JP2019145695A - Unit and unit mounting structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電気機器収納用箱に取り付けられるユニット及びユニットの取り付け構造に関するものである。 The present invention relates to a unit attached to an electric equipment storage box and a unit mounting structure.
筐体の開口部にユニットを取り付ける際、開口部の周辺にパッキンを設けることが知られている。このパッキンは、ユニットをボルトで締め付けて固定する際に、筐体とユニットの隙間を塞ぐ役割を果たす。しかしながら、ユニットを取り付ける際に締め付け過ぎると、パッキンが潰れて反発力が低下し、防水性能が保てなくなる虞があった。そこで、特許文献1に記載されているように、パッキンの潰し代を確保するため、締め付けを規制するスペーサを設けることがなされている。
It is known to provide a packing around the opening when the unit is attached to the opening of the housing. This packing plays a role of closing the gap between the housing and the unit when the unit is fastened and fixed with bolts. However, if the unit is attached too tightly, the packing may be crushed and the repulsive force may be reduced, and the waterproof performance may not be maintained. Therefore, as described in
しかしながら、ネジやボルトの周囲に別部材からなるスペーサを設けるため、スペーサの取り付け分の幅を確保する必要があり、取り付け場所によってはパッキンの幅が細くなってしまい防水性能が低下する虞があった。また、別部材のスペーサを必要とするため、部品点数が多くなり作業性も低下する虞があった。 However, since a spacer made of a separate member is provided around the screws and bolts, it is necessary to secure the width for attaching the spacer. Depending on the installation location, the width of the packing may be narrowed and the waterproof performance may be reduced. It was. In addition, since a separate spacer is required, the number of parts is increased and workability may be reduced.
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、電気機器収納用箱の筐体に設けられた開口を覆うようにユニットを取り付ける際に、スペーサを用いずに筐体とユニットの間に介在するパッキンの締め付け過ぎを回避可能な構造とすることである。 The inventor of the present case tried to solve the problem by diligently examining this point. The object of the present invention is to avoid over-tightening the packing interposed between the housing and the unit without using a spacer when mounting the unit so as to cover the opening provided in the housing of the electrical equipment storage box. It is to make it a simple structure.
上記課題を解決するため、電気機器収納用箱の筐体に設けられた開口部を覆うように取り付けられるユニットであって、ユニットと筐体の間に介在させるパッキンの圧縮量を制限可能なように筐体側に突出した突出部を備えたユニットとする。 In order to solve the above problems, the unit is mounted so as to cover the opening provided in the housing of the electrical equipment storage box, and the compression amount of the packing interposed between the unit and the housing can be limited. The unit is provided with a protruding portion protruding toward the casing.
また、ユニットと筐体の間に介在するパッキンよりも外周側で突出部が突出した構成とすることが好ましい。 In addition, it is preferable that the protruding portion protrudes on the outer peripheral side of the packing interposed between the unit and the housing.
また、突出部が帯状の当接面を備えた構成とすることが好ましい。 Moreover, it is preferable to set it as the structure in which the protrusion part was provided with the strip | belt-shaped contact surface.
また、帯状の当接面に排水可能な切り欠きを設けた構成とすることが好ましい。 Moreover, it is preferable to set it as the structure which provided the notch which can drain in the strip | belt-shaped contact surface.
また、帯状の当接面とパッキンの間に、排水可能な溝部を設けた構成とすることが好ましい。 Moreover, it is preferable to set it as the structure which provided the groove part which can be drained between a strip | belt-shaped contact surface and packing.
また、異物の侵入を抑制するルーバー部材に突出部を設けた構成とすることが好ましい。 Moreover, it is preferable to set it as the structure which provided the protrusion part in the louver member which suppresses the penetration | invasion of a foreign material.
本発明では、電気機器収納用箱の筐体に設けられた開口を覆うようにユニットを取り付ける際に、スペーサを用いずに筐体とユニットの間に介在するパッキンの締め付け過ぎを回避可能な構造とすることが可能となる。 In the present invention, when the unit is mounted so as to cover the opening provided in the housing of the electrical equipment storage box, it is possible to avoid overtightening of the packing interposed between the housing and the unit without using a spacer. It becomes possible.
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態のユニット1は、電気機器収納用箱10の筐体3に設けられた開口部31を覆うように取り付けられるユニット1である。また、ユニット1と筐体3の間に介在させるパッキン4の圧縮量を制限可能なように筐体側に突出した突出部11を備えたユニット1である。このため、電気機器収納用箱10の筐体3に設けられた開口を覆うようにユニット1を取り付ける際に、スペーサを用いずに筐体3とユニット1の間に介在するパッキン4の締め付け過ぎが回避可能となる。よって、パッキン4の適切な反発力を確保でき、防水性能を保つことができる。
The form for implementing this invention is shown below. The
以下、換気扇ユニットをユニット1の例として説明する。なお、ユニット1は、他の種類のユニットでもよいが、ルーバーユニット、熱交換器ユニット、クーラユニットなどの熱対策ユニットとすることが好ましい。
Hereinafter, the ventilation fan unit will be described as an example of the
実施形態のユニット1は筐体3と接続されて電気機器収納用箱10を形成する。図1に示すことから理解されるように、筐体3の天面32には開口部31を備えており、開口部31を覆うようにユニット1が取り付けられる。
The
図2に示すことから理解されるように、実施形態のユニット1は、本体ベース12と、本体ベース12に収められる換気扇13と、本体ベース12の周囲に取り付けられるルーバー部材14と、ルーバー部材14と換気扇13と本体ベース12を覆うカバー15を備えている。なお、カバー15は本体ベース12に取り付けられたカバー支持部24に載置される。
As can be understood from FIG. 2, the
図3及び図4に示すことから理解されるように、本体ベース12は、平面視で略四角形状となる側面部21と、筐体3の取付面に対して平行な面を形成する底面部22を備えている。この底面部22を構成する底板23の筐体3側の面には、パッキン4が接するように配置される。また、底面部22には複数の取付ボルト17が固定されており、ユニット1を筐体3に固定する際には、この取付ボルト17が用いられる。なお、底板23に取付ボルト17が固定されていると、筐体3の内側からナットを螺合させようとした場合でも、取付ボルト17が共回りしないため、螺合が容易となる。
As understood from FIGS. 3 and 4, the
図5に示すように、本体ベース12は取付金具16が取り付けられて使用される。取付金具16は図6に示すように、一枚板を屈曲させて形成させている。より詳しくは、取付金具16の一端がカバー支持部24となるように形成され、他端が換気扇13を支持する換気扇支持部25となるように屈曲されている。なお、換気扇支持部25には、換気扇13を固定する際に使用される換気扇固定孔26が設けられている。
As shown in FIG. 5, the
次に本体ベース12に取り付けられるルーバー部材14について説明する。ルーバー部材14は、本体ベース12に取り付けられるものであり、本体ベース12と接する、本体ベース取付け部51を備えている。また、図7に示すように、複数のスリット52が形成されたルーバー部53を備えている。このルーバー部53は換気扇13から送られてきた筐体3内の空気を外部に放出することができる部位である。また、このルーバー部53は、ユニット1内に異物が侵入することを抑制するように機能する。
Next, the
実施形態のルーバー部材14は筐体3に接する突出部11を備えており、突出部11に備えられた帯状の当接面54が筐体3に当接可能となっている。ルーバー部材14に突出部11を設ければ、部品点数の削減ができ、組立作業の作業性も良くなる。また、実施形態のルーバー部材14はカバー15に接するカバー取付け部55を備えており、カバー取付け部55に設けられた孔部56を用いてカバー15を固定することができる。図8に示すことから理解されるように、概略直線状に形成されたルーバー部材14は開口部31の四辺に沿って配置される。なお、本体ベース12にルーバー部材14と取付金具16が固定されると図9に示すようになり、更に換気扇13が取り付けられると図10に示すようになる。また、この状態からカバー15を取り付けてねじ部材で固定すると図11に示すようになる。
The
図12及び図13に示すことから理解されるように、実施形態においては、ユニット1と筐体3の間に介在するパッキン4よりも外周側で突出部11が突出した構造としている。このため突出部11を設けても、筐体3の開口部31を突出部11が塞ぐことは無く、筐体3内の熱対策に支障が出ない。また、突出部11が帯状の当接面54を備えた構造としている。このため、帯状の当接面54がパッキン4を覆い、太陽光などによる外部環境からの劣化を低減することができる。また、帯状の当接面54の存在により、ユニット1内に水が浸入することをより防ぐことができる。
As can be understood from FIG. 12 and FIG. 13, in the embodiment, the protruding
また、図13に示すことから理解されるように、実施形態においては、帯状の当接面54とパッキン4の間に、排水可能な溝部57を設けた取り付け構造としている。このため、筐体3と当接面54の隙間から水が侵入しても、溝部57を通ることになり、溝部57よりも水の浸入が困難なパッキン4側には、水が侵入しにくくなる。なお、ルーバー部材14同士の間には隙間があり、溝部57に入った水もこの隙間から外部に排出され得るようになっている。すなわち、実施形態においては、ルーバー部材14を矩形状に配置しているため、ルーバー部材14で区画した四隅から溝部57に入った水が排出し得る構造となっている。
As can be understood from FIG. 13, in the embodiment, a mounting structure is provided in which a
また、図示はしないが、帯状の当接面54に排水可能な切り欠きを設けた構成としても良い。例えば、一枚板で形成されたルーバー部材14の当接面54に短手方向の端部から溝部57まで延びる切り欠きを設けることで、侵入した水が排出され得る部位に至るまでの距離を短くすることができる。侵入した水が排出され得る部位に至るまでの距離を短くするには、他の手段を採用することもできる。例えば、ルーバー部材14の長さを短くし、互いのルーバー部材14の間に排水可能なスペースを設けるように配置すれば良い。より具体的には、開口部31の一辺に沿うように配置するルーバー部材14を複数として、上記したように配置すれば、ルーバー部材14で区画した四隅とは異なる場所から溝部57に入った水が排出し得る構造とすることができる。
Although not shown, the belt-
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、当接部を本体ベースに設けることも可能である。 As described above, the present invention has been described by taking the embodiment as an example. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various aspects can be adopted. For example, the contact portion can be provided on the main body base.
また、開口部は天面に設けずに、側面に設けることも可能である。 In addition, the opening can be provided on the side surface without being provided on the top surface.
1 ユニット
3 筐体
4 パッキン
10 電気機器収納用箱
11 突出部
54 当接面
57 溝部
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