JP2019166248A - 小物入れ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】化粧品等の小物類が洗面化粧台のボウル部に落下しにくい小物入れ具を提供する。【解決手段】載置部301に略水平に取り付ける小物入れ具1であって、載置部301の肩部310よりもはみ出す広さの底板部101を有する小物入れ部10と、吸盤20とからなり、小物入れ部10の後端部に載置部301に吸着した吸盤20に着脱可能に係止する係止部103を設け、肩部310よりもはみ出した底板部101に小物類が入れ置かれても、肩部310を支点として、吸盤20に上向きの引っ張り力が生じるようにする。【選択図】図1
Description
本発明は、洗面台のボウル部に面して設けられた小物類を置くことができる載置部に、着脱可能に取り付けて、小物類を入れ置くための小物入れ具に関する技術である。
通常、洗面台のボウル部に面して、後部左右の隅部や、後側部や、左右の側部等に、化粧品などの小物類や濡れ物などを置くことができる略水平な載置部が設けられている。過去には洗面などに固形石鹸が多用されていたため、滑り落ちぬように載置部が凹み状となっているものが多かったが、近年では液状石鹸等のポンプ容器が多くなってきたためか、衛生上や見た目上か、水や汚れが溜まりにくいように凹み状ではなく略水平状になっているものが多くなっている。
近年では、この略水平な載置部は平面視略直角三角形状や長方形状など様々であり、小物類を置けるようになっている。広い洗面室で大きなカウンター付きの洗面台の豪邸もあるが、多くの場合は載置部が大変狭いため多数の小物類を置くことは困難であった。洗面台の前に立って洗顔や化粧などに、ミラーキャビネットの小物棚や化粧品ボックスや化粧ポーチなどから取り出した洗顔、洗髪用、顔のスキンケアやベースメイクやメイクアップ用の化粧品やコンタクトレンズ容器など、人によって差があるものの、数多くの種類の小物類を狭い載置部に置こうとすると、多くは置き難いし、略水平とはいうものの、洗顔や手洗いで載置部に飛び散った水が溜まらないようにボウル部に向かって自然に流れるようなわずかな勾配がついていて、流れを邪魔しないように肩部に側壁等が設けられていないため、すぐにボウル部に落下するとか、陶磁器やセラミックや樹脂などでボウル部と載置部が一体的に形成された硬質でツルツルの面のため、ボウル部の底まで落下して困っていた。
また、載置部やボウル部にガラス容器のように硬いものが落下すると、傷が付いたり割れることさえあった。そして、倒れた容器内の化粧液やコンタクトレンズなどが排水栓に流れ落ちることもあった。それと、硬いガラス製容器を音を立てて置くとそのショックで載置部を傷つけることもあった。
それで、小物類を載置部に置く際には、音を立てぬようにして、滑らないようにそーっと置かねばならないなど、非常に気をつけねばならなかった。そのため、洗面化粧台の前で化粧をする女性たちは大変気を使い困っていたし、嫌がって他所で化粧する人もいた。又、近年では、男性も出勤の前に洗面化粧台の前で化粧をする人が多くなっているようではある。
それで、小物類を載置部に置く際には、音を立てぬようにして、滑らないようにそーっと置かねばならないなど、非常に気をつけねばならなかった。そのため、洗面化粧台の前で化粧をする女性たちは大変気を使い困っていたし、嫌がって他所で化粧する人もいた。又、近年では、男性も出勤の前に洗面化粧台の前で化粧をする人が多くなっているようではある。
また、独身女性が多く住むワンルームマンションなどに多い洗面とバスやトイレが一室に納められたユニットバスにおいては、洗面用品、浴用品、化粧品などの置き場が非常に少ないため、浴槽の略水平な上縁や便器の蓋にまで、各種シャンプーや歯磨き用具や化粧品などの小物類を置く人も多く、浴槽の水中や洗い場の床などに転落して大変困っていた。
それと、ファミリーマンションなどにおいて、年ごろの女性が複数いる家庭ではそれぞれの肌に合った化粧品や歯磨き用具などを使用するし、人の物を使いたくないため、化粧品などの種類や数量も膨大なものとなり区別しにくくなくなるので、それぞれ自分専用の小物入れ具が求められていた。
それと、ファミリーマンションなどにおいて、年ごろの女性が複数いる家庭ではそれぞれの肌に合った化粧品や歯磨き用具などを使用するし、人の物を使いたくないため、化粧品などの種類や数量も膨大なものとなり区別しにくくなくなるので、それぞれ自分専用の小物入れ具が求められていた。
吸盤を用いて石鹸置きをカウンター面に取り付ける技術があった。(特許文献1参照)。しかしながらこの石鹸置きを取り外す際には、石鹸置きH4をつかんで、無理やり引っ張って吸盤73をはがさねばならないので、取付け部がちぎれることもあった。又、石鹸のみを置ける広さの受け皿しかなかった。
また、天板に吸盤で受け皿を取り付ける技術があった。(特許文献2参照)。しかしながら、この受け皿取り外す際には、無理やり引っ張って外さねばならなかったし、天板面よりもはみ出る広い受け皿部を有するものではなかったし、この文献の図1に示される天板面よりもはみ出した部分は小物を置くためではなく、排水孔12のためのものであった。また、受け皿支持具17は吸盤13を引っ張り上げるときの支点となるものではなかった。
それと、吸盤で小物棚を壁面に取り付ける技術が多数あった。(特許文献3参照)。しかしながら、濡れた面に取り付けた吸盤は横滑りしやすいため、重いものを載せると落下する危険性があった。
そして、壁掛け棚Sを背板に設けた鍵孔状の透孔に、吸盤1で取り付けた様子が図1と段落0013に記載されている。(特許文献4参照)。浴室など濡れた壁面に吸着した吸盤は重いものを載せると横滑りにより、滑り落ちる可能性が大であった。
それから、洗面化粧台用トレイ4を洗面ボウル11の弧状底面に支持脚6で設置するという技術があった。(特許文献5参照)。しかしながら、このトレイ以外に支持脚61や上段部63などのかさばる部品があるし、ボウル部に水を溜めて洗顔の際には水没して邪魔になるし、非使用時の収納場所や複雑なネジ部の汚れ清掃などが困難なものとなっていた。
本発明はこのような問題点を改善しようとするものであり、載置部よりもはみ出す底板部を有する小物入れ部の後端部に設けた係止部を、載置部に吸着した吸盤に着脱式に係止して、小物類を多数入れ置いて、載置部の肩部のラインよりも前方にはみ出た底板部にも化粧品容器などの小物類が多数載って下向きの力が掛かったとき、吸着した吸盤の軸方向に上向きの引っ張り力が発生して、吸盤がはがれ取れにくい洗面台用の小物入れ具を提供するものである。
また、この技術は洗面台の載置部だけでなく台所や浴室や便所など、水使用室に設置された略水平でツルツルした陶磁器や金属や琺瑯やプラスチック製の器具面やタイル面などなら、どこにでも着脱式に取付けて利用できるものである。
また、この技術は洗面台の載置部だけでなく台所や浴室や便所など、水使用室に設置された略水平でツルツルした陶磁器や金属や琺瑯やプラスチック製の器具面やタイル面などなら、どこにでも着脱式に取付けて利用できるものである。
本発明の第1の課題解決手段は上記の目的を達成するために、洗面台のボウル部に面して設けられた載置部に略水平に設置して、小物類を入れ置くための小物入れ具であって、前記載置部の肩部よりもはみ出す広さの底板部とこの底板部の周囲に立設された側板部を備えた小物入れ部と、吸盤と、から構成され、この小物入れ部の後端部に設けた係止部を、前記載置部に吸着した前記吸盤に着脱可能に係止し、前記肩部よりも前方にはみ出した前記底板部に小物類が入れ置かれたときに、前記肩部を支点として、前記吸盤の軸部に上向きの引っ張り力が生じることを特徴とする小物入れ具としたものである。
本発明の第2の課題解決手段は上記の目的を達成するために、前記底板部の周囲の下面に突出する高台部を設け、前記高台部下端から前記底板部上面までの高さと、前記載置部に吸着した前記吸盤の下端から前記吸盤の頭部の下端までの高さと、を略同一として、前記載置部に吸着した前記吸盤に前記係止部を係止したときに、前記底板部が略水平に設置されることを特徴とする請求項1記載の小物入れ具としたものである。
本発明の第3の課題解決手段は上記の目的を達成するために、前記載置部に吸着した前記吸盤に係止した前記小物入れ部が前記吸盤を中心軸として略水平に回転可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の小物入れ具としたものである。
本発明の第4の課題解決手段は上記の目的を達成するために、前記底板部に排水のための水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の小物入れ具としたものである。
上記解決手段による効果は次のとおりである。
本発明の小物入れ具は、洗面化粧台の洗面台のボウル部に面して設けられた小物類などを載置するための載置部に、吸盤で着脱可能に設置されるものである。この小物入れ具の小物入れ部は洗面化粧台の載置部の肩部よりも前方のボウル部の方にはみ出る底板部と、小物入れ部周囲に立設された側板部を有している。洗面台に設けられた略水平な載置部に、横溝タイプの吸盤を押圧して吸着させる。この小物入れ部の後端部に設けた鍵孔状の係止部の挿通孔に前記吸盤の頭部を挿通して、スライドさせて係止部の係止溝に吸盤の頭部を係止すると、簡単に略水平に小物入れ部を取り付けることができる。それから、底板部に多数の小物類が入れ置かれ、載置部の端部の肩部よりも前方にはみ出た底板部にも、多数の化粧品などの小物類が入れ置かれて、このはみ出た底板部に下向きの荷重がかかったとき、この載置部の端部の肩部を支点にして、吸盤の頭部を持ち上げるように、上向きの引っ張り力が生じる。吸着した吸盤というものは軸方向の引っ張りには強い吸着力を有しているため、本発明の小物入れ部は、多数の化粧品などの容器を載せたくらいの荷重では、吸盤がはがれて取れることはなくなるものである。それと、側板部があるため転落防止柵となって、小物類がボウル部に落下しにくくなるものである。
底板部周囲の下面に突出して、陶器製茶碗の下部に設けられている高台のような高台部を高さ調節用兼補強用に設ける。高台部下端から底板部上面までの高さと、吸着した吸盤の吸着部の下端から頭部下端までの高さと、を略同一としているため、底板部を略水平に取り付けることができるものである。そのため、底板部に立てて置いた化粧品容器などの小物類が滑ったり転倒しにくくなるものである。この高台部は、載置部が水で濡れている場合に皿板部の裏面全域が濡れるのを防止する効果もあるものである。
載置部に吸着した吸盤を介して取り付けた小物入れ部は、傾斜部やボウル部に当たるまでは、吸盤の軸部を中心として略水平に回転移動することが可能である。そのため、洗顔や化粧の際に、自分の使い易い位置に小物入れ部を回転移動して使用できるので大変便利である。
また、係止部よりも遠い位置の底板部に水抜き孔を設けておけば、洗顔などの際に水が飛び散って小物入れ部に入ったときに、自然に抜けるし、多く入ったときには側板部を指先で下方に押したら、塩化ビニルなどの柔軟性素材より成る吸盤の吸着部や軸部や横溝部などが少し伸長して、水抜き孔の方が下がるため簡単に排水することができるものである。そのため、小物類を全て取り出して小物入れ部をひっくり返して水を捨てるというようなめんどうな作業が必要なくなるものである。
それと、載置部に吸着した吸盤の吸着部の厚さがわずかにあるため、これが高台部の下に敷かれるようだと、後端部がわずかに持ち上がって、底板部がわずかに前方に傾斜することになるが、小物類が滑って移動するほどのことはないものである。また、前もってこの高台部を部分的に吸着部の厚さ分だけ切欠いた切欠き部を設けておけばこのようなことは簡単に防げるものである。
それと、この高台部の高さを前方に向かって次第に高くなるようにつくっておけば、皿板部の前方が少し持ち上がった状態になるため、小物類を載せたときに略水平になるようにしておいても良いものである。
それと、この高台部の高さを前方に向かって次第に高くなるようにつくっておけば、皿板部の前方が少し持ち上がった状態になるため、小物類を載せたときに略水平になるようにしておいても良いものである。
また、底板部の周囲の上面に突出する側板部を設けて箱形状の小物入れ部としたならば、側板部がシンプル、上品、高級感やオシャレ感やかわいらしさ等を演出するデザイン要素となりうるし、側板部の高さ程度の化粧品容器などを立てて入れ置いたとき、化粧中に、仮に手などが当たって倒れても側板部に倒れ掛かって止まり、転落を防ぐ落下防止壁となるものである。また、この側板部は高台部と共に底板部が撓むのを防止する補強材にもなるものであり、化粧品容器などを底板部に立てて入れ置くのに好適な形状といえるものである。もちろん、細長形状の小物類は寝かせたり、側板に立て掛けたりして入れ置いても良いものである。
それと、この側板部の高さを比較的低く形成すれば、皿形状の小物入れ部となって、比較的に高さの低いクリーム容器などを入れ置いたり、口紅や眉墨や歯ブラシのように先端部が丸かったり、縦長状で立てて置きにくい小物類などを寝かせて入れ置く場合に好適な形状であり、仮に手が当たって転がっても、側壁に守られて落下することがないものである。
載置部に吸着した吸盤に小物入れ部の係止部を係止して、着脱式に取り付けて、化粧中に化粧品等を入れ置いて使用するのが本発明の主目的であるが、化粧終了時には化粧品を入れ置いたまま取り外して、別の場所に移動して、自分専用の小物類の収納容器としても利用可能であり、持ち運ぶ際に揺れて小物類が中で倒れても側板部に守られて落下することがなく、非常に便利な小物入れ具となるものである。箱形状の小物入れ部の側板部に手持ち部を設けたら持ちやすくなるものである。
載置部に吸着した吸盤に小物入れ部の係止部を係止して、着脱式に取り付けて、化粧中に化粧品等を入れ置いて使用するのが本発明の主目的であるが、化粧終了時には化粧品を入れ置いたまま取り外して、別の場所に移動して、自分専用の小物類の収納容器としても利用可能であり、持ち運ぶ際に揺れて小物類が中で倒れても側板部に守られて落下することがなく、非常に便利な小物入れ具となるものである。箱形状の小物入れ部の側板部に手持ち部を設けたら持ちやすくなるものである。
皿形状や箱形状の小物入れ部部の底板部の平面形状は略五角形状、略四角形状、略三角形状、略円形状、略ダルマ形状、略ハート形状等々で、側板部や高台部や底板部がプラスチックなどで一体的に形成されていて撓みに関しての強度を発揮するものである。近年の様々な平面形状の載置部を有する洗面台に適合する形状に製造可能なものである。
そして、近年のプラスチック加工技術の向上により、従来の安っぽさを感じるプラスチック製ではなく、デパートなどの化粧品売り場で販売可能な高級感あふれる製品とすることも可能になるものである。また、インターネット販売などにより、その長所を宣伝することができやすくヒット商品になりうるものである。そして洗面化粧台で化粧する女性たちに大変便利で喜ばれる商品になりうるものである。そのため、洗面化粧台での化粧を嫌がっていた忙しい女性が洗面化粧台で化粧をする手助けをする製品にもなるであろう。
そして、近年のプラスチック加工技術の向上により、従来の安っぽさを感じるプラスチック製ではなく、デパートなどの化粧品売り場で販売可能な高級感あふれる製品とすることも可能になるものである。また、インターネット販売などにより、その長所を宣伝することができやすくヒット商品になりうるものである。そして洗面化粧台で化粧する女性たちに大変便利で喜ばれる商品になりうるものである。そのため、洗面化粧台での化粧を嫌がっていた忙しい女性が洗面化粧台で化粧をする手助けをする製品にもなるであろう。
それと、前述の鍵孔状の係止部は設けないで、底板部周囲の側板部の後端部に二股状の係止部を設けても良い。二股状の爪部の間に係止溝を形成し、吸着した吸盤の横溝部に、この係止溝部を後方にスライドして係止して、小物入れ部を取り付けても良いものである。しかし、小物類を底板部前方の肩部よりもはみ出た部分に置いたときに、係止部に上方に引っ張り上げる力と共に、前方に移動しようとする力が発生して二股部が抜け落ちる可能性があるため、二股状の係止爪部の先端を少し上向きに曲げておくと抜け落ちにくくなるものである。小物入れ部を取り付ける際には少し掬い上げるようにしてスライドすると良いものであるし、取り外す際にはその逆にすれば簡単に外すことができるものである。
本発明の洗面台用の小物入れ具は、小物入れ部と吸盤とから成るものであり、シンプルな構成のため、取り外す際には、小物入れ部を前記よりも逆方向にスライドして吸盤の頭部を係止部から上方に持ち上げると難なく取り外すことが可能である。そして、非使用時にはこの小物入れ部を壁際に立てかけて置くことも可能であるし、ミラーキャビネットの小物棚に収納可能な大きさとしてもいいし、この小物入れ部を平らなカウンターなどに置いて化粧品や歯みがき用具などの収納容器などとして利用することも可能なものである。又、高台部に段差をつけて(不図示)積み重ねて置けるようにしたら、省スペースな収納容器にできるものである。載置部から取り外した吸盤は紛失しやすいので、上下逆さにして小物入れ部の中に入れて横溝部を係止溝に嵌めておいたら紛失しないものである。このように、載置部に吸盤で取り付けた使用時でも、載置部から取り外した非使用時でも利用することができて非常に便利なものである。複数の女性がいる家庭では、各人の専用の小物入れ具として、色違い、形状違いなどにより、区分けして使用することもできて便利なものである。
忙しい女性にとって、洗面化粧台での洗髪や洗顔後、続いてお化粧すれば時間的にも効率的でいいのに、化粧品や卓上鏡を持ってまだ食器類が片づけてないような食卓などに移動してお化粧する人も多いようである。理由を聞いてみると、洗面化粧台だと、載置部が狭いため使用する化粧品を全部置くことが困難とか、置くとすぐにボウル部に落下して、傷つけたり、レンズが流れたり、朝からイライラすることが多くなるで、洗面化粧台での化粧を嫌がる人が多いようである。本発明の小物入れ具はこのような問題点も解決して、洗面台でお化粧する人を増やすことができるものである。
以下、本発明の実施例について、図1〜図12に基づいて説明する。
図1に示す実施例は、洗面台30の左側と右側の後部の載置部301に本発明の小物入れ具1を設置したところを示す斜視図である。図1〜図3(a)のように右側の載置部301には、肩部310よりも前方にはみ出した底板部101を有し、この底板部101の後端部に設けた係止部103が、箱形状の小物入れ部10を吸盤20を介して着脱式に取り付けられている。
側板部102の高さは、立てて置く場合の化粧品の高さ程度からその半分程度の30mm〜150mm程度が好都合である。もちろん、細長い容器を寝かせて入れ置いても構わない。又、側板部102の上端部を図3(a)のように外側に少し折り曲げておくと、側板部の補強になるし、手で持つ際に落下しにくく把持しやすくなるものである。
それと、図示はしていないが、この小物入れ部10の上部の開口部の形状寸法を、下部の高台部106がちょうど嵌り込む形状寸法としたら、複数の小物入れ部10を積み重ねることが可能であり、小物類401を寝かせたり立てたりして中に入れたまま積み重ねて、数多くの小物類の収納容器として使用できて大変便利である。
側板部102の高さは、立てて置く場合の化粧品の高さ程度からその半分程度の30mm〜150mm程度が好都合である。もちろん、細長い容器を寝かせて入れ置いても構わない。又、側板部102の上端部を図3(a)のように外側に少し折り曲げておくと、側板部の補強になるし、手で持つ際に落下しにくく把持しやすくなるものである。
それと、図示はしていないが、この小物入れ部10の上部の開口部の形状寸法を、下部の高台部106がちょうど嵌り込む形状寸法としたら、複数の小物入れ部10を積み重ねることが可能であり、小物類401を寝かせたり立てたりして中に入れたまま積み重ねて、数多くの小物類の収納容器として使用できて大変便利である。
また、図1の左側の載置部301には、皿形状の小物入れ部10を取り付けている。肩部310よりも前方にはみ出した底板部101を有していて、この底板部101の後端部に設けた係止部103が、載置部301に吸着した吸盤20に着脱式に係止されている。この皿形状の小物入れ部10は高さの比較的低い化粧品の容器類や、立てて置くことが困難な細長形状の容器類を寝かせて置くのに好適な形状の小物入れ具1である。側板部102の高さは3mm〜30mm程度が好都合である。
図2、図3(a)に示す実施例は、図1において、右側の載置部に取り付けた細長い箱形状の小物入れ具1を洗面台30に取り付けた本発明の実施例を示す平面図とA-A部の断面図あるが、紙面の都合上洗面台30の右半分を図示して、右側の載置部301に箱形状の小物入れ具1を設置した説明図である。この場合は洗面台30の載置部301は平面視略直角三角形状となっている。載置部301に吸着した吸盤20の横溝部203に、小物入れ部10の係止溝105が係止され、小物入れ部10が着脱自在に取り付けられている。小物入れ部10の底板部101は平面視略長四角形状をしていて、洗面台30に設けられた狭い載置部301よりもボウル部302の方へはみ出して広くなったため、化粧品などの小物類401が数多く入れ置けるようになったものである。
それと、図9(b)のように、係止溝105と横溝部203の間には隙間がわずかにあるため、図2の2点鎖線の矢印に示すように、小物入れ部10は吸盤20の軸部202を中心として、傾斜部309や金具、或いはボウル部302に当たるまでは、任意の角度で回転することが可能であり、洗顔や化粧作業中に、小物類を載せたまま指先で簡単に自分の使い易い位置に水平に回転移動することができて非常に便利である。ボウル部302にお湯を溜めての洗顔中には、洗面台の身体に近い前方のボウル部で洗顔するため、後部側(破線で示すイの位置)に移動した方が手や顔が当たらないし、飛び散った洗顔水も小物入れ部10に入りにくいので好都合であり、鏡を見ながらの化粧作業中には、身体に近い前部側(破線で示すロの位置)に移動した方が小物類401の出し入れがし易く好都合である。それと、右利きの人は右側の載置部に、左利きの人は左側の載置部に設置すると使い易いものである。
そして、化粧中に顔は鏡の方へ向けたまま、手で、図2のロの位置に移動した小物入れ部10に小物類を出し入れする際に、なるたけ身体に近い底板部101の方が出し入れし易いため、肩部301よりもはみ出た底板部101に小物類401を多く入れ置くようになり、図3(a)に示すように、肩部301よりもはみ出た底板部101に下向きにLなる荷重がかかり、肩部310を支点として、吸着した吸盤20には上向きの軸方向の引っ張り力Tがかかるものである。
吸着した吸盤というものは軸方向の引っ張りには非常に強い吸着力を有しているため、吸盤20が載置部301からはがれて取れることがなく、小物類がボウル部302に転落することはなくなるものである。
吸着した吸盤というものは軸方向の引っ張りには非常に強い吸着力を有しているため、吸盤20が載置部301からはがれて取れることがなく、小物類がボウル部302に転落することはなくなるものである。
本発明の小物入れ具1は、図4(a)〜(c)や図7や図8(a)〜(f)に示すような、様々な形状の小物入れ部10と吸盤20とで構成されるものである。
図3(b)に示されるのは本発明に使用される吸盤20の斜視図であるが、横溝部203を有する横溝タイプの吸盤を使用している。他に図示はしていないが、横孔タイプとか縦孔タイプとかも使用可能ではあるものの、横溝タイプが使い易いものである。
図3(b)に示されるのは本発明に使用される吸盤20の斜視図であるが、横溝部203を有する横溝タイプの吸盤を使用している。他に図示はしていないが、横孔タイプとか縦孔タイプとかも使用可能ではあるものの、横溝タイプが使い易いものである。
図3(a)に示すように、小物入れ部10の周囲の下面に突出して、茶碗の下部に設けられている高台のような高台部106が設けられている。この高台部106の下端から皿板部101の上端までの高さHが、載置部301に吸着した吸盤20の下端から頭部204の下端までの高さと略同一となるように形成されている。そのため、略水平な載置部301に小物入れ部10の底板部101を略水平に取り付けることが可能になるものである。この図のように肩部310の上に左右二本の高台部106が横切っているが、底板部101にLなる下向き荷重が掛かったら、肩部310を支点として、この二本の高台部から力が伝わって係止部103を持ち上げる力が発生し、吸着した吸盤20を引っ張り上げようとするものである。
また、載置部301に吸着した吸着部201の上に高台部106が重なる場合もある。吸着部201のわずかな厚さ分だけ底板部101が前方に傾斜することになるが、小物類401が転倒するほどの傾斜にはならないが、図3(a)に示すように吸盤20に重なる部分の高台部106に切欠き部107を設けておけば簡単に防げるものである。
また、載置部301に吸着した吸着部201の上に高台部106が重なる場合もある。吸着部201のわずかな厚さ分だけ底板部101が前方に傾斜することになるが、小物類401が転倒するほどの傾斜にはならないが、図3(a)に示すように吸盤20に重なる部分の高台部106に切欠き部107を設けておけば簡単に防げるものである。
図4(a),(b),(c)は各々箱形状の小物入れ部10としたものである。図示(a)は平面視長四角形状で側板部102に孔を明けたデザインとしている。格子柄、花柄等かわいらしいものとすることができる。取っ手115を設けたら持ちやすくなって便利である。
図示(b)は、一対の略コの字状の持ち手部117,117を設けて、化粧をするときには、持ち手部117,117が小物類401の出し入れの邪魔にならぬように、矢印の如く、両側に回転して倒して側板部102の上端の収納部118、118に収納できるようになっている。
化粧が終わったら、小物類401を入れ置いたまま、両側の持ち手部117,117を上部中央に起こして合わせたら、側面視略二等辺三角形を形成し、合わせ部を片手で掴んでもグラグラすることがなく、安定して持ち上げて運搬することができるため大変便利である。そして、小物類401を入れたまま、持ち手部117,117を倒して、両側の収納部118,118に収納して、数段に積み重ねて収納容器として利用できるようにすると、大変便利で省スペースの収納容器とすることができるものである。
図示(b)は、一対の略コの字状の持ち手部117,117を設けて、化粧をするときには、持ち手部117,117が小物類401の出し入れの邪魔にならぬように、矢印の如く、両側に回転して倒して側板部102の上端の収納部118、118に収納できるようになっている。
化粧が終わったら、小物類401を入れ置いたまま、両側の持ち手部117,117を上部中央に起こして合わせたら、側面視略二等辺三角形を形成し、合わせ部を片手で掴んでもグラグラすることがなく、安定して持ち上げて運搬することができるため大変便利である。そして、小物類401を入れたまま、持ち手部117,117を倒して、両側の収納部118,118に収納して、数段に積み重ねて収納容器として利用できるようにすると、大変便利で省スペースの収納容器とすることができるものである。
また、図4(c)のような平面視長方形状のほか、図7や図8(a)〜(f)に示すような、略四角形状、略五角形状、略三角形状、略円形状、略ダルマ形状、略ハート形状、略長円形状のほか、様々な平面形状のものとすることができるものであり、側板部102の高さにより、皿形状または箱形状の小物入れ部10とすることができるものである。
側板部102はシンプルで上品なものや、孔を明けて模様を設けるなど、様々なデザインが可能である。皿板部101にも、強度上差支えない程度で、小物類が落下しない大きさの複数の孔を明けて様々なデザインとすることも可能なものである。多数の孔を設けたら汚れやすく掃除しにくいという問題点が出てくるかもしれない。図示(a)のように取っ手115を設けても良いものである。図示(c)のように側板部102上端部を外側に少し折り曲げて折り曲げ部116を設けたら側板部102の補強になるし、把持しやすくなるものである。
小物類401を載せたままで、少しスライドして持ち上げるだけで簡単に吸盤20から取り外すことができるため、化粧終了後には、他所に持ち運んでそのまま、化粧品の収納容器としても利用することもできて非常に便利なものである。収納した比較的に高さの高い化粧品容器を立てたまま、持ち運び中に揺れて倒れても、側板部102を化粧品近くの高さとしたため、側板部102に寄り掛かって、落下することはないものである。
側板部102はシンプルで上品なものや、孔を明けて模様を設けるなど、様々なデザインが可能である。皿板部101にも、強度上差支えない程度で、小物類が落下しない大きさの複数の孔を明けて様々なデザインとすることも可能なものである。多数の孔を設けたら汚れやすく掃除しにくいという問題点が出てくるかもしれない。図示(a)のように取っ手115を設けても良いものである。図示(c)のように側板部102上端部を外側に少し折り曲げて折り曲げ部116を設けたら側板部102の補強になるし、把持しやすくなるものである。
小物類401を載せたままで、少しスライドして持ち上げるだけで簡単に吸盤20から取り外すことができるため、化粧終了後には、他所に持ち運んでそのまま、化粧品の収納容器としても利用することもできて非常に便利なものである。収納した比較的に高さの高い化粧品容器を立てたまま、持ち運び中に揺れて倒れても、側板部102を化粧品近くの高さとしたため、側板部102に寄り掛かって、落下することはないものである。
図5の平面図は図12の(c)の参考例の概略平面図に示す洗面台30の左側の載置部301に、本発明の小物入れ部10を取り付けた平面図である。略四角形の底板部101を有する小物入れ部10のニの位置の係止部103が載置部301に吸着した吸盤20に取り付けられている。ハ、ニの2か所の位置に係止部103が図示されているが、どちらか一か所でも良いし、両方の二か所でも良いものである。二か所設けておけば、図12(a)の平面図のように載置部301の位置が左右後部の隅にある洗面化粧台(a)の場合にも対応できやすいからである。それと、この図のように、皿板部101に水抜き孔114を設けておくと、洗顔中などに水が散って入っても自然に排水されるため、化粧品をいちいち全て取り出したり、小物入れ部10を逆さにひっくり返して水を捨てなくても良いものである。水抜き孔114の設置位置は係止部103とは遠い側の方が良い。水が入ったときには前方の側板部102を指で少し押し下げたら柔軟性材質の吸盤が伸長したり、底板部101が肩部310を支点として少し湾曲して、水抜き孔114が少し前方に下がって排水されるからである。
また、図6は図5におけるB―B部の断面図であるが、皿形状の小物入れ部10の実施例としたものである。高台部106や吸盤20や係止部103については図3の説明と同様である。比較的高さの低いクリーム容器のような小物類を立てて入れ置いたり、高さが高くて立てにくい細長形状の眉墨のような小物類401などを寝かせて入れ置くのに適した形状といえるものである。
本発明の小物入れ具1は洗面台以外に、台所の流し台、浴室の浴槽の縁、食卓、事務机などのツルツルした所なら、どこにでも利用できるものである。休憩時間等に、事務机に書類などを置いたまま、引出から取り出した本発明の小物トレイ入れ具1を吸盤で、底板部101が机の端(肩部)よりもはみ出すように設置して、コーヒーやお菓子を置くような用途にも利用可能なものである。
本発明の小物入れ具1は洗面台以外に、台所の流し台、浴室の浴槽の縁、食卓、事務机などのツルツルした所なら、どこにでも利用できるものである。休憩時間等に、事務机に書類などを置いたまま、引出から取り出した本発明の小物トレイ入れ具1を吸盤で、底板部101が机の端(肩部)よりもはみ出すように設置して、コーヒーやお菓子を置くような用途にも利用可能なものである。
また、図3(a)、図6、図11の断面図において、仮に、肩部310のラインよりもはみ出していない底板部101の方に小物類401を多く置いてもさしつかえないものである。小物類401の荷重は底板部101から高台部106に伝わって載置部301に下向きにかかるだけで、吸盤20に軸方向の引っ張り力はかからない。そのため、吸盤20が引きはがれされないという本発明の特徴を発揮するほどのこともない。従来の載置部301よりも広くなった底板部101の上に載置しているし、小物入れ部10の後端部が吸盤20で載置部301に固定されているし、底板部101は陶磁器やセラミックよりは軟質で、滑りにくいプラスチック材料などで作られているし、側板部102があるので落下防止柵となって、手などが当たって小物類401が倒れたとしても落ちることはなくなるし、置いたときの音も発生しにくくなるし、従来の載置部301のように、気を遣わなくても良くなるということなど、複数の効果は少なくとも発揮できるものである。しかし、お化粧中の人がこの小物入れ具1に小物類401を入れ置く際に、肩部310よりも後方とか、前方とか、重量のバランスを考えて、肩部310のラインよりもはみ出していない底板部101に多くの小物類401を入れ置くはずもなく、数多くの小物類401を無意識に入れ置くとき、肩部310よりもはみ出した、出し入れしやすい底板部101の方にが多く入れ置かれると、ここにLなる下向きの荷重が掛かり、肩部310を支点として、吸盤20に上向きの引っ張り力Tが発生することになるのである。
図10と図11の実施例は小物入れ部10の後端部の側板部102や高台部106の後方に係止部111を突出して設けた平面図と断面図である。この係止部111は二股状の係止爪部113よりなるもので、股部が係止溝112となっていて、溝幅は吸盤20の横溝部203の径よりも大で、頭部204の径よりも小であるため、肩部310よりも前方の底板部101に小物類401を入れ置いたときに係止部111に発生する上向きの引っ張り力に耐えて吸盤20がはがれ取れることはないものである。
また、係止部111に上向きの力が掛かったときに、小物入れ部10が前方に引っ張られるような力が加わって係止溝112が抜け落ちる可能性があるので、図11の断面図のように係止爪部113の先端を少し上向きに湾曲しておけば抜け落ちにくくなるものである。
小物入れ部10を取り付ける際には少し掬い上げるようにしてスライドすると簡単に上向きの係止爪113を嵌めることができるし、取り外す際にはその逆にすれば簡単に外すことができるものである。この係止爪部113上端から高台部106下端までの高さは吸着した吸盤20の下端から吸盤20の頭部204下端までの高さと略同一に形成されているため、前例と同様の効果を得るものである。この図では側板部102の高さが低い皿形状の小物入れ部10の例を示しているが、図3(a)のような側板部102の高さが高い箱形状の小物入れ部10にも適合するものである。
小物入れ部10を取り付ける際には少し掬い上げるようにしてスライドすると簡単に上向きの係止爪113を嵌めることができるし、取り外す際にはその逆にすれば簡単に外すことができるものである。この係止爪部113上端から高台部106下端までの高さは吸着した吸盤20の下端から吸盤20の頭部204下端までの高さと略同一に形成されているため、前例と同様の効果を得るものである。この図では側板部102の高さが低い皿形状の小物入れ部10の例を示しているが、図3(a)のような側板部102の高さが高い箱形状の小物入れ部10にも適合するものである。
それと、図3(b)に示すような横溝タイプの吸盤20ではなく、横孔タイプの吸盤を使用することも可能である。図示はしないが、横孔タイプの吸盤を載置部301に吸着して、二股状の係止爪113ではなく、一本状の係止爪を側板部や高台部の後端部の後方に係止部を突出して設ければ、これを吸着した吸盤の横孔に嵌めて係止することができるものである
図9(a)、(b)の部分拡大平面図は図7や図5の係止部ハの部分の拡大平面図である。小物入れ部10の底板部101の後端部に設けられた、挿通孔104と係止溝105とからなる平面視鍵穴状の係止部103の説明図であるが、載置部301に吸着した吸盤20の頭部204に向けて、真上から、この挿通孔104を下して、頭部204を挿通したところを示しているものである。次に、図9(b)の部分拡大平面図は小物入れ部10をそのまま(a)に示す矢印のように右方にスライドすると、係止溝105に吸盤2の横溝部203が嵌まり、頭部204が係止溝105の上部に移動して、係止されたところを示す説明図である。
または、先に小物入れ具1の係止溝105に吸盤の横溝部203を嵌めておいて、載置部301の任意の位置に、この吸盤の頭部204を真上から指先で押圧して、小物入れ具1を設置しても良いものである。この方が小物入れ部10の位置決めがし易いものである。
または、先に小物入れ具1の係止溝105に吸盤の横溝部203を嵌めておいて、載置部301の任意の位置に、この吸盤の頭部204を真上から指先で押圧して、小物入れ具1を設置しても良いものである。この方が小物入れ部10の位置決めがし易いものである。
図3(b)に示す吸盤20の横溝部203の直径は図9に示す鍵穴状の係止部103の係止溝105の幅よりも小で、頭部204の直径は挿通孔104の直径よりも小であるため、載置部301に吸着した吸盤20に着脱式に小物入れ部10を係止することが可能になるものである。
そのため、図3、図6、図11に示すように、小物類401をはみ出した底板部101に置いて、係止部103に上方に引き上げる力がかかると、横溝部203が吸盤2の頭部204に引っ掛かって係止されるものである。小物入れ部10を取り外す際には、これと逆にすれば簡単に小物入れ部10を取り外すことができる。それから吸盤2のつまみ片205をつまんだら、吸盤2を無理やりに引き剥がすことなく、簡単に載置部203から取り外すことができるものである。
洗面台30の載置部301の形状や位置は様々であるが、図12(a)に示すようなボウル部302に面して後部左右の隅部に設けられた平面視略直角三角形状のタイプが一般的で、旧来より数多く使用されているようである。近年では、図12(b)や(c)のように後上縁部306や左右上縁部304や308に並んで設けられた長方形状のタイプなども市販されている。
図8(a)〜(f)で示すように、箱形状や皿形状の小物入れ部10の底板部101の平面形状は略五角形状、略三角形状、略円形状、略ダルマ状、略ハート状、略長円状などのほかにも様々なものが考えられる。また、(d)の平面視略ダルマ状の小物入れ部は、うがいや歯磨き用のコップなどを置くのに好適なものであり、載置部301からはみ出して設置した底板部101にコップなどを置くことができるものである。又、これらの各平面図では図示されていないが、それぞれの底板部101周囲の下面には高台部106が設けられているものである。
化粧品などの小物類を洗面化粧台の載置部に置くと、狭すぎるとか、側板部がないとか、滑りやすいため、すぐにボウル部に落下していたが、本発明の小物入れ具を取り付けたら、これを簡単に解決して化粧作業中の小物入れとして使用できるし、載置部から取り外した非使用時にも収納容器として利用可能な便利な製品であり、デパートなどの化粧品売り場やネット通販などで喜ばれる商品となるものである。
1:小物入れ具
10:小物入れ部
101:底板部
102:側板部
103:係止部
104:挿通孔
105:係止溝
106:高台部
107:底切欠き部
111:係止部
112:係止溝
113:係止爪部
114:水抜き孔
115:取っ手
116:折り曲げ部
117:持ち手部
118:収納部
20:吸盤
201:吸着部
202:軸部
203:横溝部
204:頭部
205:つまみ片
30:洗面台
301:載置部
302:ボウル部
303:前上縁部
304:左上縁部
305:後上縁部
306:金具取付け台
307:ミラーキャビネット
308:右上縁部
309:傾斜部
310:肩部
311:排水栓
401:小物類
10:小物入れ部
101:底板部
102:側板部
103:係止部
104:挿通孔
105:係止溝
106:高台部
107:底切欠き部
111:係止部
112:係止溝
113:係止爪部
114:水抜き孔
115:取っ手
116:折り曲げ部
117:持ち手部
118:収納部
20:吸盤
201:吸着部
202:軸部
203:横溝部
204:頭部
205:つまみ片
30:洗面台
301:載置部
302:ボウル部
303:前上縁部
304:左上縁部
305:後上縁部
306:金具取付け台
307:ミラーキャビネット
308:右上縁部
309:傾斜部
310:肩部
311:排水栓
401:小物類
Claims (4)
- 洗面台のボウル部に面して設けられた載置部に略水平に設置して、小物類を入れ置くための小物入れ具であって、前記載置部の肩部よりもはみ出す広さの底板部とこの底板部の周囲に立設された側板部とを備えた小物入れ部と、吸盤と、から構成され、この小物入れ部の後端部に設けた係止部を、前記載置部に吸着した前記吸盤に着脱可能に係止し、前記肩部よりも前方にはみ出した前記底板部に小物類が入れ置かれたときに、前記肩部を支点として、前記吸盤の軸部に上向きの引っ張り力が生じることを特徴とする小物入れ具。
- 前記底板部の周囲の下面に突出する高台部を設け、前記高台部下端から前記底板部上面までの高さと、前記載置部に吸着した前記吸盤の下端から前記吸盤の頭部の下端までの高さと、を略同一として、前記載置部に吸着した前記吸盤に前記係止部を係止したときに、前記底板部が略水平に設置されることを特徴とする請求項1記載の小物入れ具。
- 前記載置部に吸着した前記吸盤に係止した前記小物入れ部が前記吸盤を中心軸として略水平に回転可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の小物入れ具。
- 前記底板部に排水のための水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の小物入れ具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018057964A JP2019166248A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 小物入れ具 |
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- 2018-03-26 JP JP2018057964A patent/JP2019166248A/ja active Pending
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