JP2019148697A - 光コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

光コネクタ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019148697A
JP2019148697A JP2018033158A JP2018033158A JP2019148697A JP 2019148697 A JP2019148697 A JP 2019148697A JP 2018033158 A JP2018033158 A JP 2018033158A JP 2018033158 A JP2018033158 A JP 2018033158A JP 2019148697 A JP2019148697 A JP 2019148697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
optical
optical fiber
ferrule body
optical connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018033158A
Other languages
English (en)
Inventor
翔平 上野
Shohei Ueno
翔平 上野
中山 弘明
Hiroaki Nakayama
弘明 中山
小林 護章
Goshiyo Kobayashi
護章 小林
隆 渋谷
Takashi Shibuya
隆 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakusan Inc
Original Assignee
Hakusan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakusan Inc filed Critical Hakusan Inc
Priority to JP2018033158A priority Critical patent/JP2019148697A/ja
Publication of JP2019148697A publication Critical patent/JP2019148697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能な光コネクタを提供する。【解決手段】基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタ100は、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が湾曲面からなるファイバ支持部と光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体10と、フェルール本体に嵌合し、光ファイバの端部が湾曲状態を保つように光ファイバの端部を押さえる押さえ部材20とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路を搭載した基板上に実装される光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタ及びその製造方法に関する。
近年、大容量の情報を高速伝送する必要性に伴い、石英系光ファイバやプラスチック光ファイバ等の光ファイバケーブルの使用が急速に普及している。また、高速・高密度信号を伝送するために、光導波路又は光素子が実装される基板も普及している。この場合、基板上の受発光装置の光信号は、接続コネクタを介し、外部光ファイバを通り、光信号回路が成立する。
機器の小型化に対応するために、基板上の光導波路又は光素子と接続するための光コネクタ、特に、光の導波方向を約90度変換できる光コネクタが多数提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載されている曲げコネクタ構造は、曲げ部が形成された光ファイバと、光ファイバの曲げ部の一方側が挿通されて固定された第1固定部と、曲げ部が収納された空洞部と、曲げ部の他方側の光ファイバの先端部が挿通されて固定された第2固定部とを備えたフェルールとを有し、曲げ部は空洞部の壁面に非接触で、かつ空洞部が密閉空間とされている。また、フェルールは、空洞部が形成されたフェルール本体と、空洞部を覆い密閉空間とする蓋部材とを有している。
また、特許文献2に記載されている曲げコネクタ構造は、曲げ部をそれぞれ有する複数の光ファイバを含む光ファイバアレイと、複数の光ファイバの、曲げ部より端部側のファイバ端部を配列させる複数の位置決め溝と開口部とを有する溝付きフェルールと、溝付きフェルール内に収容された複数の光ファイバのファイバ端部を複数の位置決め溝に端面で押し付けるように、開口部に装着された蓋体とを備え、蓋体と溝付きフェルールとの間の空間に樹脂が充填され、複数の光ファイバのファイバ端部をそれぞれ保持する複数のファイバ保持孔を有する第2のフェルールをさらに備え、第2のフェルールは溝付きフェルールに固定されている。
また、特許文献3に記載されている光路変換光コネクタは、光ファイバを曲げた状態で保持する第一保持部材と、この第一保持部材と一体化されると共に、光ファイバにおける入出射端面を露出させる第二保持部材とからなり、第二保持部材は、光ファイバにおける被覆を除いた裸光ファイバ部分は、複数のV字形溝を有する溝板と、蓋板とから形成された保持孔に保持されている。
特許第5117471号公報 特許第5290713号公報 実用新案登録第3205876号公報
特許文献1及び2に記載された曲げコネクタ構造は、光ファイバ曲げ部は裸光ファイバである。フェルール本体に固定する前に光ファイバをほぼ直角に曲げる工程が必要である。裸光ファイバを曲げることによって、製造工程中に断線する危険がある。また、曲げ工程において、時間がかかるという問題点があった。
また、特許文献3に記載された光路変換光コネクタは、特許文献1及び2に記載された曲げコネクタ構造と同様に、光ファイバの先端部(被覆を除いた裸光ファイバ部分)を保持する保持孔は、V字形溝を有する部材と押さえ部材とから形成されるため、裸光ファイバ外部の接着層圧が不均一になり、マイクロベンド損失を生じやすい。また、部品点数が多いという欠点があった。
従って本発明の目的は、構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能な光コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、組み立て作業が容易にできると共に、高精度の光コネクタを製造することができる光コネクタ製造方法を提供することにある。
本発明によれば、基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタは、光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で樹脂の内部に埋め込まれて一体化され、光ファイバの端部が平面上に位置するように形成されたフェルール本体と、光導波路又は光素子が取り付けられた基板の所定位置に結合可能な機構を有する。
フェルール本体は、光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で樹脂の内部に埋め込まれて一体化され、光ファイバの端部が平面上に位置するように形成された。これにより、構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能である。
本発明によれば、基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタは、光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が湾曲面からなるファイバ支持部と光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体と、フェルール本体に嵌合し、光ファイバの端部が湾曲状態を保つように光ファイバの端部を押さえる押さえ部材とを備えている。これにより、構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能である。
ファイバ支持部とファイバ挿入部とは、別体に形成され、互いに嵌合する嵌合凹部と嵌合凸部がそれぞれに設けられ、ファイバ支持部及び/又はファイバ挿入部には、ファイバ挿入部に挿入された光ファイバを接着する過剰な接着剤がフェルール外部に漏れるのを回避する逃げ部が設けられていることが好ましい。
ファイバ挿入部には、裸光ファイバを挿入するためのファイバ誘導溝が設けられていることが好ましい。
フェルール本体は、底面が裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成された平面部と、この平面部の一辺に連結して上方へ突起するように形成された曲面部とからなる凹部を有し、平面部はファイバ挿入部とされ、曲面部はファイバ支持部とされ、押さえ部材は、フェルール本体の凹部に嵌入し、光ファイバの端部を凹部の底面に押さえ付けるように構成されていることが好ましい。
フェルール本体は、挿通孔の両側に挿通孔の軸方向に沿って伸長して設けられた1対の貫通穴が設けられていることが好ましい。
フェルール本体及び光ファイバの基板との接続面が水平面に対して所定角度傾斜して平面化処理されて構成されていることが好ましい。
平面化処理が研磨であることも好ましい。
ファイバ支持部の湾曲面は、2.5〜4mmの曲率半径を有するように形成されていることも好ましい。
本発明によれば、基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタの製造方法は、光ファイバの端部を所定角度に湾曲させた状態で配置される湾曲面からなるファイバ支持部と光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体を形成する工程と、フェルール本体に嵌合して光ファイバの端部をファイバ支持部に押さえ付ける押さえ部材を形成する工程と、光ファイバの先端の被覆を除去し裸光ファイバを露出させる工程と、裸光ファイバ及び光ファイバの端部の一部に接着剤を塗布する工程と、裸光ファイバをフェルール本体に設けられた裸光ファイバを挿通するための挿通孔に挿入する工程と、フェルール本体のファイバ支持部に接着剤を塗布する工程と、光ファイバの端部をファイバ支持部の曲面面に沿って湾曲させ、押さえ部材をフェルール本体に嵌合し、接着剤によって固定する工程と、挿通孔から露出した裸光ファイバを切断する工程と、裸光ファイバの先端及びフェルール本体の基板との接続面を研磨する工程とを備えているこれにより、組み立て作業が容易にできると共に、高精度の光コネクタを製造することができる。
フェルール本体を形成する工程では、ファイバ支持部とファイバ挿入部とを別体に形成することも好ましい。
裸光ファイバ及びフェルール本体の基板との接続面を研磨する工程では、接続面を水平面に対して所定角度傾斜するように研磨処理を行うことも好ましい。
本発明によれば、光コネクタは、光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が湾曲面からなるファイバ支持部と光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体と、フェルール本体に嵌合し、光ファイバの端部が湾曲状態を保つように光ファイバの端部を押さえる押さえ部材とを備えていることで、構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能である。
本発明の第1の実施形態における光コネクタの構成を概略的に示す組み立て状態の斜視図である。 図1の光コネクタの構成を概略的に示す要部分解斜視図である。 図1の光コネクタのフェルール本体のファイバ挿入部の構成を概略的に示す上面図、側面図、下面図及び局部斜視図である。 図1の光コネクタのフェルール本体のファイバ支持部の構成を概略的に示す上面図、側面図及び下面図である。 図1の光コネクタの押さえ部材の構成を概略的に示す側面図及び端面図である。 図1の光コネクタの製造工程を概略的に示す図である。 図1の光コネクタの使用状態を概略的に示す側面図である。 本発明の第2の実施形態における光コネクタの構成を概略的に示す組み立て状態の斜視図である。 図8の光コネクタの構成を概略的に示す要部分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態における光コネクタの構成を概略的に示す組み立て状態の斜視図である。 図10の光コネクタの構成を概略的に示す要部分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態における光コネクタの構成を概略的に示す組み立て状態の斜視図である。 図12の光コネクタの構成を概略的に示す要部分解斜視図である。 図12の光コネクタのフェルール本体の構成を概略的に示す上面図、側面図及び下面図である。 図12の光コネクタの製造工程を概略的に示す図である。
以下、本発明に係る光コネクタ及び光コネクタの製造方法の実施形態を、図を参照して説明する。
本発明に係る光コネクタは、電子回路を搭載した基板上に実装される光導波路又は光素子と光ファイバを接続し、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換するものである。
図1は本発明の第1の実施形態における光コネクタ100の組み立て状態の外観を示しており、図2は光コネクタ100の要部を分解して示している。図3はフェルール本体10のファイバ挿入部10aの構成を示しており、同図(a)はファイバ挿入部10aの上から見た状態(上面図)であり、(b)はファイバ挿入部10aの側面図であり、(c)はファイバ挿入部10aの下から見た状態(下面図)であり、(d)はA-A線の断面での局部斜視図である。図4はフェルール本体10のファイバ支持部10bの構成を示しており、同図(a)はファイバ支持部10bの上から見た状態(上面図)であり、(b)はファイバ支持部10bの側面図であり、(c)はファイバ支持部10bの下から見た状態(下面図)である。図5は押さえ部材20の構成を示しており、同図(a)は押さえ部材20の側面図であり、(b)は押さえ部材20の後端側から見た端面面である。
図1から図5に示すように、光コネクタ100は、フェルール本体10と、押さえ部材20と、光ファイバ30とから主に構成されている。
フェルール本体10は、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されたファイバ挿入部10aと、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が湾曲面12からなるファイバ支持部10bとを有する。ここで、ファイバ挿入部10aとファイバ支持部10bとは別体に形成され、組み立て時に接着剤で固着されている。フェルール本体10は、例えば、無機充填物が充填された樹脂材料を成型して構成される。樹脂材料は、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などである。また、無機充填物には、例えば粒状シリカを用いる。
ファイバ挿入部10aは、上面の一端側に挿入部溝13とファイバ誘導溝13aとが設けられている(図3(d)参照)。ファイバ誘導溝13aは、挿入部溝13下部の段差部に位置し、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入する際にガイドする機能を有している。このファイバ誘導溝13aの下部に連結して裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されている。挿通孔11は、上部が大径に形成された大径部と、下部が裸光ファイバ31の外径よりわずかに大きい小径に形成された小径部とを有し、かつこれら大径部と小径部との間には大径部側から小径部側に向かって次第に径が小さくなる傾斜部が形成されている。大径部はファイバ誘導溝13aに連結しており、裸光ファイバ31を挿入する際に、ガイド機能を有するため、挿入が容易にできる。また、挿入部溝13は、ファイバ挿入部10aに挿入された裸光ファイバ31を接着する過剰な接着剤がフェルール外部に漏れるのを回避する逃げ部(接着剤貯留スペース)として機能する。また、ファイバ挿入部10a上面には、ファイバ支持部10bと嵌合する嵌合凹部14と、押さえ部材20と嵌合する1対の嵌合凸部15とが設けられている。さらに、挿入部溝13の長さ方向の両端の外側に基板上に設けられた位置決め用嵌合ピンPが挿嵌するための1対の貫通穴19が設けられている。また、1対の貫通穴19は、挿通孔11と同一直線上に設けられている。これにより、光コネクタ100の導波路及び/又は光素子との接続精度を保つことができる。また、嵌合凸部15は貫通穴19が形成される位置に設けられることで、接着剤が貫通穴19に入り込むことを防ぐことができる。
ファイバ支持部10bは、少なくとも一部が湾曲面からなる曲面部12を有している。この例では、曲面部12の上端部側に平面部12aが続いて設けられている。曲面部12の下端部側に切り欠き部16が設けられている。また、曲面部12は、光の導波方向を変換させる角度(例えば、90度)によって設計される。ファイバ支持部10bの湾曲面は、2.5〜4mmの曲率半径を有するように形成されている。切り欠き部16は、ファイバ挿入部10aに挿入された光ファイバ裸光ファイバ31を接着する接着剤を回避する逃げ部として機能する。また、ファイバ支持部10bの下面には、ファイバ挿入部10aと嵌合する嵌合凸部17が設けられている。さらに、ファイバ支持部10bの両側面には、押さえ部材20と嵌合する1対の嵌合凸部18が設けられている。
押さえ部材20は、例えば、無機充填物が充填された樹脂材料を成型して構成される。樹脂材料は、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などである。また、無機充填物には、例えば粒状シリカを用いる。この押さえ部材20は、ファイバ支持部10bの曲面部12及び平面部12aに対応した形状を有する凹部23が設けられると共に、光ファイバ30の導出側が開口しており、フェルール本体10のファイバ支持部10bを上から被るように装着可能に構成されている。また、押さえ部材20の両側面には、ファイバ挿入部10aの嵌合凸部15と嵌合する1対の嵌合凹部21が設けられ、また、ファイバ支持部10bの嵌合凸部18と嵌合する嵌合凹部22が設けられている。押さえ部材20は、組み立て時に接着剤でフェルール本体10に固着されている。
光ファイバ30は、先端の被覆が除去され並列に整列された複数本の光ファイバが並べられたテープ状多心光ファイバである。
以下、本発明に係る光コネクタ100の製造方法を説明する。図6は光コネクタ100の主な製造工程を示している。
図6に示すように、光コネクタ100を製造する際に、まず、フェルール本体10を構成するファイバ挿入部10a及びファイバ支持部10bをそれぞれ成型する。次いで、押さえ部材20を成型する。次いで、光ファイバ30の先端の被覆を除去し裸光ファイバ31を露出させる(図6(a)参照)。次いで、予め成型されたフェルール本体10のファイバ挿入部10a接着剤を塗布する。次いで、裸光ファイバ31及び光ファイバ30の端部の一部に接着剤を塗布する。次いで、裸光ファイバ31をファイバ挿入部10aに設けられた挿通孔11に挿入する(図6(b)参照)。次いで、ファイバ支持部10bをファイバ挿入部10aに装着し接着剤によって固定する(図6(c)参照)。次いで、光ファイバ30をファイバ支持部10bの曲面部12に沿って湾曲させ、押さえ部材20をフェルール本体10の上部に装着し接着剤によって固定する(図6(d)参照)。次いで、フェルール本体10の下面から露出した裸光ファイバ31を切断する。次いで、裸光ファイバ31の先端面及びフェルール本体10の基板Bとの接続面を研磨する。ここで、フェルール本体10及び光ファイバ30の基板B上に実装される光導波路(及び/又は光素子)Sとの接続面が水平面に対して所定角度θ傾斜して平面化処理される(図6(e)参照)。これにより、基板B上に所定角度θに傾斜して実装される光導波路(又は光素子)Sと光ファイバ30とを接続することができる。なお、押さえ部材20の上面を、水平面に対して所定角度θに傾斜(即ち、研磨後のフェルール本体10の底面に平行)して構成するように研磨しても良い。
図7は光コネクタ100の使用状態を示しており、ここで、基板Bに装着する際の状態を示している。図7に示すように、光コネクタ100を基板Bに装着する際に、光コネクタ100の貫通穴19と位置決め用嵌合ピンPとを嵌合させることで、無調心でしかも精度良く、電子回路を搭載した基板B上に実装される光導波路(及び/又は光素子)Sと光ファイバ30とを接続すると共に、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換することができる。
このように本実施形態においては、光コネクタ100は、フェルール本体10と、押さえ部材20と、光ファイバ30とから構成されている。フェルール本体10は、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されたファイバ挿入部10aと、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が曲面部12からなるファイバ支持部10bとを有する。
これにより、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換することができ、構造が簡単であると共に部品点数が少なく低コストかつ高精度で製造可能である。
また、本発明に係る光コネクタ100の製造方法によれば、組み立て作業が容易にできると共に、高精度の光コネクタを製造することができる。
図8は本発明の第2の実施形態における光コネクタ100Aの組み立て状態の外観を示しており、図9は光コネクタ100Aの要部を分解して示している。
図8及び図9に示すように、光コネクタ100Aは、フェルール本体10Aと、押さえ部材20Aと、光ファイバ30とから主に構成されている。
フェルール本体10Aは、ファイバ挿入部10cと、ファイバ支持部10dとを有する。ここで、ファイバ挿入部10cとファイバ支持部10dとは一体に形成されている。ファイバ挿入部10cは、上述した第1の実施形態のファイバ挿入部10aと同様に挿入部溝13とファイバ誘導溝13aとが設けられている(図3(d)参照)。ファイバ誘導溝13aは、挿入部溝13下部の段差部に位置し、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入する際にガイドする機能を有している。このファイバ誘導溝13aの下部に連結して裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されている。挿通孔11は、上部が大径に形成された大径部と、下部が裸光ファイバ31の外径とほぼ同じの小径に形成された小径部とを有し、かつこれら大径部と小径部との間には大径部側から小径部側に向かって次第に径が小さくなる傾斜部が形成されている。また、挿入部溝13の長さ方向の両端の外側に1対の貫通穴19が設けられている。また、1対の貫通穴19は、挿通孔11と同一直線上に設けられている。これにより、光コネクタ100Aの導波路及び/又は光素子との接続精度を保つことができる。ファイバ支持部10dは、少なくとも一部が曲面部12であり、この例では、曲面部12の上端部側に平面部12aが続いて設けられている。また、曲面部12は、光の導波方向を変換させる角度(例えば、90度)によって設計される。
押さえ部材20Aは、ファイバ支持部10dの曲面部12及び平面部12aに対応した形状を有する凹部23が設けられると共に、光ファイバ30の導出側が開口しており、フェルール本体10Aのファイバ支持部10dを上から被るように装着可能に構成されている。
本発明に係る光コネクタ100Aは、上述した第1の実施形態におけるファイバ挿入部10aとファイバ支持部10bとを接着剤によって固定する工程がない以外に、第1の実施形態の光コネクタ100と同様な方法で製造できる。
このように本実施形態においては、光コネクタ100Aは、フェルール本体10Aと、押さえ部材20Aと、光ファイバ30とから構成されている。フェルール本体10Aは、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されたファイバ挿入部10cと、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が曲面部12からなるファイバ支持部10dとを有する。
これにより、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換することができ、構造が簡単であると共に部品点数が少なく、組み立て作業が容易にできると共に、低コストかつ高精度で製造可能である。
図10は本発明の第3の実施形態における光コネクタ100Bの組み立て状態の外観を示しており、図11は光コネクタ100Bの要部を分解して示している。
図10及び図11に示すように、光コネクタ100Bは、フェルール本体10Bと、押さえ部材20Bと、光ファイバ30とから主に構成されている。
フェルール本体10Bは、上述した第2の実施形態の光コネクタ100Aのフェルール本体10Aと同様な構成を有しているため、ここで、詳細な説明を省略する。
押さえ部材20Bは、コの字型に形成され、即ち、ファイバ挿入部10cの裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が設けられている側と光ファイバ30の導出側とが開口している。フェルール本体10Bのファイバ支持部10dを上から被るように装着可能に構成されている。この場合、押さえ部材20Bは、光ファイバ30をフェルール本体10Bのファイバ支持部10dの平面部12aに押さえ付けるようになる。
本発明に係る光コネクタ100Bは、上述した第1の実施形態におけるファイバ挿入部10aとファイバ支持部10bとを接着剤によって固定する工程がない以外に、第1の実施形態の光コネクタ100と同様な方法で製造できる。
このように本実施形態においては、光コネクタ100Bは、フェルール本体10Bと、押さえ部材20Bと、光ファイバ30とから構成されている。フェルール本体10Bは、光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成されたファイバ挿入部10cと、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が曲面部12からなるファイバ支持部10dとを有する。
これにより、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換することができ、構造が簡単であると共に部品点数が少なく、組み立て作業が容易にできると共に、低コストかつ高精度で製造可能である。
図12は本発明の第4の実施形態における光コネクタ100Cの組み立て状態の外観を示しており、図13は光コネクタ100Cの要部を分解して示している。図14はフェルール本体10Cの構成を示しており、同図(a)はフェルール本体10Cの上から見た状態(上面図)であり、(b)はフェルール本体10Cの側面図であり、(c)はフェルール本体10Cの下から見た状態(下面図)である。
図12〜図14に示すように、光コネクタ100Cは、フェルール本体10Cと、押さえ部材20Cと、光ファイバ30とから主に構成されている。なお、本実施形態における光ファイバ30は、2組の、先端の被覆が除去され並列に整列された複数本の光ファイバが並べられた1対のテープ状光ファイバ30a及び30bである。ここで、テープ状光ファイバ30a及び30bはそれぞれ4本のファイバを有している。
フェルール本体10Cは、図12〜図14に示すように、例えば無機充填物が充填された樹脂から略直方体形状に形成されている。樹脂材料は、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などである。また、無機充填物には、例えば粒状シリカを用いる。このフェルール本体10Cは、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される凹部Uと、凹部Uの両側に上下方向に沿って形成される位置決め用嵌合ピンPが挿嵌するための1対の貫通穴19とを備えている。
フェルール本体10Cにおいて、凹部Uの底面が光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成された平面部12bと、この平面部12bの一辺に連結して上方へ突起するように形成され、光ファイバ30の端部を支持する曲面部12とを有する。曲面部12には、2組の光ファイバ30を隔離するための凸部12cが設けられている。この凸部12cは、曲面部12に沿って形成されている。凹部Uの先端側には、押さえ部材20Cの嵌入位置を制限する位置決め平面部12dが形成されている。また、曲面部12は、光の導波方向を変換させる角度(例えば、90度)によって設計される。さらに、曲面部12の湾曲面は、2.5〜4mmの曲率半径を有するように形成されている。
1対の貫通穴19は、挿通孔11の両側に挿通孔11の軸方向に沿って伸長して設けられ、貫通穴19の各々は、フェルール本体10の基板との接続面側の小径部19aと、上面側の大径部19bとから構成され、小径部19aは基板に設けられた位置決め用嵌合ピンPが挿嵌され位置決めするための位置決め手段として機能する。また、1対の貫通穴19は、挿通孔11と同一直線上に設けられている。これにより、光コネクタ100Cの導波路及び/又は光素子との接続精度を保つことができる。
押さえ部材20Cは、樹脂材料を成型して構成される。例えば、フェルール本体10Cと同じ材料を用いても良い。この押さえ部材20Cは、フェルール本体10Cの凹部Uに嵌入することができ、下面が光ファイバ30を押さえるための凹形曲面部20aと平面部20bとが形成されている。平面部20bは、組み立ての際に、フェルール本体10Cの位置決め平面部12dに当接して押さえ部材20Cの嵌入位置を制限する。
以下、本発明に係る光コネクタ100Cの製造方法を説明する。図15は光コネクタ100Cの主な製造工程を示している。
図15に示すように、光コネクタ100Cを製造する際に、まず、光ファイバ30の先端の被覆を除去し裸光ファイバ31を露出させる。次いで、裸光ファイバ31及び光ファイバ30の端部の一部に接着剤を塗布する。次いで、裸光ファイバ31を挿通孔に挿入する(図15(a)参照)。次いで、光ファイバ30の端部をフェルール本体10Cの凹部Uの底面に設けられた曲面部12に沿って湾曲させる(図15(b)参照)。次いで、押さえ部材20Cをフェルール本体10Cの凹部Uに嵌入し、接着剤によって固定する(図15(c)参照)。次いで、フェルール本体10Cの下面から露出した裸光ファイバ31を切断する。次いで、裸光ファイバ31の先端面及びフェルール本体10Cの基板Bとの接続面を研磨する(図15(d)参照)。ここで、フェルール本体10C及び光ファイバ30の基板B上に実装される光導波路(及び/又は光素子)Sとの接続面が水平面に対して所定角度θ傾斜して平面化処理される。これにより、基板B上に所定角度θに傾斜して実装される光導波路(及び/又は光素子)Sと光ファイバ30とを接続することができる。なお、フェルール本体10Cの上面及び押さえ部材20Cの上面を、水平面に対して所定角度θに傾斜(即ち、研磨後のフェルール本体10の底面に平行)して構成するように研磨しても良い。また、本実施形態において、裸光ファイバ31及び光ファイバ30の端部の一部に塗布する接着剤と、押さえ部材20Cを固定するための接着剤とは、それぞれ異なるものを用いても良い。
このように本実施形態においては、光コネクタ100Cは、フェルール本体10Cと、押さえ部材20Cと、光ファイバ30とから構成されている。フェルール本体10Cは、光ファイバ30の端部が所定角度に湾曲された状態で配置される凹部Uと、凹部Uの両側に上下方向に沿って形成される位置決め用嵌合ピンP挿嵌用の1対の貫通穴19とを備えている。凹部Uの底面が光ファイバ30の端部の被覆を除去した裸光ファイバ31を挿入するための挿通孔11が形成された平面部12bと、この平面部12bの一辺に連結して上方へ突起するように形成され、光ファイバ30の湾曲部を支持する曲面部12とを有する。
これにより、光の導波方向を所定角度(例えば、90度)に変換することができ、構造が簡単であると共に部品点数が少なく、組み立て作業が容易にできると共に、低コストかつ高精度で製造可能である。また、2組の光ファイバ30を隔離するための凸部12cを設けることで、例えば、送信と受信用光ファイバ30aと30bを隔離して配置することができる。
なお、上述した実施形態においては、光コネクタ100、100A、100B及び100Cは、光ファイバ30の基板Bとの接続面が水平面に対して所定角度θ傾斜して平面化処理されている例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。所定角度θに傾斜せず、水平面にして平面化処理するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、フェルール本体10、10A、10B及び10Cと、押さえ部材20、20A、20B及び20Cとは、無機充填物が充填された硬質樹脂材料で成形される例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ナイロンを含む合成樹脂から形成するようにしても良い。
また、上述した第4の実施形態において、フェルール本体10の凹部Uに嵌入し、光ファイバ30の端部を凹部Uの底面に押さえ付ける押さえ部材20を有する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。フェルール本体10Cの凹部Uに樹脂材料を充填することで、光ファイバ30を固定するようにしても良い。
また、上述した第4の実施形態において、光ファイバ30は、1対のテープ状光ファイバである例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つ、又は3つ以上配列しても良い。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明の多心光コネクタは、基板上の光導波路又は光素子と接続し、光の導波方向を約90度変換する目的に利用できる。
10、10A、10B、10C フェルール本体
10a、10c ファイバ挿入部
10b、10d ファイバ支持部
11 挿通孔
12 曲面部
12a、12b 平面部
12c 凸部
12d 位置決め平面部
13 挿入部溝
13a ファイバ誘導溝
14、21、22 嵌合凹部
15、17、18 嵌合凸部
16 切り欠き部
19 貫通穴
20、20A、20B、20C 押さえ部材
20a 凹形曲面部
20b 平面部
23 凹部
30、30a、30b 光ファイバ
31 裸光ファイバ
100、100A、100B、100C 光コネクタ
B 基板
P 位置決め用嵌合ピン
S 光導波路又は光素子
U 凹部

Claims (12)

  1. 基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタであって、
    前記光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で樹脂の内部に埋め込まれて一体化され、光ファイバの端部が平面上に位置するように形成されたフェルール本体と、
    前記光導波路又は光素子が取り付けられた基板の所定位置に結合可能な機構を有することを特徴とする光コネクタ。
  2. 基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタであって、
    前記光ファイバの端部が所定角度に湾曲された状態で配置される少なくとも一部が湾曲面からなるファイバ支持部と前記光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体と、
    前記フェルール本体に嵌合し、前記光ファイバの端部が湾曲状態を保つように前記光ファイバの端部を押さえる押さえ部材とを備えていることを特徴とする光コネクタ。
  3. 前記ファイバ支持部と前記ファイバ挿入部とは、別体に形成され、互いに嵌合する嵌合凹部と嵌合凸部がそれぞれに設けられ、前記ファイバ支持部及び/又は前記ファイバ挿入部には、ファイバ挿入部に挿入された前記光ファイバを接着する過剰な接着剤をフェルール外部に漏れるのを回避する逃げ部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
  4. 前記ファイバ挿入部には、裸光ファイバを挿入するためのファイバ誘導溝が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光コネクタ。
  5. フェルール本体は、底面が裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成された平面部と、該平面部の一辺に連結して上方へ突起するように形成された曲面部とからなる凹部を有し、
    前記平面部はファイバ挿入部とされ、前記曲面部はファイバ支持部とされ、
    前記押さえ部材は、前記フェルール本体の凹部に嵌入し、前記光ファイバの端部を前記凹部の底面に押さえ付けるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
  6. 前記フェルール本体は、前記挿通孔の両側に前記挿通孔の軸方向に沿って伸長して設けられた1対の貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の光コネクタ。
  7. 前記フェルール本体及び前記光ファイバの前記基板との接続面が水平面に対して所定角度傾斜して平面化処理されて構成されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の光コネクタ。
  8. 前記平面化処理が研磨であることを特徴とする請求項7に記載の光コネクタ。
  9. 前記ファイバ支持部の湾曲面は、2.5〜4mmの曲率半径を有するように形成されていることを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の光コネクタ。
  10. 基板上に取り付けられた光信号を伝達する光導波路又は光素子と光ファイバを接続する光コネクタの製造方法であって、
    前記光ファイバの端部を所定角度に湾曲させた状態で配置される湾曲面からなるファイバ支持部と前記光ファイバの端部の被覆を除去した裸光ファイバを挿入するための挿通孔が形成されたファイバ挿入部とを有するフェルール本体を形成する工程と、
    前記フェルール本体に嵌合して前記光ファイバの端部を前記ファイバ支持部に押さえ付ける押さえ部材を形成する工程と、
    前記光ファイバの先端の被覆を除去し裸光ファイバを露出させる工程と、
    前記裸光ファイバ及び前記光ファイバの端部の一部に接着剤を塗布する工程と、
    前記裸光ファイバを前記フェルール本体に設けられた前記裸光ファイバを挿通するための挿通孔に挿入する工程と、
    前記フェルール本体の前記ファイバ支持部に接着剤を塗布する工程と、
    前記光ファイバの端部を前記ファイバ支持部の曲面面に沿って湾曲させ、前記押さえ部材を前記フェルール本体に嵌合し、接着剤によって固定する工程と、
    前記挿通孔から露出した前記裸光ファイバを切断する工程と、
    前記裸光ファイバの先端及び前記フェルール本体の前記基板との接続面を研磨する工程とを備えていることを特徴とする光コネクタの製造方法。
  11. 前記フェルール本体を形成する工程では、前記ファイバ支持部と前記ファイバ挿入部とを別体に形成することを特徴とする請求項10に記載の光コネクタの製造方法。
  12. 前記裸光ファイバ及び前記フェルール本体の前記基板との接続面を研磨する工程では、前記接続面を水平面に対して所定角度傾斜するように研磨処理を行うことを特徴とする請求項10又は11に記載の光コネクタの製造方法。
JP2018033158A 2018-02-27 2018-02-27 光コネクタ及びその製造方法 Pending JP2019148697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018033158A JP2019148697A (ja) 2018-02-27 2018-02-27 光コネクタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018033158A JP2019148697A (ja) 2018-02-27 2018-02-27 光コネクタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019148697A true JP2019148697A (ja) 2019-09-05

Family

ID=67850540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018033158A Pending JP2019148697A (ja) 2018-02-27 2018-02-27 光コネクタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019148697A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8801301B2 (en) Simplex connectors for multicore optical fiber cables
CA2714696C (en) Optical path change member and holding member body
US9645318B2 (en) Optical connector and method for manufacturing optical connector
EP3640692B9 (en) Optical connector module
US20090257718A1 (en) Optical connector having optical fiber
EP1887395B1 (en) Optical connector
US9022669B2 (en) Gradient index lens assemblies, fiber optic connectors, and fiber optic cable assemblies employing lens alignment channels
JP2012194481A (ja) 光コネクタ、光ファイバの実装方法、及び電子情報機器
JP5296484B2 (ja) 光ファイバモジュール及びその製造方法
JP4749317B2 (ja) 光路変換型光コネクタ及びこれを用いた回路基板
US20040146250A1 (en) Ferrule and optical coupling structure using the same
CN113050223A (zh) 聚合物波导连接器及其制作方法、连接器组
US6939057B2 (en) Optical coupling unit and method for inserting optical wave guides into an optical coupling unit
JP2007003775A (ja) 光コネクタ
JP2019148697A (ja) 光コネクタ及びその製造方法
JP2005326523A (ja) 光結合構造
JP2019203999A (ja) 光コネクタ及びその製造方法
WO2020091015A1 (ja) 光学接続部品
US20190033534A1 (en) Optical fiber connector, optical apparatus, optical transceiver, and method of manufacturing optical fiber connector
JP5398409B2 (ja) 光コネクタ
JP2009053365A (ja) 光コネクタ
CN210666107U (zh) 套圈以及光纤连接器
JP5657944B2 (ja) レンズ付き光コネクタ
US11256037B2 (en) Optical-path-bending connector and optical-path-bending connector assembly
JP7079924B2 (ja) 光レセプタクル