JP2019146958A - 飲食用具 - Google Patents

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【課題】従来立食パーティ、バーベキューなどで使い捨ての紙皿は同一の全く同じものを複数重ねた紙皿の山の上から順番に取り出して使用する。他のテーブルへの移動を含め会話、飲食が進んだ後自分のテーブルに戻った際、パーティ、バーベキュー等での混雑、飲酒等の影響などで、自分の盛り付けた紙皿がどれかを容易に判別することが容易な飲食用具を提供する。【解決手段】飲食用具1は、内容物に触れる内側部分2bと、内側部分2bの周りに位置する周縁部分2cと、当該周縁部分2cの周方向に沿って設けられた複数の識別領域2とを備える。複数の識別領域2は、それぞれの識別領域2を区別するための識別手段2aを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食用具に関する。具体的には、紙、プラスティック等から成る使い捨ての飲食用具に関する。
従来立食パーティなどで紙皿、紙コップ(プラスチック製を含む)の食器(以下紙皿類)に関して同種のものが複数枚重なって包装されて提供されている。それらを用いる場合には、しばしば混乱がおこっている、重なっている皿等の改良技術として、特開平10−272046号公報に開示された技術がある。使用者が使用している紙皿類であることが容易に識別できる器(紙皿類)であることが可能になる紙皿類に関するもの。
特開平10−272046号公報
従来立食パーティ、バーベキューなどで使い捨ての紙皿類(以下説明では紙皿と記載)は同一の全く同じものを複数重ねた紙皿の山の上から順番に取り出して使用する。AがAの選んだ料理を紙皿に盛り付ける。次にBが同様にBが選んだ料理を紙皿に盛り付ける。同様にそのテーブルにいる最後のnが同様に紙皿に盛り付ける(この場合各自が一人で複数の紙皿を使用する場合もある)
その後他のテーブルへの移動を含め会話、飲食が進んだ後自分のテーブルに戻った際
パーティ、バーベキュー等での混雑、飲酒等の影響などで、自分の盛り付けた紙皿がどれかを容易に判別するのが難しいことが多く生じている。
そのため他人の紙皿を間違えて使用し合うことが起き、きわめて衛生上好ましくないことが起きていた。
さらに包装から取り出された新しい紙皿群はぴったりと重なっていて、上から一枚取り出すときに複数取り出してしまうことがあった。
本発明に係る飲食用具は、内容物に触れる内側部分と、前記内側部分の周りに位置する周縁部分と、当該周縁部分の周方向に沿って設けられた複数の識別領域と、を備える。また、前記複数の識別領域は、それぞれの識別領域を区別するための識別手段を有している。
本発明に係る飲食用具では、それぞれの識別領域には互いにその食器類の使用者が識別可能な識別手段(識別符号)が設けられていて、使用者がそれを確認することによって容易に自分の使用中の食器類の認識が確認可能となることで、他人の紙皿を間違えて使用し合うこことによる、きわめて衛生上好ましくない事象を解決することができる。
また、本発明に係る飲食用具では、前記識別領域の少なくとも一つは、重ね合った複数の飲食用具を分離するための切り起こし部を含んでいてもよい。これにより、重ね合った複数の飲食用具を容易に分離することができる。また、同色で着色された識別札部全体を、紙皿開封前に持ち上げておくことにより、新しい紙皿類が複数枚包装された状態で開封後に複数枚ぴったり重なった状態が緩んで1枚ずつ取り出しやすくなることで、他の人が新しい食器触ることによる衛生上好ましくない事象を防止することができる。
また、本発明に係る飲食用具では、前記複数の識別領域は、それぞれが分離可能に構成されており、前記識別領域の各識別領域の境界に、前記周方向に交差する方向に延伸するミシン目状部、又はスリット部を有し、識別領域の少なくとも一部を切り起し可能に構成されていてもよい。
また、本発明に係る飲食用具では、前記内側部分と前記周縁部分との境界に、帯状突起部を設け、前記ミシン目状部、又はスリット部が、前記周縁部分に形成されている。
また、本発明に係る飲食用具では、前記識別領域は、次のいずれかの構成を含むことができる。
(イ)各識別領域を区別するための前記識別手段の表面を覆うコーティング領域を備え、当該コーティング領域の少なくとも一部を除去することによって、識別機能を生じさせるもの。
(ロ)各識別領域に切り抜き可能な切込みを設けることによって、識別機能を生じさせるもの。
また、本発明に係る飲食用具において、前記識別手段は、前記周縁部分の表面に付された記号、符号、又は絵を含んでいてもよい。
また、本発明に係る飲食用具では、前記飲食用具は、使い捨て可能な飲食用具であって、紙皿、コップ、椀、コースターを含むことができる。
本発明は各使用者が自分の使用している紙皿の識別を瞬時に判別できること、他人の紙皿を間違えて使用することよる衛生上好ましくない事象に対する使用者識別符号表示による解決方法と、その実施に伴って新しいぴったり重なった状態が緩み1枚ずつ取り出しやすくなる方法を提供する。
図1は、本発明の紙皿外観構成図を示す図である。 図2(a)は、紙皿の周辺部に識別の為のアルファベット、或いはカナや数字、動物、植物、漫画等の図柄の符号による識別例を示す図である。図(2b)は、4桁ごとのバイナリ符号列に対応す数字、動物、植物、漫画等の繰り返すことで周辺部の識別札部を必要最小の桁数に抑えることができる例を示す図である。 図3(a)は、紙皿が複数パッケージされている例を示す図である。図3(b)は複数ぴったり重なった紙皿が緩み、1枚ずつ取り出しやすくなるように・の同色で着色された識別札部を持ち上げた例を示す図である。 図4(a)〜4(d)は、いくつかの識別手段を説明する図である。図4(a)は、識別部を下部に倒すことで識別手段を設ける方法を示す。図4(b)は、識別部の一部(例えば頂部)を下部に倒すことで識別手段を設ける方法を示す。図4(c)は、符号部上にマスキング印刷をあらかじめ薄くしておき、必要な符号部分を削ることで識別手段を設ける方法を示す。図4(d)は、各識別領域の一部を切り抜くことで識別手段を設ける方法を示す。 図5は、紙コップ底部に同様の識別子を入れた実施例を示す図である。 図6は、コップ類が複数パッケージされているので取り出すときぴったり重なった状態が緩み一つづつ取り出しやすくなる為の記号「・」の同色で着色された識別札部例を示す図である。 図7は、コースタ周縁部に同様の識別子を入れた実施例を示す図である。 図8は、椀底部に同様の識別子を入れた実施例を示す図である。 図9は、内側部分と周縁部分との境界に、帯状突起部を設けた実施例を示す図である。
図1は、発明の紙皿1の外観である。本発明では紙皿1の周縁部分2cにアルファベット、或いはカナや数字、動物、植物、漫画等の図柄の符号2a(以下、「識別札部2a」という。)を印刷しておく。それぞれの識別札部2aに指等で容易に分離できる切り込み3、ミシン目3等を入れるか、分離のためのミシン目は入れず各識別領域の一部を切り抜き可能な切込みを識別札部2aに入れる。
また、一部の識別札部2aにマーキング「●」しておく。
図2(a)は、本発明の使用状態を示す。(使用者の名前から識別符号をMIZとする例で説明)
・ 使用者は重ねてある新しい紙皿群から1枚取り出す。
・ 取り出した一枚の紙皿の周縁部の識別札6を起こす
・ 識別札5を起こす
・ 識別札7を起こす
・ 起こす識別札数は上記では3個であるが使用者自身が判別できる個数で良い、又起こす札の位置も使用者が判別できる目的を満たせば順不同で良い
・ 以上の操作により紙皿周縁部にその紙皿使用者の識別子が明示されその紙皿の使用者の識別を瞬時に判別することができる。
・ 符号には連続の符号を用いる以外に4桁ごとのバイナリ符号列に対応す数字、動物、植物、漫画等の繰り返すことで周辺部の識別札部2aを必要最小の桁数に抑えることができる(図2(b))本例では周辺部2に4枚の識別符号札が設けられていてこの内1と8がたてられている。この数字1と8のの和は1+8=9を示す。同様に4枚の識別符号札の組み合わせで0から15を表し、その結果4枚の識別符号札で16通りの分別が可能となる。
・ このことにより他人の紙皿を間違えて使用し合うこことによる、きわめて衛生上好ましくない事象を解決することが可能となる
図3は、新しいぴったり重なった状態が緩み1枚ずつ取り出しやすくなる方法を提供する。図3(a)は、新しい紙皿包装で複数枚ぴったりと重なって複数パッケージされている状態を示す。そのパッケージを開いて、取り出すときに複数取り出してしまうことがあったが、図3(b)に示すように、重ねてパッケージされている新しい紙皿群で・の部分の同色で着色された識別札部2a全体を、パッケージ開封後に持ち上げておくことにより、ぴったり重なった状態が緩み分離して、1枚ずつ取り出しやすくなる。これにより次の人が使う新しい紙皿に触ることが防ぎ、テーブル上の未使用の紙皿の散乱や無駄になる紙皿の発生を省き、前の人がこれに触ることによる衛生上好ましくない事象を防止することが可能となる。
図4は、他のバージョンを示す。図2に示すような識別札部2aは起こすのではなく、図4(a)に示す様に下部に倒す方法や、図4(b)に示すように、その一部を下部に倒す方法や、又は図4(c)に示すように、符号部上にマスキング印刷をあらかじめ薄くしておき、必要な符号札部を削る方法や図4(d)に示すように、分離のためのミシン目は入れず各識別札部2aの一部をビンゴのカードのように切り抜き可能な切込みを識別札部2aに入れこれを切り抜く等の方法で識別可能な領域表示となる方法がある。
図5(a)、図5(b)は、発明の紙コップ10の外観である。紙コップ底部に同様の識別子を入れることで同様の効果が得られる。
図6は、紙コップと同様の図3の処理をコップ類(紙やプラスティック等)の底部に行うことでぴったり重なった状態が緩み1枚ずつ取り出しやすくなる。
図7は、同様にコースターへの応用を示す。
図8は、同様に椀への応用を示す。
図9に示す飲食用具では、内側部分2bと周縁部分2cとの境界に、帯状突起部を設けている。この帯状突起部を設けることにより、識別札部2aをミシン目状部に沿っていり抜き時、切れ目が周辺から中心に沿って拡大するのを防ぐことができる。帯状突起部の厚みは、例えば1〜2mm程度であり、幅は、例えば2mm程度である。また、この帯状突起部を設けることによって、識別部の起こしすぎによって内側部分2bまで起こしてしまい、内容物が外側に漏れ出すことを防ぐこともできる。
1 飲食用具(紙皿)
2 識別領域
2a 識別札部
2b 内側部分
2c 周縁部分
3 識別札分離切り込み
4 重なっている状態の飲食用具(紙皿)
5 識別札 I
6 識別札 M
7 識別札 Z
8 同色で着色された識別札部
9 内側部分と周縁部分との境界の帯状突起部
10 コップ
20 コースター
30 椀

Claims (7)

  1. 内容物に触れる内側部分と、
    前記内側部分の周りに位置する周縁部分と、
    当該周縁部分の周方向に沿って設けられた複数の識別領域と、を備え、
    前記複数の識別領域は、それぞれの識別領域を区別するための識別手段を有している、飲食用具。
  2. 前記識別領域の少なくとも一つは、重ね合った複数の飲食用具を分離するための切り起こし部を含む、請求項1に記載の飲食用具
  3. 前記複数の識別領域は、それぞれが分離可能に構成されており、
    前記識別領域の各識別領域の境界に、前記周方向に交差する方向に延伸するミシン目状部、又はスリット部を有し、
    識別領域の少なくとも一部を切り起し可能に構成されている、請求項1又は請求項2に記載の飲食用具。
  4. 前記内側部分と前記周縁部分との境界に、帯状突起部を設け、
    前記ミシン目状部、又はスリット部が、前記周縁部分に形成されている、請求項3に記載の飲食用具。
  5. 前記識別領域は、次のいずれかの構成を含む、請求項1または請求項2に記載の飲食用具。
    (イ)各識別領域を区別するための前記識別手段の表面を覆うコーティング領域を備え、当該コーティング領域の少なくとも一部を除去することによって、識別機能を生じさせるもの。
    (ロ)各識別領域に切り抜き可能な切込みを設けることによって、識別機能を生じさせるもの。
  6. 前記識別手段は、前記周縁部分の表面に付された記号、符号、又は絵を含む請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の飲食用具。
  7. 前記飲食用具は、使い捨て可能な飲食用具であって、紙皿、コップ、椀、コースターを含む請求項1から6のいずれか1項に記載の飲食用具。
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