突出部分が入浴者の首等に当たり、入浴者が浴槽に背を当ててリラックスした体勢で吐水流を浴びることが出来ず入浴し難い。
As for the water discharging apparatus of
上記事情を踏まえ、本発明は、膜状の吐水流が広範囲で吐水される吐水装置を備えながら外観意匠性に優れた浴槽装置を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a bathtub device having an excellent appearance design while including a water discharge device that discharges a film-like water discharge flow in a wide range.
本発明に係る浴槽装置は、浴槽と、前記浴槽の周りに配置され、膜状の水流を吐水する吐水装置と、を備え、前記吐水装置は、給水路と、スリット状に開口する吐水口と、前記給水路と前記吐水口との間に設けられ、前記吐水口から膜状の水流を吐水可能に構成される膜状水形成機構と、を備え、前記吐水口は、前記浴槽の内壁に設けられていることを特徴とする。 The bathtub device according to the present invention includes a bathtub and a water discharge device that is disposed around the bathtub and discharges a film-like water flow, and the water discharge device includes a water supply channel and a water discharge port that opens in a slit shape. A film-like water forming mechanism provided between the water supply channel and the water outlet and configured to discharge a film-like water flow from the water outlet, and the water outlet is provided on the inner wall of the bathtub. It is provided.
この発明によれば、浴槽の周りに吐水装置が配置され、膜状水形成機構により浴槽の内壁に設けられた吐水口から膜状の水流が吐水される。この結果、浴槽の周りに生じる隙間を吐水装置の収納スペースとして有効活用できる。また、外観上、浴槽の内壁面に吐水口のみが見えるため、浴槽の周囲に凹凸の少ないシンプルな外観の浴室とすることができる。さらに、浴槽の上方に吐水装置を設ける従来技術に比べて、フランジ上に凹凸や小さい隙間が生じることがなく、浴槽の周囲が清掃しやすい。 According to this invention, the water discharging apparatus is arrange | positioned around a bathtub, and a film-form water flow is discharged from the water discharge port provided in the inner wall of the bathtub by the film-form water formation mechanism. As a result, the gap generated around the bathtub can be effectively utilized as a storage space for the water discharge device. In addition, since only the water outlet is visible on the inner wall surface of the bathtub, the bathroom can have a simple appearance with little unevenness around the bathtub. Furthermore, compared with the prior art which provides a water discharging apparatus above a bathtub, an unevenness | corrugation and a small clearance gap do not arise on a flange, and the circumference | surroundings of a bathtub are easy to clean.
本発明に係る浴槽装置では、前記浴槽の前記内壁に、オーバーフロー孔を備え、前記オーバーフロー孔は、前記吐水口よりも低い位置に形成されていてもよい。 In the bathtub device according to the present invention, the inner wall of the bathtub may include an overflow hole, and the overflow hole may be formed at a position lower than the water discharge port.
この発明によれば、オーバーフロー孔により、浴槽内の水位が上昇してオーバーフロー孔まで達したときに、オーバーフロー孔から浴槽外へ排出される。したがって、浴槽内の貯水量の上限が決まる。オーバーフロー孔は、吐水口よりも低い位置に形成されているため、浴槽内に貯められた水が吐水口に達することがなく、吐水口に浴槽内に貯められた水が逆流することを防止できる。 According to this invention, when the water level in the bathtub rises to the overflow hole due to the overflow hole, it is discharged from the overflow hole to the outside of the bathtub. Therefore, the upper limit of the amount of water stored in the bathtub is determined. Since the overflow hole is formed at a position lower than the water discharge port, the water stored in the bathtub does not reach the water discharge port, and the water stored in the bathtub can be prevented from flowing back to the water discharge port. .
本発明に係る浴槽装置では、前記浴槽が平面視略矩形状に形成され、前記吐水口は、前記浴槽の第一内壁の略全幅にわたって設けられていてもよい。 In the bathtub device according to the present invention, the bathtub may be formed in a substantially rectangular shape in plan view, and the water outlet may be provided over substantially the entire width of the first inner wall of the bathtub.
この発明によれば、平面視略矩形状の浴槽の第一内壁の略全幅にわたって吐水口が設けられているため、広い範囲で膜状の水流を吐水できる。したがって、入浴者が第一内壁に背を当てて入浴すれば、入浴者の肩周りの広い範囲に膜状の水流を掛けることができる。また、第一内壁の略全幅にわたって膜状の流水が吐水されることにより、外観意匠性に優れる浴槽装置を提供できる。 According to this invention, since the water discharge port is provided over substantially the entire width of the first inner wall of the substantially rectangular bathtub in plan view, a film-like water flow can be discharged over a wide range. Therefore, if the bather takes a bath with his back against the first inner wall, a film-like water flow can be applied to a wide area around the shoulder of the bather. Moreover, the bathtub apparatus which is excellent in external appearance design property can be provided by discharging film-like flowing water over substantially the full width of a 1st inner wall.
本発明に係る浴槽装置では、前記吐水口が浴槽の内壁の形状に沿って形成されて、前記吐水口から平面視略U字型の膜状水流が吐水可能に構成されてもよい。 In the bathtub device according to the present invention, the water outlet may be formed along the shape of the inner wall of the bathtub, and a substantially U-shaped film-like water flow in plan view may be discharged from the water outlet.
この発明によれば、吐水口が浴槽の内壁の前記浴槽の内壁の複数の面形状に沿って形成されており、膜状水形成機構により吐水口から平面視略U字型の膜状の水流が吐水される。この結果、浴槽内の複数の面に吐水口が形成されて膜状の水流が広範囲で吐水されるため、入浴者の肩から腕までの広範囲に膜状の水流を掛けることができる。 According to the present invention, the water outlet is formed along the plurality of surface shapes of the inner wall of the bathtub on the inner wall of the bathtub, and the film-like water flow is substantially U-shaped in a plan view from the water outlet by the film-like water forming mechanism. Is discharged. As a result, water outlets are formed on a plurality of surfaces in the bathtub, and the film-like water flow is discharged in a wide range, so that the film-like water flow can be applied over a wide area from the shoulder to the arm of the bather.
本発明によれば、膜状の吐水流が広範囲で吐水される吐水装置を備えながら外観意匠性に優れた浴槽装置を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the bathtub apparatus excellent in the external appearance design property can be provided, providing the water discharging apparatus in which a film-like water discharge flow is discharged in a wide range.
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態に係る吐水装置について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る浴槽装置の一例を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る浴槽装置の構成を示す模式図である。
(First embodiment)
Hereinafter, the water discharging apparatus which concerns on 1st embodiment of this invention is demonstrated using drawing.
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a bathtub device according to the present embodiment.
図1に示すように、浴槽装置100は、湯または水(以下、単に「湯」と記載する。)が溜まる浴槽本体(浴槽)101と、フランジ102とを備える。浴槽本体101は平面視略長方形状を有する。フランジ102は、浴槽本体101の上端部から外側に略水平方向に延び、外周縁部が平面視略長方形状を有する。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、浴槽本体101は、底部108と、底部108の縁部から立設される4つの内壁103,104,105,109(図2参照)を備える。X方向に沿う浴槽本体101の2つの短辺1011,1014のうちの一辺である第一辺1011側の第一内壁103は、浴槽本体101の底部108からフランジ102に向かって外側に傾斜して形成されている。本実施形態に係る浴槽装置100では、第一内壁103に入浴者が背を向けて入浴するように設定されている。第一内壁103は、入浴者が第一内壁103に背を当てて入浴した場合に、入浴者がリラックスできるような傾斜角度に設定されている。第一辺1011と平行な第四辺1014側には、第一内壁103と対向する第四内壁109を備える。
As shown in FIG. 1, the
浴槽本体101は、第一内壁103のX方向の両端部から略直交してY方向(第二方向、第三方向)に延びる第二内壁104及び第三内壁105を備える。第二辺1012及び第三辺1013は、浴槽本体101の長辺である。
The bathtub
図1に示すように、第一内壁103にはX方向に延びるスリット状の開口部110が形成されている。開口部110は、フランジ102の最下端よりも下側の内壁面に形成されている。本実施形態では、開口部110は、第一内壁103の上端部よりもやや低い位置に形成されている。また、開口部110は、第一内壁103の略全幅にわたって形成されている。図2に示すように、吐水口2は、第一内壁103の内外に貫通する開口部110に配設されている。
As shown in FIG. 1, a slit-
第四内壁109には、オーバーフロー孔117が形成されている。オーバーフロー孔117は、浴槽本体101内の水位が上昇してオーバーフロー孔117まで達したときに、オーバーフロー孔117から湯が浴槽本体101外へ排出される。したがって、オーバーフロー孔117は、浴槽本体101内の貯水量の上限h2を規定する。図2に示すように、底部108からオーバーフロー孔117までの高さh3は、底部108から吐水口2までの高さh1よりも低い。つまり、オーバーフロー孔117は、吐水口2よりも低い位置に形成されている。
An
吐水装置1は、後述する吐水口2から浴槽本体101内に向かって膜状の水流Wが吐水される装置である。図1に示すように、本実施形態に係る吐水装置1は、フランジ102の下方に配置されている。吐水装置1は、浴槽本体101の周りに設けられている。吐水装置1は、フランジ102の下方に配置されている。具体的には、吐水装置1は、第一内壁103の外側であってフランジ102の下方に配置されている。浴槽本体101の外周は、エプロンや、浴室の壁面によって覆われる。吐水装置1は、浴槽本体101と、エプロンまたは浴室壁面との間に生じる隙間に収容される。
The
吐水装置1は、吐水口2と、給水路4と、膜状水形成機構3と、を備える。
図3は、吐水装置1の給水系を模式的に示す構成図である。図3に示すように、給水路4は、浴槽本体101に設けられている循環口107(図1参照)と膜状水形成機構3とに接続されている。給水路4には、ポンプPを備え、浴槽本体101内に溜められる湯が給水路4を介して膜状水形成機構3側に供給される。したがって、給水路4、膜状水形成機構3、及び吐水口2を介して、浴槽本体101内に溜められる湯が循環する。オーバーフロー孔117から浴槽本体101外へ排出された湯は、浴槽本体101の底部108に形成された排水口119とともに排水路に接続されて排水される。
The
FIG. 3 is a configuration diagram schematically illustrating a water supply system of the
図4は、本実施形態に係る浴槽本体101及び吐水装置1の内部構造を示す縦断面図である。図4は、第一内壁103におけるY方向の縦断面図を示している。吐水装置1は、膜状水形成機構3を備える。膜状水形成機構3は、給水路4と連結される下部材36と、下部材36の上方に設けられる上部材5と、隔壁30とにより構成されている。
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing the internal structure of the
下部材36には、Z方向に貫通する貫通部361が形成されている。貫通部361のY方向の両端部には、内上端部363と外上端部362とを有する。内上端部363は、貫通部361のY方向の端部から内側壁364に向かって上方に傾斜する傾斜面が形成されている。外上端部362は、貫通部361のY方向の端部から外側壁365まで水平面が形成されている。外上端部362は、内上端部363より高い位置に水平面を有する。
The
上部材5は、下部材36の外上端部362上に配置される。上部材5の下面には、下突出部51と、凹部52と、傾斜部53と、を備える。下突出部51は、下部材36の外上端部362と当接する位置に下方に突出している。凹部52は、下突出部51とY方向に隣接し、上方に窪んで形成されている。傾斜部53は、凹部52における下突出部51とは反対側の端部に隣接し、凹部52との境界部から内側壁55に向かって上方に傾斜している。
The
貫通部361の開口上部を覆うように隔壁30が配置されている。凹部52は、下部材36の貫通部361及び隔壁30の上方に配置されている。外上端部362に下突出部51が当接して配置される。
The
傾斜部53は、下部材36の内上端部363とZ方向に対向配置され、傾斜部53と下部材36の内上端部363との間に絞り流路35が形成される。絞り流路35の下流端には、下部材36の内側壁364及び上部材5の内側壁55がそれぞれ第一内壁103側にY方向に突出する第一突出部201及び第二突出部202を有する。第一突出部201と第二突出部202との間の隙間が吐水口2となる。
The
膜状水形成機構3は、隔壁30で隔てられて上下方向に並ぶ第一室31と第二室32とを備える。第一室31及び第二室32は吐水口2に沿ってX方向及びY方向に延設されている。隔壁30よりも下方の貫通部361の空間が第一室31となり、隔壁30及び凹部52により囲まれた空間が第二室32となる。
The membranous
図4に示すように、第一室31の下端部には、給水路4と接続される流入口33が形成されている。流入口33の開口面積は第一室31の平面積より小さい。第二室32には、吐水口2と連通する排出口34が形成されている。排出口34と吐水口2との間には、絞り流路35が形成されている。
As shown in FIG. 4, an
隔壁30には、上下方向に貫通する連通部42が形成されており、連通部42を介して第一室31と第二室32とが連通している。連通部42は、第一室31及び第二室32の平面積に対して十分に小さい開口である。連通部42は、膜状水形成機構3の延設方向(X方向ならびにY方向)に間隔を開けて複数形成されている。
The
図5は膜状水形成機構3の構成を模式的に示す縦断面図である。図5を参照して、膜状水形成機構3の作用を説明する。流入口33を介して給水路4から供給される湯は、第一室31内に広がり満水となり、連通部42を介して第二室32に流入する。第二室32に流入した湯は、排出口34から絞り流路35を介して吐水口2に向かって流れる。膜状水形成機構3では、流入口33から吐水口2までの湯の流路における以下の作用により、膜状の水流Wが吐水口2から吐水される。
FIG. 5 is a longitudinal sectional view schematically showing the configuration of the membranous
まず、隔壁30が設けられているため、流入口33から第一室31に流入した湯が一気に第二室32に流入せず、Z方向に流入した湯は、第一室31内で水勢が分散される。続いて、第一室31内で分散された湯は連通部42を経由して第二室32に流入する。連通部42の開口面積は、第一室31及び第二室32の平面積に対して十分に小さいため、第一室31内の水勢の影響を受けずに、所定の水勢で第二室32に流入する。第二室32においても、第一室31と同様に湯の水勢が分散され、第二室32内での水勢のムラを低減させる。
First, since the
次に、絞り流路35は、スリット状の吐水口2に連通し、Z方向への隙間が小さく、水平方向に広い扁平状の空間である。そのため、第二室32内で水勢が分散された湯が、第二室32の容積に対して十分に小さい開口である排出口34に流入し、絞り流路35内で水圧が上昇し、吐水口2への水勢が増す。絞り流路35及び吐水口2はX−Y方向(水平方向)に比べてZ方向の隙間が小さいため、高水圧の湯が吐水口2から吐水されると、膜状の水流Wが水平方向に流出する。
また、連通部42がX方向に間隔を開けて複数形成されているため、吐水口2から吐出される水勢は、吐水口2が延びる方向にムラがなく均質な膜状の水流Wが形成される。
Next, the
In addition, since a plurality of
吐水口2は、第一内壁103のX方向の略全幅にわたって設けられている。第一突出部201及び第二突出部202は、第一内壁103の開口部110内に挿入され、開口部110との間に防水処理が施されて配置されている。図4に示すように、第一突出部201及び第二突出部202は、開口部110において、第一内壁103と略面一となるように配置されている。
The
図2に示すように、吐水口2は、浴槽本体101の上端部よりやや下方に配設されている。吐水口2は、大人の入浴者が第一内壁103に背を当てて入浴した場合に、膜状の水流が入浴者の肩を包むように吐水される。上述の通り、浴槽本体101内の湯の高さh2がオーバーフロー孔117まで達した場合、湯はオーバーフロー孔117から流出する。吐水口2は、オーバーフロー孔117よりも高い位置に設けられている。そのため、浴槽本体101内に溜められた湯が増えても、浴槽本体101の上端部よりも下方に設けられている吐水口2に到達することがない。したがって、浴槽本体101内に溜められた湯が満水になり吐水口2に逆流することがない。
As shown in FIG. 2, the
本実施形態に係る浴槽装置100によれば、浴槽本体101の側方に吐水装置1が配置され、膜状水形成機構3により浴槽本体101の第一内壁103に形成された開口部110に配置された吐水口2から膜状の水流が吐水される。この結果、浴槽本体101の外側周りに生じる隙間を吐水装置1の収納スペースとして有効活用できる。また、外観上、浴槽本体101の内壁面に吐水口2のみが見えるため、凹凸の少ないシンプルな外観の浴室とすることができる。さらに、浴槽本体の上方に吐水装置を設ける従来技術に比べて、フランジ102上に凹凸や小さい隙間が生じることがなく、浴槽本体101の周囲が清掃しやすい。
According to the
本実施形態に係る浴槽装置100によれば、浴槽本体101にオーバーフロー孔117を備えるため、浴槽本体101内の水位が上昇してオーバーフロー孔117まで達したときに、オーバーフロー孔117から浴槽本体101外へ湯が排出される。浴槽本体101内の貯水量の上限が決まるオーバーフロー孔117が、吐水口2よりも低い位置に形成されているため、浴槽本体101内に貯められた水が吐水口2に達することがなく、吐水口2に浴槽本体101内に貯められた水が逆流することを防止できる。
According to the
本実施形態に係る浴槽装置100によれば、平面視略矩形状の浴槽本体101の第一内壁103の略全幅にわたって吐水口2が設けられているため、広い範囲で膜状の水流を吐水できる。したがって、入浴者が第一内壁103に背を当てて入浴すれば、入浴者の肩周りの広い範囲に膜状の水流を掛けることができる。また、第一内壁103の略全幅にわたって膜状の流水が吐水されることにより、外観意匠性に優れる浴槽装置100を提供できる。
According to the
本実施形態では、スリット状の開口部110に吐水口2のみを設ける例を示したが、この例に限定されず、吐水口2が浴槽本体101の内壁に設けられていればよい。図6及び図7に示す変形例のように、吐水装置1の一部が第一内壁103に露出する構成であってもよい。図6は本実施形態に係る浴槽装置100の変形例の内部構造を模式的に示す縦断面図である。図7は、本実施形態の変形例の吐水装置1Aを示す縦断面図である。
In this embodiment, although the example which provides only the
図6及び図7に示すように、第一内壁103の開口部110Aは、吐水装置1の吐水口2側の面の大きさに対応して形成されており、第一実施形態の開口部110に比べて大きい。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
図7に示すように、吐水装置1Aは、第一実施形態の第一突出部201及び第二突出部202を備えず、下部材36の内側壁364及び上部材5の内側壁55の構成が第一実施形態と異なる。その他の構成は第一実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
As shown in FIG. 7, the
下部材36Aの内側壁364A及び上部材5Aの内側壁55Aは、第一内壁103と面一となる位置までY方向に延出ている。下部材36Aの内側壁364A及び上部材5Aの内側壁55Aは、第一内壁103の傾斜角度に沿って傾斜している。
The
下部材36Aの内側壁364A及び上部材5Aの内側壁55Aが第一内壁103の開口部110Aに係合されて、防水処理が施される。
The
本変形例の浴槽装置100Aによれば、第一実施形態と同様に、浴槽本体101の外側周りに生じる隙間を吐水装置1の収納スペースとして有効活用できる。また、外観上、浴槽本体101の内壁面に吐水口2のみが見えるため、凹凸の少ないシンプルな外観の浴室とすることができる。また、本変形例の浴槽装置100Aによれば、吐水装置1の一部が第一内壁103に露出するように開口部110Aに係合される構成であるため、吐水装置1を浴槽本体101に着脱しやすい。例えば、エプロンを外した後、吐水装置1と給水路4との接続を外し、吐水装置1を開口部110Aから外す作業が容易に行える。したがって、メンテナンス作業が容易となる。
According to the
この他の例を図11に示す。図11は、浴槽装置100における浴槽本体101と吐水装置1との接続態様の変形例を示す断面図である。図11に示す例では、吐水口2の形状に合わせたスリット状の開口部71を備える略平板形状のカバー部材7を用い、カバー部材7を第一内壁103に係合させ、カバー部材7の裏側に吐水装置1を配置する例である。この場合、第一内壁103の開口部110に、第一内壁103側からカバー部材7を係合させ、吐水装置1の吐水口2とカバー部材7の開口部71とを接続する構成であってもよい。このような構成とすれば、カバー部材7を浴槽本体101の内側から外して、吐水装置1のメンテナンスが行える。
Another example is shown in FIG. FIG. 11 is a cross-sectional view illustrating a modified example of the connection mode between the
(第二実施形態)
本発明に係る浴槽装置の第二実施形態について図8及び図9を用いて説明する。図8は、第二実施形態に係る浴槽装置100Bを示す斜視図である。図9は、第二実施形態の吐水装置1Bの位置を示す平面図である。なお、以下の説明において、上記の第一実施形態と同様の構成には第一実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(Second embodiment)
2nd embodiment of the bathtub apparatus which concerns on this invention is described using FIG.8 and FIG.9. FIG. 8 is a perspective view showing a
本実施形態に係る浴槽装置100Bは、吐水口2が浴槽本体101の三方に延びる内壁103,104,105に形成されている点が第一実施形態と異なる。図8に示すように、吐水口2Bは、浴槽本体101の3つの内壁103,104,105に形成され、平面視で三方向に延びて形成されている。
The
図8に示すように、第一内壁103、第二内壁104、及び第三内壁105に水平方向に延びて形成される平面視略U字形状のスリット状の開口部110Bが形成されている。吐水口2Bは、開口部110Bに配置されている。
As shown in FIG. 8, a slit-
吐水口2Bは、第一内壁103の略全幅にわたって設けられる第一吐水口21と、第二内壁104に設けられる第二吐水口22と、第三内壁105に設けられる第三吐水口23とを有する。吐水口2Bは、第一実施形態と同様に浴槽本体101の上縁部よりやや下方に設けられている。第二吐水口22と第三吐水口23とは、互いに向き合う方向に開口している。第一吐水口21、第二吐水口22、及び第三吐水口23は、連続して形成されている。吐水装置1Bは、平面視略U字型の膜状水流が吐水可能に構成される。吐水装置1Bは、第一実施形態と同様の膜状水形成機構3を備える。膜状水形成機構3は、第一辺部、第二辺部及び第三辺部で同様の構造を有する。したがって、第一辺部、第二辺部及び第三辺部の膜状水形成機構3は図4と同様の断面形状を有する。
The
図8及び図9に示すように、吐水口2Bの第一吐水口21は第二吐水口22及び第三吐水口23より長い。ここで、平面視において、入浴者が背を当てて入浴する第一内壁103が延びる短辺方向(図8に示すX方向)を幅方向と称する。幅方向に直交する方向(図8に示すY方向)を奥行方向と称する。図9に示すように、吐水口2Bは、幅方向における吐水口22,23の端部間の最大離間距離L1と、奥行方向における寸法L2,L3との比がL1:L2(L3)=1:0.15〜0.7である。本実施形態では、第二吐水口22と第三吐水口23とは同じ寸法で形成されているため奥行方向の寸法L2と寸法L3とは等しい。例えば、最大離間距離L1が800mmであり、寸法L2,L3が400mmである。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
最大離間距離L1は、第二吐水口22と第三吐水口23との幅方向における離間距離の最大値である。本実施形態では、平面視略長方形の浴槽本体101の上縁部の形状に沿って吐水口2が設けられている。そのため、第二吐水口22と第三吐水口23との離間距離は等しい。
The maximum separation distance L1 is the maximum value of the separation distance in the width direction between the
吐水口2Bは、幅方向における吐水口22,23の端部間の最大離間距離L1と、奥行方向における寸法L2,L3との比がL1:L2(L3)=1:0.15〜0.7の範囲であると、第二吐水口22及び第三吐水口23から入浴者の腕に十分に膜状の水流が吐水できる。なお、第二吐水口22及び第三吐水口23の奥行方向(Y方向)の長さは、浴槽本体101の第二内壁104及び第三内壁105と略等しい長さであってもよい。
In the
なお、浴槽本体101の平面視形状が矩形でない場合がある。例えば、図12及び図13に示す変形例のように、浴槽本体101Cが平面視で略長丸円形状の場合がある。図12及び図13に示す浴槽本体101Cの場合、第一内壁103Cが、幅方向(図13に示すX方向)の中央部から第二内壁104C及び第三内壁105C側に向かって湾曲して形成されている。そのため、吐水口2Cも浴槽本体101Cの上縁部形状に倣って湾曲して形成されている。この場合、第二吐水口22Cと第三吐水口23Cとの間の最大離間距離L1は、奥行方向(図13に示すY方向)における第二吐水口22C及び第三吐水口23Cの第一吐水口21C側とは反対側の端部22e,23e間の離間距離である。平面視において、第一内壁103の幅方向の中央部が最も窪んでいる位置になるため、奥行方向(方向Y)における寸法L2,L3は、第一吐水口21Cの幅方向の中央部の点Mと、第二吐水口22Cまたは第三吐水口23Cの端部22e,23eとの奥行方向の長さである。
In addition, the planar view shape of the bathtub
図8に示す第二実施形態の説明に戻る。吐水装置1は、図8に示すように、吐水口2Bに沿った平面視略U字型を有する。
図9に示すように、吐水装置1Bは、第一内壁103側にX方向(第一方向)に延びる第一辺部11と、第一辺部11の両端部からY方向(第二方向、第三方向)に延びる第二辺部12及び第三辺部13とを備える。第二辺部12と第三辺部13とは略平行に延設されている。吐水装置1Bは、フランジ102の下方に配置されている。
Returning to the description of the second embodiment shown in FIG. As shown in FIG. 8, the
As shown in FIG. 9, the
第一辺部11、第二辺部12、及び第三辺部13の内部には、膜状水形成機構3が配設されており、フランジ102の下方に設けられる給水路4と接続されている。膜状水形成機構3は、給水路4から供給された湯を膜状の水流Wとして吐水口2から吐水させる機構である。膜状水形成機構3は、スリット状の吐水口2に沿って設けられている。膜状水形成機構3の構成は第一実施形態と同じである。
A membrane-like
図9及び図10に、吐水装置1Bにおける膜状水形成機構3の配置例を示す。図9に示すように、膜状水形成機構3は、第一辺部11と、第二辺部12と、第三辺部13とに連続して設けられていてもよい。また、図10に示す変形例のように、第一辺部11、第二辺部12、及び第三辺部13にそれぞれ独立して膜状水形成機構3を設けてもよい。この場合、3つの膜状水形成機構3の各絞り流路35を水平方向に連通させてもよいし、個別に吐水口2に接続してもよい。また、各辺部11,12,13に設けられる膜状水形成機構3は同一系統で制御してもよいし、個別に制御してもよい。
9 and 10 show examples of arrangement of the membranous
吐水口2Bから吐水される膜状の水流Wの水勢は第一吐水口21、第二辺部12、及び第三辺部13について同じ水勢としてもよいし、それぞれ異なる水勢としてもよい。膜状水形成機構3内の流量やスリットのZ方向の隙間を調整して、各吐水口21,22,23で異なる水勢とすることができる。例えば、第一辺1011のX方向の寸法が大きい浴槽本体101Aの場合、第二吐水口22及び第三吐水口23は、第一吐水口21の水勢よりも水勢を高め、第二吐水口22及び第三吐水口23から吐水される膜状の水流Wが入浴者に確実に掛かるようにしてもよい。
The water flow of the film-like water flow W discharged from the
本実施形態に係る浴槽装置100Bによれば、第一実施形態と同様に、浴槽本体101の外側周りに生じる隙間を吐水装置1の収納スペースとして有効活用できる。また、外観上、浴槽本体101の内壁面に吐水口2Bのみが見えるため、凹凸の少ないシンプルな外観の浴室とすることができる。
According to the
本実施形態に係る浴槽装置100Bによれば、吐水口2Bが浴槽本体101の複数の内壁103,104,105に三方向に延びて形成されており、膜状水形成機構3により吐水口2Bから平面視略U字型の膜状の水流が吐水される。この結果、浴槽本体101内の三方向から膜状の水流が広範囲で吐水される。したがって、第一内壁103に入浴者が背を当てて入浴した場合に、入浴者の肩から腕までの広範囲に膜状の水流を掛けることができ、リラックス効果の高い浴槽装置100Bを提供できる。この他、主に下半身を浴槽内の湯に浸ける半身浴の場合、浴室内の温度が低いと上半身が冷える場合がある。本実施形態に係る浴槽装置100によれば、半身浴時に、湯張り面から出ている首から腕まで広範囲に水流が掛けられるため上半身の保温が可能となる。
According to the
本実施形態に係る浴槽装置100Bによれば、第一吐水口21のX方向(幅方向)の両端部から、第一方向Xと交差する方向Yに延びる第二吐水口22及び第三吐水口23を有する。この吐水口2は、最大離間距離L1と奥行方向における寸法L2,L3との比がL1:L2(L3)=1:0.15〜0.7の範囲であるため、吐水口2から吐水される平面視略U字型の膜状の水流Wが、幅方向Xに対して奥行方向Yが十分に長く、入浴者の肩から腕にかけて十分に膜状の水流Wを掛けることができる。この結果、膜状の水流Wが入浴者の首から腕までの広範囲に吐水され、リラックス効果の高い浴槽装置100Bを提供できる。
According to the
上記実施形態では、浴槽本体101の平面視形状が略長方形である例を示したが、浴槽本体101の平面視形状はこれに限定されない。例えば、浴槽本体101の平面視形状が正方形状、楕円形状等、長方形以外も含む。なお、浴槽本体101の平面視形状が正方形状の場合、いずれか一辺の内壁を第一内壁とし、第一内壁に隣接して直交する二辺を第二内壁、第三内壁として、吐水口2が設けられればよい。この他、例えば、浴槽本体の平面視形状が円形や矩形の浴槽であってもよい。このような異形の浴槽本体の場合は、上縁部における最長部と平行な方向を長辺方向という。
In the said embodiment, although the planar view shape of the bathtub
例えば、図12及び図13に示す変形例のように、浴槽本体101Aの平面視形状が長丸形状であってもよい。浴槽本体101Aの平面視形状が長丸形状の場合、入浴者が入浴時に背を当てる第一内壁103と、第一内壁103から湾曲して異なる方向に延びる第二内壁104及び第三内壁105の面形状に沿ってスリット状の開口部110Cが形成されてもよい。また、本変形例では、浴槽本体101Cの上端部は、外周縁部まで緩やかな曲面が形成されている。
For example, as in the modification shown in FIGS. 12 and 13, the shape of the
上記実施形態では、オーバーフロー孔117は、第四内壁109に設ける例を示したが、オーバーフロー孔117を設ける場所はこれに限定されない。オーバーフロー孔117は、吐水口2が設けられている第一内壁に入浴者が背を当てて入浴した場合に、オーバーフロー孔117が入浴者の体で塞がれることがない位置に設けられればよい。例えば、第二内壁104、第三内壁105であってもよい。
In the above embodiment, the example in which the
上記実施形態では、スリット状の開口部110B(吐水口2B)が水平方向に直線状に形成される例を示したが、スリット状の開口部は、この構成に限定されない。例えば、開口部は、入浴者が入浴時に背を当てる第一内壁103の第一吐水口21が第二吐水口23及び第三吐水口23よりも高い位置に形成され、第一吐水口21の幅方向の両端部と、第二吐水口22あるいは第三吐水口23とが曲線状に接続する開口部であってもよい。この場合、オーバーフロー孔117は、スリット状の開口部の中で最も低い位置よりも高さが低い位置に形成されている。
In the said embodiment, although the slit-shaped
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
As mentioned above, although embodiment of this invention was explained in full detail with reference to drawings, the concrete structure is not restricted to this embodiment, The design change etc. of the range which does not deviate from the summary of this invention are included.
In addition, the constituent elements shown in the above-described embodiment and each modification can be combined as appropriate.
1,1A,1B 吐水装置
2,2B 吐水口
3 膜状水形成機構
4 給水路
21 第一吐水口
22 第二吐水口
23 第三吐水口
100,100A,100B,100C 浴槽装置
102 フランジ
103,103C 第一内壁
104 第二内壁
105 第三内壁
117 オーバーフロー孔
1, 1A, 1B
Claims (4)
前記浴槽の周りに配置され、膜状の水流を吐水する吐水装置と、を備え、
前記吐水装置は、
給水路と、
スリット状に開口する吐水口と、
前記給水路と前記吐水口との間に設けられ、前記吐水口から膜状の水流を吐水可能に構成される膜状水形成機構と、を備え、
前記吐水口は、前記浴槽の内壁に設けられていることを特徴とする浴槽装置。 A bathtub,
A water discharging device that is disposed around the bathtub and discharges a film-like water flow;
The water discharge device
A water supply channel,
A water spout opening in a slit shape;
A film-like water formation mechanism provided between the water supply channel and the water outlet, and configured to discharge a film-like water flow from the water outlet;
The said spout is provided in the inner wall of the said bathtub, The bathtub apparatus characterized by the above-mentioned.
前記オーバーフロー孔は、前記吐水口よりも低い位置に形成されている請求項1に記載の浴槽装置。 An overflow hole is provided in the inner wall of the bathtub,
The bathtub apparatus according to claim 1, wherein the overflow hole is formed at a position lower than the water discharge port.
前記吐水口は、前記浴槽の第一内壁の略全幅にわたって設けられている請求項1または請求項2に記載の浴槽装置。 The bathtub is formed in a substantially rectangular shape in plan view,
The bathtub apparatus according to claim 1 or 2, wherein the water discharge port is provided over substantially the entire width of the first inner wall of the bathtub.
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JP2018015223A (en) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 株式会社Lixil | Bathtub apparatus |
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