JP2019149759A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗聴者が複数のアンテナを備えている場合であっても、安全に通信することが可能な通信装置及び通信方法を提供すること。【解決手段】データから変調シンボルを生成する変調部と、前記変調シンボルを共有チャネルに配置して送信する送信部と、を備え、前記共有チャネルは複数の変調シンボルグループを含み、前記変調シンボルグループは、1又は複数の前記変調シンボルを含み、前記複数の前記変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる振幅が設定され、前記振幅は、複数の振幅候補のうちの1つであり、前記複数の振幅候補は0を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、通信装置および通信方法に関する。
2020年頃の商業サービス開始を目指し、第5世代移動無線通信システム(5Gシステム)に関する研究・開発活動が盛んに行なわれている。最近、国際標準化機関である国際電気通信連合 無線通信部門(International Telecommunication Union Radio communications Sector:ITU−R)より、5Gシステムの標準方式(International mobile telecommunication - 2020 and beyond:IMT-2020)に関するビジョン勧告が報告された(
非特許文献1参照)。
無線通信は、今後ますます重要になり、通信装置の数もさらに増加すると考えられる。このときにセキュリティが問題となる可能性がある。セキュリティは通信システムにおいて、最重要技術の1つである。一般に、セキュリティは、物理層よりも上位レイヤでの暗号化による安全な通信が良く用いられる。しかしながら、無線通信は、広範囲に送信されるため、盗聴者は暗号化されていない制御情報などを受信できる可能性がある。このような、物理層において、安全な通信をするための技術として、物理層セキュリティがある。物理層セキュリティ技術としては、例えば、正規ユーザに対してヌルとした人工雑音を送信信号に付加して送信する技術がある。人工雑音は、送信側と正規ユーザとの間のチャネルを鍵として安全な通信を可能とする技術である。人工雑音を用いた物理層セキュリティ技術については非特許文献2に記載されている。
"IMT Vision - Framework and overall objectives of the future development of IMT for 2020 and beyond," Recommendation ITU-R M.2083-0, Sept. 2015. S. Goel and R. Negi, "Guaranteeing secrecy using artificial noise," IEEE trans. Wireless Commun. Vol. 7, No. 6, pp. 2180-2189, Jun. 2008.
しかしながら、非特許文献2に記載の方法では、盗聴者が複数のアンテナを備えていれば、ウェイトをブラインド推定し、ダイバーシチ合成により希望信号を抽出できる可能性がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、盗聴者が複数のアンテナを備えている場合であっても、安全に通信することが可能な通信装置及び通信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明に係る通信装置、及び通信方法の構成は、次の通りである。
本発明の一態様に係る通信装置は、データから変調シンボルを生成する変調部と、前記変調シンボルを共有チャネルに配置して送信する送信部と、を備え、前記共有チャネルは複数の変調シンボルグループを含み、前記変調シンボルグループは、1又は複数の前記変
調シンボルを含み、前記複数の前記変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる振幅が設定され、前記振幅は、複数の振幅候補のうちの1つであり、前記複数の振幅候補は0を含む。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、復調参照信号を含む前記変調シンボルグループは、前記異なる振幅を設定しない。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記振幅は、復調参照信号との比で示される。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記複数の変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる変調方式である。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、複数の送信アンテナを用いて、前記変調シンボルグループ及び人工雑音を送信し、前記人工雑音は、通信相手との間のチャネルに基づいて算出される係数が乗算される。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記変調シンボルグループは、複数の送信アンテナから送信され、前記複数の送信アンテナから送信される各々の変調シンボルグループは振幅及び位相が乗算され、前記振幅は、前記位相、前記変調シンボル、及び通信相手との間のチャネルに基づいて算出される。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記変調シンボルグループからOFDMシンボルを生成する。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記変調シンボルグループをシングルキャリアで送信する。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、制御信号を送信し、前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々の振幅を示す情報を含む。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記複数の変調シンボルグループの各々の振幅を示す情報は所定の制御信号フォーマットに含まれる。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、スクランブルモードが設定される上位層処理部を備え、前記スクランブルモードが設定されている場合、前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記スクランブルモードが設定されている場合、前記変調シンボルはQPSKで生成される。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、制御信号を受信し、前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報は所定の制御信号フォーマットに含まれる。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、スクランブルモードが設定される上位層処理部を備え、前記スクランブルモードが設定されている場合、前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む。
また、本発明の一態様に係る通信装置において、前記スクランブルモードが設定されている場合、前記変調シンボルはQPSKで生成される。
また、本発明の一態様に係る通信方法は、データから変調シンボルを生成するステップと、前記変調シンボルを共有チャネルに配置して送信するステップと、を備え、前記共有チャネルは複数の変調シンボルグループを含み、前記変調シンボルグループは、1又は複数の前記変調シンボルを含み、前記複数の前記変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる振幅が設定され、前記振幅は、複数の振幅候補のうちの1つであり、前記複数の振幅候補は0を含む。
本発明によれば、短い期間で希望信号の統計的性質を変えることで、盗聴者のブラインド推定を困難にし、安全な通信が可能となる。
本実施形態に係る通信システムの例を示す図である 本実施形態に係る基地局装置の構成例を示すブロック図である 本実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である 本実施形態に係る振幅制御の一例を示す図である。 本実施形態に係る振幅制御の一例を示す図である。
本実施形態における通信システムは、基地局装置(送信装置、セル、送信点、送信アンテナ群、送信アンテナポート群、コンポーネントキャリア、eNodeB、送信ポイント、送受信ポイント、送信パネル、アクセスポイント、サブアレー、通信装置)および端末装置(端末、移動端末、受信点、受信端末、受信装置、受信アンテナ群、受信アンテナポート群、UE、受信ポイント、受信パネル、ステーション、サブアレー、通信装置)を備える。また端末装置と接続している(無線リンクを確立している)基地局装置をサービングセルと呼ぶ。なお、以下の実施形態において、通信装置といった場合、基地局装置又は端末装置を表す。
本実施形態における基地局装置及び端末装置は、免許が必要な周波数帯域(ライセンスバンド)及び/又は免許不要の周波数帯域(アンライセンスバンド)で通信することができる。
本実施形態において、“X/Y”は、“XまたはY”の意味を含む。本実施形態において、“X/Y”は、“XおよびY”の意味を含む。本実施形態において、“X/Y”は、“Xおよび/またはY”の意味を含む。
図1は、本実施形態に係る通信システムの例を示す図である。図1に示すように、本実施形態における通信システムは、基地局装置1A、端末装置2Aを備える。また、カバレッジ1−1は、基地局装置1Aが端末装置と接続可能な範囲(通信エリア)である。また基地局装置1Aを単に基地局装置とも呼ぶ。また端末装置2Aを単に端末装置とも呼ぶ。
図1において、端末装置2Aから基地局装置1Aへの上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
PUCCHは、上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI)を送信する
ために用いられる。ここで、上りリンク制御情報は、下りリンクデータ(下りリンクトランスポートブロック、Downlink-Shared Channel: DL-SCH)に対するACK(a positive acknowledgement)またはNACK(a negative acknowledgement)(ACK/NACK
)を含む。下りリンクデータに対するACK/NACKを、HARQ−ACK、HARQフィードバックとも称する。
また、上りリンク制御情報は、下りリンクに対するチャネル状態情報(Channel State Information: CSI)を含む。また、上りリンク制御情報は、上りリンク共用チャネル(Uplink-Shared Channel: UL-SCH)のリソースを要求するために用いられるスケジューリン
グ要求(Scheduling Request: SR)を含む。前記チャネル状態情報は、好適な空間多重数を指定するランク指標RI(Rank Indicator)、好適なプレコーダを指定するプレコーディング行列指標PMI(Precoding Matrix Indicator)、好適な伝送レートを指定するチャネル品質指標CQI(Channel Quality Indicator)、好適なCSI−RSリソースを
示すCSI−RS(Reference Signal、参照信号)リソース指標CRI(CSI-RS Resource Indicator)、CSI−RS又はSS(Synchronization Signal; 同期信号)により測
定されたRSRP(Reference Signal Received Power)などが該当する。
前記チャネル品質指標CQIは(以下、CQI値)、所定の帯域(詳細は後述)における好適な変調方式(例えば、QPSK、16QAM、64QAM、256QAMなど)、符号化率(coding rate)とすることができる。CQI値は、前記変更方式や符号化率に
より定められたインデックス(CQI Index)とすることができる。前記CQI値は、予め
当該システムで定めたものをすることができる。
前記CRIは、複数のCSI−RSリソースから受信電力/受信品質が好適なCSI−RSリソースを示す。
なお、前記ランク指標、前記プレコーディング品質指標は、予めシステムで定めたものとすることができる。前記ランク指標や前記プレコーディング行列指標は、空間多重数やプレコーディング行列情報により定められたインデックスとすることができる。なお、前記CQI値、PMI値、RI値及びCRI値の一部又は全部をCSI値とも総称する。
PUSCHは、上りリンクデータ(上りリンクトランスポートブロック、UL-SCH)を送信するために用いられる。また、PUSCHは、上りリンクデータと共に、ACK/NACKおよび/またはチャネル状態情報を送信するために用いられても良い。また、PUSCHは、上りリンク制御情報のみを送信するために用いられても良い。
また、PUSCHは、RRCメッセージを送信するために用いられる。RRCメッセージは、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層において処理される情報/
信号である。また、PUSCHは、MAC CE(Control Element)を送信するために
用いられる。ここで、MAC CEは、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層において処理(送信)される情報/信号である。
例えば、パワーヘッドルームは、MAC CEに含まれ、PUSCHを経由して報告されても良い。すなわち、MAC CEのフィールドが、パワーヘッドルームのレベルを示すために用いられても良い。
PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられる。
また、上りリンクの無線通信では、上りリンク物理信号として上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)が用いられる。上りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するためには使用されないが、物理層によって使用される。ここで、上りリンク参照信号には、DMRS(Demodulation Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)、PT−RS(Phase-Tracking reference signal)が含まれる。
DMRSは、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連する。例えば、基地局装置1Aは、PUSCHまたはPUCCHの伝搬路補正を行なうためにDMRSを使用する。例えば、基地局装置1Aは、上りリンクのチャネル状態を測定するためにSRSを使用する。またSRSは上りリンクの観測(サウンディング)に用いられる。またPT−RSは位相雑音を補償するために用いられる。なお、上りリンクのDMRSを上りリンクDMRSとも呼ぶ。
図1において、基地局装置1Aから端末装置2Aへの下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PBCH(Physical Broadcast Channel;報知チャネル)
・PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel;制御フォーマット指示
チャネル)
・PHICH(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Channel;HARQ指示チャネル)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel;下りリンク制御チャネル)
・EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel;拡張下りリンク制御チャネル)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel;下りリンク共有チャネル)
PBCHは、端末装置で共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block: MIB, Broadcast Channel: BCH)を報知するために用いられる。
PCFICHは、PDCCHの送信に用いられる領域(例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)シンボルの数)を指示する情報
を送信するために用いられる。なお、MIBは最小システムインフォメーションとも呼ぶ。
PHICHは、基地局装置1Aが受信した上りリンクデータ(トランスポートブロック、コードワード)に対するACK/NACKを送信するために用いられる。すなわち、PHICHは、上りリンクデータに対するACK/NACKを示すHARQインディケータ(HARQフィードバック)を送信するために用いられる。また、ACK/NACKは、HARQ−ACKとも呼称する。端末装置2Aは、受信したACK/NACKを上位レイヤに通知する。ACK/NACKは、正しく受信されたことを示すACK、正しく受信しなかったことを示すNACK、対応するデータがなかったことを示すDTXである。また、上りリンクデータに対するPHICHが存在しない場合、端末装置2AはACKを上位レイヤに通知する。
PDCCHおよびEPDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。ここで、下りリンク制御情報の送信に対して、
複数のDCIフォーマットが定義される。すなわち、下りリンク制御情報に対するフィールドがDCIフォーマットに定義され、情報ビットへマップされる。
例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットとして、1つのセルにおける1つのP
DSCH(1つの下りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングに使用されるDCIフォーマット1Aが定義される。
例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットには、PDSCHのリソース割り当てに関する情報、PDSCHに対するMCS(Modulation and Coding Scheme)に関する情報、PUCCHに対するTPCコマンドなどの下りリンク制御情報が含まれる。ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットを、下りリンクグラント(または、下りリンクアサインメント)とも称する。
また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットとして、1つのセルにおける1つのPUSCH(1つの上りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングに使用されるDCIフォーマット0が定義される。
例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットには、PUSCHのリソース割り当てに関する情報、PUSCHに対するMCSに関する情報、PUSCHに対するTPCコマンドなど上りリンク制御情報が含まれる。上りリンクに対するDCIフォーマットを、上りリンクグラント(または、上りリンクアサインメント)とも称する。
また、上りリンクに対するDCIフォーマットは、下りリンクのチャネル状態情報(CSI;Channel State Information。受信品質情報とも称する。)を要求(CSI request)するために用いることができる。
また、上りリンクに対するDCIフォーマットは、端末装置が基地局装置にフィードバックするチャネル状態情報報告(CSI feedback report)をマップする上りリンクリソース
を示す設定のために用いることができる。例えば、チャネル状態情報報告は、定期的にチャネル状態情報(Periodic CSI)を報告する上りリンクリソースを示す設定のために用いることができる。チャネル状態情報報告は、定期的にチャネル状態情報を報告するモード設定(CSI report mode)のために用いることができる。
例えば、チャネル状態情報報告は、不定期なチャネル状態情報(Aperiodic CSI)を報
告する上りリンクリソースを示す設定のために用いることができる。チャネル状態情報報告は、不定期的にチャネル状態情報を報告するモード設定(CSI report mode)のために
用いることができる。
例えば、チャネル状態情報報告は、半永続的なチャネル状態情報(semi-persistent CSI)を報告する上りリンクリソースを示す設定のために用いることができる。チャネル状
態情報報告は、半永続的にチャネル状態情報を報告するモード設定(CSI report mode)
のために用いることができる。なお、半永続的なCSI報告は、上位層の信号又は下りリンク制御情報でアクティベーションされてからデアクティベーションされる期間に、周期的にCSI報告ことである。
また、上りリンクに対するDCIフォーマットは、端末装置が基地局装置にフィードバックするチャネル状態情報報告の種類を示す設定のために用いることができる。チャネル状態情報報告の種類は、広帯域CSI(例えばWideband CQI)と狭帯域CSI(例えば、Subband CQI)などがある。
端末装置は、下りリンクアサインメントを用いてPDSCHのリソースがスケジュールされた場合、スケジュールされたPDSCHで下りリンクデータを受信する。また、端末装置は、上りリンクグラントを用いてPUSCHのリソースがスケジュールされた場合、スケジュールされたPUSCHで上りリンクデータおよび/または上りリンク制御情報を
送信する。
PDSCHは、下りリンクデータ(下りリンクトランスポートブロック、DL-SCH)を送信するために用いられる。また、PDSCHは、システムインフォメーションブロックタイプ1メッセージを送信するために用いられる。システムインフォメーションブロックタイプ1メッセージは、セルスペシフィック(セル固有)な情報である。
また、PDSCHは、システムインフォメーションメッセージを送信するために用いられる。システムインフォメーションメッセージは、システムインフォメーションブロックタイプ1以外のシステムインフォメーションブロックXを含む。システムインフォメーションメッセージは、セルスペシフィック(セル固有)な情報である。
また、PDSCHは、RRCメッセージを送信するために用いられる。ここで、基地局装置から送信されるRRCメッセージは、セル内における複数の端末装置に対して共通であっても良い。また、基地局装置1Aから送信されるRRCメッセージは、ある端末装置2Aに対して専用のメッセージ(dedicated signalingとも称する)であっても良い。す
なわち、ユーザ装置スペシフィック(ユーザ装置固有)な情報は、ある端末装置に対して専用のメッセージを使用して送信される。また、PDSCHは、MAC CEを送信するために用いられる。
ここで、RRCメッセージおよび/またはMAC CEを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。
また、PDSCHは、下りリンクのチャネル状態情報を要求するために用いることができる。また、PDSCHは、端末装置が基地局装置にフィードバックするチャネル状態情報報告(CSI feedback report)をマップする上りリンクリソースを送信するために用いる
ことができる。例えば、チャネル状態情報報告は、定期的にチャネル状態情報(Periodic
CSI)を報告する上りリンクリソースを示す設定のために用いることができる。チャネル状態情報報告は、定期的にチャネル状態情報を報告するモード設定(CSI report mode)
のために用いることができる。
下りリンクのチャネル状態情報報告の種類は広帯域CSI(例えばWideband CSI)と狭帯域CSI(例えば、Subband CSI)がある。広帯域CSIは、セルのシステム帯域に対
して1つのチャネル状態情報を算出する。狭帯域CSIは、システム帯域を所定の単位に区分し、その区分に対して1つのチャネル状態情報を算出する。
また、下りリンクの無線通信では、下りリンク物理信号として同期信号(Synchronization signal: SS)、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)が用いられる。下りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するためには使用されないが、物理層によって使用される。なお、同期信号には、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal: PSS)とセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal: SSS)がある。
同期信号は、端末装置が、下りリンクの周波数領域および時間領域の同期を取るために用いられる。また、同期信号は受信電力、受信品質又は信号対干渉雑音電力比(Signal-to-Interference and Noise power Ratio: SINR)を測定するために用いられる。なお、同期信号で測定した受信電力をSS−RSRP(Synchronization Signal - Reference Signal Received Power)、同期信号で測定した受信品質をSS−RSRQ(Reference Signal Received Quality)、同期信号で測定したSINRをSS−SINRとも呼ぶ。なお
、SS−RSRQはSS−RSRPとRSSIの比である。RSSI(Received Signal
Strength Indicator)はある観測期間におけるトータルの平均受信電力である。また、同期信号/下りリンク参照信号は、端末装置が、下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられる。例えば、同期信号/下りリンク参照信号は、端末装置が、下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられる。
ここで、下りリンク参照信号には、DMRS(Demodulation Reference Signal;復調
参照信号)、NZP CSI−RS(Non-Zero Power Channel State Information - Reference Signal)、ZP CSI−RS(Zero Power Channel State Information - Reference Signal)、PT−RS、TRS(Tracking Reference Signal)が含まれる。なお
、下りリンクのDMRSを下りリンクDMRSとも呼ぶ。なお、以降の実施形態で、単にCSI−RSといった場合、NZP CSI−RS及び/又はZP CSI−RSを含む。
DMRSは、DMRSが関連するPDSCH/PBCH/PDCCH/EPDCCHの送信に用いられるサブフレームおよび帯域で送信され、DMRSが関連するPDSCH/PBCH/PDCCH/EPDCCHの復調を行なうために用いられる。
ここで、下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号とも称する。また、上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号とも称する。また、下りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルとも称する。また、下りリンク物理信号および上りリンク物理信号を総称して、物理信号とも称する。
また、BCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。MAC層で用いられるチャネルを、トランスポートチャネルと称する。また、MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(Transport Block: TB)、または、MAC PDU(Protocol Data Unit)とも称する。トランスポート
ブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliverする)データの単位である。物理層にお
いて、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理などが行なわれる。
また、キャリアアグリゲーション(CA; Carrier Aggregation)をサポートしている端
末装置に対して、基地局装置は、より広帯域伝送のため複数のコンポーネントキャリア(CC; Component Carrier)を統合して通信することができる。キャリアアグリゲーション
では、1つのプライマリセル(PCell;Primary Cell)及び1または複数のセカンダリセル(SCell;Secondary Cell)がサービングセルの集合として設定される。
また、デュアルコネクティビティ(DC; Dual Connectivity)では、サービングセルの
グループとして、マスターセルグループ(MCG; Master Cell Group)とセカンダリセルグループ(SCG; Secondary Cell Group)が設定される。MCGはPCellとオプション
で1又は複数のSCellから構成される。またSCGはプライマリSCell(PSCell)とオプションで1又は複数のSCellから構成される。
基地局装置は無線フレームを用いて通信することができる。無線フレームは複数のサブフレーム(サブ区間)から構成される。フレーム長を時間で表現する場合、例えば、無線フレーム長は10ミリ秒(ms)、サブフレーム長は1msとすることができる。この例では無線フレームは10個のサブフレームで構成される。
またスロットは、14個のOFDMシンボルで構成される。OFDMシンボル長はサブキャリア間隔によって変わり得るため、サブキャリア間隔でスロット長も代わり得る。ま
たミニスロットは、スロットよりも少ないOFDMシンボルで構成される。スロット/ミニスロットは、スケジューリング単位になることができる。なお端末装置は、スロットベーススケジューリング/ミニスロットベーススケジューリングは、最初の下りリンクDMRSの位置(配置)によって知ることができる。スロットベーススケジューリングでは、スロットの3番目又は4番目のシンボルに最初の下りリンクDMRSが配置される。またミニスロットベーススケジューリングでは、スケジューリングされたデータ(リソース、PDSCH)の最初のシンボルに最初の下りリンクDMRSが配置される。
またリソースブロックは、12個の連続するサブキャリアで定義される。またリソースエレメントは、周波数領域のインデックス(例えばサブキャリアインデックス)と時間領域のインデックス(例えばOFDMシンボルインデックス)で定義される。リソースエレメントは、上りリンクリソースエレメント、下りリンクエレメント、フレキシブルリソースエレメント、予約されたリソースエレメントとして分類される。予約されたリソースエレメントでは、端末装置は、上りリンク信号を送信しないし、下りリンク信号を受信しない。
また複数のサブキャリア間隔(Subcarrier spacing: SCS)がサポートされる。例えば
SCSは、15/30/60/120/240/480 kHzである。
図2は、本実施形態における基地局装置の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、基地局装置は、上位層処理部(上位層処理ステップ)101、制御部(制御ステップ)102、送信部(送信ステップ)103、受信部(受信ステップ)104と送受信アンテナ105、測定部(測定ステップ)106を含んで構成される。また、上位層処理部101は、無線リソース制御部(無線リソース制御ステップ)1011、スケジューリング部(スケジューリングステップ)1012を含んで構成される。また、送信部103は、符号化部(符号化ステップ)1031、変調部(変調ステップ)1032、下りリンク参照信号生成部(下りリンク参照信号生成ステップ)1033、多重部(多重ステップ)1034、無線送信部(無線送信ステップ)1035を含んで構成される。また、受信部104は、無線受信部(無線受信ステップ)1041、多重分離部(多重分離ステップ)1042、復調部(復調ステップ)1043、復号部(復号ステップ)1044を含んで構成される。
上位層処理部101は、媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。また、上位層処理部101は、送信部103および受信部104の制御を行なうために必要な情報を生成し、制御部102に出力する。
上位層処理部101は、端末装置の機能(UE capability)等、端末装置に関する情報
を端末装置から受信する。言い換えると、端末装置は、自身の機能を基地局装置に上位層の信号で送信する。
なお、以下の説明において、端末装置に関する情報は、その端末装置が所定の機能をサポートするかどうかを示す情報、または、その端末装置が所定の機能に対する導入およびテストの完了を示す情報を含む。なお、以下の説明において、所定の機能をサポートするかどうかは、所定の機能に対する導入およびテストを完了しているかどうかを含む。
例えば、端末装置が所定の機能をサポートする場合、その端末装置はその所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)を送信する。端末装置が所定の機能をサポートしない場合、その端末装置はその所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(
パラメータ)を送信しない。すなわち、その所定の機能をサポートするかどうかは、その所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)を送信するかどうかによって通知される。なお、所定の機能をサポートするかどうかを示す情報(パラメータ)は、1または0の1ビットを用いて通知してもよい。
無線リソース制御部1011は、下りリンクのPDSCHに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CEなどを生成、又は上位ノードから取得する。無線リソース制御部1011は、下りリンクデータを送信部103に出力し、他の情報を制御部102に出力する。また、無線リソース制御部1011は、端末装置の各種設定情報の管理をする。
スケジューリング部1012は、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)を割り当てる周波数およびスロット、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)の符号化率および変調方式(あるいはMCS)および送信電力などを決定する。スケジューリング部1012は、決定した情報を制御部102に出力する。
スケジューリング部1012は、スケジューリング結果に基づき、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)のスケジューリングに用いられる情報を生成する。スケジューリング部1012は、生成した情報を制御部102に出力する。
制御部102は、上位層処理部101から入力された情報に基づいて、送信部103および受信部104の制御を行なう制御信号を生成する。制御部102は、上位層処理部101から入力された情報に基づいて、下りリンク制御情報を生成し、送信部103に出力する。
送信部103は、制御部102から入力された制御信号に従って、下りリンク参照信号を生成し、上位層処理部101から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、および、下りリンクデータを、符号化および変調し、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号を多重して、送受信アンテナ105を介して端末装置2Aに信号を送信する。
符号化部1031は、上位層処理部101から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、および下りリンクデータを、ブロック符号化、畳み込み符号化、ターボ符号化、LDPC(低密度パリティチェック:Low density parity check)符号化、Polar符号化等の予め定められた符号化方式を用いて符号化を行なう、または無線リソース
制御部1011が決定した符号化方式を用いて符号化を行なう。変調部1032は、符号化部1031から入力された符号化ビットをBPSK(Binary Phase Shift Keying)、
QPSK(quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(quadrature amplitude modulation)、64QAM、256QAM等の予め定められた、または無線リソース制御部1011が決定した変調方式で変調する。
下りリンク参照信号生成部1033は、基地局装置1Aを識別するための物理セル識別子(PCI、セルID)などを基に予め定められた規則で求まる、端末装置2Aが既知の系列を下りリンク参照信号として生成する。
多重部1034は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号と下りリンク制御情報とを多重する。つまり、多重部1034は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号と下りリンク制御情報とをリソースエレメントに配置する。
無線送信部1035は、多重された変調シンボルなどを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)してOFDMシンボルを生成し、OFDMシンボルにサイクリックプレフィックス(cyclic prefix: CP)を付加してベースバンドのディジタル
信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、フィルタリングにより余分な周波数成分を除去し、搬送周波数にアップコンバートし、電力増幅し、送受信アンテナ105に出力して送信する。
受信部104は、制御部102から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ105を介して端末装置2Aから受信した受信信号を分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部101に出力する。
無線受信部1041は、送受信アンテナ105を介して受信された上りリンクの信号を、ダウンコンバートによりベースバンド信号に変換し、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信された信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
無線受信部1041は、変換したディジタル信号からCPに相当する部分を除去する。無線受信部1041は、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出し多重分離部1042に出力する。
多重分離部1042は、無線受信部1041から入力された信号をPUCCH、PUSCH、上りリンク参照信号などの信号に分離する。なお、この分離は、予め基地局装置1Aが無線リソース制御部1011で決定し、各端末装置2Aに通知した上りリンクグラントに含まれる無線リソースの割り当て情報に基づいて行なわれる。
また、多重分離部1042は、PUCCHとPUSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部1042は、上りリンク参照信号を分離する。
復調部1043は、PUSCHを逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform: IDFT)し、変調シンボルを取得し、PUCCHとPUSCHの変調シンボルそれぞれに対して、BPSK、QPSK、16QAM、64QAM、256QAM等の予め定められた、または自装置が端末装置2Aに上りリンクグラントで予め通知した変調方式を用いて受信信号の復調を行なう。
復号部1044は、復調されたPUCCHとPUSCHの符号化ビットを、予め定められた符号化方式の、予め定められた、又は自装置が端末装置2Aに上りリンクグラントで予め通知した符号化率で復号を行ない、復号した上りリンクデータと、上りリンク制御情報を上位層処理部101へ出力する。PUSCHが再送信の場合は、復号部1044は、上位層処理部101から入力されるHARQバッファに保持している符号化ビットと、復調された符号化ビットを用いて復号を行なう。
測定部106は、受信信号を観測し、RSRP/RSRQ/RSSIなどの様々な測定値を求める。また測定部106は、端末装置から送信されたSRSから受信電力、受信品質、好適なSRSリソースインデックスを求める。
図3は、本実施形態における端末装置の構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、端末装置は、上位層処理部(上位層処理ステップ)201、制御部(制御ステップ)202、送信部(送信ステップ)203、受信部(受信ステップ)204、測定部(測定ステップ)205と送受信アンテナ206を含んで構成される。また、上位層処理部
201は、無線リソース制御部(無線リソース制御ステップ)2011、スケジューリング情報解釈部(スケジューリング情報解釈ステップ)2012を含んで構成される。また、送信部203は、符号化部(符号化ステップ)2031、変調部(変調ステップ)2032、上りリンク参照信号生成部(上りリンク参照信号生成ステップ)2033、多重部(多重ステップ)2034、無線送信部(無線送信ステップ)2035を含んで構成される。また、受信部204は、無線受信部(無線受信ステップ)2041、多重分離部(多重分離ステップ)2042、信号検出部(信号検出ステップ)2043を含んで構成される。
上位層処理部201は、ユーザの操作等によって生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、送信部203に出力する。また、上位層処理部201は、媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet
Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)
層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部201は、自端末装置がサポートしている端末装置の機能を示す情報を、送信部203に出力する。
無線リソース制御部2011は、自端末装置の各種設定情報の管理をする。また、無線リソース制御部2011は、上りリンクの各チャネルに配置される情報を生成し、送信部203に出力する。
無線リソース制御部2011は、基地局装置から送信された設定情報を取得し、制御部202に出力する。
スケジューリング情報解釈部2012は、受信部204を介して受信した下りリンク制御情報を解釈し、スケジューリング情報を判定する。また、スケジューリング情報解釈部2012は、スケジューリング情報に基づき、受信部204、および送信部203の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部202に出力する。
制御部202は、上位層処理部201から入力された情報に基づいて、受信部204、測定部205および送信部203の制御を行なう制御信号を生成する。制御部202は、生成した制御信号を受信部204、測定部205および送信部203に出力して受信部204、および送信部203の制御を行なう。
制御部202は、測定部205が生成したCSI/RSRP/RSRQ/RSSIを基地局装置に送信するように送信部203を制御する。
受信部204は、制御部202から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ206を介して基地局装置から受信した受信信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部201に出力する。
無線受信部2041は、送受信アンテナ206を介して受信した下りリンクの信号を、ダウンコンバートによりベースバンド信号に変換し、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信した信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
また、無線受信部2041は、変換したディジタル信号からCPに相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換を行い、周波数領域の信号を抽出する
多重分離部2042は、抽出した信号をPHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号に、それぞれ分離する。また、多重分離部2042は、チャネル測定から得られた所望信号のチャネルの推定値に基づいて、PHICH、PDCCH、およびEPDCCHのチャネルの補償を行ない、下りリンク制御情報を検出し、制御部202に出力する。また、制御部202は、PDSCHおよび所望信号のチャネル推定値を信号検出部2043に出力する。
信号検出部2043は、PDSCH、チャネル推定値を用いて、復調、復号し、上位層処理部201に出力する。
測定部205は、CSI測定、RRM(Radio Resource Management)測定、RLM(Radio Link Monitoring)測定などの各種測定を行い、CSI/RSRP/RSRQ/RSSIなどを求める。
送信部203は、制御部202から入力された制御信号に従って、上りリンク参照信号を生成し、上位層処理部201から入力された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を符号化および変調し、PUCCH、PUSCH、および生成した上りリンク参照信号を多重し、送受信アンテナ206を介して基地局装置に送信する。
符号化部2031は、上位層処理部201から入力された上りリンク制御情報又は上りリンクデータを畳み込み符号化、ブロック符号化、ターボ符号化、LDPC符号化、Polar符号化等の符号化を行う。
変調部2032は、符号化部2031から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の下りリンク制御情報で通知された変調方式または、チャネル毎に予め定められた変調方式で変調する。
上りリンク参照信号生成部2033は、基地局装置を識別するための物理セル識別子(physical cell identity: PCI、Cell IDなどと称される)、上りリンク参照信号を配置する帯域幅、上りリンクグラントで通知されたサイクリックシフト、DMRSシーケンスの生成に対するパラメータの値などを基に、予め定められた規則(式)で求まる系列を生成する。
多重部2034は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎に多重する。つまり、多重部2034は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎にリソースエレメントに配置する。
無線送信部2035は、多重された信号を逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier
Transform: IFFT)して、OFDM方式の変調を行い、OFDMAシンボルを生成し、生成されたOFDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、余分な周波数成分を除去し、アップコンバートにより搬送周波数に変換し、電力増幅し、送受信アンテナ206に出力して送信する。
なお、端末装置はOFDMA方式に限らず、SC−FDMA(DFT−sperad−OFDM)方式の変調を行うことができる。
特に無線通信システムにおいて、通信相手以外に情報を漏らすことなく、安全に通信相手と通信することは、最重要なことの1つである。安全な通信を保つため、上位レイヤによる暗号化が一般的である。安全性をさらに高めるために、物理層においてもセキュリティ対策をすることが望ましい。
無線通信では、送信信号は広範囲に届いてしまうため、盗聴者(非正規ユーザ)が無線信号を受信することは可能である。仮に、暗号化されていない制御情報などが漏れてしまった場合、盗聴者は復調・復号できる確率が高まる。従って、物理層において、盗聴者による復調・復号を困難にすることによって安全な通信が可能となる。
例えば、通信装置は、複数の送信アンテナから正規ユーザの希望信号及び人工雑音と呼ばれる信号を送信することができる(人工雑音法とも呼ぶ)。通信相手との間のチャネルが既知であれば、人工雑音は正規ユーザに対してヌルとなるように制御することができる。一方、非正規ユーザには、人工雑音はヌルとはならずに通信品質が劣化するため、復調・復号は困難になる。
また、通信装置は、正規ユーザは正しく希望信号を受信でき、非正規ユーザは正しく希望信号を受信できないように、複数の送信アンテナの各々からランダムな位相・振幅で希望信号を送信することができる(ランダム位相法とも呼ぶ)。また、送信電力が小さくなるように振幅を求めれば、送信電力を抑えながら、安全な通信が可能となる。
なお、人工雑音法やランダム位相法は、盗聴者が複数のアンテナを備えている場合、ブラインド推定でダイバーシチ合成ウェイトを推定すれば、希望信号を抽出できてしまう。従って、安全性を高めるためには盗聴者のブラインド推定を困難にすることが望ましい。
ブラインド推定は、ある観測期間で希望信号の統計的性質が変わらないとして、パラメータを推定する。従って、ブラインド推定の観測期間よりも短い期間で希望信号の統計的性質を変えることで、盗聴者のブラインド推定を困難にすることができる。
例えば、希望信号の統計的性質は、送信信号の振幅(電力)制御によって、変えることができる。図4は、送信信号(送信シンボル)の振幅を時間的に変えた場合の一例である。送信信号は、変調シンボル、1又は複数の変調シンボルを含む変調シンボルグループ、OFDMシンボル(OFDMAシンボル、DFT−spread−OFDMシンボル、SC−FDMAシンボル)などが含まれる。なお、OFDMシンボルは、変調シンボルグループから生成されても良い。また変調シンボルグループはシングルキャリア伝送で送信されても良い。図4は、4つのタイミングにおける送信信号とその振幅を示している。例えば、送信信号1は振幅を制御していない基準振幅(基準電力、参照振幅、参照電力)を持ち、送信信号2は基準振幅よりも大きい振幅を持ち、送信信号3は基準振幅よりも小さい振幅を持ち、送信信号4は振幅0を持つ。なお、制御する振幅は、いくつかの候補から選択されてもよい。例えば、振幅の候補は、基準振幅、基準振幅より大きい振幅、基準振幅より小さい振幅、振幅0の一部又は全部を含む。例えば、2値の場合、1ビットで基準振
幅と振幅0の2通りを示すことができる。なお、DMRSが配置されている送信信号を振幅0としてしまうと、チャネル推定ができないため、DMRSが配置されている送信信号は振幅0にしない方が望ましい。また複数の送信信号に配置されているDMRSを用いてチャネル推定する場合、DMRSが配置されているOFDMシンボルの振幅を揃えることが望ましい。なお、DMRSが配置されているOFDMシンボルは、振幅制御しないとしてもよいし、DMRSは振幅制御しないとしてもよい。また、基準振幅(基準電力)は、例えば、DMRSの振幅(電力)、変調シンボルの振幅、又はプリコーディング行列の振幅である。また、基準となる送信信号(基準送信信号、参照送信信号)がある場合、基準振幅は基準送信信号の振幅、DMRSとPDSCHの電力比、変調シンボルの振幅、又は
プリコーディング行列の振幅である。
図5は、4つのタイミング、5つのサブキャリアにおいて振幅(電力)を変える場合の一例である。図5の1つの四角は、リソースエレメントを示す。なお図5において、白抜きの四角は基準振幅の変調シンボルが配置されたリソースエレメント、右上にハッチングした四角は振幅制御された変調シンボルが配置されたリソースエレメントを示す。変調シンボルに対する振幅制御は、上述と同様な方法が可能である。なお、図5の1つの四角はリソースブロックを示してもよい。
また、希望信号の統計的性質は、変調方式を制御することによっても変えることができる。図4の例では、送信タイミングによって、変調方式を変えることができる。例えば、送信信号1は16QAM、送信信号2は64QAM、送信信号3はQPSK、送信信号4はBPSKとすることができる。図5の例においても、右上にハッチングした四角に対して、変調方式制御をすることが可能である。なお、振幅制御と変調方式制御は、独立にすることも可能であるし、振幅制御に合わせて変調方式制御してもよい。振幅制御に合わせる場合、大きい振幅となるにつれて変調方式の多値数も大きくすればよい。また、振幅制御と変調方式制御を選択的に用いてもよい。例えば、あるスロットでは振幅制御が用いられ、別のスロットでは変調方式制御が用いられてもよい。
希望信号の統計的性質は、短い期間で変化させることが望ましい。そのため、スロット、ミニスロット、コードワード、端末装置に割当てられたPDSCH/PUSCH、又はサブフレームなどの所定期間に含まれるOFDMシンボル/変調シンボル/変調シンボルグループに対して振幅や変調方式を制御することが望ましい。なお、例えばLTEなどの従来のシステムでは、OFDMシンボルごとに振幅や変調方式を制御することはできないため、受信側の通信装置は、OFDMシンボルごとの振幅や変調方式を知る必要がある。
例えば、基地局装置は各OFDMシンボルの振幅を示す情報を含む制御情報を端末装置に送信することができる。制御情報が割当てられたOFDMシンボル数を含む場合、各OFDMシンボルの振幅は、OFDMシンボルごとに指示してもよいし、既定の振幅制御パターンの中から選択されてもよい。振幅制御パターンは、例えば、スロット内の各OFDMシンボルの振幅を示す情報である。なお、振幅制御パターンは、振幅を制御するスロット内の一部のOFDMシンボルの振幅を示しても良い。端末装置は受信した制御情報に従って、PDSCHを復調したり、PUSCHを送信したりする。なお、各OFDMシンボルの振幅を示す情報は、例えば、マルチアンテナ伝送に対応した制御情報フォーマットのように所定の制御情報フォーマットに含まれる。
また、各OFDMシンボルの振幅を示す情報が通知されなくても、端末装置はPDSCHを復調することができる。例えば、QPSKのように定振幅の変調方式を用いれば、端末装置は振幅の変動を推定できる。従って、物理層において安全な通信をする場合は、QPSK変調のみを用いてもよい。物理層において安全な通信をしているか否かは、RRCシグナリングなどの上位層の信号で設定できる。このとき、基地局装置/端末装置は、上位層でスクランブルモード(セキュリティモード、セキュアモード)が設定されている場合、QPSKで変調・復調する。なお、上述の各OFDMシンボルの振幅を示す制御情報は、スクランブルモードが設定されている場合に送信されてもよい。
また、振幅の候補が基準振幅と振幅0の場合、端末装置は振幅制御を意識せずに復調・復号することが可能である。一般に、無線通信システムでは、チャネル状態に合わせて符号化率や変調方式を適応的に変えるレートマッチングを行っている。一般的に、符号化率を変える場合、ビットを間引くパンクチャリングと呼ばれる処理が行われる。例えば、情報ビットをNビットに対して符号化ビットが3Nビットの場合、符号化率は1/3となる
。このとき、Nビットをパンクチャリングして2Nビットを送信すると、符号化率は1/2となる。受信側の通信装置ではパンクチャリングされたNビットを送信されていないもの(例えば対数尤度比が0)としてデパンクチャリングし、符号化率1/3の復号を行う。これと同様のことを変調シンボル/OFDMシンボル/変調シンボルグループの振幅制御によっても可能である。今、符号化率は1/2であれば、正しく復号できるチャネル状態であると仮定する。このチャネルに対して3Nビットを変調した変調シンボルを送信すると仮定する。変調シンボル/OFDMシンボル/変調シンボルグループの振幅を制御し、Nビット分の変調シンボルの振幅を0とすれば、実際に送信されるビット数は2Nビットとなり、等価的に符号化率は1/2となる。受信側の通信装置では、振幅0の変調シンボルの対数尤度比はほとんど0となるため、デパンクチャリングしたのと同様となり、復号できる。
また、端末装置は、物理層セキュリティ(スクランブルモード)に関する端末装置の機能(UE capability)を基地局装置に報告することができる。物理層セキュリティに関す
る端末装置の機能は、振幅制御、変調方式制御、人工雑音法、又はランダム位相法の一部又は全部である。
本実施形態によれば、希望信号の統計的性質を短い期間で変えることによって、盗聴者のブラインド推定が困難となるため、安全な通信が可能となる。また、人工雑音法やランダム位相法に対して、希望信号の統計的性質を短い期間で変えることによって、さらなる安全な通信可能となる。
なお、本実施形態に係る通信装置(基地局装置、端末装置)が使用する周波数バンドは、これまで説明してきたライセンスバンドやアンライセンスバンドには限らない。本実施形態が対象とする周波数バンドには、国や地域から特定サービスへの使用許可が与えられているにも関わらず、周波数間の混信を防ぐ等の目的により、実際には使われていないホワイトバンド(ホワイトスペース)と呼ばれる周波数バンド(例えば、テレビ放送用として割り当てられたものの、地域によっては使われていない周波数バンド)や、これまで特定の事業者に排他的に割り当てられていたものの、将来的に複数の事業者で共用することが見込まれる共用周波数バンド(ライセンス共有バンド)も含まれる。
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリあるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明の一又は複数の態様は当該技術による新たな集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
本発明は、通信装置および通信方法に用いて好適である。
1A 基地局装置
2A 端末装置
101 上位層処理部
102 制御部
103 送信部
104 受信部
105 送受信アンテナ
106 測定部
1011 無線リソース制御部
1012 スケジューリング部
1031 符号化部
1032 変調部
1033 下りリンク参照信号生成部
1034 多重部
1035 無線送信部
1041 無線受信部
1042 多重分離部
1043 復調部
1044 復号部
201 上位層処理部
202 制御部
203 送信部
204 受信部
205 測定部
206 送受信アンテナ
2011 無線リソース制御部
2012 スケジューリング情報解釈部
2031 符号化部
2032 変調部
2033 上りリンク参照信号生成部
2034 多重部
2035 無線送信部
2041 無線受信部
2042 多重分離部
2043 信号検出部

Claims (17)

  1. データから変調シンボルを生成する変調部と、
    前記変調シンボルを共有チャネルに配置して送信する送信部と、を備え、
    前記共有チャネルは複数の変調シンボルグループを含み、
    前記変調シンボルグループは、1又は複数の前記変調シンボルを含み、
    前記複数の前記変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる振幅が設定され、
    前記振幅は、複数の振幅候補のうちの1つであり、
    前記複数の振幅候補は0を含む、
    通信装置。
  2. 復調参照信号を含む前記変調シンボルグループは、前記異なる振幅を設定しない、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記振幅は、復調参照信号との比で示される、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記複数の変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる変調方式である、
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 複数の送信アンテナを用いて、前記変調シンボルグループ及び人工雑音を送信し、
    前記人工雑音は、通信相手との間のチャネルに基づいて算出される係数が乗算される、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記変調シンボルグループは、複数の送信アンテナから送信され、
    前記複数の送信アンテナから送信される各々の変調シンボルグループは振幅及び位相が乗算され、
    前記振幅は、前記位相、前記変調シンボル、及び通信相手との間のチャネルに基づいて算出される、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記変調シンボルグループからOFDMシンボルを生成する、
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記変調シンボルグループをシングルキャリアで送信する、
    請求項1に記載の通信装置。
  9. 制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々の振幅を示す情報を含む、
    請求項1から8のいずれかに記載の通信装置。
  10. 前記複数の変調シンボルグループの各々の振幅を示す情報は所定の制御信号フォーマットに含まれる、
    請求項9に記載の通信装置。
  11. スクランブルモードが設定される上位層処理部を備え、
    前記スクランブルモードが設定されている場合、
    前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む、
    請求項9に記載の通信装置。
  12. 前記スクランブルモードが設定されている場合、
    前記変調シンボルはQPSKで生成される、
    請求項11に記載の通信装置。
  13. 制御信号を受信し、
    前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む、
    請求項1から8のいずれかに記載の通信装置。
  14. 前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報は所定の制御信号フォーマットに含まれる、
    請求項13に記載の通信装置。
  15. スクランブルモードが設定される上位層処理部を備え、
    前記スクランブルモードが設定されている場合、
    前記制御信号は、前記複数の変調シンボルグループの各々における振幅を示す情報を含む、
    請求項13に記載の通信装置。
  16. 前記スクランブルモードが設定されている場合、
    前記変調シンボルはQPSKで生成される、
    請求項15に記載の通信装置。
  17. データから変調シンボルを生成するステップと、
    前記変調シンボルを共有チャネルに配置して送信するステップと、を備え、
    前記共有チャネルは複数の変調シンボルグループを含み、
    前記変調シンボルグループは、1又は複数の前記変調シンボルを含み、
    前記複数の前記変調シンボルグループの少なくとも2つは互いに異なる振幅が設定され、
    前記振幅は、複数の振幅候補のうちの1つであり、
    前記複数の振幅候補は0を含む、
    通信方法。


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