JP2019159226A - 電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents

電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラム Download PDF

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修平 内田
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Abstract

【課題】本発明は、セグメント表示手段又はカラー表示手段を選択して情報を表示させる構成において、消費電力を低減できる電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラムを提供する。【解決手段】本発明の電子機器1は、セグメント表示手段12と、セグメント表示手段12よりも消費電力が大きいカラー表示手段22と、環境光の明るさを検知する照度センサ13eと、照度センサ13eによって検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合にセグメント表示手段12に情報を表示させ、環境光の明るさが第1の閾値以下である場合にカラー表示手段22に情報を表示させる第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラムに関して、特に電子腕時計(スマートウォッチ)、その表示制御方法及び表示制御プログラムに関する。
従来、セグメント表示手段と、カラー表示手段と、電子機器の傾きを検知する傾き検知部と、傾き検知部の検知結果に応じてセグメント表示手段及びカラー表示手段の切り替えを制御する制御部とを備える電子機器が開示されている(特許文献1参照)。
特許第5640178号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子機器では、環境光の明るさによってはカラー表示手段で表示する必要がなく、セグメント表示手段で情報を表示してもよい場合であっても、検知部が検知した電子機器の傾きに応じてカラー表示手段で情報を表示し、消費電力が多くかかってしまうという課題があった。
そこで、本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、セグメント表示手段又はカラー表示手段を選択して情報を表示させる構成において、消費電力を低減できる電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器であって、第1表示手段と、前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段と、環境光の明るさを検知する光検知手段と、前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させる表示制御手段とを備え、前記第2表示手段は、少なくとも、前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るいことを特徴とする。
本発明によれば、セグメント表示手段又はカラー表示手段を選択して情報を表示させる構成において、消費電力を低減できる電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラムを提供することができる。
実施形態の電子機器の構成を示すブロック図である。 実施形態の電子機器の断面図である。 実施形態の電子機器の表示制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について、図面を参照して詳細に説明する。本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付している。
(電子機器の構成)
まず、本実施形態の電子機器1の構成について、図1を参照して詳細に説明する。
図1は、実施形態の電子機器1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電子機器1は、時計機能、通信機能や位置表示(GPS)機能など各機能に応じた表示を行うセグメント表示手段12(第1表示手段)及びカラー表示手段22(第2表示手段)を備えるもので、ユーザの手首に装着される電子腕時計(スマートウォッチ)として構成されている。ただし、電子機器1は、スマートフォンやタブレットなど一般的なものであってもよい。
また、図1に示すように、電子機器1は、第1表示ブロックBL1及び第2表示ブロックBL2を備えている。第1表示ブロックBL1は、第1中央演算処理装置(CPU)11及びセグメント表示手段12を有しており、第2表示ブロックBL2は、第2中央演算処理装置(CPU)21及びカラー表示手段22を有している。ここで、第1中央演算処理装置11には、少なくともセンサ手段13、GPS情報取得手段14、第1記憶手段15及び第1入力操作手段16が接続されており、第2中央演算処理装置21には、少なくとも近距離無線通信手段23、無線通信手段24、第2記憶手段25及び第2入力操作手段26が接続されている。なお、セグメント表示手段12及びカラー表示手段22について後述する。
第1中央演算処理装置11は、所定の制御プログラムやアルゴリズムプログラムを実行することによって、第1入力操作手段16における入力操作に応じた処理動作や、後述するセグメント表示手段12における各種の情報の表示状態などを制御する。また、第1中央演算処理装置11は、第2中央演算処理装置21との間で所定の連携信号を送受信することによって、第2中央演算処理装置21と連携かつ同期して、セグメント表示手段12及びカラー表示手段22における表示状態を制御する。すなわち、本実施形態では、後述する表示制御手段は、第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21の両方によって構成されている。
本実施形態では、第1中央演算処理装置11において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムは、第1記憶手段15に記憶されているが、これに限定されるものではなく、例えば、第1中央演算処理装置11の内部にあらかじめ組み込まれるものであってもよい。
センサ手段13は、例えば、加速度センサ13aやジャイロセンサ13b、地磁気センサ13c、脈拍センサ13d、環境光の明るさ(照度)を検知する照度センサ(光検知手段)13eなどを含み、ユーザにおける物理的なデータ、生体的なデータ、照度データなどを取得して第1中央演算処理装置11に出力する。なお、傾き検知手段は、電子機器1の表示面と鉛直方向とのなす角度(電子機器1の傾き)を検知するものであり、加速度センサ13aによって構成されている。
GPS情報取得手段14は、GPS受信部を備えた測位手段であり、地理的なデータなどを取得して第1中央演算処理装置11に出力する。これにより、第1中央演算処理装置11において、センサ手段13における動作の設定や制御、セグメント表示手段12に表示する項目や情報の選択や設定などが行われる。
第1記憶手段15は、第1中央演算処理装置11において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムを実行する際に使用するデータやその際に生成されるデータ、セグメント表示手段12に表示するためのデータなどを記憶する。また、第1記憶手段15は、第1中央演算処理装置11において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムを記憶するものであってもよい。
第1入力操作手段16は、例えば電子機器1の筐体に設けられたボタンスイッチやマイクなどの入力手段であり、ユーザの入力操作に基づく各種の操作信号を第1中央演算処理装置11に出力する。
第2中央演算処理装置21は、第1中央演算処理装置11と同様に、所定の制御プログラムやアルゴリズムプログラムを実行することによって、第2入力操作手段26における入力操作に応じた処理動作や、後述するカラー表示手段22における各種の情報の表示状態などを制御する。また、第2中央演算処理装置21は、第1中央演算処理装置11との間で所定の連携信号を送受信することによって、第1中央演算処理装置11と連携かつ同期して、セグメント表示手段12及びカラー表示手段22における表示状態を制御する。
本実施形態では、第2中央演算処理装置21において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムは、第2記憶手段25に記憶されているが、これに限定されるものではなく、例えば、第2中央演算処理装置21の内部にあらかじめ組み込まれるものであってもよい。
近距離無線通信手段23は、近距離(例えば、20m未満)で外部の電子機器(例えば、携帯端末)との通信を行うためのもの(例えば、Bluetooth(登録商標)通信)であり、例えば、他の電子機器と同期して、外部の電子機器に記憶されたデータなどを受信して、第2中央演算処理装置21を経由して第2記憶手段25に記憶することができる。
無線通信手段24は、所定の距離(例えば、150m未満)で外部の電子機器(例えば、携帯端末やパソコン)との通信を行うためのもの(例えば、Wi−Fi;wireless fidelity(商標登録)通信)であり、例えば、外部の電子機器との間でメールやメッセージなどのやり取りを行うことができる。
第2記憶手段25は、第2中央演算処理装置21において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムを実行する際に使用するデータやその際に生成されるデータ、カラー表示手段22に表示するためのデータなどを記憶する。また、第2記憶手段25は、第2中央演算処理装置21において実行される制御プログラムやアルゴリズムプログラムを記憶するものであってもよい。
第2入力操作手段26は、例えば、視認側に配置されるタッチパネルなどの入力手段であり(図2参照)、ユーザの入力操作に基づく各種の操作信号を第2中央演算処理装置21に出力する。これにより、第2中央演算処理装置21において、カラー表示手段22に表示する項目や情報の選択や設定などが行われる。
(電子機器の構造)
つぎに、本実施形態の電子機器1の構造について、図2を参照して詳細に説明する。
図2は、実施形態の電子機器1の断面図である。
図2に示すように、本実施形態の電子機器1は、略円盤状に形成されており、視認側に配置される透明なタッチパネル26(第2入力操作手段)と、背面側に配置されるカラー表示手段22と、タッチパネル26及びカラー表示手段22の間に挟持されるセグメント表示手段12とを有している。ただし、カラー表示手段22は、セグメント表示手段12よりも消費電力が大きいものである。また、カラー表示手段22は、少なくとも、後述する環境光の照度が第1の閾値以下である場合(環境光が暗い場合)においてはセグメント表示手段12よりも明るいものである。
セグメント表示手段12は、モノクロ液晶表示パネルによって構成され、例えば、視認側から背面側に向かって順に設けられる偏光板121と、ガラス製の透明な基板122と、透明なITO共通電極123と、液晶層124と、透明なITO画素電極125と、ガラス製の透明な基板126とを備えている、一般的な構造のものである。ただし、偏光板121は、場合によっては備えなくてもよい。
カラー表示手段22は、自発光型表示手段である有機EL表示手段(有機EL表示パネル)によって構成され、例えば、視認側から背面側に向かって順に設けられるガラス製の透明な基板221と、陽極となるITO透明電極222と、正孔輸送層223と、各色の有機発光層224と、電子輸送層225と、陰極226と、黒テープ227とを備えている、フルカラー型の構造のものである。
このように、カラー表示手段22は、カラー液晶表示手段ではなく、有機EL表示手段によって構成されることによって、カラー液晶表示手段に必要なバックライトを削減することができるので、電子機器1全体の簡易化、軽量化及び薄型化を図ることができる。また、カラー液晶表示手段に比べ、高画質や低消費電力化を実現することができる。
また、照度センサ13eは、フォトダイオードやアンプ(図示しない)などを有しており、黒テープ227の外縁側に埋め込まれるようにカラー表示手段22(有機EL表示手段)に設けられている。このように、照度センサ13eは、平面視で電子機器1の筐体の領域内に配置されることによって、平面視で電子機器1の筐体の領域外に配置されるもの(すなわち、カラー表示手段22がカラー液晶表示手段によって構成されるもの)に比べ、電子機器1の径方向における小型化を図ることができる。
(電子機器の表示制御動作)
つぎに、電子機器1の表示制御方法について、図3を参照して詳細に説明する。
図3は、実施形態の電子機器1の表示制御動作を示すフローチャートである。
まず、スタートにおいて、電子機器1の電源をオンにして、セグメント表示手段12及びカラー表示手段22を起動するとともに表示制御手段を起動して、ステップS1に進む。
ステップS1において、第1中央演算処理装置11は、第1入力操作手段16による入力操作の有無を判定する。第1入力操作手段16による入力操作がない場合(Noの場合)にステップS2に進み、第1入力操作手段16による入力操作があった場合(Yesの場合)にステップS7に分岐する。なお、ステップS7について後述する。
ステップS1でNoの場合に、ステップS2において、第2中央演算処理装置21は、第2入力操作手段26による入力操作の有無を判定する。第2入力操作手段26による入力操作がない場合(Noの場合)にステップS3に進み、第2入力操作手段26による入力操作があった場合(Yesの場合)にステップS7に分岐する。
ステップS2でNoの場合に、ステップS3において、第2中央演算処理装置21は、無線通信手段24の受信有無を判定する。無線通信手段24に受信(例えば、外部の電子機器からのメールやメッセージのような通信)がない場合(Noの場合)にステップS4に進み、無線通信手段24に受信があった場合(Noの場合)にステップS7に分岐する。
ステップS3でNoの場合に、ステップS4において、第1中央演算処理装置11は、加速度センサ13a(傾き検知手段)によって検知された電子機器1の傾きが第2の閾値(例えば、30度)を超えるか否かを判定する。電子機器1の傾きが第2の閾値を超える場合(Yesの場合、すなわち、ユーザが電子機器1の表示を見ている場合)にステップS5に進み、電子機器1の傾きが第2の閾値以下である場合(Noの場合、すなわち、ユーザが電子機器1の表示を見ていない場合)にステップS6に分岐する。なお、ステップS6について後述する。
ステップS4でのYesの場合に、ステップS5において、第1中央演算処理装置11は、照度センサ13eによって検知された環境光の照度が第1の閾値を超えるか否かを判定する。環境光の照度が第1の閾値を超える場合(Yesの場合、すなわち、環境光が十分明るい場合)にステップS6に進み、環境光の照度が第1の閾値以下である場合(Noの場合、すなわち、環境光が暗い場合)にステップS7に分岐する。
ステップS5でYesの場合(すなわち、環境光が十分明るい場合)に、ステップS6において、第1中央演算処理装置11は、セグメント表示手段12に情報を表示させる。これにより、電子機器1の表示が見えやすくなるように明るい環境光に適するセグメント表示手段12に情報を表示させることで消費電力を低減できる。
また、ステップS4でNoの場合(すなわち、ユーザが電子機器1の表示を見ていない場合)に、環境光の明るさによることなく、ステップS6において、第1中央演算処理装置11は、セグメント表示手段12に情報を表示させる。これにより、電子機器1の消費電力をより低減することができる。
一方、ステップS1又はS2でYesの場合(すなわち、入力操作手段による入力操作がある場合)に、電子機器1の傾き又は環境光の明るさによることなく、ステップS7において、第2中央演算処理装置21は、カラー表示手段22に情報を表示させる。これにより、ユーザが電子機器1を入力操作する際にカラー表示手段22に情報を表示させることで、情報の表示がカラー表示からセグメント表示に切り替わることを防止することができる。
また、ステップS3でYesの場合(すなわち、外部の電子機器からの通信があった場合)に、電子機器1の傾き又は環境光の明るさによることなく、ステップS7において、第2中央演算処理装置21は、カラー表示手段22に情報を表示させる。これにより、情報の表示がセグメント表示からカラー表示に切り替わることでユーザに対して通信があったことを報知することができる。
さらに、ステップS5でNoの場合(すなわち、環境光が暗い場合)に、ステップS7において、第2中央演算処理装置21は、カラー表示手段22に情報を表示させる。これにより、電子機器1の表示が見えやすくなるように暗い環境光に適するカラー表示手段22に情報を表示させることができる。
本実施形態では、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22に表示させる情報の内容は、同一のものであり、その表示態様又は色が同一であることが好ましい。カラー表示手段22は、セグメント表示手段12よりも表示できる情報量を多くすることができる。ここで、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22が表示する内容が同一であるとうことは、そもそもカラー表示するまでもなく、セグメント表示でも十分に情報量として足りるものであると考えられるが、表示する情報がこのようなものであればこそ、カラー表示する必要がない場合であってもカラー表示してしまうことを抑制することができるという本実施形態であれば、必要としている情報量を変化させることなく消費電力を抑制することができる。
なお、もちろん、本発明は、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22に表示させる情報を同一の内容のものとすることに限定するものではないし、その表示態様又は色を同一とすることに限定するものではなく、例えば、異なるものであってもよいことはもちろんである。
また、本実施形態では、第1中央演算処理装置11又は第2中央演算処理装置21は、ステップS1からステップS3を順次に実行しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ステップS1、ステップS2及びステップS3の順次は、自由に入れ替わってもよい。
(実施形態の効果)
以上、説明したとおり、本実施形態の電子機器1は、第1表示手段としてのセグメント表示手段12と、セグメント表示手段12よりも消費電力が大きい第2表示手段としてのカラー表示手段22と、環境光の明るさを検知する光検知手段としての照度センサ13eと、照度センサ13eによって検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合にセグメント表示手段12に情報を表示させ、環境光の明るさが第1の閾値以下である場合にカラー表示手段22に情報を表示させる第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21とを備え、カラー表示手段22は、少なくとも、照度センサ13eによって検知された環境光の明るさが第1の閾値以下である場合においてはセグメント表示手段12よりも明るいものである。これにより、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22を選択して情報を表示させる構成において、消費電力を低減できる。
また、本実施形態の電子機器1では、加速度センサ13aによって構成され電子機器1の傾きを検知する傾き検知手段を更に備え、第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21は、傾き検知手段によって検知された電子機器1の傾きが第2の閾値を超える場合に環境光の明るさが第1の閾値を超えるか否かによって、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22を選択して情報を表示させ、電子機器1の傾きが第2の閾値以下である場合に環境光の明るさによらずセグメント表示手段12に情報を表示させる。これにより、電子機器1の傾きが第2の閾値を超える場合(すなわち、ユーザが電子機器1の表示を見ている場合)に環境光の明るさに応じて、セグメント表示手段12又はカラー表示手段22を選択して情報を表示させることができ、電子機器1の傾きが第2の閾値以下である場合(すなわち、ユーザが電子機器1の表示を見ていない場合)に環境光の明るさによらずセグメント表示手段12に情報を表示させることで、電子機器1の消費電力をより低減することができる。
さらに、本実施形態の電子機器1では、第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21は、電子機器1が入力操作された場合又は外部の電子機器からの通信があった場合に、電子機器1の傾き又は環境光の明るさによらずカラー表示手段22に情報を表示させる。これにより、電子機器1が入力操作された場合に情報の表示がカラー表示からセグメント表示に切り替わることを防止することができるとともに、外部の電子機器からの通信があった場合に情報の表示がセグメント表示からカラー表示に切り替わることでユーザに対して通信があったことを報知することができる。
以上、本発明を、実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の発明の範囲には限定されないことは言うまでもなく、上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(変形例)
本実施形態では、電子機器1は、図2に示される構成を備えているが、これらに限定されるものではなく、例えば、ブザーやスピーカなどの音響手段、や振動モータや振動子などの振動手段からなる出力手段(報知手段)を備えてもよいし、電池残量を測定する電池測定手段を備えてもよい。
また、本実施形態では、電子機器1は、第1中央演算処理装置11に接続される第1入力操作手段16及び第2中央演算処理装置21に接続される第2入力操作手段26を備えているが、これに限定されるものではなく、例えば、第1中央演算処理装置11及び第2中央演算処理装置21の両方に接続される入力操作手段を備えてもよい。
さらに、本実施形態では、センサ手段13は、図1に示されるものを備えているが、これらに限定されるものではなく、例えば、気圧センサや温湿度センサを備えてもよい。
なお、本実施形態では、センサ手段13は、全て第1中央演算処理装置11に接続されているが、これに限定されるものではなく、例えば、その一部が第2中央演算処理装置21に接続されてもよい。
くわえて、本実施形態では、第1中央演算処理装置11と第2中央演算処理装置21とは、異なる表示ブロックに設けられる個別の構成として図示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、システムオンチップ(System−on−a−chip;SOC)の形態で、単一の半導体基板上に搭載されて一体化されたものであってもよい。
そして、本実施形態では、第2表示手段としてのカラー表示手段22は、有機EL表示手段によって構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、カラー液晶表示手段によって構成されてもよく、この場合、カラー表示手段22を構成するカラー液晶表示手段は、カラー液晶表示パネル及びカラー液晶表示パネルの背面側に配置されるバックライトによって構成されている。さらに、この場合、照度センサ13eを電子機器1の筐体の領域内に配置できず電子機器1の筐体の領域外における窓部内に配置しなければならない。
かつ、本実施形態では、電子機器1は、視認側に配置されるタッチパネル26と、背面側に配置されるカラー表示手段22と、タッチパネル26及びカラー表示手段22の間に挟持されるセグメント表示手段12とを有しているが、これに限定されるものではなく、例えば、タッチパネル26を有しておらず、視認側に配置されるセグメント表示手段12と、セグメント表示手段12の上に積層されるとともに背面側に配置されるカラー表示手段22とを有してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
<請求項1>
第1表示手段と、
前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段と、
環境光の明るさを検知する光検知手段と、
前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させる表示制御手段とを備え、
前記第2表示手段は、少なくとも、前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記電子機器の傾きを検知する傾き検知手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記傾き検知手段によって検知された前記電子機器の傾きが第2の閾値を超える場合に環境光の明るさが前記第1の閾値を超えるか否かによって、前記第1表示手段又は前記第2表示手段を選択して情報を表示させ、前記電子機器の傾きが前記第2の閾値以下である場合に環境光の明るさによらず前記第1表示手段に情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記表示制御手段は、前記電子機器が入力操作された場合又は外部の電子機器からの通信があった場合に、前記電子機器の傾き又は環境光の明るさによらず前記第2表示手段に情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記第1表示手段又は前記第2表示手段に同一内容の情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記第1表示手段又は前記第2表示手段に表示させる情報は、その表示態様又は色が同一である
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
<請求項6>
前記第1表示手段は、セグメント表示手段からなり、
前記第2表示手段は、カラー液晶表示手段からなる
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項7>
前記第1表示手段は、セグメント表示手段からなり、
前記第2表示手段は、自発光型表示手段からなる
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項8>
第1表示手段と、前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段とを備える電子機器の表示制御方法であって、
環境光の明るさを検知するステップと、
検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させるステップとを含み、
前記第2表示手段は、少なくとも、検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
ことを特徴とする表示制御方法。
<請求項9>
第1表示手段と、前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段とを備える電子機器の表示制御プログラムであって、
環境光の明るさを検知する光検知処理と、
検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させる表示処理とを少なくとも実行させ、
前記第2表示手段は、少なくとも、検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
ことを特徴とする表示制御プログラム。
1 電子機器
BL1 第1表示ブロック
11 第1中央演算処理装置(表示制御手段)
12 セグメント表示手段(第1表示手段)
121 偏光板
122 基板
123 ITO共通電極
124 液晶層
125 ITO画素電極
126 基板
13 センサ手段
13a 加速度センサ(傾き検知手段)
13b ジャイロセンサ
13c 地磁気センサ
13d 脈拍センサ
13e 照度センサ(光検知手段)
14 GPS情報取得手段
15 第1記憶手段
16 第1入力操作手段
BL2 第2表示ブロック
21 第2中央演算処理装置(表示制御手段)
22 カラー表示手段(第2表示手段)
221 基板
222 ITO透明電極
223 正孔輸送層
224 有機発光層
225 電子輸送層
226 陰極
227 黒テープ
23 近距離無線通信手段
24 無線通信手段
25 第2記憶手段
26 第2入力操作手段(タッチパネル)

Claims (9)

  1. 第1表示手段と、
    前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段と、
    環境光の明るさを検知する光検知手段と、
    前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させる表示制御手段とを備え、
    前記第2表示手段は、少なくとも、前記光検知手段によって検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器の傾きを検知する傾き検知手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記傾き検知手段によって検知された前記電子機器の傾きが第2の閾値を超える場合に環境光の明るさが前記第1の閾値を超えるか否かによって、前記第1表示手段又は前記第2表示手段を選択して情報を表示させ、前記電子機器の傾きが前記第2の閾値以下である場合に環境光の明るさによらず前記第1表示手段に情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示制御手段は、前記電子機器が入力操作された場合又は外部の電子機器からの通信があった場合に、前記電子機器の傾き又は環境光の明るさによらず前記第2表示手段に情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1表示手段又は前記第2表示手段に同一内容の情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1表示手段又は前記第2表示手段に表示させる情報は、その表示態様又は色が同一である
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第1表示手段は、セグメント表示手段からなり、
    前記第2表示手段は、カラー液晶表示手段からなる
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1表示手段は、セグメント表示手段からなり、
    前記第2表示手段は、自発光型表示手段からなる
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 第1表示手段と、前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段とを備える電子機器の表示制御方法であって、
    環境光の明るさを検知するステップと、
    検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させるステップとを含み、
    前記第2表示手段は、少なくとも、検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. 第1表示手段と、前記第1表示手段よりも消費電力が大きい第2表示手段とを備える電子機器の表示制御プログラムであって、
    環境光の明るさを検知する光検知処理と、
    検知された環境光の明るさが第1の閾値を超える場合に前記第1表示手段に情報を表示させ、環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合に前記第2表示手段に情報を表示させる表示処理とを少なくとも実行させ、
    前記第2表示手段は、少なくとも、検知された環境光の明るさが前記第1の閾値以下である場合においては前記第1表示手段よりも明るい
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
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