JP2019149039A - 見守りシステム及び見守り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被介護者を適切に見守ることができる見守りシステム及び見守り方法を提供する。【解決手段】被介護者を見守る見守りシステム1は、被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する撮像部120と、画像から被介護者が滞在する部屋の底面を抽出し、抽出した底面を複数の領域に分割して、複数の領域から被介護者が滞在する領域を検出する領域検出部20と、領域ごとに被介護者の滞在時間を算出し、各々の領域において、撮像部120が撮像した一定時間当たりの滞在時間の時間割合を算出する情報処理部50と、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を端末装置200に送信する第2通信部60とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、見守りシステム及び見守り方法に関する。
従来では、領域ごとに画像データを生成するカメラと、移動体に装着した識別手段を検知して識別番号、及び滞在位置を把握する移動体情報検知手段とを備える移動体監視装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−44956号公報
1台のカメラにて被介護者を撮像する場合において、部屋の全ての領域をカバーすることは困難である。このため、カメラで撮像されない死角の領域で被介護者が転倒した場合等では、被介護者を見守ることができない。そこで、死角をなくすために複数台のカメラを導入することも考えられるが、導入に際するコストが高騰化してしまう。
また、カメラを部屋に設置してしまうと、カメラの向き、及びカメラの設置位置を簡易に変更することができない。このため、カメラの設置時には、適切なカメラの向き及びカメラの設置位置をどのようにすべきかが判らない。これらのことから、被介護者を適切に見守ることができなくなる恐れがある。
そこで、本開示は、被介護者を適切に見守ることができる見守りシステム及び見守り方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一態様に係る見守りシステムは、被介護者を見守る見守りシステムであって、前記被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する撮像部と、前記画像から前記被介護者が滞在する前記部屋の底面を抽出し、抽出した前記底面を複数の領域に分割して、前記複数の領域から前記被介護者が滞在する領域を検出する領域検出部と、前記領域ごとに前記被介護者の滞在時間を算出し、各々の前記領域において、前記撮像部が撮像した一定時間当たりの前記滞在時間の時間割合を算出する情報処理部と、前記底面を複数の領域に分割した画像、前記滞在時間を示す情報、及び前記時間割合を示す情報を端末装置に送信する通信部とを備える。
また、上記目的を達成するため、本開示の一態様に係る見守り方法は、被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する工程と、前記画像から前記被介護者が滞在する前記部屋の底面を抽出し、抽出した前記底面を複数の領域に分割して、前記複数の領域から前記被介護者が滞在する領域を検出する工程と、前記領域ごとに前記被介護者の滞在時間を算出し、各々の前記領域において、部屋を撮像した一定時間当たりの前記滞在時間の時間割合を算出する工程と、前記底面を複数の領域に分割した画像、前記滞在時間を示す情報、及び前記時間割合を示す情報を端末装置に送信する工程とを含む。
本開示によれば、被介護者を適切に見守ることができる。
図1は、実施の形態に係る見守りシステムを示すブロック図である。 図2は、見守り装置が撮像した部屋の画像における、各々の領域の滞在時間を示す模式図である。 図3は、見守りシステムと被介護者とを示す模式図である。 図4は、見守りシステムの動作を示すフロー図である。 図5は、変形例に係る見守りシステムを示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「略**」との記載は、「略同一」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。また、「**近傍」においても同様である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下、本開示の実施の形態に係る見守りシステム及び見守り方法について説明する。
(実施の形態)
[構成]
本開示の実施の形態に係る見守りシステム1の構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る見守りシステム1を示すブロック図である。
図1に示すように、見守りシステム1は、被介護者を撮像することで、被介護者の状態を監視するシステムである。見守りシステム1では、被介護者の所定の動作を検知すると、病院、高齢者施設、介護施設等のスタッフである介護者が所持する端末装置200に送信し、介護者に被介護者の状態を認識させる。見守りシステム1は、見守り装置100と、管理機器10と、端末装置200とを備える。
見守り装置100は、被介護者の所定の動作として、部屋における複数の領域で被介護者が滞在する滞在時間を特定し、特定した各々の領域ごとの滞在時間を端末装置200に出力装置である。複数の領域で被介護者が滞在する滞在時間は、被介護者の動線を示すことができる。動線は、部屋の中を被介護者が自然に動く時に通る経路を表したものである。本実施の形態では、経路を線で表さないが、端末装置200は、領域ごとの滞在時間、及び時間割合で示すことで、動線の様に表示する。また、見守り装置100は、例えばベッドに対する被介護者の起き上がりの動作を検知したり、被介護者の離床を検知したり、部屋に対する被介護者の入退出を検知したりしてもよい。例えば、見守り装置100は、複数の被介護者が利用する複数の部屋を備える施設に用いられる。
見守り装置100は、撮像部120と、第1通信部130と、電源部110とを有する。
撮像部120は、周囲を撮像するカメラであり、被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する。撮像部120は、被介護者及び部屋を撮像する。画像は、撮像部120が被介護者、部屋のベッド、床面等を撮像することで、画素値が物体までの距離を示す距離画像である。距離画像は、画素値を撮像部120から対象物までの距離値とした画像である。距離画像を生成する技術として、例えば、対象領域からの受光のみを行うパッシブ型、対象領域に投光した光を受光するアクティブ型のいずれでもよい。本実施の形態では、撮像部120は、例えば、TOF(Time Of Flight)カメラ、距離画像センサ等である。撮像部120は、例えば、強度変調光を対象領域に投光する投光部と、物体で反射された強度変調光を受光する受光部とを有する。撮像部120では、光の強度を一定周期の変調信号で変調した強度変調光を対象領域に投光し、対象領域に存在する物体での反射光が受光されるまでの時間を、強度変調光の投受光の位相差として検出してもよい。ここでいう対象領域は、本実施の形態では、被介護者が存在している部屋の内部の領域である。
撮像部120は、強度変調光の投受光の位相差を物体までの距離に換算する機能を有する。なお、投光する光は、物体の表面で反射され、かつ、人に知覚されない光として、近赤外線であるが、可視光であってもよい。
第1通信部130は、端末装置200及び管理機器10と無線通信する通信モジュールである。第1通信部130は、撮像部120が生成した画像を、管理機器10に送信する。
電源部110は、見守り装置100の主電源であり、外部電源である商用電源から供給される交流電源を、見守り装置100の全体に供給する。電源部110がオンであるときには、電源部110からの電力が見守り装置100全体に供給される。電源部110がオフであるときには、見守り装置100全体への電力の供給が停止される。
管理機器10は、端末装置200及び管理機器10と通信を行う。管理機器10は、後述する画像に写されている底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を端末装置200に送信する。
管理機器10は、領域検出部20と、身体検出部30と、位置特定部40と、情報処理部50と、第2通信部60と、記憶部70とを備える。
領域検出部20は、画像から被介護者が滞在する部屋の底面を抽出し、抽出した底面を複数の領域に分割して、複数の領域から被介護者が滞在する領域を検出する。
領域検出部20は、撮像部120から取得した画像に基づいて、底面を抽出する。底面は、例えば、床面、ベッドのベッド面、椅子等の平面であり、特に、被介護者が滞在することが可能な面である。具体的には、領域検出部20は、カメラ座標系の3次元画像に対して3次元ハフ変換を行って平面を抽出する。3次元ハフ変換により検出された平面のうち、法線方向が底面法線方向と略等しく、かつ、検出された平面からカメラ座標系の原点までの距離が、カメラ座標系の原点と底面との距離に略等しいものの中で、3次元ハフ変換の投票値が最大のものを、底面を表す平面と決定する。
領域検出部20は、検出された底面を表す平面上に、3次元ハフ変換の投票値に寄与した3次元画像点を投影する。投影された3次元画像点は、二値画像化されている。この二値画像を使い、底面の領域を抽出する。領域検出部20は、底面と他の領域との境界部分に対して、膨張及び収縮処理による穴埋めを行い、この境界を平滑化する。領域検出部20は、ラベリング処理によって最大面積となる領域を底面と決定する。こうして、領域検出部20は、底面を検出する。
また、領域検出部20は、画像から抽出した底面を、X軸、Z軸の2軸にそれぞれを分割する。本実施の形態では、領域検出部20は、画像における底面を格子状に分割することで複数の領域を生成する。例えば、区切られた領域の大きさは、例えば数十cm角の大きさ程度である。分割する領域の個数、サイズはこれらに限定されない。
身体検出部30は、撮像部120によって取得された画像から、人体の一部を抽出する。本実施の形態では、例えば人体の頭部に着目して、画像から頭部を抽出するが、頭部に限定されず、例えば、肩、顔等であってもよい。本実施の形態では、身体検出部30は、画像から、被介護者の頭部を抽出する。例えば、頭部の形状を円形状又は楕円形状と仮定すると、身体検出部30は、例えば背景差分法又はフレーム差分法によって、画像から被介護者の人体の領域として動体領域を抽出し、この抽出した動体領域から、例えば円形又は楕円形のハフ変換を行う。これによって、身体検出部30は、例えば予め用意された頭部の形状を円形状又は楕円形状を用いたパターンマッチングによって被介護者の頭部を算出することで、被介護者の頭部を含めた身体領域を算出する。身体検出部30は、画像から身体領域を算出する。身体検出部30は、算出した身体領域を示す情報を情報処理部50に出力する。身体領域を算出する方法は、これに限定されず、他の公知の手段を用いてもよい。
位置特定部40は、撮像部120の位置を測位するための装置である。位置特定部40は、被介護者が滞在する部屋における、撮像部120が設置されている位置を特定する。位置特定部40は、第2通信部60に撮像部120の位置を示す情報を出力する。撮像部120の位置を特定する手段は、位置特定部40は、例えば、撮像部120が有するGPS(Global Positioning System)機能によって実現する。なお、撮像部120の位置を特定する手段は、GPSに限定されず、例えば、管理機器10、他の端末装置200等との電波強度によって算出してもよい。また、位置特定部40は、撮像部120が撮像した画像に基づいて、VO(Visual Odometry)等の手段を用いて撮像部120の自己位置を特定してもよい。位置を示す情報は、緯度、経度等であってもよく、部屋の基準点からの縦方向の位置、横方向の位置、高さ方向の位置といった3次元座標であってもよい。部屋における相対的な位置であってもよい。なお、撮像部120の位置を特定する方法は、上述に限定されず、位置を特定することができれば、他の公知の手段を用いてもよい。
情報処理部50は、領域ごとに被介護者の滞在時間を算出する。具体的には、情報処理部50は、領域検出部20が検出した底面を複数に分割し、複数に分割された底面領域を示す情報を、領域検出部20から取得する。また、情報処理部50は、身体検出部30が検出した身体領域を示す情報を、身体検出部30から取得する。情報処理部50は、複数に分割された底面領域を示す情報と身体領域を示す情報とを重ね合わせて、各々の領域における被介護者の各々の滞在時間を算出する。ある領域を例に挙げると、情報処理部50は、1日当たり被介護者が1分間滞在していれば、滞在時間が1分とする。なお滞在時間は、例えば、1時間当たりの滞在時間でもよく、1日に限定されず、規定期間における滞在時間でもよい。
情報処理部50は、各々の領域において、撮像部120が撮像した撮像時間当たりの滞在時間の時間割合を算出する。具体的には、情報処理部50は、撮像部120が撮像した撮像時間(例えば1日当たりの撮像時間)のうち、撮像部120が被介護者を撮像している時間、つまり画像に被介護者が写っている時間の時間割合を、各々の領域ごとに算出する。言い換えれば、情報処理部50は、画像に被介護者が写っている時間を撮像部120が撮像した撮像時間で除算して、各々の領域ごとに時間割合を算出する。ある領域を例に挙げると、1日当たりの撮像時間が24時間であり、ある領域において被介護者の映っている時間が0.5時間である場合、ある領域の時間割合は、1/48となる。撮像時間は、一定時間の一例である。
また、情報処理部50は、撮像時間から所定時間を除外して、時間割合を算出する。例えば、撮像時間には、被介護者の着替え中の時間、排泄する際の時間等のプライバシーに配慮すべき時間が存在する。このため、1日中撮像部120が周囲を撮像する場合において、プライバシーに配慮すべき時間を除外して時間割合を算出する。また、被介護者の就寝中は、ベッドから移動しないため、このような時間も撮像時間から除外してもよく、プライバシーに配慮すべき時間に限定されない。
なお、1日当たり、撮像部120による撮像時間のうち、除外する所定時間は、介護者が管理機器10を操作することで、任意に除外することができてもよい。また、情報処理部50は、画像に基づいて、被介護者の行動を認識し、認識した時間を計測して所定時間を算出し、算出した所定時間を撮像時間から除外してもよい。
情報処理部50は、各々の領域ごとに時間割合を算出すると、各々の領域ごとの時間割合を示す情報を記憶部70に格納する。また、情報処理部50は、各々の領域ごとの時間割合を示す情報を第2通信部60に出力する。
情報処理部50は、被介護者が入居する部屋のレイアウトが履歴情報に示される部屋のレイアウトと略同一である場合に、履歴情報を用いる。情報処理部50は、入居前の部屋のレイアウトと入居後の部屋のレイアウトが略同一であるか否かは、例えば、画像に基づいて行ってもよい。被介護者が入居する部屋のレイアウトが履歴情報に示される部屋のレイアウトと略同一であるか否かは、撮像部120が撮像した画像に基づいて、情報処理部50が判断することで実現してもよく、単に介護者の判断により入力することで実現してもよい。
第2通信部60は、端末装置200及び見守り装置100と無線通信する通信モジュールである。第2通信部60は、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を端末装置200に送信する。第2通信部60は、さらに、撮像部120が設置されている位置を示す情報を、端末装置200に送信する。第2通信部60は、通信部の一例である。
記憶部70は、底面を複数の領域に分割した画像、各々の領域ごとの滞在時間を示す情報、及び各々の領域ごとの時間割合を示す情報を履歴情報として格納する。
端末装置200は、と無線通信を行い、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を、管理機器10から受信する。端末装置200は、タブレット端末、スマートフォン等の通信装置であり、主に介護者が所持している。端末装置200は、制御部210と、表示部220とを有する。
制御部210は、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を、管理機器10から受信すると、これらを重ね合わせる。つまり、制御部210は、底面を複数の領域に分割した画像に、各々の領域に対応した滞在時間を重ね合わせ、かつ、各々の領域に対応した時間割合を重ね合わせた、3次元画像データを生成する。制御部210は、3次元画像データを表示部220に出力する。
表示部220は、制御部210から取得した3次元画像データを表示する。表示部220は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electro−Luminescence:OEL)ディスプレイ等である。表示部220には、タッチパネルの表示機能が実現される。
[動作]
見守りシステム1の動作について説明する。図4は、見守りシステム1の動作を示すフロー図である。図4に示すように、被介護者を撮像することが可能なように、見守り装置100を部屋における任意の場所に配置する。
まず、見守り装置100の撮像部120は、周囲を撮像する(S11)。撮像部120は、撮像した画像を第1通信部130に出力する。ステップS11は、画像を取得する工程の一例であってもよい。
次に、位置特定部40は、部屋における自己位置を測位する(S12)。位置特定部40は、自己位置を示す情報を第1通信部130に出力する。第1通信部130は、ステップS11での画像、及びステップS12での自己位置を示す情報を管理機器10に送信する。
なお、本実施の形態では、ステップS11の撮像部120による撮像をした後に、ステップS12の自己位置の測位をしているが、このステップは逆であってもよく、同時に行ってもよい。また、第1通信部130は、ステップS11での画像、及びステップS12での自己位置を示す情報を、管理機器10に別々に送信してもよい。
次に、管理機器10は、見守り装置100から画像を受信し、受信した画像に基づいて、部屋の底面を抽出する。そして、管理機器10は、画像から抽出した底面を複数の領域に分割する(S13)。管理機器10は、画像から抽出した底面をX軸及びZ軸の2軸にそれぞれを分割する。ステップS13の一部は、画像を取得する工程の一例である。
次に、身体検出部30は、受信した画像に基づいて、被介護者の身体領域を検出する(S14)。なお、本実施の形態では、ステップS13の画像において底面の領域を複数に分割した後に、ステップS14の被介護者の身体領域を検出しているが、このステップは逆であってもよく、同時に行ってもよい。
次に、情報処理部50は、領域ごとに、被介護者の滞在時間を算出する(S15)。ステップS15は、領域を検出する工程の一例である。
次に、情報処理部50は、滞在時間に基づいて、撮像部120による撮像時間当たりの被介護者を撮像している時間の時間割合を算出する(S16)。ステップS16は、時間割合を算出する工程の一例である。
次に、情報処理部50は、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を、第2通信部60を介して端末装置200に送信する(S17)。ステップS17は、端末装置200に送信する工程の一例である。
次に、端末装置200は、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を受信する。そして、端末装置200は、底面を複数の領域に分割した画像に、各々の領域ごとに滞在時間及び時間割合を重ね合わせた3次元画像を生成し、生成した3次元画像を表示部220に表示する(S18)。そして、見守りシステム1はこの処理を終了する。
[作用効果]
次に、本実施の形態における見守りシステム1及び見守り方法の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る見守りシステム1は、被介護者を見守る見守りシステム1であって、被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する撮像部120と、画像から被介護者が滞在する部屋の底面を抽出し、抽出した底面を複数の領域に分割して、複数の領域から被介護者が滞在する領域を検出する領域検出部20と、領域ごとに被介護者の滞在時間を算出し、各々の領域において、撮像部120が撮像した撮像時間当たりの滞在時間の時間割合を算出する情報処理部50と、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を端末装置200に送信する第2通信部60とを備える。
これによれば、領域検出部20は、被介護者が滞在している部屋を示す画像における部屋の底面を複数の領域に分割し、複数の領域から被介護者が滞在する領域を検出する。時間算出部は、領域ごとに被介護者が滞在する滞在時間を算出する。これにより、被介護者が部屋のどの領域にどれ位の時間滞在しているかが判る。
また、情報処理部50は、各々の領域における滞在時間に基づいて、撮像部120が撮像した撮像時間当たりの滞在時間の時間割合を算出する。つまり、見守り装置100が撮像している時間あたりの、被介護者が滞在している時間割合を、各々の領域ごとに算出することができる。第2通信部60により、底面を複数の領域に分割した画像、被介護者の滞在時間、及び時間割合を端末装置200に送信することで、介護者は、見守り装置100を配置すべき適切な位置を認識することができる。これにより、介護者は、端末装置200を確認することで、部屋のどの位置の時間割合が高いかを認知することができるため、最適な設置位置及び撮像方向を推測することができる。
したがって、この見守りシステム1では、被介護者を適切に見守ることができる。
特に、この見守りシステム1では、被介護者を見守るための見守り装置100の最適な設置位置及び撮像方向を推測することができるため、単に見守り装置100を設置する場合に比べて、被介護者を見守ることができる時間割合を増加させることができる。見守りシステム1の信頼性が向上する。
また、本実施の形態に係る見守り方法は、被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する工程と、画像から被介護者が滞在する部屋の底面を抽出し、抽出した底面を複数の領域に分割して、複数の領域から被介護者が滞在する領域を検出する工程と、領域ごとに被介護者の滞在時間を算出し、各々の領域において、部屋を撮像した撮像時間当たりの滞在時間の時間割合を算出する工程と、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を端末装置200に送信する工程とを含む。
この見守り方法においても、上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係る見守りシステム1は、さらに、被介護者が滞在する部屋における、撮像部120が設置されている位置を特定する位置特定部40を備える。そして、第2通信部60は、さらに、撮像部120が設置されている位置を示す情報を、端末装置200に送信する。
これによれば、位置特定部40が撮像部120の位置を特定する。第2通信部60は、さらに、撮像部120が設置されている位置を示す情報を、端末装置200に送信する。撮像部120の位置を端末装置200が表示するため、撮像部120の位置に基づいて、被介護者を適切に撮像しているかどうかを判断することができる。
また、本実施の形態に係る見守りシステム1において、情報処理部50は、撮像時間から所定時間を除外して、時間割合を算出する。
これによれば、情報処理部50は、撮像時間から所定時間を除外して撮像することで、撮像する必要のない時間帯については、時間割合に計上しない。このため、より正確な時間割合を算出することができるため、介護者は、見守り装置100を配置すべきより適切な位置を認識することができる。
また、本実施の形態に係る見守りシステム1は、さらに、底面を複数の領域に分割した画像、滞在時間を示す情報、及び時間割合を示す情報を履歴情報として格納する記憶部70を備える。そして、情報処理部50は、被介護者が入居する部屋のレイアウトが履歴情報に示される部屋のレイアウトと略同一である場合に、履歴情報を用いる。
これによれば、情報処理部50は、過去に用いた履歴情報を活用することで、被介護者の滞在時間及び時間割合を予測することができる。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、上記実施の形態に係る見守りシステム1では、さらに、撮像部120をパン角度とチルト角度との少なくともいずれか一方を変えることで撮像方向を変えるように回動させる可動部440を備えてもよい。本実施の形態では、可動部440は、見守り装置400に備えられている。可動部440は、撮像部120のパン角度と撮像部120のチルト角度との少なくともいずれか一方を可動させるアクチュエータ等の駆動部と、駆動部を制御する駆動制御部とを有していてもよい。図5は、変形例に係る見守りシステム1を示すブロック図である。パンチルト式の撮像部120であっても、全ての方向を撮像することができるとは限らない。仮に全ての方向を撮像することができたとしても、被介護者の行動から、最適な設置位置及び撮像方向が存在する。本実施の形態では、可動部440は、撮像部120をパン角度とチルト角度との少なくともいずれか一方を変えることで撮像方向を変えるように回動させることで、被介護者の動線が画像における中心位置にくるように、撮像方向を変えることができる。
また、上記実施の形態に係る見守りシステムにおいて、見守り装置は、造営材等に対して着脱可能に配置することが可能であってもよい。このため、現在設置している見守り装置を別の部屋に簡易に移動させることができる。
また、上記実施の形態に係る見守りシステムにおいて、端末装置は、表示部に動線を表示させてもよい。これにより、介護者は、見守り装置を配置すべき適切な位置を認識することができる。
また、上記実施の形態に係る見守りシステムに含まれる各処理部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 見守りシステム
20 領域検出部
40 位置特定部
50 情報処理部
60 第2通信部(通信部)
70 記憶部
120 撮像部
200 端末装置
440 可動部

Claims (6)

  1. 被介護者を見守る見守りシステムであって、
    前記被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する撮像部と、
    前記画像から前記被介護者が滞在する前記部屋の底面を抽出し、抽出した前記底面を複数の領域に分割して、前記複数の領域から前記被介護者が滞在する領域を検出する領域検出部と、
    前記領域ごとに前記被介護者の滞在時間を算出し、各々の前記領域において、前記撮像部が撮像した一定時間当たりの前記滞在時間の時間割合を算出する情報処理部と、
    前記底面を複数の領域に分割した画像、前記滞在時間を示す情報、及び前記時間割合を示す情報を端末装置に送信する通信部とを備える
    見守りシステム。
  2. さらに、前記被介護者が滞在する部屋における、前記撮像部が設置されている位置を特定する位置特定部を備え、
    前記通信部は、さらに、前記撮像部が設置されている位置を示す情報を、前記端末装置に送信する
    請求項1に記載の見守りシステム。
  3. 前記情報処理部は、前記一定時間から所定時間を除外して、前記時間割合を算出する
    請求項1又は2に記載の見守りシステム。
  4. さらに、前記底面を複数の領域に分割した画像、前記滞在時間を示す情報、及び前記時間割合を示す情報を履歴情報として格納する記憶部を備え、
    前記情報処理部は、前記被介護者が入居する部屋のレイアウトが前記履歴情報に示される部屋のレイアウトと略同一である場合に、前記履歴情報を用いる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  5. さらに、前記撮像部をパン角度とチルト角度との少なくともいずれか一方を変えることで撮像方向を変えるように回動させる可動部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の見守りシステム。
  6. 被介護者が滞在している部屋を示す画像を取得する工程と、
    前記画像から前記被介護者が滞在する前記部屋の底面を抽出し、抽出した前記底面を複数の領域に分割して、前記複数の領域から前記被介護者が滞在する領域を検出する工程と、
    前記領域ごとに前記被介護者の滞在時間を算出し、各々の前記領域において、部屋を撮像した一定時間当たりの前記滞在時間の時間割合を算出する工程と、
    前記底面を複数の領域に分割した画像、前記滞在時間を示す情報、及び前記時間割合を示す情報を端末装置に送信する工程とを含む
    見守り方法。
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