JP2019162396A - 消防ポンプ用吸水管ストレーナ - Google Patents

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幸一 武内
Koichi Takeuchi
幸一 武内
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Abstract

【課題】池等の水源からポンプ給水する場合に、ストレーナの位置監視と設置位置調整とが不要な、高水位から低水位まで対応できる、揚水ストレーナ構成を提供する。【解決手段】ストレーナ1の上部にフロート室4を設けたものであり、フロート室4の中に配管し、一端はフロート室4の前に出し接続金具3を取り付け、接続金具3は吸水管のねじれを吸収できるように自由に回転する。また他の一端はフロート室4の下方に出し吸水のための吸水口6とする。【選択図】図9

Description

この発明は、消防用ポンプに使用される吸水管ストレーナに関するものである。
従来、消防ポンプ用吸水管ストレーナ(以下吸水管ストレーナと呼ぶ)は、図13、14、15の11に示されるような形状のものであり、材質は樹脂または銅製のものである。消防ポンプ内にゴミ等が侵入するのを防ぐために直径7mm程度の穴が表面に空けられている円筒状の装置である。これを吸水管7の先端に取り付け(通常は常時吸水管に取り付けられたままになっている)、吸水する水源の水位が十分にある場合は、この吸水ストレーナ11を水中に沈めロープで固定して吸水する。低水位の場合は、図14に示すように吸水管ストレーナ11より空気が入ってしまい吸水できない。吸水できる水位の限界は20cm程度であり、それ以下の水位の場合において消火に使用する場合は、せき止め等をして水位を上げて吸水しなければならない。この作業は大変手間のかかる作業であり、1分1秒を争う消火活動という観点からすると大変問題があった。近年この問題を解決するため各種の低水位用吸水管ストレーナが考案されているが、いずれも低水位時には通常の吸水管ストレーナ11を外して新たに低水位用吸水管ストレーナを取り付けて使用しなければならないものである。
実開平6−48807 特許第5532414
従来の吸水管ストレーナには次のような欠点があった。
(イ)図10、11、12に示すように、池あるいは水槽等の水源より水ポンプ9が吸水する場合、吸水管7の先端に取り付けられている吸水管ストレーナ11を水源の底に着けると吸水面が狭められ、場合によっては泥や草に埋まってしまうため吸水性能が落ち水ポンプ9の性能に大きく影響してしまう。このようなことを防ぐために吸水管ストレーナ11が水面下の適正な深さに位置するように通常2本のロープ12により吸水管ストレーナ11を支え固定する。この作業も緊急時の消火活動には問題であるが、さらに吸水を続けて水位が下がると吸水管ストレーナ11が水面に露出し吸水不能となる。これを防ぐために吸水中は水面と吸水管ストレーナ11を常に監視し、吸水管ストレーナ11が水面に露出する前に吸水管7とロープ12を調整し、吸水管ストレーナ11が常に水面下の適正な深さに位置するように都度調整する必要がある。
(ロ)吸水をさらに続け水位が水源の底に近くなると吸水管ストレーナ11が水面上に露出し完全に吸水不能となるが、その前に図14に示すように、水面が吸水管ストレーナ11の上面近くになった時点で空気を吸い込み吸水不能となる。この吸水不能となる水位は水源の底面より20cm程度である。このような状況でも吸水するために現在各種の低水位用吸水管ストレーナが考案されているが、いずれも低水位専用ストレーナであり吸水を中断して通常のストレーナと交換し揚水の作業からやり直して吸水する必要があり、緊急時の消火作業としては大きな問題がある。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
本発明は、図1、2、3に示すように低水位ストレーナ部2の上部にフロート室4を設けたものである。さらにフロート室4の中には吸水配管5を設け、一端はフロート室の前に出し吸水管との接続金具3を取り付け、接続金具3は吸水管のねじれを吸収できるように自由に回転する構造となっている。また他の一端はフロート室の下方に出し吸水のための吸水口6とする。
本発明は、以上の構成よりなる消防ポンプ用吸水管ストレーナである。
(イ)池あるいは水槽等の水源より消防ポンプが吸水する場合、吸水管の先端に取付けられている吸水管ストレーナを水源の底に着けると吸水面が狭められ、場合によっては泥や草に埋まってしまうため吸水性能が落ち消防ポンプの性能に大きく影響してしまう。このようなことを防ぐために本発明によれば、吸水管ストレーナの上部にフロート室を設けることによりフロート室の浮力により常に水面下の適正な位置に吸水管ストレーナと吸水口を位置することができ、さらに吸水口が下向きに設けられていることで空気の流入を防ぐことができる。このため従来の吸水管ストレーナのように水位が変化することで吸水管ストレーナの位置を都度調整するような作業が不要となる。このことは1分1秒を争う緊急時の消火活動を迅速かつ安全に行うことに大きく貢献するものである。
(ロ)吸水をさらに続け水位が水源の底に近くなると吸水管ストレーナが水面上に露出し完全に吸水不能となるが、その前に水面が吸水管ストレーナの上面近くになった時点で空気を吸い込み吸水不能となる。吸水不能となる水位は水源の底面より20cm程度である。このような状況でも吸水管ストレーナを交換せずに吸水できるようにするため本発明では、フロート室の下にストレーナ部を設けることにより吸水管ストレーナの底面が水源の底に着いた状態で水源の底面より5cm程度までの低水位であっても吸水を継続することができる。吸水管ストレーナを交換せずに、また揚水の作業からやり直すこともなく吸水を継続できることは緊急時の消火作業としては大きな利点である。
本発明の外観図 本発明の側面図 本発明の内部図 本発明の使用図 本発明の使用図 本発明の使用図 本発明の使用詳細図 本発明の使用詳細図 本発明の内部詳細図 従来型ストレーナの使用図 従来型ストレーナの使用図 従来型ストレーナの使用図 従来型ストレーナの使用詳細図 従来型ストレーナの使用詳細図 従来型ストレーナの内部詳細図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明は、図1、2、3に示すように低水位ストレーナ部2の上部にフロート室4を設けたものである。さらにフロート室4の中には吸水配管5を設け、一端はフロート室の前に出し吸水管との接続金具3を取り付け、接続金具3は吸水管のねじれを吸収できるように自由に回転する構造となっている。また他の一端はフロート室の下方に出し吸水のための吸水口6とする。
本発明は以上のような構造である。
これを使用するときは、図4、5、6に示すように水ポンプ9が水源より水を吸水する場合、まず水ポンプ9に接続された吸水管7の先端に本発明の吸水管ストレーナ本体1を取付ける。次に吸水管ストレーナ本体1を水中に投入するが、フロート室4の浮力のため吸水管ストレーナ本体1は水中に没することなく水面下の適正な位置に留まる、さらに吸管ストレーナ本体1の吸水口6が下向きに設けられているため、空気を吸い込むことがない。水ポンプ9の吸水管7はフレキシブルな材質で作られているため場合によってはねじられることがあるが、その場合には吸水管ストレーナ本体1の接続金具3が回転することにより吸水管ストレーナ本体1を常に水平に保つことが出来る。
また、吸水を継続することにより水位が下がり低水位となった場合でも、吸水ストレーナ本体1の底面が水源の底面に着きそのまま吸水を継続することができる。この場合も吸水管7のねじれは吸水管ストレーナ本体1の接続金具3が回転することにより吸収し吸水管ストレーナ本体1を堂に水平に保つことができる。
1 ストレーナ本体
2 ストレーナ部
3 接続金具
4 フロート室
5 吸水配管
6 吸水口
7 吸水管
8 消防ポンプ車
9 水ポンプ
10 消防ホース
11 吸水管ストレーナ
12 ロープ

Claims (1)

  1. フロート室の下にストレーナ部を設けた構造で、そのフロート室の内部に吸水配管を設け、その一端をフロート室より外部に出し吸水管の接続口とし、他の一端をフロート室より下方に出し水の吸い込み口とする。当該接続口は回転できる構造により吸水管への取り付けが容易にできるようにし、また吸水時の吸水管のねじれを吸収する構造とする。通常の使用時はフロート室の浮力により吸水管を水面近くに保持することと吸い込み口がフロート室の下で下方に向いていることでストレーナ部より吸水を可能とし、水位が下がった時は当該ストレーナ本体が水源の底面に着底し、そのまま低水位の水であっても空気を混入することなくストレーナ部より吸水を可能とした消防ポンプ用吸水管ストレーナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU208321U1 (ru) * 2021-06-21 2021-12-14 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Волгоградский ГАУ) Гидроэлеватор пожарной машины

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