JP2019170467A - アブレーションデバイス - Google Patents
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Abstract
Description
1.実施の形態(先端から離れた領域の一部に高抵抗領域を有する絶縁性チューブの例)
2.変形例
変形例1(互いに分離した位置に複数の高抵抗領域を有する絶縁性チューブの例)
変形例2(高抵抗領域内で摩擦抵抗が段階的に増加する絶縁性チューブの例)
3.その他の変形例
[アブレーションシステム5の全体構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係るアブレーションデバイス(アブレーションデバイス1)を備えたアブレーションシステム5の全体構成例を、模式的にブロック図で表したものである。このアブレーションシステム5は、例えば図1に示したように、患者9の体内における患部90を治療する際に用いられるシステムであり、そのような患部90に対して所定のアブレーション(焼灼)を行うようになっている。
アブレーションデバイス1は、上記したアブレーションの際に使用されるデバイスであり、詳細は後述するが、電極針11および絶縁性チューブ12を主に備えている。
液体供給装置2は、アブレーションデバイス1(電極針11の内部)に対して冷却用の液体Lを供給する装置であり、例えば図1に示したように、液体供給部21を有している。なお、この冷却用の液体Lとしては、例えば、滅菌水や、滅菌した生理食塩水などが挙げられる。
電源装置3は、電極針11と対極板4との間にアブレーションを行うための電力Pout(例えば高周波(RF;Radio Frequency)の電力)を供給すると共に、上記した液体供給装置2における液体Lの供給動作を制御する装置である。この電源装置3は、図1に示したように、入力部31、電源部32、制御部33および表示部34を有している。
対極板4は、例えば図1に示したように、アブレーションの際に患者9の体表に装着された状態で用いられるものである。詳細は後述するが、アブレーションの際に、アブレーションデバイス1における電極針11(前述した電極領域)とこの対極板4との間で、高周波通電がなされる(電力Poutが供給される)ようになっている。また、詳細は後述するが、このようなアブレーションの際に、図1に示したように、電極針11と対極板4との間のインピーダンス値Zmが随時測定され、測定されたインピーダンス値Zmが、電源装置3内において電源部32から制御部33へと供給されるようになっている。
続いて、図2を参照して、前述したアブレーションデバイス1の詳細構成例について説明する。図2は、図1に示したアブレーションデバイス1の詳細構成例を、模式的に側面図(Y−Z側面図)で表したものである。なお、この図2では、符号P2で示した部分(電極針11および絶縁性チューブ12の一部領域)を、矢印で示したように、図2中の下方において拡大して示している。
電極針11は、図2に示したようにZ軸方向に沿って設けられており、このZ軸方向に沿った長さ(軸方向長)は、例えば、30mm〜350mm程度である。また、電極針11はその軸方向(Z軸方向)に沿って、絶縁性チューブ12により被覆されていない先端側の露出領域Ae(アブレーションの際に電極として機能する電極領域)と、絶縁性チューブ12により被覆されている領域(基端側の被覆領域)とを有している。この電極針11の露出領域Aeと対極板4との間に、前述したように、アブレーションを行うための電力Poutが供給されるようになっている。なお、このような電極針11は、例えば、ステンレス鋼,ニッケルチタン合金,チタン合金,白金等の金属材料により構成されている。
絶縁性チューブ12は、上記したように、電極針11の先端側(露出領域Ae)を部分的に露出させつつ、Z軸方向に沿って電極針11の周囲を被覆する部材である。また、この絶縁性チューブ12は、後述するハンドル13に対する所定の操作に応じて、例えば図2中の矢印d2で示したように、その軸方向(Z軸方向)に沿って、電極針11に対して相対的にスライド可能に構成されている。これにより、電極針11の露出領域AeにおけるZ軸方向に沿った長さ(軸方向長)を、調節可能となっている。
ハンドル13は、アブレーションデバイス1の使用時に操作者(医師)が掴む(握る)部分である。このハンドル13は、図2に示したように、電極針11の基端側に装着されたハンドル本体(ハンドル部材)130と、操作部131とを主に有している。
(A.基本動作)
このアブレーションシステム5では、例えば癌等の腫瘍を有する患部90を治療する際に、そのような患部90に対して所定のアブレーションが行われる(図1参照)。このようなアブレーションでは、まず、例えば図1中の矢印P1で示したように、患者9の体内の患部90に対し、アブレーションデバイス1における電極針11が、その先端側(露出領域Ae側)から経皮的に穿刺される。そして、この電極針11と対極板4との間に、電源装置3(電源部32)から電力Pout(例えば高周波電力)が供給されることで、患部90に対して、ジュール発熱によるアブレーションが行われる。
ここで、図5は、比較例に係るアブレーションデバイス(アブレーションデバイス101)を用いたアブレーションの際の動作例を、模式図で表したものである。具体的には、この図5は、比較例のアブレーションデバイス101における電極針11が、アブレーションの際に、患部90に対して経皮的に(皮膚表面Skを介して)穿刺された状態を示している。なお、この点は、本実施の形態のアブレーションデバイス1を用いたアブレーションの際の動作例を模式的に示した、後述する図6においても同様である。
これに対して、本実施の形態のアブレーションデバイス1では、図2,図4に示したように、以下の構成となっている。すなわち、電極針11の先端側に位置する露出領域Ae(電極領域)を露出させつつ電極針11の周囲を被覆する絶縁性チューブ12において、電極針11の軸方向(Z軸方向)に沿った一部領域に、摩擦抵抗が相対的に高い高抵抗領域12Hが設けられている。
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1,2)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図7(A)に示した変形例1のアブレーションデバイス1Aは、実施の形態のアブレーションデバイス1において、絶縁性チューブ12の代わりに絶縁性チューブ12Aを設けたものに対応しており、他の構成は同様となっている。この絶縁性チューブ12Aでは、高抵抗領域12Hが1つだけ設けられていた絶縁性チューブ12とは異なり、軸方向(Z軸方向)に沿って互いに分離した位置に、複数(この例では3つ)の高抵抗領域12Hが設けられている。なお、この絶縁性チューブ12Aにおいても、絶縁性チューブ12と同様に、これら複数の高抵抗領域12Hはそれぞれ、絶縁性チューブ12Aにおける先端から離れた領域に設けられている。
一方、図7(B)に示した変形例2のアブレーションデバイス1Bは、実施の形態のアブレーションデバイス1において、絶縁性チューブ12の代わりに絶縁性チューブ12Bを設けたものに対応しており、他の構成は同様となっている。この絶縁性チューブ12Bでは、高抵抗領域12H内における基端から先端へ向けて、摩擦抵抗が段階的に増加している。具体的には、この図7(B)に示した例では、高抵抗領域12Hはその基端から先端へ向けて、3種類の高抵抗領域12Ha,12Hb,12Hcを有している。そして、これらの高抵抗領域12Ha,12Hb,12Hcにおける摩擦抵抗RfHa,RfHb,RfHc同士が、低抵抗領域12Lの摩擦抵抗RfLを含め、以下のような段階的な大小関係となっている。すなわち、図7(B)中にも示したように、(RfHa>RfHb>RfHc>RfL)という、段階的な大小関係となっている。
以上、実施の形態および変形例をいくつか挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
Claims (5)
- 体内の患部に対して経皮的に穿刺されると共に、アブレーションを行うための電力が供給される電極針と、
前記電極針の先端側に位置する電極領域を露出させつつ、前記電極針の軸方向に沿って前記電極針の周囲を被覆する絶縁性チューブと、
前記電極針の基端側に装着されたハンドルと
を備え、
前記絶縁性チューブは、前記軸方向に沿った一部領域に、摩擦抵抗が相対的に高い高抵抗領域を有する
アブレーションデバイス。 - 前記高抵抗領域が、前記絶縁性チューブにおける先端から離れた領域に設けられている
請求項1に記載のアブレーションデバイス。 - 前記ハンドルに対する所定の操作に応じて、前記絶縁性チューブが前記軸方向に沿ってスライド可能に構成されていると共に、
前記絶縁性チューブにおける前記軸方向に沿ったスライド動作に伴って、前記高抵抗領域も、前記軸方向に沿ってスライド可能となっている
請求項1または請求項2に記載のアブレーションデバイス。 - 前記高抵抗領域が、前記軸方向に沿って互いに分離した位置に、複数設けられている
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のアブレーションデバイス。 - 前記高抵抗領域内における基端から先端へ向けて、摩擦抵抗が段階的に増加している
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のアブレーションデバイス。
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