JP2019168508A - 電子機器、輝度制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の裏側に照度センサを配置されてなる電子機器において、外光量によらず適切に表示部の輝度を調整する。【解決手段】電子機器1は、第1表示部18と、照度センサ29と、輝度制御部53と、透過率制御部63と、を備える。照度センサ29は、第1表示部18の表示面の背面側に配置される。輝度制御部53は、照度センサ29によって検出された光に関する情報に基づいて、表示面の輝度を制御する。透過率制御部63は、光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値Lth以上の場合、第2表示部24の液晶シャッタを閉状態となるように制御する。即ち、透過率制御部63は、光に関する情報が第1閾値未満の場合の表示部18の透過率よりも透過率が低くなるように制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器、輝度制御方法及びプログラムに関する。
従来、表示部の光照射面の裏側に照度センサを置き、その照度センサが検知した外光量によって、表示部の光量調整を行なう技術が知られている(特許文献1参照)。
米国特許出願公開第2014/0132158号明細書
しかしながら、特許文献1に開示の構成のように表示部の裏側に照度センサを置いた場合、表示部の透過特性に起因して、照度センサの測定精度が低下する場合があった。すなわち、照度センサの出力値が、外光量の変化を正確に反映しないおそれがあった。
このような外光量の変化を正確に反映していない照度センサの出力値に基づいて表示部の輝度を調整してしまうと、適切な輝度に調整することができない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、表示部の裏側に照度センサを配置されてなる電子機器において、表示部の輝度を適切に調整することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、
表示部と、
前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御部と、
前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示部の裏側に照度センサを配置されてなる電子機器において、外光量によらず適切に表示部の輝度を調整することができる。
本発明の一実施形態である電子機器の概略図である。 電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。 電子機器の表示領域における照度センサの設置形態を示す模式図である。 図3AにおけるX−X’断面を示す模式図である。 受光面が液晶等に覆われた、照度センサの出力特性の一例を示す図である。 図2の電子機器の機能的構成のうち、輝度制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有する図1の電子機器が実行する輝度制御処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態である電子機器1の概略図である。
図1に示すように、本実施形態の電子機器1は、腕時計型の装置(スマートウォッチ等)として構成されている。また、電子機器1は、第1表示部18及び第2表示部24(後述)を備えており、第1表示部18の上に第2表示部24が積層されている。さらに、第2表示部24の上には、後述するタッチパネル17が設けられている。このため、電子機器1においては、第1表示部18の表示に第2表示部24の表示を重ね合わせて表示することが可能であると共に、表示内容にタッチ操作することが可能となっている。
図2は、電子機器1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電子機器1は、CPU(Central Processin Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、記憶部14と、RTC(Real Time Clock)部15と、ドライブ16と、タッチパネル17と、第1表示部18と、第1入力部19と、ブルートゥース(登録商標)用アンテナ20と、ブルートゥース(登録商標)モジュール21と、無線LAN(Local Area Network)アンテナ22と、無線LANモジュール23と、第2表示部24と、脈拍センサ25と、地磁気センサ26と、加速度センサ27と、ジャイロセンサ28と、照度センサ29と、第2入力部30と、GPS(Global Positioning System)アンテナ31と、GPSモジュール32と、を備えている。
CPU11は、第1CPU11Aと、第2CPU11Bとによって構成される。
第1CPU11Aは、各種演算処理を行い、OSの処理を実行することにより、電子機器1におけるスマートフォンに類する機能を制御する。本実施形態において、第1CPU11Aは、ブルートゥース(登録商標)モジュール21あるいは無線LANモジュール23を介して受信した電子メールの着信や気象情報に関するメッセージ等を第1表示部18に表示させたり、タッチパネル17を介して入力される操作を受け付けたりする。また、第1CPU11Aは、第1入力部19を介して入力される音声を認識したり、その他、スマートフォンに類する機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。
また、本実施形態において、第1CPU11Aは、RTC部15から所定タイミングで時刻信号を取得する。
第2CPU11Bは、特定のプログラムの処理を実行することにより、第2表示部24に対する表示の指示を行ったり、各種センサの検出結果を取得したり、その他、腕時計の機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施形態において、第2CPU11Bは、第1CPU11Aから入力された時刻信号を基準として、時刻を計算したり、時刻、曜日あるいは日付等を第2表示部24に表示させたりする。第2CPU11Bが実行する特定のプログラムの処理(時刻の計算等)は、第1CPU11Aが実行するOSの処理に比べて単純な動作であることから処理負荷が小さく、低消費電力で実行可能である。また、そのため、第2CPU11Bに要求されるハードウェアのスペックは、第1CPU11Aに比べて低いもので足りる。
ROM12は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出しが可能であり、第1CPU11A及び第2CPU11Bが実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。例えば、ROM12は、第1CPU11Aが実行するOSのプログラムやOSの管理下で実行される各種プログラム、あるいは、第2CPU11Bが実行する特定のプログラム(ここでは、腕時計の機能を実現する組み込み用プログラム)のプログラムを格納する。
RAM13は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能であり、第1CPU11A及び第2CPU11Bに作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。例えば、RAM13は、第1CPU11AがOSを実行する際のシステム領域やワークエリアを提供したり、第2CPU11Bが特定のプログラムを実行する際の記憶領域を提供したりする。
記憶部14は、第1CPU11A及び第2CPU11Bそれぞれからデータの読み出し及び書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。記憶部14には、スマートフォンに類する各種機能や腕時計の機能等において生成された各種データ(各種設定内容のデータ等)が記憶される。
ドライブ16には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア41が適宜装着される。リムーバブルメディア41は、各種センサによって検出されたデータ等の各種データを記憶することができる。
タッチパネル17は、第2表示部24の表示画面上に設けられた静電容量方式または抵抗膜式等のタッチパネルである。タッチパネル17は、操作面に対するユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた信号を発生させて、入力信号として第1CPU11Aに出力する。
第1表示部18は、有機ELディスプレイ(OLED)によって構成され、第1CPU11Aの制御に従って、各種情報を表示画面に表示する。
第1入力部19は、音声を電気信号に変換するマイクを備え、入力された音声(操作のための音声コマンド等)を示す信号を第1CPU11Aに出力する。
ブルートゥース(登録商標)用アンテナ20は、ブルートゥース(登録商標)の規格に基づく電磁波を送受信するアンテナであり、例えばモノポールアンテナ等によって構成される。ブルートゥース(登録商標)用アンテナ20は、ブルートゥース(登録商標)モジュール21から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換してブルートゥース(登録商標)モジュール21に出力したりする。
ブルートゥース(登録商標)モジュール21は、第1CPU11Aの指示に従って、ブルートゥース(登録商標)用アンテナ20を介して他の装置に信号を送信する。また、ブルートゥース(登録商標)モジュール21は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1CPU11Aに出力する。
無線LANアンテナ22は、無線LANモジュール23によって利用される無線通信に対応した周波数の電波を受信可能なアンテナであり、例えばループアンテナやロッドアンテナによって構成される。無線LANアンテナ22は、無線LANモジュール23から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換して無線LANモジュール23に出力したりする。
無線LANモジュール23は、第1CPU11Aの指示に従って、無線LANアンテナ22を介して他の装置に信号を送信する。また、無線LANモジュール23は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1CPU11Aに出力する。
第2表示部24は、部分的にまたは全体的に光を透過可能なPDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)ディスプレイから構成され、第2CPU11Bの制御に従って、各種情報を表示画面に表示(ここではセグメント表示)する。
本実施形態において、第2表示部24であるPDLCディスプレイは、図3Bに示すように、上述した第1表示部18である有機ELディスプレイの表示画面上に積層されている。このPDLCディスプレイは、電位が掛けられていない部位では液晶分子が不規則に並び、光を反射するようになっている。つまり、この電位が掛けられていない部位において、PDLCディスプレイによる表示がなされることとなる。一方、電位が掛けられた部位では、液晶分子が表示画面に対して垂直に整列するので、光を透過可能となっている。つまり、この電位が掛けられた部位では、上述の有機ELディスプレイからの光を透過可能となるので、当該PDLCディスプレイを介して当該有機ELディスプレイによる表示を視認することができる。即ち、電子機器1の表示領域では、第1表示部18による表示に第2表示部24による表示を重ね合わせた状態で表示することができるようになっている。
脈拍センサ25は、電子機器1の裏面側(ユーザの腕に面する側)に設置され、電子機器1が装着されたユーザの脈拍を検出する。
地磁気センサ26は、地磁気の方向を検出し、検出した地磁気の方向を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
加速度センサ27は、電子機器1における3軸方向の加速度を検出し、検出した加速度を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
ジャイロセンサ28は、電子機器1における3軸方向の角速度を検出し、検出した角速度を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
照度センサ29は、第1表示部18の裏面側の所定箇所に設置され、電子機器1の表示領域における明るさ(照度)を検出し、検出した明るさを示す情報を第2CPU11Bに出力する。第1CPU11A及び第2CPU11Bは、後述するように、照度センサ29によって検出された明るさに基づいて、第1表示部18の表示画面の輝度を調整する処理(後述する輝度制御処理)を実行する。
図3Aは、電子機器1の表示領域における照度センサ29の設置形態を示す模式図である。また、図3Bは、図3AにおけるX−X’断面を示す模式図である。
図3Aに示すように、照度センサ29は、第1表示部18及び第2表示部24の表示領域における所定箇所(図3Aにおいては、破線で示す中央右下の位置)に設置される。
また、図3Bに示すように、電子機器1の表示領域は、表面側からカバーガラスCG、タッチパネル17、第2表示部24、第1表示部18、黒色シートBS、メイン基板MBの順に積層された断面構造を有している。
これらのうち、黒色シートBSは、第2表示部24及び第1表示部18を透過して視認した場合の発色を調整する部材であり、本実施形態では、黒色が視認される構成となっている。また、黒色シートBSの一部には、貫通穴Hが形成されており、この貫通穴Hの中に照度センサ29が設置されている。そのため、照度センサ29には、電子機器1の表示領域における表面側から光が入射する構造となっており、電子機器1が明るい外光下に置かれ、表示領域の照度が高くなっていることや、電子機器1のタッチパネル17をユーザが指で操作し、指によって覆われることで表示領域の照度が低くなっていること等を検出することができる。
図2に戻り、第2入力部30は、各種ボタンで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
GPSアンテナ31は、GPSにおける衛星から発信される電波を受信して電気信号に変換し、変換した電気信号(以下、「GPS信号」と称する。)をGPSモジュール32に出力する。
GPSモジュール32は、GPSアンテナ31から入力されたGPS信号に基づいて、電子機器1の位置(緯度、経度、高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール32は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を第2CPU11Bに出力する。
[動作原理]
以下では、上述のハードウェア構成を有する電子機器1の機能的構成を説明するが、これに先立って、本実施形態に係る電子機器1の動作原理について概説する。
図4は、受光面が液晶等に覆われた、照度センサの出力特性の一例を示すグラフである。横軸は照度センサが受光する外光量であり、縦軸は受光した外光量に応じた出力値である。以下では簡単のために、出力値を単に照度と称するが、出力値として取得される値は、電流や電圧等の如何なる値であっても良い。
図4に示される実測線a、b、c、又はdは、実測値の一例である。実測線a、b、c、又はdは、各々異なる温度条件下で測定された実測値を示すものと仮定する。一般的な照度センサは、フォトダイオードを備えるが、受光面が液晶等に覆われており、この液晶等の透過特性に応じて外光が遮られる。このため、外光量が小さい領域においては、照度センサの特性も作用し合い、測定照度は外光量に対して変化がより少なくなる。図4における、外光量が「0」から「Lth」の間の領域で照度がほぼ横ばいに近くなる現象が生じている。
一方、外光量が増加して、所定の閾値「Lth」(以下、「第1閾値Lth」と称する。)を超えると、照度は、例えば指数関数的かそれ以上に、急激に増大する。このため、外光量が大きい条件下で照度センサが使用されると、外光量が大きい領域においては、照度センサの出力が飽和する可能性が生ずる。照度センサの出力が飽和すると、外光量の変化に応じた照度の値の変化はほぼ生じない。
従って、表示部の裏側に照度センサを配置されてなる電子機器にとって、外光量が小さい屋内や、外光量が大きい屋外といった多様な使用環境下で、外光量に応じた表示部の輝度を最適化することは難しく、結果として、最適な視認性の確保が困難となる。そこで、ユーザが多様な使用環境下においても、最適な視認性を確保するために、本実施形態に係る電子機器1は、以下の動作を行う。
まず、電子機器1は、センサ出力が飽和する可能性のある、外光量が第1閾値Lth以上の領域(以下、「飽和領域」と称する。)において、後述の液晶シャッタを一時的に閉めることにより、照度センサの受光量を一時的に低減し、出力特性を外光量が第1閾値Lthよりも小さい領域(以下、「非飽和領域」と称する。)へ移行させる。これにより、照度センサの出力の飽和が防止される。
そして、電子機器1は、液晶シャッタにより低減させた外光量に応じたセンサ出力に対して、外光量が飽和領域に相当する場合のゲインを与えることによって、理想的な出力値を得る。
一方、外光量が第1閾値Lthより小さい非飽和領域では、センサ出力の飽和のおそれはない。従って、電子機器1は、液晶シャッタを閉じることなく、得られたセンサ出力に対して、外光量が非飽和領域に相当する場合のゲインを与えることによって、理想的な出力値を得る。
このように、センサ出力に対して、適切なゲインが与えられることによって、広範な外光量に対して理想的なセンサ出力が得られる。ここで、理想的なセンサ出力とは、例えば理想出力線rに示される線形的な出力である。
なお、上記のゲイン、即ち、飽和領域と非飽和領域とのゲインは、同一の関数で構成されてもよく、必ずしも領域ごとに異なる関数を用いる必要はない。
なお、第1閾値Lthは、照度センサの使用条件、例えば温度などにより多少の変化を有する。図示の通り、センサ出力が急激に増大する外光量は、実測線a〜d毎に異なる。従って、第1閾値は、このように複数の実測値の統計に基づいて定められることが望ましい。例えば、第1閾値Lthは、実測線a〜dのばらつきが所定値以上となる時の外光量と定める。
[機能的構成]
次に、上記動作原理に基づく電子機器1の機能的構成について説明する。
図5は、図2の電子機器1の機能的構成のうち、輝度制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
輝度制御処理とは、照度センサ29によって検出された照度に基づいて、第1表示部18の表示画面の輝度を制御する一連の処理である。
輝度制御処理が実行される場合、図5に示すように、第1CPU11Aにおいて、照度情報取得部51と、輝度制御部53と、が機能し、第2CPU11Bにおいて、センサ情報取得部61と、外光量判定部62と、透過率制御部63と、が機能する。
センサ情報取得部61は、照度センサ29によって検出された外光量に応じた値、照度等、及び各種センサによって検出された光に関する情報を取得する。
外光量判定部62は、センサ情報取得部61において取得された、外光量に応じた値に基づいて、外光量を導出する。例えば、外光量判定部62は、電子機器1の表示領域に入射する外光量が、予め設定された第1閾値Lth以上か否かの判定を行う。
透過率制御部63は、外光量判定部62の結果に基づいて、第2表示部24の透過率を制御する。透過率制御部63は、PDLCディスプレイに掛ける電位を変化させることによって透過率を制御する。即ち、電位の変化に伴って、液晶分子の配列が変更することにより、第2表示部24は、光を透過する状態(以下、「液晶シャッタの開状態」と称する。)、又は光の一部を遮る状態(以下、「液晶シャッタの閉状態」と称する。)に変化する。ここで、液晶シャッタの閉状態における透過率は、第1所定値未満であり、又、液晶シャッタの開状態における透過率は、第1所定値以上の値である。
照度情報取得部51は、第2CPU11Bのセンサ情報取得部61によって検出された照度を取得する。照度情報取得部51は、取得した照度に応じて、センサ出力値を理想的な値に換算する。例えば、照度情報取得部51は、図4に示される、実測線a〜dに示される本来の出力値を、理想出力線rに示される理想的な値に換算する。この場合、理想的な値とは、外光量の変化に対して線形に変化する値である。換算には、例えば対数関数などが含まれるゲインが利用される。
輝度制御部53は、照度情報取得部51によって取得された照度に基づいて、第1表示部18の輝度を制御する。即ち、輝度制御部53は、電子機器1が明るい(照度が高い)環境に置かれている場合、表示画面が相対的に暗くなり、視認し難くなること防ぐため、検出された照度に応じた高い輝度に第1表示部18の輝度を制御する。一方、輝度制御部53は、電子機器1が暗い(照度が低い)環境に置かれている場合、表示画面が過度に明るくなり、必要以上の消費電流を防ぐため、検出された照度に応じた低い輝度に第1表示部18の輝度を制御する。なお、照度に対応する輝度の値は、例えば、テーブル形式のデータあるいは所定の関数として電子機器1に保持されており、輝度制御部53は、これらテーブル形式のデータまたは所定の関数を適宜参照して輝度を制御する。
[動作]
図6は、図5の機能的構成を有する、図1の電子機器1が実行する輝度制御処理の流れを説明するフローチャートである。
輝度制御処理は、例えば、電子機器1の電源投入と共に開始され、電子機器1の電源をオフする操作が行われた場合に終了する。
ステップS11において、センサ情報取得部61は、照度センサ29によって検出された外光量に応じた値を取得する。なお、このステップS11の段階では液晶シャッタは開状態となっている。開状態における、表示部24の透過率は、第1所定値以上である。
ステップS12において、外光量判定部62は、取得された外光量に応じた値から導出される外光量が、第1閾値Lthよりも大きいか否か判定する。外光量判定部62は、外光量が第1閾値Lthよりも大きいと判定すると、処理はステップS13へ進む。
ステップS13において、透過率制御部63は、第2表示部24であるPDLCディスプレイの透過率を制御する。即ち、透過率制御部63は、PDLCディスプレイに電位を掛けない制御を行うことによって、第2表示部24が光を反射する状態に制御する。つまり、透過率制御部63は、液晶シャッタを、PDLCディスプレイにおいて表示がなされている閉状態にする。
液晶シャッタの閉状態において、照度センサ29へ入射する外光の一部は、第2表示部24のPDLCディスプレイによって遮られ、照度センサ29へ入射する外光量は低減する。閉状態における、表示部24の透過率は、第1所定値未満である。
ステップS12において外光量が第1閾値Lthよりも小さいとき、又は、ステップS13において液晶シャッタが閉状態となるとき、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、照度センサ29は再び照度を検出する。センサ情報取得部61が、照度センサ29によって検出された照度を示す値を取得すると、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、輝度制御部53は、照度を示す値に基づいて、第1表示部18である有機ELディスプレイの輝度を制御する。
ステップS15における輝度の制御では、以下の2つの場合が考えられる。
第一の場合は、外光量が第1閾値よりも小さい場合である。
第一の場合では、液晶シャッタが開状態であり、照度センサ29には、外光が液晶シャッタに遮られないで入射する。図4のグラフにおいては、横軸の外光量が「0」〜「Lth」の非飽和領域である。この領域の照度センサの出力値の変化は、外光量の変化に対して小さい。
従って、照度情報取得部51は、センサ情報取得部61から取得した出力値に、例えば非飽和領域に応じたゲインを与えることによって、外光量に応じた理想的な値に換算する。輝度制御部53は、換算された理想的な値に基づいて、第1表示部18の輝度を制御する。理想的な値とは、例えば、図4の理想出力線rに示されるような、外光量の変化に対して線形に変化する値であるが、換算には他の関数が用いられてもよい。
第二の場合は、外光量が第1閾値よりも大きい場合である。
このとき、液晶シャッタが閉状態であり、照度センサ29には、PDLCディスプレイによって遮られてもなお透過する、外光の一部の光が入射する。
従って、液晶シャッタが閉状態のとき、照度センサ29の出力値は、実際の外光量の一部の光量に応じた値となる。即ち、照度センサ29の出力値は、図4のグラフにおける、横軸の外光量が「0」〜「Lth」の飽和領域に応じた出力値となる。
このとき、照度情報取得部51は、センサ情報取得部61から取得した出力値に、例えば飽和領域に応じたゲインを与えることによって、外光量に応じた理想的な値に換算する。輝度制御部53は、換算された理想的な値に基づいて、第1表示部18の輝度を制御する。
なお、上記の第一の場合と第二の場合におけるゲイン、即ち、飽和領域と非飽和領域とのゲインは、同一の関数で構成されてもよく、領域ごとに必ずしも異なる関数を用いる必要はない。例えば、関数を統一することによって、処理負担が軽減される効果がある。
ステップS15において、輝度が制御されると、処理はステップS16に進む。ステップS16では、電源がオフされたか否かの判定が行われる。電源がオフされたと判定されると、輝度制御処理は終了する。ステップS15において、電源がオフされていないと判定された場合には、電源がオフされるまで、ステップS11〜S15の処理が繰り返される。
このように、本実施形態では、外光量が第1閾値よりも大きい場合、液晶シャッタを閉状態とすることによって、照度センサ29への受光量が低減されるとともに、外光量に応じたゲインを与えることによって、精度の高いセンサ出力値を得ることが可能となる。精度の高いセンサ出力値が得られることによって、第1表示部である有機ELディスプレイの輝度の調整精度が向上する。
以上のように構成される電子機器1は、第1表示部18と、照度センサ29と、輝度制御部53と、透過率制御部63と、を備える。
照度センサ29は、第1表示部18の表示面の背面側に配置される。
輝度制御部53は、照度センサ29によって検出された光に関する情報に基づいて、表示面の輝度を制御する。
透過率制御部63は、光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値Lth以上の場合、第2表示部24の液晶シャッタを閉状態となるように制御する。すなわち、第2表示部24の透過率を第1所定値未満になるように制御する。
これにより、外光量が大きい場合でも、外光量によらず、適切に表示部の輝度を調整することが出来る。
透過率制御部63は、照度センサ29により検出された光に関する情報が第1閾値Lth未満の場合、第2表示部24の液晶シャッタを開状態となるように制御する。換言すれば、光に関する情報が第1閾値以上の場合の第2表示部24の透過率よりも透過率が高くなるように制御する。即ち、第2表示部24の透過率を第1所定値以上の値になるように制御する。
これにより、外光量が小さい場合でも、外光量によらず、適切に表示部の輝度を調整することが出来る。
表示部は、第1表示部18と、第2表示部24と、を含み、
輝度制御部53は、照度センサ29において検出された光に関する情報に基づいて、第1表示部18の輝度を制御し、透過率制御部63は、第2表示部24の透過率を制御する。
これにより、液晶ディスプレイと有機ELディスプレイとを備える電子機器1に対しても本発明を適用することが出来る。
透過率制御部63が、第2表示部24の液晶シャッタを閉状態となるように制御するとき、即ち、光に関する情報が第1閾値未満の場合の第2表示部24の透過率よりも低くなるように制御する時、輝度制御部53は、第1表示部18の輝度を低下させる。
これにより、より精度よく外光量を検出することが出来るため、第1表示部である有機ELディスプレイの輝度精度が向上する。
透過率制御部63は、液晶シャッタを瞬間的に閉じ、液晶シャッタが閉じた瞬間に、光に関する情報が検出される。
これにより、ユーザは液晶シャッタの開閉動作が視認しづらくなるため、表示面の美観性が損なわれない。
透過率制御部63が液晶シャッタを開閉する領域は、ユーザが視認し難い領域に設けられる。
これにより、ユーザは液晶シャッタの開閉動作が視認しづらくなるため、表示面の美観性が損なわれない。
[変形例]
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
他の変形例として、透過率制御部63が、第2表示部24の液晶シャッタを閉状態とするとき、輝度制御部53は、第1表示部18の輝度を低下させる構成であってもよい。
第1表示部18の輝度が低下することによって、照度センサ29に入射する光量が外光量により近くなるため、照度センサ29の出力精度がより向上する。
また、上述の実施形態では、電子機器1は第1表示部18と第2表示部24とを備えるものとしたが、それに限らず、電子機器1は第1表示部18のみを備えるものであってもよい。
或いは、電子機器1は、第2表示部24のみを備える構成であってもよい。この構成では、第2表示部24のPDLCディスプレイは、第1表示部18と同様の機能、例えば時計表示等の機能を備え、且つ液晶シャッタ機能も備える構成である。
この場合、電子機器1は、
第2表示部24と、
第2表示部24の表示面の背面側に配置された照度センサ29と、
照度センサ29によって検出された照度に基づいて、第2表示部24の表示面の輝度を制御する制御部(図示せず)と、
照度センサ29により検出された照度が第1閾値「Lth」以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように、即ち、液晶シャッタを閉状態となるように制御する、透過率制御部63と、を備える。
透過率制御部63は、液晶シャッタを瞬間的に開閉状態に切り替え、切り替えた瞬間に照度センサ29が照度を検出してもよい。
瞬間的に切り替えが行われるため、ユーザが液晶シャッタの切り替えに気が付かない利点がある。なお、液晶シャッタが設けられる領域が一部、例えば、照度センサ29を覆う小領域であってもよい。これにより、ユーザはより液晶シャッタの動作を視認しづらくなるため、表示面の美観が損なわれない利点がある。
また、上述の実施形態では、電子機器1のCPU11は第1CPU11Aと第2CPU11Bとからなるものとしたが、それに限らず、CPU11は第1CPU11Aの機能と第2CPU11Bの機能の両方を備える1つのCPUであってもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される電子機器1は、デジタルカメラ腕時計型の装置(スマートウォッチ等)を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、輝度調整機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
また、上述の実施形態では照度センサ29により検出された照度を用いて表示部の明るさを調整するものであったが、それに限らず、その照度を用いて表示部とは異なる他の構成を制御するようなものであってもよい。
なお、液晶シャッタの閉状態における透過率は、第1所定値未満であり、又、液晶シャッタの開状態における透過率は、第1所定値以上の値であるが、第1の所定値は、可変であってもよい。例えば、第1の所定値は、液晶シャッタが完全に閉まった状態の透過率、液晶シャッタが50%閉まった状態の透過率、又は、液晶シャッタが40%閉まった状態の透過率、等、この値に限らず任意の値に定められてもよい。
なお、照度センサ29は、上述の実施形態において、第1表示部18の裏面に設けられているが、照度センサ29の位置は、必ずしもこれに限られない。例えば、照度センサ29は、第1表示部18と第2表示部24との間に設けられてもよい。或いは、表示部が一つしか備えられない構成においては、照度センサ29は、その表示部の裏面に設けられれば良い。
また、第1閾値Lthは、図4では一つの値であるが、第1閾値Lthは所定の幅を有する値であってもよい。即ち、外光量が所定の範囲の値である場合に、透過率制御部63が液晶シャッタを閉状態とする構成としてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図5の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が電子機器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア41により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア41は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部14に含まれる半導体メモリ等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
表示部と、
前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御部と、
前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御部と、
を備えることを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記第2制御部は、前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値未満の場合、当該光に関する情報が第1閾値以上の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が高くなるように制御することを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記表示部は、第1表示部と、第2表示部と、を有し、
前記第1制御部は、前記光検出部において検出された光に関する情報に基づいて、前記第1表示部の輝度を制御し、
前記第2制御部は、前記第2表示部の透過率を制御することを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
[付記4]
前記第2制御部が、前記第2表示部の透過率を、前記光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも低くなるように制御するとき、
前記第1制御部は、前記第1表示部の輝度を低下させることを特徴とする付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記第2制御部は、前記透過率を瞬間的に変化させ、
前記透過率が変化した瞬間に、前記光に関する情報が検出されることを特徴とする付記1乃至4の何れか一に記載の電子機器。
[付記6]
前記第2制御部が透過率を変化させる領域は、ユーザが視認し難い領域に設けられることを特徴とする付記1乃至5の何れか一に記載の電子機器。
[付記7]
表示部と、
前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
を有する電子機器が実行する輝度制御方法であって、
前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御ステップと、
前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御ステップと、
を含むことを特徴とする輝度制御方法。
[付記8]
表示部と、
前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
を有する電子機器を制御するコンピュータに、
前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御機能と、
前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・電子機器,11・・・CPU,11A・・・第1CPU,11B・・・第2CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・記憶部,15・・・RTC部,16・・・ドライブ,17・・・タッチパネル,18・・・第1表示部,19・・・第1入力部,20・・・ブルートゥース(登録商標)用アンテナ,21・・・ブルートゥース(登録商標)モジュール,22・・・無線LANアンテナ,23・・・無線LANモジュール,24・・・第2表示部,25・・・脈拍センサ,26・・・地磁気センサ,27・・・加速度センサ,28・・・ジャイロセンサ,29・・・照度センサ,30・・・第2入力部,31・・・GPSアンテナ,32・・・GPSモジュール,41・・・リムーバブルメディア,CG・・・カバーガラス,BS・・・黒色シート,MB・・・メイン基板,H・・・貫通穴,51・・・照度情報取得部,52・・・操作判定部,53・・・輝度制御部,61・・・センサ情報取得部

Claims (8)

  1. 表示部と、
    前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
    前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御部と、
    前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2制御部は、前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値未満の場合、当該光に関する情報が第1閾値以上の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が高くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示部は、第1表示部と、第2表示部と、を含み、
    前記第1制御部は、前記光検出部において検出された光に関する情報に基づいて、前記第1表示部の輝度を制御し、
    前記第2制御部は、前記第2表示部の透過率を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第2制御部が、前記第2表示部の透過率を、前記光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも低くなるように制御するとき、
    前記第1制御部は、前記第1表示部の輝度を低下させることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第2制御部は、前記透過率を瞬間的に変化させ、
    前記透過率が変化した瞬間に、前記光に関する情報が検出されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 前記第2制御部が透過率を変化させる領域は、ユーザが視認し難い領域に設けられることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の電子機器。
  7. 表示部と、
    前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
    を有する電子機器が実行する輝度制御方法であって、
    前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御ステップと、
    前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御ステップと、
    を含むことを特徴とする輝度制御方法。
  8. 表示部と、
    前記表示部の表示面の背面側に配置された光検出部と、
    を有する電子機器を制御するコンピュータに、
    前記光検出部によって検出された光に関する情報に基づいて、前記表示面の輝度を制御する第1制御機能と、
    前記光検出部により検出された光に関する情報が第1閾値以上の場合、当該光に関する情報が第1閾値未満の場合の前記表示部の透過率よりも当該透過率が低くなるように制御する第2制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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