JP2019170624A - 磁気共鳴イメージング装置およびその制御方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より狭い領域を選択して血流信号を取得するとともに、短い時間で高精度にMRI撮像を行うことのできる磁気共鳴イメージング装置を提供する。【解決手段】磁気共鳴イメージング装置は、血管撮像シーケンスを実行し、検査部位に流入する血液からの信号を計測する計測部と、計測部が実行するパルスシーケンスを制御する制御部と、を有する。制御部は、血管撮像シーケンスに先立って、検査部位に近接する領域を励起するプリパルスを印加する制御を行う。プリパルスは励起領域205が異なる複数のRFパルスを含み、複数のRFパルスの印加後に信号が抑制されない特定領域203を生じる。【選択図】図3

Description

本発明は磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)に関し、プリサチュレーションパルス(以下、プリパルス)を用いて、特定領域以外を抑制することにより、特定領域に流入する血液を描出するMRI装置とその制御方法に関する。
従来、頭部血管の撮像方法として、デジタル差分血管造影法(digital subtraction angiography:DSA)に代表されるように、造影剤を使用することにより、特定の血管に流入した血液を描出して血行動態を把握する方法が主流であった。
しかしこのDSA法では、被検体に対してX線を照射する必要があるため、これに変わる撮像方法が望まれている。非造影MRA撮像方法の一例として、スライス選択傾斜磁場とRFパルスとの組み合わせによってスライス面を励起し、その励起した領域において特定の血管に流入した血液のエコー信号を得て画像化するスライス選択型の撮像方法がある。
また、非造影MRA撮像方法の他の例として、二次元選択励起をプリサチュレーションとして使用する撮像方法も、特許文献1に開示されている。
二次元選択励起パルスは、所定の形状(柱状)の領域を励起するため、これをTime of flight(TOF)撮像のプリパルスとして印加することで、特定血管の支配領域を確認できる。このようなプリパルスを用いたTOF撮像は、Selective TOF MRAと呼ばれる。またプリパルスとして用いられる二次元選択励起パルスパルスは、BeamSaturationパルス(略してBeamSatパルス)と呼ばれる。
特許5823865号公報
上述したスライス選択型の撮像方法では、同一スライス上にある血管が全て描出されるため、画像の奥行方向に血管が重なっている箇所では、血管の状態を把握することが困難である。また、BeamSatパルスにより所定領域を励起する特許文献1の方法では、軸方向に長い柱状の領域を選択して描出するため、描出したい血管に近接する血管も描出してしまう。
また、この撮像方法では、描出したい血管のみを描出するために、BeamSatパルスを用いた撮像と用いない撮像とを両方行い、これらの画像から差分画像を取得する差分処理を行う必要があるため、計測時間が長くなる。計測時間が長くなると、MRI装置の血管描出能が低下する。さらにこの撮像方法では、差分画像を取得するための2つの撮像間で被検体の体動等による位置ずれがあった場合、画質が低下する可能性がある。
本発明は、より狭い領域を選択して血流信号を取得するとともに、短い時間で高精度にMRI撮像を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、血管撮像シーケンスを実行し、検査部位に流入する血液からの信号を計測する計測部と、計測部が実行するパルスシーケンスを制御する制御部と、を有し、制御部は、血管撮像シーケンスに先立って、検査部位に近接する領域を励起するプリパルスを印加する制御を行い、プリパルスは励起領域が異なる複数のRFパルスを含み、複数のRFパルスの印加後に信号が抑制されない特定領域を生じることを特徴とする。
本発明によれば、励起領域が異なる複数のRFパルスを含むプリパルスにより、狭い特定領域のみを非抑制にするので、検査部位に流入する血流を高信号で取得することができる。これにより、差分処理が不要となり、短い撮像時間で血流を描出することができる。そのため、ミスレジストレーションによる画質低下を防ぎ、高精度なMRI撮像を行うことができる。
本発明のMRI装置の全体構成を示すブロック図。 MRI装置が生成する基本的なシーケンス。 検査部位、抑制される領域、および非抑制の特定領域の関係を示す(a)COR断面図、(b)SAG断面図。 実施例1で生成されるシーケンス。 実施例1の撮像条件設定用の位置決めUI例の(a)COR断面、(b)SAG断面。 実施例1の特定領域の選択手順を示すフローチャート。 実施例2のボクセル領域の形成手順の例。 実施例2で生成されるシーケンス。 実施例2の撮像条件設定用の位置決めUI例。 実施例3の特定領域の選択手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態のMRI装置100の全体構成を示すブロック図である。
MRI装置100は、血管撮像シーケンスを実行し、検査部位に流入する血液からの信号を計測する計測部114と、計測部114が実行するパルスシーケンスを制御する制御部111とを有し、制御部111は、血管撮像シーケンスに先立って、検査部位に近接する領域を励起するプリパルスを印加する制御を行う。プリパルスは、励起領域が異なる複数のRFパルスを含み、複数のRFパルスの印加後に信号が抑制されない特定領域を生じる。
計測部114は、被検体101の周囲に静磁場を発生する磁石102と、この領域に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル103と、被検体101に対して高周波磁場を印加するRFコイル104と、被検体101が発生するMR信号を検出するRFプローブ105と、信号検出部106と、RF送信部110とを備える。
傾斜磁場コイル103は、X、Y、Zの3方向の傾斜磁場コイルで構成され、傾斜磁場電源109からの信号に応じてそれぞれ傾斜磁場を発生する。RFコイル104はRF送信部110の信号に応じて高周波磁場を発生する。RFプローブ105で受信した信号は、信号検出部106で検出される。
なお、MRI装置100は、検査空間の静磁場不均一を補正するシムコイルと、シムコイルに電流を供給するシム電源とをさらに備えてもよい。また、表示部108は、入力部と一体的に構成されたタッチパネル等でもよい。
また、MRI装置100は、被検体101が横たわるためのベッド112と、信号処理部107と、画像処理部113と、記憶装置115とをさらに備える。さらにMRI装置100は、操作者とのやり取りを行うためのユーザインタフェース(UI)として不図示の入力部や表示部108を備えている。
信号処理部107は、信号検出部106で検出された信号を処理して、計算により画像信号に変換し、画像信号を画像処理部113が演算処理して撮像画像とし、表示部108が描出画像を表示する。
制御部111は、不図示の計測制御部、演算部、UI部など装置全体の制御を行う。制御部111は、操作者がUIを操作することによる特定領域の位置やサイズ等の変更指示を受け付ける受付部111Aと、受付部111Aが受け付けた変更指示にもとづいて、計測部114が実行するパルスシーケンスを変更させる変更指示部111Bとを備える。
本実施形態では、CPUとメモリを備えた計算機が演算部及び制御部111の機能を実現する。演算や制御のプログラムは、予め記憶装置115に格納しておいてもよいし、外部から取り込みCPUがアップロードして実行することもできる。なお、演算部20の機能の一部は、ASIC(Application Speciric Integrated Circuit)やFPGA(Field Programable Gate Array)等のハードウェアで実現することも可能である。
制御部111の内部メモリ或いは記憶装置115には、図2に示すような血管撮像シーケンスが格納されており、これを計測部114が特定の条件で実行する。図中の横軸は時間軸であり、RFの軸はRFパルスの印加、Gsはスライス方向の傾斜磁場、Gpは位相エンコード方向の傾斜磁場、Grは読出し方向の傾斜磁場、Echoはエコー信号の発生を表す。パルスシーケンスの生成に必要な撮像条件は、操作者が不図示の入力部により入力し、表示部108で確認することができる。
このパルスシーケンスは、TOF法のパルスシーケンスであり、3D−グラディエントエコー(GrE)系の本計測に先立って、プリパルスが印加されるプリサチュレーション(以下、プリサチ)が行われる。
本計測では、RFパルス801と傾斜磁場パルス802を印加することにより、一次元方向に厚みを持った任意のスライスを励起した後に、軸方向に傾斜磁場Gs、Gp、Grを印加する。
以下の各実施例で説明する各種のプリサチでは、プリパルスと傾斜磁場パルスを印加することにより、図3に示すように、検査部位302の血管301に近接する励起領域(プリサチ領域)205を励起する。このプリパルスは、励起領域が異なる複数のRFパルスを含むため、プリパルスの印加により、プリサチ領域205内に、信号が抑制されない特定領域(ボクセル状の領域)203を形成する。これにより特定領域203内の血管から検査部位302に流入する血液の流入効果により、検査部位302の血管を描出することができる。
以下の各実施例では、プリサチで、プリサチ領域を抑制し特定領域を選択する方法について詳しく説明する。
<実施例1の特定領域の選択方法>
図4、5を参照し、実施例1の特定領域の選択方法について説明する。本実施例はプリパルスとして、二次元選択励起型のプリパルス(BeamSatパルス)401とスライス選択型のプリパルス402とを用いるものであって、BeamSatパルス401によりプリサチ領域204が抑制され、続くスライス選択型のプリパルス402により、プリサチ領域205が抑制される。プリサチ領域204、205が交差したボクセル領域203は、2回連続で励起パルスが印加されることにより励起されない状態に戻る。すなわち、三次元のボクセル状の特定領域(ボクセル領域)203のみが抑制されない。
以下、これらプリパルスを印加するパルスシーケンスについて、図4を参照して詳述する。図4は、本例で計測部114が実行するパルスシーケンスの一例である。なお、図4では、傾斜磁場Gs、Gp、Grのうち、代表して傾斜磁場Gsのみを示す。
二次元選択励起は、複数のパルス列からなるRFパルス401Aと、2方向ないし3方向の、振幅が振動する傾斜磁場パルス401Bとから実現される。一方、スライス選択励起は、RFパルス401Aとは励起領域が異なり複数のパルス列からなるRFパルス402Aと、2方向ないし3方向の、振幅が振動する傾斜磁場パルス402Bから実現される。なお、BeamSatパルス401を+90°パルスとした場合、プリパルス402は逆位相の−90°パルスとする。
BeamSatパルス401が印加されると、プリサチ領域204内のプロトンが+90°フリップして、プリサチ領域204が励起される。次にプリパルス402が印加されると、プリサチ領域205内のプロトンが−90°フリップして、プリサチ領域205が励起される。このとき、ボクセル領域203内のプロトンは、BeamSatパルス401によって+90°フリップした後に、プリパルス402によって−90°フリップするため、0°の位置に戻る。
一方、ボクセル領域203以外のプリサチ領域204、205内の領域にあるプロトンは、+90°または−90°にフリップした状態である。そのため、この後に磁場強度の大きいクラッシャー傾斜磁場パルス403を印加すると、プリサチ領域204、205のボクセル領域203以外の領域の信号が、抑制される。これにより、プリサチ領域204、205が交差した領域が、抑制されないボクセル領域203となる。なお、本例の本計測は、図2を参照して説明した通りである。
BeamSatパルス401の印加後にプリパルス402を印加することにより、これらを逆の順番で印加する場合と比べて、RFパルス401AのピークとRFパルス402Aのピークとの間の時間が短くなるため、撮像の画質が高くなる。
なお、RFパルス402Aはデュアルバンドのプリパルスでもよく、その場合、図5に示すプリサチ領域205だけでなく領域206も抑制できる。この場合、領域206はプリサチ領域205と平行かつ同じスライス厚となる。このようにすれば、頭部に向かって動脈が流入する領域と静脈が流入する領域とを両方抑制する等ということができる。
続いて、ボクセル領域203を操作者が決定するためのUIについて、図5を参照して説明する。図5は、ボクセル領域203を決定するための撮像条件設定用の位置決めUI例であり、表示部108に表示される画像である。図5には、(a)冠状(COR)断面、(b)矢状(SAG)断面を示すが、体軸(Ax)断面を表示してもよい。
表示部108には、本撮像を行う前にスカウトスキャン等を実施して得られた位置決め画像201、撮影視野(FOV)202、ボクセル領域203、円柱状のプリサチ領域204、直方体のプリサチ領域205など各種の領域が、撮像条件設定用の位置決めUIとして表示される。
なお、ボクセル領域203には、位置を変更するためのUIとしてカーソル207や、サイズを変更するためのUIとしてボックス208を表示してもよい。カーソル207は、例えばボクセル領域203の中央に配置されて、ボクセル領域203の中心位置を示す。ボックス208は、例えばボクセル領域203の縁部に配置されて、ボクセル領域203のサイズを示す。
操作者がマウスなどの入力部により、カーソル207の位置やボックス208の位置をドラック&ドロップして変更させると、受付部111Aがこれらの変更指示を受け付けて変更指示部111Bに指示する。変更指示部111Bは、この指示に基づき、UIへ表示するプリサチ領域204の角度や位置、プリサチ領域205の位置や幅を変更させる。これにより、ボクセル領域203の位置やサイズを変更することができる。
具体的には、操作者がプリサチ領域204の位置を変更するようにUIを操作すると、変更指示部111Bが、図4に示すBeamSatパルス401のRFパルス401Aの波形を変更させることにより、プリサチ領域204の位置が変更される。また、操作者がプリサチ領域204の角度を変更するようにUIを操作すると、変更指示部111Bが、BeamSatパルス401の傾斜磁場Gs、Gp、Grの割合を変更させる。これにより、操作者がプリサチ領域204の角度を変更する。
一方、操作者がプリサチ領域205の位置を変更するようにUIを操作すると、変更指示部111Bが、図4に示すプリパルス402のRFパルス402の波形を変更させることにより、プリサチ領域205の位置が変更される。また、操作者がプリサチ領域205の大きさを変更するようにUIを操作すると、変更指示部111Bが、プリパルス402の傾斜磁場Gs、Gp、Grの割合を変更させる。これにより、プリサチ領域205の大きさが変更される。
なお、プリサチ領域204とプリサチ領域205がそれぞれ移動と回転できるようにすることで、ボクセル領域203の設定範囲の自由度を向上させてもよいし、プリサチ領域204、205が必ず交差するように位置や角度に制限をかけてもよい。プリサチ領域204、205が必ず交差するように制限されている場合、プリサチ領域204、205を1つの領域として設定操作できるので、操作者の操作が簡便になる。
なお、ボクセル領域203以外のプリサチ領域204、205は、抑制される領域であるため、この領域内の位置決め画像は、ハッチングをかけることで、ボクセル領域203内の位置決め画像と見分けやすいように表示してもよい。また、ボクセル領域203以外のプリサチ領域204、205は非表示であってもよい。
以下、図1、4〜6を参照して、実施例1のボクセル領域の選択手順のフローについて説明する。なお、ここでは、プリサチ領域204、205が必ず交差するように、これらの位置や角度が制限されているものとして説明する。
[ステップS1]
被検体101がMRI装置100にセッティングされた後、計測部114は、位置決め撮像、静磁場マップやコイル感度マップ計測などの事前計測を実施する。
[ステップS2]
次に、MRI装置100は、図5に示す位置決めUIとして、ステップS1で得られた位置決め画像201と、あらかじめ設定された撮像条件から撮影視野(FOV)202、ボクセル領域203、プリサチ領域204、205など各種の領域とを表示する。
[ステップS3]
次に、操作者がカーソル207やボックス208等の位置決めUIを用いて、検査部位に近接する領域(検査部位に流入する血液が流れる血管を含む)を励起するように、ボクセル領域203、プリサチ領域204、205の位置を変更し、決定する。これにより、プリサチ領域204、205は相対的な関係を維持した状態のまま移動する。プリサチ領域204、205のボクセル領域203以外の領域は、抑制される領域であるため、操作者は、この領域に描出したい血管が交差しないように位置決めUIを操作する。また、操作者はFOV202の位置や範囲も目的に合わせて設定する。
[ステップS4]
ボクセル領域203等の設定が完了すると、上述したように、受付部111Aが撮像条件の変更を受け付け、変更指示部111Bが変更された撮像条件を計測部114に指示する。操作者が入力部により位置決めUIに表示されたSTARTアイコン(不図示)を押下すると、計測部114は、変更指示部111Bから受け付けた撮像条件によりパルスシーケンスを生成する。そして計測部114は、図4を参照して上述したように、検査部位に近接する領域(検査部位に流入する血液が流れる血管を含む)を励起するようにBeamSatパルス401とスライス選択型のプリパルス402を連続的に印加し、直後にクラッシャー傾斜磁場パルス403を印加する。プリパルス401、402の両方が印加されたボクセル領域203の磁化は戻り、プリパルス401、402のうち片方だけが印加された領域はクラッシャー傾斜磁場パルス403により抑制される。これにより、プリサチ領域204、205のボクセル領域203以外の領域のみが、抑制される。このプリサチの直後から本計測の血管撮像シーケンスが実行され、撮像が開始される。
[ステップS5]
次に、血管撮像シーケンスにより検査部位で発生した信号から、画像が再構成される。具体的には、まずRFプローブ105が、発生した信号を受信して、この信号を信号検出部106が検出する。この信号は、信号処理部107で信号処理され、フーリエ変換等の画像再構成演算により画像信号に変換される。さらに、画像処理部113が画像信号を演算等した後、描出画像が表示部108に表示される。
このように本例のボクセル領域の選択方法では、プリサチ領域204、205が交差した、より狭いボクセル領域203のみを非抑制にするので、ボクセル領域203に流入する血流を高信号で取得することができる。これにより、差分処理が不要となり、短い撮像時間で血流を描出することができる。そのため、ミスレジストレーションによる画質低下を防ぎ、高精度なMRI撮像を行うことができる。
<実施例2の特定領域の選択方法>
続いて、図7〜9を参照し、実施例2のボクセル領域の選択方法について説明する。図7は実施例2のボクセル領域503の形成手順の例、図8は実施例2で生成するパルスシーケンス、図9は実施例2の撮像条件設定用の位置決めUI例のCOR断面を示す。
実施例2は、複数回の二次元選択励起パルス(プリパルス)を、角度を変えながら、複数の繰り返し時間(TR)に分割して印加する点が特徴である。図7に示すように、プリパルスが印加されると、まず縞状の領域(i)を抑制し(段階1)、続いて領域(i)から90°回転した領域(ii)を抑制し(段階2)、さらに領域(ii)から45°回転した領域(iii)を抑制した(段階3)後、領域(iii)から90°回転した領域(iv)を抑制する(段階4)。領域(i)〜(iv)が形成するプリサチ領域505で囲まれた領域が、非抑制のボクセル領域503となるため、ボクセル領域503内の血液信号を非抑制とすることができる。
しかし段階1〜4までのプリパルスの印加を1TR内で実施すると、TRが長くなるため、血流信号が低下し画質が低下する。そこで本例では、これら複数のプリパルスを複数TRに分割して印加することにより、全プリパルスを毎TRで印加するよりもTRを短縮し、血流信号の低下による画質の低下を抑制する。なお、プリパルスは、1度の印加でプリサチ領域を十分に抑制するため、複数TRに分割されて印加されても、ボクセル領域503を形成することができる。このように、1TR内に印加するプリパルスの回数は少ない方が好ましい。
本例では計測部114が、図8に示すように、領域(i)を抑制するプリパルス601と、領域(ii)を抑制するプリパルス604をTR1にて印加し、領域(iii)を抑制するプリパルス605と、領域(iv)を抑制するプリパルス606をTR2にて印加する。このように、複数のプリパルスを2つのTRに分割して印加することにより、スライス選択型のプリサチ領域505が抑制される。
図9に示すように、プリサチ領域505は、スライス方向(s方向)に所定の厚みDを有しているため、ボクセル領域503は、実施例1のボクセル領域203と異なり、プリサチ領域505の平面に対して必ず直交して内接する柱状領域となる。
以下、ボクセル領域503の形成の手順を詳しく説明する。
まず、領域(i)を抑制するプリパルス601は、図8に示すように、RFパルス601Aと、クラッシャー傾斜磁場パルス602と、振幅が振動する傾斜磁場パルス603とから実施される。
RFパルス601Aは、複数のパルス列によって構成されており、このパルス数に応じて、図7に示す領域(i)のp方向の、励起されない領域の幅d1と励起される領域の幅d2との関係性が決められる。具体的には、RFパルス601Aのパルス数がp(p≧3)であれば、d1=d2/(p−1)が成り立つ。本例のRFパルス601Aは3パルスであるため、幅d2は幅d1の2倍の長さとなる。パルス数が増えるほどTRが延長するため血流信号が低下して画質が低下するが、パルス数が2だとd1=0となってボクセル領域503を形成できなくなるため、パルス数は、3であることが好ましい。
なお図7は、領域(i)〜(iv)の一部を図示したものであり、例えば領域(i)は、r方向に延長されているとともに抑制される領域がp方向に等間隔で多数配置されている。領域(ii)〜(iv)も同様に、長手方向に延長されているとともに抑制される領域が等間隔で多数配置されている。
図8のプリパルス601の最後に印加されている、クラッシャー傾斜磁場パルス602により、励起された領域(i)が抑制される。クラッシャー傾斜磁場パルス602の大きさにより、領域(i)のスライス厚Dが決定される。
領域(ii)〜(iv)の抑制でも、領域(i)の抑制時に生成されるシーケンスと同じである。プリパルス601の印加後、プリパルス601に対してブリップ傾斜磁場パルス603の印加軸を90°回転させたプリパルス604が印加される。
プリパルス601のブリップ傾斜磁場パルス603の印加軸から90°回転されてたプリパルス604が印加されると、図7に示すs方向に沿う領域(i)の中心を軸にして、領域(i)から90°回転された領域(ii)が抑制される。図8に示すように、プリパルス601、604の印加と、これらの印加後に本計測が実施されるまでの手順をTR1で行う。
続いてプリパルス604に対してブリップ傾斜磁場パルスの印加軸を45°回転させたプリパルス605が印加されるため、図9の段階3で抑制される領域(iii)は、s方向に沿う領域(i)の中心を軸にして、領域(ii)から45°回転されている。
次にプリパルス605に対してブリップ傾斜磁場パルスの印加軸を90°回転させたプリパルス606が印加されるため、段階4で抑制される領域(iv)は、s方向に沿う領域(i)の中心を軸にして、領域(iii)から90°回転されている。図8に示すように、プリパルス605、606の印加と、これらの印加後に本計測が実施されるまでの手順をTR2で行う。
実施例2のフローは、実施例1のフローを基本としており、ステップS2で表示されるUIとステップS4で生成されるシーケンスが実施例1と異なる。そこで、実施例2のステップS2〜S4が、実施例1のステップS2〜S4に対して異なる点について、以下で説明する。
[ステップS2]
図9に示すように、カーソル507とボックス508によるボクセル領域503の位置やサイズ等の変更操作の方法は、実施例1のカーソル207とボックス208による方法と同様である。但し、上述の通り、ボクセル領域503は、プリサチ領域505に常に直交するので、これらの位置や角度は、一体となって変更される。なお、位置決め画像501とFOV502は、実施例1と同様に表示される。
[ステップS3]
実施例1のステップS3で表示されていたプリサチ領域204は、実施例2では表示されないので、プリサチ領域204の設定は不要である。そのため、本例では、ボクセル領域503を決定する設定操作がより簡単である。
[ステップS4]
実施例2では上述した通り、ボクセル領域503の形成手順と計測部114が実行するパルスシーケンスが、実施例1とは異なっている。
ボクセル領域503は、実施例1のボクセル領域203に比べて狭いため、本例では、実施例1で得られた効果に加えて、より狭い特定領域を設定できるという効果を得られる。これにより、描出したい血管の近くを通る血管を描出してしまう可能性をさらに低減することができる。
本例のように、プリパルスが複数のTRに分割されて印加される場合、各TRでTOFの励起パルスが印加されるタイミングにおいて、抑制されなかった領域が小さいほど、血流信号の抑制効果が安定する。よって、本例のように、はじめに励起した領域に対して、90°、45°、90°回転させて励起させるという順番にプリパルスを印加すると、抑制されない領域を効率的に小さくすることができるため、好ましい。
なお、ボクセル領域503以外の全領域を抑制するためには、上述の通り、4段階以上のステップでプリパルスを印加することが好ましいが、これに限られない。また、励起される領域は、90°や45°等ずつ回転させる例に限られず、60°ずつ回転させる等としてもよく、RFパルスは、励起される領域の角度が異なる3以上の二次元励起パルスを含むことが好ましい。なお、3とする場合、目的とする抑制されない領域503以外にも抑制されない領域が現れるので、その領域を操作者に明示してもよい。その場合、操作者は明示された領域が目標血管以外に血管に重畳しないように設定できる。
なお、ボクセル領域503を形成するためにプリパルスを何回に分けて、何TRに分割して印加するかと、1TRに印加するプリパルスの回数は、制御部111の内部メモリ或いは記憶装置115に予め格納されていてもよいし、操作者が入力部から入力することにより設定してもよい。
<実施例3の特定領域の選択方法>
続いて、図10を参照し、実施例3のボクセル領域の選択方法について説明する。図10は、実施例3のボクセル領域の選択手順のフローチャートである。実施例3は、実施例2を基本として、さらに制御部111が、撮像条件及び検査対象である血液の速度(以下、血液速度という)に基いて、パルスシーケンスのTRを何分割するかというTR分割数Nを算出し、複数TRに分割する制御を行う点が特徴である。さらに制御部111は、複数のプリパルスのRFパルスを、分割された複数のTRに分けて印加する制御を行う。
TRを分割するための撮像条件には、二次元選択励起パルスの印加時間Tp、血管撮像シーケンスの繰り返し時間TR、及び、血管撮像シーケンスにおけるスライス厚Dの少なくとも一つを含む。
TRの分割数Nが増加するほど、ボクセル領域503の抑制効果を高め、目的領域のプロファイルを先鋭にすることができる。なお、ステップS3までは実施例2と同じため、ステップS4の続きから説明する。
[ステップS41]
ステップS4で撮像が開始されると、制御部111は、位相コントラスト法(Phase Contrast: PC)などにより事前に取得した血液速度データが制御部111の内部メモリ或いは記憶装置115に格納されているか、またその血液速度データに、ステップS3で設定したボクセル領域503を含む範囲のPC撮像データが存在するか否かを確認する。ボクセル領域503を含む範囲のPC撮像データが存在する場合、制御部111はステップS43へ処理を移行する。
[ステップS42]
PC撮像データが存在しない場合、計測部114は、ボクセル領域503と同じスライス位置とスライス厚で、速度エンコード(Velocity Encoding :VENC)をボクセル領域503のスライス方向(図7のs方向)に設定して、PC撮像をプリスキャンで実行する。
[ステップS43]
PC撮像データが存在する場合、制御部111は、ボクセル領域503と同じサイズと位置に関心領域(ROI)を設定する。計測部114は、ボクセル領域503に含まれる血管のスライス方向の血液速度VをPC撮像データから算出する。ROIが複数スライスある場合には、制御部111は、その平均値を算出して血液速度Vとする。
[ステップS44]
制御部111は、TRと、ステップS43で算出した血液速度Vをもとにして、下記のようにTR分割数Nを決定する。なお図8に示したように、二次元選択励起型のプリパルス601、604の印加時間をそれぞれTpとし、本計測の継続時間をTmとし、TR1内のプリパルス印加回数をn(回)とする。すると、TR1 = n×Tp + Tmとなる。TR2も同じ式が成り立つ。図7に示したように、ボクセル領域503のスライス厚をDとすると、このスライスを通る血液が少なくとも1度プリサチを印加されるためには、下式(1)が成立する必要がある。
(n×Tp+Tm)×V×N≦D ・・・(1)
この式(1)から、TR分割数Nは血液速度VとTRに依存することがわかる。すわなち、血液速度Vが遅いほど、TRが長く、TR分割数Nが小さくてもよいことがわかる。式(1)より、最大のTR分割数Nは下式(2)を満たす最大の整数である。
N≦D / (n×Tp+Tm) ・・・(2)
TR分割数Nが決定したら、図6のステップS5に戻る。
但し、実施例2のようにボクセル領域503以外の全領域を抑制する場合、プリパルスを印加するステップを4段階以上に分割することが好ましいので、nN≧4を式(2)と合わせると、
4/n≦N≦D / (n×Tp+Tm) ・・・(3)
となる。
nが式(2)、(3)を満たしていない場合、制御部111は、式(2)、(3)を満たす最小のスライス厚Dを操作者に提示してもよい。
実施例3では、TR分割数Nを、制御部111が血液速度とTRから算出して設定するものとしたことにより、操作者によるTR分割数Nを算出する作業が不要となる。
なお、本実施例では、TOFを前提として血液速度とTRを基準にTR分割数Nを決定したがこれに限られない。例えば、他の撮像方法では呼吸数、心拍数などの情報を元に分割数を決定してもよい。
101 被検体
102 磁石
103 傾斜磁場コイル
104 RFコイル
105 RFプローブ
106 信号検出部
107 信号処理部
108 表示部
109 傾斜磁場電源
110 RF送信部
111 制御部
112 ベッド
113 画像処理部

Claims (11)

  1. 血管撮像シーケンスを実行し、検査部位に流入する血液からの信号を計測する計測部と、
    前記計測部が実行するパルスシーケンスを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記血管撮像シーケンスに先立って、前記検査部位に近接する領域を励起するプリパルスを印加する制御を行い、前記プリパルスは励起領域が異なる複数のRFパルスを含み、当該複数のRFパルスの印加後に信号が抑制されない特定領域を生じることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記特定領域は、三次元ボクセル状の領域であることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記複数のRFパルスは、二次元選択励起パルスと、当該二次元選択励起パルスにより励起される柱状領域に対し交差するスライスを励起するスライス選択パルスとを含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記複数のRFパルスは、複数のパルス列からなる二次元選択励起パルスであって、励起される領域の角度が異なる3以上の二次元励起パルスを含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記制御部は、前記計測部が実行するパルスシーケンスの繰り返し時間を、撮像条件及び検査対象である血液の速度をもとに、複数の繰り返し時間に分割する制御を行うことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記制御部は、前記プリパルスを構成する前記複数のRFパルスを、分割された前記複数の繰り返し時間に分けて印加する制御を行うことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  7. 請求項5または6に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記撮像条件は、前記二次元選択励起パルスの印加時間、前記血管撮像シーケンスの繰り返し時間、及び、前記血管撮像シーケンスにおけるスライス厚の少なくとも一つを含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 請求項5または6に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記制御部は、前記血管撮像シーケンスに先立って、前記計測部が前記検査対象である血液の速度計測のための血流計測パルスシーケンスを実行する制御を行い、
    前記血流計測パルスシーケンスで取得した血液速度を用いて分割数を決定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  9. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    操作者から前記特定領域の指示を受け付ける受付部をさらに備えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  10. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記血管撮像シーケンスは、TOF法のパルスシーケンスであることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  11. 血管撮像シーケンスを実行し、検査部位に流入する血液からの信号を計測する磁気共鳴イメージング装置の制御方法であって、
    前記血管撮像シーケンスに先立って、励起領域が異なる複数のRFパルスを含み、前記検査部位に近接する領域を励起するプリパルスを印加し、
    前記複数のプリパルスの印加後に信号が抑制されない特定領域を生じることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の制御方法。
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