JP2019158325A - Ventilation device - Google Patents
Ventilation device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019158325A JP2019158325A JP2018235016A JP2018235016A JP2019158325A JP 2019158325 A JP2019158325 A JP 2019158325A JP 2018235016 A JP2018235016 A JP 2018235016A JP 2018235016 A JP2018235016 A JP 2018235016A JP 2019158325 A JP2019158325 A JP 2019158325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- back surface
- protrusion
- shape
- adapter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
Description
本発明は、建物の天井等に設置される換気装置に関するものである。 The present invention relates to a ventilation device installed on a ceiling or the like of a building.
従来の換気装置として、天井裏への施工が容易にできるように、筐体とアダプターが分離した構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。 As a conventional ventilation device, a structure in which a housing and an adapter are separated so as to be easily installed on a ceiling is known (see, for example, Patent Document 1).
従来の換気装置について、図8を参照しながら説明する。 A conventional ventilator will be described with reference to FIG.
従来の換気装置は、建物の天井等に設置され、底面に開口部を有し、一側面に吹出口を有する筐体101内に下面の開口部から吹出口への気流を形成する送風機102を組み込んだものである。
A conventional ventilation device includes a
換気装置の施工は、大きく分類して、換気装置を天井裏に設置した後に天板を取り付ける工法と、既存の天井に換気装置を取り付ける工法(レトロフィット)とがある。 The construction of ventilation devices can be roughly classified into two methods: a method of attaching the top plate after the ventilation device is installed on the back of the ceiling, and a method of retrofitting the ventilation device on the existing ceiling (retrofit).
レトロフィットでは、まず、アダプター103を天井裏に先付けする。続いて筐体101の天面側から底面側までを、先付けされたアダプター103に挿入する。これにより、天板に設けた小さい開口にて設置が可能である。レトロフィットは、既存の環境に追加して換気装置を導入できるため、様々な状況に対応可能である。
In retrofit, the
しかしながら、レトロフィットでは天板が薄く弱い場合、施工が難しくなる。つまり、天板に先付けされたアダプター103は空気の通り道となるダクトが接続されるため、アダプター103にはダクトの荷重が掛かり、天板が薄く弱い場合、ダクト側に傾いた状態となる。そして、天板の小さい開口には、筐体101をダクトの傾きに合わせて挿入することはできないため、筐体101を傾いたアダプター103に正しく係合させることができない場合がある。
However, in retrofit, when the top plate is thin and weak, construction becomes difficult. In other words, since the
また、係合できた場合であっても、上述のようにレトロフィットではアダプター103と筐体101とは独立している。このため、アダプター103と筐体101との間には、ダクトの荷重に基づく隙間が発生し、気密性が損なわれてしまうという課題があった。
Even in the case of being able to engage, the
そこで本発明は、アダプター103と筐体101とが独立して構成された換気装置において、施工性を改善すると共に、気密性を高めた換気装置を提供することを目的とする。
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a ventilator with improved airtightness while improving workability in a ventilator in which an
本発明に係る換気装置は、底面に吸込口と一側面に吹出口と前記一側面に隣接する2つの隣接側面にガイド部材とを有する筐体と、前記吸込口から前記吹出口に空気を導く送風部と、前記筐体の天面側から前記底面側に向かってスライドすることにより前記ガイド部材にガイドされ前記一側面に対向して前記筐体に固定されるアダプターと、を備え、前記アダプターは、凹形状を有し前記ガイド部材によりガイドされるガイド部を備え、前記ガイド部材は、前記凹形状における凹みの内周壁に接触して前記アダプターをガイドする構成とすることにより、所期の目的を達成するものである。 The ventilator according to the present invention guides air from the suction port to the air outlet, with a housing having a suction port on the bottom surface, an air outlet on one side surface, and a guide member on two adjacent side surfaces adjacent to the one side surface. A blower section; and an adapter that is guided by the guide member by sliding from the top surface side of the housing toward the bottom surface side, and that is fixed to the housing so as to face the one side surface, Is provided with a guide portion having a concave shape and guided by the guide member, and the guide member is configured to guide the adapter by contacting the inner peripheral wall of the recess in the concave shape. It achieves its purpose.
本発明によれば、アダプターと筐体とが独立して構成された換気装置において、施工性を改善すると共に、気密性を高めることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while improving the workability | operativity in the ventilation apparatus with which the adapter and the housing | casing were comprised independently, airtightness can be improved.
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings for understanding of the present invention. The following embodiments are examples embodying the present invention, and do not limit the technical scope of the present invention. In addition, throughout the drawings, the same portions are denoted by the same reference numerals, and the second and subsequent descriptions are omitted.
(実施の形態1)
まず、図1及び図2を参照しながら、本実施の形態に係る換気装置30の構成について説明する。なお図1は、本実施の形態に係る換気装置30の分解斜視図、図2は、換気装置30の下面図である。
(Embodiment 1)
First, the configuration of the ventilation device 30 according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2. 1 is an exploded perspective view of the ventilator 30 according to the present embodiment, and FIG. 2 is a bottom view of the ventilator 30.
図1及び図2に示すように、本発明に係る換気装置30は、筐体1と、送風部2と、アダプター3とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the ventilator 30 according to the present invention includes a
筐体1は、少なくとも一面が開口された箱型の形状であり、材料は金属または樹脂である。筐体1は、吸込口4と、吹出口5と、ガイド部材12を備える。
The
吸込口4は、換気装置30の下面を天井板の面に一致させて天井に設置した状態において、天井から地面方向、つまり鉛直下方に向いた面である。そしてこの面が、筐体1の開口に該当する。筐体1内部への吸気は図示しない二重格子構造の意匠パネルを介して行われる。
The
吹出口5は、吸込口4が設けられた底面に隣接しているいずれか1つの一側面に、開口として設けられる。
The
ガイド部材12は、吹出口5が設けられた一側面に隣接する2つの隣接側面1aの中央よりも上方、つまり天面側に設けられる。ガイド部材12は、アダプター3を筐体1に固定するために利用されるが詳細は後述する。
The
吸込口4と吹出口5とは、筐体1の内部で連通されており、この連通された風路が排気風路6を構成する。
The
送風部2は、排気風路6中に配置され、吸込口4から吹出口5に空気を導く。送風部2は、ケーシング7と、モータ8と、ファン9とを備える。
The
ケーシング7は、送風部2の外郭を形成し、材質は樹脂である。ケーシング7は、略円筒形を有し、下面に位置する底面に空気を吸い込むための開口が、側面には空気を排出するための開口が備えられる。ケーシング7は、底面の開口が吸込口4と近接し、側面の開口が吹出口5と連結されている。ケーシング7は、略円筒形を有し底面に平行な断面が円形スクロール形状を有する。ケーシング7は、底面の開口にオリフィス10を備える。
The
オリフィス10は、円筒形を有し、中央部分が開口され、その開口を底面開口に接続された樹脂部品である。オリフィス10は、送風部2の空気の流れ方向における上流に位置し、ケーシング7にネジ等の固定手段で取り付けられる。なお、オリフィス10は、ケーシング7と一体構造としてもよい。
The
モータ8は、ケーシング7の内部空間における天面側に配置され、円形スクロール形状における中央部付近に、ネジ等の固定手段で取り付けられる。モータ8は、ケーシング7の天面から底面に向けて突出する回転軸を備えている。モータ8は、給電により回転軸を回転させる。モータ8への電力供給は、図示しない電装基板を介して行われる。
The
ファン9は、回転軸に固定された例えばシロッコファンである。ファン9は、モータ8が起動した際、回転軸が回転することで起動し、空気の移動が行われる。つまり、送風部2の駆動により、吸込口4から吹出口5に空気が導かれる。
The
電装基板は、筐体1内に設けられた電装基板ケース11に格納され、ケーシング7の外郭に、図示しないネジ等の固定手段で取り付けられる。
The electrical board is stored in an
電装基板ケース11は、難燃樹脂製の電装基板ベース11aと、同じく難燃樹脂製の電装基板カバー11bを備える。電装基板は電装基板ベース11aにネジ等の固定手段で取り付けられる。また、電装基板カバー11bは電装基板ベース11aにネジ等の固定手段で取り付けられる。
The
アダプター3は、筐体1の一側面であって、吹出口5の下流側に設けられる。アダプター3は、アダプタープレート19と、ダクト接続部20とを備える。
The
アダプタープレート19は、筐体1の一側面と略同一サイズの例えば樹脂製平面板として設けられる。アダプタープレート19は、筐体1の吹出口5が設けられた一側面の下流側に設けられる。アダプタープレート19は、両側面にガイド部3aを備える。
The
ガイド部3aは、図1における簡易上面図40に示すように、例えばアダプタープレート19の側面を二箇所折り曲げて構成される。ガイド部3aは、アダプタープレート19の平面の端部である両側辺から、隣接側面1aの方向に、隣接側面1aに対して平行に延設され、さらに延設先端から隣接側面1aの方向に、隣接側面1aに対して垂直に延設される。つまり、ガイド部3aは、アダプター3の上面視(図1における上方から見た状態)において、凹形状41を有する。ガイド部3aは、隣接側面1aに設けられたガイド部材12を凹形状41における凹みの内周壁に接触させて、上下方向にガイドすることで、筐体1がアダプター3にガイドされる。言い換えると、ガイド部3aとガイド部材12との摺動構造により、筐体1がアダプター3を上下方向にガイドする。
As shown in a simplified
ダクト接続部20は、アダプタープレート19から下流側に向けて立設し、上流側は矩形であり下流側は円筒形状を有する。ダクト接続部20は、内部空間を吹出口5と接続され、筐体1の内部から吹き出される排気を誘導する。ダクト接続部20は、例えば屋内と屋外とを連通するダクトの屋内側端部が接続されることにより、換気装置30の排気が屋外に排出可能となる。
The
続いて、図3、図4を参照しながら、ガイド部材12の詳細構造について説明する。なお、図3は、ガイド部材12の側面図、図4は、ガイド部材12の裏面斜視図である。
Next, the detailed structure of the
ガイド部材12は、弾力性を有する樹脂で一体形成されている。ガイド部材12は、台形状の表面12aと台形状の裏面12bとを重ね合わせた角柱形状を有する。つまり、上面視及び下面視にして台形状を有する。この台形状とは、少なくとも一対の対辺が平行な四辺形であるが、本実施の形態においては、厳密な四辺形である必要は無く、角部に一定の丸みを有していてもよい。ガイド部材12は、表面12aに膨出形状12cを、裏面12bにアーチ形状15を有する。またガイド部材12は、裏面12bに突出部13を備える。
The
膨出形状12cは、ガイド部材12の角柱形状における長辺側からの側面視において、表面12a側の両端部に比して中央部が表面12aから高さ12dだけ裏面12bとは逆方向に膨出した形状である。膨出形状12cは、両端部から中央部にかけて漸次高さが増し、すなわち滑らかな山状となっている。
In the side view from the long side in the prismatic shape of the
アーチ形状15は、ガイド部材12の角柱形状における長辺側からの側面視において、裏面12b側の両端部に比して中央部が裏面12bから表面12a側に高さ15aだけ凹んだ形状である。アーチ形状15は、両端部から中央部にかけて漸次凹みが増し、すなわち滑らかな凹みとなっている。
The
突出部13は、裏面12bの長手方向に3個以上備えられる。本実施の形態では、突出部13は3個、台形状における長手方向に、端部(図3における左側端部)から順に突出部13a、突出部13b、突出部13cが設けられる。突出部13は、隣接する突出部13の間隔が非統一に構成される。ここで非統一とは、間隔(距離)が異なることを意味する。具体的には、図3において、突出部13aと突出部13bとの距離Xは、突出部13bと突出部13cとの距離Yよりも短い。このように間隔を非統一とすることで、ガイド部材12の隣接側面1aに設けられた後述の係合孔1bに対して、所定の方向でのみ嵌め込むことが可能となる。突出部13bは、絞り形状を有し、アーチ形状15における頂上部に配置される。なお、絞り形状とは、棒形状における軸の先端部が軸よりも大きく構成され、言い換えると先端部が大きく、先端部から軸方向に向かって絞られた形状を指す。突出部13a及び突出部13cは、絞り形状を備えない。
Three or more protrusions 13 are provided in the longitudinal direction of the
絞り形状を有する突出部13bは、支柱部14aと、先端部14bと、切り込み部14cとを備える。なお、絞り形状を有する突起部は、3個以上の突起部のうちの少なくとも1個に設けられる。
The projecting
支柱部14aは、裏面12bに接続し、裏面12bから離れる方向に起立する円柱である。支柱部14aは、係合孔1bの径とほぼ同一の径を有する。
The
先端部14bは、支柱部14aの先端に支柱部14aにおける円の径よりも大きい底面径を有する円錐台形状を有する。先端部14bの円錐台における底面径は、係合孔1bの径よりも大きく、円錐台における天面径は、係合孔1bの径よりも小さい。
The
切り込み部14cは、先端部14bの先端から支柱部方向への切り込みとして設けられる。切り込み部14cは、突出部13bを径方向に等分することで、樹脂成形された突出部13bを半径方向から中心に向かって一時的に傾斜させることが可能となる。突出部13bを中心方向に傾斜させることにより、円錐台における底面径を係合孔1bの径とほぼ一致する長さかそれ以下の長さにすることが可能となる。
The
絞り形状を有さない、突出部13a及び突出部13cは、支柱部16aと、小突起部16bとを備える。
The protruding
支柱部16aは、裏面12bに接続し、裏面12bから離れる方向に起立する円柱である。支柱部16aは、係合孔1bの径とほぼ同一の径を有する。
The
小突起部16bは、支柱部16aの先端近傍より支柱部16aの起立方向から垂直方向に伸びる突起である。小突起部16bは、支柱部16aを係合孔1bに挿入し、すなわち貫通した状態においては、係合孔1bの外周よりも外側に位置し、抜け方向へのストッパーとして機能する。
The
以上がガイド部材12の詳細構造である。
The detailed structure of the
続いて、図1、図5、図6を参照しながらガイド部材12の取り付け、及びアダプター3と筐体1との接続について説明する。なお図5は、ガイド部材12が外された状態を示す筐体側面図、図6は、ガイド部材12が取り付けられた状態を示す筐体側面図である。
Next, attachment of the
図5に示すように、筐体1は、2つの隣接側面1aにおいて、中央よりも上方、つまり天面側に係合孔1bを備える。
As shown in FIG. 5, the
係合孔1bは、本実施の形態では、突出部13の数に対応させた位置に3個設けられている。また、係合孔1bは、突出部13と同様、隣接する係合孔1b同士の間隔を、突出部13の間隔に対応させて非統一に構成されている。この構成により、係合孔1bに突出部13を一致させて嵌め込むことで、図6に示すように、ガイド部材12を構成する台形状の長辺(下底)、必ず吹出口5の面側の端辺、すなわちアダプター3が配置される面側の端辺と平行に位置することになる。言い換えると、係合孔1bは、裏面12bの長辺がアダプター3の端辺に一致して配置可能であるが、裏面12bの短辺(上底)はアダプター3の端辺に一致して配置不能となる。この特殊な形状により、後述の効果を発揮するガイド部材12の取り付け方向を間違える心配がない。
In the present embodiment, three
なお、係合孔1bへの突出部13の嵌め込み時には、前述のアーチ形状15により、まず、ガイド部材12の長辺両端部が隣接側面1aに密着する。その後、中央部に設けられた突出部13bの先端部14bが半径方向から中心に向かって一時的に傾斜することで係合孔1bを貫通し、筐体1の内部で傾斜が解消される。これにより、先端部14bの円錐台形状における底辺が、筐体1の内側から隣接側面1aに係止して突出部13bが係合孔1bに固定される。この際、突出部13a及び突出部13cも係合孔1bを貫通し、小突起部16bが、筐体1の内側から隣接側面1aに係止する。これにより、ガイド部材12が、隣接側面1aに回転不能に固定される。そして、アーチ形状15により、ガイド部材12の長辺両端部には常時隣接側面1a方向に付勢されて密着する。この密着により、ガイド部材12をアダプター3のガイド部3a、厳密には凹形状41に沿って挿入する際に、引っかかることが無くスムーズに挿入することができ、施工性を高めることができる。
When the protrusion 13 is fitted into the
また、ガイド部材12は、台形状を有しており、長辺は、アダプター3が配置される面側の端辺と平行に位置している。つまり、ガイド部材12は、上方に向かって先細り形状31になっている。これにより、アダプター3のガイド部3aにガイド部材12を挿入する際に、ガイド部3aにスムーズに挿入され、施工性を高めることができる。
Further, the
また、ガイド部材12は、台形状を有しているため、ガイド部材12がガイド部3aに挿入されると、アダプター3は先細り形状31によって筐体1側に引き寄せられる。つまり、アダプター3と筐体1との密着度が増すため、ダクトの荷重が掛かった場合であっても、気密性を確保することができる。
Further, since the
また、ガイド部材12は、膨出形状12cを有している。つまり、ガイド部材12がガイド部3aに挿入されると、アダプター3は、吹出口5の正面視にして左右方向へ引っ張られることになる。これにより、アダプター3と筐体1との左右方向へのぐらつきが発生せず、アダプター3と筐体1との密着度が増し、気密性を高めることができる。
The
(実施の形態2)
続いて、図7を参照しながら、本実施の形態2に係るガイド部材28の詳細構造について説明する。なお図7は、実施の形態2に係るガイド部材28の裏面斜視図である。
(Embodiment 2)
Next, the detailed structure of the
ガイド部材28は、実施の形態1に示したガイド部材12の変形例である。ガイド部材28がガイド部材12と異なる点は、突出部の構成であり、他の部分の構成は共通である。
The
突出部29は、裏面12bの長手方向に3個以上備えられる。本実施の形態では、突出部29は3個、台形状における長手方向に、端部(図7における左側端部)から順に突出部29a、突出部29b、突出部29cが設けられる。突出部29は、隣接する突出部29の間隔が非統一に構成される。突出部29a、突出部29cは、それぞれ支柱部21と、小突起部22とを備える。
Three or more protrusions 29 are provided in the longitudinal direction of the
支柱部21は、裏面12bに接続し、裏面12bから離れる方向に起立する円柱である。支柱部21は、係合孔1bの径とほぼ同一の径を有する。
The
小突起部22は、支柱部21の先端近傍より支柱部21の起立方向(図7の紙面方向)に対して垂直方向に伸びる。また、ガイド部材28の長手方向(図7の左右方向)における両端に備えられた突出部29a、突出部29cの小突起部22は同一方向、つまりここでは台形状の短辺23よりも台形状における外周方向に起立する。そして外周方向に起立した小突起部22は、短辺23よりも外周方向に突出している。なお、両端部の突出部29a、突出部29cに挟まれた突出部29bの小突起部24は、小突起部22とは逆方向に起立する。具体的には、台形状における長辺25の方向(図7の下方向)に起立する。
The
突出部29bは、支柱部21の短辺23側が、裏面から先端方向に向かうにつれて長辺25側、すなわち短辺23とは逆方向に傾斜する傾斜面26を備える。
The protruding
以上がガイド部材28の詳細構造である。
The detailed structure of the
ガイド部材28を図5に示す隣接側面1aに接続する際には、まず小突起部22の先端を係合孔1bに差し込む。この際、ガイド部材28の裏面12bは、隣接側面1aに対して平行ではなく鋭角を成す。この状態から、裏面12bが隣接側面1aに対して平行になるように近づけて行くと、突出部29a、突出部29cの支柱部21が係合孔1bに挿入される。この際、突出部29bは傾斜面26を有するため、突出部29bの短辺23側の先端部が隣接側面1aに接触せず、すなわち突出部29bの支柱部21が曲がることなく、突出部29bの先端部が係合孔1bに挿入される。
When connecting the
突出部29bの先端部が係合孔1bに挿入されると、突出部29bの小突起部24が係合孔1bの内周面に衝突し、支柱部21が短辺23側に曲げられた状態で、小突起部24が係合孔1bを通過する。小突起部24が係合孔1bを通過すると、支柱部21が曲げ状態から回復し、この状態で突出部29bが係合孔1bに完全に挿入される。
When the tip of the
小突起部22と小突起部24とは互いに逆方向に起立しているため、突出部29が係合孔1bに完全に挿入された後は、小突起部22及び小突起部24が返し止めとして機能し、ガイド部材28の係合孔1bからの抜けを防止して強固に固定することができる。
Since the
本発明に係る換気装置は、アダプターと筐体とが独立して構成された換気装置において、施工性を改善すると共に、気密性を高めることができるものとして有用である。 The ventilator according to the present invention is useful as a ventilator in which an adapter and a housing are independently configured, so that the workability can be improved and the airtightness can be enhanced.
1 筐体
1a 隣接側面
1b 係合孔
2 送風部
3 アダプター
3a ガイド部
4 吸込口
5 吹出口
6 排気風路
7 ケーシング
8 モータ
9 ファン
10 オリフィス
11 電装基板ケース
11a 電装基板ベース
11b 電装基板カバー
12、28 ガイド部材
12a 表面
12b 裏面
12c 膨出形状
12d 高さ
13、13a、13b、13c 突出部
14a 支柱部
14b 先端部
14c 切り込み部
15 アーチ形状
15a 高さ
16a 支柱部
16b 小突起部
19 アダプタープレート
20 ダクト接続部
21 支柱部
22、24 小突起部
23 短辺
25 長辺
26 傾斜面
29、29a、29b、29c 突出部
30 換気装置
31 先細り形状
40 簡易上面図
41 凹形状
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記吸込口から前記吹出口に空気を導く送風部と、
前記筐体の天面側から前記底面側に向かってスライドすることにより前記ガイド部材にガイドされ前記一側面に対向して前記筐体に固定されるアダプターと、を備え、
前記アダプターは、
凹形状を有し前記ガイド部材によりガイドされるガイド部を備え、
前記ガイド部材は、
前記凹形状における凹みの内周壁に接触して前記アダプターをガイドする換気装置。 A housing having a suction port on the bottom surface, an air outlet on one side surface, and a guide member on two adjacent side surfaces adjacent to the one side surface;
A blower that guides air from the inlet to the outlet;
An adapter that is guided by the guide member by sliding from the top surface side of the housing toward the bottom surface side and is fixed to the housing so as to face the one side surface,
The adapter is
A guide portion having a concave shape and guided by the guide member;
The guide member is
A ventilator for guiding the adapter by contacting an inner peripheral wall of the recess in the concave shape.
台形状の裏面と前記台形状の表面とを重ね合わせた角柱構造を有し、
前記裏面の長辺を前記隣接側面の前記アダプター側の端辺に一致させて配置された請求項1記載の換気装置。 The guide member is
It has a prismatic structure in which a trapezoidal back surface and the trapezoidal surface are superimposed,
The ventilator according to claim 1, wherein a long side of the back surface is arranged so as to coincide with an end side of the adjacent side surface on the adapter side.
前記裏面に3つ以上の突出部を備え、
前記隣接側面は、
前記突出部に対応する係合孔を備え、
前記係合孔は、
前記裏面の長辺が前記隣接側面の前記アダプター側の端辺に一致して配置可能であり、前記裏面の短辺が前記隣接側面の前記アダプター側の端辺に一致して配置不能である、請求項2に記載の換気装置。 The guide member is
Three or more protrusions are provided on the back surface,
The adjacent side surface is
An engagement hole corresponding to the protrusion,
The engagement hole is
The long side of the back surface can be arranged to coincide with the end side on the adapter side of the adjacent side surface, and the short side of the back surface can be arranged to coincide with the end side of the adjacent side surface on the adapter side, The ventilation apparatus according to claim 2.
3つ以上の前記突出部の配置間隔を非統一に構成され、
前記係合孔は、
前記突出部それに対応する位置に備えた請求項3記載の換気装置。 The guide member is
The arrangement interval of the three or more protrusions is configured to be non-uniform,
The engagement hole is
The ventilation device according to claim 3, wherein the protrusion is provided at a position corresponding to the protrusion.
前記表面に前記台形状における両端部に比して中央部が前記表面から膨出する膨出形状を備えた請求項1から3のいずれかに記載の換気装置。 The guide member is
The ventilator according to any one of claims 1 to 3, wherein the surface has a bulging shape in which a central portion bulges from the surface as compared to both ends of the trapezoidal shape.
前記裏面に接続し前記裏面から離れる方向に起立する支柱部と、
前記支柱部の先端に前記支柱部の径よりも大きな径を有する先端部と、
前記先端部の先端から前記支柱部方向に切り込み部と、を有する絞り形状を有し、
前記係合孔は、
径が前記支柱部の径と略一致する請求項3から5のいずれかに記載の換気装置。 The protrusion is
A column portion that connects to the back surface and stands up in a direction away from the back surface;
A tip portion having a diameter larger than the diameter of the support post at the tip of the support post;
A slit shape having a notch in the direction of the support column from the tip of the tip,
The engagement hole is
The ventilator according to any one of claims 3 to 5, wherein a diameter substantially coincides with a diameter of the support portion.
前記突出部のうち少なくとも1つの突出部に備えられ、
前記絞り形状を備えない突出部には、
前記裏面に接続し前記裏面から離れる方向に起立する支柱部と、
前記支柱部の先端近傍より当該支柱部の起立方向から垂直方向に伸びる小突起部を備え、
前記小突起部は、
前記係合孔を貫通した状態で係合孔の外周よりも外側に位置する請求項6に記載の換気装置。 The aperture shape is
Provided in at least one of the protrusions;
In the protruding portion not provided with the aperture shape,
A column portion that connects to the back surface and stands up in a direction away from the back surface;
A small protrusion extending in the vertical direction from the standing direction of the support column from the vicinity of the tip of the support column,
The small protrusion is
The ventilation device according to claim 6, wherein the ventilation device is located outside the outer periphery of the engagement hole in a state of passing through the engagement hole.
前記裏面に前記台形状における両端部に比して中央部が前記裏面から前記表面側に凹んだアーチ形状を備えた請求項2から7のいずれかに記載の換気装置。 The guide member is
The ventilator according to any one of claims 2 to 7, wherein the back surface has an arch shape in which a central portion is recessed from the back surface to the front surface side as compared to both ends of the trapezoidal shape.
前記裏面の前記アーチ形状における頂上部に配置された請求項8記載の換気装置。 The protrusion is
The ventilation device according to claim 8, wherein the ventilation device is arranged at a top of the back surface of the arch shape.
前記裏面に接続し前記裏面から離れる方向に起立する支柱部と、
前記支柱部の先端近傍より当該支柱部の起立方向から垂直方向に伸びる小突起部を備え、
前記ガイド部材の長手方向における両端部に備えられた突出部の小突起は、
同一方向に起立し、
前記両端部の突出部に挟まれた少なくとも1つの突出部の小突起は、
前記同一方向に起立した小突起とは逆方向に起立した、請求項3から5のいずれかに記載の換気装置。 The protrusion is
A column portion that connects to the back surface and stands up in a direction away from the back surface;
A small protrusion extending in the vertical direction from the standing direction of the support column from the vicinity of the tip of the support column,
The small protrusions of the protrusions provided at both ends in the longitudinal direction of the guide member are
Standing up in the same direction,
The small protrusions of at least one protrusion sandwiched between the protrusions on both ends are
The ventilator according to any one of claims 3 to 5, wherein the ventilator is erected in a direction opposite to the small protrusions erected in the same direction.
前記台形状の短辺よりも外周方向に突出し、
前記両端部の突出部に挟まれた少なくとも1つの突出部は、
前記支柱部の前記短辺側が前記裏面から先端方向に向かうにつれて前記短辺とは逆方向に傾斜する請求項10記載の換気装置。 The small protrusions standing in the same direction are
It protrudes in the outer peripheral direction from the trapezoidal short side,
At least one protrusion sandwiched between the protrusions on both ends is
The ventilation device according to claim 10, wherein the short side of the support column is inclined in a direction opposite to the short side as it extends from the back surface toward the tip.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2019/008499 WO2019176627A1 (en) | 2018-03-13 | 2019-03-05 | Ventilation device |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018044866 | 2018-03-13 | ||
JP2018044866 | 2018-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019158325A true JP2019158325A (en) | 2019-09-19 |
Family
ID=67993917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018235016A Pending JP2019158325A (en) | 2018-03-13 | 2018-12-17 | Ventilation device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019158325A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7493610B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-05-31 | 三菱電機株式会社 | Blower |
-
2018
- 2018-12-17 JP JP2018235016A patent/JP2019158325A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7493610B2 (en) | 2020-10-29 | 2024-05-31 | 三菱電機株式会社 | Blower |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100021294A1 (en) | Fan structure for mounting in a light steel structure of a ceiling | |
JP2019158325A (en) | Ventilation device | |
JP2020046150A (en) | Ventilation device | |
JPH0396700A (en) | Air blower | |
JP2012193916A (en) | Wind direction changing device and air conditioner equipped therewith | |
WO2017134720A1 (en) | Air-conditioner | |
JP3260651B2 (en) | Duct ventilation fan | |
JP7065297B2 (en) | Ventilation system | |
JP2013142502A (en) | Indoor unit of air conditioner | |
WO2021196891A1 (en) | Heating ventilation device | |
WO2019176627A1 (en) | Ventilation device | |
WO2013111540A1 (en) | Ion generation device | |
JP2019135432A (en) | Louver, air conditioner, and assembly method of air conditioner | |
JP2018021739A (en) | Ventilation fan | |
JP2022127007A (en) | Ceiling embedded type ventilating fan | |
EP3614064A1 (en) | Indoor unit for air conditioner | |
JP7320246B2 (en) | blower | |
WO2022118688A1 (en) | Ventilation device | |
JP2023152317A (en) | Ventilation device | |
WO2020183895A1 (en) | Ceiling-embedded ventilation fan | |
JP2023135688A (en) | Shutter device and ventilation device | |
JP4194925B2 (en) | Air conditioner | |
JP2021196107A (en) | Ventilation device | |
JP2023005745A (en) | ventilation fan | |
JP3731102B2 (en) | Ventilation equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20190124 |