JP2019159098A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】暗所での視認性を低下させることなく、外光下での視認性をも高めた新たな表示装置を提供する。【解決手段】入射した光の波長を変換する波長変換層28と、波長変換層28から出射された光を偏光する反射偏光子を含む偏光層26と、を備える表示装置100とする。【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関する。
近年、液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス表示装置等の表示装置が普及してきている。このような表示装置として、白色LED等を光源とするバックライトからの光を液晶層にて画素ごとに光変調し、赤(R)、緑(G)、青(B)の各カラーフィルター層を透過させてカラー表示を行うカラーフィルター方式が用いられている。
このとき、バックライトとして白色LEDを用いる方式が知られている。白色LEDは、発光効率がよく、寿命が長い等の特長がある。一方、白色LEDは、発熱による蛍光体の発光効率の低下(いわゆる温度消光)による光損失が大きい。また、カラーフィルター層によって白色LEDからの光を赤、緑及び青に分離する構造のため、バックライトの1/3程度の光しか実際には使用されず、液晶表示装置全体での光利用効率が低い。
また、バックライトとして紫外光源を用い、この紫外光源を励起光として赤、緑及び青の各色の蛍光体層を発光させる形式の液晶表示装置が開示されている(特許文献1)。また、バックライトとして青色LEDを用い、青色LEDから出力される青色光を利用して赤色及び緑色の蛍光体層を発光させて赤色及び緑色の光を得ると共に、青色LEDからの青色光をそのまま透過させて青色の光を表示させる形式の液晶表示装置が開示されている(特許文献2)。
ところで、液晶表示装置や有機エレクトロルミネセンス表示装置は、いずれも明るい外光のある環境下では視認性が十分でないという問題がある。外光下での視認性が高い表示装置として反射型の液晶表示装置が提案されているが、暗所では視認性が低いという問題がある。
そこで、本発明は、暗所での視認性を低下させることなく、外光下での視認性をも高めた新たな表示装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの態様は、入射した光の波長を変換する波長変換層と、前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子を含む偏光層と、を備えることを特徴とする表示装置である。
ここで、前記反射偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子であることが好適である。
また、前記反射偏光子は、吸収層を有するワイヤーグリッド偏光子であることが好適である。
前記吸収層は、ケイ素及びゲルマニウムの少なくとも1つを含むことが好適である。
本発明の別の態様は、入射した光の波長を変換する波長変換層と、前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子と、前記波長変換層に対して前記反射偏光子より視認側に設けられた吸収偏光子と、を含む偏光層と、を備えることを特徴とする表示装置である。
ここで、前記吸収偏光子は、染料系偏光子であることが好適である。
また、前記反射偏光子は、コレステリック液晶層を含み、前記吸収偏光子は、染料系偏光子であり、前記コレステリック液晶層と前記染料系偏光子との間にλ/4層を備えることが好適である。
また、前記波長変換層に対して光を照射するバックライトを備えることが好適である。
また、前記波長変換層に対して前記偏光層を介して配置された液晶層を備えることが好適である。
本発明の別の態様は、入射した光の波長を変換する波長変換層と、前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子と、前記波長変換層に対して前記反射偏光子より視認側に設けられた吸収偏光子と、を含む偏光層と、を備え、表示装置に用いられる偏光部材である。
本発明によれば、暗所での視認性を低下させることなく、外光下での視認性をも高めた新たな表示装置を提供することができる。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態における表示装置100は、図1の断面模式図に示すように、偏光板10、光学補償層12、TFT基板14、層間絶縁膜16a、表示電極18a、第2の層間絶縁膜16b、共通電極18b、配向膜20、液晶層22、配向膜24、偏光層26、波長変換層28、対向基板30及びバックライト32を含んで構成される。
第1の実施の形態における表示装置100は、図1の断面模式図に示すように、偏光板10、光学補償層12、TFT基板14、層間絶縁膜16a、表示電極18a、第2の層間絶縁膜16b、共通電極18b、配向膜20、液晶層22、配向膜24、偏光層26、波長変換層28、対向基板30及びバックライト32を含んで構成される。
表示装置100は、矢印で示すように、バックライト32から光を受けて、波長変換層28で波長変換された光を偏光板10側から出力して画像を表示する装置として機能する。また、表示装置100は、偏光板10側から入射する外光を積極的に利用して、波長変換層28において外光を波長変換して出力することもできる。なお、図1は模式図であり、各構成要素の大きさ及び厚さは実際の値を反映していない。
本実施の形態では、表示装置100としてIPS(横電界スイッチング)型アクティブマトリックス液晶表示装置を例として説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではなく、VA(垂直配向)型の液晶表示装置や単純マトリックス型等の他の態様の液晶表示装置にも適用可能である。
TFT基板14は、基板上にTFTを画素毎に配置して構成される。基板は、ガラス等の透明な基板である。基板は、表示装置100を機械的に支持すると共に、光を透過して画像を表示するために用いられる。基板は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂からなるフレキシブル基板としてもよい。
図1では、TFTが2つ表されている。TFTのほぼ真ん中の下部(基板上)には、ゲートラインに接続されるゲート電極14aが配置される。ゲート電極14aを覆ってゲート絶縁膜14bが形成され、このゲート絶縁膜14bを覆って半導体層14cが形成される。ゲート絶縁膜14bは、例えばSiO2などの絶縁体で形成される。また、半導体層14cは、アモルファスシリコンや、ポリシリコンで形成され、ゲート電極14aの直上部分が不純物のほとんどないチャネル領域とされ、両側が不純物ドープによって導電性が付与されたソース領域およびドレイン領域とされる。TFTのドレイン領域の上にはコンタクトホールが形成され、そこに金属(例えば、アルミニウム)のドレイン電極が配置(電気的に接続)され、ソース領域の上にはコンタクトホールが形成され、そこに金属(例えば、アルミニウム)のソース電極が配置(電気的に接続)される。ドレイン電極はデータ電圧が供給されるデータラインに接続される。
TFT基板14のTFTが形成されていない側の表面には、偏光板10が形成される。TFT基板14の基板の表面を覆うように偏光板10が形成される。偏光板10は、光学補償層12と共に設けることが好適である。偏光板10は、PVA(ポリビニルアルコール)系樹脂にヨウ素系材料又は二色性染料によって染色がなされた染色系の偏光素子を含むものとすることが好適である。
TFT基板14のTFTが形成された側の面には、層間絶縁膜16aを介して表示電極18aが設けられる。この表示電極18aは画素毎に分離された個別電極であり、例えばITO(インジウム・チン・オキサイド)などによる透明電極である。表示電極18aは、TFT基板14に形成されたソース電極に接続される。さらに、IPS型の表示装置100では、さらに第2の層間絶縁膜16bを介して共通電極18bが設けられる。共通電極18bに対して電圧を印加することで液晶層22の面内方向に向かう電界を発生させ、水平に寝かせた液晶分子を横方向に回転させることで光量を制御する。このとき、液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないので、視野角による輝度変化や色変化を小さくすることができる。
共通電極18bを覆って、液晶を配向させる配向膜20が形成される。配向膜20は、ポリイミド等の樹脂材料によって構成される。配向膜20は、例えば、ポリイミド樹脂となるN−メチル−2−ピロリジノンの5wt%溶液を表示電極18上に印刷し、180℃から260℃程度の加熱により硬化させた後、ラビング布によってラビングを行うことにより配向処理して形成することができる。
次に、対向基板30側の構成及び製造方法について説明する。対向基板30は、ガラス等の透明な基板である。対向基板30は、表示装置100を機械的に支持すると共に、バックライト32からの光を透過して波長変換層28等に入射させるために用いられる。対向基板30は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂からなるフレキシブル基板としてもよい。
対向基板30上には、波長変換層28が形成される。波長変換層28は、画素毎に対向基板30の面内方向にマトリクス状に配置される。波長変換層28として、後述するバックライト32からの光を受けて特定の波長領域の光を放出する蛍光体、量子ドット、量子ロッドのいずれかを適用できる。
なお、青色の波長領域は450nm〜495nm、緑色の波長領域は495nm〜590nm、赤色の波長領域は590nm〜750nmとする。ただし、各色の波長領域は厳密なものではなく、上記範囲からずれていてもよい。また、各色の波長領域が連続的でなくてもよいし、重複してもよい。
蛍光体は、画素毎に赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれか一つの光を発する材料とすることが好適である。赤色蛍光体にはEu付活硫化物系赤色蛍光体、緑色蛍光体にはEu付活硫化物系緑色蛍光体、青色蛍光体にはEu付活リン酸塩系青色蛍光体を使用することができる。波長変換層28は、表示させたい色に応じて単一又は複数の蛍光体を含んでいるものとすることができる。
例えば、370nm以上460nm以下の範囲のバックライト32からの光や外光を吸収して、青色光及び黄色光を発する2種の蛍光体を含んでいる場合には、擬似的に白色光を得ることができる。また、赤色光、緑色光及び青色光の発する3種の蛍光体を含んでいる場合にも同様に白色光を得ることができる。また、ピーク波長が370nm以上460nm以下の範囲のバックライト32からの光や外光を吸収して任意の色の光を発する単一又は複数の蛍光体を適宜選択して用いることにより、任意の色の光を発することができる液晶表示装置が得られる。
また、例えば、370nm以下の紫外光の波長範囲のバックライト32からの光を吸収して、所望の波長領域の光を発する青色光及び黄色光を発する2種の蛍光体を含んでいる場合には、擬似的に白色光を得ることができる。また、赤色光、緑色光及び青色光の発する3種の蛍光体を含んでいる場合にも同様に白色光を得ることができる。また、ピーク波長が370nm以下の範囲のバックライト32からの光を吸収して任意の色の光を発する単一又は複数の蛍光体を適宜選択して用いることにより、任意の色の光を発することができる液晶表示装置が得られる。
また、波長変換層28は、複数の異なる特性を有する半導体材料を3次元的に周期的に配置した量子ドット構造や2次元的に周期的に配置した量子ロッドによっても実現することができる。量子ドットや量子ロッドは、異なるバッドギャップを有する半導体材料をnmオーダーの周期で繰り返し配置することによって、所望のバンドギャップを有する材料として機能させるものであり、バックライト32からの光を受けてバンドギャップに応じた波長領域の光を発する波長変換層28として利用することができる。具体的には、バックライト32の出力光の波長領域の光を吸収して、赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれか一つの光を発する特性を有する量子ドット構造や量子ロッド構造を形成する。
量子ドットは、例えば、中心核(コア)を、セレン化カドミウム(CdSe)で形成し、その外側を硫化亜鉛(ZnS)の被覆層(シェル)が覆う構造とすることができる。この直径を変えることで発光色をコントロールすることができる。たとえば赤(R)を発光させる場合は直径8.3nm、緑(G)を発光させる場合は直径3nm、青(B)を発光させる場合はさらに直径を小さくするとよい。また、中心核材料としては、リン化インジウム(InP)、硫化インジウム銅(CuInS2)、カーボン、グラフェン等を用いてもよい。
波長変換層を、赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する蛍光体又は量子ドット又は量子ロッドとし、表示電極に対応した箇所にパターニング処理により形成及び配置することでフルカラー表示が可能となる。パターニング処理は、赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する蛍光体材料又は量子ドット材料又は量子ロッド材料を感光性高分子に分散し、この分散液をコーターにより対向基板30上に塗布形成し、露光、現像することにより実現される。各々の色の間には表示画素間の混色を防止するためにブラックマトリクスを形成してもよい。
波長変換層28上には、偏光層26が形成される。本実施の形態では、偏光層26は、図2に示すように、偏光板10が設けられた視認側から吸収層と反射偏光子とを重ね合わせた構成を有する。反射偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子26aを備える構成とする。ワイヤーグリッド偏光子(WGP)は、ガラスなどの透明基板の表面に配設された平行配線の配列である。通常、ワイヤーグリッド偏光子は、基板上のワイヤーの単一の周期的な配列である。そのワイヤーの周期が光の波長の概ね半分より大きいときには、グリッドは、回折格子として振る舞う。配線の周期が光の波長の概ね半分より小さいときには、グリッドは、偏光子として振る舞う。透明基板としては、ガラスなどの無機材料のほかに、樹脂が使用でき、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、シクロオレフィン(COP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、トリアセテートセルロース(TAC)等を用いることができる。ワイヤーグリッド偏光子26aは、金属ナノワイヤーをグリッド状に配置した偏光子である。ワイヤーグリッドを構成する材料としては、例えば、アルミニウム、銀、銅、クロム、チタン、ニッケル、タングステン及び鉄などの金属又はこれらの合金が使用できる。ワイヤーグリッド偏光子26aは、例えば、高さ数10〜数100nmのアルミニウムを100nm程度のピッチで細線状に並べて配置した構成とすることができる。ワイヤーグリッド偏光子26aは、グリッドの長手方向と直交する方向に振動する光は透過し、グリッドの長手方向と平行な方向に振動する光は反射する。吸収層は、偏光板10が設けられた視認側から入射する光の少なくとも一部を吸収する特性を有する吸収層26bとする。吸収層26bは、シリコン、ゲルマニウムが挙げられ、例えば、アモルファスシリコン層とすることができる。
偏光層26は、例えば、波長変換層28上に200nmの厚さのアルミニウム層を形成し、その上に厚さ20nmのアモルファスシリコン層を形成し、それらをフォトリソグラフィ技術等を用いて140nmのピッチのグリッド状に加工することで形成することができる。また、偏光層26は、ナノインプリント技術を用いて形成することもできる。具体的には、基板にナノインプリントでネガ形状のレジストパターンを形成し、アッシングにより不要な個所のレジストを除去、その後、CVDにより、Al、Siを連続成膜し、レジストを除去するリフトオフと呼ばれる方法により作成できる。さらに、ワイヤーグリッド偏光子26aは、金属の自己組織化技術を用いて形成することもできる(Macromolecular Chemistry and Physics, Vol.217, No. 6 (2016)参照)。なお、波長変換層上に、例えば、前述したPMMA等の保護層を形成し、その上に偏光層26を形成してもよい。
なお、偏光層26の表面には、平坦化層26cを設けることが好適である。平坦化層26cは、厚さが1μm程度の樹脂層とすることが好適である。また、平坦化層26cの屈折率は1.5以下であることが好適である。1.4以下であれば、より好適である。
偏光層26上には、配向膜24が形成される。配向膜24は、ポリイミド等の樹脂材料によって構成される。配向膜24は、例えば、ポリイミド樹脂となるN−メチル−2−ピロリジノンの5wt%溶液を偏光層26上に印刷し、110℃から260℃程度の加熱により硬化させた後、ラビング布によってラビングを行うことにより配向処理して形成することができる。
このとき光配向膜を用いることも可能で、光配向膜を用いれば180℃以下の低温プロセスが容易になる。また光配向では、VA方式が採用される場合においては、視野角特性を向上させるため、光の照射方向を変えることで1画素内の領域で配向方向を変えて画素分割させてもよい。さらにラビング、光配向などの配向処理は行わず、画素電極と表示電極のずれかまたは両方にスリットを設けることによる斜め電界で配向方向を決定させてもよい(特開平05−222262号公報)。また表示電極と共通電極のいずれかまたは両方の上に突起(特開平06−104044号公報)を形成して配向制御してもよい。
配向膜20と配向膜24は、対向基板30に対して平行に近い方向で配向する配向膜とする。配向方向は、配向膜20と配向膜24とが各々平行になるように配向処理される。光配向では、プレティルト角がなくなり、視野角特性が改善されるので、より好適である。液晶層22は、誘電率異方性が正、又は負とする。誘電率が正の場合、低温の応答特性がよく、水分の影響を受けにくいなどの長所がある。また、誘電率異方性が負の場合、電圧印加時に液晶層22が対向基板30に対してほぼ完全に平行に制御されるので透過率の向上が見込まれる。
IPS型の表示装置100では、共通電極18bに対して電圧を印加することで液晶層22の面内方向に向かう電界を発生させ、水平に寝かせた液晶分子を横方向に回転させることで光量を制御する。このとき、液晶分子の垂直方向の傾きが発生しないので、視野角による輝度変化や色変化を小さくすることができる。
さらに、配向膜20と配向膜24とを向かい合わせるようにして、配向膜20と配向膜24との間に液晶層22が封止される。配向膜20と配向膜24との間にスペーサ(図示しない)を挿入し、配向膜20と配向膜24との間に液晶を注入して周囲を封止材(図示しない)によって封止することにより液晶層22が形成される。
液晶層22は、配向膜20と配向膜24とによって配向が制御され、液晶層22の液晶の初期(電界非印加時)の配向状態は配向膜20と配向膜24とによって決定される。そして、表示電極18に電圧を印加することによって、液晶層22内に電界が生じて液晶層22の配向が制御されて光の透過/不透過が制御される。ここで、液晶層22は、誘電率異方性が正の液晶からなる。誘電率異方性が負の液晶を用いた場合は、電圧印加に垂直に傾斜する成分が抑制され、更に高透過率、広視野角が実現できる。
バックライト32は、光を出力する光源を含んで構成される。光源は、例えば、LEDとすることが好適である。バックライト32から出力される光の波長は、波長変換層28において波長変換に有効に利用され得る波長領域の光とすることが好適である。例えば、バックライト32は、ピーク波長が370nm以上480nm以下の波長領域の光を出力する青色光源又は370nm以下の波長領域の光を出力するUV光源とすることが好適である。
バックライト32は、導光板と反射板を組み合わせた構成としてもよい。この場合、対向基板30側に導光板を配置し、導光板を挟んで反射板を配置する。そして、導光板の側面から光源からの光を導入することでバックライト32としての機能を果たすことができる。さらに、導光板に光を拡散させる拡散板を設けてもよい。
表示装置100によれば、バックライト32からの光を波長変換層28にて波長変換して利用することによって、光の利用効率を高めることができる。これに伴って、表示装置100におけるエネルギー効率を向上させることができ、低消費電力の表示装置100を実現することができる。なお、波長変換層28として、量子ドット構造の半導体層を適用することにより、蛍光体を利用する場合に比べてさらに低消費電力とすることができる。
また、対向基板30と液晶層22との間に偏光層26を形成したインセル型の構造とすることによって、波長変換層28も対向基板30と液晶層22との間に設けることが可能となり、発光体と表示電極18及びTFT基板14との距離を従来より近づけることができる。例えば、対向基板30は500μm程度の厚みがあり、対向基板30とバックライト32との間に偏光層26を形成した場合に比べて、対向基板30の厚みだけ波長変換層28を表示電極18に近づけることができる。これによって、画素間の混色を避けるための画素間の距離の余裕を小さくすることができる。したがって、高解像度の表示装置100を提供することができる。
さらに、偏光層26のバックライト側にワイヤーグリッド偏光子26aを設けることで、偏光層26を透過されなかった光をバックライト32側へ反射させ、バックライト32と対向基板30との界面やバックライト32の裏面でさらに反射された光を波長変換層28へ再度戻すことができる。これにより、バックライト32から出射される光の利用効率を高めることができる。
また、偏光層26の視認側に吸収層26bを設けることで、偏光板10側から入射した外光がワイヤーグリッド偏光子26aにより視認面に反射されて戻されることを防ぐことができる。これにより、外光が強い明るい環境下においても表示装置100の表示のコントラストを高めることができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態における表示装置100では、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと吸収層26bの2層構造としたが、これに限定されるものではない。本実施の形態では、図3に示すように、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと染料系偏光子26dとで構成する。
第1の実施の形態における表示装置100では、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと吸収層26bの2層構造としたが、これに限定されるものではない。本実施の形態では、図3に示すように、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと染料系偏光子26dとで構成する。
染料系偏光子26dは、PVA(ポリビニルアルコール)系樹脂に二色性染料によって染色がなされたものを延伸した染色系の偏光素子を含むものとすることが好適である。ここで、染料系材料は、アゾ化合物及び/又はその塩を含有することが好適である。染料系偏光子26dの厚さは、例えば、5μm程度とすることが好適である。染料系偏光素子は延伸方向に吸収軸をもつが、吸収軸はグリッドの方向と平行になるように配置する。
染料系偏光子26dには、以下の化学式を満たす染料系材料を用いることが好適である。
(1)式中R1、R2は各々独立に水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシル基を示し、nは1又は2で示されるアゾ化合物及びその塩。
(2)R1、R2が各々独立に水素原子、メチル基、メトキシ基のいずれかである(1)記載のアゾ化合物及びその塩。
(3)R1、R2が水素原子である(1)記載のアゾ化合物及びその塩。
(2)R1、R2が各々独立に水素原子、メチル基、メトキシ基のいずれかである(1)記載のアゾ化合物及びその塩。
(3)R1、R2が水素原子である(1)記載のアゾ化合物及びその塩。
例えば、以下に示す工程で得られる材料を用いることが好適である。4−アミノ安息香酸13.7部を水500部に加え、水酸化ナトリウムで溶解する。得られた物質を冷却して10℃以下で35%塩酸30部を加え、次に亜硝酸ナトリウム6.9部を加え、5〜10℃で1時間攪拌する。そこへアニリン−ω−メタンスルホン酸ソーダ20.9部を加え、20〜28℃で攪拌しながら、炭酸ナトリウムを加えてpH3.5とする。さらに、攪拌してカップリング反応を完結させ、濾過して、モノアゾ化合物を得る。得られたモノアゾ化合物を水酸化ナトリウム存在下、90℃で攪拌し、化学式(2)のモノアゾ化合物17部を得る。
化学式(2)のモノアゾ化合物12部、4,4’−ジニトロスチルベン−2,2’−スルホン酸21部を水280部に溶解させた後、水酸化ナトリウム12部を加え、90℃で縮合反応させる。続いて、グルコース9部で還元し、塩化ナトリウムで塩析した後、濾過して化学式(3)で示されるアゾ化合物16部を得る。
さらに、化合物(3)の染料を0.01%、シー・アイ・ダイレクト・レッド81を0.01%、特許2622748号公報の実施例1において示されている下記構造式(4)で示される染料を0.03%、特開昭60−156759号公報の実施例23において公開されている下記構造式(5)で示される染料0.03%及び芒硝0.1%の濃度とした45℃の水溶液に基板として厚さ75μmのポリビニルアルコール(PVA)を4分間浸漬する。このフィルムを3%ホウ酸水溶液中で50℃で5倍に延伸し、緊張状態を保ったまま水洗、乾燥する。これによって、中性色(平行位ではグレーで、直交位では黒色)となる染料系材料を得ることができる。
通常の偏光素子は、樹脂にヨウ素およびヨウ素化合物によって染色した材料で形成されたヨウ素系の偏光素子である。しかしながら、ヨウ素およびヨウ素化合物は熱に弱く、100℃程度の加熱によって変質してしまう。一方、染料(二色性染料)を用いる偏光素子は、比較的熱に強く、140〜180℃程度の加熱であれば変質を防げる。そこで、表示装置100を形成する際の温度の影響を受けることなく、対向基板30と配向膜24との間に偏光層26を形成することが可能になる。
本実施の形態においても、偏光層26のバックライト側にワイヤーグリッド偏光子26aを設けることで、偏光層26を透過されなかった光をバックライト32側へ反射させ、バックライト32と対向基板30との界面やバックライト32の裏面でさらに反射された光を波長変換層28へ再度戻すことができる。これにより、バックライト32から出射される光の利用効率を高めることができる。
また、偏光層26の視認側に染料系偏光子26dを設けることで、偏光板10側から入射した外光がワイヤーグリッド偏光子26aにより視認面に反射されて戻されることを防ぐことができる。これにより、外光が強い明るい環境下においても表示装置100の表示のコントラストを高めることができる。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態における表示装置100では、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと吸収層26bの2層構造としたが、これに限定されるものではない。本実施の形態では、図4に示すように、偏光層26をコレステリック液晶層26e、λ/4層26f及び染料系偏光子26dとで構成する。
第1の実施の形態における表示装置100では、偏光層26をワイヤーグリッド偏光子26aと吸収層26bの2層構造としたが、これに限定されるものではない。本実施の形態では、図4に示すように、偏光層26をコレステリック液晶層26e、λ/4層26f及び染料系偏光子26dとで構成する。
コレステリック液晶層26eは、カイラルピッチが異なる複数のコレステリック液晶層を積層して構成することができる。例えば、図4に示すように、カイラルピッチが428nm以上490nm以下である第1のコレステリック液晶26e−1、カイラルピッチが520nm以上580nm以下である第2のコレステリック液晶26e−2、及び、カイラルピッチが600nm以上660nm以下である第3のコレステリック液晶26e−3からなる複数の層を積層すればよい。
なお、コレステリック液晶とは、光軸が一定のピッチで捻れている液晶で、捻れのピッチに応じて選択反射と呼ばれる反射色を示す液晶である。コレステリック液晶は、ネマチック液晶にカイラル剤と呼ばれる添加剤を加え、旋光性を持たせて作成することができる。このとき、カイラル剤の添加率を調整することによって、所望のカイラルピッチを持たせることができる。
λ/4層26fは、入射した光の位相差を波長λの1/4だけ変更して出力する層である。λ/4層26fは、一般的な波長板の形成方法により形成することができる。
具体例として、第1のコレステリック液晶26e−1はカイラルピッチが460nm、第2のコレステリック液晶26e−2はカイラルピッチが550nm、第3のコレステリック液晶26e−3はカイラルピッチが630nmとし、λ/4層26fは波長550nmにおいて位相差が135nmのものを用いればよい。
λ/4層26fはコレステリック液晶層26eと染料系偏光子26dの間に配置し、λ/4層26fの光軸との染料系偏光子26dの吸収軸は45°又は135℃になるように配置する。
またコレステリック液晶層26eとして、1つの層内に複数の異なるカイラルピッチを持つタイプのものを使用してもよい。これは熱硬化型の高分子型コレステリック液晶で硬化させる際の温度プロファイルを調整することで作製することが可能になる。
本実施の形態においても、偏光層26のバックライト側にコレステリック液晶層26e及びλ/4層26fを設けることで、偏光層26を透過されなかった光をバックライト32側へ反射させ、バックライト32と対向基板30との界面やバックライト32の裏面でさらに反射された光を波長変換層28へ再度戻すことができる。これにより、バックライト32から出射される光の利用効率を高めることができる。
また、偏光層26の視認側に染料系偏光子26dを設けることで、偏光板10側から入射した外光がワイヤーグリッド偏光子26aにより視認面に反射されて戻されることを防ぐことができる。これにより、外光が強い明るい環境下においても表示装置100の表示のコントラストを高めることができる。
<変形例>
バックライトとして、前述の青色光源を用いる場合、波長変換層28として、一般的に、青(B)の波長領域については青色より長い波長の光を吸収する吸収型カラーフィルターを用い、緑(G)の波長領域については入射光を緑色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用い、赤(R)の波長領域については入射光を赤色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用いる。
バックライトとして、前述の青色光源を用いる場合、波長変換層28として、一般的に、青(B)の波長領域については青色より長い波長の光を吸収する吸収型カラーフィルターを用い、緑(G)の波長領域については入射光を緑色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用い、赤(R)の波長領域については入射光を赤色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用いる。
このとき、緑(G)の波長変換材料は、緑色の波長領域よりも短い波長の光を緑色に変換することができるが、緑色の波長領域よりも長い波長の光を緑色に変換することができない。したがって、図5に示すように、外光の入射等によって波長変換層28を透過した赤色の波長領域の光が導光板や導光板裏面の反射板などから反射して、緑(G)の波長変換材料の領域に入った場合、緑(G)の表示領域に赤色の波長領域の光が混ざり合ってしまうおそれがある。
そこで、本変形例では、図6に示すように、波長変換層28の緑(G)の領域において緑色の波長変換材料28aと赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28bとを重ね合わせた構成とする。図12に赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28bの一例を示す。
これにより、波長変換層28の緑(G)の領域に赤色の波長領域の光が混入したとしてもカラーフィルター28bによって吸収され、視認側にその影響が及ぶことを防ぐことができる。
なお、カラーフィルター28bを設ける代わりに、図7に示すように、波長変換層28の緑(G)の領域における緑色の波長変換材料28aに赤色を吸収する色素40を混在させるようにしてもよい。
また、バックライトとして、前述のUV光源を用いる場合、波長変換層28として、青(B)の波長領域についても入射光を青色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用い、緑(G)の波長領域については入射光を緑色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用い、赤(R)の波長領域については入射光を赤色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料を用いる構成も採用される。
このとき、青(B)及び緑(G)の波長変換材料は、それぞれ青色及び緑色の波長領域よりも短い波長の光を波長変換することができるが、青色及び緑色の波長領域よりも長い波長の光を波長変換することができない。したがって、外光の入射等によって波長変換層28の波長変換材料の領域を透過した緑色、赤色の波長領域の光が導光板や導光板裏面の反射板などから反射して、青(B)又は緑(G)の波長変換材料の領域に入った場合に青(B)及び緑(G)の領域に各々緑色と赤色又は赤色の波長領域の光が混ざり合ってしまうおそれがある。
そこで、本変形例では、図8に示すように、波長変換層28の青(B)の領域において青色の波長変換材料28cと緑色と赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター(青色カラーフィルター)28dとを重ね合わせた構成とする。また、波長変換層28の緑(G)の領域において緑色の波長変換材料28aと赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28bとを重ね合わせた構成とする。図13に緑色と赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28dの一例を示す。
これにより、波長変換層28の青(B)及び緑(G)の領域に赤色の波長領域の光が混入したとしてもカラーフィルター28d及びカラーフィルター28bによって吸収され、視認側にその影響が及ぶことを防ぐことができる。
なお、カラーフィルター28b、28dを設ける代わりに、図9に示すように、波長変換層28の青(B)及び緑(G)の領域において、それぞれ青色の波長変換材料28cに緑色と赤色を吸収する色素(青色色素)41及び緑色の波長変換材料28aに赤色を吸収する色素40を混在させるようにしてもよい。
この変形例は、本発明に記載した反射偏光子による戻り光を利用し、光利用効率を上げる方式にも採用することができ、これにより反射偏光子を利用する場合の混色を防ぐことができる。
例えば、図10に示すように、バックライトとして、前述の青色光源を用いる場合、波長変換層28として、一般的に、青(B)の波長領域については青色より長い波長の光を吸収する吸収型カラーフィルターを用い、緑(G)の波長領域については入射光を緑色の波長領域の光に変換して出力する波長変換材料28aと赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28bとを重ね合わせた構成とする。
これにより、偏光層26において反射された赤色の光が波長変換層28の緑(G)の領域に混入したとしてもカラーフィルター28bによって吸収され、視認側にその影響が及ぶことを防ぐことができる。
また、例えば、図11に示すように、バックライトとして、前述のUV光源を用いる場合、波長変換層28として、波長変換層28の青(B)の領域において青色の波長変換材料28cと緑色と赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター(青色カラーフィルター)28dとを重ね合わせた構成とする。また、波長変換層28の緑(G)の領域において緑色の波長変換材料28aと赤色の波長領域の光を吸収するカラーフィルター28bとを重ね合わせた構成とする。
これにより、偏光層26において反射された赤色の波長領域の光が波長変換層28の青(B)及び緑(G)の領域に混入したとしてもカラーフィルター28d及びカラーフィルター28bによって吸収され、視認側にその影響が及ぶことを防ぐことができる。
なお、反射偏光子を用いた場合でも、カラーフィルター28b、28dを設ける代わりに、波長変換層28の青(B)及び緑(G)の領域において、それぞれ青色の波長変換材料28cに緑色と赤色を吸収する色素(青色色素)及び緑色の波長変換材料28aに赤色を吸収する色素を混在させるようにしてもよい。
10 偏光板、12 光学補償層、14 TFT基板、14a ゲート電極、14b ゲート絶縁膜、14c 半導体層、16a 層間絶縁膜、16b 第2の層間絶縁膜、18 表示電極、18a 表示電極、18b 共通電極、20 配向膜、22 液晶層、24 配向膜、26 偏光層、26a ワイヤーグリッド偏光子、26b 吸収層、26c 平坦化層、26d 染料系偏光子、26e コレステリック液晶層、26f λ/4層、28 波長変換層、28a 波長変換材料、28b カラーフィルター、28c 波長変換材料、28d カラーフィルター、30 対向基板、32 バックライト、40 赤色を吸収する色素、41 緑色と赤色を吸収する色素(青色色素)、100 表示装置。
Claims (10)
- 入射した光の波長を変換する波長変換層と、
前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子を含む偏光層と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記反射偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子であることを特徴とする表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の表示装置であって、
前記反射偏光子は、吸収層を有するワイヤーグリッド偏光子であることを特徴とする表示装置。 - 請求項3に記載の表示装置であって、
前記吸収層は、ケイ素及びゲルマニウムの少なくとも1つを含むことを特徴とする表示装置。 - 入射した光の波長を変換する波長変換層と、
前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子と、前記波長変換層に対して前記反射偏光子より視認側に設けられた吸収偏光子と、を含む偏光層と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項5に記載の表示装置であって、
前記吸収偏光子は、染料系偏光子であることを特徴とする表示装置。 - 請求項5又は6に記載の表示装置であって、
前記反射偏光子は、コレステリック液晶層を含み、
前記吸収偏光子は、染料系偏光子であり、
前記コレステリック液晶層と前記染料系偏光子との間にλ/4層を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置であって、
前記波長変換層に対して光を照射するバックライトを備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置であって、
前記波長変換層に対して前記偏光層を介して配置された液晶層を備えることを特徴とする表示装置。 - 入射した光の波長を変換する波長変換層と、
前記波長変換層から出射された光を偏光する反射偏光子と、前記波長変換層に対して前記反射偏光子より視認側に設けられた吸収偏光子と、を含む偏光層と、
を備え、表示装置に用いられることを特徴とする偏光部材。
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